JPH11347182A - パチンコ機の音響装置 - Google Patents

パチンコ機の音響装置

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JPH11347182A
JPH11347182A JP15935998A JP15935998A JPH11347182A JP H11347182 A JPH11347182 A JP H11347182A JP 15935998 A JP15935998 A JP 15935998A JP 15935998 A JP15935998 A JP 15935998A JP H11347182 A JPH11347182 A JP H11347182A
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JP
Japan
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speaker
sound
upper plate
holder
plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15935998A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Koichi Iida
功一 飯田
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication of JPH11347182A publication Critical patent/JPH11347182A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機において、スピーカ音を適切な方
向へ指向させて効率よく伝える。 【解決手段】 スピーカ7を、前面板2に取付けられた
スピーカホルダ8内に中心軸7aが前上り状となった状
態で装入して上皿3の前壁部3bの背後のスペースに設
置し、スピーカホルダ8には、スピーカ7の直前位置で
スピーカ音進路を取囲むメガホン部11を形成し、スピ
ーカ音をスピーカ7の前方へ集中的に指向させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機にお
いて、効果音等の音響を発するスピーカを備えた音響装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の音響装置では、例え
ば図4に示すように、スピーカ50が内部に収納された
スピーカケース51を、上皿53が取付けられた前面板
52にねじ止めしてスピーカ50を上皿53内に斜め下
向き状態で設置していた。なお、従来技術としては、例
えば実開平5−28378号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】音響装置のスピーカを
上皿内に収納するに際し、上皿53の前端面53aは、
遊技者が上皿53と下皿54との間に手を差込む必要
上、後下り状に傾斜した形状に形成されており、スピー
カ50は、上皿53内の空間を有効利用するために前端
面53aの傾斜に合わせてスピーカ50の中心軸50a
が前下り状に傾斜した状態、すなわち、スピーカ50の
向きが斜め下向きとなった状態でスピーカケース51を
介して前面板52に組付けられる。従って、スピーカ5
0が発するスピーカ音が遊技者側へ向わずに斜め下方に
向って発せられて下皿54と干渉したり、下皿54によ
って後方へはね返り、スピーカ音が遊技者に対して効率
よく伝えられず、特定の周波数領域の音圧が低下し、例
えば周波数が1KHZ前後の中領域のスピーカ音が聞え
にくくなる不具合がある。
【0004】本発明は、スピーカが発する音響を遊技者
に向かって効率よく伝えることを課題とするものであ
る。本発明の他の課題は、スピーカ音に対する集音効果
を高めることである。本発明の他の課題は、スピーカ音
による上皿の異常振動を防ぐことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のパチンコ機の
音響装置は、パチンコ球が収容される上皿の前壁部の背
後には、音響を発するスピーカを、その中心軸がほぼ水
平状若しくは前上り状となるようにして設置した構成を
有する。
【0006】請求項1の発明では、中心軸がほぼ水平状
若しくは前上り状となった状態でスピーカが上皿の前壁
部の背後のスペースに設置され、スピーカが発する音響
がスピーカのほぼ真正面の方向若しくは真正面より上向
きの方向に対して集中的に伝えられる。
【0007】請求項2のパチンコ機の音響装置は、スピ
ーカの回りを取囲んでスピーカを支持した状態で上皿の
前壁部に対向して前面板に取付けられたスピーカホルダ
には、スピーカ音が前方へ集中的に伝わるようにスピー
カの直前位置でスピーカ音進路の回りを取囲んでスピー
カ音を前方へ指向させるメガホン部を形成した構成を有
する。
【0008】請求項2の発明では、上皿の前壁部に対向
して前面板に取付けられたスピーカホルダに形成したメ
ガホン部が、スピーカホルダによって支持されたスピー
カの直前位置でスピーカ音進路の回りを取囲み、スピー
カ音がその発生位置でメガホン部によって集束されて前
方へ指向され、スピーカ音の拡散がメガホン部によって
防止される。
【0009】請求項3のパチンコ機の音響装置は、上皿
が組付けられた前面板には、スピーカの回りを取囲んで
スピーカを支持した状態で上皿の前壁部の背後に設置さ
れたスピーカホルダを、このスピーカホルダに対向して
上皿に形成された受止め部と前記スピーカホルダとの間
に緩衝機能を有する制振部材を挟み込んだ状態で取付け
た構成を有する。
【0010】請求項3の発明では、スピーカ音によって
発生した振動が、スピーカの回りを取囲むスピーカホル
ダと、このスピーカホルダに対向して上皿に形成した受
止め部との間に挟み込まれて緩衝機能を有する制振部材
によって吸収され、スピーカから上皿への振動の伝播が
抑止されて、スピーカの音響による上皿の異常振動が防
止される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図1,図2にしたがって説明する。パチンコ機
の本体枠において、表枠1の開口縁の前面に装着された
扉枠には、遊技盤面を覆った状態で設置されたガラス扉
と、このガラス扉の下方に隣接して設置された前面板2
とがそれぞれヒンジ機構を介して回動可能に取付けられ
ている。
【0012】前面板2の前面には、パチンコ球が収容さ
れる球受け部3aを有する上皿3が組付けられ、この上
皿3の直下には、表枠1の前面下端に組付けられてパチ
ンコ球が収容される下皿15が設置されている。
【0013】上皿3の前端に形成された前壁部3bの下
部は、上皿3と下皿15との間のスペースを拡張する目
的で後下り状に傾斜した形状に形成されている。
【0014】上皿3の前壁部3bの下部には、後下り状
に傾斜して開口された開口部4と、この開口部4を覆っ
た状態で開口部4の開口縁に結合されて開口部4の前側
に開口部4に沿って設置され、多数個のスリット5aを
有する透音板5とが形成されている。
【0015】効果音等の音響を発して音響によるゲーム
情報等を遊技者に伝えるスピーカ7は、前面板2を貫通
した状態で設置されて前面板2にねじ止めされた筒形状
のスピーカホルダ8に取付けられ、前部が上皿3内に装
入された状態でスピーカホルダ8を介して前面板2に組
付けられている。
【0016】スピーカ7は、その中心軸7aがほぼ水平
状となってスピーカ7の向きがほぼ真正面向きとなった
水平姿勢、若しくは、中心軸7aが前上り状となってス
ピーカ7の向きが若干斜め上向きとなった前上り姿勢で
スピーカホルダ8に取付けられて上皿3の前壁部3bの
背後に設置され、この実施の形態では、スピーカ7はそ
の中心軸7aが前上り状となった前上り姿勢でスピーカ
ホルダ8に取付けられている。
【0017】すなわち、スピーカ7は、その前端面が上
皿3の前端部3bの下部の勾配(スリット5a群の縦方
向の配列角度)より急勾配となってほぼ垂直となった状
態で設置されている。
【0018】スピーカホルダ8はスピーカ7の囲りを取
囲んでスピーカを支持した状態でスピーカ7とともに上
皿3の前壁部3bの背後のスペース内に設置されてい
る。
【0019】スピーカホルダ8には、スピーカ7の前端
付近が前方に対して抜け止めされて内部に装入された方
形枠状の前枠体9と、この前枠体9に同心状に結合され
て前枠体9の後側にスピーカ7の後部を覆った状態で設
置された後枠体10とが形成され、前枠体9の後端の左
右端部にはねじ16によって前面板2に締結された締結
片9aが形成されている。
【0020】スピーカ7は、前枠体9の内周面に形成さ
れた段部9bと、後枠体10の後端縁10aとの間に挟
み込まれてスピーカホルダ8内に装入された状態で設置
されている。
【0021】スピーカホルダ8の前枠体9の前部には、
スピーカ7によって発せられたスピーカ音がスピーカ7
の中心軸7aに沿ってスピーカ7の真正面へ集中的に伝
送されるようにスピーカ7の直前位置でスピーカ音進路
の囲りを取囲み、スピーカ音を前方へ指向させてスピー
カ音の拡散を防ぐメガホン部11が形成され、この実施
の形態ではメガホン部11の中心軸はほぼ水平となって
いる。
【0022】スピーカ7によって発せられたスピーカ音
は、メガホン部11の集音作用によってスピーカ7の中
心軸7aに沿って前方へ集中的に伝送され、上皿3の前
壁部3bの開口部4および透音板5を通り抜けて遊技者
に伝えられる。
【0023】スピーカホルダ8の先端縁12と、スピー
カホルダ8に対向して上皿3に形成された受止め部13
との間には、リング状で弾性圧縮変形可能に形成されて
緩衝機能を有し、スピーカ音による上皿3の振動を抑止
する制振部材14が挟み込まれている。制振部材14と
してはゴム,ゴムスポンジ,ポリウレタン等の合成樹脂
発泡体等が適用される。
【0024】スピーカホルダ8は、その先端縁12と上
皿3の受止め部13との間に制振部材14が挟み込ま
れ、先端縁12が制振部材14を介して受止め部13に
押しつけられた状態で、前面板2に締結されている。
【0025】スピーカ7が発する音響によってスピーカ
ホルダ8が振動しても、スピーカホルダ8の振動が制振
部材14によって吸収されて上皿3の振動が抑止され、
上皿3の振動によるビビリ音の発生が制振部材14によ
って阻止される。
【0026】上記した実施の形態によれば、スピーカ7
によって発せられる音響を下皿3等の障害物との干渉を
無くした状態でスピーカ7の真正面乃至真正面より上向
きの適切な方向へ集中的に指向させて効率よく伝えるこ
とができ、スピーカ音が、適切な方向以外の方向へ拡散
してスピーカ音が聞き取りにくくなる不具合を解消する
ことができる。
【0027】また、スピーカ音をメガホン部11の集音
機能によって聞き取りに適した方向へ指向させてスピー
カ音の拡散防止効果を高めることができる。
【0028】さらに、スピーカ音に起因する振動を制振
部材14によって効果的に吸収して上皿3の異常振動を
防ぐことができ、上皿3の振動によってビビリ音が起生
したり、スピーカ音が濁って伝えられる不具合を解消す
ることができる。
【0029】次に、図3に示す本発明の第2の実施の形
態について説明すると、この実施の形態では、スピーカ
7Aは、前面板2に取付けられたスピーカホルダ8A内
に中心軸7aAが水平状となってスピーカ7Aの向きが
真正面向きとなった状態で同心状に装入され、スピーカ
7Aによって発せられるスピーカ音はスピーカ7Aの前
方へ指向し、スピーカ7Aの真正面に集中的に伝えられ
る。
【0030】この実施の形態では、スピーカ7Aには、
スピーカ7Aのコーン部を取囲んだ状態で設置されて段
ボール状の形態を有する制振部材(図示しない)が組込
まれている。従って、この実施の形態では、制振部材を
別に設ける必要がないので、音響装置のコストを節減す
ることができるとともに、スピーカ7Aの組付けを簡易
化することができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スピーカによ
って発せられる音響を下皿等の障害物との干渉を無くし
た状態でスピーカの真正面乃至真正面より上向きの適切
な方向へ集中的に指向させて効率よく伝えることがで
き、スピーカ音が適切な方向以外の方向へ拡散してスピ
ーカ音が聞き取りにくくなる不具合を解消することがで
きる。
【0032】請求項2の発明によれば、メガホン部の集
音機能によってスピーカ音をスピーカの向きとは無関係
に聞き取りに適した方向へ指向させてスピーカ音の拡散
防止効果を高めることができる。
【0033】請求項3の発明によれば、スピーカ音に起
因する振動を制振部材によって効果的に吸収して上皿の
異常振動を防ぐことができ、上皿の振動によってビビリ
音が起生したり、スピーカ音が濁って伝えられる不具合
を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す要部の縦断面
図である。
【図2】同じくスピーカホルダの背面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す要部の縦断面
図である。
【図4】従来のスピーカの取付け状態を示す要部の縦断
面図である。
【符号の説明】
2 前面板 3 上皿 3b 前壁部 7,7A スピーカ 7a,7aA 中心軸 8,8a スピーカホルダ 11 メガホン部 13 受止め部材 14 制振部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が収容される上皿の前壁部の
    背後には、音響を発するスピーカを、その中心軸がほぼ
    水平状若しくは前上り状となるようにして設置したパチ
    ンコ機の音響装置。
  2. 【請求項2】 スピーカの回りを取囲んでスピーカを支
    持した状態で上皿の前壁部に対向して前面板に取付けら
    れたスピーカホルダには、スピーカ音が前方へ集中的に
    伝わるようにスピーカの直前位置でスピーカ音進路の回
    りを取囲んでスピーカ音を前方へ指向させるメガホン部
    を形成したパチンコ機の音響装置。
  3. 【請求項3】 上皿が組付けられた前面板には、スピー
    カの回りを取囲んでスピーカを支持した状態で上皿の前
    壁部の背後に設置されたスピーカホルダを、このスピー
    カホルダに対向して上皿に形成された受止め部と前記ス
    ピーカホルダとの間に緩衝機能を有する制振部材を挟み
    込んだ状態で取付けたパチンコ機の音響装置。
JP15935998A 1998-06-08 1998-06-08 パチンコ機の音響装置 Withdrawn JPH11347182A (ja)

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JP15935998A JPH11347182A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 パチンコ機の音響装置

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JPH11347182A true JPH11347182A (ja) 1999-12-21

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JP (1) JPH11347182A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025873A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014166386A (ja) * 2014-03-20 2014-09-11 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2016005600A (ja) * 2015-08-29 2016-01-14 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006025873A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
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Effective date: 20050602

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