JP3012841U - パチンコ遊技機における電動入賞装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における電動入賞装置

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JP3012841U JP1994016880U JP1688094U JP3012841U JP 3012841 U JP3012841 U JP 3012841U JP 1994016880 U JP1994016880 U JP 1994016880U JP 1688094 U JP1688094 U JP 1688094U JP 3012841 U JP3012841 U JP 3012841U
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孝司 黒田
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有限会社甲陽樹脂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉部材の円滑な開閉と、装置の小型簡素化
を図る。 【構成】 本体10と球受け箱18との間に、一対の開
閉羽根24が左右対称位置に所要角度範囲で回動可能に
配設される。この左右の開閉羽根24の内側下部に連繋
ピン25が本体を貫通して後部に延出し、本体裏側に縦
向きに設置された電磁ソレノイドのロッドに配設した操
作部材の連繋口に挿入連繋される。この電磁ソレノイド
の非励磁状態では、開閉羽根24の連繋ピン25が支点
部28より下方に位置し、開閉羽根24は起立位置に保
持される。一方、電磁ソレノイドが励磁されると、操作
部材の上方変位に従って開閉羽根24の連繋ピン25が
支点部28より上方に変位し、開閉羽根24は所要角度
の外向き傾倒位置に変位する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パチンコ遊技機における電動入賞装置に関し、更に詳しくは、パ チンコ球用の入賞口を構成する左右一対の開閉部材を、電動力を利用して開閉操 作し得るようにした電動入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
この種遊技機の代表例の一つであるパチンコ機では、機内にセットされた遊技 盤において、電動式入賞器具の一つとして、一般に電動式チューリップとも称さ れているタイプ、つまり本体の前側左右に配置支持されてパチンコ球用の入賞口 を構成する一対の開閉羽根が、本体裏側に設置された電磁ソレノイドを利用して 開閉操作されるようにした入賞装置が多く利用されて、他の入賞器具やパチンコ 球用の遊技部品と共に配設されている。なお、今一つの代表例であるアレンジボ ール機の遊技盤においても、前述と同様なタイプの入賞器具が、電動入賞装置と して利用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した電動式チューリップタイプの入賞装置について、従来から 利用されているものは、左右一対の開閉羽根が起立位置と外向き傾倒位置に開閉 され、電磁ソレノイドが上下または前後の向きに設置されることの前提にあって 、双方の組付け連繋関係について、 (イ) 両羽根の支点部から偏位した外側上部のピンと、本体裏側に支持されてソ レノイドで昇降傾動される操作部材の両側のアーム部の凹部とを係合して連繋し たタイプ、 (ロ) 本体裏側に支持されてソレノイドで傾動操作される操作部材の前端のピン を、本体の前方に延出して両羽根の下端部の凹部に突入係合して連繋したタイプ 、 等のものが主体として多く使用されている。
【0004】 しかしながら前記何れのタイプの電動入賞装置にあっても、本体,開閉部材,操 作部材,電磁ソレノイドのロッドの互いの組付けが面倒であるうえ、全体の構造 も複雑で大型化する傾向がある。特に羽根と操作部材との連繋については、専ら ピンと凹部との係合に頼っているために、ソレノイドの駆動に伴う操作部材の作 動に対して、両羽根の開閉動作が不安定でその円滑性(確動性)が低い問題があり 、これを解消するために一般には大型のソレノイドを使用していた。
【0005】
【考案の目的】
本考案は、前述した課題を解決するべく提案されたものであって、小型の電磁 ソレノイドを使用して両開閉部材の安定した円滑な開閉を図ると共に、装置全体 の小型簡素化を図り得るようにしたパチンコ遊技機における電動入賞装置を提供 することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を達するため本考案は、軸孔,球通口およ び挿通口を所定位置に夫々形成した本体と、この本体の前側に取着されて球通口 と連絡された球受け箱と、本体および球受け箱の間の左右対称部位に支持されて 、通常の起立位置と作動時の外向き傾倒位置との角度範囲に亘り変位して入賞口 を開閉変化し得る一対の開閉羽根と、本体の裏側に縦向きに設置されてパチンコ ゲーム中の所定条件に応じて可動制御される電磁ソレノイドと、本体の裏側と電 磁ソレノイドの間に昇降自在に介在されて、同ソレノイドのロッドに連結された 操作部材とを備えると共に、 前記双方の開閉羽根の起立位置を基準に観て、各支点部を通る水平中心線より 内側下部でかつ前記開閉用角度範囲の半分程の角度位置に連繋ピンを各々連結し 、この各連繋ピンを、前記本体の挿通口に挿通して裏側へ平行に延出すると共に 、前記操作部材の連繋口内に挿入連繋し、同部材の直線的昇降作動に伴い両開閉 部材を開閉操作して各位置に保持し得るようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本体前側と球受け箱の間に、一対の開閉羽根が左右対称位置に所要角度範囲で 回動可能に配設される。この左右の開閉羽根の内側下部に連繋ピンが本体後部に 延出して形成され、本体裏側に縦向きに設置された電磁ソレノイドのロッドに配 設した操作部材の連繋口に挿入連繋される。そして、電磁ソレノイドの非励磁状 態では、開閉羽根の連繋ピンが操作部材を介して該羽根の支点部より下方に保持 されて、開閉羽根は通常の起立位置に保持される。一方、電磁ソレノイドの励磁 状態では、操作部材の上方への変位に従い開閉羽根の連繋ピンが該羽根の支点部 より上方に変位され、開閉羽根は所要角度の外向き傾倒位置に変位させられる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案に係るパチンコ遊技機における電動入賞装置につき、好適な実施 例を挙げて、添付図面を参照しながら説明する。なお本実施例では、パチンコ機 の遊技盤に電動式チューリップとして実施される入賞装置を例にして説明する。
【0009】 本実施例の電動入賞装置では、その基本的な構成として図1,図3に示すよう に、遊技盤8に装着される本体10と、この本体10の前側に適宜間隔をおいて 組付けられた球受け箱18と、本体10および球受け箱18の間に配置支持され た左右一対の開閉羽根24,24と、本体10の裏側に縦向きに設置されてパチ ンコゲーム中の所定条件で通電駆動されるよう設定された電磁ソレノイド35と 、本体10裏側に昇降自在に支持されると共に電磁ソレノイド35のロッド36 に連繋されて、両開閉羽根24,24を開閉操作する操作部材40とを備え、こ れら各部材を組付けて小型に構成されている。
【0010】 このような電動入賞装置にあって前記本体10は、図1,図4および図6に示 すように、遊技盤8の前面にビス着される左右対称形状の前基板11と、この前 基板11の後面に突設されて、前記電磁ソレノイド35を固定するための複数( 実施例では4本)のボス12とから構成されている。前基板11の上下方向の略 中央でかつ中央を通る垂直中心線に対して左右に所定距離離間した対称位置に、 左右一対の開閉羽根24,24を回動可能に支持する支軸26,26の後端部が嵌 挿される軸孔13,13が形成されている。またこれら軸孔13,13の間には、 夫々の軸孔13,13を中心とした円弧状の挿通口14,14が上下方向に所要の 長さに亘って形成されており、開閉羽根24,24の連繋ピン25,25が挿通さ れて、該連繋ピン25,25の円弧状の移動を許容するようになっている。更に 、本体10の中央下部には、遊技盤8に形成された孔に連通される略円形の球通 口15が開口されており、球受け箱18の案内路20に導かれた遊技球(入賞球) を遊技盤8裏側の図示しないセーフ球排出路に通出するよう構成している。
【0011】 前記球受け箱18は、図3および図6に示す如く、本体10における前記前基 板11の前側に取着され、その下部には本体10の前記球通口15と整合される 案内片19により形成される案内路20が画成されている。また球受け箱18に おける前基板11に対して所定間隔離間して平行に位置する上部には、開閉羽根 24,24の支軸26,26における前端部を支持する軸支部21,21が一体に 形成されている。なお、前記案内路20の上部左右には、開閉羽根24,24の 所要角度以上の回動を規制するための規制片22,22が形成されている。
【0012】 前記開閉羽根24,24は、図1および図8に示すように、本体10の前基板 11に形成された軸孔13,13と、球受け箱18の軸支部21,21との間に固 支された一対の支軸26,26に回動可能に挿通支持されて左右対称に配置され る。そして、両開閉羽根24,24が起立対向した状態で、両羽根24,24間に 球1個分程の入賞口16を画成するよう設定されている。また、各開閉羽根24 の支点部28(支軸26)の外側外郭部に回動規制部27が夫々膨出形成されてお り、図7に示すように、開閉羽根24が外向きに傾倒した際に球受け箱18の規 制片22に該回動規制部27が当接係止されて、遊技球の落下衝突等による所要 角度以上の回動を好適に規制する。
【0013】 前記開閉羽根24,24には、その起立位置を基準として夫々の支点部28,2 8を通る水平中心線より内側下部でかつ該水平中心線に対する角度位置β(図7 参照)の位置に、後方に延出する連繋ピン25,25が一体に形成されており、前 記本体10の挿通口14,14から裏側に平行に延出している。そして、開閉羽 根24,24が起立位置から回動(開放)範囲角度αの傾倒位置まで変位した状態 にあっては、図7に示すように、夫々の支点部28,28を通る水平中心線より 上方でかつ該水平中心線に対して角度位置βの位置に前記連繋ピン25,25が 変位移動するよう設定されている。すなわち、開閉羽根24の回動変位において 、連繋ピン25の上下の停止位置を前記水平中心線に対して同角度位置(上下対 称位置)に設定することにより、該連繋ピン25が支点部28を中心として下停 止位置から上停止位置(または上停止位置から下停止位置)に円弧移動する際の左 右方向の変位量を最小とすることができる。なお、開閉羽根24,24の外向き 傾倒角度αは、例えば50度〜55度に設定され、角度βは傾倒角度αの約半分 である25度〜30度に設定される。
【0014】 前記左右一対の開閉羽根24,24に対する駆動操作については、前記本体1 0の裏側に保持体30を介して縦向きに設置された電磁ソレノイド35が駆動源 とされる。この保持体30は、下向きに開放する略コ字状に形成した枠部33が 、前記本体10の裏側に形成された複数のボス12にビス着されると共に、左右 に離間して後方に向かって対向的に突設された一対の支片31,31の間に、電 磁ソレノイド35が倒立状態でビス38を介して固定されている。また枠部33 の前面には、左右に離間して前方に向かって一対の案内片32,32が対向的に 突設され、図5に示す如く、両案内片32,32の間に、前記開閉羽根24,24 を開閉操作する操作部材40が昇降自在に臨むよう構成してある。
【0015】 前記電磁ソレノイド35のロッド36には、図3に示す如く、その先端に操作 部材40の連結片部43が連結されると共に、ソレノイド本体と連結片部43と の間に弾性変形可能なコイル状のばね37が配設され、常には連結片部43を下 方に付勢している。この操作部材40は、図4および図8に示すように、垂直に 延在する連繋片部41と水平に延在する連結片部43とからなる縦断面略L字状 に形成されている。この操作部材40は、連結片部43と電磁ソレノイド35の ロッド36の先端が連結されているので、電磁ソレノイド35の励磁制御による ロッド36の進退(昇降)に従って上下に移動する。このとき、連繋片部41の両 端部が前記保持体30に形成した案内片32,32に保持されながら移動するの で、平行な上下移動が達成される。また連繋片部41の略中央部には、前後方向 に開口する幅方向に横長の連繋口42が形成されており、この連繋口42に、前 記開閉羽根24,24の後部から平行に延出した夫々の連繋ピン25,25が挿入 連繋されるようになっている。
【0016】
【実施例の作用】
前述したように構成された本実施例の電動入賞装置は、基本的な開閉作動態様 として、両開閉羽根24,24が起立対向して入賞口16を球1個分程に狭閉し た第1状態が初期状態とされ、遊技盤8の所要位置に配設した作動入賞具におけ るセーフ球検出に基いて、電磁ソレノイド35を作動することにより外向き傾倒 位置に変位して入賞口16を拡開した第2状態とに変化される。なお電磁ソレノ イド35が励磁されない状態にあっては、前記ロッド36に巻装したばね37に より操作部材40は押し下げられる方向に付勢されているので、前記両開閉羽根 24,24は第1状態に保持されている。
【0017】 先ず遊技盤8での遊技中において、前述した作動入賞具におけるセーフ球検出 がなされない段階では、装置自体は通常の開成作動前とされて、電磁ソレノイド 35の停止状態、つまりばね37によりロッド36の前進(下降)により操作部材 40は元状位置に停止している。このとき前記操作部材40の連繋口42に挿入 連繋されている開閉羽根24,24の連繋ピン25,25は、図1に示すように、 該開閉羽根24,24の支点部28,28を通る水平中心線より下方でかつ該水平 中心線に対してβの角度位置(下停止位置)に臨むように設定されているので、夫 々の開閉羽根24,24は起立位置である第1状態に保持されている。このため 遊技盤8に打出された遊技球は、本体10に向けて落下しても、入賞口16に入 賞する確率は低くなる。
【0018】 一方作動入賞具においてセーフ球を検出した場合には、開成作動条件成立後、 所定条件で電磁ソレノイド35が通電駆動されてばね37の付勢に反してロッド 36が後退(上昇)移動し、このロッド36と共に操作部材40も保持体30の案 内片32,32に沿って直線的に上昇移動する。操作部材40の上昇移動に伴っ て、連繋口42に挿入連繋されている連繋ピン25,25も上昇移動する。この とき夫々の連繋ピン25,25は、支点部28,28を中心とした円弧移動をしな がら、図7に示すように、左右の開閉羽根24,24の支点部28,28を通る水 平中心線より上方でかつ該水平中心線に対してβの角度位置(上停止位置)に臨ん で停止する。従って左右の開閉羽根24,24は、外向き傾倒位置に変位して入 賞口16を拡開する第2状態となるので、本体10に向けて落下した遊技球が入 賞口16に入賞する確率が大幅に高くなる。
【0019】 前述のような実施態様にあっては、開閉羽根24,24が起立位置(第1状態) から外向き傾倒位置(第2状態)に変位する時(電磁ソレノイド35を励磁させる 時)は、各開閉羽根24,24自体が支軸26,26より外側に変位してその自重 で拡開するようになると共に、開閉羽根24,24の各支点部28,28の内側に 連繋ピン25,25を配設したので、微小な力で拡開作動を行ない得る。また夫 々の連繋形態においても、単に連繋口42に連繋ピン25,25が挿入連繋され るだけの簡単な構成としたので、極めてスムーズな連繋作動をなし得る。従って 電磁ソレノイド35を小型化して、コンパクトな入賞装置とすることが可能とな る。更に、開閉羽根24の回動変位において、連繋ピン25の上下の停止位置を 前記水平中心線に対して同角度位置(上下対称位置)に設定することにより、該連 繋ピン25が支点部28を中心として下停止位置から上停止位置(または上停止 位置から下停止位置)に円弧移動する際の左右方向の変位量を最小とすることが できるものである。
【0020】 前述のように、左右の開閉羽根24,24が外向き傾倒位置に拡開した第2状 態から、起立位置に狭閉した第1状態に復帰させるには、次のような2通りの方 法が考えられる。 (a) 本実施例の電動入賞装置における本体10の球通口15後部またはこの後部 に連設されるセーフ球排出路の途中に球検出手段を配設して、入賞口16から入 賞した遊技球が案内路20を介して該球検出手段を通過したことを検出したら、 電磁ソレノイド35の励磁を解除してばね37の付勢力をもってロッド36を前 進(下降)させて、開閉羽根24,24を起立位置である第1状態に復帰させるよ うに制御する方法。 (b) 開閉羽根24,24を、外向き傾倒位置である第2状態になってから適宜時 間(例えば5秒)後、入賞球の有無に関係なしに電磁ソレノイド35の励磁を解除 してばね37の付勢力をもってロッド36を前進(下降)させて、開閉羽根24, 24を起立位置である第1状態に復帰させるように制御する方法。
【0021】 なお開閉羽根24,24を外向き傾倒位置である第2状態に変位する方法とし て、前述の実施例では、遊技盤8の他の位置に配設した作動入賞具においてセー フ球を検出することを前提としたが、次のような方法としてもよい。すなわち、 実施例の入賞装置における本体10の球通口15後部に球検出手段を配設して、 第1状態の狭閉な入賞口16に入賞した遊技球を検出することにより、第2状態 に変位させ、第2状態で更に入賞した遊技球を検出した際には、前述の(a)のよ うに第1状態に変位させるものである。
【0022】 なお、前記電動入賞装置では、前記本体10の前基板11を光透過可能に構成 することの前提において、図3に示すように、前基板11の裏面と操作部材40 との間に画成された空間にランプ45およびランプ基盤46を配設して、ランプ 45の点灯・点滅の制御による遊技盤8の電飾具としての機能をも兼ね備えた入 賞装置とすることも可能である。
【0023】
【考案の効果】
前述した実施例から理解できるように、本考案に係るパチンコ遊技機における 電動入賞装置によれば、入賞装置本体,開閉羽根,操作部材および電磁ソレノイド 等、夫々の部材の簡単な組付けを可能とした。また、開閉羽根の起立位置を基準 として該羽根を開閉する連繋ピンを、開閉羽根の支点部を通る水平中心線に対し て開閉用角度範囲の半分程度の角度位置に設定したことで、開閉羽根を起立位置 から傾倒位置に作動させる際に該連繋ピンの左右の変位を最小として直線的に移 動させることができる。これにより、開閉羽根の円滑かつ確実な開閉動作を実現 することができる。しかも、開閉羽根と電磁ソレノイドとの連結を単純な連繋機 構としたので、従来より小型の電磁ソレノイドを使用することができ、入賞装置 全体の小型簡素化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る電動入賞装置の正面図で
ある。
【図2】電動入賞装置の一部省略した背面図である。
【図3】電動入賞装置の一部破断した側面図である。
【図4】電動入賞装置の分解した側断面図である。
【図5】電動入賞装置の一部破断した平断面図である。
【図6】電動入賞装置の分解した平面図である。
【図7】一方の開閉羽根を示す拡大正面図である。
【図8】開閉羽根と操作部材とを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 本体 13 軸孔 14 挿通口 15 球通口 16 入賞口 18 球受け箱 24 開閉羽根 25 連繋ピン 28 支点部 35 電磁ソレノイド 36 ロッド 40 操作部材 42 連繋口 α 開閉羽根における起立位置から傾倒位置までの角度 β 水平中心線に対する連繋ピンの角度

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸孔(13),球通口(15)および挿通口(14)
    を所定位置に夫々形成した本体(10)と、この本体(10)の
    前側に取着されて球通口(15)と連絡された球受け箱(18)
    と、本体(10)および球受け箱(18)の間の左右対称部位に
    支持されて、通常の起立位置と作動時の外向き傾倒位置
    との角度範囲(α)に亘り変位して入賞口(16)を開閉変化
    し得る一対の開閉羽根(24,24)と、本体(10)の裏側に縦
    向きに設置されてパチンコゲーム中の所定条件に応じて
    可動制御される電磁ソレノイド(35)と、本体(10)の裏側
    と電磁ソレノイド(35)の間に昇降自在に介在されて、同
    ソレノイド(35)のロッド(36)に連結された操作部材(40)
    とを備えると共に、 前記双方の開閉羽根(24,24)の起立位置を基準に観て、
    各支点部(28)を通る水平中心線より内側下部でかつ前記
    開閉用角度範囲(α)の半分程の角度位置(β)に連繋ピン
    (25)を各々連結し、この各連繋ピン(25)を、前記本体(1
    0)の挿通口(14)に挿通して裏側へ平行に延出すると共
    に、前記操作部材(40)の連繋口(42)内に挿入連繋し、同
    部材(40)の直線的昇降作動に伴い両開閉部材(24,24)を
    開閉操作して各位置に保持し得るようにしたことを特徴
    とするパチンコ遊技機における電動入賞装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012091022A (ja) * 2012-01-10 2012-05-17 Heiwa Corp 電動チューリップ

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