JPH11354744A - 半導体メモリ装置 - Google Patents
半導体メモリ装置Info
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- JPH11354744A JPH11354744A JP10160936A JP16093698A JPH11354744A JP H11354744 A JPH11354744 A JP H11354744A JP 10160936 A JP10160936 A JP 10160936A JP 16093698 A JP16093698 A JP 16093698A JP H11354744 A JPH11354744 A JP H11354744A
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- 238000003491 array Methods 0.000 claims abstract description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/14—Word line organisation; Word line lay-out
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Dram (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワード線がメインワード線とサブワード線と
の2つの階層で構成されたDRAMを、より高速に動作
させる。 【解決手段】 メインワード線1〜6は複数のサブアレ
イB上を通過して配置される。サブワード線11〜34
は、各サブアレイB毎に複数本配置されると共に、対応
するサブワードドライバ61〜84により駆動される。
サブワード選択線41〜46は、前記メインワード線と
平行に配置された平行部分41a〜46aと、この平行
部分と直交する直交部分41b〜46bとから成る。前
記各サブワードドライバは、メインワード線1〜6の何
れか1本と、前記サブワード選択線の直交部分41b〜
46bの何れか1本により選択される。前記メインワー
ド線1〜6とサブワード選択線の平行部分41a〜46
との間では、信号伝搬の遅延差が極めて少なくなり、そ
の分、DRAMの高速動作が実現される。
の2つの階層で構成されたDRAMを、より高速に動作
させる。 【解決手段】 メインワード線1〜6は複数のサブアレ
イB上を通過して配置される。サブワード線11〜34
は、各サブアレイB毎に複数本配置されると共に、対応
するサブワードドライバ61〜84により駆動される。
サブワード選択線41〜46は、前記メインワード線と
平行に配置された平行部分41a〜46aと、この平行
部分と直交する直交部分41b〜46bとから成る。前
記各サブワードドライバは、メインワード線1〜6の何
れか1本と、前記サブワード選択線の直交部分41b〜
46bの何れか1本により選択される。前記メインワー
ド線1〜6とサブワード選択線の平行部分41a〜46
との間では、信号伝搬の遅延差が極めて少なくなり、そ
の分、DRAMの高速動作が実現される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリ装置、
特に、ダイナミックランダムアクセスメモリ(以下、D
RAMという)の改良に関する。
特に、ダイナミックランダムアクセスメモリ(以下、D
RAMという)の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAMの高集積化に対する微細
化に伴い、ワード線の選択方式として、金属配線のピッ
チの緩和を行う階層化ワード線方式が実施されている。
この階層化ワード線方式の一例としては、"A 29-ns 64-
Mb DRAM with Hierarchical Array Architecture" IEEE
J.Solid State Circuits,Vol.31(1996)pp.1302-1307が
ある。
化に伴い、ワード線の選択方式として、金属配線のピッ
チの緩和を行う階層化ワード線方式が実施されている。
この階層化ワード線方式の一例としては、"A 29-ns 64-
Mb DRAM with Hierarchical Array Architecture" IEEE
J.Solid State Circuits,Vol.31(1996)pp.1302-1307が
ある。
【0003】前記一例のDRAMでは、その図7に示さ
れるように、メモリセルアレイaは複数のサブアレイb
に分割される。同一行方向に並ぶサブアレイbはブロッ
クを構成し、複数個のブロック0、1…とされる。複数
本のメインワード線GWL(同図ではブロック0内の一
本のみを図示している)は、同一行の複数のサブアレイ
b上を通過する。これ等のメインワード線GWLは、所
定のアドレス信号により選択される図示しない行デコー
ダによって駆動される。サブワード選択線DXiは前記
メインワード線GWLと直交して配置される。これ等の
サブワード選択線DXiは、同一列方向に並ぶサブアレ
イbで共通に使用される。各サブワード選択線DXi
は、図中太線で示すように、複数本(例えば4本)から
成ると共に、数ビット(例えば2ビット)の共通のアド
レス信号により、複数本のうち1本が選択される。各々
選択された1本のメインワード線GWL及びサブワード
選択線DXiは、図示しない複数のサブワードドライバ
のうち1個を選択する。選択されたサブワードドライバ
は、図示しない複数のサブワード線のうち1本を駆動
し、これ等のサブワード線は各々メモリセルと接続され
る。
れるように、メモリセルアレイaは複数のサブアレイb
に分割される。同一行方向に並ぶサブアレイbはブロッ
クを構成し、複数個のブロック0、1…とされる。複数
本のメインワード線GWL(同図ではブロック0内の一
本のみを図示している)は、同一行の複数のサブアレイ
b上を通過する。これ等のメインワード線GWLは、所
定のアドレス信号により選択される図示しない行デコー
ダによって駆動される。サブワード選択線DXiは前記
メインワード線GWLと直交して配置される。これ等の
サブワード選択線DXiは、同一列方向に並ぶサブアレ
イbで共通に使用される。各サブワード選択線DXi
は、図中太線で示すように、複数本(例えば4本)から
成ると共に、数ビット(例えば2ビット)の共通のアド
レス信号により、複数本のうち1本が選択される。各々
選択された1本のメインワード線GWL及びサブワード
選択線DXiは、図示しない複数のサブワードドライバ
のうち1個を選択する。選択されたサブワードドライバ
は、図示しない複数のサブワード線のうち1本を駆動
し、これ等のサブワード線は各々メモリセルと接続され
る。
【0004】以下、前記従来のDRAMの動作を説明す
る。行アドレスが入力されると、何れか1個の行デコー
ダが選択されて、この行デコーダに接続された1本のメ
インワード線GWLが選択され、活性化される。一方、
前記メインワード線を選択する行アドレスとは異なる行
アドレスにより、複数のサブワード選択線のうち何れか
一本が選択され、活性化される。サブアレイで1本のメ
インワード線と1本のサブワード選択線が活性化される
と、図示しない1個のサブワードドライバが選択され、
この選択されたサブワードドライバに接続された1本の
サブワード線が選択されて活性化され、このサブワード
線に接続されたメモリセルの情報が読み出される。
る。行アドレスが入力されると、何れか1個の行デコー
ダが選択されて、この行デコーダに接続された1本のメ
インワード線GWLが選択され、活性化される。一方、
前記メインワード線を選択する行アドレスとは異なる行
アドレスにより、複数のサブワード選択線のうち何れか
一本が選択され、活性化される。サブアレイで1本のメ
インワード線と1本のサブワード選択線が活性化される
と、図示しない1個のサブワードドライバが選択され、
この選択されたサブワードドライバに接続された1本の
サブワード線が選択されて活性化され、このサブワード
線に接続されたメモリセルの情報が読み出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
階層化ワード線方式のDRAMでは、メインワード線の
活性化又は非活性化とサブワード選択線の活性化又は非
活性化との間に、所定のタイミングマージンが必要であ
る。これを以下具体的に説明する。即ち、NMOS型ト
ランジスタのみで構成されたサブワードドライバでは、
サブワード線の電圧レベルを昇圧レベルにまで活性化す
るために、セルフブースト回路方式が採用される。この
セルフブースト回路方式では、メインワード線の選択に
よりサブワードドライバのゲート電圧が上昇し、このゲ
ート電圧が十分に昇圧レベルに達すれば、この時点でサ
ブワード選択線を活性化する必要がある。従って、メイ
ンワード線の活性化とサブワード選択線の活性化との間
には、セルフブーストを行うためのタイミングマージン
が必要である。また、サブワードドライバでは、前記N
MOS型トランジスタのみで構成される場合、NMOS
型及びPMOS型の両トランジスタで構成されたCMO
Sタイプの何れの場合であっても、サブワード線の非活
性化の際に、サブワード線とグランドとの間のNMOS
トランジスタのON動作のみではなく、サブワード選択
線とサブワード線との間のMOSトランジスタをサブワ
ード選択線の非活性化によりOFF動作させる方が、サ
ブワード線の非活性化動作をより高速に行うことが可能
である。ここで、サブワード選択線の非活性化によるサ
ブワード線の非活性化を有効にするためには、サブワー
ド選択線の非活性化の後にメインワード線を非活性化す
る必要、即ち、サブワード選択線の非活性化とメインワ
ード線の非活性化との間にタイミングマージンをとる必
要がある。
階層化ワード線方式のDRAMでは、メインワード線の
活性化又は非活性化とサブワード選択線の活性化又は非
活性化との間に、所定のタイミングマージンが必要であ
る。これを以下具体的に説明する。即ち、NMOS型ト
ランジスタのみで構成されたサブワードドライバでは、
サブワード線の電圧レベルを昇圧レベルにまで活性化す
るために、セルフブースト回路方式が採用される。この
セルフブースト回路方式では、メインワード線の選択に
よりサブワードドライバのゲート電圧が上昇し、このゲ
ート電圧が十分に昇圧レベルに達すれば、この時点でサ
ブワード選択線を活性化する必要がある。従って、メイ
ンワード線の活性化とサブワード選択線の活性化との間
には、セルフブーストを行うためのタイミングマージン
が必要である。また、サブワードドライバでは、前記N
MOS型トランジスタのみで構成される場合、NMOS
型及びPMOS型の両トランジスタで構成されたCMO
Sタイプの何れの場合であっても、サブワード線の非活
性化の際に、サブワード線とグランドとの間のNMOS
トランジスタのON動作のみではなく、サブワード選択
線とサブワード線との間のMOSトランジスタをサブワ
ード選択線の非活性化によりOFF動作させる方が、サ
ブワード線の非活性化動作をより高速に行うことが可能
である。ここで、サブワード選択線の非活性化によるサ
ブワード線の非活性化を有効にするためには、サブワー
ド選択線の非活性化の後にメインワード線を非活性化す
る必要、即ち、サブワード選択線の非活性化とメインワ
ード線の非活性化との間にタイミングマージンをとる必
要がある。
【0006】しかしながら、前記従来の階層化ワード線
方式のDRAMでは、複数のサブアレイに対して、メイ
ンワード線とサブワード選択線とが直交する方向に配置
されており、このため、例えばメインワード線の始端
(信号源であるデコーダ側)から遠く離れたサブアレイ
を活性化する際には、このサブアレイがサブワード選択
線の始端に近くに位置していても、このサブアレイでメ
インワード線が活性化した後にサブワード選択線が活性
化するように、サブワード選択線の活性化を大きく遅ら
せる必要がある。その結果、メインワード線の活性化と
サブワード選択線の活性化との間に大きなタイミングマ
ージンを必要とする。その結果、この大きなタイミング
マージンがDRAMのアクセス時間を長くし、DRAM
の高速動作を阻害する。メインワード線の活性化とサブ
ワード選択線の非活性化との間のタイミングマージンに
ついても上記と同様である。
方式のDRAMでは、複数のサブアレイに対して、メイ
ンワード線とサブワード選択線とが直交する方向に配置
されており、このため、例えばメインワード線の始端
(信号源であるデコーダ側)から遠く離れたサブアレイ
を活性化する際には、このサブアレイがサブワード選択
線の始端に近くに位置していても、このサブアレイでメ
インワード線が活性化した後にサブワード選択線が活性
化するように、サブワード選択線の活性化を大きく遅ら
せる必要がある。その結果、メインワード線の活性化と
サブワード選択線の活性化との間に大きなタイミングマ
ージンを必要とする。その結果、この大きなタイミング
マージンがDRAMのアクセス時間を長くし、DRAM
の高速動作を阻害する。メインワード線の活性化とサブ
ワード選択線の非活性化との間のタイミングマージンに
ついても上記と同様である。
【0007】本発明は前記従来の欠点を改善するもので
あり、その目的は、DRAM等の半導体メモリ装置にお
いて、メインワード線とサブワード選択線との信号の伝
搬の遅延時間を減少させることにより、高速に動作する
半導体メモリ装置を提供することにある。
あり、その目的は、DRAM等の半導体メモリ装置にお
いて、メインワード線とサブワード選択線との信号の伝
搬の遅延時間を減少させることにより、高速に動作する
半導体メモリ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明では、サブワード選択線の一部をメインワー
ド線と平行に配置する。これにより、この両配線が平行
な部分において、各配線を伝搬する信号の伝搬遅延差を
減少させて、全体として、メインワード線とサブワード
選択線との間の信号のタイミングマージンとしては、ほ
とんど各サブアレイ内で確保すべきタイミングマージン
のみを考慮すれば良いようにして、DRAMの高速動作
を実現する。
に、本発明では、サブワード選択線の一部をメインワー
ド線と平行に配置する。これにより、この両配線が平行
な部分において、各配線を伝搬する信号の伝搬遅延差を
減少させて、全体として、メインワード線とサブワード
選択線との間の信号のタイミングマージンとしては、ほ
とんど各サブアレイ内で確保すべきタイミングマージン
のみを考慮すれば良いようにして、DRAMの高速動作
を実現する。
【0009】即ち、請求項1記載の発明の半導体メモリ
装置は、複数のサブアレイに分割されたメモリセルアレ
イと、前記複数のサブアレイのうち同一行に位置する複
数のサブアレイ上を通過する複数のメインワード線と、
複数のサブワード選択線と、前記各サブアレイ毎に複数
備えられ、前記メインワード線の所定の1本及び前記サ
ブワード選択線の所定の1本で選択されるサブワードド
ライバと、前記各サブワードドライバに対応して設けら
れ、対応するサブワードドライバにより駆動されると共
に、所定のメモリセルに接続される複数のサブワード線
とを備えた半導体メモリ装置において、前記複数のサブ
ワード選択線は、前記同一行に位置する複数のサブアレ
イをブロックとして、各ブロック毎に複数備えられると
共に、各サブワード選択線は、前記メインワード線に対
して平行に配置された平行部分と、この平行部分に接続
され、且つ前記メインワード線に対して直交し、前記サ
ブアレイ毎に配置された複数の直交部分とを有すること
を特徴とする。
装置は、複数のサブアレイに分割されたメモリセルアレ
イと、前記複数のサブアレイのうち同一行に位置する複
数のサブアレイ上を通過する複数のメインワード線と、
複数のサブワード選択線と、前記各サブアレイ毎に複数
備えられ、前記メインワード線の所定の1本及び前記サ
ブワード選択線の所定の1本で選択されるサブワードド
ライバと、前記各サブワードドライバに対応して設けら
れ、対応するサブワードドライバにより駆動されると共
に、所定のメモリセルに接続される複数のサブワード線
とを備えた半導体メモリ装置において、前記複数のサブ
ワード選択線は、前記同一行に位置する複数のサブアレ
イをブロックとして、各ブロック毎に複数備えられると
共に、各サブワード選択線は、前記メインワード線に対
して平行に配置された平行部分と、この平行部分に接続
され、且つ前記メインワード線に対して直交し、前記サ
ブアレイ毎に配置された複数の直交部分とを有すること
を特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体メモリ装置において、前記複数のメインワード
線に対して直交する方向に配列され、これ等メインワー
ド線を駆動する複数の行デコーダと、前記行デコーダの
配列方向と同一方向に配列されると共に各ブロック別に
設けられ、自己のブロック内の前記複数のサブワード選
択線のうち1本を選択して駆動する複数のサブワード選
択回路とを備えることを特徴とする。
の半導体メモリ装置において、前記複数のメインワード
線に対して直交する方向に配列され、これ等メインワー
ド線を駆動する複数の行デコーダと、前記行デコーダの
配列方向と同一方向に配列されると共に各ブロック別に
設けられ、自己のブロック内の前記複数のサブワード選
択線のうち1本を選択して駆動する複数のサブワード選
択回路とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、前記請求項2記載
の半導体メモリ装置において、各ブロックのサブワード
選択回路は、アドレス信号により選択され、前記アドレ
ス信号は、複数のブロックのうち1つを選択する信号及
び同一ブロック内の複数のサブワード選択線のうち1本
を選択する信号より成ることを特徴とする。
の半導体メモリ装置において、各ブロックのサブワード
選択回路は、アドレス信号により選択され、前記アドレ
ス信号は、複数のブロックのうち1つを選択する信号及
び同一ブロック内の複数のサブワード選択線のうち1本
を選択する信号より成ることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、前記請求項1、2
又は3記載の半導体メモリ装置において、各メモリセル
に記憶された信号を増幅する複数のセンスアンプの配列
を各サブアレイ毎に有し、前記各サブワード選択線の前
記平行部分は、前記センスアンプ列上に配置されること
を特徴とする。
又は3記載の半導体メモリ装置において、各メモリセル
に記憶された信号を増幅する複数のセンスアンプの配列
を各サブアレイ毎に有し、前記各サブワード選択線の前
記平行部分は、前記センスアンプ列上に配置されること
を特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明の半導体メモリ装置
は、複数のサブアレイに分割されたメモリセルアレイ
と、前記複数のサブアレイのうち同一行に位置する複数
のサブアレイ上を通過する複数のメインワード線と、複
数のサブワード選択線と、前記各サブアレイ毎に複数備
えられ、前記メインワード線の所定の1本及び前記サブ
ワード選択線の所定の1本で選択されるサブワードドラ
イバと、前記各サブワードドライバに対応して設けら
れ、対応するサブワードドライバにより駆動されると共
に、所定のメモリセルに接続される複数のサブワード線
とを備えた半導体メモリ装置において、前記複数のサブ
ワード選択線は、前記同一行に位置する複数のサブアレ
イをブロックとして、各ブロック毎に複数備えられると
共に、各サブワード選択線は、前記メインワード線に対
して平行に配置された主サブワード選択線と、前記主サ
ブワード選択線の駆動に応じて駆動されると共に、前記
メインワード線に対して直交し、且つ前記サブアレイ毎
に複数設けられ、前記複数のサブワードドライバに接続
された複数の副サブワード選択線とを有することを特徴
とする。
は、複数のサブアレイに分割されたメモリセルアレイ
と、前記複数のサブアレイのうち同一行に位置する複数
のサブアレイ上を通過する複数のメインワード線と、複
数のサブワード選択線と、前記各サブアレイ毎に複数備
えられ、前記メインワード線の所定の1本及び前記サブ
ワード選択線の所定の1本で選択されるサブワードドラ
イバと、前記各サブワードドライバに対応して設けら
れ、対応するサブワードドライバにより駆動されると共
に、所定のメモリセルに接続される複数のサブワード線
とを備えた半導体メモリ装置において、前記複数のサブ
ワード選択線は、前記同一行に位置する複数のサブアレ
イをブロックとして、各ブロック毎に複数備えられると
共に、各サブワード選択線は、前記メインワード線に対
して平行に配置された主サブワード選択線と、前記主サ
ブワード選択線の駆動に応じて駆動されると共に、前記
メインワード線に対して直交し、且つ前記サブアレイ毎
に複数設けられ、前記複数のサブワードドライバに接続
された複数の副サブワード選択線とを有することを特徴
とする。
【0014】請求項6記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体メモリ装置において、前記複数のメインワード
線に対して直交する方向に配列され、これ等メインワー
ド線を駆動する複数の行デコーダと、前記行デコーダの
配列方向と同一方向に配列されると共に各ブロック別に
設けられ、自己のブロック内の前記複数のサブワード選
択線のうち1本の前記主サブワード選択線を選択して駆
動する複数のサブワード選択回路とを備えることを特徴
とする。
の半導体メモリ装置において、前記複数のメインワード
線に対して直交する方向に配列され、これ等メインワー
ド線を駆動する複数の行デコーダと、前記行デコーダの
配列方向と同一方向に配列されると共に各ブロック別に
設けられ、自己のブロック内の前記複数のサブワード選
択線のうち1本の前記主サブワード選択線を選択して駆
動する複数のサブワード選択回路とを備えることを特徴
とする。
【0015】請求項7記載の発明は、前記請求項6記載
の半導体メモリ装置において、各ブロックのサブワード
選択回路は、アドレス信号により選択され、前記アドレ
ス信号は、複数のブロックのうち1つを選択する信号及
び同一ブロック内の複数のサブワード選択線のうち1本
を選択する信号より成ることを特徴とする。
の半導体メモリ装置において、各ブロックのサブワード
選択回路は、アドレス信号により選択され、前記アドレ
ス信号は、複数のブロックのうち1つを選択する信号及
び同一ブロック内の複数のサブワード選択線のうち1本
を選択する信号より成ることを特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明は、前記請求項5、6
又は7記載の半導体メモリ装置において、各メモリセル
に記憶された信号を増幅する複数のセンスアンプの配列
を各サブアレイ毎に有し、前記各サブワード選択線の前
記主サブワード選択線は、前記センスアンプ列上に配置
されることを特徴とする。
又は7記載の半導体メモリ装置において、各メモリセル
に記憶された信号を増幅する複数のセンスアンプの配列
を各サブアレイ毎に有し、前記各サブワード選択線の前
記主サブワード選択線は、前記センスアンプ列上に配置
されることを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明は、前記請求項6記載
の半導体メモリ装置において、前記複数の主サブワード
選択線に対応して設けられ、対応する主サブワード選択
線によって選択されると共に、各サブアレイ毎に設けら
れたサブワード選択線ドライバを有し、前記各サブワー
ド選択線ドライバは、対応するサブアレイの前記副サブ
ワード選択線を駆動することを特徴とする。
の半導体メモリ装置において、前記複数の主サブワード
選択線に対応して設けられ、対応する主サブワード選択
線によって選択されると共に、各サブアレイ毎に設けら
れたサブワード選択線ドライバを有し、前記各サブワー
ド選択線ドライバは、対応するサブアレイの前記副サブ
ワード選択線を駆動することを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明は、前記請求項9記
載の半導体メモリ装置において、各メモリセルに記憶さ
れた信号を増幅する複数のセンスアンプの配列を各サブ
アレイ毎に有し、前記複数のサブワード選択線ドライバ
は、自己のサブアレイの前記センスアンプ列と前記複数
のサブワードドライバの配列との交差点に配置されるこ
とを特徴とする。
載の半導体メモリ装置において、各メモリセルに記憶さ
れた信号を増幅する複数のセンスアンプの配列を各サブ
アレイ毎に有し、前記複数のサブワード選択線ドライバ
は、自己のサブアレイの前記センスアンプ列と前記複数
のサブワードドライバの配列との交差点に配置されるこ
とを特徴とする。
【0019】請求項11記載の発明は、前記請求項9記
載の半導体メモリ装置において、前記各サブワード選択
線ドライバは、前記主サブワード選択線の信号レベルを
昇圧するレベルシフト回路を含み、前記レベルシフト回
路により、対応する前記副サブワード選択線の信号レベ
ルを前記主サブワード選択線の信号レベルよりも高くす
ることを特徴とする。
載の半導体メモリ装置において、前記各サブワード選択
線ドライバは、前記主サブワード選択線の信号レベルを
昇圧するレベルシフト回路を含み、前記レベルシフト回
路により、対応する前記副サブワード選択線の信号レベ
ルを前記主サブワード選択線の信号レベルよりも高くす
ることを特徴とする。
【0020】以上の構成により、請求項1ないし請求項
11記載の発明の半導体メモリ装置では、各サブワード
選択線が、その平行部分又は主サブワード選択線におい
て、メインワード線に対して平行に配置されるので、こ
の部分についてはこの各配線を伝搬する信号の伝搬遅延
時間をさほど考慮する必要がない。従って、どの位置に
あるサブアレイに対しても、メインワード線とサブワー
ド選択線との間の信号伝搬の遅延時間差が減少し、メイ
ンワード線とサブワード選択線との間の信号のタイミン
グマージンとしては、ほとんど各メモリサブアレイ内で
確保されるべきタイミングマージンのみを確保すれば良
く、従来のように配線の始端から最も遠い位置のサブア
レイで確保されるべき長いタイミングマージンを確保す
る必要がなく、従来よりも高速動作するDRAMが実現
される。
11記載の発明の半導体メモリ装置では、各サブワード
選択線が、その平行部分又は主サブワード選択線におい
て、メインワード線に対して平行に配置されるので、こ
の部分についてはこの各配線を伝搬する信号の伝搬遅延
時間をさほど考慮する必要がない。従って、どの位置に
あるサブアレイに対しても、メインワード線とサブワー
ド選択線との間の信号伝搬の遅延時間差が減少し、メイ
ンワード線とサブワード選択線との間の信号のタイミン
グマージンとしては、ほとんど各メモリサブアレイ内で
確保されるべきタイミングマージンのみを確保すれば良
く、従来のように配線の始端から最も遠い位置のサブア
レイで確保されるべき長いタイミングマージンを確保す
る必要がなく、従来よりも高速動作するDRAMが実現
される。
【0021】また、特に請求項4及び請求項8に記載の
発明の半導体メモリ装置では、サブワード選択線のうち
その平行部分及び主サブワード選択線が、余裕空間のあ
るセンスアンプ列上に配置されるので、レイアウト面積
の増加を招かずにサブワード選択線を配置できる。
発明の半導体メモリ装置では、サブワード選択線のうち
その平行部分及び主サブワード選択線が、余裕空間のあ
るセンスアンプ列上に配置されるので、レイアウト面積
の増加を招かずにサブワード選択線を配置できる。
【0022】更に、請求項9記載の発明の半導体メモリ
装置では、各サブワード選択線において、主サブワード
選択線と副サブワード選択線との間にサブワード選択線
ドライバが配置されて、主サブワード選択線がメインワ
ード線とほぼ同一長となるので、メインワード線と、こ
れと平行な主サブワード選択線との信号負荷が近似し、
これにより、メインワード線と主サブワード選択線との
間の信号伝搬の遅延時間がより一層に近似して、メイン
ワード線とサブワード選択線との信号間で確保すべきタ
イミングマージンをより一層短くでき、DRAMのより
一層の高速動作が実現される。
装置では、各サブワード選択線において、主サブワード
選択線と副サブワード選択線との間にサブワード選択線
ドライバが配置されて、主サブワード選択線がメインワ
ード線とほぼ同一長となるので、メインワード線と、こ
れと平行な主サブワード選択線との信号負荷が近似し、
これにより、メインワード線と主サブワード選択線との
間の信号伝搬の遅延時間がより一層に近似して、メイン
ワード線とサブワード選択線との信号間で確保すべきタ
イミングマージンをより一層短くでき、DRAMのより
一層の高速動作が実現される。
【0023】加えて、本発明の請求項10記載の発明の
半導体メモリ装置では、サブワード選択線ドライバがセ
ンスアンプ列とサブワードドライバ列との交差点の余裕
空間に配置されるので、レイアウト面積の増加を招かず
にサブワード選択線ドライバを配置することができる。
半導体メモリ装置では、サブワード選択線ドライバがセ
ンスアンプ列とサブワードドライバ列との交差点の余裕
空間に配置されるので、レイアウト面積の増加を招かず
にサブワード選択線ドライバを配置することができる。
【0024】また、本発明の請求項11記載の発明の半
導体メモリ装置では、副サブワード選択線の信号レベ
ル、即ちサブワード線の信号レベル、がサブワード選択
線ドライバに含むレベルシフト回路により得られるの
で、主サブワード選択線の信号レベルは前記サブワード
線の信号レベル未満の電圧とすることができ、従って、
主サブワード選択線の活性化及び非活性化の動作に消費
する電流が減少し、DRAMの低消費電力化が実現され
る。
導体メモリ装置では、副サブワード選択線の信号レベ
ル、即ちサブワード線の信号レベル、がサブワード選択
線ドライバに含むレベルシフト回路により得られるの
で、主サブワード選択線の信号レベルは前記サブワード
線の信号レベル未満の電圧とすることができ、従って、
主サブワード選択線の活性化及び非活性化の動作に消費
する電流が減少し、DRAMの低消費電力化が実現され
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0026】(第1の実施の形態)図1及び図2は本発
明の半導体メモリ装置の回路図を示し、図1は概略図
を、図2は詳細図を示す。図1及び図2において、メモ
リセルアレイAは複数のサブアレイBに分割される。同
一行方向に並ぶサブアレイBはブロックを構成し、複数
個のブロック0、1…とされる。複数本のメインワード
線1〜6は、同一行の複数のサブアレイB上を通過す
る。複数個の行デコーダ51〜56は列方向に並び、各
ブロック別に行デコーダ列101、102を構成する。
各ブロック別に1個の行デコーダが選択されると、この
行デコーダに接続される1本の前記メインワード線が駆
動される。各サブアレイBの上方には、センスアンプ列
131〜136が配置される。
明の半導体メモリ装置の回路図を示し、図1は概略図
を、図2は詳細図を示す。図1及び図2において、メモ
リセルアレイAは複数のサブアレイBに分割される。同
一行方向に並ぶサブアレイBはブロックを構成し、複数
個のブロック0、1…とされる。複数本のメインワード
線1〜6は、同一行の複数のサブアレイB上を通過す
る。複数個の行デコーダ51〜56は列方向に並び、各
ブロック別に行デコーダ列101、102を構成する。
各ブロック別に1個の行デコーダが選択されると、この
行デコーダに接続される1本の前記メインワード線が駆
動される。各サブアレイBの上方には、センスアンプ列
131〜136が配置される。
【0027】複数本のサブワード選択線41〜46は、
前記各ブロック内でメインワード線1〜6の上方に配置
される。本実施の形態では、各ブロック毎に2本のサブ
ワード選択線が設けられる。各サブワード選択線41〜
46は、メインワード線1〜6と平行に配置された部分
41a〜46aと、この平行部分に接続され且つメイン
ワード線1〜6と直交して各サブアレイ別に配置された
部分41b〜46bとから成る。前記平行部分41a〜
46aは前記自己のブロックのセンスアンプ列131〜
136上に配置され、前記直交部分41b〜46bは、
自己のブロック内の後述するサブドライバ列111〜1
14上に配置される。サブワード選択回路91〜93
は、サブアレイ毎に1個設けられる。このサブワード選
択回路91〜93は、前記行デコーダと同一方向に配置
され、自己のサブアレイ内のサブワード選択線のうち1
本を駆動する。
前記各ブロック内でメインワード線1〜6の上方に配置
される。本実施の形態では、各ブロック毎に2本のサブ
ワード選択線が設けられる。各サブワード選択線41〜
46は、メインワード線1〜6と平行に配置された部分
41a〜46aと、この平行部分に接続され且つメイン
ワード線1〜6と直交して各サブアレイ別に配置された
部分41b〜46bとから成る。前記平行部分41a〜
46aは前記自己のブロックのセンスアンプ列131〜
136上に配置され、前記直交部分41b〜46bは、
自己のブロック内の後述するサブドライバ列111〜1
14上に配置される。サブワード選択回路91〜93
は、サブアレイ毎に1個設けられる。このサブワード選
択回路91〜93は、前記行デコーダと同一方向に配置
され、自己のサブアレイ内のサブワード選択線のうち1
本を駆動する。
【0028】各サブアレイBには、複数個のサブワード
ドライバ61〜84が配置され、サブワードドライバ列
111〜114を構成する。各サブワードドライバ61
〜84は、自己のサブアレイB内で、所定の各1本のメ
インワード線及びサブワード選択線とに接続され、この
接続された2本の線が共に駆動された時に活性化されて
選択される。更に、各サブアレイBには、前記サブワー
ドドライバの個数と同数のサブワード線11〜34が設
けられる。これ等のサブワード線は対応する前記サブワ
ードドライバに接続され、対応するサブワードドライバ
が選択された時にこのサブワードドライバにより駆動さ
れる。前記各サブワード線11〜34には、図示しない
メモリセルと接続される。
ドライバ61〜84が配置され、サブワードドライバ列
111〜114を構成する。各サブワードドライバ61
〜84は、自己のサブアレイB内で、所定の各1本のメ
インワード線及びサブワード選択線とに接続され、この
接続された2本の線が共に駆動された時に活性化されて
選択される。更に、各サブアレイBには、前記サブワー
ドドライバの個数と同数のサブワード線11〜34が設
けられる。これ等のサブワード線は対応する前記サブワ
ードドライバに接続され、対応するサブワードドライバ
が選択された時にこのサブワードドライバにより駆動さ
れる。前記各サブワード線11〜34には、図示しない
メモリセルと接続される。
【0029】前記各サブワードドライバ61の内部構成
を図3に示す。図3はNMOS型のトランジスタで構成
した例を示す。他のドライバ62〜84も同一の内部構
成を持つ。図3のサブワードドライバ61は、直列接続
された第1及び第2のNMOS型トランジスタ61a、
61bを持ち、その接続点は出力点としてサブワード線
11に接続される。第1のトランジスタ61aにはサブ
ワード選択線42が接続されると共に、そのゲートには
第3のNMOS型トランジスタ61cを経てメインワー
ド線1が接続される。前記第2のトランジスタ61bは
接地されると共に、そのゲートに前記サブワード線42
の電圧の反転電圧が印可される。前記第3のトランジス
タ61cのゲートには高電圧VPPが印可される。また、
第4のNMOS型トランジスタ61dを有し、このトラ
ンジスタ61dは前記メインワード線1と前記出力点と
に接続されると共に、そのゲートは前記サブワード選択
線42に接続される。
を図3に示す。図3はNMOS型のトランジスタで構成
した例を示す。他のドライバ62〜84も同一の内部構
成を持つ。図3のサブワードドライバ61は、直列接続
された第1及び第2のNMOS型トランジスタ61a、
61bを持ち、その接続点は出力点としてサブワード線
11に接続される。第1のトランジスタ61aにはサブ
ワード選択線42が接続されると共に、そのゲートには
第3のNMOS型トランジスタ61cを経てメインワー
ド線1が接続される。前記第2のトランジスタ61bは
接地されると共に、そのゲートに前記サブワード線42
の電圧の反転電圧が印可される。前記第3のトランジス
タ61cのゲートには高電圧VPPが印可される。また、
第4のNMOS型トランジスタ61dを有し、このトラ
ンジスタ61dは前記メインワード線1と前記出力点と
に接続されると共に、そのゲートは前記サブワード選択
線42に接続される。
【0030】NMOS型トランジスタで構成された図3
の前記サブワードドライバ回路61〜84の動作を説明
する。サブワード線11に高電圧VPPを供給するために
は、第1のNMOSトランジスタ61aのゲート電圧を
前記高電圧VPPよりも十分に高い電圧に上げる必要があ
る。サブワードドライバ回路61〜84の正常動作で
は、図4(a)に示すように、先ずメインワード線1を
活性化して第1のトランジスタ61aのゲート電圧を上
げ、その後、サブワード選択線42を活性化する。これ
により、第1のトランジスタ61aは、そのゲート-ソ
ース間の容量結合でもって自己の前記ゲート電圧を高電
圧VPPを越える電圧にセルフブートするので、サブワー
ド選択線42の電圧(高電圧VPP)がサブワード線11
にそのまま供給されて、サブワード線11の電位は高電
圧VPPにまで上がる。一方、メインワード線1の活性化
のタイミングとサブワード選択線42の活性化のタイミ
ングとの間のタイミングマージンが十分でない場合に
は、同図(b)に示すように、メインワード線1の活性
化による第1のトランジスタ61aのゲート電圧の上昇
が十分に行われない段階で、サブワード選択線42が活
性化して第1のトランジスタ61aのセルフブートが開
始され、その結果、第1のトランジスタ61aのゲート
電圧が十分に昇圧されず、サブワード選択線42の高電
圧VPPはそのままではサブワード線11に供給されず、
サブワード線11の電位は高電圧VPPにまで上昇しな
い。本実施の形態では、前記タイミングマージンが十分
確保されて、サブワードドライバ回路61〜84は常に
正常動作する。この理由の詳細については後述する。
の前記サブワードドライバ回路61〜84の動作を説明
する。サブワード線11に高電圧VPPを供給するために
は、第1のNMOSトランジスタ61aのゲート電圧を
前記高電圧VPPよりも十分に高い電圧に上げる必要があ
る。サブワードドライバ回路61〜84の正常動作で
は、図4(a)に示すように、先ずメインワード線1を
活性化して第1のトランジスタ61aのゲート電圧を上
げ、その後、サブワード選択線42を活性化する。これ
により、第1のトランジスタ61aは、そのゲート-ソ
ース間の容量結合でもって自己の前記ゲート電圧を高電
圧VPPを越える電圧にセルフブートするので、サブワー
ド選択線42の電圧(高電圧VPP)がサブワード線11
にそのまま供給されて、サブワード線11の電位は高電
圧VPPにまで上がる。一方、メインワード線1の活性化
のタイミングとサブワード選択線42の活性化のタイミ
ングとの間のタイミングマージンが十分でない場合に
は、同図(b)に示すように、メインワード線1の活性
化による第1のトランジスタ61aのゲート電圧の上昇
が十分に行われない段階で、サブワード選択線42が活
性化して第1のトランジスタ61aのセルフブートが開
始され、その結果、第1のトランジスタ61aのゲート
電圧が十分に昇圧されず、サブワード選択線42の高電
圧VPPはそのままではサブワード線11に供給されず、
サブワード線11の電位は高電圧VPPにまで上昇しな
い。本実施の形態では、前記タイミングマージンが十分
確保されて、サブワードドライバ回路61〜84は常に
正常動作する。この理由の詳細については後述する。
【0031】前記各ブロックの行デコーダ51〜56
は、所定のアドレス信号、例えばブロックが16個でメ
インワード線が128本の場合には7ビットの行アドレ
ス信号(メインワード線選択信号)AX2〜AX8及び
4ビットの行アドレス信号(ブロック選択信号)AX9
〜AX12を受けて、全ブロックで1個選択され、接続
される1本のメインワード線を駆動する。また、各サブ
ワード選択回路91〜93は、他の所定のアドレス信
号、例えばブロックが16個でサブワード選択線が4本
の場合には、前記4ビットの行アドレス信号(ブロック
選択信号)AX9〜AX12及び2ビットの行アドレス
信号(サブワード選択線選択信号)AX0〜AX1を受
ける。従って、各サブワード選択回路91〜93は、駆
動される1本のメインワード線を含むブロックに対応す
る複数のサブワード選択線のうち1本を選択する。
は、所定のアドレス信号、例えばブロックが16個でメ
インワード線が128本の場合には7ビットの行アドレ
ス信号(メインワード線選択信号)AX2〜AX8及び
4ビットの行アドレス信号(ブロック選択信号)AX9
〜AX12を受けて、全ブロックで1個選択され、接続
される1本のメインワード線を駆動する。また、各サブ
ワード選択回路91〜93は、他の所定のアドレス信
号、例えばブロックが16個でサブワード選択線が4本
の場合には、前記4ビットの行アドレス信号(ブロック
選択信号)AX9〜AX12及び2ビットの行アドレス
信号(サブワード選択線選択信号)AX0〜AX1を受
ける。従って、各サブワード選択回路91〜93は、駆
動される1本のメインワード線を含むブロックに対応す
る複数のサブワード選択線のうち1本を選択する。
【0032】以上のように構成された半導体メモリ装置
について、以下、その動作を説明する。
について、以下、その動作を説明する。
【0033】DRAMに行アドレスが入力されると、1
個の行デコーダ(例えば51)が選択され、対応するメ
インワード線1が活性化される。また、選択された行デ
コーダ51と同一ブロックのサブワード選択回路91が
選択されると共に、この選択されたサブワード選択回路
91に接続される複数のサブワード選択線41、42の
中の一本(例えば41)が前記選択されたサブワード選
択回路91により活性化される。この選択されたサブワ
ード選択線41では、先ず、メインワード線1と平行に
配置された平行部分41では、メインワード線1とほぼ
同様の伝搬遅延で信号が伝搬する。
個の行デコーダ(例えば51)が選択され、対応するメ
インワード線1が活性化される。また、選択された行デ
コーダ51と同一ブロックのサブワード選択回路91が
選択されると共に、この選択されたサブワード選択回路
91に接続される複数のサブワード選択線41、42の
中の一本(例えば41)が前記選択されたサブワード選
択回路91により活性化される。この選択されたサブワ
ード選択線41では、先ず、メインワード線1と平行に
配置された平行部分41では、メインワード線1とほぼ
同様の伝搬遅延で信号が伝搬する。
【0034】その後、同一行のサブアレイB毎のサブワ
ードドライバ列111、113にて、メインワード線1
は図2下方に信号を伝搬し、サブワード選択線41の直
交部分41bも図2下方に信号を伝搬する。前記メイン
ワード線1とサブワード選択線41との活性化により、
各サブアレイB別に1個のサブワードドライバ62、7
4が選択されて、これに接続されたサブワード線12、
24が活性化して、これ等に接続されたメモリセルが選
択される。
ードドライバ列111、113にて、メインワード線1
は図2下方に信号を伝搬し、サブワード選択線41の直
交部分41bも図2下方に信号を伝搬する。前記メイン
ワード線1とサブワード選択線41との活性化により、
各サブアレイB別に1個のサブワードドライバ62、7
4が選択されて、これに接続されたサブワード線12、
24が活性化して、これ等に接続されたメモリセルが選
択される。
【0035】その際、各サブアレイB内でメインワード
線1とサブワード選択線41の直交部分41bとが各々
信号を図2下方に伝搬する遅延時間差は、サブアレイB
の領域内での信号伝搬であるので、非常に小さい。従っ
て、各サブアレイB内において、サブワードドライバ6
2、74までのメインワード線1とサブワード選択線4
1との間のタイミングマージンのみを確保するだけで、
行デコーダ51とサブワード選択回路91との信号のタ
イミング設計を行うことが可能である。以上、所定のメ
インワード線1及びサブワード選択線41を選択する場
合について説明したが、他のメインワード線及びサブワ
ード選択線を選択する場合の動作も上記と同様であるの
で、その説明を省略する。
線1とサブワード選択線41の直交部分41bとが各々
信号を図2下方に伝搬する遅延時間差は、サブアレイB
の領域内での信号伝搬であるので、非常に小さい。従っ
て、各サブアレイB内において、サブワードドライバ6
2、74までのメインワード線1とサブワード選択線4
1との間のタイミングマージンのみを確保するだけで、
行デコーダ51とサブワード選択回路91との信号のタ
イミング設計を行うことが可能である。以上、所定のメ
インワード線1及びサブワード選択線41を選択する場
合について説明したが、他のメインワード線及びサブワ
ード選択線を選択する場合の動作も上記と同様であるの
で、その説明を省略する。
【0036】サブワード線1を非活性化する場合の信号
伝搬の遅延時間差も上記と同様である。即ち、本実施の
形態では、サブワード選択線41〜46の平行部分41
a〜46aがメインワード線1〜6に平行に配置され、
メインワード線1〜6と直交するサブワード選択線41
〜46の直交部分41b〜46bは各サブアレイB内の
みに配置されるので、メインワード線1〜6の非活性化
とサブワード選択線41〜46の非活性化との間の信号
のタイミングマージンを小さくできる。従来では、メイ
ンワード線に直交するサブワード選択線が複数のサブア
レイを通過するため、メインワード線に直交する方向で
のサブワード選択線の信号の伝搬遅延が大きく、メイン
ワード線とサブワード選択線との信号のタイミングマー
ジンを大きくとるタイミング設計が必要であり、DRA
Mの動作がその分遅かったが、本実施の形態では前記小
さいタイミングマージンの設定により、DRAMの高速
動作が実現できる。
伝搬の遅延時間差も上記と同様である。即ち、本実施の
形態では、サブワード選択線41〜46の平行部分41
a〜46aがメインワード線1〜6に平行に配置され、
メインワード線1〜6と直交するサブワード選択線41
〜46の直交部分41b〜46bは各サブアレイB内の
みに配置されるので、メインワード線1〜6の非活性化
とサブワード選択線41〜46の非活性化との間の信号
のタイミングマージンを小さくできる。従来では、メイ
ンワード線に直交するサブワード選択線が複数のサブア
レイを通過するため、メインワード線に直交する方向で
のサブワード選択線の信号の伝搬遅延が大きく、メイン
ワード線とサブワード選択線との信号のタイミングマー
ジンを大きくとるタイミング設計が必要であり、DRA
Mの動作がその分遅かったが、本実施の形態では前記小
さいタイミングマージンの設定により、DRAMの高速
動作が実現できる。
【0037】また、サブワード選択線の平行部分41a
〜46aをセンスアンプ列131〜136上の空き空間
に配置するので、レイアウトの面積増加を抑えることが
可能である。
〜46aをセンスアンプ列131〜136上の空き空間
に配置するので、レイアウトの面積増加を抑えることが
可能である。
【0038】尚、図2では、サブワードドライバ列に入
るサブワード選択線(例えば41)を2本で構成した
が、4本、8本又は16本等にしても同様の効果が得ら
れ、本発明ではサブワード線の本数は限定されない。
るサブワード選択線(例えば41)を2本で構成した
が、4本、8本又は16本等にしても同様の効果が得ら
れ、本発明ではサブワード線の本数は限定されない。
【0039】(第2の実施の形態)図5は本発明の半導
体メモリ装置の第2の実施の形態を示す。同図におい
て、複数のサブワード選択線は、各々、メインワード線
1〜6と平行に配置された1本の主サブワード選択線1
41〜146と、各サブアレイB毎にサブワードドライ
バ列111〜114上に設けられ且つメインワード線1
〜6と直交して配置された複数本の副サブワード選択線
151〜158とから成る。各主サブワード選択線14
1〜146と各副サブワード選択線151〜158との
交点、即ちセンスアンプ列131〜136とサブワード
ドライバ列111〜114との各交差点には、各々、サ
ブワード選択線ドライバ161〜172が配置される。
体メモリ装置の第2の実施の形態を示す。同図におい
て、複数のサブワード選択線は、各々、メインワード線
1〜6と平行に配置された1本の主サブワード選択線1
41〜146と、各サブアレイB毎にサブワードドライ
バ列111〜114上に設けられ且つメインワード線1
〜6と直交して配置された複数本の副サブワード選択線
151〜158とから成る。各主サブワード選択線14
1〜146と各副サブワード選択線151〜158との
交点、即ちセンスアンプ列131〜136とサブワード
ドライバ列111〜114との各交差点には、各々、サ
ブワード選択線ドライバ161〜172が配置される。
【0040】前記サブワード選択線ドライバ161〜1
72の内部には、各々、図6に示すレベルシフタ170
が配置される。このレベルシフタ170、例えばサブワ
ード選択線ドライバ162内に配置されるものには、主
サブワード選択線142と副サブワード選択線151と
が接続される。そして、主サブワード選択線142の電
位レベルがHレベルのときには、副サブワード選択線1
51の電位レベルを、メモリセルの書き込み電圧VINT
よりも高い昇圧電圧VPPにシフトし、主サブワード選択
線142の電位レベルがLレベルのときには、副サブワ
ード選択線151の電位レベルを接地電位にする。サブ
ワード線の電位はメモリセルの書き込み電圧VINTより
も高い昇圧電圧VPPが必要であり、この高い昇圧電圧V
PPが副サブワード選択線151からサブワード線12、
14、16に伝搬される。
72の内部には、各々、図6に示すレベルシフタ170
が配置される。このレベルシフタ170、例えばサブワ
ード選択線ドライバ162内に配置されるものには、主
サブワード選択線142と副サブワード選択線151と
が接続される。そして、主サブワード選択線142の電
位レベルがHレベルのときには、副サブワード選択線1
51の電位レベルを、メモリセルの書き込み電圧VINT
よりも高い昇圧電圧VPPにシフトし、主サブワード選択
線142の電位レベルがLレベルのときには、副サブワ
ード選択線151の電位レベルを接地電位にする。サブ
ワード線の電位はメモリセルの書き込み電圧VINTより
も高い昇圧電圧VPPが必要であり、この高い昇圧電圧V
PPが副サブワード選択線151からサブワード線12、
14、16に伝搬される。
【0041】図5の他の構成は図2と同一であるので、
同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0042】従って、本実施の形態では、主サブワード
選択線141〜146はメインワード線1〜6と平行に
配置されている。また、前記主サブワード選択線141
〜146は副サブワード選択線151〜158と分離さ
れると共に、この各主サブワード選択線の信号負荷はサ
ブワード選択線ドライバ161〜172であって、これ
等ドライバはメインワード線1〜6に対するサブワード
ドライバ61〜84と同一ピッチで配置される。以上の
ことから、各主サブワード選択線141〜146の信号
の伝搬遅延は、メインワード線1〜6の信号の伝搬遅延
に一層近似される。
選択線141〜146はメインワード線1〜6と平行に
配置されている。また、前記主サブワード選択線141
〜146は副サブワード選択線151〜158と分離さ
れると共に、この各主サブワード選択線の信号負荷はサ
ブワード選択線ドライバ161〜172であって、これ
等ドライバはメインワード線1〜6に対するサブワード
ドライバ61〜84と同一ピッチで配置される。以上の
ことから、各主サブワード選択線141〜146の信号
の伝搬遅延は、メインワード線1〜6の信号の伝搬遅延
に一層近似される。
【0043】一方、副サブワード選択線151〜158
は、自己のサブアレイB内のサブワードドライバ61〜
84を駆動するのみであるので、その信号の伝搬遅延は
非常に小さい。従って、前記第1の実施の形態と同様
に、何れのサブアレイBであっても、メインワード線1
〜6の信号と副サブワード選択線151〜158の信号
とが自己のサブアレイB内でサブワードドライバまでに
要する伝搬の遅延差がほぼ同一値となり、この伝搬の遅
延差を考慮したメインワード線1〜6と副サブワード選
択線151〜158との間の信号のタイミングマージン
のみを確保するだけで、行デコーダ51〜56とサブワ
ード選択回路91〜93との信号のタイミング設計を行
うことが可能である。サブワード線の非活性化の場合も
前記と同様である。
は、自己のサブアレイB内のサブワードドライバ61〜
84を駆動するのみであるので、その信号の伝搬遅延は
非常に小さい。従って、前記第1の実施の形態と同様
に、何れのサブアレイBであっても、メインワード線1
〜6の信号と副サブワード選択線151〜158の信号
とが自己のサブアレイB内でサブワードドライバまでに
要する伝搬の遅延差がほぼ同一値となり、この伝搬の遅
延差を考慮したメインワード線1〜6と副サブワード選
択線151〜158との間の信号のタイミングマージン
のみを確保するだけで、行デコーダ51〜56とサブワ
ード選択回路91〜93との信号のタイミング設計を行
うことが可能である。サブワード線の非活性化の場合も
前記と同様である。
【0044】このように、本実施の形態では、主サブワ
ード選択線141〜146をメインワード線1〜6と平
行に配置すると共に、これ等両配線の負荷をほぼ均等と
したので、メインワード線1〜6と主サブワード選択線
141〜146との間の信号伝搬遅延差を極めて小さく
でき、DRAMの高速動作を実現できる。
ード選択線141〜146をメインワード線1〜6と平
行に配置すると共に、これ等両配線の負荷をほぼ均等と
したので、メインワード線1〜6と主サブワード選択線
141〜146との間の信号伝搬遅延差を極めて小さく
でき、DRAMの高速動作を実現できる。
【0045】また、サブワード選択線ドライバ161〜
172をセンスアンプ列131〜136とサブワードド
ライバ列111〜114との交差点に配置したので、サ
ブワード選択線ドライバ161〜172の配置に伴うレ
イアウトの面積増加を防止できる。
172をセンスアンプ列131〜136とサブワードド
ライバ列111〜114との交差点に配置したので、サ
ブワード選択線ドライバ161〜172の配置に伴うレ
イアウトの面積増加を防止できる。
【0046】更に、サブワード選択線ドライバ161〜
172内にレベルシフタ170を配置したので、主サブ
ワード選択線141〜146を副サブワード選択線15
1〜158の電圧レベル(昇圧レベルVPP)よりも低い
電圧レベルとして信号伝搬することができる。従って、
主サブワード選択線141〜146での消費電流を低減
させることができ、DRAMの低消費電力化が可能であ
る。
172内にレベルシフタ170を配置したので、主サブ
ワード選択線141〜146を副サブワード選択線15
1〜158の電圧レベル(昇圧レベルVPP)よりも低い
電圧レベルとして信号伝搬することができる。従って、
主サブワード選択線141〜146での消費電流を低減
させることができ、DRAMの低消費電力化が可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項11記載の発明の半導体メモリ装置によれば、各サ
ブワード選択線をメインワード線に対して平行に配置し
たので、メインワード線とサブワード選択線との間の信
号伝搬の遅延時間差を減少させて、どの位置にあるサブ
アレイに対しても、メインワード線とサブワード選択線
との間の信号のタイミングマージンを短く設定でき、従
来よりも高速動作するDRAM等の半導体メモリ装置を
実現できる。
求項11記載の発明の半導体メモリ装置によれば、各サ
ブワード選択線をメインワード線に対して平行に配置し
たので、メインワード線とサブワード選択線との間の信
号伝搬の遅延時間差を減少させて、どの位置にあるサブ
アレイに対しても、メインワード線とサブワード選択線
との間の信号のタイミングマージンを短く設定でき、従
来よりも高速動作するDRAM等の半導体メモリ装置を
実現できる。
【0048】また、特に請求項4及び請求項8に記載の
発明の半導体メモリ装置によれば、レイアウト面積の増
加を招かずにサブワード選択線を配置できる。
発明の半導体メモリ装置によれば、レイアウト面積の増
加を招かずにサブワード選択線を配置できる。
【0049】更に、請求項9記載の発明の半導体メモリ
装置によれば、メインワード線と、これと平行な主サブ
ワード選択線との信号負荷を近似させたので、各サブメ
モリについてメインワード線とサブワード選択線との信
号間で確保すべきタイミングマージンをより一層短くで
き、DRAM等の半導体メモリ装置のより一層の高速動
作を実現できる。
装置によれば、メインワード線と、これと平行な主サブ
ワード選択線との信号負荷を近似させたので、各サブメ
モリについてメインワード線とサブワード選択線との信
号間で確保すべきタイミングマージンをより一層短くで
き、DRAM等の半導体メモリ装置のより一層の高速動
作を実現できる。
【0050】加えて、本発明の請求項10記載の発明の
半導体メモリ装置によれば、サブワード選択線ドライバ
を、レイアウト面積の増加を招かずに配置できる。
半導体メモリ装置によれば、サブワード選択線ドライバ
を、レイアウト面積の増加を招かずに配置できる。
【0051】また、本発明の請求項11記載の発明の半
導体メモリ装置によれば、主サブワード選択線の信号レ
ベルをサブワード線の信号レベル未満の電圧に設定でき
るので、主サブワード選択線の活性化又は非活性化に要
する消費電流が減少でき、DRAM等の半導体メモリ装
置の低消費電力化が実現される。
導体メモリ装置によれば、主サブワード選択線の信号レ
ベルをサブワード線の信号レベル未満の電圧に設定でき
るので、主サブワード選択線の活性化又は非活性化に要
する消費電流が減少でき、DRAM等の半導体メモリ装
置の低消費電力化が実現される。
【図1】本発明の第1の実施の形態における半導体メモ
リ装置の概略構成を示す図である。
リ装置の概略構成を示す図である。
【図2】同実施の形態における半導体メモリ装置の詳細
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】同実施の形態における半導体メモリ装置に使用
するサブワードドライバの構成を示す図である。
するサブワードドライバの構成を示す図である。
【図4】(a)は同実施の形態における半導体メモリ装
置の正常動作時の各波形を示す図、(b)はメインワー
ド線とサブワード線との間のタイミングマージンが無い
場合の各波形を示す図である。
置の正常動作時の各波形を示す図、(b)はメインワー
ド線とサブワード線との間のタイミングマージンが無い
場合の各波形を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における半導体メモ
リ装置の詳細構成を示す図である。
リ装置の詳細構成を示す図である。
【図6】同実施の形態における半導体メモリ装置のサブ
ワード選択線ドライバ内に配置するレベルシフタの構成
を示す図である。
ワード選択線ドライバ内に配置するレベルシフタの構成
を示す図である。
【図7】従来の半導体メモリ装置の概略構成を示す図で
ある。
ある。
1〜6 メインワード線 11〜34 サブワード線 41〜46 サブワード選択線 41a〜46a サブワード選択線の平行部分 41b〜46b サブワード選択線の直交部分 51〜56 行デコーダ 61〜84 サブワードドライバ 91〜93 サブワード選択回路 101、102 行デコーダ列 111〜114 サブワードドライバ列 B サブアレイ 131〜136 センスアンプ列 141〜146 主サブワード選択線 151〜158 副サブワード選択線 161〜172 サブワード選択線ドライバ 170 レベルシフト回路
Claims (11)
- 【請求項1】 複数のサブアレイに分割されたメモリセ
ルアレイと、 前記複数のサブアレイのうち同一行に位置する複数のサ
ブアレイ上を通過する複数のメインワード線と、 複数のサブワード選択線と、 前記各サブアレイ毎に複数備えられ、前記メインワード
線の所定の1本及び前記サブワード選択線の所定の1本
で選択されるサブワードドライバと、 前記各サブワードドライバに対応して設けられ、対応す
るサブワードドライバにより駆動されると共に、所定の
メモリセルに接続される複数のサブワード線とを備えた
半導体メモリ装置において、 前記複数のサブワード選択線は、 前記同一行に位置する複数のサブアレイをブロックとし
て、各ブロック毎に複数備えられると共に、各サブワー
ド選択線は、 前記メインワード線に対して平行に配置された平行部分
と、 この平行部分に接続され、且つ前記メインワード線に対
して直交し、前記サブアレイ毎に配置された複数の直交
部分とを有することを特徴とする半導体メモリ装置。 - 【請求項2】 前記複数のメインワード線に対して直交
する方向に配列され、これ等メインワード線を駆動する
複数の行デコーダと、 前記行デコーダの配列方向と同一方向に配列されると共
に各ブロック別に設けられ、自己のブロック内の前記複
数のサブワード選択線のうち1本を選択して駆動する複
数のサブワード選択回路とを備えることを特徴とする請
求項1記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項3】 各ブロックのサブワード選択回路は、ア
ドレス信号により選択され、前記アドレス信号は、 複数のブロックのうち1つを選択する信号及び同一ブロ
ック内の複数のサブワード選択線のうち1本を選択する
信号より成ることを特徴とする請求項2記載の半導体メ
モリ装置。 - 【請求項4】 各メモリセルに記憶された信号を増幅す
る複数のセンスアンプの配列を各サブアレイ毎に有し、 前記各サブワード選択線の前記平行部分は、前記センス
アンプ列上に配置されることを特徴とする請求項1、2
又は3記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項5】 複数のサブアレイに分割されたメモリセ
ルアレイと、 前記複数のサブアレイのうち同一行に位置する複数のサ
ブアレイ上を通過する複数のメインワード線と、 複数のサブワード選択線と、 前記各サブアレイ毎に複数備えられ、前記メインワード
線の所定の1本及び前記サブワード選択線の所定の1本
で選択されるサブワードドライバと、 前記各サブワードドライバに対応して設けられ、対応す
るサブワードドライバにより駆動されると共に、所定の
メモリセルに接続される複数のサブワード線とを備えた
半導体メモリ装置において、 前記複数のサブワード選択線は、 前記同一行に位置する複数のサブアレイをブロックとし
て、各ブロック毎に複数備えられると共に、各サブワー
ド選択線は、 前記メインワード線に対して平行に配置された主サブワ
ード選択線と、 前記主サブワード選択線の駆動に応じて駆動されると共
に、前記メインワード線に対して直交し、且つ前記サブ
アレイ毎に複数設けられ、前記複数のサブワードドライ
バに接続された複数の副サブワード選択線とを有するこ
とを特徴とする半導体メモリ装置。 - 【請求項6】 前記複数のメインワード線に対して直交
する方向に配列され、これ等メインワード線を駆動する
複数の行デコーダと、 前記行デコーダの配列方向と同一方向に配列されると共
に各ブロック別に設けられ、自己のブロック内の前記複
数のサブワード選択線のうち1本の前記主サブワード選
択線を選択して駆動する複数のサブワード選択回路とを
備えることを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ装
置。 - 【請求項7】 各ブロックのサブワード選択回路は、ア
ドレス信号により選択され、前記アドレス信号は、 複数のブロックのうち1つを選択する信号及び同一ブロ
ック内の複数のサブワード選択線のうち1本を選択する
信号より成ることを特徴とする請求項6記載の半導体メ
モリ装置。 - 【請求項8】 各メモリセルに記憶された信号を増幅す
る複数のセンスアンプの配列を各サブアレイ毎に有し、 前記各サブワード選択線の前記主サブワード選択線は、
前記センスアンプ列上に配置されることを特徴とする請
求項5、6又は7記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項9】 前記複数の主サブワード選択線に対応し
て設けられ、対応する主サブワード選択線によって選択
されると共に、各サブアレイ毎に設けられたサブワード
選択線ドライバを有し、 前記各サブワード選択線ドライバは、対応するサブアレ
イの前記副サブワード選択線を駆動することを特徴とす
る請求項6記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項10】 各メモリセルに記憶された信号を増幅
する複数のセンスアンプの配列を各サブアレイ毎に有
し、 前記複数のサブワード選択線ドライバは、自己のサブア
レイの前記センスアンプ列と前記複数のサブワードドラ
イバの配列との交差点に配置されることを特徴とする請
求項9記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項11】 前記各サブワード選択線ドライバは、
前記主サブワード選択線の信号レベルを昇圧するレベル
シフト回路を含み、 前記レベルシフト回路により、対応する前記副サブワー
ド選択線の信号レベルを前記主サブワード選択線の信号
レベルよりも高くすることを特徴とする請求項9記載の
半導体メモリ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10160936A JPH11354744A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 半導体メモリ装置 |
US09/326,230 US6118723A (en) | 1998-06-09 | 1999-06-04 | Semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10160936A JPH11354744A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 半導体メモリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11354744A true JPH11354744A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15725450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10160936A Withdrawn JPH11354744A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 半導体メモリ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6118723A (ja) |
JP (1) | JPH11354744A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100407564B1 (ko) * | 2000-10-30 | 2003-12-01 | 삼성전자주식회사 | 반도체 메모리 장치의 서브-워드 라인 구동 회로 |
JP2004192778A (ja) * | 2002-12-09 | 2004-07-08 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性強誘電体メモリ装置 |
KR100535814B1 (ko) * | 2004-05-31 | 2005-12-09 | 삼성전자주식회사 | 서브워드라인 드라이버의 안정된 부스팅 마진을 얻을 수있는 워드라인 제어신호 발생회로, 워드라인 제어신호발생방법, 및 그것을 구비한 반도체 메모리 장치 |
JP2006196161A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Samsung Electronics Co Ltd | 省エネルギー性ワードラインイネーブル信号ラインの配置構造を有する半導体メモリ装置及び該ワードラインイネーブル信号ラインの配置方法 |
US7852703B2 (en) | 2007-08-03 | 2010-12-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor memory device and layout structure of sub-word line control signal generator |
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JP3534681B2 (ja) * | 2000-06-01 | 2004-06-07 | 松下電器産業株式会社 | 半導体記憶装置 |
IT1318158B1 (it) * | 2000-07-13 | 2003-07-23 | St Microelectronics Srl | Dispositivo circuitale per effettuare una decodifica gerarchica diriga in dispositivi di memoria non-volatile. |
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US6714467B2 (en) * | 2002-03-19 | 2004-03-30 | Broadcom Corporation | Block redundancy implementation in heirarchical RAM's |
JP5249394B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2013-07-31 | ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション | 半導体記憶装置 |
KR20170068163A (ko) * | 2015-12-09 | 2017-06-19 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 반도체 메모리 장치 |
US20240004786A1 (en) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | Advanced Micro Devices, Inc. | Allocating memory for processing-in-memory (pim) devices |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06195964A (ja) * | 1992-10-01 | 1994-07-15 | Nec Corp | 半導体メモリ |
JP2785717B2 (ja) * | 1994-09-30 | 1998-08-13 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置 |
KR100200724B1 (ko) * | 1996-08-21 | 1999-06-15 | 윤종용 | 반도체 메모리장치의 서브 워드라인 드라이버 |
US5860281A (en) * | 1997-02-14 | 1999-01-19 | Igloo Products Corporation | Thermoelectric cooler and warmer for food with table top tray |
JP3228319B2 (ja) * | 1997-04-07 | 2001-11-12 | 日本電気株式会社 | 半導体装置 |
-
1998
- 1998-06-09 JP JP10160936A patent/JPH11354744A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-06-04 US US09/326,230 patent/US6118723A/en not_active Expired - Lifetime
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JP2006196161A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Samsung Electronics Co Ltd | 省エネルギー性ワードラインイネーブル信号ラインの配置構造を有する半導体メモリ装置及び該ワードラインイネーブル信号ラインの配置方法 |
US7852703B2 (en) | 2007-08-03 | 2010-12-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor memory device and layout structure of sub-word line control signal generator |
US8203904B2 (en) | 2007-08-03 | 2012-06-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor memory device and layout structure of sub-word line control signal generator |
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US6118723A (en) | 2000-09-12 |
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---|---|---|---|
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