JPH1134724A - 油圧作業装置搭載車 - Google Patents

油圧作業装置搭載車

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JPH1134724A
JPH1134724A JP21245097A JP21245097A JPH1134724A JP H1134724 A JPH1134724 A JP H1134724A JP 21245097 A JP21245097 A JP 21245097A JP 21245097 A JP21245097 A JP 21245097A JP H1134724 A JPH1134724 A JP H1134724A
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hydraulic oil
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン駆動の油圧ポンプを具えた油圧作業
装置搭載車では、エンジンの無駄な運転および騒音発生
時間の短縮のため、油圧が必要とされた時に自動始動
し、必要がなくなれば自動停止していたので、スタータ
の作動頻度が大となり、スタータの耐久性が悪くなって
いた。また、油圧ポンプの運転開始当初には油圧がまだ
不足し、作業装置の動きが鈍かった。 【解決手段】 油圧系統にアキュムレータ13を接続
し、油圧ポンプ21運転当初でも、アキュムレータから
の油圧で高速動作を可能とした。作動させようとする作
業装置が大量の作動油を必要とするものである場合に
は、車両エンジン15を高速運転し、少量で済む場合に
は低速運転をする。作業装置を停止させるため作動油の
必要が無くなっても、直ちに車両エンジンは停止させ
ず、所定の待機時間の間はアイドル回転制御を続ける。
直ぐ後に別の作業装置が作動される場合、車両エンジン
を始動させる必要がなく、スタータの使用頻度を少なく
出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業力を発生させ
る際に油圧を必要とする作業装置を搭載した、油圧作業
装置搭載車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧作業装置搭載車は、作業装置を使っ
て所定の作業をする車両であり、例えば、高所作業車と
かごみ収集車等がある。これらの車両では油圧ポンプも
搭載し、その油圧ポンプから作業装置へ所要の油圧を供
給している。油圧ポンプの駆動源としては、従来、車両
エンジンが広く用いられている。
【0003】車両エンジンで油圧ポンプを駆動する場合
は、継続して確実に駆動力が得られるという利点がある
ものの、車両エンジンから発する騒音が大きいという難
点がある。油圧作業装置搭載車は、通常、作業現場に停
車したまま作業をするわけであるが、市街地から遠く離
れた場所であれば、作業に伴って発するエンジン音等の
騒音が大きくても、あまり問題にされない。しかし、市
街地に停車したまま作業をする場合は、しばしば騒音が
問題にされる。
【0004】騒音に対する苦情を少なくするためには、 発生する騒音の大きさを、出来るだけ小さくすること 騒音が発生している時間を、出来るだけ短くすること を実現する必要がある。従来、これらのことを実現する
ため、幾つかの提案がなされている。
【0005】例えば、油圧ポンプをエンジンではなく電
動モータで駆動するようにしたものがある。電動モータ
への給電は、通常の車両用バッテリとは別に搭載した専
用のバッテリ(作業用バッテリ)や、作業現場近くで得
られる商用交流電源によって行われる。電動モータの回
転音は、エンジン音に比べて遙に小さいから、この音は
殆ど騒音問題にはならない。
【0006】しかし、商用電源を利用することが出来な
い作業現場等で作業をする場合には、作業用バッテリは
放電するばかりで充電されないので、作業用バッテリが
放電しきったところで作業が出来なくなってしまう。そ
こで、車両エンジンに直結した専用のエンジン発電機を
搭載しておき、作業用バッテリの充電量が所定値まで低
下したら、車両エンジンを自動的に始動して該エンジン
発電機により充電し、所定値まで充電したら自動的に停
止させるものを、出願人は提案している(特願平8−2
66745号)。
【0007】このようにした油圧作業装置搭載車では、
騒音となるのはエンジン発電機の運転時に発生するエン
ジン音だけであるので、騒音が発生しているのは、作業
用バッテリの充電を行っている間だけであり、従来に比
べて極めて短い。従って、騒音低減といった面では、極
めて優れている。しかしながら、このタイプのものは、
専用のエンジン発電機を組み込まねばならないので、コ
ストが高くなってしまう。
【0008】コストを安くするためには、やはりエンジ
ンにより油圧ポンプを駆動するタイプのものとせざるを
得ないが、そのようなエンジン駆動のもので騒音を低減
するものとしては、次のようなものがある。
【0009】第1の例としては、車両エンジンにより油
圧ポンプを駆動するが、作業装置を動かすために作動油
が要求された時に車両エンジンを自動始動し、必要とさ
れる作動油の量に応じて低速運転または高速運転し、作
動油の要求が無くなれば自動停止するという制御をする
ものがある。即ち、次のような制御をするものである。 少量の作動油でよい作業装置を動かす時 車両エンジンを自動始動→低速(低回転)運転→車両エ
ンジンを自動停止 大量の作動油が必要な作業装置を動かす時 車両エンジンを自動始動→高速(高回転)運転→車両エ
ンジンを自動停止
【0010】これは、作業装置を動かさない時(作動油
を必要としない時)は車両エンジンを停止しておき、動
かす時のみ運転するから、停止している間はエンジン音
を発しない。また、大きなエンジン音を発生する高速運
転は、本当にそれが必要な時のみに限られるから、必要
以上に大きなエンジン音を発することがない。
【0011】第2の例としては、車両エンジンの他に、
それより小型の別置エンジンを搭載し、それらのエンジ
ンにより駆動される油圧ポンプをそれぞれ設けたものが
ある。作業装置を動かすために要求された作動油が少量
の時には、別置エンジンだけが自動始動され、その油圧
ポンプから供給され、要求された作動油が大量の時に
は、別置エンジンと車両エンジンとが自動始動され、そ
れらの油圧ポンプの両方から供給される。即ち、次のよ
うなものである。 少量の作動油でよい作業装置を動かす時 別置エンジンを自動始動→別置エンジン駆動の油圧ポン
プが作動→別置エンジンを自動停止 大量の作動油が必要な作業装置を動かす時 別置エンジン,車両エンジンを自動始動→両方の油圧ポ
ンプが作動→両方のエンジンを自動停止
【0012】これも、作業装置を動かさない時(作動油
を必要としない時)は車両エンジンを停止しておき、動
かす時のみ運転するから、停止している間はエンジン音
を発しない。また、両方のエンジンを運転するのは、大
量の作動油が必要とされる時のみであり、それ以外の時
は低騒音の別置エンジンを使用するから、必要以上に大
きなエンジン音を発することがない。更に、別置エンジ
ンとそれにより駆動される油圧ポンプとを、騒音遮蔽板
で囲って搭載しておくと、近隣にまき散らす騒音は、一
層小さく出来る。
【0013】なお、油圧作業装置搭載車に関する従来の
文献としては、例えば、実開平3−45334 号公報,実開
平3−31193 号公報,実開平3−48101 号公報等があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)前記した従来のエンジン駆動の油圧作業装置
搭載車には、次のような問題点があった。第1の問題点
は、エンジンの無駄な運転をなくし、騒音を発生してい
る時間を出来るだけ短くするため、作動油が必要とされ
た時に自動始動し、必要がなくなれば直ちに自動停止す
るようにしていたので、スタータの作動頻度が大とな
り、スタータの耐久性が悪くなるという点である。第2
の問題点は、作業装置を動かそうとする段階になってか
ら(つまり、作動油要求信号が発せられてから)、エン
ジンを自動始動するので、始動当初には作動油の供給が
不足し、作業装置の動きが鈍いという点である。
【0015】(問題点の説明)まず、第1の問題点につ
いて説明する。油圧作業装置で作業をしている場合、第
1の作業装置を使った後、第2の作業装置を使い、更に
その後、第3の作業装置を使う等ということが、しばし
ばある。作業員が1つの作業を終了する操作(押しボタ
ン操作等)をすると(つまり、作動油の要求がなくなる
と)、エンジンは自動停止され、次の作業を開始する操
作をすると(作動油が要求されると)、自動始動され
る。そのためスタータの使用頻度は大となり、耐久性が
悪くなる。
【0016】次に、第2の問題点について説明する。作
動油要求信号が出されてからエンジンの始動がされるの
で、油圧ポンプから所要の作動油が供給されるようにな
るまでには、暫く時間がかかる。それまでは作動油が不
足するから、作業装置を速やかに動かす力が出ず、どう
しても動きが鈍くなる。本発明は、上記のような問題点
を解決することを課題とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、停車して使用する油圧作業装置と、車
両エンジンにより駆動され、該油圧作業装置に油圧を供
給する油圧ポンプとを具えた油圧作業装置搭載車におい
て、前記油圧ポンプにより蓄圧され、前記油圧作業装置
に油圧を供給し得るよう接続されたアキュムレータと、
油圧作業装置を動作させようとした時には作動油要求信
号を生成し、多量の作動油を必要とする所定の油圧作業
装置を動作させようとした時には作動油増量信号をも生
成し、作動油要求信号のみの場合は車両エンジンを所定
の低速回転制御をし、作動油増量信号も生成された場合
は所定の高速回転制御をし、作動油要求信号が無くなる
とアイドル回転制御をして所定の待機時間経過後に、停
止させるよう制御する制御装置とを具えることとした。
【0018】また、停車して使用する油圧作業装置と、
車両エンジンおよびそれとは別に設置された別置エンジ
ンによりそれぞれ駆動され、該油圧作業装置に油圧を供
給する第1,第2の油圧ポンプとを具えた油圧作業装置
搭載車においては、前記第1,第2の油圧ポンプにより
蓄圧され、前記油圧作業装置に油圧を供給し得るよう接
続されたアキュムレータと、油圧作業装置を動作させよ
うとした時には作動油要求信号を生成し、多量の作動油
を必要とする所定の油圧作業装置を動作させようとした
時には作動油増量信号をも生成し、作動油要求信号のみ
の場合は別置エンジンを所定の回転制御をし、作動油増
量信号も生成された場合は車両エンジンも所定の回転制
御をし、作動油要求信号が無くなると車両エンジンは停
止させるが、前記別置エンジンはアイドル回転制御をし
て所定の待機時間経過後に、停止させるよう制御する制
御装置とを具えることとした。
【0019】(解決する動作の概要)車両エンジンによ
って駆動される油圧ポンプのみを搭載しているタイプの
油圧作業装置搭載車においては、油圧作業装置を作動さ
せようとすると作動油要求信号が生成され、もし、それ
が作動油を多量に必要とする装置であった場合には作動
油増量信号も生成される。そして、必要とされる作動油
の量に応じて車両エンジンが制御される。即ち、作動油
要求信号のみが生成された時には、車両エンジンは低速
回転制御され、作動油増量信号も生成された時には高速
回転制御される。
【0020】油圧作業装置を停止しようとすると作動油
要求信号等は無くなるが、無くなったからといって直ち
に車両エンジンは停止させず、所定の待機時間の間はア
イドル回転制御を続ける。こうしておくと、直ぐ後に別
の油圧作業装置が作動される場合、あらためて車両エン
ジンを始動させる必要がなく、スタータの使用頻度を少
なく出来る。また、アキュムレータに、次回作業に備え
て蓄圧しておくことが出来る。油圧供給のために車両エ
ンジンが始動された当初、油圧ポンプからの油圧はまだ
供給不足であるが、アキュムレータはそれを補ってくれ
る。
【0021】車両エンジンの他に別置エンジンを搭載
し、それぞれにより駆動される第1,第2の油圧ポンプ
を具えた油圧作業装置搭載車の場合には、作動油要求信
号のみが生成された時には別置エンジンが所定の回転制
御をされ、作動油増量信号も生成された時には車両エン
ジンも所定の回転制御をされる。作動油増量信号が無く
なった時には車両エンジンを直ちに停止させるが、作動
油要求信号が無くなっても、別置エンジンは直ちには停
止させず、所定の待機時間の間はアイドル回転制御を続
ける。その理由は上記と同様である。即ち、直ぐ後に別
の油圧作業装置が作動される場合、あらためて別置エン
ジンを始動させる必要がなく、スタータの使用頻度を少
なく出来る。また、アキュムレータに、次回作業に備え
て蓄圧しておくことが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。なお、油圧作業装置搭載車と
して、高所作業車を例にとって説明する。
【0023】(第1の実施形態)図3は、第1の実施形
態に係わる高所作業車の全体構成を示す図である。図3
において、1は高所作業車、2はバケット、3はブー
ム、4は伸縮シリンダ、5はキャブ、6はジャッキ、7
はジャッキシリンダ、8はエンジンパワー部、9は車両
用バッテリ、10は起伏シリンダ、11は旋回台、12
は旋回油圧モータである。エンジンパワー部8には、図
示しない車両エンジンより駆動力を取り出すための電動
クラッチ,PTO装置(Power Take Off装置)や、それ
によって駆動される油圧ポンプが内蔵されている。作業
現場では、周知のように、油圧ポンプよりジャッキシリ
ンダ8,旋回油圧モータ14,起伏シリンダ11,伸縮
シリンダ4等に作動油が供給され、所要の作業が行われ
る。
【0024】図2は、本発明の第1の実施形態のブロッ
ク図であり、符号は図3のものに対応し、13はアキュ
ムレータ、14は燃料噴射ポンプ、15は車両エンジ
ン、16はトランスミッション、17は吸気カットバル
ブ、18はスタータ、19は電動クラッチ、20はPT
O装置、21は油圧ポンプ、22は電子ガバナコントロ
ールユニット、23〜26は作動位置検出スイッチ、2
7〜30は操作バルブ、31は作業装置部、32は制御
装置、33はメイン電源スイッチ、34は論理回路、3
5はタイマ、36は車両エンジン回転センサ、37は車
速センサ、38はニュートラルスイッチ、39は駐車ブ
レーキスイッチ、40はキャブティルトセンサ、41は
ホールドスイッチである。なお、キャブティルトセンサ
40は、図3のキャブ5がティルトされているかどうか
を検出するセンサである。ホールドスイッチ41は、エ
ンジンを強制的に運転状態に保持するための信号を発す
るスイッチであり、例えば、エンジンの暖気運転,車両
の冷暖房,照明,車両用バッテリの充電等が必要とされ
る場合にオンされる。
【0025】車両エンジン15としてはディーゼルエン
ジンを用いた場合を示しており、燃料噴射ポンプ14が
付設されている。車両エンジン15は、スタータ18に
より始動され、吸気カットバルブ17により停止され
る。その回転数は、電子ガバナコントロールユニット2
2により制御される。車両エンジン15の回転力は、ト
ランスミッション16→電動クラッチ19→PTO装置
20の経路で、油圧ポンプ21に取り出される。
【0026】油圧ポンプ21からの油圧は、アキュムレ
ータ13に供給されると共に、作業をしている作業装置
(例えば、図3の伸縮シリンダ4が伸びる動作をしてい
る時は伸縮シリンダ4)へ供給される。操作バルブ27
〜30は、各作業装置に作動油を供給する操作バルブで
あり、作動位置検出スイッチ23〜26は、各操作バル
ブの作動位置を検出するスイッチである。作動位置検出
スイッチからの信号により、どの作業装置がどの位の作
動油を必要としているかが検出される。
【0027】制御装置32には、作動位置検出スイッチ
23〜26からの検出信号の他、車両エンジン回転セン
サ36〜ホールドスイッチ41等からの検出信号が入力
される。制御装置32は、これらを考慮にいれ、自動始
動すべきか、エンジン回転数をどの位にすべきか、自動
停止すべきかを判断し、スタータ18,電動クラッチ1
9,電子ガバナコントロールユニット22,吸気カット
バルブ17等に制御信号を発する。なお、制御装置32
は、メイン電源スイッチ33がオンされた時に動作す
る。
【0028】制御装置32の内部の論理回路34は、作
動位置検出スイッチ23〜26からの信号を判断して、
作動油要求信号を発生したり、それと共に作動油増量信
号を発生したりする回路である。作動油要求信号は、い
ずれかの作業装置が作動される場合に発せられる信号で
あり、作動油増量信号は、作動されようとしている作業
装置が大量の作動油を必要とする場合に発せられる信号
である。
【0029】作動油増量信号を発する場合は、予め論理
回路34に設定しておく。例えば、次の場合は、作動油
要求信号の他に作動油増量信号も発するというように設
定しておく。 ジャッキシリンダ7を伸長,圧縮する場合 伸縮シリンダ4を伸長する場合 複数の作業装置を同時に作動させる場合
【0030】作動油要求信号,作動油増量信号は、車両
エンジン15を低速運転させるか高速運転させるかを決
定するのに使われる。その決定に従って電子ガバナコン
トロールユニット22に制御信号が発せられ、車両エン
ジン15の回転数が制御される。車両エンジン回転セン
サ36〜ホールドスイッチ41からの信号は、車両エン
ジン15を自動始動したり、自動停止したりする際に、
危険防止や安全確保の観点から、車両状況を点検するた
めの信号である。
【0031】車両エンジン15の自動始動は、車両状況
を点検して、次の条件が満たされた時に行う(自動始動
条件)。 エンジンが停止していること(車両エンジン回転セン
サ36からの信号により点検) 車両が停止していること(車速センサ37からの信号
により点検) ギヤがニュートラルであること(ニュートラルスイッ
チ38からの信号により点検) 駐車ブレーキが引かれていること(駐車ブレーキスイ
ッチ39からの信号により点検) キャブ5がティルトされていないこと(キャブティル
トセンサ40からの信号により点検)
【0032】また、車両エンジン15の自動停止は、次
の条件が満たされた時に行う(自動停止条件)。 エンジンが作動していること(車両エンジン回転セン
サ36からの信号により点検) 車両が停止していること(車速センサ37からの信号
により点検) 駐車ブレーキが引かれていること(駐車ブレーキスイ
ッチ39からの信号により点検) ホールドスイッチ41がオフであること。
【0033】タイマ35は、作動油要求信号がなくなっ
てからの時間を計時するため、制御装置32の内部に設
定されたタイマである。計時中に新たな作動油要求信号
が発生されれば、計時はリセットされる。なお、上記時
間の計時は、このようなハード的なタイマによってでは
なく、制御プログラムによって構成されるソフト的なタ
イマによって行うことも出来る。
【0034】次に動作について説明する。図1は、本発
明の第1の実施形態でのエンジン制御動作を説明するフ
ローチャートであり、図4は第1の実施形態における車
両エンジンの動作状況を示すタイムチャートである。横
軸は時間である。図4(イ)は作動油要求信号を示し、
図4(ロ)は作動油増量信号を示し、Hは信号が出てい
ることを表し、Lは出ていないことを表している。図4
(ハ)は車両エンジン15の動作状況を示している。T
W は待機時間であり、この時間は図2のタイマ35によ
って計時される。
【0035】以下、図4のタイムチャートを参照しつ
つ、図2のフローチャートの順に従って、制御動作を説
明する。 ステップ1…論理回路34から作動油要求信号が出てい
るかどうか調べる。 ステップ2…作動油要求信号が出ている場合には、油圧
ポンプ21を駆動して作動油を供給する必要があるか
ら、車両エンジン15を自動始動する条件が満たされて
いるかどうか調べる。満たされていなければ、そのまま
エンドへ進む。図1のフローチャートは、極く短い時間
的間隔で繰り返し流されるから、自動始動条件が満たさ
れるのを待つことになる。
【0036】ステップ3…自動始動条件が満たされてい
れば、電動クラッチ19を断とする。これは、始動時の
クランキングの負荷を軽減するためである。そして、ス
タータ18を作動させる。これにより始動が開始され
る。 ステップ4…車両エンジン15の始動が完了したか確認
する。これは、車両エンジン回転センサ36により、所
定の回転数に達したかどうかにより判断する。 ステップ5…始動が完了すれば、電動クラッチ19を接
とする。これにより、油圧ポンプ21は回転を開始し、
油圧が供給され始める。
【0037】なお、いずれかの作業装置の操作バルブが
操作され(これにより作動油要求信号が出されるが)て
から、油圧ポンプ21が所要の油圧を供給し始めるまで
には暫く時間がかかるから、それだけに頼っていたので
は、操作バルブを操作した直後には、作業装置は速やか
には動けない。しかし、本発明では、アキュムレータ1
3を付設しているので、ここからは直ちに蓄圧されてい
る油圧が供給される。即ち、操作バルブを操作した直後
にはアキュムレータ13から所要の油圧が供給されるの
で、作業装置は直ぐに高速での作動が可能となる。油圧
ポンプ21が通常運転に入ると、油圧ポンプ21は作業
装置へ所要の油圧を供給すると共に、アキュムレータ1
3に蓄圧をする。
【0038】ステップ6…作動油増量信号が出ているか
どうか調べる。 ステップ7…作動油増量信号が出ていなければ、車両エ
ンジン15を低速回転制御する。これは、制御装置32
より電子ガバナコントロールユニット22へ発する制御
信号によって行う。 ステップ8…作動油増量信号が出ていれば、車両エンジ
ン15を高速回転制御する。これも、制御装置32より
電子ガバナコントロールユニット22へ発する制御信号
によって行う。
【0039】なお、車両走行運転時の電子ガバナコント
ロールユニット22への制御信号が、アクセルペダルの
踏み込み量に応じてロードセンサから出されるようにさ
れているタイプの車両がある。図8は、そのような車両
に本発明を適用した場合の電子ガバナコントロールユニ
ットを制御する部分を示す。61はロード切換スイッ
チ、62はロードセンサ、63はアクセルペダルであ
る。電子ガバナコントロールユニット22とロードセン
サ62との間に、ロード切換スイッチ61を設け、それ
を制御装置32で切り換えて制御信号を与えるようにす
る。ロード切換スイッチ61の複数個の切換端子A〜D
には、それぞれ次のものを接続(または印加)してお
く。 切換端子A…ロードセンサの出力側 切換端子B…高速運転を指令する制御信号VH 切換端子C…低速運転を指令する制御信号VL 切換端子D…アイドル運転を指令する制御信号VI そして、制御装置32によりロード切換スイッチ61を
切り換える。例えば、車両走行運転時には切換端子Aに
切り換え、停車して作業装置を操作する場合において低
速運転を指令する場合には、切換端子Cに切り換える。
【0040】ステップ9…ステップ1で作動油要求信号
が無いという場合には、無しとなった時(例、図4のT
2 の時点)から待機時間TW が経過したか調べる。待機
時間TW の計時は、タイマ35により行う。 ステップ10…まだ待機時間TW を経過していない時
は、車両エンジン15をアイドル回転制御に落とすに留
め、停止はさせない。
【0041】アイドル回転制御を続けておく理由は、次
の2つである。第1の理由は、1つの作業装置による作
業を終わっても、それに引き続いて別の作業装置を作動
させることがしばしばあるが、その間にエンジンの自動
停止,自動始動をしないようにするためである。これに
よりスタータ18の使用頻度を少なく出来る。第2の理
由は、アキュムレータ13に、次回のエンジン自動始動
時に備えて、蓄圧をしておくためである。従って、待機
時間TW の長さは、次のことを考慮に入れて設定する。 作業員が1つの作業装置の操作を終え次の作業装置の
操作を開始するまでに通常要する時間より、多少長めの
時間であること。 アキュムレータ13に充分な蓄圧が出来る時間である
こと。 なお、待機時間TW の間に再び作動油要求信号が出され
た時(例、図4のT3の時点)は、それに応じた制御に
戻される。待機時間TW の計時は、その時点で打ち切ら
れる。
【0042】ステップ11…待機時間TW を経過した時
(例、図4のT5 の時点)は、車両エンジン15の自動
停止条件が満たされているかどうか調べる。 ステップ12…満たされていれば、自動停止するべく、
まず電動クラッチ19を断とする。 ステップ13…吸気カットバルブ17を遮断して、車両
エンジン15を停止させる。
【0043】(第2の実施形態)第2の実施形態は、第
1の実施形態の構成に、車両エンジンより小型の別置エ
ンジンと、それにより第2の油圧ポンプを駆動するよう
にした装置を追加したものである。やはり、高所作業車
に例をとって説明する。その全体構成は、図3と殆ど同
じであるので、その説明は省略する。図6は、本発明の
第2の実施形態のブロック図であり、符号は図2のもの
に対応し、50は別置エンジン部、51は制御レバー、
52は別置エンジン、53は電動クラッチ、54は減速
機、55は吸気カットバルブ、56はスタータ、57は
PTO、58は油圧ポンプ、60は別置エンジン回転セ
ンサである。図2と同じ符号のものは、図2のものと同
様のものであるので、説明は省略する。
【0044】別置エンジン52の回転は制御レバー51
により制御され、別置エンジン52の回転力は、電動ク
ラッチ53→減速機54→PTO57の経路で油圧ポン
プ58に伝達される。油圧ポンプ58は、油圧ポンプ2
1およびアキュムレータ13を含む油圧系統に接続され
る。従って、作業装置部31への油圧は、油圧ポンプ2
1,58およびアキュムレータ13の3者から供給可能
とされる。別置エンジン52の回転数は、制御装置32
からの信号で制御レバー51を制御することにより制御
される。別置エンジン52の回転数は、別置エンジン回
転センサ60で検出される。
【0045】まず、第2の実施形態での動作の概要を述
べる。作動油要求信号だけが出されている時は別置エン
ジン52だけを運転し、作動油増量信号も出されている
時は車両エンジン15も運転する。作動油要求信号が無
くなっても、所定の待機時間TW の間は、別置エンジン
52をアイドル運転しておく。次に、動作の詳細を説明
する。
【0046】図7は、本発明の第2の実施形態でのエン
ジン制御動作を説明するフローチャートであり、図5
は、第2の実施形態における2つのエンジンの動作状況
を示すタイムチャートである。図5の横軸は時間であ
り、図5(イ)は作動油要求信号を示し、図5(ロ)は
作動油増量信号を示し、Hは信号が出ていることを表
し、Lは出ていないことを表している。図5(ハ)は別
置エンジン52の動作状況を示し、図5(ニ)は車両エ
ンジン15の動作状況を示している。TW は待機時間で
あり、この時間は図6のタイマ35によって計時され
る。
【0047】以下、図5のタイムチャートを参照しつ
つ、図7のフローチャートの順に従って、制御動作を説
明する。なお、第1の実施形態の場合と同様のステップ
の説明は、簡略に済ます。 ステップ1…作動油要求信号があるかどうか調べる。 ステップ2…作動油要求信号がある場合は、別置エンジ
ン部50内の油圧ポンプ58を作動させて、作動油を供
給しなければならない。そのため、まず別置エンジン5
2が停止しているかどうか調べる。これは、別置エンジ
ン回転センサ60からの信号により調べる。 ステップ3…別置エンジン52が停止している場合は、
電動クラッチ53を断としておいてから、スタータ56
を作動させる。
【0048】ステップ4…作動油増量信号も出ているか
どうか調べる。 ステップ5…作動油増量信号も出ていれば、車両エンジ
ン15も始動して油圧ポンプ21からも作動油を供給す
る必要がある。そこで、自動始動条件が満たされている
かどうか調べる。 ステップ6…満たされていれば、電動クラッチ19を断
とし、スタータ18を作動させる。 ステップ7…始動手続を行った後、それぞれのエンジン
の始動が完了したかどうか調べる。これは、そのエンジ
ンの回転数が所定の値に達したかどうかによって調べ
る。 ステップ8…始動完了したエンジンに対応して設けられ
ている電動クラッチを接とする。例えば、別置エンジン
52が始動完了した場合、電動クラッチ53を接とす
る。これにより、油圧ポンプ58に回転力が伝えられ、
作業装置部31へ作動油が供給される。
【0049】ステップ9…ステップ1で作動油要求信号
が無しとなってから(例、図5のT2 の時点から)、待
機時間TW が経過したかどうか調べる。 ステップ10…待機時間TW の間に次の作動油要求信号
が出なかったら、別置エンジン52が作動しているかど
うか調べる。 ステップ11…作動していれば、それを停止させる準備
をする。まず、別置エンジン52に対応して設けられて
いる電動クラッチ53を断とする。 ステップ12…次に、吸気カットバルブ55を遮断す
る。これにより、別置エンジン52は停止される。
【0050】ステップ13…ステップ9で、作動油要求
信号が無くなった状態で待機時間TW を経過しない間
は、別置エンジン52をアイドル回転制御に保つ。これ
は、制御装置32から制御レバー51への制御信号によ
り制御することが出来る。アイドル回転制御に保つの
は、図1のステップ10の説明で述べたのと同じく、次
の2つの理由からである。第1の理由は、1つの作業装
置による作業を終わっても、それに引き続いて別の作業
装置を作動させることがしばしばあるが、その間にエン
ジンの自動停止,自動始動をしないようにするためであ
る。これによりスタータ56の使用頻度を少なく出来
る。第2の理由は、アキュムレータ13に、次回のエン
ジン自動始動時に備えて、蓄圧をしておくためである。
【0051】ステップ14…車両エンジン15の方は停
止させるべく、まず車両エンジン15用の電動クラッチ
19を断とする。 ステップ15…車両エンジン15の自動停止条件が満た
されているかどうか調べる。 ステップ16…満たされていれば、車両エンジン15用
の吸気カットバルブ17を遮断する。これにより、車両
エンジン15は停止される。
【0052】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の油圧作業装置
搭載車によれば、次のような効果を奏する。 (1)請求項1の効果 車両エンジンによって駆動される油圧ポンプを搭載して
いるタイプの油圧作業装置搭載車において、次のような
効果を奏する。 必要とされる作動油が少量の場合は、エンジン騒音が
小さくなる。油圧作業装置を作動させようとすると作動
油要求信号が生成され、もし、それが作動油を多量に必
要とする装置であった場合には作動油増量信号も生成さ
れ、必要とされる作動油の量に応じて車両エンジンが低
速回転制御、または高速回転制御されるので、作動油が
少ない場合はエンジン音は小さくなる。
【0053】油圧ボンプ運転当初でも、油圧作業装置
を高速で動作させることが出来る。油圧ポンプが接続さ
れる油圧系統にアキュムレータを接続したので、車両エ
ンジンを始動して油圧ポンプを運転開始した当初の油圧
不足の期間においても、アキュムレータから所要の油圧
を供給出来るので、油圧作業装置を高速で動作させるこ
とが出来る。
【0054】スタータの使用頻度を小とすることが出
来る。油圧作業装置を停止させようとして作動油要求信
号が無くなった時、無くなったからといって直ちに車両
エンジンは停止させず、所定の待機時間TW の間はアイ
ドル回転制御を続けるので、直ぐ後に別の油圧作業装置
が作動される場合、あらためて車両エンジンを始動させ
る必要がなく、スタータの使用頻度を少なく出来る。
【0055】油圧作業装置の作動終了後、アキュムレ
ータに蓄圧しておくことが出来る。前項のアイドル回
転制御をしている間に、油圧ポンプからの油圧を利用し
てアキュムレータに蓄圧することが出来る。そのため、
次にいずれかの作業装置を作動させる場合、直ちに油圧
を供給することが出来る。
【0056】(2)請求項2の効果 車両エンジンの他に別置エンジンを搭載し、それぞれに
より駆動される第1,第2の油圧ポンプを具えた油圧作
業装置搭載車において、次のような効果を奏する。 必要とされる作動油が少量の場合は、エンジン騒音が
小さくなる。油圧作業装置を作動させようとすると場
合、必要とされる作動油の量が少ない時は小型の別置エ
ンジンが運転され、多い時は車両エンジンも運転される
ので、作動油が少ない場合はエンジン音は小さくなる。
【0057】油圧ボンプ運転当初でも、油圧作業装置
を高速で動作させることが出来る。油圧ポンプが接続さ
れる油圧系統にアキュムレータを接続したので、別置エ
ンジンあるいは車両エンジンを始動して油圧ポンプを運
転開始した当初の油圧不足の期間においても、アキュム
レータから所要の油圧を供給出来るので、油圧作業装置
を高速で動作させることが出来る。
【0058】スタータの使用頻度を小とすることが出
来る。油圧作業装置を停止させようとして作動油要求信
号が無くなった時、無くなったからといって直ちに別置
エンジンは停止させず、所定の待機時間TW の間はアイ
ドル回転制御を続けるので、直ぐ後に別の油圧作業装置
が作動される場合、あらためて別置エンジンを始動させ
る必要がなく、スタータの使用頻度を少なく出来る。
【0059】油圧作業装置の作動終了後、アキュムレ
ータに蓄圧しておくことが出来る。前項のアイドル回
転制御をしている間に、油圧ポンプからの油圧を利用し
てアキュムレータに蓄圧することが出来る。そのため、
次にいずれかの作業装置を作動させる場合、直ちに油圧
を供給することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態でのエンジン制御動
作を説明するフローチャート
【図2】 本発明の第1の実施形態のブロック図
【図3】 第1の実施形態に係わる高所作業車の全体構
成を示す図
【図4】 第1の実施形態における車両エンジンの動作
状況を示すタイムチャート
【図5】 第2の実施形態における2つのエンジンの動
作状況を示すタイムチャート
【図6】 本発明の第2の実施形態のブロック図
【図7】 本発明の第2の実施形態でのエンジン制御動
作を説明するフローチャート
【図8】 第1の実施形態での電子ガバナコントロール
ユニットを制御する他の方法を示す図
【符号の説明】
1…高所作業車、2…バケット、3…ブーム、4…伸縮
シリンダ、5…キャブ、6…ジャッキ、7…ジャッキシ
リンダ、8…エンジンパワー部、9…車両用バッテリ、
10…起伏シリンダ、11…旋回台、12…旋回油圧モ
ータ、13…アキュムレータ、14…燃料噴射ポンプ、
15…車両エンジン、16…トランスミッション、17
…吸気カットバルブ、18…スタータ、19…電動クラ
ッチ、20…PTO、21…油圧ポンプ、22…電子ガ
バナコントロールユニット、23〜26…作動位置検出
スイッチ、27〜30…操作バルブ、31…作業装置
部、32…制御装置、33…メイン電源スイッチ、34
…論理回路、35…タイマ、36…車両エンジン回転セ
ンサ、37…車速センサ、38…ニュートラルスイッ
チ、39…駐車ブレーキスイッチ、40…キャブティル
トセンサ、41…ホールドスイッチ、50…別置エンジ
ン部、51…制御レバー、52…別置エンジン、53…
電動クラッチ、54…減速機、55…吸気カットバル
ブ、56…スタータ、57…PTO、58…油圧ポン
プ、60…別置エンジン回転センサ、61…ロード切換
スイッチ、62…ロードセンサ、63…アクセルペダル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B66F 11/04 B66F 11/04 F04B 49/00 F04B 49/00 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停車して使用する油圧作業装置と、車両
    エンジンにより駆動され、該油圧作業装置に油圧を供給
    する油圧ポンプとを具えた油圧作業装置搭載車におい
    て、前記油圧ポンプにより蓄圧され、前記油圧作業装置
    に油圧を供給し得るよう接続されたアキュムレータと、
    油圧作業装置を動作させようとした時には作動油要求信
    号を生成し、多量の作動油を必要とする所定の油圧作業
    装置を動作させようとした時には作動油増量信号をも生
    成し、作動油要求信号のみの場合は車両エンジンを所定
    の低速回転制御をし、作動油増量信号も生成された場合
    は所定の高速回転制御をし、作動油要求信号が無くなる
    とアイドル回転制御をして所定の待機時間経過後に、停
    止させるよう制御する制御装置とを具えたことを特徴と
    する油圧作業装置搭載車。
  2. 【請求項2】 停車して使用する油圧作業装置と、車両
    エンジンおよびそれとは別に設置された別置エンジンに
    よりそれぞれ駆動され、該油圧作業装置に油圧を供給す
    る第1,第2の油圧ポンプとを具えた油圧作業装置搭載
    車において、前記第1,第2の油圧ポンプにより蓄圧さ
    れ、前記油圧作業装置に油圧を供給し得るよう接続され
    たアキュムレータと、油圧作業装置を動作させようとし
    た時には作動油要求信号を生成し、多量の作動油を必要
    とする所定の油圧作業装置を動作させようとした時には
    作動油増量信号をも生成し、作動油要求信号のみの場合
    は別置エンジンを所定の回転制御をし、作動油増量信号
    も生成された場合は車両エンジンも所定の回転制御を
    し、作動油要求信号が無くなると車両エンジンは停止さ
    せるが、前記別置エンジンはアイドル回転制御をして所
    定の待機時間経過後に、停止させるよう制御する制御装
    置とを具えたことを特徴とする油圧作業装置搭載車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004359464A (ja) * 2003-05-15 2004-12-24 Aichi Corp 高所作業車の安全装置
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KR100886938B1 (ko) 2007-10-09 2009-03-09 동양기전 주식회사 특장차의 실린더 구동방법
ITTO20100315A1 (it) * 2010-04-19 2011-10-20 Merlo Project Srl Veicolo sollevatore munito di una piattaforma aerea
JP2017159797A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 日立建機株式会社 ダンプトラックのボディ昇降アシスト制御システム

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