JP2021123363A - ロボットアームの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前工程のサイクルタイムの短縮を図る。【解決手段】コントローラ10は、コンベア3により連続して搬送されるワーク2を取り出して容器5に整列状態で投入するロボットアーム4を制御する。コントローラ10の位置設定部11は、容器5におけるワーク2の投入位置を設定する。コントローラ10の動作制御部12は、ワーク2を所定の取り出し位置にて取り出すとともに、そのワーク2を位置設定部11により設定された投入位置に配置するようにロボットアーム4の動作を制御する。位置設定部11は、連続して搬送される複数のワーク2によりワーク群が形成されるとともに取り出し位置から投入位置までの距離を移動距離とすると、所定のワーク群を形成する複数のワーク2に対応する各移動距離の平均値とその所定のワーク群とは別のワーク群を形成する複数のワーク2に対応する各移動距離の平均値との差が所定値以下となるように投入位置の設定を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットアームの制御装置に関する。
従来、特許文献1に開示されているように、生産現場において、ワークをコンベアなどの搬送装置により搬送することで工場内の生産ラインに流通させ、ロボットアームによりワークを把持して取り出して所定の作業を行うものがある。この場合、コンベアは、基本的には、停止することなく動き続けることになる。このような生産ラインでは、ワークがコンベアにより搬送されてくると、そのワークをロボットアームで取り出して矩形状の容器に整列状態で投入を行う、といった工程が存在する。
特開2011−125989号公報
このような工程において、ワークの取り出し位置から容器への投入位置までの距離である移動距離は、ワークを容器の奥側に投入する際にはワークを容器の手前側に投入する際に比べて長くなる。なお、ワークの奥側とは取り出し位置から比較的遠い側のことであり、ワークの手前側とは取り出し位置から比較的近い側のことである。このような移動距離の差は、容器が大きくなるほど顕著に現れる。ワークが例えば食品などの比較的大きなものである場合、ワークが例えば電子部品などの比較的小さなものである場合に比べ、容器が大型化することから、移動距離の差も顕著なものとなる。
移動距離が長くなると、1つのワークに対する一連の作業に要する所要時間が長くなることから、所定のワークに対する作業が完了してから、次のワークに対する作業を開始するまでの余裕時間が短くなる。このような余裕時間は、コンベアの移動速度が速くなるほど短くなり、また、ワーク同士の間隔が短くなるほど短くなる。ワークが例えばパンなどの食品である場合、サイクルタイムを1秒あるいは1秒未満程度の短い時間とするように短縮が望まれることが多いことから、コンベアの移動速度が比較的速く、また、ワーク同士の間隔も短くなる傾向があり、それにより余裕時間も短くなる傾向がある。
また、複数のワークを矩形状の容器に整列状態で投入する場合、各ワークの投入位置は、容器の手前側から奥側へと順番に設定されていくのが一般的である。このような設定では、ワークを容器の手前側に投入する作業が連続するとともに、ワークを奥側に投入する作業が連続することになる。このような構成および設定によれば、特にワークを容器の奥側に投入する作業が連続する際、所定のワークを容器に投入する作業を完了してから次のワークを投入する作業へと遷移する際の余裕時間が極めて短いものとなり、次のワークの取り出しに間に合わずに作業を失敗する可能性が生じる。
このような失敗が生じる可能性を低くするためには、ワークを容器の奥側に投入する作業が連続する際における余裕時間を十分に確保できる程度に、コンベアの移動速度を低下させたり、ワーク同士の間隔を広げたりする必要がある。すなわち、上記失敗が生じる可能性を低くするためには、ロボットアームにより行われる作業について、最も遅いワーストケースを前提とした時間での作業とならざるを得ない。しかしながら、このようにすると、本工程よりも前に行われる例えばワークであるパンをピロー包装する工程などの前工程のサイクルタイム、ひいては生産全体に要するサイクルタイムの長期化を招いてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、前工程のサイクルタイムの短縮を図ることができるロボットアームの制御装置を提供することにある。
請求項1に記載のロボットアームの制御装置は、搬送装置により所定の速度且つ所定の間隔で連続して搬送されるワークを取り出し、その取り出したワークを矩形状の容器に整列状態で投入するロボットアームを制御する装置であり、位置設定部および動作制御部を備える。位置設定部は、容器におけるワークの投入位置を設定する。動作制御部は、ワークを所定の取り出し位置にて取り出すとともに、その取り出したワークを位置設定部により設定された投入位置に配置するようにロボットアームの動作を制御する。
位置設定部は、連続して搬送される複数のワークによりワーク群が形成されるとともに取り出し位置から投入位置までの距離を移動距離とすると、所定のワーク群を形成する複数のワークのそれぞれに対応する各移動距離の平均値と、前記所定のワーク群とは別のワーク群を形成する複数のワークのそれぞれに対応する各移動距離の平均値と、の差が所定値以下となるように投入位置の設定を行う。すなわち、上記構成では、各ワーク群における各移動距離の平均値は、全てのワーク群についてどこで見た場合でも、ある程度の範囲に収束している、つまり複数のワーク群に対応する各移動距離の平均値が平滑化されている。
複数のワーク群に対応する各移動距離の平均値が平滑化されるということは、複数のワーク群に対する一連の作業に要する所要時間が平滑化されることを意味する。このように、複数のワーク群に対する一連の作業に要する所要時間が平滑化されれば、本工程よりも前に行われる前工程のサイクルタイムは、平滑化された本工程の所要時間に合わせた時間とすることができる。
これに対し、従来技術のように、容器の奥側に投入する作業が連続する場合、複数のワーク群のうち少なくとも1つのワーク群における各移動距離の平均値が他のワーク群における各移動距離の平均値に比べて非常に長い時間となり、本工程よりも前に行われる前工程のサイクルタイムは、このような非常に長い時間、つまり最も作業に時間がかかるようなワーストケースの所要時間に合わせた時間とならざるを得ない。このようなことから、上記構成によれば、従来技術に比べ、前工程のサイクルタイムの短縮を図ることができ、その結果、生産全体に要するサイクルタイムの短縮を図ることができるという優れた効果が得られる。
請求項2に記載のロボットアームの制御装置において、位置設定部は、連続して搬送される複数のワークについて、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されるように投入位置を設定するようになっている。このようにすれば、複数のワーク群における各移動距離の平均値を確実かつ容易に平滑化することができ、その結果、前工程のサイクルタイムが短縮される効果を確実に得ることができる。また、この場合、移動距離が長くなるような作業が連続して実施され続けることが無くなるため、余裕時間が極端に短いものとなることがなく、その結果、作業が失敗する可能性を低く抑えることができる。
第1実施形態に係る生産システムの構成を模式的に示す図 第1実施形態に係る容器におけるワークの投入位置を説明するための図 第1実施形態に係る各ワークに対する所要時間および平均値を示す図 比較例に係る容器におけるワークの投入位置を説明するための図 比較例に係る各ワークに対する所要時間および平均値を示す図 第2実施形態に係る容器におけるワークの投入位置を説明するための図
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の生産システム1では、ワーク2をベルトコンベア装置であるコンベア3により搬送することで工場内の生産ラインに流通させるようになっている。生産システム1には、図1に示すような工程、つまりワーク2がコンベア3により搬送されてくると、そのワーク2をロボットアーム4で取り出して容器5に整列状態で投入する工程、つまりコンベア3から容器5への移し変え工程が含まれる。
コンベア3は、搬送装置に相当するものであり、基本的には、停止することなく動作し続けるようになっている。ワーク2は、例えばパンなどの食品となっており、本工程よりも前の前工程においてピロー包装が施され、個包装された状態で本工程へと搬送される。この場合、個包装されたパンであるワーク2は、コンベア3により所定の速度且つ所定の間隔で連続して搬送される。なお、図1では、一部のワークにだけ符号を付し、他のワークの符号は省略している。
ロボットアーム4は、例えば4軸のアームを有する水平多関節型ロボットとして構成されている。容器5は、例えば番重などの矩形状の容器であり、その内部は格子状に仕切られている。ロボットアーム4および容器5は、それぞれ作業台6、7上に配置されている。ロボットアーム4は、アームを旋回させて先端をコンベア3の上方に位置させた後、そのアーム先端に取り付けられたハンド8を下降させ、ハンド8でワーク2を把持して引き上げる。そして、ロボットアーム4は、アームを旋回させて先端を容器5の上方に位置させた後、ハンド8を下降させ、ハンド8からワーク2を離して容器5の所定の投入位置に配置する。ロボットアーム4は、このようなワーク2に対する一連の作業、つまりコンベア3により搬送されるワーク2を取り出してから容器5に投入するという作業を繰り返し実行する。
ロボットアーム4は、図2に示すコントローラ10により制御される。コントローラ10は、ロボットアームの制御装置に相当するものであり、図示しないCPU、ROMおよびRAMなどで構成されたコンピュータからなる制御手段においてコンピュータプログラムを実行することで、ロボットアーム4を制御している。具体的には、コントローラ10は、インバータ回路などから構成された駆動部を備えており、ロボットアーム4の各軸を駆動するモータに対応して設けられているエンコーダで検知したモータの回転位置に基づいて例えばフィードバック制御によりそれぞれのモータを駆動する。コントローラ10は、予め設定された動作プログラムを実行することにより、ロボットアーム4の各軸が予め定められた所定の動作を自動的に実行するようにロボットアーム4を制御する。
コントローラ10は、位置設定部11および動作制御部12などの機能ブロックを備えている。これら各機能ブロックは、コントローラ10が備えるCPUがROMなどに格納されているコンピュータプログラムを実行してコンピュータプログラムに対応する処理を実行することにより実現されている、つまりソフトウェアにより実現されている。なお、各機能ブロックのうち少なくとも一部をハードウェアにより実現する構成としてもよい。
位置設定部11は、容器5におけるワーク2の投入位置を設定する。動作制御部12は、ワーク2をコンベア3上の所定の取り出し位置にて取り出すとともに、その取り出したワーク2を位置設定部11により設定された投入位置に配置するようにロボットアーム4の動作を制御する。この場合、コンベア3は図2における左右方向に延びており、ワーク2は図2における左から右へと搬送されるようになっている。つまり、この場合、ワーク2の搬送方向は、図2に白抜きの矢印で示す方向となる。
ここで、図2における左右方向を容器5の横方向とし、図2における上下方向を容器5の縦方向とすると、容器5は、横方向において4つに仕切られるとともに、縦方向において6つに仕切られており、24個のワーク2を配置可能となっている。取り出し位置は、基本的には容器5の横方向の中心となっているが、前工程で実施される作業に要した実際の所要時間に応じて、その位置にずれが生じる。具体的には、取り出し位置は、前工程の所要時間が比較的短くなった場合には容器5の横方向の中心よりも搬送の上流側、つまり左側にずれるとともに、前工程の所要時間が比較的長くなった場合には容器5の横方向の中心よりも下流側、つまり右側にずれる。
ここで、図2における上側を容器5の奥側とし、図2における下側を容器5の手前側とすると、取り出し位置から投入位置までの距離である移動距離は、ワーク2を容器5の奥側に投入する際にはワーク2を容器5の手前側に投入する際に比べて長くなる。この場合、連続して搬送される2つのワーク2によりワーク群が形成されるものとする。位置設定部11は、所定のワーク群を形成する2つのワーク2のそれぞれに対応する移動距離の平均値と、その所定のワーク群とは異なる別のワーク群を形成する2つのワーク2のそれぞれに対応する移動距離の平均値と、の差が所定値以下となるように投入位置の設定を行う。この場合、位置設定部11は、連続して搬送される2つのワーク2について、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されるように投入位置を設定することで、上記したような投入位置の設定を実現している。
なお、移動距離の相対的な長短の基準は、次のような基準となっている。すなわち、前述したように、移動距離は、ワーク2を容器5の奥側に投入する際に長くなるとともに手前側に投入する際に短くなるため、ワーク2を容器5の奥側と手前側の間となる中央付近に投入する際には平均的な長さ、つまり1つの容器5に配置される全てのワーク2のそれぞれに対応する各移動距離の平均値に近い値となる。この場合、ワーク2を容器5の中央付近に投入する際の移動距離、つまり移動距離の平均値またはそれに近い値を基準として、移動距離の長短が定められている。したがって、移動距離が相対的に短くなる投入位置とは、移動距離が平均値よりも短くなる投入位置のこととなり、移動距離が相対的に長くなる投入位置とは、移動距離が平均値よりも長くなる投入位置のこととなる。
このような投入位置の設定の具体例は、次のようなものとなる。この場合、図2には、容器5の24個の投入位置のそれぞれについて、ワーク2が配置される順番を括弧書きの符号を付して示している。例えば容器5に最初に投入されるワーク2から5番目に投入されるワーク2の各投入位置は、次のようなものとなっている。すなわち、第1の投入位置(1)は、1行2列の位置であり、第2の投入位置(2)は6行4列の位置である。第1の投入位置(1)は、容器5の手前側に近いため、移動距離が相対的に短くなる。また、第2の投入位置(2)は、容器5の奥側に近いため、移動距離が相対的に長くなる。
つまり、容器5に最初に投入されるワーク2および容器5に2番目に投入されるワーク2について見ると、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されている。第3の投入位置(3)は、2行2列の位置である。第3の投入位置(3)は、容器5の手前側に近いため、移動距離が相対的に短くなる。つまり、容器5に2番目に投入されるワーク2および容器5に3番目に投入されるワーク2について見ると、移動距離が相対的に長くなる投入位置と移動距離が相対的に短くなる投入位置とが交互に繰り返されている。第4の投入位置(4)は5行4列の位置である。第4の投入位置(4)は、容器5の奥側に近いため、移動距離が相対的に長くなる。
つまり、容器5に3番目に投入されるワーク2および容器5に4番目に投入されるワーク2について見ると、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されている。第5の投入位置(5)は、3行2列の位置である。第5の投入位置(5)は、容器5の手前側に近いため、移動距離が相対的に短くなる。つまり、容器5に4番目に投入されるワーク2および容器5に5番目に投入されるワーク2について見ると、移動距離が相対的に長くなる投入位置と移動距離が相対的に短くなる投入位置とが交互に繰り返されている。
また、例えば容器5に20番目に投入されるワーク2から最後に投入されるワーク2の各投入位置は、次のようなものとなっている。すなわち、第20の投入位置(20)は、4行3列の位置であり、第21の投入位置(21)は2行1列の位置である。第20の投入位置(20)は、容器5の奥側に近いため、移動距離が相対的に長くなる。また、第21の投入位置(21)は、容器5の手前側に近いため、移動距離が相対的に短くなる。つまり、容器5に20番目に投入されるワーク2および容器5に21番目に投入されるワーク2について見ると、移動距離が相対的に長くなる投入位置と移動距離が相対的に短くなる投入位置とが交互に繰り返されている。
第22の投入位置(22)は、5行3列の位置である。第22の投入位置(22)は、容器5の奥側に近いため、移動距離が相対的に長くなる。つまり、容器5に21番目に投入されるワーク2および容器5に22番目に投入されるワーク2について見ると、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されている。第23の投入位置(23)は1行1列の位置である。第23の投入位置(23)は、容器5の手前側に近いため、移動距離が相対的に短くなる。つまり、容器5に22番目に投入されるワーク2および容器5に23番目に投入されるワーク2について見ると、移動距離が相対的に長くなる投入位置と移動距離が相対的に短くなる投入位置とが交互に繰り返されている。
第24の投入位置(24)は、6行3列の位置である。第24の投入位置(24)は、容器5の奥側に近いため、移動距離が相対的に長くなる。つまり、容器5に23番目に投入されるワーク2および容器5に最後に投入されるワーク2について見ると、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されている。なお、容器5に6番目に投入されるワーク2から19番目に投入されるワーク2について見たときも、上記と同様であり、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されている。
このように投入位置が設定された場合、各ワーク2に対する一連の作業に要する所要時間は、図3に黒塗りの丸印で示すようなものとなる。なお、図3および後述する図5において、横軸は、各投入位置の順番を表す数字となっている。また、図3および後述する図5における縦軸の時間である所要時間には、ワーク2を把持して取り出すために要する時間およびワーク2を離して投入するために要する時間は含まれていない。
図3に示すように、容器5に最初に投入されるワーク2についての所要時間は、280ms程度の比較的短い時間となっており、容器5に2番目に投入されるワーク2についての所要時間は、500ms程度の比較的長い時間となっている。つまり、容器5に最初に投入されるワーク2および容器5に2番目に投入されるワーク2について見ると、所要時間が相対的に短くなるものと所要時間が相対的に長くなるものとが交互に繰り返されている。この場合、最初に投入されるワーク2と2番目に投入されるワーク2とによりワーク群が形成されることになる。3番目以降に投入されるワーク2についても同様にしてワーク群が形成されることになる。
容器5に3番目に投入されるワーク2についての所要時間は、300ms程度の比較的短い時間となっている。つまり、容器5に2番目に投入されるワーク2および容器5に3番目に投入されるワーク2について見ると、所要時間が相対的に長くなるものと所要時間が相対的に短くなるものとが交互に繰り返されている。容器5に22番目に投入されるワーク2についての所要時間は、420ms程度の比較的長い時間となっており、容器5に23番目に投入されるワーク2についての所要時間は、300ms程度の比較的短い時間となっている。つまり、容器5に22番目に投入されるワーク2および容器5に23番目に投入されるワーク2について見ると、所要時間が相対的に長いものと所要時間が相対的に短いものとが交互に繰り返されている。
容器5に24番目に投入されるワーク2についての所要時間は、480ms程度の比較的長い時間となっている。つまり、容器5に23番目に投入されるワーク2および容器5に最後に投入されるワーク2について見ると、所要時間が相対的に短くなるものと所要時間が相対的に長くなるものとが交互に繰り返されている。なお、容器5に4番目に投入されるワーク2から21番目に投入されるワーク2について見たときも、上記と同様であり、所要時間が相対的に短いものと所要時間が相対的に長いものとが交互に繰り返されている。
図3には、連続して搬送される2つのワーク2のそれぞれに対応する所要時間の平均値、言い換えると各ワーク群における所要時間の平均値を白抜きの丸印で示している。図3に示すように、各ワーク群における所要時間の平均値は、概ね一定の値であり、350ms〜400msの範囲に収束している。言い換えると、各ワーク群における所要時間の平均値同士の差は、例えば50ms程度の所定値以下に抑えられている。このように、本実施形態の位置設定部11は、所定のワーク群を形成する2つのワーク2のそれぞれに対応する所要時間の平均値と、その所定のワーク群とは別のワーク群を形成する2つのワーク2のそれぞれに対応する所要時間の平均値と、の差が所定値以下となるように投入位置の設定を行うようになっている。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
位置設定部11は、所定のワーク群を形成する2つのワーク2に対応する各移動距離の平均値と、その所定のワーク群とは別のワーク群を形成する2つのワーク2に対応する各移動距離の平均値と、の差が所定値以下となるように投入位置の設定を行う。すなわち、上記構成では、各ワーク群における各移動距離の平均値は、全てのワーク群についてどこで見た場合でも、ある程度の範囲に収束している、つまり複数のワーク群に対応する各移動距離の平均値が平滑化されている。
複数のワーク群に対応する各移動距離の平均値が平滑化されるということは、複数のワーク群に対する一連の作業に要する所要時間が平滑化されることを意味する。このように、複数のワーク群に対する一連の作業に要する所要時間が平滑化されれば、本工程よりも前に行われる前工程のサイクルタイムは、平滑化された本工程の所要時間に合わせた時間とすることができる。したがって、上記構成によれば、前工程のサイクルタイムの短縮を図ることができ、その結果、生産全体に要するサイクルタイムの短縮を図ることができるという優れた効果が得られる。
このような本実施形態により得られる効果は、従来技術に相当する投入位置の設定手法を採用した比較例と比較することで一層明確なものとなる。図4に示すように、比較例では、容器5に最初に投入されるワーク2から6番目に投入されるワーク2の各投入位置(1)〜(6)については、1列目の最も手前側である1行1列の位置から1列目の最も奥側である6行1列の位置へと順番に設定される。比較例では、容器5に7番目に投入されるワーク2から12番目に投入されるワーク2の各投入位置(7)〜(12)については、2列目の最も手前側である1行2列の位置から2列目の最も奥側である6行2列の位置へと順番に設定される。
比較例では、容器5に13番目に投入されるワーク2から18番目に投入されるワーク2の各投入位置(13)〜(18)については、3列目の最も手前側である1行3列の位置から3列目の最も奥側である6行3列の位置へと順番に設定される。比較例では、容器5に19番目に投入されるワーク2から24番目に投入されるワーク2の各投入位置(19)〜(24)については、4列目の最も手前側である1行4列の位置から4列目の最も奥側である6行4列の位置へと順番に設定される。
比較例のように投入位置が設定された場合、各ワーク2に対する一連の作業に要する所要時間は、図5に黒塗りの丸印で示すようなものとなる。すなわち、容器5に最初に投入されるワーク2から6番目に投入されるワーク2のそれぞれに対応する各所要時間は、300ms程度の比較的短い時間から480ms程度の比較的長い時間へと漸増している。容器5に7番目に投入されるワーク2から12番目に投入されるワーク2のそれぞれに対応する各所要時間は、290ms程度の比較的短い時間から470ms程度の比較的長い時間へと漸増している。
容器5に13番目に投入されるワーク2から18番目に投入されるワーク2のそれぞれに対応する各所要時間は、250ms程度の比較的短い時間から480ms程度の比較的長い時間へと漸増している。容器5に19番目に投入されるワーク2から最後に投入されるワーク2のそれぞれに対応する各所要時間は、280ms程度の比較的短い時間から500ms程度の比較的長い時間へと漸増している。
図5には、連続して搬送される2つのワーク2のそれぞれに対応する所要時間の平均値、言い換えると各ワーク群における所要時間の平均値を白抜きの丸印で示している。図5に示すように、容器5に最初に投入されるワーク2から6番目に投入されるワーク2について見ると、各ワーク群における所要時間の平均値は、比較的短い所要時間が連続する1番目と2番目との平均値は320ms程度の比較的短い時間となるものの、比較的長い所要時間が連続する5番目と6番目との平均値は450ms程度の比較的長い時間となる。容器5に7番目に投入されるワーク2から12番目に投入されるワーク2について見ると、各ワーク群における所要時間の平均値は、比較的短い所要時間が連続する7番目と8番目との平均値は300ms程度の比較的短い時間となるものの、比較的長い所要時間が連続する11番目と12番目との平均値は440ms程度の比較的長い時間となる。
容器5に13番目に投入されるワーク2から18番目に投入されるワーク2について見ると、各ワーク群における所要時間の平均値は、比較的短い所要時間が連続する13番目と14番目との平均値は280ms程度の比較的短い時間となるものの、比較的長い所要時間が連続する17番目と18番目との平均値は450ms程度の比較的長い時間となる。容器5に19番目に投入されるワーク2から最後に投入されるワーク2について見ると、各ワーク群における所要時間の平均値は、比較的短い所要時間が連続する18番目と19番目との平均値は290ms程度の比較的短い時間となるものの、比較的長い所要時間が連続する23番目と24番目との平均値は450ms程度の比較的長い時間となる。
このように、比較例では、各ワーク群における所要時間の平均値は、本実施形態に比べて大きく変動する値であり、その最大値は450ms程度の比較的長い時間となっている。そのため、比較例では、前工程のサイクルタイムは、作業の失敗を防止するためには、本工程の平均値の最大値、つまり最も作業に時間がかかるようなワーストケースの所要時間に合わせた所要時間としなければならず、前工程のサイクルタイム、ひいては生産全体に要するサイクルタイムの長期化を招いてしまう。これに対し、本実施形態によれば、前工程のサイクルタイムは、比較例よりも変動幅の少ない平均値の最大値である400ms程度の比較的短い時間に合わせた時間とすることができるため、前工程のサイクルタイムの短縮を図ることができる。
そして、本実施形態では、位置設定部11は、連続して搬送される2つのワーク2について、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されるように投入位置を設定するようになっている。このようにすれば、複数のワーク群における各移動距離の平均値を確実かつ容易に平滑化することができ、その結果、前工程のサイクルタイムが短縮される効果を確実に得ることができる。また、この場合、移動距離が長くなるような作業が連続して実施され続けることが無くなるため、余裕時間が極端に短いものとなることがなく、その結果、作業が失敗する可能性を低く抑えることができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について図6を参照して説明する。
本実施形態では、第1実施形態に対し、位置設定部11による投入位置の具体的な設定手法が異なっている。この場合、位置設定部11は、予め容器5における全ての投入位置を移動距離に応じた複数のグループに分類する。そして、位置設定部11は、連続して搬送される2つのワーク2について、移動距離が相対的に短いグループに分類された投入位置のうちのいずれかと、移動距離が相対的に長いグループに分類された投入位置のうちのいずれかと、が交互に繰り返されるように投入位置を設定する。
このような投入位置の設定の具体例は、図6に示すようなものとなる。すなわち、移動距離が最も短くなる2つの投入位置P1、P2が第1グループG1とされ、移動距離が2番目に短くなる4つの投入位置P3、P4、P5、P6が第2グループG2とされ、移動距離が3番目に短くなる4つの投入位置P7、P8、P9、P10が第3グループG3とされる。
また、移動距離が4番目に短くなる4つの投入位置P11、P12、P13、P14が第4グループG4とされ、移動距離が5番目に短くなる4つの投入位置P15、P16、P17、P18が第5グループG5とされ、移動距離が6番目に短くなる4つの投入位置P19、P20、P21、P22が第6グループG6とされ、移動距離が最も長くなる2つの投入位置P23、P24が第7グループG7とされる。
この場合、第1グループG1、第2グループG2、第3グループG3および第4グループG4は、これらとは別のグループに比べて移動距離が短くなることから、前述した移動距離が相対的に短いグループに相当する。また、この場合、第4グループG4、第5グループG5、第6グループG6および第7グループG7は、これらとは別のグループに比べて移動距離が長くなることから、前述した移動距離が相対的に長いグループに相当する。
位置設定部11は、このようなグループG1〜G7に基づいて、2つの連続するワーク2に対応する投入位置を設定する。具体的には、位置設定部11は、移動距離が最も短くなる第1グループG1のうちいずれかを一方のワーク2の投入位置に設定し、移動距離が最も長くなる第7グループG7のうちいずれかを他方のワーク2の投入位置に設定する。すなわち、一方のワーク2に対する投入位置が第1グループG1の投入位置P1、P2のうちいずれかに設定されるとともに、他方のワーク2に対する投入位置が第7グループG7の投入位置P23、P24のうちいずれかに設定される。
位置設定部11は、移動距離が2番目に短くなる第2グループG2のうちいずれかを一方のワーク2の投入位置に設定し、移動距離が6番目に短くなる、つまり移動距離が2番目に長くなる第6グループG6のうちいずれかを他方のワーク2の投入位置に設定する。すなわち、一方のワーク2に対する投入位置が第2グループG2の投入位置P3〜P6のうちいずれかに設定されるとともに、他方のワーク2に対する投入位置が第6グループG6の投入位置P19〜P22のうちいずれかに設定される。
位置設定部11は、移動距離が3番目に短くなる第3グループG3のうちいずれかを一方のワーク2の投入位置に設定し、移動距離が5番目に短くなる、つまり移動距離が3番目に長くなる第5グループG5のうちいずれかを他方のワーク2の投入位置に設定する。すなわち、一方のワーク2に対する投入位置が第3グループG3の投入位置P7〜P10のうちいずれかに設定されるとともに、他方のワーク2に対する投入位置が第5グループG5の投入位置P15〜P18のうちいずれかに設定される。
位置設定部11は、移動距離が4番目に短くなる第4グループG4のうちいずれかを一方のワーク2の投入位置に設定し、移動距離が5番目に短くなる第5グループG5または移動距離が3番目に短くなる第3グループG3のうちいずれかを他方のワーク2の投入位置に設定する。すなわち、一方のワーク2に対する投入位置が第4グループG4の投入位置P11〜P14のうちいずれかに設定されるとともに、他方のワーク2に対する投入位置が第5グループG5の投入位置P15〜P18または第3グループG3の投入位置P7〜P10のうちいずれかに設定される。
以上説明したように、本実施形態の位置設定部11は、予め容器5における全ての投入位置を移動距離に応じた複数のグループに分類する。そして、位置設定部11は、連続して搬送される2つのワーク2について、移動距離が相対的に短いグループに分類された投入位置のうちのいずれかと移動距離が相対的に長いグループに分類された投入位置のうちのいずれかとが交互に繰り返されるように投入位置を設定する。
このようにすれば、複数のワーク群における各移動距離の平均値を確実かつ容易に平滑化することができ、その結果、前工程のサイクルタイムが短縮される効果を確実に得ることができる。また、この場合、移動距離が長くなるような作業が連続して実施され続けることが無くなるため、余裕時間が極端に短いものとなることがなく、その結果、作業が失敗する可能性を低く抑えることができる。さらに、この場合、位置設定部11は、グループ毎の移動距離に基づいて適切なグループを選択した後、そのグループの中から任意の投入位置を設定すればよいことになるため、位置設定部11による投入位置の設定に関する処理負荷を軽減することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形、組み合わせ、あるいは拡張することができる。
上記各実施形態で示した数値などは例示であり、それに限定されるものではない。
ワーク群は、連続して搬送される複数のワーク2により形成されるようになっていればよく、例えば連続して搬送される3つのワーク2によりワーク群が形成されるようにしてもよい。また、位置設定部11による投入位置の具体的な設定に関しては、上記した効果が得られる範囲であれば適宜変更することができる。例えば、位置設定部11は、連続して搬送される3つ以上のワーク2について、移動距離が相対的に短くなる投入位置と移動距離が相対的に長くなる投入位置とが交互に繰り返されるように投入位置を設定することができる。
本発明は、生産システム1に適用されるロボットアーム4のコントローラ10に限らず、搬送装置により一定の速度且つ一定の間隔で連続して搬送されるワークを取り出し、その取り出したワークを矩形状の容器に整列状態で投入するロボットアームを制御するロボットアームの制御装置全般に適用することができる。
2…ワーク、3…コンベア、4…ロボットアーム、5…容器、10…コントローラ、11…位置設定部、12…動作制御部。

Claims (2)

  1. 搬送装置により所定の速度且つ所定の間隔で連続して搬送されるワークを取り出し、その取り出した前記ワークを矩形状の容器に整列状態で投入するロボットアームを制御するロボットアームの制御装置であって、
    前記容器における前記ワークの投入位置を設定する位置設定部と、
    前記ワークを所定の取り出し位置にて取り出すとともに、その取り出した前記ワークを前記位置設定部により設定された前記投入位置に配置するように前記ロボットアームの動作を制御する動作制御部と、
    を備え、
    前記位置設定部は、連続して搬送される複数の前記ワークによりワーク群が形成されるとともに前記取り出し位置から前記投入位置までの距離を移動距離とすると、所定の前記ワーク群を形成する複数の前記ワークのそれぞれに対応する前記移動距離の平均値と、前記所定のワーク群とは別の前記ワーク群を形成する複数の前記ワークのそれぞれに対応する前記移動距離の平均値と、の差が所定値以下となるように前記投入位置の設定を行うロボットアームの制御装置。
  2. 前記位置設定部は、
    連続して搬送される複数の前記ワークについて、前記移動距離が相対的に短くなる前記投入位置と前記移動距離が相対的に長くなる前記投入位置とが交互に繰り返されるように前記投入位置を設定する請求項1に記載のロボットアームの制御装置。
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