JP3814962B2 - 油圧作業装置搭載車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業力を発生させる際に油圧を必要とする作業装置を搭載した、油圧作業装置搭載車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
油圧作業装置搭載車は、作業装置を使って所定の作業をする車両であり、例えば、高所作業車とかごみ収集車等がある。これらの車両では油圧ポンプも搭載し、その油圧ポンプから作業装置へ所要の油圧を供給している。油圧ポンプの駆動源としては、従来、車両エンジンが広く用いられている。
【0003】
車両エンジンで油圧ポンプを駆動する場合は、継続して確実に駆動力が得られるという利点があるものの、車両エンジンから発する騒音が大きいという難点がある。油圧作業装置搭載車は、通常、作業現場に停車したまま作業をするわけであるが、市街地から遠く離れた場所であれば、作業に伴って発するエンジン音等の騒音が大きくても、あまり問題にされない。しかし、市街地に停車したまま作業をする場合は、しばしば騒音が問題にされる。
【0004】
騒音に対する苦情を少なくするためには、
▲1▼発生する騒音の大きさを、出来るだけ小さくすること
▲2▼騒音が発生している時間を、出来るだけ短くすること
を実現する必要がある。従来、これらのことを実現するため、幾つかの提案がなされている。
【0005】
例えば、油圧ポンプをエンジンではなく電動モータで駆動するようにしたものがある。電動モータへの給電は、通常の車両用バッテリとは別に搭載した専用のバッテリ(作業用バッテリ)や、作業現場近くで得られる商用交流電源によって行われる。電動モータの回転音は、エンジン音に比べて遙に小さいから、この音は殆ど騒音問題にはならない。
【0006】
しかし、商用電源を利用することが出来ない作業現場等で作業をする場合には、作業用バッテリは放電するばかりで充電されないので、作業用バッテリが放電しきったところで作業が出来なくなってしまう。そこで、車両エンジンに直結した専用のエンジン発電機を搭載しておき、作業用バッテリの充電量が所定値まで低下したら、車両エンジンを自動的に始動して該エンジン発電機により充電し、所定値まで充電したら自動的に停止させるものを、出願人は提案している(特願平8−266745号)。
【0007】
このようにした油圧作業装置搭載車では、騒音となるのはエンジン発電機の運転時に発生するエンジン音だけであるので、騒音が発生しているのは、作業用バッテリの充電を行っている間だけであり、従来に比べて極めて短い。従って、騒音低減といった面では、極めて優れている。しかしながら、このタイプのものは、専用のエンジン発電機を組み込まねばならないので、コストが高くなってしまう。
【0008】
コストを安くするためには、やはりエンジンにより油圧ポンプを駆動するタイプのものとせざるを得ないが、そのようなエンジン駆動のもので騒音を低減するものとしては、次のようなものがある。
【0009】
第1の例としては、車両エンジンにより油圧ポンプを駆動するが、作業装置を動かすために作動油が要求された時に車両エンジンを自動始動し、必要とされる作動油の量に応じて低速運転または高速運転し、作動油の要求が無くなれば自動停止するという制御をするものがある。即ち、次のような制御をするものである。
▲1▼少量の作動油でよい作業装置を動かす時
車両エンジンを自動始動→低速(低回転)運転→車両エンジンを自動停止
▲2▼大量の作動油が必要な作業装置を動かす時
車両エンジンを自動始動→高速(高回転)運転→車両エンジンを自動停止
【0010】
これは、作業装置を動かさない時(作動油を必要としない時)は車両エンジンを停止しておき、動かす時のみ運転するから、停止している間はエンジン音を発しない。また、大きなエンジン音を発生する高速運転は、本当にそれが必要な時のみに限られるから、必要以上に大きなエンジン音を発することがない。
【0011】
第2の例としては、車両エンジンの他に、それより小型の別置エンジンを搭載し、それらのエンジンにより駆動される油圧ポンプをそれぞれ設けたものがある。作業装置を動かすために要求された作動油が少量の時には、別置エンジンだけが自動始動され、その油圧ポンプから供給され、要求された作動油が大量の時には、別置エンジンと車両エンジンとが自動始動され、それらの油圧ポンプの両方から供給される。即ち、次のようなものである。
▲1▼少量の作動油でよい作業装置を動かす時
別置エンジンを自動始動→別置エンジン駆動の油圧ポンプが作動→別置エンジンを自動停止
▲2▼大量の作動油が必要な作業装置を動かす時
別置エンジン,車両エンジンを自動始動→両方の油圧ポンプが作動→両方のエンジンを自動停止
【0012】
これも、作業装置を動かさない時(作動油を必要としない時)は車両エンジンを停止しておき、動かす時のみ運転するから、停止している間はエンジン音を発しない。また、両方のエンジンを運転するのは、大量の作動油が必要とされる時のみであり、それ以外の時は低騒音の別置エンジンを使用するから、必要以上に大きなエンジン音を発することがない。
更に、別置エンジンとそれにより駆動される油圧ポンプとを、騒音遮蔽板で囲って搭載しておくと、近隣にまき散らす騒音は、一層小さく出来る。
【0013】
なお、油圧作業装置搭載車に関する従来の文献としては、例えば、実開平3−45334 号公報,実開平3−31193 号公報,実開平3−48101 号公報等がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)
前記した従来のエンジン駆動の油圧作業装置搭載車には、次のような問題点があった。
第1の問題点は、エンジンの無駄な運転をなくし、騒音を発生している時間を出来るだけ短くするため、作動油が必要とされた時に自動始動し、必要がなくなれば直ちに自動停止するようにしていたので、スタータの作動頻度が大となり、スタータの耐久性が悪くなるという点である。
第2の問題点は、作業装置を動かそうとする段階になってから(つまり、作動油要求信号が発せられてから)、エンジンを自動始動するので、始動当初には作動油の供給が不足し、作業装置の動きが鈍いという点である。
【0015】
(問題点の説明)
まず、第1の問題点について説明する。油圧作業装置で作業をしている場合、第1の作業装置を使った後、第2の作業装置を使い、更にその後、第3の作業装置を使う等ということが、しばしばある。作業員が1つの作業を終了する操作(押しボタン操作等)をすると(つまり、作動油の要求がなくなると)、エンジンは自動停止され、次の作業を開始する操作をすると(作動油が要求されると)、自動始動される。そのためスタータの使用頻度は大となり、耐久性が悪くなる。
【0016】
次に、第2の問題点について説明する。作動油要求信号が出されてからエンジンの始動がされるので、油圧ポンプから所要の作動油が供給されるようになるまでには、暫く時間がかかる。それまでは作動油が不足するから、作業装置を速やかに動かす力が出ず、どうしても動きが鈍くなる。
本発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では、停車して使用する油圧作業装置と、車両エンジンにより駆動され、該油圧作業装置に油圧を供給する油圧ポンプとを具えた油圧作業装置搭載車において、前記油圧ポンプにより蓄圧され、前記油圧作業装置に油圧を供給し得るよう接続されたアキュムレータと、油圧作業装置を動作させようとした時には作動油要求信号を生成し、多量の作動油を必要とする所定の油圧作業装置を動作させようとした時には作動油増量信号をも生成し、作動油要求信号のみの場合は車両エンジンを所定の低速回転制御をし、作動油増量信号も生成された場合は所定の高速回転制御をし、作動油要求信号が無くなるとアイドル回転制御をして所定の待機時間経過後に、停止させるよう制御する制御装置とを具えることとした。
【0018】
また、停車して使用する油圧作業装置と、車両エンジンおよびそれとは別に設置された別置エンジンによりそれぞれ駆動され、該油圧作業装置に油圧を供給する第1,第2の油圧ポンプとを具えた油圧作業装置搭載車においては、前記第1,第2の油圧ポンプにより蓄圧され、前記油圧作業装置に油圧を供給し得るよう接続されたアキュムレータと、油圧作業装置を動作させようとした時には作動油要求信号を生成し、多量の作動油を必要とする所定の油圧作業装置を動作させようとした時には作動油増量信号をも生成し、作動油要求信号のみの場合は別置エンジンを所定の回転制御をし、作動油増量信号も生成された場合は車両エンジンも所定の回転制御をし、作動油要求信号が無くなると車両エンジンは停止させるが、前記別置エンジンはアイドル回転制御をして所定の待機時間経過後に、停止させるよう制御する制御装置とを具えることとした。
【0019】
(解決する動作の概要)
車両エンジンによって駆動される油圧ポンプのみを搭載しているタイプの油圧作業装置搭載車においては、油圧作業装置を作動させようとすると作動油要求信号が生成され、もし、それが作動油を多量に必要とする装置であった場合には作動油増量信号も生成される。そして、必要とされる作動油の量に応じて車両エンジンが制御される。即ち、作動油要求信号のみが生成された時には、車両エンジンは低速回転制御され、作動油増量信号も生成された時には高速回転制御される。
【0020】
油圧作業装置を停止しようとすると作動油要求信号等は無くなるが、無くなったからといって直ちに車両エンジンは停止させず、所定の待機時間の間はアイドル回転制御を続ける。こうしておくと、直ぐ後に別の油圧作業装置が作動される場合、あらためて車両エンジンを始動させる必要がなく、スタータの使用頻度を少なく出来る。また、アキュムレータに、次回作業に備えて蓄圧しておくことが出来る。油圧供給のために車両エンジンが始動された当初、油圧ポンプからの油圧はまだ供給不足であるが、アキュムレータはそれを補ってくれる。
【0021】
車両エンジンの他に別置エンジンを搭載し、それぞれにより駆動される第1,第2の油圧ポンプを具えた油圧作業装置搭載車の場合には、作動油要求信号のみが生成された時には別置エンジンが所定の回転制御をされ、作動油増量信号も生成された時には車両エンジンも所定の回転制御をされる。
作動油増量信号が無くなった時には車両エンジンを直ちに停止させるが、作動油要求信号が無くなっても、別置エンジンは直ちには停止させず、所定の待機時間の間はアイドル回転制御を続ける。その理由は上記と同様である。即ち、直ぐ後に別の油圧作業装置が作動される場合、あらためて別置エンジンを始動させる必要がなく、スタータの使用頻度を少なく出来る。また、アキュムレータに、次回作業に備えて蓄圧しておくことが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、油圧作業装置搭載車として、高所作業車を例にとって説明する。
【0023】
(第1の実施形態)
図3は、第1の実施形態に係わる高所作業車の全体構成を示す図である。図3において、1は高所作業車、2はバケット、3はブーム、4は伸縮シリンダ、5はキャブ、6はジャッキ、7はジャッキシリンダ、8はエンジンパワー部、9は車両用バッテリ、10は起伏シリンダ、11は旋回台、12は旋回油圧モータである。エンジンパワー部8には、図示しない車両エンジンより駆動力を取り出すための電動クラッチ,PTO装置(Power Take Off装置)や、それによって駆動される油圧ポンプが内蔵されている。
作業現場では、周知のように、油圧ポンプよりジャッキシリンダ7,旋回油圧モータ12,起伏シリンダ10,伸縮シリンダ4等に作動油が供給され、所要の作業が行われる。
【0024】
図2は、本発明の第1の実施形態のブロック図であり、符号は図3のものに対応し、13はアキュムレータ、14は燃料噴射ポンプ、15は車両エンジン、16はトランスミッション、17は吸気カットバルブ、18はスタータ、19は電動クラッチ、20はPTO装置、21は油圧ポンプ、22は電子ガバナコントロールユニット、23〜26は作動位置検出スイッチ、27〜30は操作バルブ、31は作業装置部、32は制御装置、33はメイン電源スイッチ、34は論理回路、35はタイマ、36は車両エンジン回転センサ、37は車速センサ、38はニュートラルスイッチ、39は駐車ブレーキスイッチ、40はキャブティルトセンサ、41はホールドスイッチである。
なお、キャブティルトセンサ40は、図3のキャブ5がティルトされているかどうかを検出するセンサである。ホールドスイッチ41は、エンジンを強制的に運転状態に保持するための信号を発するスイッチであり、例えば、エンジンの暖気運転,車両の冷暖房,照明,車両用バッテリの充電等が必要とされる場合にオンされる。
【0025】
車両エンジン15としてはディーゼルエンジンを用いた場合を示しており、燃料噴射ポンプ14が付設されている。車両エンジン15は、スタータ18により始動され、吸気カットバルブ17により停止される。その回転数は、電子ガバナコントロールユニット22により制御される。車両エンジン15の回転力は、トランスミッション16→電動クラッチ19→PTO装置20の経路で、油圧ポンプ21に取り出される。
【0026】
油圧ポンプ21からの油圧は、アキュムレータ13に供給されると共に、作業をしている作業装置(例えば、図3の伸縮シリンダ4が伸びる動作をしている時は伸縮シリンダ4)へ供給される。
操作バルブ27〜30は、各作業装置に作動油を供給する操作バルブであり、作動位置検出スイッチ23〜26は、各操作バルブの作動位置を検出するスイッチである。作動位置検出スイッチからの信号により、どの作業装置がどの位の作動油を必要としているかが検出される。
【0027】
制御装置32には、作動位置検出スイッチ23〜26からの検出信号の他、車両エンジン回転センサ36〜ホールドスイッチ41等からの検出信号が入力される。制御装置32は、これらを考慮にいれ、自動始動すべきか、エンジン回転数をどの位にすべきか、自動停止すべきかを判断し、スタータ18,電動クラッチ19,電子ガバナコントロールユニット22,吸気カットバルブ17等に制御信号を発する。
なお、制御装置32は、メイン電源スイッチ33がオンされた時に動作する。
【0028】
制御装置32の内部の論理回路34は、作動位置検出スイッチ23〜26からの信号を判断して、作動油要求信号を発生したり、それと共に作動油増量信号を発生したりする回路である。作動油要求信号は、いずれかの作業装置が作動される場合に発せられる信号であり、作動油増量信号は、作動されようとしている作業装置が大量の作動油を必要とする場合に発せられる信号である。
【0029】
作動油増量信号を発する場合は、予め論理回路34に設定しておく。例えば、次の場合は、作動油要求信号の他に作動油増量信号も発するというように設定しておく。
▲1▼ジャッキシリンダ7を伸長,圧縮する場合
▲2▼伸縮シリンダ4を伸長する場合
▲3▼複数の作業装置を同時に作動させる場合
【0030】
作動油要求信号,作動油増量信号は、車両エンジン15を低速運転させるか高速運転させるかを決定するのに使われる。その決定に従って電子ガバナコントロールユニット22に制御信号が発せられ、車両エンジン15の回転数が制御される。
車両エンジン回転センサ36〜ホールドスイッチ41からの信号は、車両エンジン15を自動始動したり、自動停止したりする際に、危険防止や安全確保の観点から、車両状況を点検するための信号である。
【0031】
車両エンジン15の自動始動は、車両状況を点検して、次の条件が満たされた時に行う(自動始動条件)。
▲1▼エンジンが停止していること(車両エンジン回転センサ36からの信号により点検)
▲2▼車両が停止していること(車速センサ37からの信号により点検)
▲3▼ギヤがニュートラルであること(ニュートラルスイッチ38からの信号により点検)
▲4▼駐車ブレーキが引かれていること(駐車ブレーキスイッチ39からの信号により点検)
▲5▼キャブ5がティルトされていないこと(キャブティルトセンサ40からの信号により点検)
【0032】
また、車両エンジン15の自動停止は、次の条件が満たされた時に行う(自動停止条件)。
▲1▼エンジンが作動していること(車両エンジン回転センサ36からの信号により点検)
▲2▼車両が停止していること(車速センサ37からの信号により点検)
▲3▼駐車ブレーキが引かれていること(駐車ブレーキスイッチ39からの信号により点検)
▲4▼ホールドスイッチ41がオフであること。
【0033】
タイマ35は、作動油要求信号がなくなってからの時間を計時するため、制御装置32の内部に設定されたタイマである。計時中に新たな作動油要求信号が発生されれば、計時はリセットされる。なお、上記時間の計時は、このようなハード的なタイマによってではなく、制御プログラムによって構成されるソフト的なタイマによって行うことも出来る。
【0034】
次に動作について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態でのエンジン制御動作を説明するフローチャートであり、図4は第1の実施形態における車両エンジンの動作状況を示すタイムチャートである。横軸は時間である。図4(イ)は作動油要求信号を示し、図4(ロ)は作動油増量信号を示し、Hは信号が出ていることを表し、Lは出ていないことを表している。図4(ハ)は車両エンジン15の動作状況を示している。TW は待機時間であり、この時間は図2のタイマ35によって計時される。
【0035】
以下、図4のタイムチャートを参照しつつ、図2のフローチャートの順に従って、制御動作を説明する。
ステップ1…論理回路34から作動油要求信号が出ているかどうか調べる。
ステップ2…作動油要求信号が出ている場合には、油圧ポンプ21を駆動して作動油を供給する必要があるから、車両エンジン15を自動始動する条件が満たされているかどうか調べる。満たされていなければ、そのままエンドへ進む。図1のフローチャートは、極く短い時間的間隔で繰り返し流されるから、自動始動条件が満たされるのを待つことになる。
【0036】
ステップ3…自動始動条件が満たされていれば、電動クラッチ19を断とする。これは、始動時のクランキングの負荷を軽減するためである。そして、スタータ18を作動させる。これにより始動が開始される。
ステップ4…車両エンジン15の始動が完了したか確認する。これは、車両エンジン回転センサ36により、所定の回転数に達したかどうかにより判断する。
ステップ5…始動が完了すれば、電動クラッチ19を接とする。これにより、油圧ポンプ21は回転を開始し、油圧が供給され始める。
【0037】
なお、いずれかの作業装置の操作バルブが操作され(これにより作動油要求信号が出されるが)てから、油圧ポンプ21が所要の油圧を供給し始めるまでには暫く時間がかかるから、それだけに頼っていたのでは、操作バルブを操作した直後には、作業装置は速やかには動けない。しかし、本発明では、アキュムレータ13を付設しているので、ここからは直ちに蓄圧されている油圧が供給される。即ち、操作バルブを操作した直後にはアキュムレータ13から所要の油圧が供給されるので、作業装置は直ぐに高速での作動が可能となる。
油圧ポンプ21が通常運転に入ると、油圧ポンプ21は作業装置へ所要の油圧を供給すると共に、アキュムレータ13に蓄圧をする。
【0038】
ステップ6…作動油増量信号が出ているかどうか調べる。
ステップ7…作動油増量信号が出ていなければ、車両エンジン15を低速回転制御する。これは、制御装置32より電子ガバナコントロールユニット22へ発する制御信号によって行う。
ステップ8…作動油増量信号が出ていれば、車両エンジン15を高速回転制御する。これも、制御装置32より電子ガバナコントロールユニット22へ発する制御信号によって行う。
【0039】
なお、車両走行運転時の電子ガバナコントロールユニット22への制御信号が、アクセルペダルの踏み込み量に応じてロードセンサから出されるようにされているタイプの車両がある。
図8は、そのような車両に本発明を適用した場合の電子ガバナコントロールユニットを制御する部分を示す。61はロード切換スイッチ、62はロードセンサ、63はアクセルペダルである。電子ガバナコントロールユニット22とロードセンサ62との間に、ロード切換スイッチ61を設け、それを制御装置32で切り換えて制御信号を与えるようにする。ロード切換スイッチ61の複数個の切換端子A〜Dには、それぞれ次のものを接続(または印加)しておく。
切換端子A…ロードセンサの出力側
切換端子B…高速運転を指令する制御信号VH
切換端子C…低速運転を指令する制御信号VL
切換端子D…アイドル運転を指令する制御信号VI
そして、制御装置32によりロード切換スイッチ61を切り換える。例えば、車両走行運転時には切換端子Aに切り換え、停車して作業装置を操作する場合において低速運転を指令する場合には、切換端子Cに切り換える。
【0040】
ステップ9…ステップ1で作動油要求信号が無いという場合には、無しとなった時(例、図4のT2 の時点)から待機時間TW が経過したか調べる。待機時間TW の計時は、タイマ35により行う。
ステップ10…まだ待機時間TW を経過していない時は、車両エンジン15をアイドル回転制御に落とすに留め、停止はさせない。
【0041】
アイドル回転制御を続けておく理由は、次の2つである。
第1の理由は、1つの作業装置による作業を終わっても、それに引き続いて別の作業装置を作動させることがしばしばあるが、その間にエンジンの自動停止,自動始動をしないようにするためである。これによりスタータ18の使用頻度を少なく出来る。
第2の理由は、アキュムレータ13に、次回のエンジン自動始動時に備えて、蓄圧をしておくためである。
従って、待機時間TW の長さは、次のことを考慮に入れて設定する。
▲1▼作業員が1つの作業装置の操作を終え次の作業装置の操作を開始するまでに通常要する時間より、多少長めの時間であること。
▲2▼アキュムレータ13に充分な蓄圧が出来る時間であること。
なお、待機時間TW の間に再び作動油要求信号が出された時(例、図4のT3 の時点)は、それに応じた制御に戻される。待機時間TW の計時は、その時点で打ち切られる。
【0042】
ステップ11…待機時間TW を経過した時(例、図4のT5 の時点)は、車両エンジン15の自動停止条件が満たされているかどうか調べる。
ステップ12…満たされていれば、自動停止するべく、まず電動クラッチ19を断とする。
ステップ13…吸気カットバルブ17を遮断して、車両エンジン15を停止させる。
【0043】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態の構成に、車両エンジンより小型の別置エンジンと、それにより第2の油圧ポンプを駆動するようにした装置を追加したものである。やはり、高所作業車に例をとって説明する。その全体構成は、図3と殆ど同じであるので、その説明は省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態のブロック図であり、符号は図2のものに対応し、50は別置エンジン部、51は制御レバー、52は別置エンジン、53は電動クラッチ、54は減速機、55は吸気カットバルブ、56はスタータ、57はPTO、58は油圧ポンプ、60は別置エンジン回転センサである。図2と同じ符号のものは、図2のものと同様のものであるので、説明は省略する。
【0044】
別置エンジン52の回転は制御レバー51により制御され、別置エンジン52の回転力は、電動クラッチ53→減速機54→PTO57の経路で油圧ポンプ58に伝達される。油圧ポンプ58は、油圧ポンプ21およびアキュムレータ13を含む油圧系統に接続される。従って、作業装置部31への油圧は、油圧ポンプ21,58およびアキュムレータ13の3者から供給可能とされる。
別置エンジン52の回転数は、制御装置32からの信号で制御レバー51を制御することにより制御される。別置エンジン52の回転数は、別置エンジン回転センサ60で検出される。
【0045】
まず、第2の実施形態での動作の概要を述べる。作動油要求信号だけが出されている時は別置エンジン52だけを運転し、作動油増量信号も出されている時は車両エンジン15も運転する。作動油要求信号が無くなっても、所定の待機時間TW の間は、別置エンジン52をアイドル運転しておく。次に、動作の詳細を説明する。
【0046】
図7は、本発明の第2の実施形態でのエンジン制御動作を説明するフローチャートであり、図5は、第2の実施形態における2つのエンジンの動作状況を示すタイムチャートである。図5の横軸は時間であり、図5(イ)は作動油要求信号を示し、図5(ロ)は作動油増量信号を示し、Hは信号が出ていることを表し、Lは出ていないことを表している。図5(ハ)は別置エンジン52の動作状況を示し、図5(ニ)は車両エンジン15の動作状況を示している。TW は待機時間であり、この時間は図6のタイマ35によって計時される。
【0047】
以下、図5のタイムチャートを参照しつつ、図7のフローチャートの順に従って、制御動作を説明する。なお、第1の実施形態の場合と同様のステップの説明は、簡略に済ます。
ステップ1…作動油要求信号があるかどうか調べる。
ステップ2…作動油要求信号がある場合は、別置エンジン部50内の油圧ポンプ58を作動させて、作動油を供給しなければならない。そのため、まず別置エンジン52が停止しているかどうか調べる。これは、別置エンジン回転センサ60からの信号により調べる。
ステップ3…別置エンジン52が停止している場合は、電動クラッチ53を断としておいてから、スタータ56を作動させる。
【0048】
ステップ4…作動油増量信号も出ているかどうか調べる。
ステップ5…作動油増量信号も出ていれば、車両エンジン15も始動して油圧ポンプ21からも作動油を供給する必要がある。そこで、自動始動条件が満たされているかどうか調べる。
ステップ6…満たされていれば、電動クラッチ19を断とし、スタータ18を作動させる。
ステップ7…始動手続を行った後、それぞれのエンジンの始動が完了したかどうか調べる。これは、そのエンジンの回転数が所定の値に達したかどうかによって調べる。
ステップ8…始動完了したエンジンに対応して設けられている電動クラッチを接とする。例えば、別置エンジン52が始動完了した場合、電動クラッチ53を接とする。これにより、油圧ポンプ58に回転力が伝えられ、作業装置部31へ作動油が供給される。
【0049】
ステップ9…ステップ1で作動油要求信号が無しとなってから(例、図5のT2 の時点から)、待機時間TW が経過したかどうか調べる。
ステップ10…待機時間TW の間に次の作動油要求信号が出なかったら、別置エンジン52が作動しているかどうか調べる。
ステップ11…作動していれば、それを停止させる準備をする。まず、別置エンジン52に対応して設けられている電動クラッチ53を断とする。
ステップ12…次に、吸気カットバルブ55を遮断する。これにより、別置エンジン52は停止される。
【0050】
ステップ13…ステップ9で、作動油要求信号が無くなった状態で待機時間TW を経過しない間は、別置エンジン52をアイドル回転制御に保つ。これは、制御装置32から制御レバー51への制御信号により制御することが出来る。アイドル回転制御に保つのは、図1のステップ10の説明で述べたのと同じく、次の2つの理由からである。
第1の理由は、1つの作業装置による作業を終わっても、それに引き続いて別の作業装置を作動させることがしばしばあるが、その間にエンジンの自動停止,自動始動をしないようにするためである。これによりスタータ56の使用頻度を少なく出来る。
第2の理由は、アキュムレータ13に、次回のエンジン自動始動時に備えて、蓄圧をしておくためである。
【0051】
ステップ14…車両エンジン15の方は停止させるべく、まず車両エンジン15用の電動クラッチ19を断とする。
ステップ15…車両エンジン15の自動停止条件が満たされているかどうか調べる。
ステップ16…満たされていれば、車両エンジン15用の吸気カットバルブ17を遮断する。これにより、車両エンジン15は停止される。
【0052】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の油圧作業装置搭載車によれば、次のような効果を奏する。
(1)請求項1の効果
車両エンジンによって駆動される油圧ポンプを搭載しているタイプの油圧作業装置搭載車において、次のような効果を奏する。
▲1▼必要とされる作動油が少量の場合は、エンジン騒音が小さくなる。
油圧作業装置を作動させようとすると作動油要求信号が生成され、もし、それが作動油を多量に必要とする装置であった場合には作動油増量信号も生成され、必要とされる作動油の量に応じて車両エンジンが低速回転制御、または高速回転制御されるので、作動油が少ない場合はエンジン音は小さくなる。
【0053】
(2)油圧ポンプ運転当初でも、油圧作業装置を高速で動作させることが出来る。 油圧ポンプが接続される油圧系統にアキュムレータを接続したので、車両エンジンを始動して油圧ポンプを運転開始した当初の油圧不足の期間においても、アキュムレータから所要の油圧を供給出来るので、油圧作業装置を高速で動作させることが出来る。
【0054】
▲3▼スタータの使用頻度を小とすることが出来る。
油圧作業装置を停止させようとして作動油要求信号が無くなった時、無くなったからといって直ちに車両エンジンは停止させず、所定の待機時間TW の間はアイドル回転制御を続けるので、直ぐ後に別の油圧作業装置が作動される場合、あらためて車両エンジンを始動させる必要がなく、スタータの使用頻度を少なく出来る。
【0055】
▲4▼油圧作業装置の作動終了後、アキュムレータに蓄圧しておくことが出来る。
前項▲3▼のアイドル回転制御をしている間に、油圧ポンプからの油圧を利用してアキュムレータに蓄圧することが出来る。そのため、次にいずれかの作業装置を作動させる場合、直ちに油圧を供給することが出来る。
【0056】
(2)請求項2の効果
車両エンジンの他に別置エンジンを搭載し、それぞれにより駆動される第1,第2の油圧ポンプを具えた油圧作業装置搭載車において、次のような効果を奏する。
▲1▼必要とされる作動油が少量の場合は、エンジン騒音が小さくなる。
油圧作業装置を作動させようとすると場合、必要とされる作動油の量が少ない時は小型の別置エンジンが運転され、多い時は車両エンジンも運転されるので、作動油が少ない場合はエンジン音は小さくなる。
【0057】
(2)油圧ポンプ運転当初でも、油圧作業装置を高速で動作させることが出来る。 油圧ポンプが接続される油圧系統にアキュムレータを接続したので、別置エンジンあるいは車両エンジンを始動して油圧ポンプを運転開始した当初の油圧不足の期間においても、アキュムレータから所要の油圧を供給出来るので、油圧作業装置を高速で動作させることが出来る。
【0058】
▲3▼スタータの使用頻度を小とすることが出来る。
油圧作業装置を停止させようとして作動油要求信号が無くなった時、無くなったからといって直ちに別置エンジンは停止させず、所定の待機時間TW の間はアイドル回転制御を続けるので、直ぐ後に別の油圧作業装置が作動される場合、あらためて別置エンジンを始動させる必要がなく、スタータの使用頻度を少なく出来る。
【0059】
▲4▼油圧作業装置の作動終了後、アキュムレータに蓄圧しておくことが出来る。
前項▲3▼のアイドル回転制御をしている間に、油圧ポンプからの油圧を利用してアキュムレータに蓄圧することが出来る。そのため、次にいずれかの作業装置を作動させる場合、直ちに油圧を供給することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態でのエンジン制御動作を説明するフローチャート
【図2】 本発明の第1の実施形態のブロック図
【図3】 第1の実施形態に係わる高所作業車の全体構成を示す図
【図4】 第1の実施形態における車両エンジンの動作状況を示すタイムチャート
【図5】 第2の実施形態における2つのエンジンの動作状況を示すタイムチャート
【図6】 本発明の第2の実施形態のブロック図
【図7】 本発明の第2の実施形態でのエンジン制御動作を説明するフローチャート
【図8】 第1の実施形態での電子ガバナコントロールユニットを制御する他の方法を示す図
【符号の説明】
1…高所作業車、2…バケット、3…ブーム、4…伸縮シリンダ、5…キャブ、6…ジャッキ、7…ジャッキシリンダ、8…エンジンパワー部、9…車両用バッテリ、10…起伏シリンダ、11…旋回台、12…旋回油圧モータ、13…アキュムレータ、14…燃料噴射ポンプ、15…車両エンジン、16…トランスミッション、17…吸気カットバルブ、18…スタータ、19…電動クラッチ、20…PTO、21…油圧ポンプ、22…電子ガバナコントロールユニット、23〜26…作動位置検出スイッチ、27〜30…操作バルブ、31…作業装置部、32…制御装置、33…メイン電源スイッチ、34…論理回路、35…タイマ、36…車両エンジン回転センサ、37…車速センサ、38…ニュートラルスイッチ、39…駐車ブレーキスイッチ、40…キャブティルトセンサ、41…ホールドスイッチ、50…別置エンジン部、51…制御レバー、52…別置エンジン、53…電動クラッチ、54…減速機、55…吸気カットバルブ、56…スタータ、57…PTO、58…油圧ポンプ、60…別置エンジン回転センサ、61…ロード切換スイッチ、62…ロードセンサ、63…アクセルペダル
Claims (2)
- 停車して使用する油圧作業装置と、車両エンジンにより駆動され、該油圧作業装置に油圧を供給する油圧ポンプとを具えた油圧作業装置搭載車において、
前記油圧ポンプにより蓄圧され、前記油圧作業装置に油圧を供給し得るよう接続されたアキュムレータと、
油圧作業装置を動作させようとした時には作動油要求信号を生成し、多量の作動油を必要とする所定の油圧作業装置を動作させようとした時には作動油増量信号をも生成し、作動油要求信号のみの場合は車両エンジンを所定の低速回転制御をし、作動油増量信号も生成された場合は所定の高速回転制御をし、作動油要求信号が無くなるとアイドル回転制御をして所定の待機時間経過後に、停止させるよう制御する制御装置と
を具えたことを特徴とする油圧作業装置搭載車。 - 停車して使用する油圧作業装置と、車両エンジンおよびそれとは別に設置された別置エンジンによりそれぞれ駆動され、該油圧作業装置に油圧を供給する第1,第2の油圧ポンプとを具えた油圧作業装置搭載車において、前記第1,第2の油圧ポンプにより蓄圧され、前記油圧作業装置に油圧を供給し得るよう接続されたアキュムレータと、
油圧作業装置を動作させようとした時には作動油要求信号を生成し、多量の作動油を必要とする所定の油圧作業装置を動作させようとした時には作動油増量信号をも生成し、作動油要求信号のみの場合は別置エンジンを所定の回転制御をし、作動油増量信号も生成された場合は車両エンジンも所定の回転制御をし、作動油要求信号が無くなると車両エンジンは停止させるが、前記別置エンジンはアイドル回転制御をして所定の待機時間経過後に、停止させるよう制御する制御装置とを具えたことを特徴とする油圧作業装置搭載車。
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