JPH11353218A - 文書データのセキュリティ強化方式 - Google Patents

文書データのセキュリティ強化方式

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JPH11353218A
JPH11353218A JP10160339A JP16033998A JPH11353218A JP H11353218 A JPH11353218 A JP H11353218A JP 10160339 A JP10160339 A JP 10160339A JP 16033998 A JP16033998 A JP 16033998A JP H11353218 A JPH11353218 A JP H11353218A
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JP
Japan
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document
block
document data
access attribute
access
Prior art date
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Pending
Application number
JP10160339A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
弘 山口
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子化された文書の閲覧可能で複写不可能化、
文書の一部分の複写不可能化、文書の一部分だけの更新
可能化、文書の閲覧可能で印刷不可能化、文書の一部分
の印刷不可能化、をはかることの出来るセキュリティ強
化方式を提供する。 【解決手段】文書2は例えばブロック61,62,63に分割さ
れ、それぞれのブロックにヘッダ31,32,33が付与されて
補助記憶装置1に保存されている。それぞれのヘッダ
は、それぞれブロック長41,42,43およびアクセス属性5
1,52,53から構成されている。アクセス属性51は読み込
み許可R511,書き込み許可W512,複写許可C513,印刷許
可P514 からなり、その他のアクセス属性も同様であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペーパーレスを目
的として電子化された文書のセキュリティ方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な文書ファイルは、文書全
体で読み/書き許可のためのアクセス属性を設定出来る
ようになっている。図8は、従来のアクセス属性設定方
式である。図8において、1は補助記憶装置で、そのデ
ータ領域11には文書2が、また管理領域12には属性
5が保存されている。属性5は、読み込み許可511お
よび書き込み許可512からなり、例えば文書を複写す
る際、文書全体を複写可能とするか、あるいは、文書全
体を複写不可能とするかの2通りが設定できる。ただ
し、この方式の場合、文書の複写を禁止するということ
は、文書全体の読み込みのためのアクセス属性をなくす
ことを意味し、同時に文書の閲覧も出来なくなるという
副作用が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の技
術では、文書全体を対象とした読み込み/書き込み許可
のアクセス属性の設定は出来るが、電子印を挿入したよ
うな重要な文書管理は、この程度のセキュリティでは機
能不足であり、以下のような問題が発生する。 1.文書の複写を禁止するためには、文書の閲覧(読み
込み)も禁止しなければならない。
【0004】2.文書の複写を許可すると、文書全体が
複写されてしまう。従って、原本が1つの文書に定まら
ない。 3.文書内容の訂正(書き込み)は、ある1部分だけに
制限したくてもそれは不可能で、文書全体が訂正されて
しまう。 4.文書を印刷した場合、全く同一の文書が複数個存在
してしまうことになり、どれが原本なのか識別出来なく
なる。従って、電子化された文書の場合、印刷を禁止し
たいところであるが、印刷を禁止することはファイルの
閲覧をも禁止する(文書全体の読み込み属性をなくす)
ことになり、印刷だけを禁止することが出来ない。
【0005】本発明の目的は、これらの問題を解決しう
る、以下に示す電子化された文書のセキュリティ強化方
式を提供することにある。 1.文書の閲覧は可能であるが、複写は不可能である。 2.文書の複写を許可した場合、重要な部分(例えば、
電子印の部分)は複写出来ないようにする。
【0006】3.文書の1部分だけを更新可能にする。 4.文書内容の閲覧は可能であるが、印刷は不可能にす
る。 5.文書の印刷を許可した場合、重要な部分(例えば、
電子印の部分)は印刷出来ないようにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては、電子計算機上で電子化された
文書データ内容の不正アクセスまたは複写を防止するた
めの文書データのセキュリティ強化方式において、文書
データを複数の意味のあるブロック単位に分割し、各ブ
ロックの先頭にブロック長およびアクセス属性を付加し
て補助記憶装置に保存し、ブロック単位でアクセス属性
の指定が可能となるようにした。
【0008】ここで、アクセス属性には、従来の読み込
み許可、書き込み許可のほかに、複写許可および印刷許
可のための属性を付加した。従って、文書の複写時に文
書データの各ブロックのアクセス属性を参照し、複写可
能なアクセス属性を有するブロックの文書データのみを
複写許可することとした。
【0009】また、文書の更新時に文書データの各ブロ
ックのアクセス属性を参照し、書き込み可能なアクセス
属性を有するブロックの文書データのみを更新許可する
こととした。また、文書の閲覧時に文書データの各ブロ
ックのアクセス属性を参照し、読み込み可能なアクセス
属性を有するブロックの文書データのみを閲覧許可する
こととした。
【0010】また、文書の印刷時に文書データの各ブロ
ックのアクセス属性を参照し、印刷可能なアクセス属性
を有するブロックの文書データのみを印刷許可すること
とした。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例を示す概
念図である。図1において、文書2は、例えばブロック
61,62,63に分割され、それぞれのブロックにヘ
ッダ31,32,33が付与されて、補助記憶装置1に
保存されている。それぞれのヘッダ31,32,33
は、それぞれブロック長41,42,43およびアクセ
ス属性51,52,53から構成されている。さらにア
クセス属性51は読み込み許可R511,書き込み許可
W512,複写許可C513,印刷許可P514からな
り、その他のアクセス属性52,53も同様である。
【0012】以上のように、文書データを複数ブロック
に分割し、各ブロックの先頭に設けたアクセス属性を設
定可能としたことにより、従来、文書全体でのアクセス
管理しか出来なかったものが、文書のブロック毎にアク
セス管理が可能となった。
【0013】
【実施例】図2は、この発明の実施例における書類例を
示す図である。図2において、重要書類7は訂正不可能
な文章71、訂正可能な文章72および電子印73から
構成されており、補助記憶装置上に文書として保存され
ているものとする。図3は、図2の書類例の文書格納方
式の実施例を示す図である。図3において、保存する文
書を、訂正不可能な文章ブロック71、訂正可能な文章
ブロック72、電子印ブロック73に分割する。そし
て、訂正不可能な文章ブロック71には、読み込み許可
R、複写許可Cおよび印刷許可Pのアクセス属性51を
設定する。次に、訂正可能な文章ブロック72には、読
み込み許可R、書き込み許可W、複写許可Cおよび印刷
許可Pのアクセス属性52を設定する。最後に、電子印
ブロック73には、読み込み許可Rのアクセス属性53
を設定する。
【0014】図4は、図2の書類例に対してコピーコマ
ンドを実行した場合の説明図である。図4において、文
書を複写するコピーコマンドは、補助記憶装置上に保存
された文書の各ブロックを参照し、複写許可Cのあるブ
ロックのみをコピーする。この例では、訂正不可能な文
章ブロック71と訂正可能な文章ブロック72だけがコ
ピーされる。ここで、電子印73を複写しないことは、
原本を唯一にしておくために有効である。
【0015】図5は、図2の書類例に対してエディタコ
マンドを実行した場合の説明図である。図5において、
文書の訂正をするエディタコマンドは、補助記憶装置上
に保存された文章の各ブロックを参照し、書き込み許可
Wのあるブロックのみを更新する。この例では、訂正可
能な文章ブロック72のみが訂正され補正可能な文章7
4となる。
【0016】図6は、図2の書類例に対してブラウザを
実行した場合の説明図である。図6において、文書を閲
覧するブラウザは、補助記憶装置上に保存された文書の
各ブロックを参照し、読み込み許可Rのあるブロックの
みを表示する。この例では、全てのブロックが表示され
る。図7は、図2の書類例に対して印刷機能を実行した
場合の説明図である。図7において、文書を印刷する印
刷機能は、補助記憶装置上に保存された文書の各ブロッ
クを参照し、印刷許可Pのあるブロックのみをプリント
アウトする。この例では、訂正不可能な文章ブロック7
1と訂正可能な文章ブロック72だけがプリントアウト
される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 1.文書データをブロック単位に分割し、ブロック毎に
アクセス属性を設定可能にしたことにより、1つの文書
内の一部分に、異なるアクセス属性を持たせることが出
来る。
【0018】2.アクセス属性の読み込み許可と複写許
可とを分離したことにより、文書の複写を禁止しても、
閲覧することは出来るようになる。 3.アクセス属性の複写許可を文書内のブロック毎に指
定できるようにしたことにより、文書の複写時に一部の
ブロックをコピーしないことで、原本と複写した文書を
識別することが可能になる。
【0019】4.アクセス属性の書き込み許可を文書内
のブロック毎に指定できるようにしたことにより、文書
の限られた一部分のみを訂正出来るようになる。 5.アクセス属性の読み込み許可と印刷許可を分離した
ことにより、文書の印刷を禁止しても、閲覧することは
出来るようになる。 6.アクセス属性の印刷許可を文書内のブロック毎に指
定できるようにしたことにより、文書の印刷時に一部の
ブロックをプリントアウトしないことで、原本の文書を
識別することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す概念図
【図2】この発明の実施例における書類例を示す図
【図3】図2の書類例の文書格納方式の実施例を示す図
【図4】図2の書類例に対してコピーコマンドを実行し
た場合の説明図
【図5】図2の書類例に対してエディタコマンドを実行
した場合の説明図
【図6】図2の書類例に対してブラウザを実行した場合
の説明図
【図7】図2の書類例に対して印刷機能を実行した場合
の説明図
【図8】従来の文書のアクセス属性設定方法を示す図
【符号の説明】 1…補助記憶装置、2…文書、7…重要書類、31,3
2,33…ヘッダ、41,42,43…ブロック長、5
1,52,53…アクセス属性、61,62,63…ブ
ロック、71…訂正不可能な文章、72…訂正可能な文
章、73…電子印、74…補正可能な文章、511…読
み込み許可R、512…書き込み許可W、513…複写
許可C、514…印刷許可P。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子計算機上で電子化された文書データ内
    容の不正アクセスまたは複写を防止するための文書デー
    タのセキュリティ強化方式において、文書データをブロ
    ック単位に分割し、各ブロックの先頭にブロック長およ
    びアクセス属性を付加して補助記憶装置に保存すること
    を特長とした文書データのセキュリティ強化方式。
  2. 【請求項2】文書の複写時に文書データの各ブロックの
    アクセス属性を参照し、複写可能なアクセス属性を有す
    るブロックの文書データのみを複写許可することを特長
    とした請求項1記載の文書データのセキュリティ強化方
    式。
  3. 【請求項3】文書の更新時に文書データの各ブロックの
    アクセス属性を参照し、書き込み可能なアクセス属性を
    有するブロックの文書データのみを更新許可することを
    特長とした請求項1記載の文書データのセキュリティ強
    化方式。
  4. 【請求項4】文書の閲覧時に文書データの各ブロックの
    アクセス属性を参照し、読み込み可能なアクセス属性を
    有するブロックの文書データのみを閲覧許可することを
    特長とした請求項1記載の文書データのセキュリティ強
    化方式。
  5. 【請求項5】文書の印刷時に文書データの各ブロックの
    アクセス属性を参照し、印刷可能なアクセス属性を有す
    るブロックの文書データのみを印刷許可することを特長
    とした請求項1記載の文書データのセキュリティ強化方
    式。
JP10160339A 1998-06-09 1998-06-09 文書データのセキュリティ強化方式 Pending JPH11353218A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002328843A (ja) * 2001-05-02 2002-11-15 Ricoh Co Ltd 文書管理システム、および記録媒体
JP2002334070A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Sony Corp 文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラム、ならびに、記録媒体

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