JP2017159797A - ダンプトラックのボディ昇降アシスト制御システム - Google Patents

ダンプトラックのボディ昇降アシスト制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】ホイスト操作時のオペレータの負担を軽減することができるボディ昇降アシスト制御システムを提供する。
【解決手段】コントローラ3は、車両状態判断部及びエンジン回転制御部を備える。車両状態判断部は、車両が停止しているという条件1と、ロードダンプブレーキが作動しているという条件2と、ホイストレバー5が操作されているという条件3とをそれぞれ満たしているか否かを判断する。前記条件1〜3を満たしている場合、エンジン回転制御部は、第1モード(パワーモード)のエンジン回転出力となるようにエンジンEngを制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、特に鉱山や採石現場等を走行するダンプトラックにおいて、積み込み、積み降ろし操作を行う際にホイストシリンダの伸縮をアシストするボディ昇降アシスト制御システムに関する。
鉱山や採石現場においては、頻繁に積み込み、積み降ろしを行うが、積み降ろし時間の短縮のため、オペレータがアクセルペダルを踏み込んでエンジン回転数を最大にし、油圧ポンプの吐出量を上げ、ホイストシリンダの伸縮時間を短縮させている場合がある。
また近年、環境負荷への関心が高まっており、燃料費の低減のため、省エネルギー化の需要も高まりつつある。
一方、ダンプトラックのボディ昇降時に、着座時,起立時における昇降速度を制御して衝撃を緩和できるダンプトラックのボディ昇降速度制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−268646号公報
特許文献1のボディ昇降速度制御装置は、荷物を積載するボディ(ベッセル)の昇降速度を制御する。
しかし、特許文献1のボディ昇降速度制御装置を用いた従来のダンプトラックでは、ホイストシリンダの伸縮時間を短縮するには、オペレータがアクセルペダルを最大限まで踏み込む必要があり、オペレータの負担となっていた。
本発明の目的は、ホイスト操作時のオペレータの負担を軽減することができるボディ昇降アシスト制御システムを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、荷物を積載するボディと、前記ボディを昇降するホイストシリンダと、前記ホイストシリンダを操作するホイストレバーと、前記ホイストシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプを駆動するエンジンと、ロードダンプブレーキと、アクセルペダルと、前記アクセルペダルの操作量に応じて前記エンジンの回転を制御するコントローラを備え、前記コントローラは、前記車両が停止しているという条件1と、前記ロードダンプブレーキが作動しているという条件2と、前記ホイストレバーが操作されているという条件3と、をそれぞれ満たしているか否かを判断する車両状態判断部と、前記条件1〜3を満たしている場合、第1モード(パワーモード)のエンジン回転出力となるように前記エンジンを制御するエンジン回転制御部を有するようにしたものである。
これにより、アクセルペダルを踏み込まなくても、エンジンの出力が第1モードのエンジン回転出力となる。このため、ホイスト操作時のオペレータの負担を軽減することができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記第1モード(パワーモード)、第2モード(エコモード)又は第3のモード(通常モード)のいずれかに切替える制御モード切替スイッチをさらに備え、前記エンジン回転制御部は、前記第1モードが選択され、前記条件1〜3を満たしている場合に、前記第1モードのエンジン回転出力となるように前記エンジンを制御し、前記第2モードが選択され、前記条件1〜3を満たしている場合に、前記第2モードのエンジン回転出力となるように前記エンジンを制御し、それ以外の場合に、前記第3モードのエンジン回転出力となるように前記エンジンを制御するようにしたものである。
これにより、切替スイッチで第1モードを選択しておくだけで、エンジンの出力が第1モードのエンジン回転出力となる。このため、ホイスト操作時のオペレータの負担を軽減することができる。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記エンジン回転制御部は、前記第1モードが選択され、前記条件1〜3を満たしている場合に、前記エンジンのエンジン回転数が最大回転数となるように前記エンジンを制御するようにしたものである。
これにより、切替スイッチで第1モードを選択しておくだけで、エンジン回転数が最大回転数となる。ホイストシリンダの伸縮時間が短くなる。
本発明によれば、ホイスト操作時のオペレータの負担を軽減することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システムを用いたダンプトラックの全体構成図である。 本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システムの構成図である。 本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システムに用いられる制御モード切替スイッチで選択された制御モード(パワーモード、通常モード、エコモード)におけるエンジン回転数とアクセルペダルの操作量の関係を示すグラフである。 本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システムに用いられるコントローラの機能を説明するための図である。 本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システムに用いられるコントローラの制御内容を示すフローチャートである。
以下、図1〜図5を用いて本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システムの構成及び動作を説明する。ボディ昇降アシスト制御システムは、ダンプトラックにおいて、ボディ(ベッセル)の昇降を制御するシステムである。
最初に、図1を用いて、ダンプトラックの全体構成を説明する。図1は、本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システムを用いたダンプトラックの全体構成図である。
ダンプトラックは、ボディ1、ホイストシリンダ2、コントローラ3を備える。コントローラ3は、ホイストシリンダ2に供給される圧油を制御する。ホイストシリンダ2にはボディ1が接続される。ホイストシリンダ2が伸縮することにより、ボディ1が昇降する。
次に、図2を用いて、ダンプトラックに用いられるボディ昇降アシスト制御システムの構成を詳細に説明する。図2は、本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システム100の構成図である。
ボディ昇降アシスト制御システム100は、ボディ1、ホイストシリンダ2、コントローラ3、制御モード切替スイッチ4、ホイストレバー5、ロードダンプブレーキスイッチ6、アクセルペダル7、電磁切替弁8、電磁ピックアップセンサ9、タイヤ10、油圧センサ12、エンジンEng、発電機ALT、油圧ポンプPを備える。
エンジンEngには、発電機ALTと油圧ポンプPが接続される。エンジンEngにより、発電機ALTが駆動され、電力を発電する。また、エンジンEngにより、油圧ポンプPが駆動され、圧油が電磁切替弁8を介してホイストシリンダ2に供給される。
アクセルペダル7は、ユーザの操作に応じて、アクセルペダル9の操作量pを示す信号をコントローラ3に供給する。コントローラ3は、アクセルペダル9の操作量pに基づいて、エンジンEngの回転を制御する。
ホイストレバー5は、ホイストシリンダ2を操作(伸縮)するためのレバーである。ホイストレバー5は、ユーザの操作に応じて、ホイストレバー5の操作量q(ホイストレバー5の操作方向を含む)をコントローラ3に供給する。コントローラ3は、ホイストレバー5の操作量qに基づいて、電磁切替弁8を制御する。これにより、油圧ポンプPからホイストシリンダ2に供給される圧油が制御され、ホイストシリンダ2が伸縮する。
ロードダンプブレーキスイッチ6は、ロードダンプブレーキを作動させるためのスイッチである。ロードダンプブレーキは、荷物の積み込み及び積み降ろし時に使用されるブレーキである。ロードダンプブレーキスイッチ6がオンになると、後輪の油圧ブレーキが作動する。ロードダンプブレーキスイッチ6は、ユーザの操作に応じて、ロードダンプブレーキスイッチ6のオン/オフ状態rを示す信号をコントローラ3に供給する。
制御モード切替スイッチ4は、エンジンEngを制御する方法(制御モード)を切替えるためのスイッチである。制御モード切替スイッチ4は、ユーザによって選択された制御モードmをコントローラ3に供給する。制御モードとして、パワーモード、通常モード、エコノミーモード(エコモード)がある。制御モードの詳細については、図3を用いて後述する。
電磁切替弁8は、切替弁、第1のソレノイド、第2のソレノイドなどから構成される。第1のソレノイド及び第2のソレノイドが通電すると、切替弁が移動する。
電磁ピックアップセンサ9は、タイヤ(車輪)10の回転速度ωを示す信号をコントローラ3に供給する。コントローラ3は、車輪10の回転速度ωに基づいて、車両が停止しているか否かを判断する。
油圧センサ12は、ホイストシリンダ2の油圧sを検出し、その油圧sをコントローラ3に供給する。コントローラ3は、ホイストシリンダ2の伸張に基づいて、荷物を積載するボディ1が空荷であるか否かを判断する。詳細には、コントローラ3は、ホイストシリンダ2が最伸張の場合、ボディ1が空荷であると判断し、ホイストシリンダ2が最伸張でない場合、空荷でないと判断する。なお、コントローラ3は、サスペンションシリンダ(不図示)の圧力センサの検出値に基づいて、ボディ1が空荷であるか否かを判断してもよい。
次に、図3を用いて、制御モード切替スイッチ4で選択される制御モードmを説明する。図3は、本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システム100に用いられる制御モード切替スイッチ4で選択された制御モード(パワーモード、通常モード、エコモード)におけるエンジン回転数(目標回転数Nr)とアクセルペダル7の操作量pの関係を示すグラフである。図3において、縦軸はエンジン回転数(目標回転数Nr)を示し、横軸はアクセルペダル7の操作量pを示す。なお、操作量p(%)は、アクセルペダル7の最大操作量に対する割合を示す。
制御モードmがパワーモードである場合、目標回転数Nrは、アクセルペダル7の操作量pによらず一定(最大回転数Nmax)である。この場合、コントローラ3は、エンジンEngの目標回転数Nrを最大回転数Nmaxに設定する。これにより、油圧ポンプPの吐出量が最大となる。本実施形態では、最大回転数Nmax=1900rpmとしているが、ユーザ毎に変更するようにしてもよい。
制御モードmが通常モードである場合、アクセルペダル7の操作量pが大きくなるにつれて、目標回転数Nrは大きくなる。コントローラ3は、エンジンEngからフィードバックされたエンジン回転数Neがアクセルペダル7の操作量pに応じた目標回転数Nrとなるように、エンジンEngを制御する。図3では、目標回転数Nrはp=0で最小回転数Nminとなり、p=100で最大回転数Nmaxとなる。本実施例では、最小回転数Nmin=650rpmとしているが、ユーザ毎に変更してもよい。
制御モードmがエコモードである場合、目標回転数Nrは、アクセルペダル7の操作量pによらず一定(最小回転数Nmin)である。この場合、コントローラ3は、エンジンEngの目標回転数Nrを最小回転数Nminに設定する。これにより、油圧ポンプPの吐出量が最小となる。
次に、図4を用いて、コントローラ3の機能を説明する。図4は、本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システム100に用いられるコントローラ3の機能を説明するための図である。
コントローラ3は、車両状態判断部301、エンジン回転制御部302及び電磁切替弁制御部303を備える。
車両状態判断部301は、制御モード切替スイッチ4から供給された制御モードmに基づいて、制御モードがパワーモード、通常モード、エコモードのいずれであるかを判断する。
車両状態判断部301は、電磁ピックアップセンサ9から供給された車輪の回転速度ωから車速を算出する。車両状態判断部301は、算出した車速に基づいて、車両が停止しているか否かを判断する。具体的には、車速が0km/hである場合、車両状態判断部301は、車両が停止していると判断する。
車両状態判断部301は、ロードダンプブレーキスイッチ6から供給されたロードダンプブレーキのオン/オフ状態rに基づいて、ロードダンプブレーキが作動しているか否かを判断する。
車両状態判断部301は、ホイストレバー5から供給されたホイストレバー5の操作量qに基づいて、ホイストレバー5が操作されているか否かを判断する。
車両状態判断部301は、ホイストシリンダ2の伸張に基づいて、ボディ1が空荷であるか否かを判断する。
エンジン回転制御部302は、車両状態判断部301の判断結果及びアクセルペダル7の操作量pに基づいて、エンジンEngの目標回転数Nrを設定する。エンジン回転制御部302は、エンジンEngからフィードバックされたエンジン回転数Neが目標回転数Nrとなるように、エンジンEngを制御する。このとき、エンジン回転制御部302は、図示しないエンジン制御装置(ガバナー等)にエンジン制御信号を供給する。エンジン制御装置は、エンジン制御信号に基づいてエンジンEngの燃焼室に噴射する燃料を制御する。
電磁切替弁制御部303は、ホイストレバー5の操作量qに基づいて、電磁切替弁8の第1のソレノイドへの通電をオン/オフする切替弁制御信号Rと第2のソレノイドへの通電をオン/オフする切替弁制御信号Lを電磁切替弁8に供給する。電磁切替弁8は、切替弁制御信号R及びLに基づいて、油路を切替える。これにより、油圧ポンプPから供給される圧油が制御され、ホイストシリンダ2が伸縮する。
次に、図5を用いて、ボディ昇降アシスト制御システム100に用いられるコントローラ3の動作を説明する。図5は、本発明の実施形態であるボディ昇降アシスト制御システム100に用いられるコントローラ3の制御内容を示すフローチャートである。
(1)パワーモードが選択された場合
まず、制御モード切替スイッチ4でパワーモードが選択された場合における、コントローラ3(車両状態判断部301、エンジン回転制御部302)の動作を説明する。以下では、車両は停止しており、ロードダンプブレーキが作動しており、ホイストレバー5が操作されているとする。ここでは、例えば、ホイストシリンダ2が伸びて、荷物が積み下ろされる状態を想定している。この状態は、ボディ1が倒伏姿勢から起立姿勢に移行するときの状態である。
エンジン回転制御部302は、エンジンスタートを契機として、エンジンEngの出力を通常モードのエンジン回転出力とする(ステップS10)。具体的には、エンジン回転制御部302は、エンジンEngからフィードバックされたエンジン回転数Neがアクセルペダル7の操作量pに応じた目標回転数Nrとなるように、エンジンEngを制御する。
車両状態判断部301は、制御モード切替スイッチ4から制御モードmの選択を受け付ける(ステップS15)。本例では、車両状態判断部301は、制御モードmとして、パワーモードの選択を受け付ける。
車両状態判断部301は、パワーモードが選択されているか否かを判断する(ステップS20)。本例では、パワーモードが選択されたため、ステップS20でYESとなる。
車両状態判断部301は、車両が停止しているか否かを判断する(ステップ30)。本例では、車両が停止しているため、ステップS30でYESとなる。
車両状態判断部301は、ロードダンプブレーキが作動しているか否かを判別する(ステップS40)。本例では、ロードダンプブレーキが作動しているため、ステップS40でYESとなる。
車両状態判断部301は、ホイストレバー5が操作されているか否かを判別する(ステップS50)。本例では、ホイストレバー5が操作されているため、ステップS50でYESとなる。
車両状態判断部301は、ボディ1が空荷であるか否かを判断する(ステップS60)。具体的には、車両状態判断部301は、ホイストシリンダ2が最伸張であるか否かを判断する。車両状態判断部301は、ホイストシリンダ2が最伸張の場合、空荷であると判断する。
車両状態判断部301が、ボディ1は空荷でないと判断した場合(ステップS60;NO)、エンジンEngの出力をパワーモードのエンジン回転出力とする(ステップS70)。具体的には、エンジン回転制御部302は、エンジンEngの目標回転数Nrを最大回転数Nmaxに設定する。これにより、エンジンEngのエンジン回転数Neは最大回転数Nmaxになり、油圧ポンプPの吐出量が最大となる。このため、ホイストシリンダ2の伸縮時間を短縮することができる。その後、処理はステップS15に戻る。
(2)エコモードが選択された場合
次に、制御モード切替スイッチ4でエコモードが選択された場合における、コントローラ3(車両状態判断部301、エンジン回転制御部302)の動作を説明する。以下では、車両は停止しており、ロードダンプブレーキが作動しており、ホイストレバー5が操作されているとする。ここでは、例えば、ホイストシリンダ2を縮めて、ボディ1が起立姿勢から倒伏姿勢へ移行する状態を想定している。
エンジン回転制御部302は、エンジンスタートを契機として、エンジンEngの出力を通常モードのエンジン回転出力とする(ステップS10)。
続いて、本例では、エコモードが選択されているため、ステップS20でNOとなり、ステップS80でYESとなる。
車両状態判断部301は、車両が停止しているか否かを判断する(ステップ90)。本例では、車両が停止しているため、ステップS90でYESとなる。
車両状態判断部301は、ロードダンプブレーキが作動しているか否かを判別する(ステップS100)。本例では、ロードダンプブレーキが作動しているため、ステップS100でYESとなる。
車両状態判断部301は、ホイストレバー5が操作されているか否かを判別する(ステップS110)。本例では、ホイストレバー5が操作されているため、ステップS110でYESとなる。
エンジン回転制御部302は、エンジンEngの出力をエコモードのエンジン回転出力にする(ステップS120)。具体的には、エンジン回転制御部302は、エンジンEngの目標回転数Nrを最小回転数Nminに設定する。これにより、エンジンEngのエンジン回転数Neは最大回転数Nminになり、油圧ポンプPの吐出量が最小となる。このため、ホイストシリンダ2の伸縮時間は増加するが、省エネルギー化することができる。その後、処理はステップS15に戻る。
(3)通常モードが選択された場合
次に、制御モード切替スイッチ4で通常モードが選択された場合における、コントローラ3(車両状態判断部301、エンジン回転制御部302)の動作を説明する。以下では、車両は停止しており、ロードダンプブレーキが作動しており、ホイストレバー5が操作されているとする。
エンジン回転制御部302は、エンジンスタートを契機として、エンジンEngの出力を通常モードのエンジン回転出力とする(ステップS10)。
続いて、本例では、通常モードが選択されているため、ステップS20でNOとなり、ステップS80でNOとなる。その後、処理はステップS15に戻る。
以上説明したように、本実施形態によれば、ホイスト操作時のオペレータの負担を軽減することができる。
例えば、予め制御モード切り替えスイッチ4(切り替え装置)でパワーモードを選択し、所定の条件を満たしていれば、オペレータがアクセルペダル7を操作することなく、ボディ昇降時のホイストシリンダの伸縮をアシストすることができる。また、オペレータが任意で切り替え装置を操作することにより、エコモード、パワーモード、制御無(通常モード)を選択することができ、作業現場において最適な運用が可能となる。
本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…ボディ(ベッセル)
2…ホイストシリンダ
3…コントローラ
4…制御モード切替スイッチ
5…ホイストレバー
6…ロードダンプブレーキスイッチ
7…アクセルペダル
8…電磁切替弁
9…電磁ピックアップセンサ
10…タイヤ
12…油圧センサ
Eng…エンジン
ALT…発電機
P…油圧ポンプ

Claims (3)

  1. 荷物を積載するボディと、前記ボディを昇降するホイストシリンダと、前記ホイストシリンダを操作するホイストレバーと、前記ホイストシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプを駆動するエンジンと、ロードダンプブレーキと、アクセルペダルと、前記アクセルペダルの操作量に応じて前記エンジンの回転を制御するコントローラを備え、
    前記コントローラは、
    前記車両が停止しているという条件1と、
    前記ロードダンプブレーキが作動しているという条件2と、
    前記ホイストレバーが操作されているという条件3と、
    をそれぞれ満たしているか否かを判断する車両状態判断部と、
    前記条件1〜3を満たしている場合、第1モードのエンジン回転出力となるように前記エンジンを制御するエンジン回転制御部を有する
    ことを特徴とするダンプトラックのボディ昇降アシスト制御システム。
  2. 請求項1に記載のダンプトラックのボディ昇降アシスト制御システムであって、
    前記第1モード、第2モード又は第3のモードのいずれかに切替える制御モード切替スイッチをさらに備え、
    前記エンジン回転制御部は、
    前記第1モードが選択され、前記条件1〜3を満たしている場合に、前記第1モードのエンジン回転出力となるように前記エンジンを制御し、
    前記第2モードが選択され、前記条件1〜3を満たしている場合に、前記第2モードのエンジン回転出力となるように前記エンジンを制御し、
    それ以外の場合に、前記第3モードのエンジン回転出力となるように前記エンジンを制御する
    ことを特徴とするダンプトラックのボディ昇降アシスト制御システム。
  3. 請求項2に記載のダンプトラックのボディ昇降アシスト制御システムであって、
    前記エンジン回転制御部は、
    前記第1モードが選択され、前記条件1〜3を満たしている場合に、前記エンジンのエンジン回転数が最大回転数となるように前記エンジンを制御する
    ことを特徴とするダンプトラックのボディ昇降アシスト制御システム。
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