JPH1135168A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH1135168A
JPH1135168A JP10152001A JP15200198A JPH1135168A JP H1135168 A JPH1135168 A JP H1135168A JP 10152001 A JP10152001 A JP 10152001A JP 15200198 A JP15200198 A JP 15200198A JP H1135168 A JPH1135168 A JP H1135168A
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cassette
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apparatus main
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Tetsuhiro Ohashi
哲洋 大橋
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送経路の簡略化を図り、機能性や作業性に
優れた記録装置を提供する。 【解決手段】 副用紙カセット7が装置本体3内で上昇
して記録部1と並設されるので、自動給紙部4を駆動し
て、積載された記録シートから最上部の1枚を記録部1
に搬送する通紙経路21を、積載された記録シートの平
面内に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート上に文字や
図形などの画像を記録する記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の記録装置としては、
たとえば、積載したシート(単票用紙など)から1枚ず
つシートを引き出して記録部に送り記録を行う記録装置
がある。
【0003】このような記録装置では、シート積載部と
記録部の配置は各種形態が知られている。
【0004】例えば、装置後方にシート積載部を持ち装
置前方の記録部で記録動作を行うもの、あるいは、装置
下方にシート積載部を持ち装置上方の記録部で記録動作
を行うもの等が代表的である。
【0005】また、筐体の一方向から記録に関する全て
の操作をすることが可能な配置を取ることによって、記
録装置の上にものを置くことが出来たり、あるいは棚の
中に記録装置を設置することを可能とした記録装置が知
られている。
【0006】このような記録装置について図9を参照し
て簡単に説明する。図9は従来技術に係る記録装置の概
略説明図である。
【0007】図に示したように、記録装置100は、概
略、筐体101の内部に、紙などのシートを積載する用
紙カセット102と、この用紙カセット102に積載さ
れるシートを搬送経路103に沿って搬送するシート上
に画像を記録する記録手段104と、から構成されてい
る。
【0008】そして、図に示したように、搬送経路10
3は、用紙カセット102に積載したシートを装置内で
Uターンさせ、しかるのち装置上方に位置する記録手段
104に導き、記録動作を行なった後に、装置外部に記
録済みのシートを排出させるように構成されている。
【0009】同図においてA側が操作方向であり、用紙
カセット102はA側から出し入れし、記録済みのシー
トもA側に排出される。
【0010】なお、同類の構成として、同図の正面側
(図面の手前側)から用紙カセット102を出し入れ
し、筐体101内に記録済みのシートを排出(収容)し
て、同図の正面側から抜き取る構成、すなわち、筐体1
01内のシートの搬送方向と垂直方向に用紙カセット1
02の出し入れ、および記録済みシートの取り出しを行
うように構成されたものもある。
【0011】このような搬送経路を持った記録装置の用
紙カセット取り付け方法は、用紙カセット側の凸部が装
置側の所定位置にある凹部に嵌合して位置決めされるも
のが主流である。
【0012】また、装置側のラッチレバー等により、用
紙カセットを固定して、用紙カセット取り外し時にラッ
チレバー等を解除して取り外す構造のものもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0014】上述のようにシートを小さい半径でUター
ンさせる必要があるため、腰の強いシート、例えば厚紙
等を通紙させるのが困難であった。
【0015】また、シートがUターン部においてシート
搬送経路と摺動しながら通過するために、シートに負荷
が掛かるので、シート搬送力を上げる必要があり、搬送
ローラの圧接力を大きくする必要があったり、モータの
トルクを大きくしなければならなかった。
【0016】さらに、複雑な搬送経路を通紙させるため
にシート搬送経路中でのシートがジャムする確率が高く
なるが、筐体の一方向からしか記録装置を操作できない
ような形態としているため、詰まった紙の取り出し操作
(ジャム処理)が非常に煩雑であった。
【0017】このように装置内にシート搬送経路にUタ
ーン部を設けることは、装置の大型化を招くばかりでな
く、様々な問題点を有していた。
【0018】しかし、従来技術では、搬送精度(位置決
め精度)の技術が不十分であったために、シート搬送経
路にUターン部を設けざるを得なかった。つまり、Uタ
ーン部を設けて所定距離の搬送経路を具備させて、各種
搬送ローラ等により、シートの搬送状態を適正にするこ
とによって、シート上の画像を形成させる位置を適正に
させていたからである。
【0019】また、従来技術の構成では、記録動作中に
用紙カセットを挿抜することが可能であったために、誤
って記録動作中に用紙カセットを抜き取ってしまい、記
録動作を中断させてしてしまうことがあった。
【0020】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、位置
決め精度の向上を図ると共に、搬送経路の簡略化を図
り、機能性や作業性に優れた記録装置を提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、装置本体と、前記装置本体内の前
側に設けられ、シートに記録を行なう記録手段と、前記
装置本体の後側に前記記録手段に並設され、該記録手段
に供給するシートを支持するシート支持手段と、前記記
録手段または前記シート支持手段のいずれか一方を昇降
する昇降手段と、を有し、前記記録手段と前記シート支
持手段とが並設状態からいずれか一方を前記昇降手段に
より昇降させたときに、シート支持手段が前記装置本体
から前側に引き出し可能であることを特徴とする。
【0022】また、本発明は、装置本体と、前記装置本
体内の前側に設けられ、シートに記録を行なう記録手段
と、前記装置本体の前側から着脱自在に設けられた用紙
カセットと、前記用紙カセット内に配置され、シートを
支持する副用紙カセットと、前記用紙カセットを装置本
体内に装着した状態で、前記副用紙カセットを用紙カセ
ット内の位置と用紙カセットから移動して前記記録手段
の後側で水平方向に並ぶ位置との間で昇降させるリンク
部材と、を有することを特徴とする。
【0023】また、本発明は、装置本体と、前記装置本
体内の前側に設けられ、シートに記録を行なう記録手段
と、前記記録手段をシートに記録するための記録位置か
ら昇降させるためのリンク部材と、前記リンク部材によ
って前記記録手段が記録位置から昇降されている状態
で、装置本体の前側から着脱自在に設けられた、シート
を収納した用紙カセットと、を有することを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0025】(第1の実施の形態)図1〜図7には本発
明の第1の実施の形態に係る記録装置について示されて
いる。
【0026】まず、図1および図2を参照して、記録装
置の全体の構成等について説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施の形態に係る記
録装置の概略構成斜視図であり、図2は本発明の実施の
形態に係る記録装置の概略構成断面図(図1における記
録装置の側面側から見た断面図)である。
【0028】図において、1は記録手段を構成する記録
部であり、記録部1は図中矢印A方向に移動可能であ
る。
【0029】なお、記録部1は各種形式の記録部を採用
することが可能であるが、本実施の形態においてはいわ
ゆるシリアル走査型のインクジェットプリンタを使用し
て記録を行う。
【0030】2はシート収納手段を構成する用紙カセッ
トであり、用紙カセット2は図中矢印A方向に着脱が可
能であり、完全に記録装置本体から取り外すことが出来
る。
【0031】3は箱形状部材である装置本体であり、記
録部1および用紙カセット2を操作(挿抜)できるよう
に六面のうち前側の一面が開口されている。
【0032】4は自動給紙部であり、記録部1に一体的
に設けられており、用紙カセット2内に収納(積載)さ
れたシートのうち一枚のみを給送する機能を有してい
る。
【0033】5は記録ヘッドであり、記録部1内部で、
キャリアに搭載されて往復走査しつつシート上に画像の
記録を行うインクジェットヘッドである。
【0034】6は記録部開放レバーであり、記録部1を
装置本体3から抜き出す時などに使用するものである。
【0035】7はシート支持手段としての副用紙カセッ
トであり、この副用紙カセット7は用紙カセット2内に
配置されていて用紙カセット2が装置本体3内に装着さ
れた後、記録部1の後側の所定位置まで移動可能に構成
されている。
【0036】8は用紙カセットノブであり、副用紙カセ
ット7を所定位置まで移動させる機能を有しており、位
置決め手段を構成している。
【0037】8aは用紙カセットノブに一体的に設けら
れたカセットロック爪である。
【0038】12は副用紙カセット7を移動させるため
の副用紙カセット上昇レバーである。
【0039】本記録装置の主要な構成要素は記録部1お
よび用紙カセット2であり、操作者はこれらを主に操作
することになる。
【0040】図1は、操作者が操作中の状態(記録部1
および用紙カセット2を引き出した状態)を示してい
る。
【0041】このように、記録部開放レバー6の操作に
よって記録部1を機外前方に引き出すことができる(以
下、記録部1のこの状態を記録部開放状態と呼ぶ)。
【0042】操作者が記録部1を記録部開放状態にする
場合としては、記録ヘッド5の交換時、すなわち、イン
クが無くなったり、カラー記録ヘッドとモノクロ記録ヘ
ッドを交換する場合や、あるいは、シートがジャムして
しまった場合にシートを取り除く時(ジャム処理時)等
がある。
【0043】なお、記録部1は図示する位置までスライ
ド(突出)してくるが、おおむね図示位置で停止し、不
図示のストッパにより、これ以上の移動は妨げられる構
成となっている。
【0044】また、図1では、用紙カセット2も操作者
により引き抜かれる、あるいは装着される途中の状態を
示している。
【0045】詳細は後述するが、用紙カセットノブ8を
開放状態とし、用紙カセット2自身の手がかり部を持っ
て引き抜く、あるいは押し込むことにより装置本体3か
らの着脱操作を行う。
【0046】操作者が用紙カセット2を着脱操作する場
合としては、積載されたシートが無くなったり、異種の
記録シートに交換したりするためにシートを用紙カセッ
ト2に挿入する時、あるいは記録シートがジャムしてし
まった場合に記録シートを取り除く時、等がある。
【0047】上記のごとく、記録部1および用紙カセッ
ト2はいずれも図中矢印A方向に往復移動可能に構成さ
れている。
【0048】本記録装置を記録可能な状態にするため
に、記録部1を装置本体3側に押し込んでいくと、不図
示のラッチレバーが記録部1と係合し、装置本体3とは
所定の位置にて固定される。
【0049】なお、前述の記録部開放レバー6はこのラ
ッチレバーの係合を解除するためのものである。
【0050】図2は記録動作を行なうために、記録部1
および用紙カセット2を装置本体3内に装着した際の配
置を、図1の矢印B方向から見た断面図として示してい
る。
【0051】図2において、図1と同一の記号の説明は
省略する。
【0052】9は記録部1に固定され記録部1と用紙カ
セット2を位置決めする位置決めピンである。
【0053】10は副用紙カセット7を弾性的に上方に
付勢する付勢手段を構成する上方付勢バネである。
【0054】この上方付勢バネ10は副用紙カセット7
の底面に固定された片持ちの板バネを使用している(図
3参照)。
【0055】11は副用紙カセット7を弾性的に記録部
1方向(水平方向)に付勢する付勢手段を構成する前方
付勢バネである。
【0056】12は用紙カセットノブ8と円筒カム23
を介して連動する副用紙カセット上昇レバーである。
【0057】13は用紙カセット2に、その一端が連結
され、他端が副用紙カセット7に前方付勢バネ11を介
して連結されている後側用紙カセットリンクである。
【0058】14は用紙カセット2に、その一端が連結
され、他端が副用紙カセット7に摺動可能に備えられて
いる前側用紙カセットリンクである。
【0059】15は用紙カセット2の装置本体3への挿
入に従って副用紙カセット7の後端を上昇させるための
カセット上昇カムである。
【0060】19は後側用紙カセットリンク13を回動
可能に軸支する後端軸である。
【0061】20は後端軸19にはめられた後端コロで
ある。
【0062】円筒カム23は副用紙カセット上昇レバー
12に固定されている。
【0063】また、説明を簡単にするため破線と実線に
よって構成部材の移動前および移動後の位置を示し、元
の数字に′を付けて示しているのは、移動時の状態を示
している。
【0064】すなわち、図2においては、1′は記録部
1が記録部開放状態の場合を示し、7′は用紙カセット
2を装置本体3外に出して副用紙カセット7が用紙カセ
ット2内に収納されている場合の位置であり、12′は
用紙カセット2を装置本体3内に装着して用紙カセット
ノブ8を操作する前の副用紙カセット上昇レバーの位置
をそれぞれ示している。
【0065】次に用紙カセット2が図1の状態から図2
の状態に至る経過(用紙カセット2を引き出した状態か
ら収容(装着)するまでの経過)を説明する。
【0066】ここでは、記録部1が既に装着されている
場合について説明する。前述したように、記録部1は図
示せざるラッチレバーにより装置本体3に対して位置決
めされている。
【0067】よって、これから説明する用紙カセット2
の挿抜動作は、通常の記録シートを追加したり、記録シ
ートの交換作業の場合に相当する。
【0068】まず、図1のように用紙カセット2を引き
出した状態では、副用紙カセット7および副用紙カセッ
ト上昇レバー12は、図2においては破線の位置、すな
わち、副用紙カセット7は7′の位置であり、副用紙カ
セット上昇レバー12が12′の位置にある。
【0069】この状態で、用紙カセット2が装置本体3
内に挿入されると、まず、後端コロ20がカセット上昇
カム15に当接する。
【0070】そして、用紙カセット2を挿入する操作者
の力により、後端コロ20がカセット上昇カム15に沿
って上昇を始め、用紙カセット2が完全に挿入された状
態では、後端コロ20がカセット上昇カム15を登り切
り、平坦部に乗り上げる。
【0071】この状態では副用紙カセット7は後端(後
端軸19側)が上昇し、前端は元のままの位置にあり、
副用紙カセット7全体が傾斜した状態となる。
【0072】図3に、この状態の記録部1と用紙カセッ
ト2の相対位置を示している。
【0073】図3において、16は記録部1と副用紙カ
セット7の水平方向(前後方向)の位置決めをする当接
面としての前後位置決め面であり、17は記録部1と副
用紙カセット7の上下方向の位置決めをする当接面とし
ての上下位置決め面であり、18aは位置決めピン9に
対して円滑にガイドされるためのガイド斜面である。
【0074】用紙カセット2が装置本体3内に完全に挿
入されると、装置本体3に固定されたカセット上昇カム
15に一体的に設けられたカセットガイド25のカセッ
ト位置決めピン22(図4および図5参照)と、用紙カ
セット2側に設けられた不図示の位置決め穴が係合し、
位置決めされる。
【0075】また、用紙カセット2はカセットガイド2
5の用紙カセット当接面25a(図5参照)で突き当た
り、挿入方向に対しても位置決めされる。
【0076】次に、用紙カセット2が装置本体3内に完
全に挿入された状態で、スライド部材を構成する用紙カ
セットノブ8の操作を行う。
【0077】用紙カセットノブ8が図1の位置から同図
中矢印B方向に移動されると、円筒カム23の円筒面に
螺旋状に切られたカム溝23a(図5(a)に図示)と
用紙カセットノブ8に設けられた図示せざる突起が係合
し、用紙カセットノブ8の並進運動が円筒カム23の回
転運動に変換される。
【0078】この回転運動により、円筒カム23と同軸
上に固定された回動部材としての副用紙カセット上昇レ
バー12は図1矢印C方向に回動する。
【0079】用紙カセットノブ8が所定位置まで移動す
ると、不図示の突起が円筒カム23のカム溝23aの平
坦部23bに達し、副用紙カセット上昇レバー12の回
動が終了する。
【0080】また、この平坦部23bに用紙カセットノ
ブ8の突起が掛かっていると、副用紙カセット上昇レバ
ー12を矢印Cの反対方向に回転させようとする力に対
して、円筒カム23がロックする方向に作用し、用紙カ
セットノブ8が元の位置に戻ってしまうようなことはな
い。
【0081】以上の用紙カセットノブ8の操作により、
副用紙カセット上昇レバー12は図2の破線の位置から
実線の位置に至る。
【0082】次に、上記動作時のカセットロック爪8a
の役割を説明する。
【0083】図4は記録部1と用紙カセット2を装着し
た状態を示す概略構成一部透視斜視図であり、説明に必
要な部材のみを透視している。
【0084】図において、22は用紙カセット2と係合
するカセット位置決めピンであり、24はカセットロッ
ク爪が係合するカセットロック穴であり、25は用紙カ
セット2を挿入する際にガイドとしての機能を発揮す
る、カセット上昇カム15と一体的に成形されたカセッ
トガイドである。
【0085】また、図5はカセット挿入の前後を示す、
模式的平面図であり、図5(a)は挿入完了前、図5
(b)は挿入完了後(図4の状態の場合)を示してい
る。
【0086】同図に示すように、カセットロック爪8a
は、用紙カセットノブ8に一体的に形成された突起であ
り、用紙カセットノブ8と同時に移動(スライド)す
る。
【0087】図5(a)で示したように、挿入完了前の
状態では、カセットロック爪8aは用紙カセット2内に
配置されている。
【0088】そして、用紙カセット2を挿入した後に、
用紙カセットノブ8の操作を行なって操作を完了した図
が図5(b)である。
【0089】図5(a)から(b)の用紙カセットノブ
8の移動に伴って、副用紙カセット上昇レバー12は図
2の実線の位置に移動する。
【0090】用紙カセットノブ8が図5(b)の状態に
至ると、カセットロック爪8aは用紙カセット2の側面
から突出し、装置本体3に固定的に設けられたカセット
ロック穴24に係合する。
【0091】この時、カセットロック爪8aの先端には
傾斜が付けられているので、用紙カセット2が用紙カセ
ット当接面25aに完全に当接する前に、用紙カセット
ノブ8を操作してしまっても、カセットロック爪8aの
先端はカセットロック穴24に確実に入ることができ
る。
【0092】また、カセットロック爪8aの先端斜面
が、カセットロック穴24端面を滑るときに発生する力
の分力により、用紙カセット2は用紙カセット当接面2
5a側に引き込まれ、用紙カセットノブ8操作完了時に
は、用紙カセット2は所定の収納位置まで移動する。
【0093】よって、所定位置以外で用紙カセット2が
固定されてしまうことはない。
【0094】このように、用紙カセットノブ8の操作に
よって、副用紙カセット7が用紙カセット2に対して位
置決めされると同時に、用紙カセット2が装置本体3に
対して位置決めされる。
【0095】すなわち、副用紙カセット7と用紙カセッ
ト2が同時に装置本体3や記録部1に対して位置決めさ
れることになる。
【0096】また、一度、用紙カセットノブ8の操作が
完了してしまうと、カセットロック爪8aは用紙カセッ
ト2を固定してしまうので、操作者が不用意に用紙カセ
ット2を引き出すことができないので、例えば、記録動
作中に誤って用紙カセット2が引き出されてしまうこと
が防止される。
【0097】次に、各構成部材等の位置決めについてよ
り詳しく説明する。
【0098】上記のごとく、用紙カセット2が装置本体
3に装着されて、副用紙カセット上昇レバー12が図2
の実線の位置に至ると、副用紙カセット7と記録部1は
以下のように位置決めされる。
【0099】副用紙カセット上昇レバー12は、上方付
勢バネ10に当接しており、副用紙カセット7は上方付
勢バネ10を介して副用紙カセット上昇レバー12によ
り弾性的に上方に付勢される。
【0100】また、後端軸19は、用紙カセットリンク
後13によって位置が決められているが、前方付勢バネ
11の力により副用紙カセット7は後端軸19のガイド
溝に沿って図3中矢印A方向に付勢されている。
【0101】以上より、副用紙カセット7が図3中の7
から7′に移動する際には、位置決め部が位置決めピン
9に当接して付勢されながら移動することになる。
【0102】そこで、固定位置に停止している位置決め
ピン9には先ずガイド斜面18aが当接する。
【0103】そして、ガイド斜面18aに掛かる力の分
力により、上方付勢バネ10および前方付勢バネ11が
圧縮される方向に副用紙カセット7が移動し、副用紙カ
セット上昇レバー12が所定位置まで上昇したところ
で、位置決めピン9が前後位置決め面16と上下位置決
め面17に圧接された状態で停止する。
【0104】この状態では位置決めピン9と前後位置決
め面16および上下位置決め面17の間には隙間がなく
当接しているので、記録部1と副用紙カセット7の図3
中矢印B,C方向の相対位置は正確に決められる。
【0105】また、図3におけるシートの搬送方向と垂
直な方向の相対位置を決める構造について図6を参照し
て説明する。
【0106】図6は位置決めピン9と副用紙カセット7
の位置関係を示す、模式的斜視図である。
【0107】位置決めピン9の両側にはピン部より径が
大きい円錐台がそれぞれ備えられている。
【0108】また、位置決めピン9の図中矢印C方向の
長さは、副用紙カセット7の前後位置決め面16あるい
は上下位置決め面17の幅より僅かに長い程度に設定し
て有するので、前記円錐台部のテーパにガイドされて、
位置決めピン9は所定位置に納まる。
【0109】なお、位置決めピン9の両側を円錐台形状
で挟んだ構造は、左右2カ所にある位置決めピン9の基
準側になる片方だけであり、他方は充分な長さを持った
ピンとなっている。
【0110】この様な構造により、位置決めピン9と副
用紙カセット7の相対位置は図6中矢印C方向に対して
も一意に決まるので、結局、記録部1と副用紙カセット
7の相対位置は正確に決定される。
【0111】また、用紙カセット2を装置本体3から取
り出すときは、以上の動作を逆に辿ることになり、用紙
カセットノブ8を操作して副用紙カセット上昇レバー1
2を下げ、カセットロック爪8aを解除し、用紙カセッ
ト2を引き出すことにより、後端コロ20がカセット上
昇カム15を降りて、副用紙カセット7が図2の7′位
置に収納されつつ用紙カセット2を取り出すことが可能
である。
【0112】次に、用紙カセット2が既に収容されてい
て、記録部1を引き出された状態から装置本体3内に装
着させる場合、すなわち、副用紙カセット7が図2の7
の位置にあり、記録部1が図2の1′の位置から1の位
置に移動していく場合について説明する。
【0113】副用紙カセット7は後端軸19が所定位置
にあり、前方付勢バネ11の力により前方に移動し、前
端が上方付勢バネ10によって浮き上がった状態になっ
ている。
【0114】この状態を概略図7に示す。
【0115】図7の状態から図示せざる並進運動ガイド
により記録部1が図中矢印A方向(収容させる方向)に
移動(スライド)してくると、まず、位置決めピン9が
ガイド斜面18bに当接する。
【0116】そして、ガイド斜面18bに掛かる力の分
力により副用紙カセット7が図中矢印B,C方向に移動
する。
【0117】これにより、上方付勢バネ10が圧縮さ
れ、また前方付勢バネ11も圧縮されていく。
【0118】ガイド斜面18bを登り切ったところで、
位置決めピン9は上下位置決め面17を滑り、前後位置
決め面16に当接し、位置決めピン9が所定位置で停止
するまで両位置決め面に圧接されたまま移動する。
【0119】位置決めピン9が所定位置に停止すると、
図2に示した状態(位置関係)となる。
【0120】結局、記録部1を後から装着する場合で
も、記録部1と副用紙カセット7の相対位置は正確に決
定される。
【0121】また、記録部1を装置本体3から取り出す
ときは、以上の動作を逆に辿ることにより、用紙カセッ
ト2を装置本体3に入れたまま記録部1を取り出すこと
が可能である。
【0122】以上述べたように、用紙カセット2の挿抜
操作時、あるいは記録部1の挿抜操作時いずれの場合も
正確に記録部1と副用紙カセット7が正確に位置決めさ
れる。
【0123】このように、副用紙カセット7が装置本体
3内で上昇して記録部1と位置決めされるので、自動給
紙部4を駆動して、積載された記録シートから最上部の
1枚を記録部1に搬送する通紙経路21を、図2で示す
ように、積載された記録シートの平面内に形成すること
ができる。
【0124】すなわち、積載された記録シートのうち最
上部のシートは、そのシート平面内において、図に示し
たようにそのままの状態で直線的に搬送されて、記録部
1により画像が記録された後、そのまま装置の外部へ排
出される。
【0125】また、記録部1と副用紙カセット7が正確
に位置決めされているので、給紙搬送時に進行方向が曲
がってしまったりすることがなくなる。
【0126】さらに、カセットロック爪8aとカセット
ロック穴24の係合により、用紙カセット2を装着した
状態では、記録の最中などに、不用意に用紙カセット2
が取り出されてしまうことが防止される。
【0127】以上のように構成された記録装置では、位
置決め精度が向上し、シートの搬送精度が向上し、搬送
経路が簡略化されるので、従来のようにUターン部を設
ける必要がなく、腰の強い厚紙等の通紙が可能になり、
機能性が向上する。
【0128】また、記録シートが搬送経路から受ける外
力がないのでシート搬送力が少なくて済むので構成の簡
略化を図ることもできる。
【0129】さらに、シート搬送経路が簡単なのでいわ
ゆるジャムの発生頻度が低下し、ジャムが発生した場合
にもジャムシートの取り出しも容易となり、作業性が向
上する。
【0130】そして、用紙カセットノブ8の操作によ
り、用紙カセット2が所定位置に固定され、固定を解除
する場合にも用紙カセットノブ8の操作を必要とするの
で、記録動作中など、用紙カセット2を不用意に取り出
してはいけない場合に用紙カセットを取り出そうとして
も、取り出すことが防止されるので、信頼性が向上す
る。
【0131】また、この記録装置では、シートを補充し
たりシートのサイズを変更するときに用紙カセットを装
置本体の前面から行え、また、記録部におけるメンテナ
ンスやシートのジャム処理も装置本体の前面から行える
ため、例えば、棚等の前面のみが開いている場所にも設
置することができて、設置位置の制約が少なく所望の場
所に設置可能である。
【0132】なお、上記第1の実施の形態においては、
用紙カセット2の副用紙カセット7を昇降させるため
に、使用者が用紙カセットノブ8を操作して行う例を示
したが、モータと、モータにより副用紙カセット7を昇
降する機構とを用いて、電気的なスイッチの操作により
モータに通電して自動的に副用紙カセット7を昇降させ
るようにしてもよい。
【0133】(第2の実施の形態)図8を参照して本発
明の第2の実施の形態に係る記録装置について説明す
る。図8は本発明の第2の実施の形態に係る記録装置の
模式図であり、図8(a)は記録可能状態にある記録装
置を示し、図8(b)はヘッドやインクタンクの交換、
あるいは記録シートの補充を行うために記録部開放状態
とした記録装置を示している。
【0134】同図において、51は記録部、52は用紙
カセット、53は装置本体、54は自動給紙部、56は
位置決めピン、57は前後位置決め面、58は上下位置
決め面、59はガイド斜面、60は装置本体53にスラ
イド可能に支持された記録部スライドガイド、61は記
録部51の待避移動を位置規制する回動リンク、であ
る。
【0135】図8(a)の記録可能状態から図8(b)
の記録部開放状態に至る過程を説明する。
【0136】ヘッドやインクタンクの交換、あるいは記
録シートの補充などを行う必要が生じたとき、操作者が
図示しない記録部開放レバーを操作することにより、一
連の動作が開始する。
【0137】記録部開放レバーを操作すると、記録部5
1を固定していた図示しないラッチが開放され、記録部
51の移動が可能となる。
【0138】記録部51は図示しないバネ等の付勢手段
により図8(b)矢印C方向に押し出される。
【0139】このとき、記録部51は記録部スライドガ
イド60により支持されているので、矢印C方向に並進
移動する。
【0140】所定の位置まで移動してくると、図示しな
いストッパにより記録部スライドガイド60の移動は停
止する。
【0141】次に、記録部51を待避させるために、図
8(b)中矢印D方向への移動させるための構造を説明
する。
【0142】記録部51は2本の回動リンク61により
支持されており、回動リンク61は回転中心61aで記
録部スライドガイド60により支持されている。
【0143】記録部スライドガイド60が所定位置に達
すると、図示しないラッチが開放し、図示しないバネ等
の付勢手段により矢印D方向への回転移動が開始し、図
8(b)の状態に遷移して、記録部51は停止する。
【0144】ここまでの状態で、記録部51はヘッドや
インクタンクの交換可能状態となる。
【0145】操作者は前記操作を行うことが可能であ
る。
【0146】記録部51に対する操作のみで、記録シー
トに対する操作が必要でない場合は、上記と逆の手順で
記録部51を装置本体53内に収納する。
【0147】まず記録部51を矢印Dと反対方向に回転
移動させ、図示しないラッチがかかる位置まで戻す。
【0148】しかるのち、記録部51を矢印Cと反対方
向に並進移動させ、記録部スライドガイド60と共に装
置本体53内の所定位置の図示しないラッチがかかる位
置まで押し戻す。
【0149】このとき、用紙カセット52と記録部51
の位置決めが必要になるが、位置決めは記録部51に設
けられた位置決めピン56と、用紙カセット52に設け
られた前後位置決め面57、上下位置決め面58、ガイ
ド斜面59により決定する。
【0150】記録部スライドガイド60によって記録部
51がガイドされて並進移動しつつ用紙カセット52に
近づいてくるとき、用紙カセット52の位置は固定され
ているので、ガイド斜面59に倣って(沿って)位置決
めピン56が移動していく。
【0151】図8(a)の状態に近づくと、回動リンク
61は図示しないトグルバネにより矢印Dと反対方向に
付勢されている。
【0152】そのため、所定位置まで記録部51が押し
込まれると、位置決めピン56が前後位置決め面57お
よび上下位置決め面58に圧接されるようにガイドされ
る。
【0153】以上により、記録部51と用紙カセット5
2の前後及び上下方向が位置決めされるものである。
【0154】上記操作により、記録装置を記録可能状態
に戻すことが可能である。
【0155】次に、記録シートの補充などを行う場合に
ついて説明する。
【0156】記録部51が図8(b)の如く、上方に待
避した状態から用紙カセット52のアクセスを行う。
【0157】記録部51が上方に待避しているので、記
録部51の下方には隙間が生じ、用紙カセット52が通
過することが可能になっている。
【0158】この状態から操作者が装置本体53内に手
を入れて、用紙カセット52を持ち、矢印E方向に移動
させることにより、用紙カセット52を装置本体53外
に取り出すことが可能である。
【0159】用紙カセット52を装置本体53の外に取
り出した状態で、記録シートの補充あるいは交換などの
操作を行う。
【0160】なお、用紙カセット52の移動に関して
は、モータなどの動力源を用いて、自動的に取り出せる
ように構成することも可能なのは言うまでもない。
【0161】用紙カセット52を装置本体53内に戻す
ときは、上記と逆の手順で収納することが可能である。
【0162】また、用紙カセット52を装置本体53内
に収納した後、記録部51を装置本体53内に収納する
手順は、上記の記録部51のみの時と同一の手順であ
る。
【0163】上記のように記録装置を構成することによ
り、上記第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0164】なお、この第2の実施の形態で示した記録
装置でも、シートを補充したりシートのサイズを変更す
るときに用紙カセットを装置本体の前面から行え、ま
た、記録部におけるメンテナンスやシートのジャム処理
も装置本体の前面から行えるため、棚等の前面のみが開
いている場所にも設置することができて、設置位置の制
約が少なく所望の場所に設置可能である。
【0165】
【発明の効果】本発明は、記録手段とシート支持手段と
が並設状態からいずれか一方を昇降手段により昇降させ
たときに、シート支持手段が装置本体から前側に引き出
し可能としたため、装置本体の前方からシート支持手段
の着脱が可能となり、操作性が向上する。
【0166】また、シート支持手段が装置本体に装着さ
れている状態では、シートをほぼ水平に搬送させて記録
手段により記録を行なうことができる。
【0167】これにより、剛性の強いシートの搬送も可
能となり機能性が向上し、また、比較的弱い搬送力でシ
ートの搬送が可能となるので構成の簡略化も図れる。
【0168】さらに、ジャムの発生率も低下し、ジャム
処理も容易となり作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の概
略構成斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の概
略構成断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の要
部の位置決め機構を示す概略構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の要
部の装着した状態を示す概略構成一部透視斜視図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の要
部の装着前後を示す模式的平面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の要
部の位置関係を示す模式的斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置の要
部の位置決め機構を示す概略構成図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る記録装置の概
略構成図である。
【図9】従来技術に係る記録装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1,51 記録部 2,52 用紙カセット 3,53 装置本体 4 自動給紙部 5 記録ヘッド 6 記録部開放レバー 7 副用紙カセット 8 用紙カセットノブ 8a カセットロック爪 9 位置決めピン 10 上方付勢バネ 11 前方付勢バネ 12 副用紙カセット上昇レバー 13 用紙カセットリンク後 14 用紙カセットリンク前 15 カセット上昇カム 16 前後位置決め面 17 上下位置決め面 18 ガイド斜面 19 後端軸 20 後端コロ 21 通紙経路 22 カセット位置決めピン 23 円筒カム 24 カセットロック穴 25 カセットガイド 25a 用紙カセット当接面 60 記録部スライドガイド 61 回動リンク

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、 前記装置本体内の前側に設けられ、シートに記録を行な
    う記録手段と、 前記装置本体の後側に前記記録手段に並設され、該記録
    手段に供給するシートを支持するシート支持手段と、 前記記録手段または前記シート支持手段のいずれか一方
    を昇降する昇降手段と、を有し、 前記記録手段と前記シート支持手段とが並設状態からい
    ずれか一方を前記昇降手段により昇降させたときに、シ
    ート支持手段が前記装置本体から前側に引き出し可能で
    あることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記シート支持手段が前記昇降手段によっ
    て昇降可能であることを特徴とする請求項1に記載の記
    録装置。
  3. 【請求項3】前記シート支持手段は前記記録手段と上下
    方向で異なる位置に前記装置本体に装着されるシート収
    納手段に内蔵され、前記昇降手段は、前記シート収納手
    段の装置本体への装着に応じてシート支持手段の一端を
    昇降するカム部材と、シート支持手段の他端を昇降する
    移動手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の
    記録装置。
  4. 【請求項4】前記移動手段による前記シート支持手段の
    昇降に伴なって、前記シート収納手段を前記装置本体に
    ロックするロック手段を有することを特徴とする請求項
    3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】前記記録手段を前記装置本体の前側にスラ
    イド移動可能に設けたことを特徴とする請求項2に記載
    の記録装置。
  6. 【請求項6】前記記録手段が昇降可能に前記昇降手段に
    より支持されていることを特徴とする請求項1に記載の
    記録装置。
  7. 【請求項7】前記昇降手段は、前記記録手段を前記装置
    本体に対して前方に移動可能に支持するスライド部材
    と、記録手段を前方に移動させた状態で昇降させるため
    のリンク部材とを有することを特徴とする請求項6に記
    載の記録装置。
  8. 【請求項8】前記記録手段と前記シート支持手段とが並
    設されたときに、並設方向及び上下方向の位置決めを行
    なうための位置決め手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】前記記録手段は、前記装置本体の後側に配
    置されたシート支持手段から送り出されるシートをほぼ
    水平に搬送しながら記録を行ない、記録されたシートを
    装置本体の前側に排出することを特徴とする請求項1に
    記載の記録装置。
  10. 【請求項10】前記記録手段は、インクをノズルから吐
    出させてシートに記録するインクジェット方式であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の
    記録装置。
  11. 【請求項11】装置本体と、 前記装置本体内の前側に設けられ、シートに記録を行な
    う記録手段と、 前記装置本体の前側から着脱自在に設けられた用紙カセ
    ットと、 前記用紙カセット内に配置され、シートを支持する副用
    紙カセットと、 前記用紙カセットを装置本体内に装着した状態で、前記
    副用紙カセットを用紙カセット内の位置と用紙カセット
    から移動して前記記録手段の後側で水平方向に並ぶ位置
    との間で昇降させるリンク部材と、 を有することを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】前記リンク部材は、前記装置本体に設け
    られたカムにより、前記用紙カセットの装置本体への装
    着動作に連動して前記副用紙カセットを昇降させること
    を特徴とする請求項11に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】前記記録手段は、装置本体の前側にスラ
    イド移動可能に支持されていることを特徴とする請求項
    11に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】装置本体と、 前記装置本体内の前側に設けられ、シートに記録を行な
    う記録手段と、 前記記録手段をシートに記録するための記録位置から昇
    降させるためのリンク部材と、 前記リンク部材によって前記記録手段が記録位置から昇
    降されている状態で、装置本体の前側から着脱自在に設
    けられた、シートを収納した用紙カセットと、 を有することを特徴とする記録装置。
  15. 【請求項15】前記記録手段は、前記装置本体の前方に
    スライド移動可能にスライドガイドに接続されていて、
    記録手段はスライドガイドによって前方に移動した後に
    前記リンク部材により昇降することを特徴とする請求項
    14に記載の記録装置。
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