JPH11353153A - レジスタ設定回路 - Google Patents

レジスタ設定回路

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JPH11353153A
JPH11353153A JP15777498A JP15777498A JPH11353153A JP H11353153 A JPH11353153 A JP H11353153A JP 15777498 A JP15777498 A JP 15777498A JP 15777498 A JP15777498 A JP 15777498A JP H11353153 A JPH11353153 A JP H11353153A
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JP
Japan
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JP15777498A
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Atsushi Watanabe
淳 渡邊
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを招くことなく、レジスタの初
期値の変更を容易に行うことができ、しかもシステムと
しての処理能力の低下をも防止することができるレジス
タ設定回路を提供する。 【解決手段】 不揮発性メモリ6Aのレジスタ設定領域
101に格納されている設定値を読出し、設定制御回路
5Aによりレジスタ7の初期値の変更をダイレクトに行
うようにしている。また、レジスタ7の初期値を変更す
る場合、不揮発性メモリ6Aのレジスタ設定領域101
の設定値を読出すだけとし、しかも例えば電源投入時等
における初期動作においてもレジスタ7に変更後の初期
値を保持させるようにし、レジスタ7の初期値の変更時
における不揮発性メモリ6Aに対するプログラムコード
の書込み処理に要する時間を不要としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特定用途向けの
集積回路であるASlC(Application specificintegr
ated circuit )におけるレジスタの初期値を設定する
レジスタ設定回路に関し、特に、不揮発性メモリにレジ
スタの設定値を格納しておき、その設定値に応じてレジ
スタの初期値を変更可能としたレジスタ設定回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特定用途向けの集積回路であるASlC
(Application specific integratedcircuit )におけ
るレジスタを備えた回路としては、例えば、図4に示す
ものが知られている。
【0003】これは、回路全体を制御するためのCPU
(中央演算処理装置)1と、CPU1の介在なしで高速
にデータ転送を行うためのDMAC(Direct Memory Ac
cessController )2と、CPU1あるいはDMAC2
からのアドレスを含む制御信号11,12を選択して、
この選択信号に応じたアドレスを含む制御信号14,1
5を出力するマルチプレクサ(MPX)3と、例えばE
EPROM(electrically erasable programmable rea
d only memory )からなりCPU1を制御するプログラ
ムコードを格納する不揮発性メモリ6と、マルチブレク
サ(MPX)3から出力されたアドレスを含む制御信号
15から不揮発性メモリ6及びレジスタ7へのメモリ選
択信号16及びイネーブル信号17を作成して出力する
デコーダ(DEC)4と、デコーダ(DEC)4からの
イネーブル信号17に応じてレジスタ書込み信号18を
出力するデータ書込み回路5と、リセット端子19及び
セット端子20を有し、データ書込み回路5からのレジ
スタ書込み信号18に応じてデータバス13上のデータ
を保持し、レジスタ出力21によって制御回路9を動作
させるレジスタ7とを備えたものである。
【0004】このような回路構成では、例えば電源投入
時等において、初期化信号(R)22がアクティブにな
ると、初期化信号(R)22を受けたCPU1、DMA
C2、レジスタ7は強制的に初期化されるとともに、初
期化信号(R)22がアクティブで無くなり、CPU
1、DMAC2、レジスタ7の初期化が終了すると、ク
ロック(CK)10を受けたCPU1、DMAC2、レ
ジスタ7が初期動作を開始する。
【0005】ここで、レジスタ7における初期化は、リ
セット端子19に取込まれる初期化信号(R)22がア
クティブとなることで、レジスタ出力21が“0”とさ
れることであり、その後の初期動作はセット端子20に
取込まれる電源(ロジック的に“1”)8からの電圧に
応じてレジスタ7の初期値が設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のレジスタを備えた回路では、レジスタ7にリセット
端子19及びセット端子20を設けることで、例えばC
PU1による不揮発性メモリ6のプログラムコードに応
じたレジスタ7の初期設定が省かれ、レジスタ7の初期
動作が早められるものであるが、レジスタ7の初期値の
設定を変更しようとする場合、リセット端子19を電源
(ロジック的に“1”)8に接続し、セット端子20を
初期化信号(R)22に接続し直すという回路変更が必
要となる。
【0007】この場合、製造工程の最終段階で、特定の
機能に合うようにゲートを接続するための層が追加され
ることで完成されるASIC等のLSI(Large scale
integration )では、このLSIの完成後に上述した回
路変更を行うことは、多くの時間と費用とを必要とする
ため、低コスト化を図る上で妨げとなる。
【0008】一方、このような回路変更を行うことなし
に、レジスタ7の出力値を変更する方法がある。これ
は、レジスタ7の初期動作終了後に、CPU1で読取ら
れる不揮発性メモリ6のプログラムコードを変更させる
ことで、例えば電源投入時等における初期動作において
設定されるレジスタの初期値を変更するものである。
【0009】ところが、このような方法では、例えば電
源投入時等における初期動作において、レジスタ7の初
期値が予め定められている値に設定されるため、レジス
タ7の出力値の変更を行う場合、その都度、不揮発性メ
モリ6のプログラムコードを変更させる必要がある。
【0010】また、このような方法では、不揮発性メモ
リ6にレジスタ7の出力値を変更させたときのプログラ
ムコードを格納する必要があるため、レジスタ7の出力
値の変更に応じて不揮発性メモリ6内のプログラムコー
ドの格納領域が増える。しかもこの場合、不揮発性メモ
リ6に対するプログラムコードの書込み処理が加えられ
るため、システムとしての処理能力の低下を招くおそれ
がある。
【0011】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、コストアップを招くこと
なく、レジスタの初期値の変更を容易に行うことがで
き、しかもシステムとしての処理能力の低下をも防止す
ることができるレジスタ設定回路を提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明は、初期値を保持するレジスタと、この
レジスタの初期値を変更するためのプログラムコードを
格納するプログラムコード格納領域及び前記レジスタの
初期値を変えるための設定値を格納するレジスタ設定領
域を有した不揮発性メモリと、前記プログラムコード格
納領域のプログラムコードに基づき、前記レジスタ設定
領域から読出された設定値に応じて前記レジスタの初期
値をダイレクトに変更設定する設定制御回路とを備えた
ものである。
【0013】この発明では、不揮発性メモリに設けられ
ているプログラムコード格納領域は、CPU(中央演算
処理装置)の動作を制御するためのプログラムコードを
格納する部分であり、レジスタ設定領域はレジスタの初
期値を変えるための設定値を格納する部分である。ま
た、プログラムコード格納領域には、レジスタ設定領域
に格納されている設定値に応じて、レジスタの初期値を
変えるためのプログラムコードが予め格納されている。
【0014】不揮発性メモリは、例えばEEPROMの
ように、再プログラムが可能なメモリを用いることがで
きるため、プログラムコード格納領域内のプログラムコ
ードの変更や、レジスタ設定領域内のレジスタの設定値
の変更も可能となっている。ここで、レジスタの初期値
を変えるための設定値は、アドレスに対応させて複数格
納することもできる。
【0015】このような構成によれば、レジスタの初期
値の変更は、例えばCPUから不揮発性メモリのレジス
タ設定領域の設定値のアドレスを含む制御信号が出力さ
れて、そのアドレスに応じた設定値が読出されたとき
に、レジスタの初期値が設定制御回路によりダイレクト
に変更されるため、従来のようなレジスタのセット端子
及びリセット端子の接続のやり直しによる回路変更が不
要となる。
【0016】また、レジスタの初期値を変更する場合、
不揮発性メモリのプログラムコード格納領域の変更すべ
きレジスタの設定値に対応するプログラムコードと、レ
ジスタ設定領域の設定値とを読出すだけでよいため、従
来の回路変更を行うことなく、レジスタの出力値を変更
する方法のように、不揮発性メモリにレジスタの出力値
を変更させたときのプログラムコードを格納する必要が
ないため、レジスタの初期値の変更に応じて不揮発性メ
モリ内のプログラムコードの格納領域の増加を抑えるこ
とができる。しかも、レジスタの初期値の変更時におけ
る不揮発性メモリに対するプログラムコードの書込み処
理が不要となるため、システムとしての処理能力の低下
を抑えることができる。
【0017】また、設定制御回路におけるレジスタの初
期値の変更は、上述したように、例えばCPUからの不
揮発性メモリのレジスタ設定領域の設定値のアドレスを
含む制御信号が出力されることで行われるが、DMAC
(Direct Memory Access Controller )を用いてレジス
タの初期値の変更を行うこともできる。この場合、CP
U(中央演算処理装置)におけるプログラム処理が不要
となるため、レジスタの初期値の変更を短時間で行うこ
とが可能となり、処理能力の低下をさらに抑えることが
できる。
【0018】さらに、不揮発性メモリのレジスタ設定領
域の初期値の読出しが行われない限り、レジスタの初期
値の変更は行われないため、初期化信号がアクティブに
なりCPU等が初期化されるという状況が繰返されて
も、レジスタには変更された初期値を保持させることが
できる。
【0019】また、レジスタには、初期化直後の初期値
が保持されることにより、一度設定を行い今後設定変更
がいらないレジスタにおいては、対応するレジスタ設定
領域を読出さないという制御コードを不揮発性メモリの
プログラムコード格納領域に書込んでおくことでも、レ
ジスタの設定処理が削除され、システム全体としての処
理能力の低下を抑えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態
において、従来例を示した図4と共通する部分には同一
符号を付すものとする。
【0021】図1は、この発明のレジスタ設定回路の一
実施の形態を示すブロック図、図2は、図1の不揮発性
メモリの記憶領域を示す概念図、図3は、図1のレジス
タの初期値の変更方法を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【0022】図1に示すこの実施の形態のレジスタ設定
回路は、不揮発性メモリ6Aにレジスタ7の設定値が予
め格納されている点と、設定制御回路5Aによってレジ
スタ7のリセット端子19及びセット端子20が制御さ
れ、不揮発性メモリ6Aから読出された設定値に応じて
レジスタ7の初期値がダイレクトに変更される点で、図
4に示した従来のレジスタを備えた回路と相違してい
る。
【0023】すなわち、図1において、レジスタ設定回
路は、レジスタ出力21によって制御回路9を動作させ
るレジスタ7と、このレジスタ7の初期値を変更するた
めのプログラムコードを格納する後述のプログラムコー
ド格納領域100及びレジスタ7の初期値を変えるため
の設定値を格納する後述のレジスタ設定領域101を有
した不揮発性メモリ6Aと、プログラムコード格納領域
100のプログラムコードに基づき、レジスタ設定領域
101から読出された設定値に応じてレジスタ7の初期
値をダイレクトに変更設定する設定制御回路5Aとを備
えている。
【0024】設定制御回路5Aは、レジスタ7のリセッ
ト端子19及びセット端子20をダイレクトに制御する
ことで、レジスタ7の初期値をダイレクトに変更するも
のである。すなわち、まずデコーダ(DEC)4からの
イネーブル信号17を受けると、レジスタ7のリセット
端子19にレジスタリセット信号24を与えてレジスタ
7の初期化を行い、次いで不揮発性メモリ6Aから読出
されたデータバス13上の設定値に基づき、レジスタ7
のセット端子20にレジスタセット信号23を与え、レ
ジスタ7の初期値を設定する。また、レジスタ7におけ
る保持データの幅は、例えば8ビットとしている。
【0025】この回路構成では、初期化信号(R)22
がアクティブになると、初期化信号(R)22を受けた
CPU1、DMAC2は強制的に初期化されるととも
に、初期化信号(R)22がアクティブで無くなり、C
PU1、DMAC2の初期化が終了すると、クロック
(CK)10を受けたCPU1、DMAC2が初期動作
を開始する。
【0026】また、図1において、CPU(中央演算処
理装置)1は、回路全体を制御するための機能を有し、
DMAC(Direct Memory Access Controller )2は、
CPU1の介在なしで高速にデータ転送を行うための機
能を有している。
【0027】マルチプレクサ(MPX)3は、CPU1
あるいはDMAC2からのアドレスを含む制御信号1
1,12を選択して、この選択信号に応じたアドレスを
含む制御信号14,15を出力する。
【0028】デコーダ(DEC)4は、マルチプレクサ
(MPX)3から出力されたアドレスを含む制御信号1
5から不揮発性メモリ6A及びレジスタ7へのメモリ選
択信号16及びイネーブル信号17を作成して出力す
る。
【0029】不揮発性メモリ6Aの記憶領域は、例えば
図2に示す通りである。同図は、不揮発性メモリ6Aの
全記憶領域を、例えば256Kバイトとし、1アドレス
の格納できるデータ幅を8ビットとした一例を示してい
る。すなわち、全メモリ領域のうち、下位のYKバイト
をプログラムコード格納領域100とし、残りのZKバ
イトをレジスタ7の初期値を変えるための設定値を格納
するレジスタ設定領域101としている。
【0030】プログラムコード格納領域100には、ア
ドレス(00000h〜XXXXXh)に対応させてC
PU1の動作を制御(レジスタ7の初期値を変更するた
めの制御プログラムを含む)するプログラムコードが書
込まれている。レジスタ設定領域101には、アドレス
(YYYYYh〜FFFFFh)に対応させてレジスタ
7の初期値を設定する複数の設定値が格納されている。
ちなみに、不揮発性メモリ6Aは、上述したように、E
EPROM等のメモリとされているため、プログラムコ
ード格納領域100及びレジスタ設定領域101内のプ
ログラムコード及び設定値の書換えが可能となってい
る。
【0031】そして、初期化信号(R)22をアクティ
ブにしてCPU1、DMAC2及びマルチプレクサ(M
PX)3を初期化し、初期化終了後、クロック(CK)
10を受けてCPU1が動作し、プログラムが先頭アド
レス(00000h)から実行され回路全体が動作する
ようになっている。
【0032】次に、レジスタ7の初期値の設定方法を、
図3を用いて説明する。同図において、(ADR)は、
マルチプレクサ(MPX)3から不揮発性メモリ6Aに
出力されるメモリアドレス信号14であり、このメモリ
アドレス信号14を元に不揮発性メモリ6Aのレジスタ
設定領域101内のレジスタ7の設定値を格納している
アドレスが指定される。
【0033】(DB)は、データバス13上に出力され
る不揮発性メモリ6Aのレジスタ設定領域101から読
出されたレジスタ7の設定値を示すデータである。(R
B,CEB)は、デコーダ(DEC)4から不揮発性メ
モリ6Aに出力されるメモリ選択信号16であり、メモ
リアドレス信号14とともに出力される。(RCEB)
は、デコーダ(DEC)4から設定制御回路5Aに出力
されるレジスタ7のイネーブル信号17であり、このイ
ネーブル信号17が出力されると、設定制御回路5Aに
よってレジスト7の初期値が設定される。
【0034】(RRB)は、設定制御回路5Aからレジ
スタ7のリセット端子19に出力されるレジスタリセッ
ト信号24であり、(RSB)は、設定制御回路5Aか
らレジスタ7のセット端子20に出力されるレジスタセ
ット信号23である。これらレジスタリセット信号24
及びレジスタセット信号23がそれぞれリセット端子1
9及びセット端子20に出力されることにより、設定制
御回路5Aによってレジスタ7の初期値の変更がダイレ
クトに行われるため、従来のように、リセット端子19
及びセット端子20の接続のし直しが不要となる。
【0035】なお、以上の(DB),(RB,CE
B),(RCEB),(RRB),(RSB)における
(B)は、(D),(R),(CE),(RCE),
(RR),(RS)の否定を意味するバーを示すもので
ある。
【0036】そしてまず、初期化信号(R)22をアク
ティブにしてCPU1、DMAC2及びマルチプレクサ
(MPX)3を初期化し、初期化終了後、クロック(C
K)10を受けてCPU1が動作し、プログラムが先頭
アドレス(00000h)から実行され回路全体が動作
する。
【0037】この状態では、レジスタ7の初期値が先に
設定された値となっている。ここで、レジスタ7の初期
値を、不揮発性メモリ6Aの例えばアドレス(YYYY
Yh)の設定値に変更する場合、CPU1からアドレス
(YYYYYh)を含む制御信号11が出力される。こ
の制御信号11が出力されると、マルチプレクサ(MP
X)3からアドレス(YYYYYh)を含むメモリアド
レス信号(ADR)14と、アドレス(YYYYYh)
を含む制御信号15とが出力される。
【0038】このとき、デコーダ(DEC)4からのメ
モリ選択信号(RB,CEB)16がアクティブとな
り、不揮発性メモリ6A内のレジスタ設定領域101の
アドレス(YYYYYh)の設定値が読出され、この読
出された設定値がデータバス13上に(DB)として出
力される。
【0039】この読出しと同時に、デコーダ(DEC)
4からイネーブル信号17が出力されることに伴い、設
定制御回路5Aにより、まずレジスタ7のリセット端子
19にレジスタリセット(RRB)信号24が与えられ
てレジスタ7に保持されているレジスタ出力21の出力
値がクリアされる。次いでセット端子20にレジスタセ
ット(RSB)信号23が与えられると、レジスタ7に
は、データバス13上に出力された設定値が取込まれ、
レジスタ7の初期値が設定される。この状態で、さらに
レシスタ7の初期値を変更する場合には、CPU1から
のアドレスを(YYYYYh〜FFFFFh)の何れか
とすることで、上述した手順により、レジスタ7の初期
値が変更される。
【0040】このように、この実施の形態では、不揮発
性メモリ6Aのレジスタ設定領域101に格納されてい
る設定値を読出し、設定制御回路5Aによりレジスタ7
の初期値の変更をダイレクトに行うようにしたので、従
来のようなレジスタ7のセット端子20及びリセット端
子19の接続のやり直しによる回路変更が不要となる。
【0041】また、この実施の形態では、レジスタ7の
初期値を変更する場合、不揮発性メモリ6Aのレジスタ
設定領域101の設定値を読出すだけでよいため、従来
の回路変更を行うことなく、レジスタ7の出力値を変更
する方法のように、不揮発性メモリ6Aにレジスタ7の
初期値を変更させたときのプログラムコードを格納する
必要がないため、不揮発性メモリ6A内のプログラムコ
ードの格納領域の増加を抑えることができる。しかも、
レジスタ7の初期値の変更時における不揮発性メモリ6
Aに対するプログラムコードの書込み処理が不要となる
ため、システムとしての処理能力の低下を抑えることが
できる。
【0042】さらに、この実施の形態では、不揮発性メ
モリ6Aは、例えばEEPROMのように、再プログラ
ムが可能なメモリを用いることができるため、プログラ
ムコード格納領域100内のプログラムコードの変更
や、レジスタ設定領域101内のレジスタの設定値の変
更も可能となる。しかも、レジスタ7の初期値を変える
ための設定値は、アドレスに対応させて複数格納するこ
ともできるため、設定すべき初期値のバリエーションを
増やすことができる。
【0043】なお、この実施の形態では、設定制御回路
5Aにおけるレジスタ7の初期値の変更は、上述したよ
うに、例えばCPU1からの不揮発性メモリ6Aのレジ
スタ設定領域101の設定値のアドレスを含む制御信号
が出力されることで行われる場合について説明したが、
この例に限らず、DMAC2を用いてレジスタ7の初期
値の変更を行うこともできる。この場合、CPU1にお
けるプログラム処理が不要となるため、レジスタ7の初
期値の変更を短時間で行うことが可能となり、処理能力
の低下をさらに抑えることができる。
【0044】また、この実施の形態では、不揮発性メモ
リ6Aのレジスタ設定領域101の初期値の読出しが行
われない限り、レジスタ7の初期値の変更は行われない
ため、初期化信号(R)がアクティブになりCPU1等
が初期化されるという状況が繰返されても、レジスタ7
に変更された初期値を保持させることができる。
【0045】さらに、この実施の形態では、レジスタ7
には、変更後の初期値が保持されるため、一度設定を行
い今後設定変更を必要としないレジスタ7においては、
対応するレジスタ設定領域101のアドレスを読出さな
いという制御コードを不揮発性メモリ6Aのプログラム
コード格納領域100に書込んでおくことでも、レジス
タ7の設定処理が削除されるので、システム全体として
の処理能力の低下を抑えることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のレジ
スタ設定回路によれば、不揮発性メモリのレジスタ設定
領域に格納されている設定値を読出し、設定制御回路に
よりレジスタの初期値の変更をダイレクトに行うように
し、従来のようなレジスタのセット端子及びリセット端
子の接続のし直しによる回路変更を不要としたので、コ
ストアップを防止することができる。
【0047】また、レジスタの初期値を変更する場合、
不揮発性メモリのプログラムコード格納領域の変更すべ
きレジスタの設定値に対応するプログラムコードと、レ
ジスタ設定領域の設定値とを読出すだけでよく、しかも
例えば電源投入時等における初期動作においてもレジス
タに変更後の初期値を保持させるようにしたので、従来
のようなレジスタの出力値の変更の都度必要となる不揮
発性メモリのプログラムコードの変更が不要となるた
め、レジスタの初期値の変更を容易に行うことができ
る。
【0048】さらに、レジスタの初期値の変更時におけ
る不揮発性メモリに対するプログラムコードの書込み処
理を不要としたので、システムとしての処理能力の低下
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレジスタ設定回路を示すブロック図
である。
【図2】図1の不揮発性メモリ内のメモリマップを示す
概念図である。
【図3】図1のレジスタの設定を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図4】従来のレジスタを備えた回路を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 CPU(中央演算処理装置) 2 DMAC(Direct Memory Access Controller ) 3 マルチプレクサ(MPX) 4 デコーダ(DEC) 5A 設定制御回路 6A 不揮発性メモリ 7 レジスタ 9 制御回路 10 クロック(CK) 11,12,14,15 アドレスを含む制御信号 13 データバス 16 メモリ選択信号 17 イネーブル信号 22 初期化信号(R) 23 レジスタセット信号 24 レジスタリセット信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期値を保持するレジスタと、このレジ
    スタの初期値を変更するためのプログラムコードを格納
    するプログラムコード格納領域及び前記レジスタの初期
    値を変えるための設定値を格納するレジスタ設定領域を
    有した不揮発性メモリと、前記プログラムコード格納領
    域のプログラムコードに基づき、前記レジスタ設定領域
    から読出された設定値に応じて前記レジスタの初期値を
    ダイレクトに変更設定する設定制御回路とを備えてなる
    レジスタ設定回路。
JP15777498A 1998-06-05 1998-06-05 レジスタ設定回路 Withdrawn JPH11353153A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019512135A (ja) * 2016-02-29 2019-05-09 ルネサス エレクトロニクス アメリカ インコーポレイテッドRenesas Electronics America Inc. マイクロコントローラのデータ転送をプログラミングするシステムおよび方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019512135A (ja) * 2016-02-29 2019-05-09 ルネサス エレクトロニクス アメリカ インコーポレイテッドRenesas Electronics America Inc. マイクロコントローラのデータ転送をプログラミングするシステムおよび方法

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