JPH11347194A - パチンコ機用打球受口器 - Google Patents

パチンコ機用打球受口器

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JPH11347194A
JPH11347194A JP17814998A JP17814998A JPH11347194A JP H11347194 A JPH11347194 A JP H11347194A JP 17814998 A JP17814998 A JP 17814998A JP 17814998 A JP17814998 A JP 17814998A JP H11347194 A JPH11347194 A JP H11347194A
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JP
Japan
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ball
opening
lever
open
wings
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Application number
JP17814998A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Kuroki
智明 黒木
Soujiro Nagai
相治郎 永井
Fujio Suzuki
富士夫 鈴木
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MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
Original Assignee
MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起立した開閉翼片の傾動動作をその翼片間に
入る打球によって制御し、傾動から起立動作を電気的駆
動源の作動によって制御するようにした打球受口器を提
供する。 【解決手段】 左右一対の開閉翼片9,9の中心より下
方を起立及び傾動自在に軸支し、該一対の開閉翼片9,
9は傾動した状態にあるとき、その翼片間に入る打球が
下方へ通過可能なように対設すると共に、前端を前記開
閉翼片9,9の軸より下方に係合してその起立を保持す
る第1位置と前端を前記の軸より上方に移動して開閉翼
片9,9対を傾動させる第2位置とに回動可能に設けら
れたレバー作動体15,15aと、電気的駆動源19の
作動により前記レバー作動体15,15aを第2位置か
ら第1位置に回動して傾動した開閉翼片9,9を起立さ
せるレバー部材24,24aとを設けてなることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起立及び傾動自在
な一対の開閉翼片を有し、その起立した開閉翼片をその
翼片間に入る打球又は遊技盤の裏面を流下する入賞球に
より作動される連動操作部材によって傾動させると共
に、傾動した開閉翼片を電気的駆動源の作動により起立
させるようにしたパチンコ機用打球受口器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、起立及び傾動自在な一対の開閉翼
片を有し、その翼片対を電磁石の励磁と消磁によって起
立又は傾動するようにしたパチンコ機用打球受口器は知
られている(例えば本出願人による特開平5−1897
15号公報及び特開平8−112406号公報参照)。
【0003】上記した従来のパチンコ機用打球受口器
は、開閉翼片の軸支部より下方の内側位置に係合凹部を
設けると共に、該係合凹部に磁性体からなる可動板の係
合腕片を係合させ、電磁石が消磁しているとき可動板を
付勢部材により下向きに回動付勢して開閉翼片を起立位
置に保持すると共に、電磁石の励磁により可動板を付勢
部材の付勢に抗して上向きに回動させることにより起立
した開閉翼片を傾動するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した従
来のパチンコ機用打球受口器にあっては、開閉翼片が起
立したときその翼片間に打球が入ってもそのまま下方へ
通過するにすぎず、開閉翼片を傾動させるためには電磁
石を励磁させなければならなかった。また、開閉翼片を
傾動したままの状態に保つには電磁石を励磁し続けなけ
ればならないため、コイルの焼損等の問題があって開閉
翼片を長い時間傾動させておくことができなかった。こ
のため、使用態様が限定されたものとなって面白さに欠
けていた。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、種々の使用態様が
可能であり、しかも変化に富んだ盤面構成が得られるよ
うな新規なパチンコ機用打球受口器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のパチン
コ機用打球受口器は、左右一対の開閉翼片の中心より下
方を起立及び傾動自在に軸支し、該一対の開閉翼片は傾
動した状態にあるとき、その翼片間に入る打球が下方へ
通過可能なように対設すると共に、前端を前記開閉翼片
の軸より下方に係合してその起立を保持する第1位置と
前端を前記の軸より上方に移動して開閉翼片対を傾動さ
せる第2位置とに回動可能に設けられたレバー作動体
と、電気的駆動源の作動により前記レバー作動体を第2
位置から第1位置に回動して傾動した開閉翼片を起立さ
せるレバー部材とを設けてなることを特徴としている。
【0007】また、請求項2に記載のパチンコ機用打球
受口器は、前記第1位置のレバー作動体を起立した開閉
翼片間に入る打球によって第2位置に回動させるように
したことを特徴としており、請求項3に記載のパチンコ
機用打球受口器は、前記第1位置のレバー作動体を連動
操作部材によって第2位置に回動させるようにしたこと
を特徴としている。
【0008】さらに、請求項4に記載のパチンコ機用打
球受口器は、前記開閉翼片間の下方にその傾動した翼片
間に入って下方へ通過する打球をカウントする入賞球検
出器を設けたことを特徴としている。
【0009】前記電気的駆動源は、全体構造をコンパク
ト化するため電磁石であることが好ましい。
【0010】また、同じ目的で電気的駆動源と打球検出
器とを開閉翼片が軸支される取付基板の裏面に収まるよ
うに設けるのが好ましい。
【0011】さらに、前記レバー作動体をばね部材によ
り付勢して第1位置又は第2位置に確実に保持し得るよ
うにするのが好ましい。
【0012】上記のように構成されたパチンコ機用打球
受口器は、起立した開閉翼片間に入る打球又は連動操作
部材によってレバー作動体を上向き回動させることによ
りその起立した開閉翼片を傾動させると共に、その傾動
した開閉翼片間に打球が入っても起立させることなくそ
の傾動状態を維持させ、一方、電気的駆動源の作動によ
りレバー作動体を下向き回動させることにより傾動した
開閉翼片を起立させるようにしたものであって、変化に
富んだ遊技内容とすることが可能であり、パチンコ遊技
の興趣を増加させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明に係る打球受口
器の前面からの斜視図、図2は図1の裏面からの斜視
図、図3は分解斜視図である。打球受口器Aは、遊技盤
bの前面に取り付ける取付基板1を有する。該取付基板
1には仕切壁を介して上下に球入口2及び3が設けら
れ、該上部の球入口2の両側に軸受孔4,4が設けられ
ている。
【0014】5は前記球入口3の前面を覆うカバー部材
で、その前面板5aの内面に取付基板1の軸受孔4,4
に嵌入して支持される支持ピン6,6が一体に形成され
ている。また、カバー部材5の後側端には取付基板1に
透設された係合孔7,7と係合する弾性係止片8,8が
突設されており、該弾性係止片8,8を係合孔7,7に
係合させることによってカバー部材5が取付基板1の前
面に着脱自在に装着されるようになっている。
【0015】9,9は左右一対の開閉翼片で、後面が開
口した中空状に形成され、カバー部材5の支持ピン6,
6に軸挿入孔10,10を挿通して球入口3の両側に平
行起立及び逆ハ字形に傾動自在に軸支される。この開閉
翼片9,9は図4(イ)に示す起立状態で支持軸6,6
より上部の各外側に重心を置いたものである。また、支
持軸6,6より下方の内面間は図4(ロ)に示す傾動し
た翼片9,9間に入る打球が該翼片9,9を起立させる
ことなく下方に通過してカバー部材5の誘導底部5aに
受けられるようになっており、後側縁部には突部片9
a,9aが設けられている。
【0016】前記取付基板1の裏面には、下部球入口3
と連通状の通路部11と複数の取着用突起12が形成さ
れており、該取着用突起12に箱枠13がねじ止めによ
り連着されている。そして、箱枠13の内部の横軸14
にレバー作動体15が軸支されている。このレバー作動
体15は図4(イ)及び図5(イ)に示すように前端を
起立した開閉翼片9,9の支持軸6,6より下方の突部
片9a,9a間に介入してその起立を保持する第1位置
と、図4(ロ)及び図5(ロ)に示すように前端をはね
上げて開閉翼片9,9を傾動させる第2位置とに回動可
能なようになっている。そして、前端上面には第2位置
のとき傾動した翼片9,9間に入る打球が上部球入口2
に進入しないようにするための障害突起16が設けられ
ている。また、レバー作動体15の後端部には箱枠13
の球流出口13aと反対側の側面から外方へ突出する係
合ピン17が設けられている。18はレバー作動体15
を第1位置又は第2位置に付勢保持するコイルばねであ
る。
【0017】前記箱枠13の上部には電気的駆動源とし
ての電磁石19がねじ20によって固着されている。こ
の電磁石19の下面一側には磁性体からなる可動板21
が上下方向へ回動可能なように枢支されており、該可動
板21は常にはばね部材22によって下向きに回動付勢
されて棚部23で支持されるようになっている。また、
可動板21の前端両側には、箱枠13の後部上面に延出
する係合腕片21a,21aが一体に設けられている。
【0018】24は前記箱枠13の球流出口13aと反
対側の側面外側に軸25により回動自在に軸支されたレ
バー部材である。このレバー部材24には可動板21の
係合腕片21a上面に接触して支持される作用ピン26
と、前記レバー作動体15が前端をはね上げた第2位置
のとき回動により係合ピン17に下方から係合して該レ
バー作動体15を第1位置に回動する係合部27が設け
られている。なお、28は傾動した開閉翼片9,9間に
入って誘導底部5bに受けられる打球をカウントする入
賞球検出器、29はランプ30を装着したランプ基板で
ある。
【0019】このように構成された打球受口器Aは、図
4(イ)及び図5(イ)に示すように開閉翼片9,9が
起立しているとき、その翼片9,9間に打球Bが入ると
該打球Bは上部球入口2からレバー作動体15上を後方
に流れて後端を押し下げた後、箱枠13の球流出口13
aから外部に流出する。これによってレバー作動体15
の前端が図5(ロ)に示すようにはね上がり、開閉翼片
9,9が図4(ロ)のように自重で外方に傾動する。そ
して、このように傾動した開閉翼片9,9間に打球B1
が入ると該打球B1は開閉翼片9,9を起立させること
なく下方に通過して入賞球検出器28でカウントされな
がらカバー部材5の誘導底部5bに落下し、下部球入口
3から通路部11に導かれて外部に流出する。
【0020】一方、図6(イ)に示すように開閉翼片
9,9が傾動しているとき、電磁石19が励磁されると
可動板21がばね部材22の付勢に抗して図6(ロ)の
ように上向き(時計廻り方向)に回動し、これの係合腕
片21aでレバー部材24の係合ピン26を上方へ持ち
上げ、該レバー部材24を時計廻り方向に回動させる。
このレバー部材24の回動により該レバー部材24の係
合部27がレバー作動体15の係合ピン17に接触係合
して該レバー作動体15の後端を上方へ押し上げ、前端
を下降させる。これによって、傾動した開閉翼片9,9
の突部片9a,9aがレバー作動体15の前端で下方に
押圧されて起立し、同時にレバー作動体15の前端が突
部片9a,9a間に介入してその起立を保持するもので
ある。
【0021】上述のような構成からなる本実施の形態の
打球受口器Aは、起立した開閉翼片9,9の傾動動作の
みをその翼片9,9間に入る打球によって制御し、傾動
から起立動作を電磁石19の励磁動作によって制御する
ものである。従って、他の打球受口器と組み合わせて使
用することにより変化に富んだ遊技内容の盤面構成が可
能となる。
【0022】図7は以上説明した本実施の形態の打球受
口器Aを使用した遊技盤の一構成例を示す正面図、図8
はその裏面図である。すなわち、遊技盤bの表面にはガ
イドレール31で囲まれる遊技部が形成され、その遊技
部のほぼ中央に中央入賞装置32を設けている。また、
中央入賞装置32の右側方に本実施の形態の打球受口器
Aと他の打球受口器33とを上下に並べて設けている。
前記中央入賞装置32は、モーターによって常時回転さ
せられる回転円盤34を有し、該回転円盤34の周面に
設けられた複数の球保持部35のうち特定の球保持部3
5aに入った打球が遊技盤bの裏面の入賞通路36に導
かれるようになっている。
【0023】また、前記打球受口器33は図9及び図1
0に示すように取付基板37に形成した球入口38の前
面両側に一対の開閉翼片39,39を起立及び傾動自在
に軸支し、取付基板37の後面に設けた箱枠40内に、
外周に10個の凹窪部41を等間隔で形成し、かつ開閉
翼片39,39間を通る打球が凹窪部41に受けられる
ことにより360度/凹窪部41の数ずつの角度回転す
る回転体42と、箱枠40の後部上面に形成した球導入
口43から入る打球により揺動し、開閉翼片39,39
が起立した状態のとき、回転体42の側面の係合部44
に接触して該回転体42を回転させて開閉翼片39,3
9の傾動を生じさせるレバー部材45とを設け、回転体
42の両外側位置に設けた係合片46,46が開閉翼片
39,39間に介入したとき該開閉翼片39,39を起
立させ、係合片46,46がない部分で傾動を生じさせ
るようにした、いわゆる開閉翼片39,39が1回起
立、10回傾動する作用を繰り返す10回開きの周知構
造のものである。
【0024】一方、遊技盤bの裏面には図8に示すよう
に中央入賞装置32の入賞通路36及び打球受口器33
の通路部47と連通状に設けられる入賞通路48に連動
操作部材を構成する第1揺動レバー49と第2揺動レバ
ー50の一端をそれぞれ臨ませると共に、打球受口器A
の箱枠13から外方へ突出するレバー作動体15の係合
ピン17の上方に対応する第1可動レバー51及び打球
受口器33の箱枠40から外方へ突出するレバー部材4
5の係合ピン52の上方に対応する第2下動レバー53
をそれぞれ回動自在に軸支し、前記第1揺動レバー49
と第2下動レバー53とを連結杆54で連結すると共
に、第2揺動レバー50と第1可動レバー51とを連結
杆55で互いに連結させている。
【0025】本実施の形態において、打球受口器A及び
33の開閉翼片9,9及び39,39の両方が起立して
いるとき、中央入賞装置32の入賞通路36を流下する
打球により第1揺動レバー49が図8鎖線のように揺動
されると連結杆54を介して第2下動レバー53が下動
され打球受口器33のレバー部材45の係合ピン52を
下方へ押し下げる。これによってレバー部材45の先端
が回転体42の係合部44に接触して該回転体42を回
転させ、図7鎖線のように起立した開閉翼片39,39
を傾動する。
【0026】この状態で傾動した開閉翼片39,39間
に入って通路部47から入賞通路48を流下する打球に
より第2揺動レバー50が図8鎖線のように揺動される
と連結杆55を介して第1下動レバー51が下動され、
打球受口器Aのレバー作動体15の係合ピン17を下方
へ押し下げる。これによって、レバー作動体15の前端
が図5(ロ)に示すようにはね上がり図7鎖線のように
開閉翼片9,9を傾動する。
【0027】一方、このように傾動した打球受口器Aの
開閉翼片9,9間に入る打球は該開閉翼片9,9を起立
させることなく下方に通過して入賞球検出器28で検出
された後通路部11から入賞通路56に導かれる。そし
て、入賞球検出器28で例えば10個の打球が検出され
たとき電磁石19が励磁され、それによって前述のよう
に傾動したレバー作動体15を元の状態に復帰させて傾
動した開閉翼片9,9を起立させる。以後同じように打
球受口器33の傾動した開閉翼片39,39間に打球が
入るごとに打球受口器Aの起立した開閉翼片9,9を傾
動させる動作を繰り返し行うもので、変化に富んだ遊技
内容とすることができる。
【0028】図11は本発明に係る第2実施の形態の打
球受口器A1の前面から見た斜視図、図12はその分解
斜視図である。この第2実施の形態の打球受口器A1が
第1実施の形態の打球受口器Aと異なるところは、主と
してレバー作動体とレバー部材の構造であるため、第2
実施の形態において第1実施の形態と同じ構造のものは
同一符号を付して示している。これについて説明する
と、第2実施の形態の打球受口器A1におけるレバー作
動体15aは、取付基板1の上部球入口2に臨む先端部
57と、該先端部57の後方に突出する球誘導片58と
を一体に有し、該球誘導片58に軸挿通孔59を有する
筒部60を形成して該筒部60の両端にガイド壁61
a,61bを設けたものである。
【0029】そして、横軸14に軸挿通孔59を挿通し
て図13(イ)に示すように先端部57を起立した開閉
翼片9,9の支持軸6,6より下方の突部片9a,9a
間に介入してその起立を保持する第1位置と、図13
(ロ)に示すように先端部57をはね上げて開閉翼片
9,9を傾動させる第2位置とに回動可能なように軸支
される。また、前記両ガイド壁61a,61bの外側面
には可動板21の係合腕片21a,21aが下方から係
合し得る突起62,62が設けられ、さらに一方のガイ
ド壁61aには箱枠13の球流出口13aが形成された
反対側の側面から外方に突出する係合ピン63が設けら
れている。
【0030】一方、レバー部材24aには前記レバー作
動体15aが図14(イ)に示す第1位置のとき、係合
ピン63に上方から係合して該レバー作動体15aを図
14(ロ)に示す第2位置に回動する係合部64と、前
記遊技盤bの裏面に設けられた第1可動レバー51が上
方から接触し得る作用ピン65が設けられている。
【0031】このように構成された第2実施の形態の打
球受口器A1は、図13(イ)に示すように開閉翼片
9,9が起立しているとき、その翼片9,9間に打球B
2が入ると該打球B2は上部球入口2からレバー作動体
15aのガイド壁61a,61bにガイドされながら球
誘導片58上を後方に流れて図13(ロ)に示すように
該レバー作動体15aの後端を押し下げながら箱枠13
の球流出口13aから外部に流出する。これによってレ
バー作動体15aの先端部57がはね上がり、第1実施
の形態の打球受口器Aと同じように開閉翼片9,9が自
重で外方に傾動することになる。
【0032】また、図14(イ)に示すように開閉翼片
9,9が起立しているとき、連動操作部材によってレバ
ー部材24aの作用ピン65が押圧作用を受けると、該
レバー部材24aが時計廻り方向に回動し、図14
(ロ)に示すようにこれの係合部64でレバー作動体1
5aの係合ピン63を下方へ押し下げる。これによって
レバー作動体15aの先端部57がはね上がり起立した
開閉翼片9,9を傾動することができる。
【0033】さらに、図15(イ)に示すように開閉翼
片9,9が傾動しているとき、電磁石19が励磁される
と可動板21がばね部材22の付勢に抗して図15
(ロ)に示すように上動し、これの係合腕片21a,2
1aがレバー作動体15aの突起62,62に下方から
接触係合して該レバー作動体15aを上向き(時計廻り
方向)に回動させる。これによって、レバー作動体15
aの先端部57が下降し傾動した開閉翼片9,9の突出
部9a,9aを先端部57で下方に押し下げて起立させ
ると同時にレバー作動体15aの先端部57が突部片9
a,9a間に介入し、開閉翼片9,9を起立保持する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るパチン
コ機用打球受口器は、開閉翼片の起立から傾動への動作
をその起立した翼片間に入る打球によって直接的に、又
は他の打球受口器に入る打球により作動する連動操作部
材を介して間接的に制御すると共に、傾動から起立への
動作をその翼片間に入る打球に関係なく電気的駆動源に
より制御するようにしたものであるから、傾動した開閉
翼片間に入る打球の個数を自由に設定することができて
遊技者へのサービス向上を図ることができると共に、他
の打球受口器と組み合わせて使用することにより変化に
富んだ遊技内容とすることができ、パチンコ遊技の興趣
を著しく増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る打球受口器の前面からの斜視図で
ある。
【図2】図1の打球受口器の裏面からの斜視図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】(イ),(ロ)は一部断面にして示す正面図で
ある。
【図5】(イ),(ロ)は起立した開閉翼片を打球によ
り傾動させる場合の作用説明図である。
【図6】(イ),(ロ)は傾動した開閉翼片を電磁石の
作動により起立させる場合の作用説明図である。
【図7】図1の打球受口器が装着された遊技盤の正面図
である。
【図8】図7の遊技盤の概略裏面図である。
【図9】一部断面にして示す複数回開きの打球受口器の
正面図である。
【図10】図9の打球受口器の中央縦断側面図である。
【図11】第2実施の形態の打球受口器の前面からの斜
視図である。
【図12】図11の分解斜視図である。
【図13】(イ),(ロ)は図11の打球受口器の起立
した開閉翼片を打球により傾動させる場合の作用説明図
である。
【図14】(イ),(ロ)は図11の打球受口器の起立
した開閉翼片を連動操作部材により傾動させる場合の作
用説明図である。
【図15】(イ),(ロ)は図11の打球受口器の傾動
した開閉翼片を電磁石の作動により起立させる場合の作
用説明図である。
【符号の説明】
A,A1 打球受口器 9,9 開閉翼片 15,15a レバー作動体 19 電磁石(電気的駆動源) 24,24a レバー部材 28 入賞球検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の開閉翼片の中心より下方を起
    立及び傾動自在に軸支し、該一対の開閉翼片は傾動した
    状態にあるとき、その翼片間に入る打球が下方へ通過可
    能なように対設すると共に、前端を前記開閉翼片の軸よ
    り下方に係合してその起立を保持する第1位置と前端を
    前記の軸より上方に移動して開閉翼片対を傾動させる第
    2位置とに回動可能に設けられたレバー作動体と、電気
    的駆動源の作動により前記レバー作動体を第2位置から
    第1位置に回動して傾動した開閉翼片を起立させるレバ
    ー部材とを設けてなることを特徴とするパチンコ機用打
    球受口器。
  2. 【請求項2】 前記第1位置のレバー作動体を起立した
    開閉翼片間に入る打球によって第2位置に回動させるよ
    うにした請求項1記載のパチンコ機用打球受口器。
  3. 【請求項3】 前記第1位置のレバー作動体を連動操作
    部材によって第2位置に回動させるようにした請求項1
    記載のパチンコ機用打球受口器。
  4. 【請求項4】 前記開閉翼片間の下方にその傾動した翼
    片間に入って下方へ通過する打球をカウントする入賞球
    検出器を設けた請求項1記載のパチンコ機用打球受口
    器。
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