JPH1135142A - 袋詰物移載システム - Google Patents

袋詰物移載システム

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JPH1135142A
JPH1135142A JP19109897A JP19109897A JPH1135142A JP H1135142 A JPH1135142 A JP H1135142A JP 19109897 A JP19109897 A JP 19109897A JP 19109897 A JP19109897 A JP 19109897A JP H1135142 A JPH1135142 A JP H1135142A
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hand
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upper carriage
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JP19109897A
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English (en)
Inventor
Shizuo Maeda
志寿夫 前田
Naritsuyo Ishii
成剛 石井
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移載作業によるオペレータの負担を解消する
ように、トレイ6や袋詰物9等の移載を自動化する。 【解決手段】 トレイ6が段積みされた上台車7を位置
決めする上台車位置決め装置3と、トレイ6に収容され
た袋詰物9を後工程に搬出するコンベア装置2と、トレ
イ6を回収する台車位置決め装置4および空トレイ用台
車8と、上台車7を保管する上台車保管装置5と、これ
らのトレイ6、上台車7および袋詰物9を保持して上記
の各装置2〜5に搬送可能な袋詰物移載ロボット1とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上台車に段積みさ
れたトレイから袋詰物を取り出してコンベア上に移載す
る袋詰物移載システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、レトルト食品等の袋詰物は、常
温での長期間の保存を実現するように、食品が袋に密閉
状態に充填された後、高温および高圧の環境下において
所定時間さらされることにより殺菌処理が施されるよう
になっている。
【0003】上記の殺菌処理は、生産性を高めるよう
に、所定数の袋詰物を収容したトレイが段積みされた状
態で殺菌釜に搬入されることによって、バッチ単位で施
されるようになっている。そして、このような段積みさ
れたトレイを運搬すると共に殺菌釜に対して搬入および
搬出する場合には、通常、殺菌釜内のレール面と同一高
さに設定された運搬台車に上台車を載置し、この上台車
にトレイを積み重ねることによって、運搬台車により上
台車と共にトレイを殺菌釜まで運搬し、運搬台車および
殺菌釜間のトレイの移動を上台車により行うようになっ
ている。
【0004】ところが、上台車によりトレイを移動させ
ると、殺菌済みの袋詰物をトレイから取り出して次の袋
詰物に対する殺菌処理を行う際に、殺菌済みの袋詰物を
トレイから搬送装置に移載し、空のトレイをトレイ回収
装置に移載するという一連の動作を行う必要がある。従
って、従来は、このようなサイズや形状の異なる袋詰
物、トレイおよび上台車を各装置に自動化機械でそれぞ
れ移載することが困難であるため、オペレータが全ての
移載を手作業により行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、袋詰物やトレイ等の移載をオペレータが手
作業により行うと、特に段積みされたトレイが1枚当た
り5〜7kg程度の重量を有しているため、オペレータ
に大きな負担がかかるという問題がある。
【0006】従って、本発明は、移載作業によるオペレ
ータの負担を解消するように、袋詰物やトレイ等の移載
を自動化することができる袋詰物移載システムを提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、トレイが段積みされた上台車を
位置決めする上台車位置決め手段と、前記トレイに収容
された袋詰物を後工程に搬出するコンベア手段と、前記
トレイを回収するトレイ回収手段と、前記上台車を保管
する上台車保管手段と、前記トレイ、上台車および袋詰
物を保持して前記各手段に搬送可能な袋詰物移載ロボッ
トとを有したことを特徴としている。これにより、袋詰
物移載ロボットによりトレイや上台車等を各手段に搬送
することができるため、従来のようなオペレータの搬送
による負担を解消することができる。また、トレイ、上
台車および袋詰物の搬送を袋詰物移載ロボットの1台で
行うことができるため、トレイや上台車等の搬送ごとに
専用の搬送機構を備えた場合と比較して低コストで袋詰
物移載システムを構成することができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の袋詰物
移載システムであって、前記トレイおよび上台車には、
両側壁に一対の係合部がそれぞれ形成されており、前記
袋詰物移載ロボットは、ハンド本体と、前記ハンド本体
の下面に設けられ、前記袋詰物を吸着可能な袋詰物吸着
手段と、前記一対の係合部にそれぞれ係合する爪部材を
有し、これら爪部材を前記係合部方向に開閉可能な爪開
閉手段とを備えたロボットハンドを有していることを特
徴としている。これにより、トレイおよび上台車の係合
部に爪部材を係合させることによりトレイおよび上台車
を保持することができると共に、トレイに収容された袋
詰物を袋詰物吸着手段により吸着して保持することがで
きるため、簡単な構成でトレイ、上台車および袋詰物を
保持して移載することができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項2記載の袋詰物
移載システムであって、前記ロボットハンドは、前記爪
開閉手段を前記係合部方向に移動自在に有していると共
に、該爪開閉手段を移動させて前記ハンド本体の所定位
置に位置決めする位置決め手段を有していることを特徴
としている。これにより、爪開閉手段の爪部材をトレイ
に係合させた後、爪開閉手段をハンド本体の所定位置に
移動して位置決めすることによって、トレイが正規の位
置から外れて段積みされていた場合でも、ハンド本体と
トレイとを一定の位置関係に維持しながら保持すること
ができる。従って、確実にトレイをトレイ回収手段に移
載することができる。
【0010】請求項4の発明は、請求項2または3記載
の袋詰物移載システムであって、前記ロボットハンド
は、前記ハンド本体に設けられ、該ハンド本体から前記
トレイの底面までの距離を測定する距離センサを備えて
いることを特徴としている。これにより、ハンド本体か
らトレイの底面までの距離を距離センサにより得ること
ができるため、トレイの厚みが異なっていた場合でも、
上記の距離を基にしてロボットハンドを移動させること
によって、トレイを確実に保持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図9に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係る袋
詰物移載システムは、図1に示すように、袋詰物移載ロ
ボット1と、袋詰物9を次工程に搬出する搬送コンベア
2と、上台車7を取り出し位置に位置決めする上台車位
置決め装置3と、空トレイ用台車8を回収位置に位置決
めする台車位置決め装置4と、上台車7を載置する上台
車保管装置5とを有している。これらの装置2〜5は、
袋詰物移載ロボット1の動作範囲内に配置されており、
コンベア装置2および上台車保管装置5は、袋詰物移載
ロボット1の前方および側方にそれぞれ配置されてい
る。また、上台車位置決め装置3は、コンベア装置2を
介して袋詰物移載ロボット1の前方に配置されており、
台車位置決め装置4は、上台車位置決め装置3の側方に
配置されている。尚、各装置2〜5の配置は、袋詰物移
載ロボット1の動作範囲内であれば、上記の位置関係に
限定されるものではなく、前工程や後工程のレイアウト
に応じて任意に変更することができる。
【0012】上記の袋詰物移載ロボット1は、基礎に固
設され、垂直軸廻りに旋回運動する旋回台1aと、旋回
台1aに設けられ、垂直面内において揺動運動する垂直
アーム1bと、垂直アーム1bの先端に設けられ、同一
の垂直面内で揺動運動する水平アーム1cと、水平アー
ム1cの先端に設けられた手首軸1dとを有している。
そして、手首軸1dの先端部には、ロボットハンド10
が設けられており、ロボットハンド10は、袋詰物移載
ロボット1により任意の位置に移動されるようになって
いる。
【0013】上記のロボットハンド10は、図2に示す
ように、長方体状に形成されたハンド本体11を有して
いる。ハンド本体11の中心位置には、上述の袋詰物移
載ロボット1の手首軸1dが固設されている。この中心
位置の近傍には、吸着パッド昇降シリンダ13がシリン
ダロッド13aを下側に位置させるように設けられてお
り、シリンダロッド13aの先端には、ボックス支持板
15が固設されている。ボックス支持板15の下面に
は、吸引ボックス12が固定部材16により着脱可能に
設けられており、吸引ボックス12は、袋詰物9の移載
時に吸着パッド昇降シリンダ13によりボックス支持板
15と共に下降されるようになっている。
【0014】上記の吸引ボックス12の下面には、複数
の吸着パッド14が袋詰物9の配列に対応するように縦
方向および横方向にマトリックス状に配設されている。
さらに、吸引ボックス12の下面には、閉栓状態にされ
た図示しない水抜き穴が形成されており、水抜き穴は、
吸引ボックス12をボックス支持板15から取り外して
吸着パッド14を洗浄する際に開栓されるようになって
いる。また、吸引ボックス12には、図示しない真空ホ
ースを介して吸引装置が接続されており、吸引装置は、
吸着パッド14が袋詰物9の側面に当接されたときに、
吸引ボックス12内を減圧して吸着パッド14に袋詰物
9を吸着させるようになっている。そして、このように
構成された吸引ボックス12は、吸着パッド14を各種
の大きさやピッチで配設した状態で予め準備されてお
り、袋詰物9の収容状態に応じて適宜交換されるように
なっている。
【0015】上記の吸引ボックス12の両側方向には、
図3にも示すように、一対の爪開閉機構17・17がハ
ンド本体11に設けられている。各爪開閉機構17は、
ハンド本体11の両端にかけて水平配置されたガイドレ
ール18と、ガイドレール18に移動自在に係合された
一対のガイドブロック19・19と、両ガイドブロック
19・19に一端および他端がそれぞれ接続された保持
シリンダ20と、両ガイドブロック19・19の下端に
設けられた爪部材21・21とを有している。また、一
方のガイドブロック19の上方には、シリンダロッド2
2aを水平配置した片寄せシリンダ22が設けられてお
り、他方のガイドブロック19の側方には、このガイド
ブロック19の側面に当接するように停止部材24が設
けられている。そして、シリンダロッド22aの先端部
には、ガイドブロック19の側面に当接する当接部材2
3が設けられており、片寄せシリンダ22は、シリンダ
ロッド22aを後退させて当接部材23を一方のガイド
ブロック19に当接させることによって、ガイドブロッ
ク19・19および保持シリンダ20をガイドレール1
8に沿って移動させ、他方のガイドブロック19を停止
部材24に当接させるようになっている。
【0016】また、ハンド本体11のコーナー部には、
接触式シリンダ型の距離センサ25が設けられている。
距離センサ25は、センサロッド25aを下方向に進退
移動可能に備えており、センサロッド25aの進出量に
応じた距離信号を出力することによって、ロボットハン
ド10とトレイ6との高さ方向の位置関係を図示しない
制御装置に認識させるようになっている。
【0017】上記のようにしてロボットハンド10との
高さ方向の位置関係が認識されるトレイ6は、各種サイ
ズの袋詰物9を効率良く収容することができるように、
幅および長さが同一で側壁の高さが異なる複数の種類か
らなっている。また、トレイ6の側壁の上端には、内側
方向に曲折された一対の係合部6aが形成されており、
係合部6aは、上述のロボットハンド10の爪部材21
に係合されるようになっている。さらに、トレイ6の底
面6cには、図5に示すように、直線状の溝部6bがト
レイ6の中心部を通過するように長手方向に形成されて
おり、溝部6bの両端は、上述の距離センサ25のセン
サロッド25aと底面6cとの当接場所を確保するよう
に、側壁から離隔されている。
【0018】上記のトレイ6は、図1に示すように、袋
詰物9を収容しているときに、上台車7に段積みされる
一方、袋詰物9が取り出されて空状態のときに、空トレ
イ用台車8に交互に45度ずらせながら段積みされるよ
うになっている。上記の空トレイ用台車8は、台車位置
決め装置4により回収位置に位置決めされており、台車
位置決め装置4は、図4に示すように、空トレイ用台車
8に当接して位置決めする台車当接板4aと、台車当接
板4aに当接した空トレイ用台車8を検出する台車検出
センサ4bと、空トレイ用台車8の進行方向を規制する
方向規制部材4cとを有している。
【0019】また、図2に示すように、上台車7は、ト
レイ6と同一サイズの幅および長さを有した平板状の台
車本体40と、台車本体40のコーナー部の下面に設け
られた車輪部材41とを有している。台車本体40に
は、端部から立ち上げらた側壁の上端を内側方向に曲折
することにより一対の係合部40aが形成されており、
係合部40aは、上面でトレイ6を支持するようになっ
ていると共に、下面でロボットハンド10の爪部材21
に係合するようになっている。
【0020】上記の上台車7は、図1に示すように、上
台車位置決め装置3、上台車保管装置5、および運搬台
車27に載置されるようになっている。これらの装置3
・5・27は、上台車7の車輪部材7cを進行させるレ
ール部材31・32・33を備えており、各レール部材
31・32・33は、上台車7の移動を円滑にするよう
に同一高さに設定されている。
【0021】上記の上台車保管装置5は、レール部材3
2を支持する保管装置本体42を有している。保管装置
本体42におけるレール部材32の一端側には、上台車
7の一方の側面に当接するように第1停止部材43が設
けられている。一方、保管装置本体42の他端側には、
上台車7の他方の側面に当接するように第2停止部材4
4が着脱可能に設けられている。そして、これらの停止
部材43・44は、レール部材32に載置された上台車
7の両側面に当接することによって、上台車7が上台車
保管装置5から移動することを禁止し、第2停止部材4
4が抜脱されたときにのみ上台車7の他端側への移動を
許可するようになっている。また、保管装置本体42の
他端側には、第2停止部材44を検出する透過型光セン
サ等の停止部材検出センサ45が設けられており、保管
装置本体42の側面には、上台車7を検出する反射型光
センサ等の台車検出センサ46が設けられている。
【0022】一方、上台車位置決め装置3は、図2およ
び図6に示すように、上述のレール部材31が設けられ
た位置決め装置本体34を有している。また、位置決め
装置本体34におけるレール部材31の一端側の側面に
は、上台車7に当接するように停止部材36が設けられ
ており、レール部材31の上面には、上台車7の車輪部
材7cが嵌合するように配置された複数の湾曲凹部31
aが形成されている。そして、これらの停止部材36お
よび湾曲凹部31aは、レール部材31を進行する上台
車7の車輪部材41を湾曲凹部31aに嵌合させると共
に、上台車7の側面を停止部材36に当接させることに
よって、上台車7を所定位置で停止させるようになって
いる。さらに、停止部材36には、リミットセンサ等の
台車検出センサ37が設けられており、台車検出センサ
37は、所定位置で停止された上台車7を検出するよう
になっている。
【0023】上記のように構成された袋詰物移載システ
ムは、図示しない制御装置により各動作が制御されるよ
うになっている。制御装置は、演算部や記憶部、入出力
部等を備えており、記憶部には、図7のハンドリング制
御ルーチンが格納されている。そして、制御装置は、演
算部においてハンドリング制御ルーチンを実行すること
によって、袋詰物9、トレイ6および上台車7の移載を
袋詰物移載ロボット1に対して行わせるようになってい
る。
【0024】上記の構成において、袋詰物移載ロボット
1を備えた袋詰物移載システムの動作について説明す
る。
【0025】図8に示すように、袋詰物9を収容したト
レイ6が上台車7に段積みされた状態で殺菌釜50にお
いて殺菌処理が施されると、オペレータが上台車7を殺
菌釜50から運搬台車27に引き出すことによって、ト
レイ6を運搬台車27に移動させる。そして、図1に示
すように、運搬台車27を上台車位置決め装置3に移動
し、運搬台車27および上台車位置決め装置3のレール
部材33・31同士を当接させた後、上台車7をレール
部材33・31に沿って上台車位置決め装置3に移動さ
せる。上台車位置決め装置3に移動した上台車7は、図
2に示すように、側面が停止部材36に当接することに
より停止し、さらに、車輪部材41がレール部材31の
湾曲凹部31aに嵌合することにより停止した状態を維
持する。また、このようにして上台車7が停止すると、
台車検出センサ37が上台車7の側面に当接して検出信
号を図示しない制御装置に出力する。
【0026】次に、上台車7を上台車位置決め装置3に
移動させたオペレータは、袋詰物9の厚み等の各種の移
載条件データを制御装置に登録した後、搬送開始スイッ
チを押圧することによって、制御装置に対して図7のハ
ンドリング制御ルーチンを実行させる。
【0027】ハンドリング制御ルーチンを実行した制御
装置は、先ず、上台車位置決め装置3における台車検出
センサ37からの検出信号により上台車7が上台車位置
決め装置3に存在することを確認した後、上台車位置決
め装置3において段積みされたトレイ6の最上段よりも
上方の位置に設定された初期位置Zoにロボットハンド
10を移動させる(S1)。
【0028】この後、距離センサ25を作動させること
によって(S2)、センサロッド25aの進出量に応じ
た距離信号を取り込み、ロボットハンド10から最上段
のトレイ6の底面6cまでのセンサ距離Lを求める(S
3)。そして、センサ距離Lと最大センサ距離Lmax
とを比較し(S4)、センサ距離Lが最大センサ距離L
max未満でなければ(S4,NO)、センサロッド2
5aの先端がトレイ6の底面6cに当接しなかったと判
断し、ロボットハンド10を一定量Zdだけ下降させる
(S5)。この後、S2から再実行することによって、
新たな高さ位置(Zo=Zo−Zd)におけるロボット
ハンド10から最上段のトレイ6の底面6cまでのセン
サ距離Lを求め、センサ距離Lが最大センサ距離Lma
x未満になるまでS2〜S5の一連の動作を繰り返す。
【0029】次に、センサ距離Lが最大センサ距離Lm
ax未満である場合には(S4,YES)、センサロッ
ド25aの先端がトレイ6の底面6cに当接したと判断
し、初期位置Zoからセンサ距離Lを減算するすること
によって、ロボット座標系におけるトレイ6の底面6c
の高さ位置Ztを算出する(S6)。そして、袋詰物9
の厚みdrを高さ位置Ztに加算することによって、吸
着パッド14による袋詰物9のハンドリング位置Zaを
算出する(S7)。
【0030】この後、吸着パッド14が袋詰物9から所
定距離上方に位置するように、ハンドリング位置Zaに
基づいてロボットハンド10を下降させた後、吸着パッ
ド昇降シリンダ13により吸引ボックス12と共に吸着
パッド14を下降させる。そして、吸着パッド14を袋
詰物9の側面に当接させ、吸着パッド14に袋詰物9を
吸着させた後、図1に示すように、ロボットハンド10
をコンベア装置2に移動させることによって、袋詰物9
をコンベア装置2に搬送させる。これにより、袋詰物9
は、コンベア装置2により後工程に搬送され、必要に応
じて乾燥(水拭き)された後、印字、検査および箱詰め
されることになる(S8)。
【0031】上記のようにしてトレイ6から袋詰物9が
取り出されると、図2に示すように、トレイ6の底面6
cの高さ位置Ztに、底面6cから係合部6a下方まで
の距離dtを加算することによって、トレイ6のハンド
リング位置Zbを算出する(S9)。この後、ロボット
ハンド10を空になったトレイ6の上方に移動させると
共に、吸着パッド昇降シリンダ13により吸着パッド1
4をハンド本体11側に引き上げた後、ハンドリング位
置Zbに基づいてロボットハンド10を下降させる。そ
して、図9(a)に示すように、保持シリンダ20によ
りガイドブロック19・19間を拡大させ、図9(b)
に示すように、ガイドブロック19・19に設けられた
爪部材21・21をトレイ6の係合部6a・6aと底面
6cとの間に進出させることによって、爪部材21・2
1とトレイ6の係合部6a・6aとを係合状態にさせ
る。さらに、図9(c)に示すように、片寄せシリンダ
22より当接部材23を一方のガイドブロック19に当
接させ、他方のガイドブロック19を停止部材24に当
接するまで移動させることによって、ロボットハンド1
0とトレイ6とを一定の位置関係にさせながら、ロボッ
トハンド10にトレイ6を保持させる。
【0032】この後、図1に示すように、台車位置決め
装置4における台車検出センサ4bからの検出信号によ
って、空トレイ用台車8が台車位置決め装置4にセット
されていることを確認した後、トレイ6をロボットハン
ド10により取り外して空トレイ用台車8に移載させ
る。そして、空トレイ用台車8に前回のトレイ6が載置
されていれば、このトレイ6の載置方向に対して45度
ずれた載置方向となるようにロボットハンド10を回動
させた後、爪部材21・21を後退させてトレイ6を段
積みする(S10)。尚、空トレイ用台車8に段積みさ
れたトレイ6は、オペレータにより空トレイ用台車8ご
と台車位置決め装置4から引き出され、前工程における
充填直後の袋詰物9を空のトレイ6に並べる工程に搬送
される。
【0033】次に、次回のロボットハンド10の初期位
置Zoを求める。即ち、今回取り除いたトレイ6が第1
段目であれば、各種のトレイ6の中から最小の厚みΔL
を初期位置Zoから減算して次回の初期位置Zoとす
る。また、第2段目以降のトレイ6を取り除いたのであ
れば、前回のトレイ6の高さ位置Ztn-1 から今回のト
レイ6の高さ位置Ztn を減算して今回のトレイ6の厚
みΔLを算出し、この厚みΔLを初期位置Zoから減算
することによって、次回の測定位置Zoとする(S1
1)。この後、測定位置Zoの位置にロボットハンド1
0を移動させ(S12)、センサ距離Lを求めた後(S
13)、センサ距離Lと最大センサ距離Lmaxとを比
較し(S14)、センサ距離Lが所定センサ距離Lo以
上でなければ(S14,NO)、上台車7にトレイ6が
残されていると判断し、袋詰物9のコンベア装置2への
移載と、空になったトレイ6の空トレイ用台車8への移
載とを繰り返す。
【0034】一方、センサ距離Lが所定センサ距離Lo
以上であれば(S14,YES)、図2に示すように、
上台車7のみが上台車位置決め装置3に存在すると判断
し、上述のトレイ6の搬送と同様に、ロボットハンド1
0の爪部材21・21と上台車7の係合部40a・40
aとを係合状態にさせることによって、ロボットハンド
10に上台車7を保持させる。そして、図1に示すよう
に、上台車保管装置5における台車検出センサ46およ
び停止部材検出センサ45からの各検出信号を基にし
て、上台車保管装置5に上台車7が存在せず且つ第2停
止部材44が装着されていることを確認した後、上台車
7をロボットハンド10により取り外して上台車保管装
置5に搬送し(S15)、本ルーチンを終了する。
【0035】この後、殺菌処理された次回分のトレイ6
を図8の殺菌釜50から取り出す場合には、運搬台車2
7を上台車保管装置5の第2停止部材44側に移動さ
せ、第2停止部材44を引き抜いた後、上台車7を運搬
台車27に移動させる。そして、上述と同様の動作によ
り運搬台車27を上台車位置決め装置3に移動し、上台
車7ごとトレイ6を上台車位置決め装置3に移動するこ
とによって、次回分の袋詰物9、トレイ6および上台車
7の移載を行う。この際、異なるサイズの袋詰物9を収
容したトレイ6が上台車位置決め装置3に移載された場
合には、図2に示すように、固定部材16を解除するこ
とにより吸引ボックス12をボックス支持板15から取
り外し、袋詰物9の配置に対応した吸引ボックス12を
ボックス支持板15に取り付けることによって、短時間
の待ち時間で次の移載を開始させることができる。
【0036】以上のように、本実施形態の袋詰物移載シ
ステムは、図1に示すように、トレイ6が段積みされた
上台車7を位置決めする上台車位置決め装置3(上台車
位置決め手段)と、トレイ6に収容された袋詰物9を後
工程に搬出するコンベア装置2(コンベア手段)と、ト
レイ6を回収する台車位置決め装置4および空トレイ用
台車8(トレイ回収手段)と、上台車7を保管する上台
車保管装置5(上台車保管手段)と、これらのトレイ
6、上台車7および袋詰物9を保持して上記の各装置2
〜5に移載可能な袋詰物移載ロボット1とを有した構成
にされている。
【0037】これにより、袋詰物移載ロボット1により
トレイ6や上台車7等を各装置2〜5に移載することが
できるため、従来のようなオペレータの移載による負担
を解消することができる。また、トレイ6、上台車7お
よび袋詰物9の搬送を袋詰物移載ロボット1の1台で行
うことができるため、トレイ6や上台車7等の移載ごと
に専用の移載機構を備えた場合と比較して低コストで袋
詰物移載システムを構成することができる。
【0038】また、本実施形態の袋詰物移載システム
は、図2および図3に示すように、トレイ6および上台
車7には、両側壁に一対の係合部6a・40aがそれぞ
れ形成されており、袋詰物移載ロボット1は、ハンド本
体11と、ハンド本体11の下面に設けられ、袋詰物9
を吸着可能な吸引ボックス12および吸着パッド14
(袋詰物吸着手段)と、上記の一対の係合部6a・40
aにそれぞれ係合する爪部材21を有し、これら爪部材
21を係合部6a・40a方向に開閉可能な爪開閉機構
17(爪開閉手段)とを備えたロボットハンド10を有
した構成にされている。
【0039】これにより、トレイ6および上台車7の係
合部6a・40aに爪部材21を係合させることにより
トレイ6および上台車7を保持することができると共
に、トレイ6に収容された袋詰物9を吸着パッド14に
より吸着して保持することができるため、簡単な構成で
トレイ6、上台車7および袋詰物9を保持して移載する
ことができる。
【0040】また、本実施形態において、ロボットハン
ド10は、爪開閉機構17を係合部6a・40a方向に
移動自在に有していると共に、爪開閉機構17を移動さ
せてハンド本体11の所定位置に位置決めする片寄せシ
リンダ22(位置決め手段)を有した構成にされてい
る。これにより、爪部材21をトレイ6に係合させた
後、爪開閉機構17をハンド本体11の所定位置に移動
して位置決めすることによって、トレイ6が正規の位置
から外れて段積みされていた場合でも、ハンド本体11
とトレイ6とを一定の位置関係に維持しながら保持する
ことができる。従って、確実にトレイ6を空トレイ用台
車8に移載することができる。
【0041】また、本実施形態において、ロボットハン
ド10は、ハンド本体11に設けられ、ハンド本体11
からトレイ6の底面6cまでの距離を測定する距離セン
サ25を備えた構成にされている。これにより、ハンド
本体11からトレイ6の底面6cまでの距離を距離セン
サ25により得ることができるため、トレイ6の厚みが
異なっていた場合でも、上記の距離を基にしてロボット
ハンドを移動させることによって、トレイ6を確実に保
持することができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明は、トレイが段積みされ
た上台車を位置決めする上台車位置決め手段と、前記ト
レイに収容された袋詰物を後工程に搬出するコンベア手
段と、前記トレイを回収するトレイ回収手段と、前記上
台車を保管する上台車保管手段と、前記トレイ、上台車
および袋詰物を保持して前記各手段に搬送可能な袋詰物
移載ロボットとを有した構成である。これにより、袋詰
物移載ロボットによりトレイや上台車等を各手段に移載
することができるため、従来のようなオペレータの移載
による負担を解消することができる。また、トレイ、上
台車および袋詰物の移載を袋詰物移載ロボットの1台で
行うことができるため、トレイや上台車等の移載ごとに
専用の移載機構を備えた場合と比較して低コストで袋詰
物移載システムを構成することができるという効果を奏
する。
【0043】請求項2の発明は、請求項1記載の袋詰物
移載システムであって、前記トレイおよび上台車には、
両側壁に一対の係合部がそれぞれ形成されており、前記
袋詰物移載ロボットは、ハンド本体と、前記ハンド本体
の下面に設けられ、前記袋詰物を吸着可能な袋詰物吸着
手段と、前記一対の係合部にそれぞれ係合する爪部材を
有し、これら爪部材を前記係合部方向に開閉可能な爪開
閉手段とを備えたロボットハンドを有している構成であ
る。これにより、トレイおよび上台車の係合部に爪部材
を係合させることによりトレイおよび上台車を保持する
ことができると共に、トレイに収容された袋詰物を袋詰
物吸着手段により吸着して保持することができるため、
簡単な構成でトレイ、上台車および袋詰物を保持して移
載することができるという効果を奏する。
【0044】請求項3の発明は、請求項2記載の袋詰物
移載システムであって、前記ロボットハンドは、前記爪
開閉手段を前記係合部方向に移動自在に有していると共
に、該爪開閉手段を移動させて前記ハンド本体の所定位
置に位置決めする位置決め手段を有した構成である。こ
れにより、爪開閉手段の爪部材をトレイに係合させた
後、爪開閉手段をハンド本体の所定位置に移動して位置
決めすることによって、トレイが正規の位置から外れて
段積みされていた場合でも、ハンド本体とトレイとを一
定の位置関係に維持しながら保持することができる。従
って、確実にトレイをトレイ回収手段に移載することが
できるという効果を奏する。
【0045】請求項4の発明は、請求項2または3記載
の袋詰物移載システムであって、前記ロボットハンド
は、前記ハンド本体に設けられ、該ハンド本体から前記
トレイの底面までの距離を測定する距離センサを備えて
いる構成である。これにより、ハンド本体からトレイの
底面までの距離を距離センサにより得ることができるた
め、トレイの厚みが異なっていた場合でも、上記の距離
を基にしてロボットハンドを移動させることによって、
トレイを確実に保持することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋詰物移載システムの斜視図である。
【図2】ロボットハンドとトレイとの位置関係を示す説
明図である。
【図3】ロボットハンドとトレイとの位置関係を示す説
明図である。
【図4】台車位置決め装置の斜視図である。
【図5】空トレイ用台車にトレイを載置した状態を示す
説明図である。
【図6】上台車位置決め装置の斜視図である。
【図7】ハンドリング制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【図8】殺菌釜に対してトレイを搬入出する状態を示す
説明図である。
【図9】爪開閉機構の状態を示す説明図であり、(a)
は爪部材を開く状態、(b)は爪部材と係合部とを係合
した状態、(c)は爪開閉機構を停止部材に片寄せした
状態を示す。
【符号の説明】
1 袋詰物移載ロボット 2 コンベア装置 3 上台車位置決め装置 4 台車位置決め装置 5 上台車保管装置 6 トレイ 7 上台車 8 空トレイ用台車 9 袋詰物 10 ロボットハンド 11 ハンド本体 12 吸引ボックス 13 吸着パッド昇降シリンダ 14 吸着パッド 15 ボックス支持板 16 固定部材 17 爪開閉機構 18 ガイドレール 19 ガイドブロック 20 保持シリンダ 21 爪部材 22 片寄せシリンダ 23 当接部材 24 停止部材 25 距離センサ 27 運搬台車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイが段積みされた上台車を位置決め
    する上台車位置決め手段と、 前記トレイに収容された袋詰物を後工程に搬出するコン
    ベア手段と、 前記トレイを回収するトレイ回収手段と、 前記上台車を保管する上台車保管手段と、 前記トレイ、上台車および袋詰物を保持して前記各手段
    に搬送可能な袋詰物移載ロボットとを有したことを特徴
    とする袋詰物移載システム。
  2. 【請求項2】 前記トレイおよび上台車には、両側壁に
    一対の係合部がそれぞれ形成されており、 前記袋詰物移載ロボットは、 ハンド本体と、 前記ハンド本体の下面に設けられ、前記袋詰物を吸着可
    能な袋詰物吸着手段と、 前記一対の係合部にそれぞれ係合する爪部材を有し、こ
    れら爪部材を前記係合部方向に開閉可能な爪開閉手段と
    を備えたロボットハンドを有していることを特徴とする
    請求項1記載の袋詰物移載システム。
  3. 【請求項3】 前記ロボットハンドは、 前記爪開閉手段を前記係合部方向に移動自在に有してい
    ると共に、該爪開閉手段を移動させて前記ハンド本体の
    所定位置に位置決めする位置決め手段を有していること
    を特徴とする請求項2記載の袋詰物移載システム。
  4. 【請求項4】 前記ロボットハンドは、前記ハンド本体
    に設けられ、該ハンド本体から前記トレイの底面までの
    距離を測定する距離センサを備えていることを特徴とす
    る請求項2または3記載の袋詰物移載システム。
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