JPH11352380A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JPH11352380A
JPH11352380A JP17811298A JP17811298A JPH11352380A JP H11352380 A JPH11352380 A JP H11352380A JP 17811298 A JP17811298 A JP 17811298A JP 17811298 A JP17811298 A JP 17811298A JP H11352380 A JPH11352380 A JP H11352380A
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JP
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driving
drive
transmission
force
power transmission
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JP17811298A
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Takeshi Demura
健 出村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な切換え操作なしに手動操作と電動駆動
を可能にすると同時に、手動操作手段を手動操作する際
のガタ感を解消し、バックラッシを持つ動力伝達手段を
有していても良好なマニュアル操作感を実現する光学装
置を提供すること。 【解決手段】 伝達力制限手段Sより光学手段1側の手
動操作手段Hを駆動するのに要するトルクをTL、該伝
達力制限手段Sが伝達できる限界トルクをTF、駆動手
段9から該伝達力制限手段Sまでの駆動系Tを駆動力の
出力側から駆動するのに要するトルクをTMとしたと
き、TL<TF<TMを満足するように該手動操作手段H
と該伝達力制限手段Sと該駆動系Tを設定する。また動
力伝達手段Gの少なくとも一つの動力伝達部材14は弾
性変形を利用して他の動力伝達部材13,15を押圧す
る弾性部材21を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮影装置、特にテレ
ビジョン撮影等に用いられる光学装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン撮影等で用いられる光学装
置は、手動あるいは電動で図10に示す装置本体53の
外周に設けた操作リング51を操作し、レンズ筐体54
内に保持したフォーカスレンズやズームレンズ等の不図
示の移動レンズ群を光軸方向へ移動したり、あるいは絞
りを駆動したりして、光学調整を行っている。光学装置
のレンズ筐体54の近傍にあるドライブユニット52の
内部には操作リング51を駆動する駆動モータやその制
御回路が格納されている。
【0003】操作リングの手動操作と電動駆動を切り換
える際には、切換えレバーを備えたクラッチ装置を操作
することが一般的であるが、中には切り換え操作なしで
手動操作と電動駆動が可能な光学装置もある。その動作
原理は、駆動モータから移動レンズ群までの動力伝達経
路中にスリップ可能な伝達力制限機構を設け、電動駆動
中はこの伝達力制限機構ではスリップせずに駆動モータ
の駆動力が直接移動レンズ群に伝達するようにする。ま
た手動操作リング側から駆動モータが駆動(バックドラ
イブ)できないように設定し、手動操作中は伝達力制限
手段がスリップして手動による駆動力が駆動モータ側に
は伝達せず、移動レンズ群のみに動力が伝達する仕組み
になっている。
【0004】この様な光学装置は特別な切換え操作なし
に手動駆動と電動駆動の双方の駆動を可能にすることに
加え、クラッチ機構を操作することで生じるレンズの微
動作やクラッチ操作音の発生を防ぐことができるため、
操作性と映像品質に優れた撮影が可能となる。この動作
原理のもとで機能する光学装置では、駆動モータが手動
操作することによりバックドライブできない構造である
ことが必要であり、その手段として例えば駆動モータに
振動波モータを用い、振動波モータの持つ保持トルクを
利用してモータがバックドライブできないように構成す
る方法が考えられている。特に振動波モータの中でも低
速・高トルク用のリング型振動波モータを用い、光軸を
中心に配置することにより大きな保持トルクを得ると同
時に、減速用のギアトレインを必要としないダイレクト
ドライブを実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら駆動モー
タにリング型振動波モータを用いることはレンズ筐体の
大径化につながり、装置の大型化と重量の増加が避けら
れない傾向がある。またモータ形状が大きいことから設
計上の制約が多く、一つのモータを多種の製品に容易に
適用できないという問題がある。
【0006】そこで、保持トルクを持つ小径の振動波モ
ータにギアトレインを設けて、モータのバックドライブ
を防ぐことも可能であるが、この方法では次に述べる欠
点がある。それは光学手段(移動レンズ群)を電動駆動
するときは従来通り問題なく使用できるが、手動操作す
る際にギアトレインの持つバックラッシ分だけモータ側
がバックドライブする点である。
【0007】すなわち、操作リングの操作始めでは、手
動操作力が振動波モータに伝達するまで、ギアトレイン
のバックラッシュ分だけモータ側がバックドライブし、
その結果、前述した伝達力制限手段はスリップしないた
め極めて軽い操作力で操作することになる。そしてギア
トレインのバックラッシ分だけ操作リングを操作した
後、振動波モータの保持トルクによりモータ側がバック
ドライブ不能になり、伝達力制限手段がスリップして重
い操作力で操作することになるため、操作リングの操作
力に大きなギャップを生じる。その結果、操作始めの操
作感触は操作リングのガタ感を伴う極めて悪いものとな
り、微妙な光学調整を困難にする致命的な欠点となる。
【0008】この現象はバックラッシを有する動力伝達
機構を、前述した動作原理のもとで成り立つ手動と電動
の切替え装置のない光学装置の駆動系に用いた場合のマ
ニュアル操作時に発生する特有の問題である。
【0009】本発明の目的は上記課題を解決するもの
で、特別な切換え操作なしに手動操作と電動駆動を可能
にすると同時に、手動操作手段を手動操作する際のガタ
感を解消し、バックラッシを持つ動力伝達手段を有して
いても良好なマニュアル操作感を実現する光学装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光学装置は、 (1):筐体内に保持した光学手段を手動により駆動す
る手動操作手段と、駆動手段からの駆動力を動力伝達手
段及び伝達力制限手段を介して該手動操作手段に伝達さ
せて該光学手段を駆動させる駆動力伝達系とを有し、該
伝達力制限手段より光学手段側の該手動操作手段を駆動
するのに要するトルクをTL、該伝達力制限手段が伝達
できる限界トルクをTF、該駆動手段から該伝達力制限
手段までの駆動系を駆動力の出力側から駆動するのに要
するトルクをTMとしたとき、TL<TF<TMを満足する
ように該手動操作手段と該伝達力制限手段と該駆動系を
設定しており、該動力伝達手段は連動可能な複数の動力
伝達部材を備え、該複数の動力伝達部材のうち、少なく
とも一つの動力伝達部材は弾性変形を利用して他の動力
伝達部材を押圧する弾性部材を備えることを特徴として
いる。
【0011】(1−2):筐体内に保持した光学手段を
手動により駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆
動力を動力伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動
操作手段に伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝
達系とを有し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手
動操作手段を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達
力制限手段が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段
から該伝達力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側か
ら駆動するのに要するトルクをTMとしたとき、TL<T
F<TMを満足するように該手動操作手段と該伝達力制限
手段と該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動
可能な複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部
材のうちの少なくとも一つに摩擦を利用して他の動力伝
達部材に動力を伝達する巻き掛け式の動力伝達部材を備
えることを特徴としている。
【0012】(1−3):筐体内に保持した光学手段を
手動により駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆
動力を動力伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動
操作手段に伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝
達系とを有し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手
動操作手段を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達
力制限手段が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段
から該伝達力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側か
ら駆動するのに要するトルクをTMとしたとき、TL<T
F<TMを満足するように該手動操作手段と該伝達力制限
手段と該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動
可能な複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部
材としてそれぞれ磁力結合する磁気動力伝達部材を備え
ることを特徴としている。
【0013】(1−4):筐体内に保持した光学手段を
手動により駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆
動力を動力伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動
操作手段に伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝
達系とを有し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手
動操作手段を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達
力制限手段が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段
から該伝達力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側か
ら駆動するのに要するトルクをTMとしたとき、TL<T
F<TMを満足するように該手動操作手段と該伝達力制限
手段と該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動
可能な複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部
材のうち少なくとも一つに互いに異なる方向に付勢され
て他の動力伝達部材に結合する付勢動力伝達部材を備え
ることを特徴としている。
【0014】(1−5):筐体内に保持した光学手段を
手動により駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆
動力を動力伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動
操作手段に伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝
達系とを有し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手
動操作手段を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達
力制限手段が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段
から該伝達力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側か
ら駆動するのに要するトルクをTMとしたとき、TL<T
F<TMを満足するように該手動操作手段と該伝達力制限
手段と該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動
可能な複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部
材のうち、少なくとも一つの動力伝達部材は他の動力伝
達部材に弾性変形を利用して結合する弾性結合部材を備
えることを特徴としている。
【0015】特に、(1−6):前記(1)乃至(1−
5)の何れかの光学装置において、前記伝達力制限手段
として前記手動操作手段と前記駆動系を磁力結合により
一体的に結合する磁力結合手段を用いていること、 (1−7):前記(1)乃至(1−5)の何れかの光学
装置において、前記伝達力制限手段として前記手動操作
手段と前記駆動系を摩擦力により一体的に結合する押圧
手段を用いていること、 (1−8):前記(1)乃至(1−7)の何れかの光学
装置において、前記光学手段、前記手動操作手段及び前
記駆動系を備える撮影レンズ筐体と前記駆動系の前記駆
動手段を格納したドライブユニットとを有し、前記駆動
手段は該撮影レンズ筐体に固定されていることなどを特
徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る光学装置の実施形態
例を以下に説明する。なお、本実施形態例では光学装置
としてテレビジョン撮影等に用いられる撮影レンズを例
示している。
【0017】(第1の実施形態例)本発明に係る光学装
置の第1の実施形態例を図1に基づいて詳細に説明す
る。図1は本実施形態例の光学装置に用いられるレンズ
駆動機構の概略構成図である。
【0018】図1において、1は光学手段としてのフォ
ーカスレンズやズームレンズなどの移動レンズ群であ
り、レンズ鏡筒2に保持されて光軸方向(図1の左右方
向)に移動可能となっている。レンズ鏡筒2には少なく
とも3個以上のコロ部材3が突設され、それぞれのコロ
部材3は撮影レンズのレンズ筐体B(撮影レンズ筐体)
を構成する固定筒4に設けられた直線溝4aと回転筒5
に設けられた曲線溝5aに係合している。回転筒5には
連結ピン6が突設され、固定筒4に設けた溝部4bを通
して操作リング7に係合している。
【0019】このような構成において、操作リング7を
回転操作すると回転筒5が操作リング7と一体的に回転
し、レンズ鏡筒2のコロ部材3が固定筒5の直線溝4a
と回転筒5の曲線溝5aに沿って移動することにより、
移動レンズ群1は固定筒5内で光軸方向に移動する。こ
の時、操作リング7および移動レンズ群1の動作端は、
溝部4bを通して光軸を中心に回動する連結ピン6の動
作範囲で決定される。
【0020】このように本実施形態例では、移動レンズ
群を手動により駆動する手動操作手段Hを、レンズ鏡筒
2、コロ部材3、回転筒5、連結ピン6及び操作リング
7により構成している。
【0021】また、レンズ筐体Bの近傍にはレンズ電動
駆動装置やその駆動回路が格納されたドライブユニット
8があり、内部には電動により駆動する電動駆動手段と
してのレンズ駆動用の振動波モータ(以下モータと称
す)9とレンズ位置検出用のポテンショメータ10があ
る。ポテンショメータ10は操作リング7に噛合う位置
検出歯車11を介してレンズ位置を検出している。
【0022】一方、モータ9の駆動力はギアヘッド1
2、モータ出力歯車13、中間歯車14を介してレンズ
筐体B内の駆動歯車15へと伝達される。16は駆動歯
車15のスラスト位置を決めると同時に駆動歯車15を
外表面から隠す固定リングである。そして、本実施形態
例では、動力伝達部材であるモータ出力歯車13と中間
歯車14と駆動歯車15とで動力伝達手段としての動力
伝達機構Gを構成し、またこの動力伝達機構Gと後述す
る伝達力制限手段としてのスリップ機構Sとで駆動力伝
達系を構成している。
【0023】駆動歯車15と操作リング7の間には、操
作リング7からモータ9へ伝達するトルクを制限するス
リップ機構Sが設けられている。スリップ機構Sは、マ
グネット17と18のヨーク1、19のヨーク2及びマ
グネット17と19のヨーク2の間に配置したスぺーサ
20から構成される。18のヨーク1は操作リング7に
固定し、さらにマグネット17は18のヨーク1に固定
している。また19のヨーク2は駆動ギア15に固定
し、マグネット17と19のヨーク2の間がスリップ可
能な状態あると同時に、マグネット17の磁力による所
定のスリップトルクが発生するように設定している。
【0024】このスリップ機構Sは、特別な切換え操作
なしに移動レンズ群1の手動操作と電動駆動を切換える
ことを可能にしている。即ち、このスリップ機構Sより
移動レンズ群1までの部材、つまり前述の手動操作手段
Hの構成部材(レンズ鏡筒2、コロ部材3、回転筒5、
連結ピン6及び操作リング7)を駆動するのに要するト
ルクをTL、スリップ機構Sのスリップトルク(スリッ
プ機構Sが伝達できる限界トルク)をTFとした時、TL
<TFとなるように設定すると、電動時にはスリップ機
構Sではスリップせずに駆動歯車15と操作リング7は
一体的に回転するので、モータ9の駆動力は直接移動レ
ンズ群1に伝達される。また、スリップ機構Sからモー
タ9までの駆動系としての電動駆動系Tをスリップ機構
S側から、つまり駆動力の出力側から駆動するのに要す
るトルクをTMとし、TF<TMとなるように設定する
と、操作リング7を手動操作した時は駆動歯車15は駆
動せず、スリップ機構Sがスリップする。これによりマ
ニュアル操作によるモータ9側の動力伝達機構Gのギア
トレインの損傷を防止している。またスリップ機構Sの
スリップ面、即ち、マグネットと19のヨーク2とのス
ペーサ20側の面にはグリスが塗布され、粘りのある良
好なマニュアル操作感を実現している。操作リング7と
回転筒5は連結ピン6により直結されているので、マニ
ュアル操作時はスリップ機構Sがスリップした状態で移
動レンズ群1が移動することになる。
【0025】以上を整理すると、電動駆動系Tにおける
動力伝達機構Gの駆動歯車15と手動操作手段Hの間に
スリップ機構Sを設け、前述した各部のトルクが TL<TF<TM を満足するように手動操作手段H、スリップ機構S及び
電動駆動系Tの各構成要素を設定することにより、特別
な切換え操作なしに移動レンズ群1の手動操作と電動駆
動が可能となる。
【0026】このような構成のレンズ駆動機構を有する
撮影レンズは、移動レンズ群1の電動駆動中に手動操作
することも可能であり、この場合、操作リング7が移動
レンズ群1に直結しているため、操作リング7の操作量
で移動レンズ群1のレンズ位置は決定される。また特別
な差動機構を有していないため、操作リング7が動作端
を持つこともこのレンズ駆動機構の特徴の一つである。
本実施形態例では振動波モータ9の保持トルクを利用し
て前記トルクTMを前記トルクTFより高いトルクに設定
している。
【0027】この様に構成されたレンズ駆動機構におい
て、本実施形態例では動力伝達機構Gを構成するモータ
出力歯車13と駆動歯車15との間に設けた中間歯車1
4の近傍に弾性部材である弾性リング21を併設し、こ
の弾性リング21がモータ出力歯車13及び駆動ギア1
5に所定の付勢力で押圧するように設定している。
【0028】このようにモータ9とスリップ機構S間の
動力伝達機構Gの中間歯車14(一つの動力伝達部材)
に弾性リング21を設けることにより、弾性リング21
がモータ出力歯車13と駆動歯車15(他の動力伝達部
材)を弾性変形による押圧力で押圧するため、中間歯車
14に対するモータ出力歯車13及び駆動歯車15の動
きを規制し、よってモータ出力歯車13と駆動歯車15
間のバックラッシを低減することができる。その結果、
手動で操作リング7を動かす際、操作すると瞬時にモー
タ9まで動力が伝達し、前述したTF<TMの関係が瞬時
に成り立ち、スリップ機構Sがスリップするので所定の
操作力で手動操作することになる。動力伝達機構Gのギ
アトレインにバックラッシを持つ場合では、操作リング
7を操作した時、モータ9と駆動歯車15間のバックラ
ッシ分だけTF<TMの関係が成立せず、モータ9側が微
少量バックドライブすることになるが、上述の如く弾性
リング21でモータ出力歯車13及び駆動歯車15を押
圧するように設定することで、モータ9側が微少量バッ
クドライブすることに起因するマニュアル操作のガタ感
を低減でき、良好なマニュアル操作感を得ることができ
る。
【0029】本実施形態例では中間歯車14に弾性リン
グ21を併設しているが、必要に応じてモータ出力歯車
13或いは駆動歯車15にも弾性リングを併設すること
ができる。
【0030】(第2の実施形態例)図2及び図3は本実
施形態例を示したものである。図2及び図3において図
1と同一符号の部材は同一部品であることを意味してい
るので、これらの部材の説明は省略する。
【0031】本実施形態例では、図1のモータ出力歯車
13の代わりにモータ出力プーリ22(他の動力伝達部
材)が、また同じく図1の駆動歯車15の代わりに駆動
プーリ23(他の動力伝達部材)を設け、両者の間に巻
き掛け式の動力伝達部材である無端ベルト(以下ベルト
と称す)24を巻掛けている。ベルト24は摩擦係数の
大きい材料により作製され、モータ出力プーリ22及び
駆動プーリ23との接合部での摩擦を利用してモータ出
力プーリ22と駆動プーリ23を一体的に連結してい
る。25はテンションプーリでベルト24に所定の張力
を設定している。
【0032】本実施形態例では、電動モータ9とスリッ
プ機構Sとの間の動力伝達機構Gにベルト24を用いる
ことにより両者間のロストモーションを低減でき、操作
リング7を操作する際、前述実施形態例と同様の理由か
ら良好なマニュアル操作感を得ることができる。また、
図2及び図3において、25aはモータ支持部材であ
り、モータ9を支持すると同時にレンズ筐体Bに取り付
けられた固定リング16に固定している。即ち、モータ
9はモータ支持部材25aを介してレンズ筐体Bに固定
されている。これにより電動駆動系Tの組立・調整を容
易にしている。
【0033】本実施形態例ではモータ出力プーリ22と
駆動プーリ23にベルト24を巻き掛けているが、動力
伝達機構Gが更に多くの動力伝達部材から成る場合、所
望の複数の動力伝達部材を上述の如きベルトで構成する
ことができる。
【0034】(第3の実施形態例)図4及び図5は本実
施形態例を示したものである。図4及び図5において図
1と同一符号の部材は同一部品であることを意味してい
るので、これらの部材の説明は省略する。
【0035】本実施形態例では、動力伝達機構Gにおけ
る動力伝達部材としてのモータ出力歯車26、中間歯車
27及び駆動歯車34に磁石を用いたことを特徴として
いる。磁石歯車の動作原理を図5を用いて説明する。モ
ータ出力歯車26には図5に示すようにN極とS極が交
互に着磁され、一方、中間歯車27はN極が着磁されて
いる。モータ出力歯車26を矢印方向へ駆動すると、モ
ータ出力歯車26のN極と中間歯車のN極は反発し、モ
ータ出力歯車26のS極と中間歯車27のN極は吸着す
る力が常に作用するため、2つの歯車26,27はマニ
ュアル操作時の駆動方向に依らず同一の面で噛合うこと
になる。その結果、2つの歯車26,27の噛合い歯の
間にはクリアランスがあるものの、モータ出力歯車26
のS極の着磁部が中間歯車27のN極の着磁部に吸着す
るため、バックラッシなく動力が伝達できる。中間歯車
27と駆動歯車34の噛合いにおいても同様の磁力が作
用する構造にすることで、電動モータ9とスリップ機構
S間の動力伝達機構Gのロストモーションを低減でき、
操作リング7を操作する際、前述実施形態例と同様の理
由から良好なマニュアル操作感を得ることができる。
【0036】このように本実施形態例では、前記モータ
出力歯車26、中間歯車27及び駆動歯車34が磁力結
合による磁気動力伝達部材を構成している。
【0037】(第4の実施形態例)図6及び図7は本実
施形態例を示したものである。図1と同一符号の部材は
同一部品であることを意味しているので、これらの部材
の説明は省略する。
【0038】本実施形態例では、他の動力伝達部材とし
てのモータ出力歯車13及び駆動歯車15間に一つの動
力伝達部材である3個の歯車28,29,30から成る
付勢動力伝達部材としてのシザーズギアSGを設けてい
る。シザーズギアSGの3つの歯車28,29,30の
内部には付勢部材としての2個のバネ31,32があ
り、このバネ31,32により3個の歯車28,29,
30は図7に示す方向に所定の付勢力が作用するように
設定している。即ち、3個の歯車28,29,30のう
ち、第二の歯車29及び第三の歯車30はバネ31,3
2により異なる方向に付勢されてモータ出力歯車13に
結合状態に噛み合い、同時に第一の歯車28及び第二の
歯車29はバネ31,32により異なる方向に付勢され
て駆動歯車15に結合状態に噛み合っている。このシザ
ーズギアSGは一般的にバネ31,32が発生するトル
クよりも負荷の軽い従動側をバックラッシなく駆動する
ことを目的に使用するが、本実施形態例での作用はこれ
とは異なるものである。
【0039】以下に本実施形態例によるシザーズギアS
Gの作用を説明する。
【0040】操作リング7を手動操作すると、駆動歯車
15の回転はシザーズ歯車28,29,30の効果によ
りバックラッシなくモータ出力歯車13に伝達するた
め、操作リング7からの動力はモータ9の出力軸に瞬時
に伝達する。そしてモータ9側の保持トルクTMはシザ
ーズ歯車28,29,30のバネ31,32が発生する
トルクよりも大きな値となるため、その後はシザーズ歯
車28,29,30がバックラッシなくモータ出力歯車
13と駆動歯車15と噛み合うことは不可能となる。し
かしながらシザーズ歯車28,29,30のバックラッ
シ量を駆動する間はバネ31,32の力が作用するた
め、操作リング7を操作するには所定の操作力が必要と
なる。即ち、従来のように手動での操作開始時に生じて
いた軽い操作力から重い操作力へと変わる操作力のギャ
ップをシザーズ歯車28,29,30のバネ31,32
が低減し、マニュアル操作感を改善することができる。
【0041】本実施形態例ではモータ出力歯車13と駆
動歯車15の間にシザーズギアSGを設けているが、動
力伝達機構Gが更に多くの動力伝達部材から成る場合、
所望の複数の動力伝達部材を上述の如きシザーズギアで
構成することができる。
【0042】(第5の実施形態例)図8及び図9は本実
施形態例を示したものである。図1と同一符号の部材は
同一部品であることを意味しているので、これらの部材
の説明は省略する。
【0043】本実施形態例では他の動力伝達部材として
のモータ出力歯車13及び駆動歯車15間にある一つの
動力伝達部材としての中間歯車14の近傍に、弾性変形
可能なゴムなどから成る弾性結合部材としての弾性歯車
33を併設したことを特徴としている。この弾性歯車3
3は中間歯車14と歯数、モジュールは同一であるが、
図9に示すように転位係数を増して外形を中間歯車14
よりも所定量大きくし、モータ出力歯車13と駆動歯車
15に結合した状態に噛み合うことで、中間歯車14の
持つバックラッシを吸収する役割をしている。このよう
な弾性歯車33を用いる事により、前述した第4の実施
形態例で説明した内容と同等の効果をもたらす事ができ
るので、マニュアル操作のガタ感を低減し、マニュアル
操作感を改善することが可能となる。
【0044】本実施形態例では中間歯車14に弾性歯車
33を併設しているが、必要に応じてモータ出力歯車1
3或いは駆動歯車15にも弾性歯車33を併設すること
ができる。
【0045】以上説明したように、本実施形態例による
撮影レンズは、動力伝達機構Gを上述の如く構成するこ
とで、モータ9とスリップ機構S間のバックラッシを低
減するか、あるいはバックラッシの量は変わらなくて
も、バックラッシに起因する操作リング7の操作力の大
きなギャップを低減することができるため、特別な切換
え操作なしに移動レンズ群1の手動操作と電動駆動を可
能にすると同時に、良好なマニュアル操作感を実現する
ことが可能となる。
【0046】また、第1の実施形態例、第3の実施形態
例、第4の実施形態例および第5の実施形態例におい
て、モータ9を第2の実施形態例に示したモータ支持部
材25aを用いてレンズ筐体Bの固定リング16に固定
することにより電動駆動系Tの組立・調整を容易に行う
ことができる。
【0047】前述実施形態例の撮影レンズのレンズ移動
機構は、フォーカス、ズームのみならず、アイリスや雲
台装置等いかなる光学装置にも好適に適用することがで
きるものである。また、前述実施形態例では保持トルク
を持つ振動波モータを例に挙げたが、DCモータの逆起
電力を利用したり、あるいはDCモータやパルスモータ
を用いてモータが動かないようにサーボをかけて、前述
したトルクTMを設定してもよい。また前述実施形態例
のスリップ機構Sにはマグネットを利用した磁力結合手
段を用いたが、バネ等による押圧手段やグリスや流体の
せん断力により所定のスリップトルクを設定しても構わ
ない。さらに、前述実施形態例ではスリップ機構Sをレ
ンズ筐体B内に設けているが、ドライブユニット8の内
部に設けることも十分可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特別な切換え操作なしに手動操作と電動駆動を可能と
し、手動と電動の迅速な切換えを可能にすることに加
え、従来クラッチ機構を操作することで生じるレンズの
微動作やクラッチ操作音の発生を防ぐことができるた
め、操作性と映像品質に優れた撮影が可能になると同時
に、バックラッシのある動力伝達手段を有していても良
好なマニュアル操作感触を持つ光学装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例の光学装置におけるレンズ駆
動機構の概略構成図である。
【図2】第2の実施形態例の光学装置におけるレンズ駆
動機構の概略構成図である。
【図3】同実施形態例のレンズ駆動機構の側面図であ
る。
【図4】第3の実施形態例の光学装置におけるレンズ駆
動機構の概略構成図である。
【図5】同実施形態例のレンズ駆動機構における磁石歯
車の動作原理の説明図である。
【図6】第4の実施形態例の光学装置におけるレンズ駆
動機構の概略構成図である。
【図7】同実施形態例のレンズ駆動機構におけるシザー
ズギアの外観斜視図である。
【図8】第5の実施形態例の光学装置におけるレンズ駆
動機構を表わす概略構成図である。
【図9】同実施形態例のレンズ駆動機構における中間歯
車と弾性歯車の説明図である。
【図10】従来の光学装置の外観図である。
【符号の説明】
1 移動レンズ群(光学手段) 8 ドライバユニット 9 モータ(駆動手段) 13 モータ出力歯車(動力伝達部材) 14 中間歯車(動力伝達部材) 15 駆動歯車(動力伝達部材) 21 弾性リング(弾性部材) 22 モータ出力プーリ(動力伝達部材) 23 駆動プーリ(動力伝達部材) 24 無端ベルト(巻き掛け式の動力伝達部材) 26 モータ出力歯車(磁気動力伝達部材) 27 中間歯車(磁気動力伝達部材) 34 駆動歯車(磁気動力伝達部材) 31,32 バネ(付勢部材) 33 弾性歯車(弾性結合部材) SG シザーズギア(付勢動力伝達部材) B 撮影レンズ筐体(筐体) H 手動操作手段 G 動力伝達機構(動力伝達手段) S スリップ機構(伝達力制限手段) T 電動駆動系(駆動系)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に保持した光学手段を手動により
    駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆動力を動力
    伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動操作手段に
    伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝達系とを有
    し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手動操作手段
    を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達力制限手段
    が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段から該伝達
    力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側から駆動する
    のに要するトルクをTMとしたとき、 TL<TF<TM を満足するように該手動操作手段と該伝達力制限手段と
    該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動可能な
    複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部材のう
    ち、少なくとも一つの動力伝達部材は弾性変形を利用し
    て他の動力伝達部材を押圧する弾性部材を備えることを
    特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 筐体内に保持した光学手段を手動により
    駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆動力を動力
    伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動操作手段に
    伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝達系とを有
    し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手動操作手段
    を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達力制限手段
    が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段から該伝達
    力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側から駆動する
    のに要するトルクをTMとしたとき、 TL<TF<TM を満足するように該手動操作手段と該伝達力制限手段と
    該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動可能な
    複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部材のう
    ちの少なくとも一つに摩擦を利用して他の動力伝達部材
    に動力を伝達する巻き掛け式の動力伝達部材を備えるこ
    とを特徴とする光学装置。
  3. 【請求項3】 筐体内に保持した光学手段を手動により
    駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆動力を動力
    伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動操作手段に
    伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝達系とを有
    し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手動操作手段
    を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達力制限手段
    が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段から該伝達
    力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側から駆動する
    のに要するトルクをTMとしたとき、 TL<TF<TM を満足するように該手動操作手段と該伝達力制限手段と
    該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動可能な
    複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部材とし
    てそれぞれ磁力結合する磁気動力伝達部材を備えること
    を特徴とする光学装置。
  4. 【請求項4】 筐体内に保持した光学手段を手動により
    駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆動力を動力
    伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動操作手段に
    伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝達系とを有
    し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手動操作手段
    を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達力制限手段
    が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段から該伝達
    力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側から駆動する
    のに要するトルクをTMとしたとき、 TL<TF<TM を満足するように該手動操作手段と該伝達力制限手段と
    該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動可能な
    複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部材のう
    ち少なくとも一つに互いに異なる方向に付勢されて他の
    動力伝達部材に結合する付勢動力伝達部材を備えること
    を特徴とする光学装置。
  5. 【請求項5】 筐体内に保持した光学手段を手動により
    駆動する手動操作手段と、駆動手段からの駆動力を動力
    伝達手段及び伝達力制限手段を介して該手動操作手段に
    伝達させて該光学手段を駆動させる駆動力伝達系とを有
    し、該伝達力制限手段より光学手段側の該手動操作手段
    を駆動するのに要するトルクをTL、該伝達力制限手段
    が伝達できる限界トルクをTF、該駆動手段から該伝達
    力制限手段までの駆動系を駆動力の出力側から駆動する
    のに要するトルクをTMとしたとき、 TL<TF<TM を満足するように該手動操作手段と該伝達力制限手段と
    該駆動系を設定しており、該動力伝達手段は連動可能な
    複数の動力伝達部材を備え、該複数の動力伝達部材のう
    ち、少なくとも一つの動力伝達部材は他の動力伝達部材
    に弾性変形を利用して結合する弾性結合部材を備えるこ
    とを特徴とする光学装置。
  6. 【請求項6】 前記伝達力制限手段として前記手動操作
    手段と前記駆動系を磁力結合により一体的に結合する磁
    力結合手段を用いていることを特徴とする請求項1乃至
    5の何れか一項に記載の光学装置。
  7. 【請求項7】 前記伝達力制限手段として前記手動操作
    手段と前記駆動系を摩擦力により一体的に結合する押圧
    手段を用いていることを特徴とする請求項1乃至5の何
    れか一項に記載の光学装置。
  8. 【請求項8】 前記光学手段、前記手動操作手段及び前
    記駆動系を備える撮影レンズ筐体と前記駆動系の前記駆
    動手段を格納したドライブユニットとを有し、前記駆動
    手段は該撮影レンズ筐体に固定されていることを特徴と
    する請求項1乃至7の何れか一項に記載の光学装置。
JP17811298A 1998-06-10 1998-06-10 光学装置 Pending JPH11352380A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014034699A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 富士フイルム株式会社 レンズ・システムならびにレンズ鏡胴および駆動ユニット

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