JPH11353505A - 紙状媒体発行装置 - Google Patents

紙状媒体発行装置

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JPH11353505A
JPH11353505A JP10162578A JP16257898A JPH11353505A JP H11353505 A JPH11353505 A JP H11353505A JP 10162578 A JP10162578 A JP 10162578A JP 16257898 A JP16257898 A JP 16257898A JP H11353505 A JPH11353505 A JP H11353505A
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JP10162578A
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Eiji Imai
栄治 今井
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/201Accessories of ATMs
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/42Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for ticket printing or like apparatus, e.g. apparatus for dispensing of printed paper tickets or payment cards
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    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/203Dispensing operations within ATMs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙状媒体の発行時間を短縮化する。 【解決手段】 紙状媒体2を発行可能なように保持し発
行時に1枚ずつ供給する媒体供給部3と、該媒体供給部
3より供給される紙状媒体2にセキュリティ性を付与す
るセキュリティ部4と、媒体供給部3より供給される紙
状媒体2に発行媒体に共通な固有画像と発行媒体ごとに
異なる個別情報とをプリントするプリント部7と、該プ
リント部7によるプリントの良否を確認するプリント確
認部8とを有し、上位装置9からの指令により紙状媒体
を1枚ずつ発行する紙状媒体発行装置1において、セキ
ュリティ性を付与するセキュリティ部4の動作を選択的
にすると共に、固有画像を記録するローカルメモリ部3
6を設けておき、紙状媒体2の発行時に固有画像の記録
を選択すると共に、固有画像の記録が選択された場合に
は固有画像をローカルメモリ部36より読み出してプリ
ントする一方、個別情報を上位装置9より受けてプリン
トする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クーポンやチケッ
ト等の複数種類の紙状媒体を発行可能な紙状媒体発行装
置に関する。更に詳述すると、本発明は、紙状媒体発行
装置の発行速度の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】クーポンやチケット等の複数種類の紙状
媒体を発行可能な紙状媒体発行装置がある。この紙状媒
体発行装置は、例えばセルフサービスターミナルにユニ
ットとして組み込まれて紙状媒体にカラープリントを行
って価値の付加された紙状媒体を発行する。ここで、セ
ルフサービスターミナルとは、例えばATMやCD、イ
ンフォメーション端末等である。また、紙状媒体とは、
セルフサービスターミナルの利用者に対してサービスで
配布するクーポンや利用者の意思で購入するチケット等
の紙状付加価値媒体を意味し、例えば割引券や引換券、
サービス券、商品券、各種入場券、広告をプリントした
レシート等である。
【0003】この紙状媒体発行装置は、紙状媒体を1枚
ずつ供給する媒体供給部と、該媒体供給部より供給され
る紙状媒体に偽造防止等のセキュリティ性を付与するセ
キュリティ部と、この紙状媒体に各種画像や情報をカラ
ープリントするプリント部と、該プリント部によるプリ
ントの良否を確認するプリント確認部とを有し、上位装
置からの指令により紙状媒体を1枚ずつ発行するように
している。
【0004】このうち、プリント部では、発行しようと
する紙状媒体の種類ごとに共通な固有画像と、紙状媒体
ごとに1枚ずつ異なる個別情報とをカラーでプリントし
ている。そして、これら固有画像及び個別情報の内容
は、紙状媒体を発行する度に上位装置から送信されてく
る。また、このプリント部では、単一のプリンタヘッド
によりプリントを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た紙状媒体発行装置では紙状媒体にプリントする固有画
像及び個別情報の内容を紙状媒体を発行する度に上位装
置から受信していると共にカラー画像である固有画像の
データ量は非常に多いので、データ転送に長時間を費や
してしまい紙状媒体の発行時間が長くなってしまう。
【0006】また、プリント部では単一のプリンタヘッ
ドによりプリントしているので、プリント時間の短縮化
は困難であり紙状媒体の発行時間が長くなってしまう。
【0007】しかも、セキュリティ部では全種類の紙状
媒体について一律に同じセキュリティ性を付与している
ので、例えば高度なセキュリティ性が必要無い安価な紙
状媒体についても高度なセキュリティ性を付与してい
る。また、プリント部では全種類の紙状媒体について一
律に同じプリントレベル(分解能等)でプリントしてい
るので、例えば高度なプリントレベルが必要無い安価な
紙状媒体についても高度なプリントレベルでプリントし
ている。さらに、プリント確認部では全種類の紙状媒体
について一律に同じ確認レベルでベリファイを行ってい
るので、例えば高度な確認レベルが必要無い安価な紙状
媒体についても高度な確認レベルのベリファイを行って
いる。これらにより、紙状媒体の発行時間が必要以上に
長くなってしまう。
【0008】ここで、例えばチケット発行機能を有する
ATMにおいては、チケットの発行時間が長いものであ
ると利用時間の比較的短いATMの利用客が長く待たさ
れてしまうことになる。このような事態を生じないよう
に、混雑時には本来業務であるATM機能を優先させて
チケット発行を制限する装置が提案されている(特開平
8−263726号公報参照)。しかし、このような装
置ではチケット発行機能が制限されてしまうので、チケ
ット発行機能の利用者には不便である。
【0009】そこで、本発明は、紙状媒体の発行時間を
短縮化する紙状媒体発行装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、紙状媒体を発行可能なよう
に保持し発行時に1枚ずつ供給する媒体供給部と、該媒
体供給部より供給される紙状媒体にセキュリティ性を付
与するセキュリティ部と、媒体供給部より供給される紙
状媒体に発行媒体に共通な固有画像と発行媒体ごとに異
なる個別情報とをプリントするプリント部と、該プリン
ト部によるプリントの良否を確認するプリント確認部と
を有し、上位装置からの指令により紙状媒体を1枚ずつ
発行する紙状媒体発行装置において、セキュリティ性を
付与するセキュリティ部の動作を選択的にすると共に、
固有画像を記録するローカルメモリ部を設けておき、紙
状媒体の発行時に固有画像の記録を選択すると共に、固
有画像の記録が選択された場合には固有画像をローカル
メモリ部より読み出してプリントする一方、個別情報を
上位装置より受けてプリントするようにしている。
【0011】したがって、紙状媒体の発行前に予め固有
画像をローカルメモリ部に記録しておき紙状媒体の発行
時に固有画像をローカルメモリ部より読み出してプリン
トするので、紙状媒体を発行する度に固有画像を上位装
置から受信する必要はなくデータ転送時間を短縮するこ
とができる。よって、紙状媒体の発行時間の短縮化を図
ることができる。
【0012】また、セキュリティ部の動作を選択的にし
ているので、紙状媒体の付加価値に応じてセキュリティ
性のレベルを異ならせることができる。このため、発行
する紙状媒体の付加価値に最適なレベルのセキュリティ
性を選択することができるので、必要レベル以上のセキ
ュリティ性の付与を防止して、紙状媒体の発行時間の短
縮化を図ることができる。
【0013】さらに、請求項2記載の紙状媒体発行装置
では、プリント部は複数のプリントヘッド部を有してお
り、複数のプリントヘッド部を同時に動作させて1枚の
紙状媒体をプリントするようにしている。したがって、
従来のように単一のプリンタヘッドによりプリントする
場合に比べてプリント速度の向上を図ることができるの
で、紙状媒体の発行時間を短縮化することができる。
【0014】また、請求項3記載の紙状媒体発行装置で
は、セキュリティ部は紙状媒体に予め付与されたセキュ
リティ用の属性を検出する属性検出部と独自のセキュリ
ティを付与するセキュリティ付与部とを有しており、属
性検出部及びセキュリティ付与部は選択的に動作可能で
あるようにしている。したがって、セキュリティ部の動
作を属性検出部とセキュリティ付与部とで選択的にして
いるので、紙状媒体の付加価値に応じてセキュリティ性
のレベルを異ならせることができる。このため、発行す
る紙状媒体の付加価値に最適なレベルのセキュリティ性
を選択することができるので、必要レベル以上のセキュ
リティ性の付与を防止して、紙状媒体の発行時間の短縮
化を図ることができる。
【0015】そして、請求項4記載の紙状媒体発行装置
では、プリント部はプリントレベルを上位装置より選択
変更可能であるようにしている。したがって、プリント
部のプリントレベルを選択可能にしているので、紙状媒
体の付加価値に応じてプリントレベルを異ならせること
ができる。このため、発行する紙状媒体の付加価値に最
適なプリントレベルを選択することができるので、必要
以上のプリントレベルによるプリントを防止して、紙状
媒体の発行時間の短縮化を図ることができる。
【0016】また、請求項5記載の紙状媒体発行装置で
は、プリント確認部は確認レベルの異なる複数の確認手
段を有しており、複数の確認手段を選択可能としてい
る。したがって、プリント確認部の確認手段を選択可能
にしているので、紙状媒体の付加価値に応じてプリント
の確認レベルを異ならせることができる。このため、発
行する紙状媒体の付加価値に最適な確認レベルを選択す
ることができるので、必要以上の確認レベルを防止し
て、紙状媒体の発行時間の短縮化を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1〜図
20に本発明の紙状媒体発行装置1の一実施形態を示
す。本実施形態では、紙状媒体発行装置1をクーポンや
チケット等を発行するセルフサービスターミナルに組み
込むユニットとして使用している。この紙状媒体発行装
置1は、紙状媒体2を1枚ずつ供給する媒体供給部3
と、媒体供給部3からの紙状媒体2に偽造防止等のセキ
ュリティ性を付与するセキュリティ部4と、セキュリテ
ィ性を付与された紙状媒体2に固有画像5及び個別情報
6をプリントするプリント部7と、プリントの良否を確
認するプリント確認部8とを有している。そして、紙状
媒体発行装置1に接続された上位装置9からの指令によ
り紙状媒体2を1枚ずつ発行するようにしている。
【0018】また、この紙状媒体発行装置1は、プリン
ト確認部8からの紙状媒体2を外部に送り出す投出部1
0と、発行後の紙状媒体2を外部から回収する回収部1
1と、発行中にエラーを生じた紙状媒体2や回収部11
で回収された紙状媒体2を収容する回収箱12と、固有
画像5をプリントされた紙状媒体2を種類別にしてスト
ックしておくスタッカ部13と、各部の制御を行うと共
に上位装置9に接続される制御部14とを備えている。
本実施形態では紙状媒体発行装置1に回収部11及び回
収箱12とストッカ部13を備えているが、これらは特
に無くても構わない。
【0019】媒体供給部3は、紙状媒体2を発行可能な
ように用紙を保持し発行時に1枚ずつ供給するものであ
る。この媒体供給部3は、図1及び図2に示すようにロ
ール紙15を保持して供給可能なロール紙保持部16
と、このロール紙保持部16から供給された用紙を所定
の長さに切断して紙状媒体2として排出するカッタ17
とを備えている。本実施形態では媒体供給部3にロール
紙15をセットしているが、これには限られずファンフ
ォールド紙のように折り畳まれた用紙を保持するように
しても良い。また、ロール紙15とファンフォールド紙
等のように複数種類の用紙を保持すると共に発行する1
種類を選択するセレクタを備えるようにしても良い。な
お、図1中符号18はロール紙15が無くなったことを
検出するエンドセンサ、符号19はロール紙15がもう
すぐ無くなることを検出するニアエンドセンサを示す。
【0020】そして、制御部14から紙状媒体2を供給
するよう指令が出されると、ロール紙保持部16のモー
タドライバ20を作動してロール紙15が引き出され
る。このロール紙15はカッタ17で切断されて、紙状
媒体2として供給される。
【0021】また、ロール紙15は無地であったり、あ
るいはセキュリティ性を得るために全紙状媒体2に共通
の図柄や模様等が予め印刷されている。但し、紙状媒体
2にクーポンやチケット等としての付加価値を与えるた
めの図柄や模様等は未だ印刷されていないものとする。
このため、紙状媒体発行装置1の内部で無地に近い用紙
から紙状媒体2をプリントできるので、固有画像5や個
別情報6等を予め印刷した紙状媒体2を収容しておいて
単に投出するだけの紙状媒体発行装置に比べて、紙状
媒体2の発行可能な種類を増大できる、投出前の用紙
が盗難されても未プリントで紙状媒体2として不完全で
あるので不正使用を防止できる、等の利点を有してい
る。
【0022】セキュリティのための印刷の図柄等は特に
限定されないが、複写を防止するためには、図7に示す
ように複写が困難な淡い色の模様21やマイクロ文字、
特殊な色彩、透かし22、隠し文字等をプリプリントす
ることが好ましい。また、セキュリティのために磁気記
録用の磁気ストライプ23等を貼付しておいたり、バー
コード24をプリプリントしておいても良い。
【0023】そして、セキュリティ部4は、媒体供給部
3より供給される紙状媒体2にセキュリティ性を付与す
るものである。このセキュリティ部4は、セキュリティ
性を付与するための動作を選択可能としている。本実施
形態でのセキュリティ部4は、紙状媒体2に予め付与さ
れたセキュリティ用の属性を検出する属性検出部25
と、独自のセキュリティを付与するセキュリティ付与部
26とを有しており、属性検出部25及びセキュリティ
付与部26は選択的に動作可能であるようにしている。
このため、セキュリティ部4の動作を選択的にしている
ので、紙状媒体2の付加価値に応じてセキュリティ性の
レベルを異ならせることができ、発行する紙状媒体2の
付加価値に最適なレベルのセキュリティ性を選択するこ
とができる。よって、必要レベル以上のセキュリティ性
の付与を防止して、紙状媒体2の発行時間の短縮化を図
ることができる。
【0024】属性検出部25はランダム属性リードセン
サとしての例えばフォトセンサから成るものとしてい
る。この属性検出部25は、例えば画像情報の場合、紙
状媒体2の例えば所定の直線上のランダムな画像模様を
読み取って、その画像模様をその紙状媒体2の固有の情
報、即ちランダム属性として検出する。読み取ったラン
ダム属性はコード化してプリント部7で紙状媒体2に個
別情報6として数値やバーコード24によりプリントし
たり、またセキュリティ付与部26で紙状媒体2の磁気
ストライプ23に書き込んだりする。これにより、その
紙状媒体2の固有のランダム属性と該紙状媒体2に後か
ら付与された情報とを照合可能になるので、セキュリテ
ィ性を得ることができる。
【0025】セキュリティ付与部26は、磁気ヘッド2
7とロゴスタンプ28とを有している。磁気ヘッド27
は紙状媒体2に磁気ストライプ23が予め貼付されてい
る場合に、この磁気ストライプ23に磁気情報を書き込
むものである。これにより、例えば属性検出部25で得
られた紙状媒体2のランダム属性やその他のセキュリテ
ィ情報を磁気ストライプ23に書き込むことができる。
また、ロゴスタンプ28は紙状媒体2にロゴ29を押印
するものである。この押印は偽造防止用の特殊なイン
ク、例えば紫外線にのみ反応するインクにより行うよう
にしたり、また目視できるようにカラープリントも行う
ようにする。
【0026】さらに、図3に示すように、ランダム属性
の読み取り工程30とランダム属性の磁気情報としての
書き込み工程31とロゴ29の押印工程32とは、セキ
ュリティの選択工程33により選択的に動作可能である
ようにしている。さらに、ランダム属性の読み取り工程
30で得られたランダム属性をコード化してバーコード
によりプリントする工程34や文字または数字としてプ
リントする工程35も有している。そして、これらの全
てを行ったり、いずれか1つのみを行う等のように選択
できるので、紙状媒体2の付加価値に応じて最適なレベ
ルのセキュリティ性を付与できる。このため、紙状媒体
2の発行時間の短縮化を図ることができると共に経済性
を向上させることができる。ここで、最低限のセキュリ
ティ性は紙状媒体2をカラープリントすることに成る。
【0027】また、本実施形態では、セキュリティ部4
に属性検出部25及びセキュリティ付与部26を設けて
選択可能としているが、これには限られず複数種類のセ
キュリティ性を選択可能に付与できれば良いので、例え
ば固有の凹凸を付加する機構を付け加えたり、プリント
部7でのセキュリティ情報やロゴ29やバーコード24
等を印刷するようにして、これらを選択可能にしても良
い。
【0028】プリント部7は、媒体供給部3より供給さ
れる紙状媒体2に発行媒体に共通な固有画像5と発行媒
体ごとに異なる個別情報6とをプリントするものであ
る。固有画像5とは、図4〜図6に示すように、発行し
ようとする紙状媒体2の種類ごとに共通な背景画像等で
あり、主としてカラープリントされる。また、個別情報
6は、紙状媒体2ごとに1枚ずつ異なる名称等の文字や
発行番号等の数値、バーコード24、マーク等である。
【0029】本発明の紙状媒体発行装置1は、固有画像
5を記録するローカルメモリ部36を有している。ロー
カルメモリ部36としては、図20に示すように例えば
RAM等の半導体メモリ38やハードディスク39とし
たり、またFDやCD−ROM等の入れ替え可能な媒体
としても良い。そして、図8に一点鎖線で示すように、
紙状媒体2を発行する前に、予め固有画像5を上位装置
9から受信してローカルメモリ部36に記録しておく。
記録作業は、例えば紙状媒体発行装置1の電源投入時
や、初期化時、発行媒体の種類を変更する時等に、上位
装置9からデータを一括して受信して行う。そして、紙
状媒体2の発行時には、プリントする固有画像5がロー
カルメモリ部36に記録されたものであるかを判断し
て、記録されたものであれば固有画像5の記録をローカ
ルメモリ部36より読み出してプリントメモリ37に送
信してプリントする。このため、紙状媒体2を発行する
度に固有画像5の膨大なデータを上位装置9から受信す
る必要はないので、データ転送時間を短縮することがで
きる。よって、紙状媒体2の発行時間の短縮化を図るこ
とができる。
【0030】また、ローカルメモリ部36は複数のデー
タ領域を有していて複数の固有画像5を記録するように
しておく。これにより、例えば10種類の固有画像5を
記録していれば10種類の紙状媒体2をローカルメモリ
部36の利用によりプリントすることができる。
【0031】これに対し、個別情報6は、図8に二点鎖
線で示すように上位装置9から受信してそのままプリン
トメモリ37に送信してプリントされる。ここで、個別
情報6は紙状媒体2の1枚ごとに異なる情報であり文字
等のキャラクタであることが多く、また画像であったと
しても小さなマークや模様程度であるので、情報量とし
ては固有画像5よりも遥かに少ない。このため、紙状媒
体2の発行の度に個別情報6を受信しても長時間を要す
ることはない。
【0032】さらに、プリント部7では、図4に示すよ
うに装置情報40がプリントされる。この装置情報40
は、図8に破線で示すように紙状媒体発行装置1が上位
装置9とは関係なく独自にコード化するセキュリティ情
報であり、紙状媒体発行装置1ごとに固有の情報を装置
ごとに独自に付与するものである。具体的には紙状媒体
発行装置1のユニット番号を付したりする。これはセキ
ュリティ性のために、プリントを行った紙状媒体発行装
置1を特定するために為されるものである。
【0033】また、プリント部7はプリントレベルを上
位装置9より選択変更可能であるようにしている。この
ため、紙状媒体2の付加価値に応じてプリントレベルを
異ならせることができるので、発行する紙状媒体2の付
加価値に最適なプリントレベルを選択することができ
る。よって、必要以上のプリントレベルによるプリント
を防止して、紙状媒体2の発行時間の短縮化を図ること
ができる。例えば本実施形態ではプリント部7において
固有画像5と個別情報6と装置情報40とをプリントし
ているが、これには限られず図9に示すように少なくと
も個別情報6をプリントすれば紙状媒体2としての最低
限の付加価値を与えることはできる。この場合、固有画
像5及び装置情報40のプリント時間が必要なくなるの
で、紙状媒体2の発行時間を更に短縮することができ
る。
【0034】プリントレベルを変更する例としては、入
場券を600dpiで印刷する一方、クーポン券を30
0dpiで印刷することができる。また、プリントする
固有画像5を最低限必要な部分(紙状媒体2が区別でき
る部分)に限定したり、あるいは固有画像5をテキスト
のみにすることができる。例えば、予め固有画像5の代
替テキストを定義しておけばテキストのみの紙状媒体2
として発行することができる。この場合は、カラープリ
ント画像のセキュリティ性が失われるので、バーコード
等でセキュリティを追加することが好ましい。
【0035】また、プリントレベルの選択肢の例として
は、図10に示すように例えば分解能を600dpiと
300dpiで選択する工程41や、印刷モードを固有
画像5を含む画像モードと個別情報6のみから成るテキ
ストモードで選択する工程42や、紙状媒体2のサイズ
をフルサイズと小型のエコノミサイズで選択する工程4
3等がある。これらの選択肢は上位装置9からのプリン
トレベル選択工程44の指令によって、CPU45にお
いてソフトウェア上で処理されて決定される。さらに、
分解能や印刷モードが変更されると、その内容がプリン
タドライバ46に送信されて印刷に反映される。また、
プリントサイズが変更されると、その内容が用紙カッタ
ドライバ47に送信されてカッタ17が所定の用紙サイ
ズにカットする。
【0036】また、本実施形態ではプリント部7におい
て固有画像5と個別情報6と装置情報40とをプリント
可能としているが、これには限られず少なくとも固有画
像5及び個別情報6をプリント可能とすれば良い。
【0037】さらに、プリント部7は複数のプリントヘ
ッド部48を有しており、複数のプリントヘッド部48
を同時に動作させて1枚の紙状媒体2をプリントするよ
うにしている。したがって、従来のように単一のプリン
タヘッド部によりプリントする場合に比べてプリント速
度の向上を図ることができるので、紙状媒体2の発行時
間を短縮化することができる。
【0038】本実施形態では、図11に示すように、プ
リントヘッド部48は2つのインクジェットプリント
(以下、IJPという)ヘッド48を並列して有してい
る。各IJPヘッド48はイエロー、マゼンダ、シア
ン、ブラックの4色によりカラー印刷が可能なものであ
るが、その構成は特に限定されず既知のまたは新規のも
ので良い。そして、各IJPヘッド48は印刷の幅方向
に移動可能に支持されている。
【0039】そして、上位装置9からプリントの指令が
出されると、固有画像5はローカルメモリ部36から読
み出され、個別情報6は上位装置9から受信され、装置
情報40は紙状媒体発行装置1により独自に作成され
て、これらが図4に示すように合成されて、プリントメ
モリ37に1つの画像情報として記録される。プリント
メモリ37に記録された画像情報49をプリントする際
は、例えば図12に示すように画像情報49を2分割し
て各IJPヘッド48のプリンタドライバ46に送信す
る。
【0040】さらに、図13に示すように2つのIJP
ヘッド48で同時にプリントを行う。このとき、各IJ
Pヘッド48の間隔を全印刷幅の半分程度あけておき、
各IJPヘッド48を直進移動させるか、または紙状媒
体2を直進移動させることにより各IJPヘッド48と
紙状媒体2とを相対的に移動させながら印刷して(A1
及びB1)終端まで達したら幅方向にずらして元の方向
に直進させながら印刷する(A2及びB2)。これを繰
り返して一方のIJPヘッド48の最終印刷部分(A
3)と他方のIJPヘッド48の最初の印刷部分(B
1)とを半分ずつ重ね合わせて、2つのIJPヘッド4
8により印刷すべき全領域の半分ずつを印刷するように
する。また、全印刷幅の両側部の外側では、IJPヘッ
ド48の未印刷部分(破線で示す)も生ずる場合があ
る。ここで、各行程での印刷の濃度を最終的に印刷すべ
き濃度の半分の濃度としておくと共に、各IJPヘッド
48の直線移動(例えば往動)により印刷される範囲と
次の反対方向への移動(例えば復動)により印刷される
範囲とを半分ずつ重ねるようにする。これにより、印刷
範囲の全領域において二重に印刷を行うことができるの
で、1回のみで印刷する場合よりも高画質にすることが
できる。
【0041】本実施形態では印刷すべき範囲の全領域で
2重に印刷を行っているが、これには限られず、図14
に示すように1度の印刷部分(A1,B1)の一側部と
次の印刷部分(A2,B2)の他側部とを重ね合わせる
ようにしても良い。このとき、印刷が重なり合う部分で
は各IJPヘッド48による印刷濃度を薄くして、重ね
印刷によっても他の部分に比べて濃くならないようにす
る。この場合、従来のように単一のプリンタヘッドによ
りプリントする場合に比べてプリント速度の向上を図る
ことができるので、紙状媒体2の発行時間を短縮化する
ことができる。
【0042】また、上述したようにプリントする紙状媒
体2の種類に応じて印刷モードを変更可能としているの
で、これに合わせて印刷部分の重なり量等を変更するよ
うにしている。なお、図1中で符号50はIJPヘッド
48にインクを補充するタンクであり、符号51はイン
クの終了を検知するエンドセンサである。
【0043】一方、プリント確認部8は、プリント部7
によるプリントの良否を確認するものである。すなわ
ち、IJPヘッド48の故障や駆動異常、紙状媒体2の
搬送の異常、インクエンドの検出異常等により、プリン
トが全く無い紙状媒体2や、判別できないようなプリン
トである紙状媒体2を発行してしまうことを防止するも
のである。このプリント確認部8は、確認レベルの異な
る複数の確認手段52を有しており、複数の確認手段5
2を選択可能としている。本実施形態では、確認手段5
2として、図15に示すように紙状媒体2のプリントを
読み込むフォトセンサ53やイメージスキャナ54を有
しており、これらをセレクト工程64により選択可能と
している。
【0044】フォトセンサ53によりプリント確認を行
う場合は、図16に示すように紙状媒体2の一部にイエ
ロー、マゼンダ、シアン、ブラック等の確認用マーク5
5を付しておく。そして、図17に示すように少なくと
も一部の確認用マーク55をフォトセンサ53により読
み取って、ドライバ56を介してCPU45に取り込ん
で、その出力を破線で示すスライスレベルと比較するこ
とによりその色のインクが適正にプリントされているか
を判断する。また、図19に示すように、紙状媒体2の
例えば全体に亘って直線状に読み込みを行い、ドライバ
56を介してCPU45に取り込む。そして、その読取
りパターンの特徴的な部分(例えば図中破線で示すウイ
ンドウの設定等をしておく)をプリントメモリ37中の
画像データと比較動作65により比較して確認を行うよ
うにしても良い。これによれば比較するデータ量を少な
くできるので、確認作業を短時間ででき発行時間を短縮
することができる。一方、読み取ったパターンの全体を
詳細に比較して確認すれば、精度を向上させることがで
きる。または、これらの中間でも良いのは勿論である。
【0045】イメージスキャナ54によりプリント確認
を行う場合は、図18に示すように紙状媒体2の一部に
印刷されたロゴ29等を読み込んで、ドライバ57を介
してCPU45に取り込み、印刷すべきロゴ29のプリ
ントメモリ37中の画像データと比較する。この比較の
レベル(精度)は発行する紙状媒体2の種類に応じて設
定する。例えば、紙状媒体2の発行時間を優先させる場
合は、図18のように一部のロゴ29についてのみ確認
することが好ましい。また、高精度の確認作業を要する
場合は、紙状媒体2の印刷部分の全体の読み込みを行っ
て詳細に比較して確認すれば良い。これらの中間でも良
いのは勿論である。
【0046】このプリント確認部8では確認手段52を
フォトセンサ53としたりイメージスキャナ54とした
り、またそれぞれで確認レベルを変更可能にしているの
で、発行する紙状媒体2の付加価値に最適な確認レベル
を選択することができる。例えば価値の低い紙状媒体2
には高精度なベリファイは必要無いので、発行時間の短
縮のために簡易なベリファイを行うように選択できる。
このため、必要以上の確認レベルを防止して、紙状媒体
2の発行時間の短縮化を図ることができると共に経済性
を向上させることができる。
【0047】投出部10は、図1に示すようにプリント
確認部8からの紙状媒体2を外部に送り出すものであ
る。この投出部10は、発行された紙状媒体2を所定枚
数溜めておく保留部58と、該保留部58を紙状媒体発
行装置1の外部から遮断するシャッタ59とを備えてい
る。そして、例えばまとめ買いのように紙状媒体2を数
枚まとめて発行する場合には、紙状媒体2を1枚ずつ発
行して保留部58に溜めておき、全ての紙状媒体2が発
行されてからシャッタ59を開いて利用者が一括して取
り出せるようにする。また、シャッタ59が設けられて
いることにより、外部のごみや埃が紙状媒体発行装置1
の内部に入ることを防止できる。
【0048】回収部11は、一旦利用者に渡され未使用
で返却された紙状媒体2を外部から回収するものであ
る。この回収の際に偽造した紙状媒体2を使用すること
を防止するために、紙状媒体2を発行した紙状媒体発行
装置1でのみ回収可能とすることが好ましい。例えば、
紙状媒体2の発行時に装置情報40を付しておき、回収
の際に装置情報40を読み取って当該紙状媒体発行装置
1で発行されたもので有れば回収するようにすれば良
い。これにより、紙状媒体発行装置1が丸ごと盗難され
て大量に偽造された場合でも、その紙状媒体2を回収す
ることを防止できる。
【0049】回収部11の回収口60には、外部と遮断
するためのシャッタ61と紙状媒体2が回収口60に差
し込まれたことを検知するセンサ(図示せず)とを設け
ている。そして、センサにより紙状媒体2の差込が検出
されるとシャッタ61を開いて取り込むようにする。さ
らに、取り込んだ紙状媒体2の装置情報40等を読み取
って回収可能なものであると判断されれば当該紙状媒体
2に回収すべきものであることを示す文字等の情報をプ
リントして回収箱12に搬送して破棄する。一方、取り
込んだ紙状媒体2の装置情報40等を読み取った結果、
回収不能なものであると判断されれば回収口60から外
部に返却される。
【0050】回収箱12は、発行中にエラーを生じた紙
状媒体2や回収部11で回収された紙状媒体2を収容す
るものである。例えば、セキュリティ部4でランダム属
性リードが異常であったときや、セキュリティ部4で磁
気記録の付与が不適正であったときや、プリント確認部
8でプリント異常が検出されたときや、投出部10でシ
ャッタ59の開放後に紙状媒体2が所定時間たっても取
り出されなかったときに、その紙状媒体2が回収され
る。ここで、当該紙状媒体2に回収したものであること
を示す文字等の情報をプリントして回収箱12に搬送し
て破棄することが好ましい。これにより、回収後の紙状
媒体2の不正使用を防止することができる。
【0051】さらに、スタッカ部13は、固有画像5を
プリントされた紙状媒体2を種類別にしてストックして
おくものである。このスタッカ部13はプリント確認部
8の下流側とセキュリティ部4の上流側との間に設置さ
れている。そして、媒体供給部3から供給された紙状媒
体2にプリント部7で固有画像5をプリントしてプリン
ト確認部8でベリファイを行ってからスタッカ部13に
ストックする。紙状媒体2の発行時には、所定のスタッ
カ部13から紙状媒体2を供給してセキュリティ部4で
セキュリティを付与して個別情報6をプリントして発行
するようにする。これにより、利用者が紙状媒体2の発
行指示を出してから固有画像5のプリントを行う必要が
無いので、紙状媒体2の発行時間を短縮することができ
る。すなわち、固有画像5はカラー画像等であり印刷時
間が例えば数十秒かかってしまうことがあるが、この固
有画像5を予めプリントしておけばそのプリント時間を
省略して発行時間を短縮することができる。
【0052】このスタッカ部13は複数設けられてい
る。このため、複数種類の紙状媒体2をストックしてお
くことができる。また、各スタッカ部13には例えば2
0枚程度の紙状媒体2をストックできるようにしてお
く。ここで、各スタッカ部13に紙状媒体2をストック
する際は、ストックカウンタをカウントアップしてスト
ック枚数を記録しておく。そして、スタッカ部13から
紙状媒体2が供給されるときには、ストックカウンタを
カウントダウンする。これにより、紙状媒体2が何枚ス
トックされているかを監視することができる。そして、
スタッカ部13にストックされる紙状媒体2が使用によ
り所定枚数よりも少なくなったときは、紙状媒体発行装
置1のアイドル時(発行等の作業を行っていない時)に
紙状媒体2の補充を行うようにする。
【0053】制御部14は、図20に示すように各部の
制御を行うと共に上位装置9に接続されている。この制
御部14は、中央演算装置であるCPU45と、固有画
像5を記録するローカルメモリ部36と、記録手段であ
るROMやRAMのメモリ62と、プリントする画像を
記録するプリントメモリ37と、プリント部7を作動さ
せるプリンタドライバ46と、上位装置9に接続するI
/Fドライバ63とを備えている。CPU45には媒体
供給部3やセキュリティ部4、プリント確認部8、投出
部10、回収部11、回収箱12等が接続されている。
【0054】上述した紙状媒体発行装置1の動作を図2
1〜図25に示すフローチャートに基づいて説明する。
ここで、本フローチャートは各部において選択された動
作の一例を示すに過ぎず、選択された動作によってはこ
れと異なるフローになる。
【0055】図21に示すように、待機状態にある紙状
媒体発行装置1は、利用者の操作により上位装置9から
紙状媒体2の発行が指示されたか否かを判断する(ステ
ップ(以下、Sと略称する)100)。発行が指示され
れば(S100;YES)、図22及び図23に示す紙
状媒体2の発行動作を行う(S101)。発行が指示さ
れていなければ(S100;NO)、各スタッカ部13
にストックされる紙状媒体2が所定の枚数有るかを判断
する(S102)。
【0056】紙状媒体2が所定の枚数有れば(S10
2;YES)、再び紙状媒体2の発行が指示されたか否
かを判断する(S100)。各スタッカ部13にストッ
クされる紙状媒体2が所定の枚数に満たなければ(S1
02;NO)、紙状媒体発行装置1がアイドル状態であ
るか否かを判断する(S103)。アイドル状態で有れ
ば(S103;YES)、図24及び図25に示す紙状
媒体2のスタッカ部13への補充動作を行う(S10
4)。アイドル状態でなければ(S103;NO)、再
び紙状媒体2の発行が指示されたか否かを判断する(S
100)。
【0057】図22及び図23に示すように、紙状媒体
2の発行動作(S101)では、まずスタッカ部13の
機能が有効であるか判断される(S105)。これは、
本紙状媒体発行装置1がスタッカ部13を有している
か、有しているならスタッカ部13を使用して良い
か、発行するのはスタッカ部13にストックされてい
る種類の紙状媒体2であるか、を判断する。そして、い
ずれかのスタッカ部13にストックされた紙状媒体2を
使用すると判断されれば(S105;YES)、当該ス
タッカ部13に紙状媒体2がストックされているかを判
断する(S106)。その紙状媒体2がストックされて
いれば(S106;YES)、その紙状媒体2を当該ス
タッカ部13から取り出して(S107)、ストックカ
ウンタをカウントダウンする(S108)。
【0058】一方、スタッカ部13を有していなかった
り、スタッカ部13が使用不可であったり、ストックさ
れていない種類の紙状媒体2を発行するものであったと
き(S105;NO)や、スタッカ部13に紙状媒体2
がストックされていないとき(S106;NO)は、媒
体供給部3を作動させて用紙供給を行う(S109)。
そして、用紙切れを起こしていれば(S110;YE
S)、紙状媒体2を発行できないのでエラーを表示して
処理を停止する(S111)。用紙があれば(S11
0;NO)、所定の長さにカットして紙状媒体2として
供給する(S112)。
【0059】スタッカ部13または媒体供給部3から供
給された紙状媒体2は、セキュリティ部4でセキュリテ
ィが付与される。例えば、図23に示すフローチャート
では、ランダム属性をリードして(S113)、磁気記
録を行うようにしている(S114)。但し、セキュリ
ティは選択的であるので、このフローチャートに示すも
のに限られないのは勿論である。さらに、プリント部7
で紙状媒体2にプリントを行う(S115)。ここで、
スタッカ部13から供給された紙状媒体2には個別情報
6及び装置情報40を印刷するようにし、媒体供給部3
から供給された紙状媒体2には個別情報6及び装置情報
40の他に固有画像5を印刷する。そして、プリント確
認部8でプリントのベリファイを行う(S116)。プ
リントが良好で有れば(S116;OK)、紙状媒体2
を投出部10に搬送して(S117)、発行すべき指定
枚数に達したかを判断する(S118)。そして、指定
枚数に達していなければ(S118;NO)、再びスタ
ッカ部13の機能が有効であるか判断する(S10
5)。
【0060】ところで、ランダム属性リード時と磁気記
録時とプリント確認時に異常が有れば(S113、S1
14、S116のいずれか;NG)、その紙状媒体2は
回収箱12に破棄される(S119)。このときはリト
ライするか判断して(S120)、リトライするのであ
れば(S120;YES)、発行すべき指定枚数に達し
たかを判断する(S118)。また、リトライしないな
ら(S120;NO)、エラーを表示して処理を停止す
る(S121)。
【0061】発行枚数が指定枚数に達していれば(S1
18;YES)、投出部10のシャッタ59を開いて、
指定枚数の紙状媒体2を一括して投出する(S12
2)。ここで、紙状媒体2が取り出されたか判断して
(S123)、一定時間取り出されなければ(S12
3;YES)、回収箱12に破棄する(S124)。ま
た、取り出されていれば(S123;NO)、紙状媒体
2の発行動作を終了する(S125)。
【0062】一方、図24及び図25に示すように、ス
タッカ部13に紙状媒体2を補充する動作(S104)
では、まずスタッカ部13の機能が有効であるか判断さ
れる(S126)。これは、本紙状媒体発行装置1が
スタッカ部13を有しているか、有しているならスタ
ッカ部13を使用して良いか、を判断する。そして、有
効な全てのスタッカ部13に紙状媒体2が存在するか、
すなわち紙状媒体2の枚数が不足しているスタッカ部1
3は有るかを判断する(S127)。ここで、スタッカ
部13を有していなかったり、スタッカ部13を使用で
きなかったり(S126;NO)、紙状媒体2の枚数が
不足しているスタッカ部13が無ければ(S127;N
O)、補充作業を終了する(S129)。
【0063】紙状媒体2の枚数が不足しているスタッカ
部13が有れば(S127;YES)、補充すべきスタ
ッカ部13と当該スタッカ部13に補充する紙状媒体2
を選択する(S130)。そして、媒体供給部3を作動
させて用紙供給を行う(S131)。そして、用紙切れ
を起こしていれば(S132;YES)、紙状媒体2を
発行できないのでエラーを表示して処理を停止する(S
133)。用紙があれば所定の長さにカットして紙状媒
体2として供給する。この紙状媒体2はプリント部7に
搬送されて(S134)、固有画像5がプリントされる
(S135)。この固有画像5について、プリント確認
部8でプリントのベリファイを行う(S136)。プリ
ントが良好で有れば(S136;OK)、紙状媒体2を
所定のスタッカ部13に搬送して(S137)、ストッ
クカウンタをカウントアップして、所定のスタッカ部1
3に必要枚数の紙状媒体2を補充したかを判断する(S
138)。必要枚数を補充していなければ(S138;
NO)、さらに紙状媒体2を補充するために再び用紙を
供給する(S131)。必要枚数を補充していれば(S
138;YES)、当該スタッカ部13については補充
が終了したので、他に紙状媒体2が不足しているスタッ
カ部13は有るかを判断し、まだ有るならば次に補充す
べきスタッカ部13と当該スタッカ部13に補充する紙
状媒体2を選択する(S130)。ここで、紙状媒体2
の枚数が不足しているスタッカ部13が無くなれば、補
充作業を終了する。
【0064】また、プリント確認時に異常が有れば(S
136;NG)、その紙状媒体2は回収箱12に破棄さ
れる(S139)。このときはリトライするか判断して
(S140)、リトライするのであれば(S140;Y
ES)、ストックする所定枚数に達したかを判断する
(S138)。また、リトライしないなら(S140;
NO)、エラーを表示して処理を停止する(S14
1)。
【0065】上述したように、本実施形態の紙状媒体発
行装置1によれば、紙状媒体2の発行前に予め固有画像
5をローカルメモリ部36に記録しておき紙状媒体2の
発行時に固有画像5をローカルメモリ部36より読み出
してプリントするので、紙状媒体2を発行する度に固有
画像5を上位装置9から受信する必要はなくデータ転送
時間を短縮することができる。よって、紙状媒体2の発
行時間の短縮化を図ることができる。
【0066】また、プリント部7は2つのプリントヘッ
ド部48を同時に動作させて1枚の紙状媒体2をプリン
トするようにしているので、従来のように単一のプリン
タヘッドによりプリントする場合に比べてプリント速度
の向上を図ることができる。このため、紙状媒体2の発
行時間を短縮化することができる。また、単一のプリン
タヘッドによりプリントする場合と同等の時間を掛けれ
ば、二重プリントできるので高画質の印刷を行うことが
できるようになる。
【0067】さらに、セキュリティ部4では属性検出部
25及びセキュリティ付与部26を選択的に動作可能で
あるようにしているので、紙状媒体2の付加価値に応じ
てセキュリティ性のレベルを異ならせることができる。
このため、発行する紙状媒体2の付加価値に最適なレベ
ルのセキュリティ性を選択することができるので、必要
レベル以上のセキュリティ性の付与を防止して、紙状媒
体2の発行時間の短縮化を図ることができると共に経済
性を向上させることができる。
【0068】また、プリント部7はプリントレベルを上
位装置9より選択変更可能であるようにしているので、
紙状媒体2の付加価値に応じてプリントレベルを異なら
せることができる。このため、発行する紙状媒体2の付
加価値に最適なプリントレベルを選択することができる
ので、必要以上のプリントレベルによるプリントを防止
して、紙状媒体2の発行時間の短縮化を図ることができ
ると共に経済性を向上させることができる。
【0069】さらに、プリント確認部8では複数の確認
手段52を選択可能としているので、紙状媒体2の付加
価値に応じてプリントの確認レベルを異ならせることが
できる。このため、発行する紙状媒体2の付加価値に最
適な確認レベルを選択することができるので、必要以上
の確認レベルを防止して、紙状媒体2の発行時間の短縮
化を図ることができると共に経済性を向上させることが
できる。
【0070】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば本実施形態ではスタッカ部13にストック
する紙状媒体2に固有画像5のみを印刷するようにして
いるが、これには限られず固有画像5の他にセキュリテ
ィを付与しておいても良い。この場合も固有画像5等の
印刷時間の分だけ紙状媒体2の発行時間を短縮すること
ができる。
【0071】また、本実施形態ではスタッカ部13をプ
リント確認部8の下流側とセキュリティ部4の上流側と
の間に設置しているが、これには限られず例えばプリン
ト部7及びセキュリティ部4の間とプリント確認部8の
下流側との間に設けるようにしても良い。この場合、紙
状媒体2をストックする前にセキュリティを付与してお
く。
【0072】さらに、本実施形態では固有画像5をプリ
ントした紙状媒体2をストックするスタッカ部13を設
けているが、これには限られずスタッカ部13を設けな
くても良い。この場合、スタッカ部13の設置が不要に
なるので、紙状媒体発行装置1の小型軽量化を図ること
ができる。
【0073】また、本実施形態ではプリンタ部7として
2つのプリントヘッド部48を使用しているが、これに
は限られず3つ以上のプリントヘッド部48を使用する
ようにしても良い。また、本実施形態ではプリンタ部7
としてプリントヘッド部48を使用しているが、これに
は限られずカラーレーザプリンタや熱転写プリンタを使
用しても良い。カラーレーザプリンタを使用すれば、印
刷速度の高速化や印刷品位の向上を図ることができる。
また、熱転写プリンタを使用すれば、印刷品位の向上を
図ることができる。さらに、プリンタ部7として白黒の
み印刷可能なプリンタを使用しても良い。いずれの場合
も、紙状媒体2の発行時に固有画像5をローカルメモリ
部36より読み出してプリントできるので、データ転送
時間を短縮して紙状媒体2の発行時間の短縮化を図るこ
とができる。
【0074】また、上述した各実施形態では紙状媒体発
行装置1をセルフサービスターミナルに組み込んでいる
が、これには限られず紙状媒体をプリントして発行する
装置の全般に組み込んで使用することができる。
【0075】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の紙状媒体発行装置によれば、紙状媒体の発行前
に予め固有画像をローカルメモリ部に記録しておき紙状
媒体の発行時に固有画像をローカルメモリ部より読み出
してプリントするので、紙状媒体を発行する度に固有画
像を上位装置から受信する必要はなくデータ転送時間を
短縮することができる。よって、紙状媒体の発行時間の
短縮化を図ることができる。
【0076】また、セキュリティ部の動作を選択的にし
ているので、紙状媒体の付加価値に応じてセキュリティ
性のレベルを異ならせることができる。このため、発行
する紙状媒体の付加価値に最適なレベルのセキュリティ
性を選択することができるので、必要レベル以上のセキ
ュリティ性の付与を防止して、紙状媒体の発行時間の短
縮化を図ることができると共に経済性を向上させること
ができる。
【0077】さらに、請求項2記載の紙状媒体発行装置
では、プリント部は複数のプリントヘッド部を有してお
り、複数のプリントヘッド部を同時に動作させて1枚の
紙状媒体をプリントするようにしているので、従来のよ
うに単一のプリンタヘッドによりプリントする場合に比
べてプリント速度の向上を図ることができる。このた
め、紙状媒体の発行時間を短縮化することができる。
【0078】また、請求項3記載の紙状媒体発行装置で
は、セキュリティ部は紙状媒体に予め付与されたセキュ
リティ用の属性を検出する属性検出部と独自のセキュリ
ティを付与するセキュリティ付与部とを有しており、属
性検出部及びセキュリティ付与部は選択的に動作可能で
あるようにしているので、紙状媒体の付加価値に応じて
セキュリティ性のレベルを異ならせることができる。こ
のため、発行する紙状媒体の付加価値に最適なレベルの
セキュリティ性を選択することができるので、必要レベ
ル以上のセキュリティ性の付与を防止して、紙状媒体の
発行時間の短縮化を図ることができると共に経済性を向
上させることができる。
【0079】そして、請求項4記載の紙状媒体発行装置
では、プリント部はプリントレベルを上位装置より選択
変更可能であるようにしているので、紙状媒体の付加価
値に応じてプリントレベルを異ならせることができる。
このため、発行する紙状媒体の付加価値に最適なプリン
トレベルを選択することができるので、必要以上のプリ
ントレベルによるプリントを防止して、紙状媒体の発行
時間の短縮化を図ることができると共に経済性を向上さ
せることができる。
【0080】また、請求項5記載の紙状媒体発行装置で
は、プリント確認部は確認レベルの異なる複数の確認手
段を有しており、複数の確認手段を選択可能としている
ので、紙状媒体の付加価値に応じてプリントの確認レベ
ルを異ならせることができる。このため、発行する紙状
媒体の付加価値に最適な確認レベルを選択することがで
きるので、必要以上の確認レベルを防止して、紙状媒体
の発行時間の短縮化を図ることができると共に経済性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙状媒体発行装置の一実施形態の全体
を示すブロック図である。
【図2】媒体供給部を示すブロック図である。
【図3】セキュリティ部におけるセキュリティレベルの
選択動作を示すブロック図である。
【図4】紙状媒体の印刷情報の種類を示す図である。
【図5】紙状媒体の一例を示す平面図である。
【図6】紙状媒体の他の例を示す平面図である。
【図7】紙状媒体の別の例を示す平面図である。
【図8】各種印刷情報の送信経路を示すブロック図であ
る。
【図9】紙状媒体の更に他の例を示す平面図である。
【図10】プリント部におけるプリントレベルの選択動
作を示すブロック図である。
【図11】プリント部での印刷状態を示す図であり、
(A)は平面図、(B)は側面図を示す。
【図12】プリントヘッド部とプリントメモリとの接続
を示すブロック図である。
【図13】プリント部での印刷方法の一例を示す平面図
である。
【図14】プリント部での印刷方法の他の例を示す平面
図である。
【図15】プリント確認部での確認動作を示すブロック
図である。
【図16】プリント確認のためのマークを印刷した紙状
媒体を示す平面図である。
【図17】プリント確認のためのマークを読み取る際の
出力を示すグラフである。
【図18】ロゴを比較する際の確認動作を示すブロック
図である。
【図19】プリント確認のための固有画像を読み取る際
の出力を示すグラフである。
【図20】制御部を示すブロック図である。
【図21】紙状媒体発行装置のメイン動作を示すフロー
チャートである。
【図22】紙状媒体を発行する際の動作を示すフローチ
ャートである。
【図23】紙状媒体を発行する際の動作を示すフローチ
ャートである。
【図24】紙状媒体をストックする際の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図25】紙状媒体をストックする際の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 紙状媒体発行装置 2 紙状媒体 3 媒体供給部 4 セキュリティ部 5 固有画像 6 個別情報 7 プリント部 8 プリント確認部 9 上位装置 25 属性検出部 26 セキュリティ付与部 36 ローカルメモリ部 48 プリントヘッド部 52 確認手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙状媒体を発行可能なように保持し発行
    時に1枚ずつ供給する媒体供給部と、該媒体供給部より
    供給される前記紙状媒体にセキュリティ性を付与するセ
    キュリティ部と、前記媒体供給部より供給される前記紙
    状媒体に発行媒体に共通な固有画像と前記発行媒体ごと
    に異なる個別情報とをプリントするプリント部と、該プ
    リント部によるプリントの良否を確認するプリント確認
    部とを有し、上位装置からの指令により前記紙状媒体を
    1枚ずつ発行する紙状媒体発行装置において、前記セキ
    ュリティ性を付与するセキュリティ部の動作を選択的に
    すると共に、前記固有画像を記録するローカルメモリ部
    を設けておき、前記紙状媒体の発行時に前記固有画像の
    記録を選択すると共に、前記固有画像の記録が選択され
    た場合には前記固有画像を前記ローカルメモリ部より読
    み出してプリントする一方、前記個別情報を前記上位装
    置より受けてプリントするようにしたことを特徴とする
    紙状媒体発行装置。
  2. 【請求項2】 前記プリント部は複数のプリントヘッド
    部を有しており、前記複数のプリントヘッド部を同時に
    動作させて1枚の前記紙状媒体をプリントすることを特
    徴とする請求項1記載の紙状媒体発行装置。
  3. 【請求項3】 前記セキュリティ部は前記紙状媒体に予
    め付与されたセキュリティ用の属性を検出する属性検出
    部と独自のセキュリティを付与するセキュリティ付与部
    とを有しており、前記属性検出部及び前記セキュリティ
    付与部は選択的に動作可能であることを特徴とする請求
    項1または2記載の紙状媒体発行装置。
  4. 【請求項4】 前記プリント部はプリントレベルを前記
    上位装置より選択変更可能であることを特徴とする請求
    項1から3までのいずれか記載の紙状媒体発行装置。
  5. 【請求項5】 前記プリント確認部は確認レベルの異な
    る複数の確認手段を有しており、前記複数の確認手段を
    選択可能としていることを特徴とする請求項1から4ま
    でのいずれか記載の紙状媒体発行装置。
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