JPH11351779A - 熱交換装置 - Google Patents
熱交換装置Info
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- JPH11351779A JPH11351779A JP10161186A JP16118698A JPH11351779A JP H11351779 A JPH11351779 A JP H11351779A JP 10161186 A JP10161186 A JP 10161186A JP 16118698 A JP16118698 A JP 16118698A JP H11351779 A JPH11351779 A JP H11351779A
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- Japan
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- exchange device
- blower
- heat
- heat exchanger
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換能力又は熱交換効率を低下させること
なく騒音の発生を確実に抑制する熱交換装置を提供す
る。 【解決手段】 装置本体に設けられた熱交換器13,1
4と、この熱交換器13,14に空気を導入すると共に
熱交換した空気を吐出する送風機12とを具備する熱交
換装置において、前記装置本体の吸入側及び吐出側の両
方に消音手段21,22を設ける。
なく騒音の発生を確実に抑制する熱交換装置を提供す
る。 【解決手段】 装置本体に設けられた熱交換器13,1
4と、この熱交換器13,14に空気を導入すると共に
熱交換した空気を吐出する送風機12とを具備する熱交
換装置において、前記装置本体の吸入側及び吐出側の両
方に消音手段21,22を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チリングユニッ
ト、ヒートポンプユニット、熱回収ヒートポンプユニッ
ト、吸収式冷凍機、冷却塔などに適用され、冷却・加熱
媒体と空気との間で熱交換を行う熱交換装置に関するも
のである。
ト、ヒートポンプユニット、熱回収ヒートポンプユニッ
ト、吸収式冷凍機、冷却塔などに適用され、冷却・加熱
媒体と空気との間で熱交換を行う熱交換装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】熱交換装置には、熱交換する流体が固定
壁で隔てられている隔壁式のものと、流体同士が直接接
触する方式のものとがある。隔壁式のものとしては、管
形、プレート形、拡大伝熱面式、蓄熱式などがあり、直
接接触する方式のものとしては冷却塔が一般的である。
壁で隔てられている隔壁式のものと、流体同士が直接接
触する方式のものとがある。隔壁式のものとしては、管
形、プレート形、拡大伝熱面式、蓄熱式などがあり、直
接接触する方式のものとしては冷却塔が一般的である。
【0003】このような熱交換装置では、送風機の吸い
込み側に空気熱交換器を配置し、送風機によって吸入さ
れた空気が熱交換器を通過することで冷却、あるいは加
熱の熱交換を行い、冷風あるいは温風を外部に吹き出す
ようになっている。また、特に、大型の空気熱交換器の
場合、送風機は上向流のみの仕様となっていた。
込み側に空気熱交換器を配置し、送風機によって吸入さ
れた空気が熱交換器を通過することで冷却、あるいは加
熱の熱交換を行い、冷風あるいは温風を外部に吹き出す
ようになっている。また、特に、大型の空気熱交換器の
場合、送風機は上向流のみの仕様となっていた。
【0004】この場合、送風機は電動機によって回転駆
動することから、発生する騒音や振動などを抑制するた
めの対策が必要となってくる。
動することから、発生する騒音や振動などを抑制するた
めの対策が必要となってくる。
【0005】従来の騒音対策としては、 ・ 送風機のファン形状を工夫した低騒音形ファンを使
用する。 ・ 送風機の吐出側にフードを取付ける。 ・ 周辺に遮音壁を設置して音の回折による減衰を利用
する。 などがある。
用する。 ・ 送風機の吐出側にフードを取付ける。 ・ 周辺に遮音壁を設置して音の回折による減衰を利用
する。 などがある。
【0006】また、熱交換装置は、一般的に、圧縮機を
装備しているが、この圧縮機からの騒音は、熱交換装置
本体の外板周辺に吸音材を取付けることにより抑制して
いた。
装備しているが、この圧縮機からの騒音は、熱交換装置
本体の外板周辺に吸音材を取付けることにより抑制して
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の熱交換装置において、低騒音形ファンを使用しても
騒音の抑制には限界があり、確実な騒音対策は困難であ
る。また、送風機の吐出側にフードを取付けても、送風
機自体の駆動騒音を十分に抑制することはできない。ま
た、遮音壁によって四方を囲まれるために充分な熱交換
を行うことができなくなり、熱交換装置の能力が低下す
ることが多くあった。さらに、周辺に遮音壁を設置した
場合、熱交換装置の設置位置が限定されてしまい、自由
な設置場所を選択することができない。
来の熱交換装置において、低騒音形ファンを使用しても
騒音の抑制には限界があり、確実な騒音対策は困難であ
る。また、送風機の吐出側にフードを取付けても、送風
機自体の駆動騒音を十分に抑制することはできない。ま
た、遮音壁によって四方を囲まれるために充分な熱交換
を行うことができなくなり、熱交換装置の能力が低下す
ることが多くあった。さらに、周辺に遮音壁を設置した
場合、熱交換装置の設置位置が限定されてしまい、自由
な設置場所を選択することができない。
【0008】このように従来の騒音対策では不十分であ
り、騒音公害を確実に抑制することができないという問
題があった。
り、騒音公害を確実に抑制することができないという問
題があった。
【0009】また、この大型の熱交換装置にあっては、
大量の吐出量を確保するために送風機を複数設けていた
が、空気通路内では、空気の流れは中央部側のほうが速
いため、吸込み位置によっては熱交換効率が異なってし
まうという問題がある。
大量の吐出量を確保するために送風機を複数設けていた
が、空気通路内では、空気の流れは中央部側のほうが速
いため、吸込み位置によっては熱交換効率が異なってし
まうという問題がある。
【0010】さらに、上向流の熱交換装置にあっては、
冷却運転の場合はよいが、加熱運転の場合には、熱を奪
われた空気が装置周辺の空気より温度が低く、比重量が
大きい空気となるために、上向に吹き出された空気が自
然落下して再度熱交換器に吸い込まれる(ショートサー
キット)割合が増え、熱交換能力が低下するという問題
がある。
冷却運転の場合はよいが、加熱運転の場合には、熱を奪
われた空気が装置周辺の空気より温度が低く、比重量が
大きい空気となるために、上向に吹き出された空気が自
然落下して再度熱交換器に吸い込まれる(ショートサー
キット)割合が増え、熱交換能力が低下するという問題
がある。
【0011】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、熱交換能力又は熱交換効率を低下させることな
く騒音の発生を確実に抑制した熱交換装置を提供するこ
とを課題とする。
あって、熱交換能力又は熱交換効率を低下させることな
く騒音の発生を確実に抑制した熱交換装置を提供するこ
とを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の態様は、装置本体に設けられた熱交換器と、
この熱交換器に空気を導入すると共に熱交換した空気を
吐出する送風機とを具備する熱交換装置において、前記
装置本体の吸入側及び吐出側の両方に消音手段を設けた
ことを特徴とする熱交換装置にある。
明の第1の態様は、装置本体に設けられた熱交換器と、
この熱交換器に空気を導入すると共に熱交換した空気を
吐出する送風機とを具備する熱交換装置において、前記
装置本体の吸入側及び吐出側の両方に消音手段を設けた
ことを特徴とする熱交換装置にある。
【0013】従って、送風機の駆動時にモータの駆動音
や送風音が発生するが、消音手段により装置本体の吐出
側のみならず、吸入側からの騒音が確実に抑制され、且
つ、装置がコンパクトとなって熱交換能力も低下するこ
とはない。
や送風音が発生するが、消音手段により装置本体の吐出
側のみならず、吸入側からの騒音が確実に抑制され、且
つ、装置がコンパクトとなって熱交換能力も低下するこ
とはない。
【0014】本発明の第2の態様は、第1の態様の熱交
換装置において、前記消音手段は、前記送風機の吸入側
及び吐出側に設けられたことを特徴とする熱交換装置に
ある。
換装置において、前記消音手段は、前記送風機の吸入側
及び吐出側に設けられたことを特徴とする熱交換装置に
ある。
【0015】従って、送風機のモータ音や送風音は送風
機の吸入側及び吐出側で確実に抑制される。
機の吸入側及び吐出側で確実に抑制される。
【0016】本発明の第3の態様は、第2の態様の熱交
換装置において、前記消音手段は、キャンバス継手を介
して前記送風機の吸入側及び吐出側に装着されたことを
特徴とする熱交換装置にある。
換装置において、前記消音手段は、キャンバス継手を介
して前記送風機の吸入側及び吐出側に装着されたことを
特徴とする熱交換装置にある。
【0017】従って、送風機の振動は消音器へ伝達され
る前にキャンバス継手によって抑制される。
る前にキャンバス継手によって抑制される。
【0018】本発明の第4の態様は、第3の態様の熱交
換装置において、前記キャンバス継手は、遮音板によっ
て囲まれたことを特徴とする熱交換装置にある。
換装置において、前記キャンバス継手は、遮音板によっ
て囲まれたことを特徴とする熱交換装置にある。
【0019】従って、送風機などの騒音がキャンバス継
手を介して外部へ透過するのが抑制される。
手を介して外部へ透過するのが抑制される。
【0020】本発明の第5の態様は、第2の態様の熱交
換装置において、前記消音手段は、前記送風機と非接触
で設けられ、且つ当該消音手段と送風機との非接触の接
合部は遮音板によって囲まれていることを特徴とする熱
交換装置にある。
換装置において、前記消音手段は、前記送風機と非接触
で設けられ、且つ当該消音手段と送風機との非接触の接
合部は遮音板によって囲まれていることを特徴とする熱
交換装置にある。
【0021】従って、送風機からの振動は消音手段を介
して外部に漏れることがなく、騒音が防止される。
して外部に漏れることがなく、騒音が防止される。
【0022】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様の熱交換装置において、前記送風機は防振手段を
介して前記装置本体に支持されたことを特徴とする熱交
換装置にある。
の態様の熱交換装置において、前記送風機は防振手段を
介して前記装置本体に支持されたことを特徴とする熱交
換装置にある。
【0023】従って、送風機の振動は防振手段によって
抑制されることとなり、装置本体への伝達が防止され
る。
抑制されることとなり、装置本体への伝達が防止され
る。
【0024】本発明の第7の態様は、第1の態様の熱交
換装置において、前記消音手段は、前記熱交換器の上流
側と、前記送風機の吐出側に設けられたことを特徴とす
る熱交換装置にある。
換装置において、前記消音手段は、前記熱交換器の上流
側と、前記送風機の吐出側に設けられたことを特徴とす
る熱交換装置にある。
【0025】従って、熱交換器の上流側にある消音手段
により空気を吸入するときに発生する騒音が抑制され、
また、送風機の吐出側にある消音手段により送風機が空
気を吐出するときに発生する騒音が抑制される。
により空気を吸入するときに発生する騒音が抑制され、
また、送風機の吐出側にある消音手段により送風機が空
気を吐出するときに発生する騒音が抑制される。
【0026】本発明の第8の態様は、第1〜7の何れか
の態様の熱交換装置において、前記消音手段が、消音器
であることを特徴とする熱交換装置にある。
の態様の熱交換装置において、前記消音手段が、消音器
であることを特徴とする熱交換装置にある。
【0027】従って、消音器により送風機のモータ音や
送風音が送風機の吸入側及び吐出側で確実に抑制され
る。
送風音が送風機の吸入側及び吐出側で確実に抑制され
る。
【0028】本発明の第9の態様は、第1の態様の熱交
換装置において、前記吸入側に設けられた消音手段が、
前記熱交換器の下流側に設けられた消音トラップである
ことを特徴とする熱交換装置にある。
換装置において、前記吸入側に設けられた消音手段が、
前記熱交換器の下流側に設けられた消音トラップである
ことを特徴とする熱交換装置にある。
【0029】従って、熱交換器の下流側にある消音トラ
ップにより送風機が空気を吸入するときに発生する騒音
が抑制される。
ップにより送風機が空気を吸入するときに発生する騒音
が抑制される。
【0030】本発明の第10の態様は、第1〜9の何れ
かの態様の熱交換装置において、前記装置本体の吸入側
の面方向の静圧を略均一とする整流手段を具備すること
を特徴とする熱交換装置にある。
かの態様の熱交換装置において、前記装置本体の吸入側
の面方向の静圧を略均一とする整流手段を具備すること
を特徴とする熱交換装置にある。
【0031】従って、整流手段が抵抗となってその下流
側の空間では負圧となり、整流手段により熱交換器へ流
れる吸入空気が整流されることとなり、吸引空気が前記
熱交換器の面方向に亘って均等な流れを確保できる。
側の空間では負圧となり、整流手段により熱交換器へ流
れる吸入空気が整流されることとなり、吸引空気が前記
熱交換器の面方向に亘って均等な流れを確保できる。
【0032】本発明の第11の態様は、第10の態様の
熱交換装置において、前記整流手段が、前記熱交換器の
上流側あるいは下流側に設けた整流板であることを特徴
とする熱交換装置にある。
熱交換装置において、前記整流手段が、前記熱交換器の
上流側あるいは下流側に設けた整流板であることを特徴
とする熱交換装置にある。
【0033】従って、整流板が抵抗となってその下流側
の空間では負圧となり、整流板を通って熱交換器へ流れ
る吸入空気、あるいは熱交換器及び整流板を通って吸入
側に流れる吸入空気は整流されることとなり、吸入空気
が前記熱交換器の面方向に亘って均等な流れを確保でき
る。
の空間では負圧となり、整流板を通って熱交換器へ流れ
る吸入空気、あるいは熱交換器及び整流板を通って吸入
側に流れる吸入空気は整流されることとなり、吸入空気
が前記熱交換器の面方向に亘って均等な流れを確保でき
る。
【0034】本発明の第12の態様は、第10の態様の
熱交換装置において、前記整流手段が、前記熱交換器自
体の空気抵抗を増加させたものであることを特徴とする
熱交換装置にある。
熱交換装置において、前記整流手段が、前記熱交換器自
体の空気抵抗を増加させたものであることを特徴とする
熱交換装置にある。
【0035】従って、熱交換器自体の空気抵抗を増大す
ることにより、整流効果が発揮され、熱交換器の空気の
流れが面方向で均一になる。
ることにより、整流効果が発揮され、熱交換器の空気の
流れが面方向で均一になる。
【0036】本発明の第13の態様は、第1〜12の何
れかの態様の熱交換装置において、前記熱交換器に冷却
媒体を圧縮供給する圧縮機を具備し、当該圧縮機、吸音
材が内張りされた遮音性箱内に密封されていることを特
徴とする熱交換装置にある。
れかの態様の熱交換装置において、前記熱交換器に冷却
媒体を圧縮供給する圧縮機を具備し、当該圧縮機、吸音
材が内張りされた遮音性箱内に密封されていることを特
徴とする熱交換装置にある。
【0037】従って、圧縮機の駆動騒音の外部への漏洩
が防止される。
が防止される。
【0038】本発明の第14の態様は、第13の態様の
熱交換装置において、前記圧縮機には防振継手を介して
配管されたことを特徴とする熱交換装置にある。
熱交換装置において、前記圧縮機には防振継手を介して
配管されたことを特徴とする熱交換装置にある。
【0039】従って、圧縮機の駆動振動の外部への漏洩
が防止される。
が防止される。
【0040】本発明の第15の態様は、第13又は14
の態様の熱交換装置において、前記圧縮機は、防振性能
を有する架台上に載置されていることを特徴とする熱交
換装置にある。
の態様の熱交換装置において、前記圧縮機は、防振性能
を有する架台上に載置されていることを特徴とする熱交
換装置にある。
【0041】従って、圧縮機の駆動振動の外部への漏洩
が防止される。
が防止される。
【0042】本発明の第16の態様は、第10〜15の
何れかの態様の熱交換装置において、前記送風機は、前
記圧縮機一台に対して一台であることを特徴とする熱交
換装置にある。
何れかの態様の熱交換装置において、前記送風機は、前
記圧縮機一台に対して一台であることを特徴とする熱交
換装置にある。
【0043】従って、送風機一台毎に消音手段を設ける
ことができ、送風機の風量の制御が容易となる。
ことができ、送風機の風量の制御が容易となる。
【0044】本発明の第17の態様は、第10〜16の
何れかの態様の熱交換装置において、前記送風機は、冷
却運転時は上向流であり、加熱運転時には、下向流とな
ることを特徴とする熱交換装置にある。
何れかの態様の熱交換装置において、前記送風機は、冷
却運転時は上向流であり、加熱運転時には、下向流とな
ることを特徴とする熱交換装置にある。
【0045】従って、加熱運転時に吐出された空気は、
装置周辺空気より温度が低いので、下向流のまま自然落
下し、上方から吸い込まれる空気に混入する割合が小さ
く、熱交換能力又は熱交換効率の低下が抑制される。
装置周辺空気より温度が低いので、下向流のまま自然落
下し、上方から吸い込まれる空気に混入する割合が小さ
く、熱交換能力又は熱交換効率の低下が抑制される。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0047】図1に本発明の第1実施形態に係る熱交換
装置の概略、図2に本実施形態の熱交換装置に適用され
る圧縮機の取付状態、図3に本実施形態の熱交換装置を
構成する冷却・加熱媒体配管系統を示す。
装置の概略、図2に本実施形態の熱交換装置に適用され
る圧縮機の取付状態、図3に本実施形態の熱交換装置を
構成する冷却・加熱媒体配管系統を示す。
【0048】図1及び図3に示すように、本実施形態の
熱交換装置10において、装置本体としてのケース11
内には送風機12が設けられており、このケース11の
左右には空気熱交換器13,14が設けられている。そ
して、圧縮機15の冷媒の吐出側は四方弁16を介して
熱交換器13,14に連結され、この各熱交換器13,
14から膨張弁17Aを介して水側熱交換器18内に導
かれ、更に、四方弁16、アキュムレータ19を介して
圧縮機15の吸入側に連結されている。なお、水側熱交
換器18には冷温水の入口部18aと出口部18bが設
けられ、冷温水が循環されるようになっている。
熱交換装置10において、装置本体としてのケース11
内には送風機12が設けられており、このケース11の
左右には空気熱交換器13,14が設けられている。そ
して、圧縮機15の冷媒の吐出側は四方弁16を介して
熱交換器13,14に連結され、この各熱交換器13,
14から膨張弁17Aを介して水側熱交換器18内に導
かれ、更に、四方弁16、アキュムレータ19を介して
圧縮機15の吸入側に連結されている。なお、水側熱交
換器18には冷温水の入口部18aと出口部18bが設
けられ、冷温水が循環されるようになっている。
【0049】従って、送風機12が駆動することで、外
気が熱交換器13,14に吸入される一方、圧縮機15
から冷媒ガスが供給され、ここで空気と冷媒ガスとの熱
交換が行われる。そして、例えば、冷媒ガスによって冷
やされた空気は送風機12により外部に吐出される。一
方、冷媒ガスは水側熱交換器18に戻されて冷却され
る。
気が熱交換器13,14に吸入される一方、圧縮機15
から冷媒ガスが供給され、ここで空気と冷媒ガスとの熱
交換が行われる。そして、例えば、冷媒ガスによって冷
やされた空気は送風機12により外部に吐出される。一
方、冷媒ガスは水側熱交換器18に戻されて冷却され
る。
【0050】なお、図3にて、実線の矢印は冷房時の冷
媒ガスの流れを示す。また、点線の矢印は暖房時の冷媒
ガスの流れを示し、暖房時には膨張弁17Bが使用され
る。
媒ガスの流れを示す。また、点線の矢印は暖房時の冷媒
ガスの流れを示し、暖房時には膨張弁17Bが使用され
る。
【0051】このような本実施形態の熱交換装置10に
あっては、送風機12による駆動騒音を抑制する機能を
有している。
あっては、送風機12による駆動騒音を抑制する機能を
有している。
【0052】即ち、図1に示すように、ケース11の両
側には熱交換器13,14が設けられて吸入側となって
おり、ケース11の中央部には送風機12が設けられて
上部が吐出側となっている。この送風機12の吸入側及
び吐出側には消音手段として必要減音量に見合った消音
器21,22が、キャンバス継手23,24を介してそ
れぞれ取付けられている。
側には熱交換器13,14が設けられて吸入側となって
おり、ケース11の中央部には送風機12が設けられて
上部が吐出側となっている。この送風機12の吸入側及
び吐出側には消音手段として必要減音量に見合った消音
器21,22が、キャンバス継手23,24を介してそ
れぞれ取付けられている。
【0053】そして、この送風機12は防振装置25を
介してケース11に取付けられ、送風機12、消音器2
1,22、キャンバス継手23,24、防振装置25を
取り囲むように遮音板26が設けられている。なお、遮
音板26は、キャンバス継手23,24を囲んで当該継
手を介して漏れる音を遮断するものであり、また、送風
機12の振動を外部に伝達しないように設けられる。
介してケース11に取付けられ、送風機12、消音器2
1,22、キャンバス継手23,24、防振装置25を
取り囲むように遮音板26が設けられている。なお、遮
音板26は、キャンバス継手23,24を囲んで当該継
手を介して漏れる音を遮断するものであり、また、送風
機12の振動を外部に伝達しないように設けられる。
【0054】また、各熱交換器13,14の上流側には
それぞれ整流板27,28が設けられており、この整流
板27,28は板材に多数の空気通過孔が形成されたも
のであり、この整流板27,28により整流板27,2
8と熱交換器13,14との空間を負圧として吸入空気
を整流することができる。なお、このような整流手段
は、整流板27,28に限定されず、熱交換器13,1
4自体の空気抵抗を増加させることによってもよい。な
お、熱交換器13,14は、一般には、送風機12の動
力を低減するためには、空気抵抗が少ない方がいいとさ
れているが、このように空気抵抗を増大することによ
り、整流効果を持たせることができる。また、このよう
に整流効果を持たせた場合には、空気抵抗を増大した分
の圧力損失を補うために、送風機12の静圧能力を向上
させる必要がある。
それぞれ整流板27,28が設けられており、この整流
板27,28は板材に多数の空気通過孔が形成されたも
のであり、この整流板27,28により整流板27,2
8と熱交換器13,14との空間を負圧として吸入空気
を整流することができる。なお、このような整流手段
は、整流板27,28に限定されず、熱交換器13,1
4自体の空気抵抗を増加させることによってもよい。な
お、熱交換器13,14は、一般には、送風機12の動
力を低減するためには、空気抵抗が少ない方がいいとさ
れているが、このように空気抵抗を増大することによ
り、整流効果を持たせることができる。また、このよう
に整流効果を持たせた場合には、空気抵抗を増大した分
の圧力損失を補うために、送風機12の静圧能力を向上
させる必要がある。
【0055】一方、図2に示すように、圧縮機15は、
鋼板などの遮音材の内側に吸音材を内張りした材料等に
よって形成された収容箱31内に密封され、防振機能を
有する架台32上に設置されており、この収容箱31ご
とケース11の要所に設置されている。そして、この圧
縮機15には防振継手33,34を介して配管35,3
6が連結されている。
鋼板などの遮音材の内側に吸音材を内張りした材料等に
よって形成された収容箱31内に密封され、防振機能を
有する架台32上に設置されており、この収容箱31ご
とケース11の要所に設置されている。そして、この圧
縮機15には防振継手33,34を介して配管35,3
6が連結されている。
【0056】以上説明した本実施形態の熱交換装置10
では、送風機12の吸入側と吐出側に消音器21,22
が装着されたことで、送風機12の駆動音が各消音器2
1,22によって消音される。また、送風機12にキャ
ンバス継手23,24を介して消音器21,22が取付
けられたことで、送風機12から消音器21,22への
振動の伝達が抑制される。更に、送風機12を防振装置
25を介してケース11に取付けたことで、送風機12
全体の振動がケース11へ伝達されるのを抑制でき、送
風機12、消音器21,22、キャンバス継手23,2
4、防振装置25を取り囲むように遮音板26を設けた
ことで、キャンパス継手23を介して漏れる騒音及び送
風機12の周辺部で発生する騒音の外部への透過が抑制
される。
では、送風機12の吸入側と吐出側に消音器21,22
が装着されたことで、送風機12の駆動音が各消音器2
1,22によって消音される。また、送風機12にキャ
ンバス継手23,24を介して消音器21,22が取付
けられたことで、送風機12から消音器21,22への
振動の伝達が抑制される。更に、送風機12を防振装置
25を介してケース11に取付けたことで、送風機12
全体の振動がケース11へ伝達されるのを抑制でき、送
風機12、消音器21,22、キャンバス継手23,2
4、防振装置25を取り囲むように遮音板26を設けた
ことで、キャンパス継手23を介して漏れる騒音及び送
風機12の周辺部で発生する騒音の外部への透過が抑制
される。
【0057】なお、送風機12と消音器21,22との
連結は、送風機12の振動を消音器21,22に伝達し
がたいものであればよく、例えば、連結部を非接触とし
てもよい。勿論、この場合には、連結部を上述したもの
と同様な遮音板で囲む必要がある。
連結は、送風機12の振動を消音器21,22に伝達し
がたいものであればよく、例えば、連結部を非接触とし
てもよい。勿論、この場合には、連結部を上述したもの
と同様な遮音板で囲む必要がある。
【0058】また、各熱交換器13,14の上流側に整
流板27,28を設けて抵抗としたことで、整流板2
7,28と熱交換器13,14との空間では負圧とな
り、整流板27,28を通って熱交換器13,14へ流
れる吸入空気を整流することができ、1つの送風機12
であっても熱交換空気を均等に吸込むこととなり、熱交
換能力を十分に確保できる。
流板27,28を設けて抵抗としたことで、整流板2
7,28と熱交換器13,14との空間では負圧とな
り、整流板27,28を通って熱交換器13,14へ流
れる吸入空気を整流することができ、1つの送風機12
であっても熱交換空気を均等に吸込むこととなり、熱交
換能力を十分に確保できる。
【0059】更に、圧縮機15を吸音材を内張りした鋼
板製の収容箱31内に密封したことで、駆動騒音や駆動
振動の外部への漏洩を防止できる。
板製の収容箱31内に密封したことで、駆動騒音や駆動
振動の外部への漏洩を防止できる。
【0060】また、本実施形態の送風機12は、冷却運
転時には、上向流の空気を排出するが、加熱運転時に
は、下向流とすることができるようになっている。これ
により、装置周囲の空気より温度が低い加熱運転時の排
出空気が吐出された後自然落下するので、上方から吸い
込まれる空気に混入するショートサーキットの割合が少
なくなり、熱交換能力又は熱交換効率の低下が抑制され
る。
転時には、上向流の空気を排出するが、加熱運転時に
は、下向流とすることができるようになっている。これ
により、装置周囲の空気より温度が低い加熱運転時の排
出空気が吐出された後自然落下するので、上方から吸い
込まれる空気に混入するショートサーキットの割合が少
なくなり、熱交換能力又は熱交換効率の低下が抑制され
る。
【0061】図4乃至図6に本発明の第2、第3、第4
実施形態に係る熱交換装置の概略を示す。なお、前述し
た実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材に
は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施形態に係る熱交換装置の概略を示す。なお、前述し
た実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材に
は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0062】図4に示すように、第2実施形態の熱交換
装置40では、各熱交換器13,14の下流側にそれぞ
れ整流板27,28を設けている。
装置40では、各熱交換器13,14の下流側にそれぞ
れ整流板27,28を設けている。
【0063】従って、熱交換器13,14で冷却(加
熱)された空気は、整流板27,28で整流することが
でき、送風機12は吸入空気を均等に吸い込むこととな
り、熱交換能力を十分に確保できる。
熱)された空気は、整流板27,28で整流することが
でき、送風機12は吸入空気を均等に吸い込むこととな
り、熱交換能力を十分に確保できる。
【0064】また、図5に示すように、第3実施形態の
熱交換装置50では、ケース11の吸入側であって各熱
交換器13,14の上流側に必要減音量に見合った消音
器51,52が設けられている。一方、送風機12の吐
出側には消音器22がキャンバス継手24を介して取付
けられ、送風機12は防振装置25を介してケース11
に取付けられ、遮音板26によって囲繞されている。そ
して、各熱交換器13,14の下流側にそれぞれ整流板
27,28が設けられている。
熱交換装置50では、ケース11の吸入側であって各熱
交換器13,14の上流側に必要減音量に見合った消音
器51,52が設けられている。一方、送風機12の吐
出側には消音器22がキャンバス継手24を介して取付
けられ、送風機12は防振装置25を介してケース11
に取付けられ、遮音板26によって囲繞されている。そ
して、各熱交換器13,14の下流側にそれぞれ整流板
27,28が設けられている。
【0065】従って、熱交換器13,14の上流側にあ
る消音器51,52により空気を吸入するときに発生す
る騒音や送風機12の騒音が抑制され、また、送風機1
2の吐出側にある消音器22により送風機の騒音が抑制
される。
る消音器51,52により空気を吸入するときに発生す
る騒音や送風機12の騒音が抑制され、また、送風機1
2の吐出側にある消音器22により送風機の騒音が抑制
される。
【0066】更に、図6に示すように、第4実施形態の
熱交換装置60では、ケース11の吸入側であって各熱
交換器13,14の下流側に必要減音量に見合った消音
手段としての消音トラップ61,62が設けられてい
る。一方、送風機12の吐出側には消音器22がキャン
バス継手24を介して取付けられ、送風機12は防振装
置25を介してケース11に取付けられ、遮音板26に
よって囲繞されている。そして、各熱交換器13,14
の上流側にそれぞれ整流板27,28が設けられてい
る。
熱交換装置60では、ケース11の吸入側であって各熱
交換器13,14の下流側に必要減音量に見合った消音
手段としての消音トラップ61,62が設けられてい
る。一方、送風機12の吐出側には消音器22がキャン
バス継手24を介して取付けられ、送風機12は防振装
置25を介してケース11に取付けられ、遮音板26に
よって囲繞されている。そして、各熱交換器13,14
の上流側にそれぞれ整流板27,28が設けられてい
る。
【0067】従って、熱交換器13,14の下流側にあ
る消音トラップ61,62により、整流板27,28及
び熱交換器13,14を通過した吸入空気の騒音が抑制
される。
る消音トラップ61,62により、整流板27,28及
び熱交換器13,14を通過した吸入空気の騒音が抑制
される。
【0068】なお、上述した各実施例で説明した、ケー
ス11に設けられた送風機12及び各熱交換器13,1
4に対する、消音器21,22や消音トラップ61、6
2、キャンバス継手23,24、防振装置25、遮音板
26、整流板27,28などは、各実施形態に限定され
るものではなく、適宜設定すればよいものである。
ス11に設けられた送風機12及び各熱交換器13,1
4に対する、消音器21,22や消音トラップ61、6
2、キャンバス継手23,24、防振装置25、遮音板
26、整流板27,28などは、各実施形態に限定され
るものではなく、適宜設定すればよいものである。
【0069】また、以上説明した各実施形態は、圧縮機
を有する屋外熱交換装置について説明したが、本発明
は、圧縮機を有さない冷却塔にも適用できることは言う
までもない。
を有する屋外熱交換装置について説明したが、本発明
は、圧縮機を有さない冷却塔にも適用できることは言う
までもない。
【0070】ここで、図1の熱交換装置について、近傍
での騒音値(dB(C):Cスケールを意味する(以下
同様))、及び敷地境界線までの距離6メートルを想定
して、6メートルの距離減衰による騒音値(dB
(C))を、それぞれ音圧レベルで測定した結果を図7
に示す。また、消音器21、22を取り付けない場合の
発生騒音値(dB(C))を併せて図7に示す。
での騒音値(dB(C):Cスケールを意味する(以下
同様))、及び敷地境界線までの距離6メートルを想定
して、6メートルの距離減衰による騒音値(dB
(C))を、それぞれ音圧レベルで測定した結果を図7
に示す。また、消音器21、22を取り付けない場合の
発生騒音値(dB(C))を併せて図7に示す。
【0071】この結果、発生騒音値は、消音器21、2
2の取付により著しく低減し、距離減衰による騒音値を
聴覚補正してオーバーオールとしたときの値が48.4
dB(A)(Aスケールを示す:以下同じ)となり、商
業地域での夜間の許容騒音値である50dB(A)を下
回った。
2の取付により著しく低減し、距離減衰による騒音値を
聴覚補正してオーバーオールとしたときの値が48.4
dB(A)(Aスケールを示す:以下同じ)となり、商
業地域での夜間の許容騒音値である50dB(A)を下
回った。
【0072】一方、比較のため、送風機の吐出側の消音
器22のみを設置した場合(比較例1)の騒音値(dB
(C))及び距離減衰の騒音値(dB(C))を図8に
示す。また、消音器21、22の両方を取り付けていな
い場合(比較例2)の騒音値(dB(C))及び距離減
衰の騒音値(dB(C))を図9に示す。この結果よ
り、吐出側のみに消音器を設けた場合には、実際上、十
分な消音効果が得られず、距離減衰の騒音値を聴覚補正
してオーバーオールとしたときの値61.0dB(A)
は許容騒音値を遙かに越え、消音器を全く取り付けてな
い場合の64.5dB(A)と大差ないことが判った。
器22のみを設置した場合(比較例1)の騒音値(dB
(C))及び距離減衰の騒音値(dB(C))を図8に
示す。また、消音器21、22の両方を取り付けていな
い場合(比較例2)の騒音値(dB(C))及び距離減
衰の騒音値(dB(C))を図9に示す。この結果よ
り、吐出側のみに消音器を設けた場合には、実際上、十
分な消音効果が得られず、距離減衰の騒音値を聴覚補正
してオーバーオールとしたときの値61.0dB(A)
は許容騒音値を遙かに越え、消音器を全く取り付けてな
い場合の64.5dB(A)と大差ないことが判った。
【0073】このように、本発明は、通常の消音方法で
は消音できず、実際上諦められていた熱交換装置の消音
を、吸引側からも消音を行うという比較的簡単な手段に
よって実際上有効に行うことができるようにするもので
ある。
は消音できず、実際上諦められていた熱交換装置の消音
を、吸引側からも消音を行うという比較的簡単な手段に
よって実際上有効に行うことができるようにするもので
ある。
【0074】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように本発明の熱交換装置は、装置本体の吸入側及び吐
出側に消音手段を設けたので、送風機の駆動時にモータ
の駆動音や送風音が発生するが、消音手段により装置本
体の吸入側と吐出側での騒音が確実に抑制することがで
きると共に、装置をコンパクトとして熱交換能力の低下
を抑えることができる。また、更に、圧縮機を吸音材が
内張りされた鋼板製の収容箱内に密封したことで、駆動
騒音や駆動振動の外部への漏洩を防止できる。
ように本発明の熱交換装置は、装置本体の吸入側及び吐
出側に消音手段を設けたので、送風機の駆動時にモータ
の駆動音や送風音が発生するが、消音手段により装置本
体の吸入側と吐出側での騒音が確実に抑制することがで
きると共に、装置をコンパクトとして熱交換能力の低下
を抑えることができる。また、更に、圧縮機を吸音材が
内張りされた鋼板製の収容箱内に密封したことで、駆動
騒音や駆動振動の外部への漏洩を防止できる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る熱交換装置の概略
図である。
図である。
【図2】本実施形態の熱交換装置に適用される圧縮機の
取付状態図である。
取付状態図である。
【図3】本実施形態の熱交換装置を構成する冷却・加熱
媒体配管系統図である。
媒体配管系統図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る熱交換装置の概略
図である。
図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る熱交換装置の概略
図である。
図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る熱交換装置の概略
図である。
図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る熱交換装置の騒音
値を示す図である。
値を示す図である。
【図8】比較例に係る熱交換装置の騒音値を示す図であ
る。
る。
【図9】比較例に係る熱交換装置の騒音値を示す図であ
る。
る。
10 熱交換装置 11 ケース(装置本体) 12 送風機 13,14 熱交換器 15 圧縮機 21,22 消音器(消音手段) 23,24 キャンバス継手 25 防振装置 26 遮音板 27,28 整流板 31 収容箱 33,34 防振継手 40 熱交換装置 50 熱交換装置 51,52 消音器(消音手段) 60 熱交換装置 61,62 消音トラップ(消音手段)
Claims (17)
- 【請求項1】 装置本体に設けられた熱交換器と、この
熱交換器に空気を導入すると共に熱交換した空気を吐出
する送風機とを具備する熱交換装置において、前記装置
本体の吸入側及び吐出側の両方に消音手段を設けたこと
を特徴とする熱交換装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の熱交換装置において、前
記消音手段は、前記送風機の吸入側及び吐出側に設けら
れたことを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の熱交換装置において、前
記消音手段は、キャンバス継手を介して前記送風機の吸
入側及び吐出側に装着されたことを特徴とする熱交換装
置。 - 【請求項4】 請求項3記載の熱交換装置において、前
記キャンバス継手は、遮音板によって囲まれたことを特
徴とする熱交換装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の熱交換装置において、前
記消音手段は、前記送風機と非接触で設けられ、且つ当
該消音手段と送風機との非接触の接合部は遮音板によっ
て囲まれていることを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の熱交換装
置において、前記送風機は防振手段を介して前記装置本
体に支持されたことを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の熱交換装置において、前
記消音手段は、前記熱交換器の上流側と、前記送風機の
吐出側に設けられたことを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の熱交換装
置において、前記消音手段が、消音器であることを特徴
とする熱交換装置。 - 【請求項9】 請求項1記載の熱交換装置において、前
記吸入側に設けられた消音手段が、前記熱交換器の下流
側に設けられた消音トラップであることを特徴とする熱
交換装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の熱交換
装置において、前記装置本体の吸入側の面方向の静圧を
略均一とする整流手段を具備することを特徴とする熱交
換装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の熱交換装置におい
て、前記整流手段が、前記熱交換器の上流側あるいは下
流側に設けた整流板であることを特徴とする熱交換装
置。 - 【請求項12】 請求項10に記載の熱交換装置におい
て、前記整流手段が、前記熱交換器自体の空気抵抗を増
加させたものであることを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項13】 請求項1〜12の何れかに記載の熱交
換装置において、前記熱交換器に冷却媒体を圧縮供給す
る圧縮機を具備し、当該圧縮機、吸音材が内張りされた
遮音性箱内に密封されていることを特徴とする熱交換装
置。 - 【請求項14】 請求項13記載の熱交換装置におい
て、前記圧縮機には防振継手を介して配管されたことを
特徴とする熱交換装置。 - 【請求項15】 請求項13又は14記載の熱交換装置
において、前記圧縮機は、防振性能を有する架台上に載
置されていることを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項16】 請求項10〜15の何れかの熱交換装
置において、前記送風機は、前記圧縮機一台に対して一
台であることを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項17】 請求項10〜16の何れかの熱交換装
置において、前記送風機は、冷却運転時は上向流であ
り、加熱運転時には、下向流となることを特徴とする熱
交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10161186A JPH11351779A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10161186A JPH11351779A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 熱交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11351779A true JPH11351779A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15730233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10161186A Pending JPH11351779A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 熱交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11351779A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200481973Y1 (ko) * | 2016-05-23 | 2016-12-13 | 김수찬 | 소음저감 수단이 구비된 냉각탑 |
KR102210939B1 (ko) * | 2019-09-20 | 2021-02-03 | 주식회사 서진인스-쿨 | 냉각탑 소음 저감 구조 |
-
1998
- 1998-06-09 JP JP10161186A patent/JPH11351779A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200481973Y1 (ko) * | 2016-05-23 | 2016-12-13 | 김수찬 | 소음저감 수단이 구비된 냉각탑 |
KR102210939B1 (ko) * | 2019-09-20 | 2021-02-03 | 주식회사 서진인스-쿨 | 냉각탑 소음 저감 구조 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070606 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071010 |