JPH11351661A - ファンユニットの吊下装置 - Google Patents

ファンユニットの吊下装置

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Publication number
JPH11351661A
JPH11351661A JP10157393A JP15739398A JPH11351661A JP H11351661 A JPH11351661 A JP H11351661A JP 10157393 A JP10157393 A JP 10157393A JP 15739398 A JP15739398 A JP 15739398A JP H11351661 A JPH11351661 A JP H11351661A
Authority
JP
Japan
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casing
fan
fan unit
fixture
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP10157393A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Sato
佐藤  進
Jun Ishikawa
順 石川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井埋込形などの空気調和機は、室内機の四
方側面に固定具が配置され、これらすべての固定具に天
井構造材から垂下された吊りボルトが通され、固定具と
吊りボルトとがナットにて締結されている。固定具を本
体のケーシングにネジ止め固定する際、固定具の孔とケ
ーシングの孔とが合わせずらく、作業がやりにくいとい
う問題があった。そこで、このネジ止め固定の作業を容
易に行えるファンユニットを提供する。 【解決手段】 ケーシング11に開けられた孔40の上
辺の縁40aに固定具の引掛部41を挟み込むと、ケー
シング11のネジ孔45と固定具のネジ孔43の位置が
一致するので、ネジ止め作業が容易になる。また、固定
具13の接する部分の両側にケーシング11から一体的
に突出する突起部42、44が形成されているので、固
定具13がケーシングの孔40の上辺の縁40aから外
れにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調システムにお
いて、ファンユニット本体のケーシングに取り付けられ
る吊下具を天井構造材から延びる吊下ボルトに取り付け
るようにしたファンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空調システムとして、マンション
等の集合住宅用ダクトレス全室空調システムがある。こ
のシステムは、室内機が動作中は1台以上のファンユニ
ットが運転するシステムであり、数台のファンユニット
の内いずれかを運転すると連動して室内機も運転する空
調システムである。天井裏と廊下又は床下等を空調ダク
トとみなし、各部屋には、それぞれファンユニットを分
配配置する。そして廊下のスペースに空気調和機の室内
機が配置される。このようなダクトレス全室空調システ
ムでは、建物の一区画を空気が循環して空調システムを
構成しているため、ファンユニットが天井に配置され、
室内機から送られてきた冷気や暖気を天井裏から室内へ
と送風している。
【0003】このファンユニットは、天井埋込形、天井
カセット形などの空気調和機と同様に、室内機の四方側
面に固定具が配置され、これらのすべての固定具に天井
構造材から垂下された吊りボルトを通し、前記固定具を
ナットにて吊りボルトに締結している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、固定具をケーシングにネジ止め固定するだけ
なので、ネジがゆるんだ場合にはケーシングが傾いた
り、振動が発生する等の問題があった。また、1つの固
定具に付き2本のネジを用いてケーシングに固定してい
るため、1本目のネジを本締めすると固定具が回転し、
ずれてしまい、2本目のネジを取り付ける際、固定具の
孔とケーシングの孔が一致せず取り付けられないという
問題点がある。それで、1本目のネジを仮固定し、つい
で2本目のネジを本固定し、その後、再度1本目のネジ
を本固定するというめんどうな作業になっていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解決し、固定具をケーシングにネジ止め
固定する際、作業を容易に確実に行え、しかも、ネジが
ゆるんでもケーシングが傾くことのないファンユニット
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、送風機を収納したファンユニッ
ト本体のケーシングに取り付けられる固定具を天井構造
材から延びる吊下ボルトに取り付けてユニット本体を支
持するようにしたファンユニットの吊下装置において、
前記固定具のケーシング取付け側の端部にケーシング落
下防止用の引掛部を形成し、この引掛部を前記ケーシン
グに設けた孔に引掛けて、この引掛部を前記ケーシング
にネジ止めしたことを特徴とする。
【0007】このような構成にすることによって、固定
具をケーシングにネジ止め固定する際、位置合わせが容
易にできる。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記ケーシングと前記固定具の接する部分の両側に
突起部を設けたことを特徴とする。請求項3の発明は、
請求項1において、前記ケーシングと前記固定具の接す
る部分の片側に突起部を設けたことを特徴とする。固定
具の接する部分の側近に突起部を設けたことによって、
請求項2と請求項3の発明は、固定具をケーシングにネ
ジ止め固定する際、固定具のずれを防止し、ネジ止め作
業を容易にする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を空調システムに適用した
実施形態に基づいて説明する。図1は、最近注目されて
いるマンション等の集合住宅用ダクトレス全室空調シス
テムを適用した各室の断面図である。このシステムは、
室内機4が動作中は1台以上のファンユニット1,2,
3が運転するシステムであり、いずれかのファンユニッ
ト1,2,3を運転すると連動して室内機4も運転する
空調システムである。
【0010】各部屋A,B,Cと、廊下D、天井裏8と
廊下9(又は床下等)を空調ダクトとみなし,各部屋
A,B,Cのドア(図示せず)の下にスリットをつくり
空気の流れ道となるようにマンション建設の段階で予め
施工しておく。各部屋A,B,Cには、それぞれファン
ユニット1,2,3を分配配置する。そして廊下Dのス
ペースは空気調和機の室内機4が配置される。
【0011】このようなダクトレス全室空調システムで
は、部屋A,B,Cの全部又はいずれかの部屋で冷房あ
るいは暖房を行う場合、その部屋のファンユニット1,
2,3を運転開始することにより室内機4も運転を開始
し、冷房あるいは暖房された冷気又は暖気が、天井裏8
を通り運転開始されたファンユニット1,2,3を介し
て該当する部屋にファンにより送風され、冷気又は暖気
は冷房あるいは暖房したのち廊下9(又は床下等)の空
間を通って室内機4の設置された廊下Dに戻ってくる。
この循環サイクルを繰り返して所望する各部屋A,B,
Cの冷暖房を行う。このように空調システムを構成する
ことにより、施工費を大幅に低減することができるもの
である。
【0012】ここで全部の部屋A,B,Cに送風してい
るときには、この循環サイクルを繰り返して冷暖房を行
うが、1部屋又は2部屋の冷暖房を中止した場合にはそ
の中止した部屋に冷気や暖気が漏れないようにしておく
必要がある。ファンユニット1,2または3の吹出口を
閉じておけば、室内機4からファンで送風された冷気又
は暖気が、天井裏8を通りファンユニット1,2または
3の吹出口を介して漏れないため、冷房あるいは暖房を
しない部屋に冷気または暖気が循環しないことになる。
【0013】この結果、室内機4からのファンで送風さ
れた冷房あるいは暖房された冷気又は暖気が、天井裏8
を通り運転開始されたファンユニット1,2,または3
を介して所望の部屋に適正に送風され、冷気又は暖気は
部屋を冷房あるいは暖房したのちドア下の隙間及び廊下
9(又は床下等)を通って室内機4の設置された廊下D
スペースに戻ってくる。この循環サイクルを繰り返して
所望の部屋の冷暖房を行う。
【0014】次に本発明のファンユニット1,2,3の
構造について図2〜図3を参照しながら説明する。図2
は天井に取付けられるファンユニット1,2,3であ
る。これを分解図にして示すと図3のようになる。
【0015】図3において、符号11はファンユニット
1,2,3のケーシングで天井裏に設置される。その下
面はパネル28で覆われる。また、ケーシング11には
モータ15とクロスフローファン17が連結された送風
機、電気部品が収納された電装箱20及びゴミやほこり
を遮断するフィルタ24などが設けられている。ケーシ
ング11の側面には室内機4から送風された冷気や暖気
を吸い込む吸込口12が形成されている。この吸込口1
2には複数個の孔があけられ、格子状になっている。こ
の吸込口12の内側には横長の四角形のフィルタ24が
立てて収納されている。このフィルタ24によって天井
裏で発生するゴミやほこりを遮断し、ゴミやほこりが室
内へ吹出すのを防いでいる。吸込んだ空気はクロスフロ
ーファン17を通してパネル28に設けられた吹出口2
9から室内へ吹き出される。このクロスフローファン1
7は一端を駆動用モータ15と連結され、他端を軸受け
19で支持されている。符号21はモータカバー、符号
22はモータ15とクロスフローファン17との間の、
符号23はケーシング11とクロスフローファン17と
の間に設けられたノズルである。軸受け19はケーシン
グ11に設けられた軸受け台14と軸受け押え25で支
持されている。吹出口29にはフラップ31及び左右風
向調節羽根16が設けられている。このフラップ31に
はフラップ調整用モータ26が連結され、ファンユニッ
ト1,2,3運転時、フラップ31を自動的に設定角度
の位置に開き、ファンユニット1,2,3停止時、自動
的にフラップ31を閉じ、吹出口29を閉鎖する機構に
なっている。フィルタ24はケーシング11内に納めら
れ、上部をケーシング11で押さえられ、下部を隔壁2
2、軸受け押え25で押さえられ、パネル28の開口部
30に設けられている。この開口部30からフィルタ2
4の下辺部を持って出し入れすることができる。フィル
タ24の下方には扉32が設けられ、フィルタ24の掃
除や点検のときに開き、終了したら閉じておくようにす
る。
【0016】次に、本発明の実施形態を図4〜図5に基
づき説明する。
【0017】符号40はケーシング11に開けられた孔
であり、この孔40の上辺の縁40aに固定具13の断
面U字状の引掛け部41を挟み込む。こうすると固定具
13のネジ孔43とケーシングのネジ孔45との位置が
一致する。また、固定具13の接する部分の両側にケー
シング11から一体的に突出する突起部42、44が形
成されている。従って、固定具13がずれたり、固定具
13がケーシングの孔40から外れたりするのを防止す
ることができる。
【0018】図4及び図5は、ファンユニット1,2,
3本体のケーシング11に配置された固定具13を示し
ている。前記の構成によれば、これら固定具13は何ら
かの原因でネジがゆるんでも固定具13の引掛部41が
ケーシングの孔40に引っ掛かり、この引掛部41によ
ってファンユニット1,2,3の重さが支えらるので、
ファンユニット1,2,3が傾いたり、落下することが
ない。
【0019】このように、固定具13をケーシング11
に設けられた孔40に引っ掛けて取り付け、仮固定でき
るようにし、仮固定すると、固定具13のネジ孔43と
ケーシング11のネジ孔45とが一致し、固定具13と
ケーシング11とのネジ止め固定が容易にできる。ま
た、従来、引掛部のない固定具では固定具がずれて回る
のを防ぐため、2本のネジを使用していたが、引掛部4
1を形成することにより引掛部41と1本のネジとでず
れて回るのを防ぐことができる。
【0020】さらに、ケーシング11の固定具13が接
する部分の両側に突起部42,44を設けたことによっ
て、固定具13をケーシング11に設けられた孔40に
引っ掛けた後、固定具13に外力が加わっても、固定具
13がずれるのを防止できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、固定具の引掛部をケーシ
ングに設けられた孔に引っ掛けて取り付けるようにした
ので、これら固定具をケーシングに固定するネジが何ら
かの原因でゆるんでも固定具の引掛部がケーシングの孔
に引っ掛かり、この引掛部によってファンユニットの重
さが支えらるので、ファンユニットが傾いたり、落下す
ることがない。
【0022】また、ケーシングの固定具が接する部分の
両側に突起部を設けたことによって、固定具をケーシン
グに設けられた孔に引っ掛けた後、固定具に外力が加わ
っても、固定具がずれるのを防止できる。また、このケ
ーシングに設けられた突起部が両側に設けられない時、
片側に設けるだけでも固定具がずれるのを防止する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファンユニットを設置した全室空調シ
ステムの各室断面図。
【図2】本発明のファンユニットの内部構造斜視図。
【図3】本発明のファンユニット分解斜視図。
【図4】本発明のファンユニットの固定具取付け部分と
固定具の斜視図。
【図5】本発明のファンユニット本体のパネルを外した
ときの斜視図。
【符号の説明】
1,2,3 ファンユニット 11 ケーシング 13 固定具 40 ケーシングの孔 41 固定具の引掛部 42,44 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機を収納したファンユニット本体の
    ケーシングに取り付けられる固定具を天井構造材から延
    びる吊下ボルトに取り付けてユニット本体を支持するよ
    うにしたファンユニットの吊下装置において、 前記固定具のケーシング取付け側の端部にケーシング落
    下防止用の引掛部を形成し、この引掛部を前記ケーシン
    グに設けた孔に引掛けて、この引掛部を前記ケーシング
    にネジ止めしたことを特徴とするファンユニットの吊下
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ケーシングの前
    記固定具が接する部分の両側に突起部を設けたことを特
    徴とするファンユニットの吊下装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ケーシングの前
    記固定具が接する部分の片側に突起部を設けたことを特
    徴とするファンユニットの吊下装置。
JP10157393A 1998-06-05 1998-06-05 ファンユニットの吊下装置 Pending JPH11351661A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020915A1 (ja) 2002-08-30 2004-03-11 Toshiba Carrier Corporation 空気調和装置
EP2023049A3 (en) * 2007-07-25 2009-02-25 Sanyo Electric Co., Ltd. In-ceiling mount type air conditioner and indoor unit thereof

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