JPH11352690A - 感光性樹脂組成物、感光性着色組成物、それを用いたカラーフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

感光性樹脂組成物、感光性着色組成物、それを用いたカラーフィルタ及びその製造方法

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JPH11352690A
JPH11352690A JP16258298A JP16258298A JPH11352690A JP H11352690 A JPH11352690 A JP H11352690A JP 16258298 A JP16258298 A JP 16258298A JP 16258298 A JP16258298 A JP 16258298A JP H11352690 A JPH11352690 A JP H11352690A
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resin
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resin composition
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JP16258298A
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Eriko Nagata
絵理子 永田
Akira Tamura
章 田村
Mizuhito Tani
瑞仁 谷
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Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 染色工程が不要で工程が簡易で、フォトリソ
法にてパターンを形成することが可能で、耐熱性、透明
性が高く、有機溶剤が不要で環境に無害な水溶性感光性
樹脂組成物、感光性着色組成物、それを用いたカラーフ
ィルタ及びその製造方法。 【解決手段】 少なくとも下記一般式(I)で表される
単量体を含んで重合してなる樹脂成分と、感光剤とを含
有していることを特徴とする感光性樹脂組成物。但し、
1はH、Cn2n+1(1≦n≦6)、芳香族、またはシ
クロ環のいずれかを示し、R2はCn2n+1(1≦n≦
6)、芳香族、またはシクロ環のいずれかを示す。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー液晶ディス
プレイやカラービデオカメラ等に使用されるカラーフィ
ルタ、その製造方法、カラーフィルタに用いられ得る感
光性着色組成物ないし感光性樹脂組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】TN(ツイステッド・ネマチック)型液
晶表示、GH(ゲスト・ホスト)型液晶表示およびFL
C(強誘電液晶)方式などのカラー液晶表示装置の液晶
セル内に設けられるカラーフィルタや、ビデオカメラ、
デジタルカメラ、FAX、スキャナー、コピー等に用い
られる固体撮像素子用カラーフィルタには、感光性樹脂
組成物が使用される。従来、カラーフィルタに用いられ
る感光性樹脂組成物には、以下のものが知られている。 (1)ゼラチン、カゼイン、グリューなどの天然タンパ
ク質系樹脂に、感光剤として重クロム酸塩を配合してな
る感光性樹脂組成物。 (2)N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミ
ドなどの窒素含有単量体と水酸基含有単量体との共重合
体である合成系樹脂に、感光剤を添加してなる感光性樹
脂組成物(参照:特開昭58−199342号公報)。 (3)アクリル系樹脂、光開始剤、光重合性モノマーか
らなる感光性樹脂組成物(参照:特開平6−20191
3号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の感光性樹脂組成物は天然物であるため、安定性
が悪く、また膜厚、分光特性などが変動しやすく暗反応
が生じやすい。また、染色工程を要するので工程が複雑
である。上記(2)の感光性樹脂組成物は合成樹脂であ
るため、安定性は良好であるが、耐熱性が低く、また、
染色工程を要するので工程が複雑である。上記(3)の
感光性樹脂組成物は膜厚、分光特性、耐熱性は良好で、
染色工程も不要で製造工程が簡略化されるが、水現像が
不可能で、有機溶剤を必須とするので環境上、望ましく
ない。
【0004】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、染色工程が不要で工程が簡易で、フォトリソ
法にてパターンを形成することが可能で、耐熱性、透明
性が高く、有機溶剤が不要で環境に無害な水溶性感光性
樹脂組成物、感光性着色組成物、それを用いたカラーフ
ィルタ及びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の感光性樹脂組成
物は、少なくとも下記一般式(I)で表される単量体を
含んで重合してなる樹脂成分と、感光剤とを含有してい
ることを特徴とするものである。
【化2】 ここで、R1はH、Cn2n+1(1≦n≦6)、芳香族、
またはシクロ環のいずれかを示し、R2はCn2n+1(1
≦n≦6)、芳香族、またはシクロ環のいずれかを示
す。
【0006】この際、樹脂成分は、前記一般式(I)で
表される単量体を30〜100モル%含んで(共)重合
したものが望ましい。また、樹脂成分は、少なくとも前
記一般式(I)で表される単量体と、2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、または、メチル(メタ)ア
クリレートとを含んで共重合したものが望ましい。ま
た、樹脂成分の分子量は1000〜500000である
ことが望ましい。感光剤としては、重クロム酸塩、ジア
ゾ化合物、または、アジド化合物が望ましい。本発明の
感光性着色組成物は、上述した感光性樹脂組成物中にさ
らに色素が含有されているものである。本発明のカラー
フィルタの製造方法は、上述した感光性着色組成物を基
板上に塗布し、露光し、水で現像する工程を有すること
を特徴とするものである。本発明のカラーフィルタは、
上述した感光性着色組成物を用いてなることを特徴とす
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の感光性樹脂組成物は、少
なくとも、樹脂成分と感光剤とを含有している。本発明
における樹脂成分は、上記一般式(I)で表される単量
体(以下、「特定モノマー」と称する)を含有して重合
されることを必須とするもので、特定モノマーによる単
独重合の他、他のモノマーとの共重合体としてもよい。
共重合体とする場合には、特定モノマーを30モル%か
ら100モル%含有していることが望ましい。30モル
%未満では水現像ができにくくなるからである。特定モ
ノマーにおいて、R1またはR2がCn2n+1の場合、n
が6よりも大きいと、水への溶解性が低下するので好ま
しくない。特にメチル基が好ましい。R1またはR2の芳
香族としては、フェニル基やベンジル基などが挙げら
れ、シクロ環としては、シクロヘキシル基などが挙げら
れる。
【0008】樹脂成分としては、この特定モノマーの単
独重合体よりは、他の単量体と共重合させた共重合体の
方が、解像度を高める点では好ましい。この特定モノマ
ーと共重合可能な単量体としては、例えば、2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート(HEMA)、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレートのε−カプロラクトン付加物、ポリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレートの2塩基酸無水物および
エチレンオキサイド付加物、(メタ)アクリル酸のフェ
ニルグリシジルエーテル付加物、グリシジル(メタ)ア
クリレートのモノカルボン酸付加物、アリルアルコー
ル、アリロキシエタノール、アクリル酸、メタアクリル
酸、クロトン酸、ビニル安息香酸または(メタ)アクリ
ル酸のカプロラクトン付加物、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートに無水フタル酸等の酸無水物を付加さ
せたもの、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、シク
ロヘキシル(メタ)アクリレート等の脂肪族(メタ)ア
クリレート、フェニル(メタ)アクリレート、フェノキ
シエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アク
リレート等の芳香族含有(メタ)アクリレート、メトキ
シエチル(メタ)アクリレート等の官能性(メタ)アク
リレート、スチレン及びスチレン誘導体、フェニルマレ
イミド、シクロヘキシルマレイミド等のN置換マレイミ
ド等が挙げられる。これらの単量体は1種類でも、それ
以上でも構わない。中でも、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、または、メチル(メタ)アクリレー
トが好ましい。
【0009】この重合した樹脂の分子量は、好ましくは
1000〜500000であり、より好ましくは100
00〜400000、さらに好ましくは100000〜
300000、より好ましくは200000〜3000
00である。分子量が1000未満では、感度が不足
し、500000よりも大きいと水に溶解しにくくなり
現像性が低下する。従来一般の感光性樹脂組成物に用い
られる樹脂成分の分子量は高くとも100000である
が、本発明においては、従来にない高い分子量領域のも
のを使用できる特徴がある。
【0010】感光剤としては、重クロム酸塩、ジアゾ化
合物またはアジド化合物等が用いられる。重クロム酸塩
としてはアンモニウムまたはカリウム塩などが好適であ
る。ジアゾ化合物としては、N−(4−ジアゾニウムフ
ェニル)−N−フェニルアミン硫酸塩とホルムアルデヒ
ドとの縮合物、2,5−ジメトキシ−4−モルホリノベ
ンゼンジアゾニウムの硫酸塩とホルムアルデヒドの縮合
物などが挙げられる。アジド化合物として、4,4’−
ジアジドスチルベン−2,3−ジスルホン酸ナトリウ
ム、2,6−ビス(4−アジドベンザル)アセトン−2
−スルホン酸ナトリウム、2,6−ビス(4−アジドベ
ンザル)シクロヘキサノン−2,2−ジスルホン酸等が
挙げられる。
【0011】このような感光剤は樹脂成分に対して2〜
50wt%、好ましくは5〜30wt%の量で用いられ
る。感光剤が樹脂成分に対して2wt%未満であると露
光によって樹脂成分との架橋が充分に進まなくなるた
め、現像後の残膜率が低下し、感度、画素の耐熱性、耐
薬品性が低下してしまう。一方、50wt%を越える
と、パターンが膨潤し、精度が低下する。
【0012】本発明においては、この感光性樹脂組成物
を溶解する溶媒として、水またはアルコールを用いるこ
とができる特長がある。有機溶媒が不要であることか
ら、環境上からも好ましく、かつ低コストで調製でき
る。アルコールとしては、メタノール、エタノール、n
−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブチルアル
コール、sec−ブチルアルコール、iso−ブタノール、te
rt−ブタノール、1−ペンタノール、2−ペンタノー
ル、3−ペンタノール、2−メチル−1−ブタノール、
iso−アミルアルコール、tert−アミルアルコール、neo
−アミルアルコール、1−ヘキサノール、2−メチル−
1−ペンタノール、4−メチル−2−ペンタノール、2
−エチル−1−ブタノール、1,2,3−ヘプタノールな
どが挙げられる。これら溶媒は単独または2、3種類混
合して使用しても構わない。
【0013】着色組成物に用いる色素としては、染料や
顔料を用いることができる。染料としては、例えばカラ
ーインデックス記載の直接染料、酸性染料、塩基性染
料、媒染染料、酸性媒染染料、硫化染料、硫化建染染
料、建染染料、可溶性建染染料、アゾイック染料、分散
染料、反応染料、酸化染料、蛍光増白剤、油溶性染料等
を使用することができる。カラーフィルタの分光調整の
ために、2種以上混ぜ合わせても良い。
【0014】顔料としては、一般にハンザ系、ジスアゾ
系、トルイジン系、リソール赤系、ナフトールAS系、
グリーンゴールド、ポリ縮合アゾ系、アントラピリミジ
ン、アントアントロン、ペリレン、トランスペリソン、
チオインジコ系、キナクリドン、イソインドリノン、蛍
光顔料、ジオキサジン、インダントレンブルー、イソビ
オラントロン、フタロシアニン緑青、フタロシアニン
青、フタロシアニン緑などが一般的に用いられる。体質
顔料としては、硫酸バリウム、亜鉛華、硫酸鉛、酸化チ
タン、黄色鉛、ベンガラ、群青、紺青、酸化クロム、カ
ーボンブラックなどの無機顔料なども用いられる。これ
らのうち、一種のみを使用しても良く、複数種を合わせ
て使用しても良い。カラーフィルタの分光調整のために
は、通常、任意の顔料を2〜3種混ぜ合わせて調整す
る。各色の顔料は、白色光を分解する役割を担うため、
透明性、耐光性、耐熱性が優れていなければならない。
顔料の一次粒子径は0.3μm以下、好ましくは0.1μ
m以下であって可視光の波長に対して十分小さくなる。
【0015】本発明においては、染料を予め溶解させて
用いることができるので、後工程として従来の染色法に
おいては必須とされていた染色工程が不要で、工程数が
少なく、カラーフィルタの製造を簡易かつ低コストで行
なうことができる。また、従来の染色法に用いられる感
光性着色組成物では、それに用いられる染料のみでなく
樹脂成分に起因して、耐熱性が不十分となるものであっ
たが、本発明の感光性着色組成物では、樹脂成分の耐熱
性がきわめて高く、染料を色素として用いても高い耐熱
性を発揮することができる。但し、より高い耐熱性を要
求する点においては、顔料を用いることが好ましい。他
方、染料の粒子径はきわめて小さく、光の透過性に優
れ、色の明度が高い利点がある。従って、本発明の感光
性着色組成物であると、染料および顔料のいずれも適用
できるので、目的に応じて染料または顔料を選択して使
用でき、汎用性がきわめて高い。
【0016】色素として顔料を用いる際には、分散剤を
併用することが好ましい。分散剤としては、界面活性
剤、顔料の中間体、染料の中間体、高分子分散剤が使用
される。好ましくは有機色素の誘導体であり、母体とな
る有機色素としてはアゾ系、フタロシアニン系、キナク
リドン系、アントラキノン系、ベリレン系、チオインジ
コ系、ジオキサジン系、金属錯塩体である。これらの有
機色素に置換基を有し、色素の分散に有効な誘導体が用
いられる。置換基としては、水酸基、カルボキシル基、
スルホン基、カルボンアミド基、スルホンアミド基ある
いは下記一般式〜で示されるいずれかの置換基が望
ましい。これらの置換基から選ばれる少なくとも1種の
置換基を有する誘導体が用いられる。
【0017】
【化3】 但し、一般式にて、Aは酸素または硫黄原子、R3
アリール基を示す。一般式にて、R4はアルキレン
基、R5及びR6は炭素原子若しくはアルキル基、また
は、R5とR6とで少なくとも窒素原子を含む複素環を形
成する。一般式にて、R7は水素原子、アルキル基ま
たはアリール基を示し、R8はアルキル基またはアリー
ル基、または、R7とR8で少なくとも窒素原子を含む複
素環を形成する。一般式にて、R9は水素原子または
アルキル基を示し、R10はアルキレン基を示し、R11
アルキル基、アルコキシアルキル基、シクロアルキル基
を示し、R12は水素原子、シクロアルキル基、または、
11とR12とで少なくとも窒素原子を含む複素環を形成
する。
【0018】本発明の感光性着色組成物を用いてカラー
フィルタを製造するには、その製造工程中に、感光性着
色組成物を所定の基板上に塗布、露光し、水で現像する
工程を含むことに特徴がある。すなわち、顔料分散法の
ように、色素を予め含有した感光性着色組成物を用いて
成膜し、フォトリソ法により所定パターンを形成する工
程を複数回繰返すことにより、複数色(通常、3色)の
着色パターンが形成されたカラーフィルタが製造され
る。基板としては、ガラス基板等の通常一般に用いられ
るものを適用できる。感光性着色樹脂組成物の塗布、成
膜方法としては、特に限られるものではなく、例えばス
ピニング塗布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、エア
ーナイフ塗布、ロール塗布、ブレード塗布、カーテン塗
布、スクリーン印刷塗布等を挙げることができる。塗布
後には乾燥させる為に、プリベークしておくことが好ま
しい。具体的には、50〜150℃で1分〜30分程度
が適当である。露光後にも必要に応じて加熱処理を施す
ことができる。露光には、例えば可視光線、紫外線、X
線及び電子線などが使用できるが、紫外線が最適であ
る。本発明においては、フォトリソ技術によってカラー
フィルタを製造できることから、精度が高く、しかも、
その現像を水で行なえることが特長である。アルカリ水
溶液でも良いが、中性の水を用いて現像できることで、
環境上きわめて望ましく、かつ、簡易、低コストでカラ
ーフィルタを製造できる。
【0019】
【実施例】[実施例1]N−ビニルアセトアミド100
重量部を水300重量部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾ
イソブチロニトリル1重量部を加えて80℃で5時間反
応させて下記化学式(II)で示される特定モノマーから
なるポリマーを調製し、樹脂濃度15%になるように水
で希釈した。この樹脂の重量平均分子量はウベロデータ
による比粘度測定のポリビニルピロリドン換算で200
000であった。
【化4】
【0020】この樹脂について、耐熱性、水による現像
性、保存安定性を試験した。耐熱性は、樹脂をガラス基
板上に成膜し、230℃で1時間の加熱処理を施し、加
熱処理後の樹脂成膜基板について、樹脂を成膜していな
いガラス基板に対しての光線(400nm)の透過率を
測定した。水現像性は、水によって現像が良好に行なえ
るかどうかを試験した。保存安定性は、40℃で1週間
保存した後の粘度の変化を測定し、変化が殆ど無かった
ものを○、大きく変化したものを×に評価した。同様の
試験を、カゼイン、PVA、N,N−ジメチルアミノプ
ロピルメタクリルアミド/2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、ブチルメタクリレート/メチルメタクリレー
ト/メタクリル酸の各樹脂についても行なった。結果を
表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から、実施例1における樹脂である
と、耐熱性、透明性に優れ、水に可溶なことから有機溶
剤を使用せず、かつ水現像であるため、環境に無害で、
保存安定性にも優れていることがわかる。
【0023】さらに、上記調製した樹脂25gに対し
て、青色染料(C.I.Acid Blue 40)を5g、4,4’−
ジアジドスチルベン−2,2−ジスルホン酸ナトリウム
を0.5g、水20gを加えて攪拌し感光性着色組成物
を得た。次に、得られた青色の感光性着色組成物をガラ
ス基板上にスピンコート(1000r.p.m.、5秒間)し
乾燥させた。そして、70℃で30分間クリーンオーブ
ンでプリベーク後、画素サイズ30μm×100μmの
マスクを用いて露光した。露光量は200mJ/cm2
であった。水で現像後、十分に乾燥して青色のカラーフ
ィルタを製造した。
【0024】得られた青色のカラーフィルタについて、
耐熱性、水現像性、工程数、パターン形状について評価
した。耐熱性は、230℃で1時間の加熱処理を施し、
その加熱処理後のカラーフィルタについて、樹脂を成膜
していないガラス基板に対しての光線(460nm)の
透過率を測定した。また、水現像性は、水によって現像
が良好に行なえるかどうかを評価した。パターン形状
は、カラーフィルタを走査型電子顕微鏡にて80度の角
度から1万倍にて観察を行ない、そのパターン形状の解
像度について評価し、良好なものを○、きわめて良好な
ものを◎とした。評価結果を表2に示す。
【0025】[実施例2]N−ビニルアセトアミドを7
0重量部と、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(H
EMA)を30重量部とを水300重量部に溶解し、窒
素雰囲気下でアゾイソブチロニトリル1重量部を加えて
80℃で5時間反応させて上記化学式(II)で示される
特定モノマーとHEMAとが共重合(特定モノマー:6
0モル%、HEMA:40モル%)した樹脂を濃度15
%になるように水で希釈した。樹脂の重量平均分子量は
ウベロデータによる比粘度測定のポリビニルピロリドン
換算で150000であった。この樹脂25gに対し
て、青色染料(C.I.Acid Blue 40)を5g、4,4’−
ジアジドスチルベン−2,2−ジスルホン酸ナトリウム
を0.5g、水20gを加えて十分に攪拌し感光性着色
組成物とした。次に、得られた青色の感光性着色組成物
を基板上にスピンコート(1000r.p.m.、5秒間)し
乾燥させた。70℃で30分間クリーンオーブンでプリ
ベーク後、画素サイズ30μm×100μmのマスクを
用いて露光した。露光量は200mJ/cm2であっ
た。水で現像後、十分に乾燥してカラーフィルタを製造
した。得られたカラーフィルタについて、実施例1と同
様な評価テストを行った。その結果を表2に示す。
【0026】[実施例3]N−ビニルアセトアミドを9
0重量部と、メチルメタクリレート(MMA)を10重
量部とを水300重量部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾ
イソブチロニトリル1重量部を添加し、80℃で5時間
反応させて、上記化学式(II)で示される特定モノマー
と、メチルメタクリレートとを共重合(特定モノマー:
88モル%、MMA:12モル%)した樹脂を濃度15
%になるように水で希釈した。得られた樹脂の重量平均
分子量はウベロデータによる比粘度測定のポリビニルピ
ロリドン換算で150000であった。この樹脂25g
に対して、青色染料(C.I.Acid Blue 40)を5g、4,
4’−ジアジドスチルベン−2,2−ジスルホン酸ナト
リウムを0.5g、水20gを加えて十分に攪拌し感光
性着色組成物とした。次に、得られた青色の感光性着色
組成物を基板上にスピンコート(1000r.p.m.、5秒
間)し乾燥させた。70℃で30分間クリーンオーブン
でプリベーク後、画素サイズ30μm×100μmのマ
スクを用いて露光した。露光量は200mJ/cm2
あった。水で現像後、十分に乾燥してカラーフィルタを
製造した。実施例1と同様な各評価を行った。その結果
を表2に示す。
【0027】[実施例4]上記化学式(II)で示される
モノマーを単独重合してなる樹脂を樹脂濃度15%にな
るように水で希釈した。樹脂の重量平均分子量はウベロ
データによる比粘度測定のポリビニルピロリドン換算で
200000であった。この樹脂25gに対して、青色
染料(C.I.Acid Blue 40)を5g、N−(4−ジアゾニ
ウムフェニル)−N−フェニルアミン硫酸塩とホルムア
ルデヒドとの縮合物を0.5g、水20gを加えて十分
に攪拌し感光性着色組成物とした。次に、得られた青色
の感光性着色組成物を基板上にスピンコート(1000
r.p.m.、5秒間)し乾燥させた。70℃で30分間クリ
ーンオーブンでプリベーク後、画素サイズ30μm×1
00μmのマスクを用いて露光した。露光量は200m
J/cm2であった。水で現像後、十分に乾燥してカラ
ーフィルタを製造した。実施例1と同様な各評価を行っ
た。その結果を表2に示す。
【0028】[実施例5]上記化学式(II)で示される
特定モノマーを樹脂濃度15%になるように水で希釈し
た。樹脂の重量平均分子量はウベロデータによる比粘度
測定のポリビニルピロリドン換算で200000であっ
た。この樹脂25gに対して、青色顔料(分散剤を含
む)(「Luconyl Blue 6700」)5gを混合し、分散器
で1時間分散した。その溶液に、4,4’−ジアジドス
チルベン−2,2−ジスルホン酸ナトリウムを0.5g、
水20gを加えて十分に攪拌し感光性着色組成物とし
た。次に、得られた青色の感光性着色組成物を基板上に
スピンコート(1000r.p.m.、5秒間)し乾燥させ
た。70℃で20分間クリーンオーブンでプリベーク
後、画素サイズ30μm×100μmのマスクを用いて
露光した。露光量は200mJ/cm2であった。水で
現像後、十分に乾燥してカラーフィルタを製造した。実
施例1と同様な各評価を行った。その結果を表2に示
す。
【0029】[実施例6]上記化学式(II)で示される
特定モノマーを重合してなる樹脂を樹脂濃度15%にな
るように水で希釈した。樹脂の重量平均分子量はウベロ
データによる比粘度測定のポリビニルピロリドン換算で
200000であった。この樹脂25gに対して、青色
染料(C.I.Acid Blue 40)を5g、重クロム酸アンモニ
ウムを0.5g、水20gを加えて十分に攪拌し感光性
着色組成物とした。次に、得られた青色の感光性着色組
成物を基板上にスピンコート(1000r.p.m.、5秒
間)し乾燥させた。70℃で30分間クリーンオーブン
でプリベーク後、画素サイズ30μm×100μmのマ
スクを用いて露光した。露光量は300mJ/cm2
あった。水で現像後、十分に乾燥してカラーフィルタを
製造した。実施例1と同様な各評価を行った。その結果
を表2に示す。
【0030】[実施例7]上記化学式(II)で示される
特定モノマーを重合してなる樹脂を樹脂濃度15%にな
るように1−ヘキサノールで希釈した。樹脂の重量平均
分子量はウベロデータによる比粘度測定のポリビニルピ
ロリドン換算で200000であった。この樹脂25g
に対して、青色染料(C.I.Acid Blue 40)を5g、4,
4’−ジアジドスチルベン−2,2−ジスルホン酸ナト
リウムを0.5g、水20gを加えて十分に攪拌し感光
性着色組成物とした。次に、得られた青色の感光性着色
組成物を基板上にスピンコート(1000r.p.m.、5秒
間)し乾燥させた。70℃で30分間クリーンオーブン
でプリベーク後、画素サイズ30μm×100μmのマ
スクを用いて露光した。露光量は300mJ/cm2
あった。水で現像後、十分に乾燥してカラーフィルタを
製造した。実施例1と同様な各評価を行った。その結果
を表2に示す。
【0031】[比較例1]N,N−ジメチルアミノプロ
ピルメタクリルアミド50重量部、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート50重量部で共重合して樹脂とし、2
0%水溶液とした。この樹脂を25gに、4,4’−ジ
アジドスチルベン−2,2−ジスルホン酸ナトリウムを
0.5g、青色染料(C.I.Acid Blue 40)を5g、水2
0gを加えて十分に攪拌し感光性着色組成物とした。次
に、得られた青色の感光性着色組成物を基板上にスピン
コート(1000r.p.m.、5秒間)し乾燥させた。70
℃で30分間クリーンオーブンでプリベーク後、画素サ
イズ30μm×100μmのマスクを用いて露光した。
200mJ/cm2露光し、水にて現像を行ったが、染
料による発色がなされず、着色パターンが得られなかっ
た。尚、表2中には、後工程として染色工程を施して製
造したカラーフィルタについて行なった諸評価を示し
た。
【0032】[比較例2]メタクリル酸20重量部、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート15重量部、メチルメタ
クリレート10重量部、ブチルメタクリレート55重量
部をエチルセロソルブ300重量部に溶解し、窒素雰囲
気下でアゾイソブチロニトリル0.75重量部を加えて
70℃、5時間反応よりバインダー樹脂を調製した。こ
の樹脂を樹脂濃度20%になるようにエチルセロソルブ
で希釈した。このバインダー樹脂の重量平均分子量はゲ
ル・パーミエーション・クロマトグラフ(GPC)で、
ポリスチレン換算で40000であった。この希釈樹脂
25gに対し、青色染料(C.I.Solvent Blue 36)を5
g、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートを2.
5g、2−(4’−メトキソナフチル)−4,6−ビス
(トリクロロメチル)−s−トリアジンを0.5g、シ
クロヘキサノン2gを十分に攪拌し感光性着色組成物と
した。次に、得られた青色の感光性着色組成物を基板上
にスピンコート(1000r.p.m.、5秒間)し乾燥させ
た。70℃で20分間クリーンオーブンでプリベーク
後、画素サイズ30μm×100μmのマスクを用いて
露光した。水で現像を行ったが、パターン形成はできな
かった。
【0033】[比較例3]メタクリル酸20重量部、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート15重量部、メチルメタ
クリレート10重量部、ブチルメタクリレート55重量
部をエチルセロソルブ300重量部に溶解し、窒素雰囲
気下でアゾイソブチロニトリル0.75重量部を加えて
70℃、5時間反応よりバインダー樹脂を調製した。さ
らに、この樹脂を樹脂濃度20%になるようにエチルセ
ロソルブで希釈した。このバインダー樹脂の重量平均分
子量はGPCでポリスチレン換算で40000であっ
た。この希釈樹脂25gに対し、青色顔料(C.I.Pigmen
t Blue 15)を5g混合し、分散器で1時間分散した。
その溶液に、ジペンタエリスリトールペンタアクリレー
トを2.5g、2−(4’−メトキソナフチル)−4,6
−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジンを0.5
g、シクロヘキサノン2gを十分に攪拌し感光性着色組
成物とした。次に、青色の感光性着色組成物を基板上に
スピンコート(1000r.p.m.、5秒間)し乾燥させ
た。70℃で20分間クリーンオーブンでプリベーク
後、画素サイズ30μm×100μmのマスクを用いて
露光した。水で現像を行ったが、パターン形成はできな
かった。
【0034】
【表2】
【0035】表2から、本実施例のカラーフィルタであ
ると、いずれも加熱後においても退色せず(黄味を帯び
ず)耐熱性が高く、しかも水で現像でき、しかも染色工
程を要せず、工程数が少なく、パターン形状が優れてい
ることがわかる。特に、樹脂成分に共重合体を用いた実
施例2,3のパターン形状はきわめて優れていた。対し
て、比較例1においては、予め染料を溶解させて成膜し
てカラーフィルタを製造することができず、後工程とし
ての染色工程が必須で、製造工程の簡略化ができず、比
較例2,3においては、水で現像することができなかっ
た。
【0036】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物ないし感光性
着色組成物であると、水溶性であることから、溶媒とし
て水を用いることができ、かつ、現像液としても水を用
いることができ、有機溶媒を必要とせず、環境上好まし
く、かつ、カラーフィルタを簡易、低コストで製造でき
る。しかも、保存安定性も高い。また、色素を予め溶解
させて用いることができるので、後工程としての染色工
程が不要で、工程数が少なく、カラーフィルタの製造を
簡易かつ低コストで行なうことができる。また、耐熱性
がきわめて高く、染料を色素として用いても高い耐熱性
を発揮し、本発明によるカラーフィルタは、耐熱性、透
明性に優れる。樹脂成分として、共重合体を用いること
で、より解像度を高めることができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも下記一般式(I)で表される
    単量体を含んで重合してなる樹脂成分と、感光剤とを含
    有していることを特徴とする感光性樹脂組成物。 【化1】 ここで、R1はH、Cn2n+1(1≦n≦6)、芳香族、
    またはシクロ環のいずれかを示し、R2はCn2n+1(1
    ≦n≦6)、芳香族、またはシクロ環のいずれかを示
    す。
  2. 【請求項2】 前記樹脂成分は、前記一般式(I)で表
    される単量体を30〜100モル%含んで(共)重合し
    たものであることを特徴とする請求項1記載の感光性樹
    脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記樹脂成分は、少なくとも前記一般式
    (I)で表される単量体と、2−ヒドロキシエチル(メ
    タ)アクリレートとを含んで共重合したものであること
    を特徴とする請求項2記載の感光性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記樹脂成分は、少なくとも前記一般式
    (I)で表される単量体と、メチル(メタ)アクリレー
    トとを含んで共重合したものであることを特徴とする請
    求項2記載の感光性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記樹脂成分の分子量が1000〜50
    0000であることを特徴とする請求項1記載の感光性
    樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記感光剤が、重クロム酸塩、ジアゾ化
    合物、アジド化合物から選択されたものであることを特
    徴とする請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の感光性
    樹脂組成物中にさらに色素が含有されてなることを特徴
    とする感光性着色組成物。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の感光性着色組成物を基板
    上に塗布し、露光し、水で現像する工程を有することを
    特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の感光性着色組成物を用い
    てなることを特徴とするカラーフィルタ。
JP16258298A 1998-06-10 1998-06-10 感光性樹脂組成物、感光性着色組成物、それを用いたカラーフィルタ及びその製造方法 Withdrawn JPH11352690A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009096977A (ja) * 2007-09-26 2009-05-07 Fujifilm Corp 顔料分散組成物、光硬化性組成物、およびカラーフィルタ

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