JP2011125989A - ロボット制御装置及びロボットの制御方法 - Google Patents

ロボット制御装置及びロボットの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変形を生じたパレットと手先との干渉をより確実に回避できるロボットの制御装置を提供する。
【解決手段】コントローラは、パレットの中心に位置するワークから取り出しを開始すると、そこから順次外側に向かって位置するワークの取り出しを行う。また、パレット上の各動作目標位置について、距離センサによって検出されるパレットの仕切り壁までの距離を取得すると(ステップS3)、その取得した距離について予め与えられている正距離との差分を求め(ステップS4)、その差分値を用いて手先を次に移動させる動作目標位置を補正する(ステップS9)。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットアームの手先位置を制御することで、パレットに配置されている複数のワークの順次取り出し,又はパレットに対する複数のワークの順次配置を行うロボット制御装置及びロボットの制御方法に関する。
生産現場においては、複数のワークが配置されたパレットをコンベア等により搬送することで工場内の生産ラインに流通させ、ロボットがアームの手先(ハンド)によりパレット内のワークを把持して取り出し、組み付けなどを行うようになっている。また、逆にロボットがパレットに対してワークを順次配置する作業も行われている。このように使用されるパレットは樹脂製であることが多く、長期間使用されると、温度変化の影響や「段積み」等による荷重の影響を受けるなどして歪みや変形が生じる。
著しい変形を来したパレットについては作業者が目視で容易に気付くため、生産ライン等に投入しないように除去される。しかしながら、一見して除去すべきか否かに迷いが生じるように微妙に変形したパレットや、目視で気付かない程度に変形したものについては、除去されず生産ラインに投入される場合がある。
ロボットについては、変形等がない正常な形のパレットを用いて、パレット上の各ワークの配置座標につき事前にティーチングが行われ、精密に位置制御されるようになっている。また、パレットは、複数のワークを収容するため、格子状に間仕切りされているものが多い。そのため、上記のように変形したパレットが生産ラインに投入されると、ロボットがティーチング通りの正常な動作でワークを掴みに行こうとする際に、パレットの仕切り壁の位置が、ティーチング時に使用したパレットとは異なる位置になってる場合があり、アームの手先がパレットの仕切り壁に接触して動作が停止してしまうことがある。
例えば、特許文献1には、商品を搬送するための通い箱について使用回数を情報として持たせ、その使用回数を劣化の進行度とみなし、所定の使用回数に達したものは画一的に廃棄するようにした技術が開示されている。
また、特許文献2には、ロボットのハンドとアームとの間に自由度(柔軟性)を持たせる機構(フローティング状態,非フローティング状態が切り替え可能)を採用し、ハンドが把持しているワークをパレットに積載する際には、ハンドをフローティング状態にして、パレットの変形に起因するワークとの干渉を回避する技術が開示されている。
特開2002−240954号公報 特開2008−214054号公報
特許文献1の技術をパレット及びロボットに適用することを想定すると、同様に所定の使用回数に達したパレットを廃棄したり、或いは前記使用回数からパレットの変形度合いを予測して、ワークの取得位置を補正することが考えられる。しかしながら、個々のパレットの劣化状態は使用回数だけで画一的に決まることはなく、それぞれが個別に異なるのが通常である。したがって、統計上平均的な変形を来しているパレットについては干渉を回避できるかもしれないが、その他のパレットについては干渉を回避できない可能性が高い。
また、特許文献2のように、ハンドとアームとの間に自由度を持たせる機構を採用しても、その自由度が有効となるのは手先がパレットに接触した後の段階であり、接触した後のリカバリーに寄与するものである。したがって、接触が発生した時点の状況によっては、リカバリーができない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、変形を生じたパレットと手先との干渉をより確実に回避できるロボット制御装置及びロボットの制御方法を提供することにある。
請求項1記載のロボット制御装置によれば、手先位置制御手段は、パレットの中心に位置するワークから取り出しを開始すると、そこから順次外側に向かって位置するワークの取り出しを行うように制御する。また、位置補正手段は、パレット上の各動作目標位置について、複数の非接触式距離センサによって検出されるパレットの仕切り壁までの距離,又は取り出し対象であるワークまでの距離,又は取り出し対象であるワークの隣に位置するワークまでの距離を取得すると、その取得した距離について予め与えられている正距離との差分を求め、その差分値を用いて、手先位置制御手段が手先を次に移動させる動作目標位置を補正する。ここで言う「正距離」とは、変形していない状態のパレットについて、ロボットの手先がそれぞれの動作目標位置に一致している状態で、複数の非接触式距離センサによって測定される対象までの距離を示す。尚、パレットの外形寸法などの既知の情報から正距離を得ることができる場合は、実際に測定を行う必要はない。
すなわち、パレットに変形が生じていれば、予め与えられている正距離と、実際にワークを取り出す際に取得された対応する距離との間に差が生じているはずである。したがって、両者の距離の差分を用いれば動作目標位置を補正することができる。また、パレットに変形が生じている場合、一般に中央部の変形度合は小さく、そこから外側(周辺側)に向かうに従って変形度合は次第に大きくなっている。すなわち、経年変化や使い込みによるダメージ,温度や湿度による部材の変形は、部材の中心から周辺に行けば行くほど、衷心より生じている変形が累積することで変形幅が大きくなる。パレットは、一般に底板が一番面積が大きな部材であるから、パレットの中心部よりも周辺の方が、変形度合が大きくなっている。
そして、距離センサによって検出される距離は、アームの手先が動作目標位置に到達した状態で検出されるので、最初から変形度合,つまり誤差が大きい取り出し位置に手先が向かうと、パレットの仕切り壁等と衝突する可能性、いわゆる干渉が生じる可能性が高くなる。したがって、ワークの取り出しをパレットの中心に位置する箇所から開始して、そこから順次外側に向かって取り出しを行うようにすれば、最初から手先とパレットとの間に干渉が生じる可能性を低減できる。また、順次周辺距離の差分を取得して、次回の動作目標位置を僅かな値ずつ補正しつながら、変形度合が大きな外側の取り出し位置に向かうことになるので、総じて手先とパレットとの間に干渉が生じる可能性を低減できる。
請求項2記載のロボット制御装置によれば、請求項1と同様の制御を、パレットに対して複数のワークの順次配置を行う場合について行う。この時、位置補正手段が、パレット上の各動作目標位置において複数の非接触式距離センサによって取得する距離は、パレットの仕切り壁までの距離,又は配置対象であるワークの隣に位置するワークまでの距離となる。したがって、パレットに複数のワークを順次配置する場合についても、請求項1と同様の効果を得ることができる。
第1実施例であり、ロボットがワークの取り出しを行う場合の位置補正処理を示すフローチャート ティーチング処理の内容を示すフローチャート ロボット本体の手先を、パレットにおける各動作目標位置に順次移動させる場合の移動順序を示す図 パレットが変形した場合に、距離センサにより測定される各方向の距離が変化する場合の具体数値例を示す図 図4の中心部を拡大して示す図 パレットの配列が4×4の場合の図2相当図 パレットの配列が5×7の場合の図2相当図 ロボット本体がパレットに配置されているワークをピックアップして、ベルトコンベア装置に配置する状態を示す斜視図 ハンドに距離センサが取り付けられている状態を拡大して示す分解斜視図 ロボットの制御系を示す機能ブロック図 (a)はパレットの形状が変形する前の状態、(b)変形した後の状態を示す斜視図 (a),(b)は図11に示すパレットの横断面図、(c)はパレットの配置領域の1つを示す平面図 第2実施例であり、距離センサによる距離測定のバリエーションを示す図
(第1実施例)
以下、第1実施例について図1ないし図12を参照して説明する。図8は、ロボット本体1が、パレット2に配置されているワーク3をピックアップして、ベルトコンベア装置4に配置する状態を示す斜視図である。4軸のアームを有するロボット本体1は、ハンド5をパレット2に降下させると、ハンド5でワーク3を把持して引き上げる。そして、アームを旋回させて先端をベルトコンベア装置4の上方に位置させた後下降させると、ハンド5からワーク3を離してベルトコンベア装置4上の搬送用パレット6に配置する。
また、ロボット本体1のアーム先端には、光学式(非接触式)の距離センサ7が配置されている。図9は、ハンド5に距離センサ7が取り付けられている状態を拡大して示す分解斜視図である。ハンド5とアーム先端との間には、4つの距離センサ7A〜7Dを取り付けるため、十字状をなし、各先端部が下方に折り曲げられた形状の取付部材8が配置される。取付部材8の先端部が下方に折り曲げられて垂直となる四方の各側面には、4つの距離センサ7A〜7Dが外側に向けて配置されている。
取付部材8の十字が交差する部分には、ねじ止め用の穴8aが形成されており、上方から固定部材9を介してねじ止めにより固定される。そして、ハンド5は、固定部材9を介してアームの先端に取り付けられる。距離センサ7A〜7Dは、ハンド5側から周辺側に光信号を照射し、その反射光を受光するまでの到達時間によって距離を検出する。
図10は、ロボットの制御系を示す機能ブロック図である。ロボット10は、ロボット本体1と、そのロボット本体1の各軸に配置されている図示しないサーボモータを駆動制御するコントローラ(手先位置制御手段,位置補正手段)11とを中心として、その他の周辺機器とで構成されている。ロータリエンコーダ12は、ロボット本体1の上記各軸モータに配置され、それらのモータの回転位置を検出してコントローラ11に出力する。また、上述した距離センサ7A〜7Dの検出信号が、コントローラ11に出力されている。コントローラ11は、予めティーチングされた動作目標位置に従い、ロータリエンコーダ12並びに距離センサ7A〜7Dの検出信号を参照して、ロボット本体1の手先位置(ハンド5の位置)を制御する。
ここで、図11は、パレット2の形状が経時変化等により変形した状態を示す。パレット2の内部は、仕切り壁Wによって3×5の空間に仕切り分けられており、これら15の空間にワーク3がそれぞれ配置される。図11(a)は、変形を来していない状態のパレット2の形状であり、この場合の縦方向の各間仕切り距離をM1〜M3(これらのトータルをM)とし、横方向の各間仕切り距離をN1〜N5(これらのトータルをN)とする。
一方、図11(b)は、周辺側が上方にそりかえるように変形を来した状態のパレット2の形状である。この場合の縦方向の各間仕切り距離をM1’〜M3’ (これらのトータルをM’)とし、横方向の各間仕切り距離をN1’〜N5 ’ (これらのトータルをN’)とする。すると、変形後の各距離M1’〜M3’(トータルM’),N1’〜N5 ’(トータルN’)は何れも、変形前の各距離M1〜M3(トータルM),N1〜N5(トータルN)よりも短くなっている。
本実施例では、図11(b)に示すように変形したパレット2に配置されているワーク3を順次取り出すため、距離センサ7により検出された距離に基づいてロボット本体1の動作目標位置の補正を行う。図12は、図11に示すパレット2の横断面である。各配置位置Pは(横方向一列分のPa〜Peのみ示す)、仕切り壁Wによって正方形状の領域に間仕切りされている(図12(c)参照)。その正方形状の領域の中心(上記動作目標位置となる)には、例えば直方体状のワーク3を配置するため、その外形に合わせて正方形をなす配置凹部13が形成されている。
そして、図12では、各各配置位置Pa〜Peに、アーム先端のハンド5が距離センサ7と共に位置して、ワーク3を把持する直前の状態を示している。図12(a)に示す変形していない状態のパレット2では、距離センサ7により検出される四方の仕切り壁Wまでの距離は等しい(正距離)。それが、図12(b)に示す変形した状態のパレット2では、距離センサ7により検出される四方の仕切り壁Wまでの距離は、中心から周辺に行くほど縮まるようになる。本実施例では、この距離の変化を求めることで動作目標位置の補正を行う。
次に、本実施例の作用について図1ないし図7を参照して説明する。図2は、ロボット10に、パレット2上の各動作目標位置をティーチングする場合の処理内容を示すフローチャートである。尚、ここでのパレット2は、図3又は図4に示すように5×5=25の配置領域に間仕切りされているとする。また、パレット2については、勿論変形していないものを用いる。先ず、変数nを「1」に設定すると(ステップT1)、ロボット10の手先を動作目標位置Pnに移動させて、その3次元座標位置を記憶させる(ステップT2)。
またこの時、手先が動作目標位置Pnに位置した状態で、距離センサ7A〜7Dにより、四方を囲んでいる仕切り壁Wまでの距離Ant,Bnt,Cnt,Dntを測定する(ステップT3)。この状態で検出された距離Ant,Bnt,Cnt,Dntが正距離となる。なお、動作目標位置がパレット2の最外周部となる場合は、パレット2の側壁が仕切り壁Wに相当する。そして、変数nが「25」に達していなければ(ステップT4:NO)、変数nをインクリメントしてから(ステップT5)ステップT1に戻り、上記の処理を繰り返し実行する。
図3は、ロボット本体1の手先を、パレット2における25の動作目標位置に順次移動させる場合の移動順序を示している。一般に、このようなパレットについてロボットの手先を順次移動させる場合には、例えば図中の左上隅(図を見た方向で定義される左右)からスタートして、縦方向又は横方向に一列ずつ移動させて右下隅に至る、というのが通常の移動順序である。本実施例では、パレット2が図11(b)に示すように変形している場合でも、その変形を考慮して動作目標位置を補正しつつ、パレット2に配置されている各ワーク3を取り出すために、独特な移動順序を採用している。尚、図3に示しているように、左,右,下,上の各方向をA,B,C,D方向としている。
すなわち、最初はロボット本体1の手先を、パレット2の中心である動作目標位置P1に移動させると((a)参照)、そこからA方向へ移動させ(P2)、又そこからB方向へ移動させる(P3)。次は位置P3からAC方向へ移動させると(P4)、そこからD方向へ移動させる(P5,(b)参照)。次は(c)に示すように、AC方向(P6),BD方向(P7),A方向(P8),BC方向(P9)に移動させ、以下、(d)〜(f)に示すように、順次パレット2の周辺側に向かうように移動させる。
これは、次の理由による。図11(b)や図12(b)に示したように、パレット2が変形した場合には、中央部の変形度合は比較的小さく、そこから外周側に向かうに従い変形度合は大きくなる。そして、動作目標位置を補正するには、取り敢えず手先を何れかの動作目標位置に移動させて、距離センサ7により距離を計測する必要がある。その際に、最初から変形度合が大きい箇所に手先を位置させようとすると、補正を行う以前にパレット2との干渉が生じる可能性が高くなり、それ以降に補正ができなくなってしまう。
そこで、ロボット10の手先を最初に移動させる位置を、変形度合が小さいパレット2の中央部にすれば、その位置については補正を加えずとも、手先が仕切り壁Wに接触する様な干渉が生じる可能性は極めて低くなる。また、そのような干渉を回避するには、次の動作目標位置を補正するための補正量が、極力小さな値となる状態が望ましい。
したがって、パレット2の中央部からワーク3の取り出しを開始して順次外周側に向かうようにすれば、補正量が少ない状態で補正を加えつつ補正量が次第に大きくなる方向に向かうことになり、補正を段階的に確実に行いながら作業を進めることができる。また、補正は、3次元座標における水平面内であるx,y軸方向について行い(座標原点は左下隅方向にあるとする)、影響が殆んどないz軸方向(垂直軸方向)については補正しない。
図1は、ティーチング処理の終了後に、ロボット10がワーク3の取り出しを行う場合の位置補正処理を示すフローチャートである。尚、このフローチャートでは、ワーク3の取り出しや、取り出し後の移動に関する処理については省略している。先ず、ステップT1と同様に変数nを「1」に設定すると(ステップS1)、ロボット本体1の手先であるハンド5を、パレット2の中心である位置P1に移動させ(ステップS2)、距離センサ7A〜7Dにより検出される距離An〜Dnを取得する(ステップS3)。
そして、ステップS3で取得した距離と、ティーチング時に得た正距離Ant〜Dntとの差分を、それぞれAnd〜Dndとして計算すると(ステップS4)、それらを2倍することで各方向の補正値Anc〜Dncを計算する(ステップS5)。すなわち、現在の動作目標位置で得られた検出距離と正距離との差は、その距離の方向に隣接する動作目標位置の座標値には2倍で影響するからである。
続いて、ハンド5を次の動作目標位置に移動させるため変数nをインクリメントすると(ステップS6)、その変数nが「26」に達していなければ(ステップS7:NO)ステップS8へ進む。変数nが「26」に達した場合は(ステップS7:YES)処理を終了する。ステップS8では、最初の動作目標位置P1を基準として、次に移動する動作目標位置Pnへの移動方向を判定する。ここで、図3に示す移動順序の場合、想定される移動方向は、一方向についてはA,B,D,2方向についてはAC,AD,BC,BDの計6種類となる。
続くステップS9〜S13の処理は、ステップS8で判定した移動方向に応じて行うものとなる。すなわち、移動方向に応じて次の動作目標位置Pnの位置座標をステップS5で計算した補正値を用いて補正すると(ステップS9)、手先を次の動作目標位置Pnに移動させ(ステップS10)、移動先では、移動した方向について距離センサ7により検出される距離を取得する(ステップS11)。そして、ステップS11で取得した距離と、ティーチング時に得た距離との差分を計算し(ステップS12)、それらを2倍することで移動方向の補正値を計算する(ステップS13)。それから、ステップS6に戻る。尚、ステップS5,S13で得られた補正値は後ほど参照されるので、データテーブルとして記憶しておくようにする。
以上のステップS9〜S13の処理を、具体的な移動方向について説明する。
<動作目標位置P1から動作目標位置P2に移行する場合>
この時、移動方向はA方向であるから、ステップS9では、ステップS5で計算した補正値A1cを、位置P2のx座標値に加算して補正する。そして、補正した座標値の位置P2に移動すると(ステップS10)、距離センサ7AによってA方向の仕切り壁Wまでの距離A2を測定する(ステップS11)。それから、ティーチング時に得た正距離A2tとの差分値A2d(=A2t−A2)を計算すると(ステップS12)、差分値A2dを2倍してA方向補正値A2cを得る(ステップS13)。
<動作目標位置P5から動作目標位置P6に移行する場合>
この時、移動方向はA,C方向であるから、ステップS9では、ステップS5で計算した補正値A1cを位置P6のx座標値に加算すると共に、補正値C1cを、位置P6のy座標値より減算して補正する。そして、補正した座標値の位置P6に移動すると(ステップS10)、距離センサ7A,7CによってA方向,C方向の仕切り壁Wまでの距離A6,C6を測定する(ステップS11)。それから、ティーチング時に得た正距離A6t,C6tとの差分値A6d(=A6t−A6),C6d(=C6t−C6)を計算すると(ステップS12)、差分値A6d,C6dを2倍してA方向補正値A6c,C方向補正値C6cを得る(ステップS13)。
<動作目標位置P21から動作目標位置P22に移行する場合>
この時、最初の位置P1を基準とした移動方向は,位置P6と同様にA,C方向である。すなわちP1→P6→P22となっている。したがって、ステップS9では、ステップS5で計算した補正値A1c,C1cと、上記位置P6についてステップS13で得られた補正値A6c,C6cとを用いて補正する。つまり、位置P22のx座標値に補正値(A1c+A6c)を加算し、位置P22のy座標値より補正値(C1c+C6c)を減算して補正する。そして、補正した座標値の位置P22に移動する(ステップS10)。
尚、ハンド5がパレット2の四隅に対応する位置P22〜P25に至った場合には、以降のステップS11〜S13を実行しても得られた補正値を使用する機会がない。したがって、これらの処理をスキップしてステップS6に移行すれば良い。
<動作目標位置P17から動作目標位置P18に移行する場合>
この場合も、最初の位置P1を基準とした移動方向は,位置P22と同様にA,C方向であり、P1→P6→P18と見ることができる。したがって、ステップS9では、ステップS5で計算した補正値A1c,C1cと、上記位置P6についてステップS13で得られた補正値C6c(y座標側のみ)とを用いて補正する。つまり、位置P18のx座標値に補正値A1cを加算し、位置P18のy座標値より補正値(C1c+C6c)を減算して補正する。そして、補正した座標値の位置P18に移動する(ステップS10)。
尚、ハンド5がパレット2の再外周となる(四隅を除く)位置P12,P18,P21に至った場合には、以降は、y座標について補正を行う機会がない。したがって、ステップS11〜S13を実行する場合は、A,B方向だけについて補正値を得れば良い。それらの対辺側にある位置P13,P19,P20についても同様である。また、ハンド5が位置P10,P14,P16,及びそれらの対辺側にある位置P11,P15,P17に至った場合には、以降は、x座標について補正を行う機会がない。したがって、ステップS11〜S13を実行する場合は、C,D方向だけについて補正値を得れば良い。
図4は、パレット2が変形した場合に、距離センサ7A〜7Dにより測定される各方向の距離が変化する場合の具体数値例であり、図5は、図4の中央部を拡大して示したものである。図中に破線で示す位置は、ティーチングされた動作目標位置P1〜P25であり、実線で示す位置が、パレット2が変形したことで変位した動作目標位置P1〜P25である。パレット2の中心から周辺に向かうにつれて、動作目標位置の誤差量が次第に大きくなっている。
例えば動作目標位置P1については、ティーチング時に得られた正距離A1t〜D1tは何れも20mmであるが、ワーク3の取り出し処理で測定された各方向距離A1〜D1は、何れも17.5mmである。したがって、ステップS4で計算される各距離の差分A1t〜D1tは何れも2.5mmであり、それらを2倍して得られる各方向の補正値A1c〜D1cは何れも5.0mmとなる。
そして、動作目標位置P2について補正されるx座標値は(+5.0mm)となる。また、動作目標位置P6について補正されるx座標値は(+5.0mm),y座標値は(+5.0mm)となる。また、動作目標位置P2のA方向について得られた距離の差分A2dは2.5mmとなっている。したがって、そのA方向に隣接する動作目標位置P10については、補正されるx座標値は(A1c+A2c)=(5.0+5.0)mm=10.0mmとなる。また、動作目標位置P3について補正されるx座標値は(−5.0mm)となり、動作目標位置P5について補正されるy座標値は(−5.0mm)となる。
ここで、図6はパレットの配列が4×4=16の場合について、動作目標位置の移動順序を示したものである。この時は、例えば中心より左下に位置するP1からスタートして右上方向のP2,そこから左方向のP3,そこから右下方向のP4に移動させる((a)参照)。次の位置P5は位置P1の左隣,位置P6は位置P2の右隣,位置P7は位置P5の上隣,位置P8は位置P6の下隣とする((b)参照)。そして、最終的には、(c)に示すように、左下,右上,左上,右下の各隅を位置P13,P14,P15,P16として移動させて終了する。
また、図7はパレットの配列が5×7=35の場合について、動作目標位置の移動順序を示したものである。この時は、中心に位置するP1からスタートして、図7(a)〜(d)については図3(a)〜(c)と同様の順序とする。そこから、次の位置P10は位置P2の左隣,位置P11は位置P3の右隣((e)参照),位置P12は位置P10の下隣,位置P13は位置P11の上隣とする((f)参照)。そして、最終的には、(e)に示すように、左下,右上,左上,右下の各隅を位置P32,P33,P34,P35として移動させて終了する。
以上のように本実施例によれば、ロボット10のコントローラ11は、パレット2の中心に位置するワーク3から取り出しを開始すると、そこから順次外側に向かって位置するワーク3の取り出しを行う。また、パレット2上の各動作目標位置P1〜P25について、距離センサ7A〜7Dによって検出されるパレット2の仕切り壁Wまでの距離を取得すると、その取得した距離について予め与えられている正距離との差分を求め、その差分値を用いて手先を次に移動させる動作目標位置を補正するようにした。
したがって、パレット2に変形が生じている場合でも、最初からロボット本体1のアームの手先であるハンド5とパレット2との間に干渉が生じる可能性を低減できる。また、順次周辺距離の差分を取得して次回の動作目標位置を僅かな値ずつ補正しつながら、変形度合が大きな外側の取り出し位置に向かうので、総じてハンド5とパレット2との間に干渉が生じる可能性を低減できる。
(第2実施例)
図13は本発明の第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例は、距離センサ7A〜7Dによって検出する距離のバリエーションを示す。図13(a)は、第1実施例と同様にワーク3の取り出しを行う場合、ワーク3をハンド5で把持する前に、距離センサ7A〜7Dによってワーク3の各面までの距離を検出する状態を示す。すなわち、ワーク3の外形寸法は既知であるから、その寸法分を差し引くことで配置凹部13の中心座標,すなわち動作目標位置のずれを得ることが可能である。
また、図13(b)は、ワーク3をパレット2に配置する場合に適用可能であり、距離センサ7A〜7Dによって、ワーク3が配置される配置凹部13の側壁13Wまでの距離を測定しても良い。この場合、ハンド5が動作目標位置に一致していれば、各距離センサ7A〜7Dによって測定される側壁13Wまでの距離は、A方向とB方向とが等しく、C方向とD方向とが等しくなるはずである。したがって、それらの間に生じる差によって動作目標位置のずれを得ることが可能である。
また、配置凹部13は存在するが、仕切り壁Wが存在しないタイプのパレットの場合は、ワーク3を今回配置しようとしている動作目標位置に、隣接した動作目標位置について、配置凹部13の側壁13W(仕切り壁に対応する)までの距離を測定しても良い。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
第1実施例を、パレット2にワーク3を配置する場合に適用しても良い。
パレットの変形度合が、A方向とB方向,C方向とD方向についてほぼ対称となる場合、距離センサ7は、例えばA方向とC方向の距離だけを検出するように配置しても良い。
また、パレットの変形度合が、中心から各四隅に向かって対称になっていると推定して問題がない場合は、中心を経て対称な動作目標位置における補正値を流用しても良い。
コントローラ11が得た各パレット2の補正値データを、例えばネットワーク上のサーバに記憶させてデータベース化し、他のロボット10のコントローラ11がそれらのパレット2を使用する場合に、上記データベースにアクセスして補正値データを得て利用しても良い。
また、パレット2にRFIDタグ等のデータ担体を持たせて、上記の補正データをデータ担体に記憶させ、他のロボット10のコントローラ11がそれらのパレット2を使用する場合に、記憶させたデータを読み出して利用しても良い。
さらに、これらのように補正データを共有して使用する場合、パレット2の変形度合が記憶されている補正データと一致しなくなる場合も生じるので、所定期間毎に本実施例の処理を実行して補正データを更新しても良い。
正距離については、必ずしもティーチングを行う際に距離センサ7により測定する必要はなく、コントローラ11に予めデータとして与えておいても良い。
パレットの中央部が上に凸となる状態に変形した場合に適用しても良い。
距離センサは、光学式に限ることなく、非接触式で距離を測定できるものであれば良く、例えば電波を用いる方式でも良い。
図面中、1はロボット本体、2はパレット、3はワーク、5はハンド、7は距離センサ、10はロボット、11はコントローラ(制御装置,手先位置制御手段,位置補正手段)を示す。

Claims (4)

  1. ロボットアームの手先位置を制御することで、パレットに配置されている複数のワークの順次取り出しを行う手先位置制御手段と、
    前記手先に配置され、対象物までの距離を検出する複数の非接触式距離センサと、
    前記手先が、前記パレットのワーク取り出し位置(「動作目標位置」と称す)となった場合に、前記複数の非接触式距離センサによって検出される距離から前記動作目標位置の補正を行う位置補正手段とを備え、
    前記手先位置制御手段は、前記パレットの中心に位置するワークから取り出しを開始すると、そこから順次外側に向かって位置するワークの取り出しを行うように制御し、
    前記位置補正手段は、
    前記パレット上の各動作目標位置において、前記複数の非接触式距離センサによって検出される前記パレットの仕切り壁までの距離,又は取り出し対象であるワークまでの距離,又は取り出し対象であるワークの隣に位置するワークまでの距離の何れか1つを取得すると、その取得した距離について予め与えられている正距離との差分を求め、前記差分値を用いて、前記手先位置制御手段が前記手先を次に移動させる動作目標位置を補正することを特徴とするロボット制御装置。
  2. ロボットアームの手先位置を制御することで、パレットに対する複数のワークの順次配置を行う手先位置制御手段と、
    前記手先に配置され、対象物までの距離を検出する複数の非接触式距離センサと、
    前記手先が、前記パレットのワーク配置位置(「動作目標位置」と称す)となった場合に、前記複数の非接触式距離センサによって検出される距離から前記動作目標位置の補正を行う位置補正手段とを備え、
    前記手先位置制御手段は、前記パレットの中心に位置するワークから配置を開始すると、そこから順次外側に向かってワークの配置を行うように制御し、
    前記位置補正手段は、
    前記パレット上の各動作目標位置において、前記複数の非接触式距離センサによって検出される前記パレットの仕切り壁までの距離,又は配置対象であるワークの隣に位置するワークまでの距離を取得すると、その取得した距離について予め与えられている正距離との差分を求め、前記差分値を用いて、前記手先位置制御手段が前記手先を次に移動させる動作目標位置を補正することを特徴とするロボット制御装置。
  3. ロボットアームの手先位置を制御することで、パレットに配置されている複数のワークの順次取り出しを行う制御方法において、
    前記パレットの中心に位置するワークから取り出しを開始すると、そこから順次外側に向かって位置するワークの取り出しを行うように制御し、
    前記パレット上の各動作目標位置において、複数の非接触式距離センサによって検出される前記パレットの仕切り壁までの距離,又は取り出し対象であるワークまでの距離,又は取り出し対象であるワークの隣に位置するワークまでの距離の何れか1つを取得すると、その取得した距離について予め与えられている正距離との差分を求め、
    前記差分値を用いて、前記手先を次に移動させる動作目標位置を補正することを特徴とするロボットの制御方法。
  4. ロボットアームの手先位置を制御することで、パレットに対する複数のワークの順次配置を行う制御方法において、
    前記パレットの中心に位置するワークから配置を開始すると、そこから順次外側に向かってワークの配置を行うように制御し、
    前記パレット上の各動作目標位置において、前記複数の非接触式距離センサによって検出される前記パレットの仕切り壁までの距離,又は配置対象であるワークの隣に位置するワークまでの距離を取得すると、その取得した距離について予め与えられている正距離との差分を求め、前記差分値を用いて、前記手先を次に移動させる動作目標位置を補正することを特徴とするロボットの制御方法。
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