JPH11345698A - レーザプラズマx線源およびそれを用いた半導体露光装置並びに半導体露光方法 - Google Patents

レーザプラズマx線源およびそれを用いた半導体露光装置並びに半導体露光方法

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JPH11345698A
JPH11345698A JP10155582A JP15558298A JPH11345698A JP H11345698 A JPH11345698 A JP H11345698A JP 10155582 A JP10155582 A JP 10155582A JP 15558298 A JP15558298 A JP 15558298A JP H11345698 A JPH11345698 A JP H11345698A
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plasma
rays
ray source
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Nobuyoshi Konakawa
信好 粉川
Tetsuya Matsui
哲也 松井
Masatsugu Nishi
政嗣 西
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デブリの発生が少なく、X線変換効率が高いレ
ーザプラズマX線源およびそれを用いた半導体露光装置
並びに半導体露光方法を提供する。 【解決手段】微粒子混合ガスターゲット10は、ポリス
チレンなどの有機物質10aに金などの金属10bをコ
ーティングした微粒子10dとX線透過率が高いガス1
0cとで構成し、その微粒子混合ガスターゲット10に
レーザ光2を照射してX線14を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光をターゲ
ットに照射してプラズマを生成し、そのプラズマからX
線を発生させるレーザプラズマX線源に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−281799 号公報は、巻き取りさ
れるテープ状の固体ターゲットにレーザ光を照射してX
線を発生させることを記載する。
【0003】特開昭61−153935号公報は、滴下された液
体金属にレーザ光を照射してX線を発生させることを記
載する。
【0004】特開平2−100297 号公報は、レーザ光のス
ポット径よりも小さいビュレット状のターゲットにレー
ザ光を照射してX線を発生させることを記載する。
【0005】特願昭57−41167 号公報は、固体化された
希ガスや水の粒子にレーザ光を照射してX線を発生させ
ることを記載する。
【0006】「オーエスエー・トレンド・イン・オプテ
ィクス・アンド・フォトニクス,第4巻,エクストリー
ム・ウルトラバイオレット・リソグラフィ(OSA, Trends
inOptics and Photonics, vol.4, EXTREME ULTRAVIOLE
T LITHOGRAPHY)(1996年),66頁」は、真空容器
中に加圧ガスを噴射し、噴射されたガスにレーザ光を照
射してX線を発生させることを記載する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】レーザ光がターゲット
に照射されると、ターゲット中の原子や分子は光学的に
絶縁破壊(オプティカルブレイクダウン)してイオン化
し、レーザプラズマが発生する。発生したレーザプラズ
マからX線が発生する。ターゲットの元素の種類や状態
によって、オプティカルブレイクダウンに必要なレーザ
光強度は異なる。オプティカルブレイクダウンが起こる
ときのレーザ光強度をブレイクダウン閾値という。
【0008】ブレイクダウン閾値は、1:気体(ガ
ス),2:液体,3:固体の順に高い。言い換えれば、
固体および液体のターゲットは、気体よりも低いレーザ
光強度でX線を発生させることができる。従って、液体
および固体のターゲットを用いる場合は、X線変換効率
(照射したレーザのエネルギーに対する発生したX線の
エネルギーで表わされる。)は気体のターゲットを用い
る場合よりも高い。
【0009】しかし、レーザ径よりも大きい塊状やテー
プ状などの固体および液体のターゲットでは、レーザ光
の照射によって発生する熱が周辺に伝わり、ターゲット
が溶融する。そしてレーザプラズマの発生に伴う膨張圧
力で溶融したターゲットが飛散して、数10μmのデブ
リとなる。デブリは、真空容器内の光学素子などに付着
して損傷を与える。
【0010】固体および液体のターゲットをレーザ径よ
りも小さい粒子状にすれば、周囲に粒子がないからデブ
リも減少し、X線変換効率は固体および液体と変わりが
ないが、粒子状のターゲットをレーザ光の照射にあわせ
て供給することは難しく、安定してX線を発生させるこ
とも困難である。
【0011】希ガス等の化学的に安定な気体を氷結させ
た粒子のターゲットは、溶融しても希ガス等の化学的に
安定な気体になるので、デブリを発生しないが、供給す
ることは難しく、安定してX線を発生させることも困難
である。また、X線変換効率は金属ターゲットよりも低
い。
【0012】一方、気体のターゲットでは、固体および
液体のターゲットに比べて、周囲への熱伝導が小さく溶
融が起こらないからデブリは少なく、連続して供給でき
るので安定してX線を発生させることができるが、X線
変換効率は固体および液体よりも低い。
【0013】本発明の目的は、デブリの発生が少なく、
X線変換効率が高いレーザプラズマX線源およびそれを
用いた半導体露光装置並びに半導体露光方法を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の特徴は、金属をその金属よりも比重の小さい物質に
コーティングした粒子と気体とを混合してターゲットと
し、ターゲット噴射装置がターゲットを噴射し、レーザ
照射装置が噴射されたターゲットにレーザ光を照射する
ことにある。この特徴によれば、粒子と気体とを混合し
たターゲットの熱伝導は小さく、粒子の溶融が起こらな
いので、デブリの発生を少なくすることができる。ま
た、粒子と気体とを混合したターゲットは噴射されて流
体となり、照射されたレーザに対して常にターゲットが
供給されるので、X線を安定に発生させることができ
る。また、粒子と気体とを混合したターゲットのレーザ
光が貫く体積は気体のみのターゲットの場合と同じであ
るが、ブレイクダウン閾値は固体のターゲットと同様で
気体のみターゲットよりも低いので、気体のみのターゲ
ットよりもプラズマ化可能領域が大きく、プラズマ化可
能領域に多くの粒子と気体分子が含まれるから、オプテ
ィカルブレイクダウンする微粒子の数は、粒子のみター
ゲット、および、気体のみのターゲットの場合より多く
なるので、発生するX線の輝度も、粒子のみターゲッ
ト、および、気体のみのターゲットより高くすることが
できる。よって、X線変換効率も高くすることができ
る。また、粒子状のターゲットの比重を金属のみで粒子
を構成するものより小さくして粒子の密度を上げ、粒子
を高密度に発生させることができるから、プラズマ化可
能領域に多くの粒子が存在し、オプティカルブレイクダ
ウンが起こらない頻度は0であるから、レーザ光を照射
すれば必ずレーザプラズマが生成され、レーザ光を無駄
にせずにX線を安定に発生させることができる。また、
粒子の表面が金属であることにより、非金属元素よりも
X線変換効率を一層高くすることができる。
【0015】本発明の他の特徴は、請求項2のように、
金属をコーティングする物質には無機物質よりも加工し
やすい有機物質のうち、ポリマー粒子を用いることであ
る。これにより、モノマー粒子を用いることに比べて軽
くて強くて長持ちするため、均一な微粒子を成形して微
粒子を安定かつ高密度に発生させることができる。よっ
て、X線を安定に発生させることができる。
【0016】また、請求項3に記載のように、ポリマー
粒子としてポリスチレン系のものを用いることを特徴と
したものは、他のポリマー粒子に比べて成形加工性に優
れ比重が軽く熱膨張率がコーティングする金属により近
いため高性能なターゲット用の粒子が構成でき、レーザ
の照射を受ける前に熱を加えられる過程があっても、コ
ーティングした金属が剥離せず、正常なターゲット用の
粒子がレーザの照射場(プラズマ化可能領域)に供給さ
れ、X線を安定に発生させることができる。
【0017】本発明の他の特徴は、請求項4のように、
ターゲットを構成している粒子の径がターゲットに照射
されるレーザ光の径より小さいことに特徴のあるもの
は、プラズマ化可能領域により多くの粒子が存在するの
で、発生するX線の輝度はより高くすることができる。
【0018】本発明の他の特徴は、請求項5のように、
コーティングの金属材料が金,錫あるいはタングステン
であることを特徴とするもので、8〜14nmの軟X線
の発生強度が銅やニッケルよりも高く、効率よくX線を
発生させることができる。
【0019】本発明の他の特徴は、請求項6のように、
ターゲットを構成する気体は窒素,空気,ヘリウム,ア
ルゴン,酸素あるいはネオンであることを特徴とするも
ので、8〜14nmの軟X線の透過率がその波長の全帯
域で80%を超える高い透過率を示すので、発生させた
8〜14nmの軟X線の気体による減衰が少なく、波長
が8〜14nmで輝度の高い状態の軟X線を取り出すこ
とができ、多層膜X線反射ミラーの反射率が高い帯域を
含む軟X線を取り出して反射させて使用するのに好適で
ある。
【0020】本発明の他の特徴は、請求項7のように、
粒子と気体とを混合してターゲットとし、ターゲット噴
射装置がターゲットを噴射し、ターゲット回収装置がタ
ーゲット噴射装置の噴射口に対向して開口する回収口を
有してターゲットを回収し、レーザ照射装置が、噴射口
と回収口との間のターゲットにレーザ光を照射すること
にある。この特徴によれば、プラズマ化しなかった粒子
や定常状態に戻った粒子を回収するので、真空容器内を
低圧に保つことができ、発生したX線の損失を防ぐこと
ができる。
【0021】本発明の他の特徴は、請求項8のように、
集光ミラーが請求項1−7のいずれか一項のレーザプラ
ズマX線源で発生したX線をマスクに導き、X線縮小露
光ミラーがマスクで反射したX線を縮小して半導体ウエ
ハに投影することにある。この特徴によれば、レーザプ
ラズマX線源でデブリの発生が少ないので、半導体露光
装置の集光ミラー,マスク,X線縮小露光ミラーなどの
X線光学素子や真空隔壁の損傷を防ぐことができる。ま
た、レーザプラズマX線源から安定に輝度が高いX線が
供給されるので、露光が不足することがなく、露光時間
を短くすることができる。
【0022】本発明の他の特徴は、請求項9のように、
金属を前記金属よりも比重の小さい物質にコーティング
して作られた粒子と気体とを混合してターゲットとする
ステップ、前記ターゲットを真空容器中に噴射するステ
ップ、および、前記真空容器中に噴射されたターゲット
にレーザ光を照射してプラズマを生成させるステップ、
そのプラズマからX線を発生させ、発生したX線を半導
体ウエハに導いて前記半導体ウエハに半導体装置パター
ンを露光することを特徴とする半導体装置露光方法であ
る。この特徴を備えると、粒子間は気体で熱の伝達が少
ないからレーザプラズマX線源でデブリの発生が少ない
ので、半導体露光装置の集光ミラー,マスク,X線縮小
露光ミラーなどのX線光学素子や真空隔壁の損傷を防ぐ
ことができる。また、金属のみの粒子に比べて比重を小
さくして粒子の密度を高めることができるので、レーザ
プラズマX線源から安定に輝度が高いX線が供給され、
露光が不足することがなく、露光時間を短くすることが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】発明者らは、固体および液体ター
ゲットの高いX線変換効率およびX線の高い輝度と、気
体ターゲットの少ないデブリに着目し、固体または液体
をレーザ径よりも十分小さい微粒子状のターゲットにす
ることを考え付いた。そして、安定してX線を発生させ
るために、固体および液体の微粒子状のターゲットを気
体に混合し、真空容器中に噴射して供給することを発明
した。
【0024】また、発明者らは、固体または液体の微粒
子と気体を混合したターゲット(以下、微粒子混合ガス
ターゲットと称する)について、気体を含んでいるがブ
レイクダウン閾値は固体または液体の粒子のブレイクダ
ウン閾値と同じであることを実験で確かめ、塊状および
テープ状の固体または液体ターゲットよりやや小さい
が、固体または液体の微粒子のみからなるターゲット
(以下、微粒子ターゲットと称する)、および、気体の
みからなるターゲット(以下、気体ターゲットと称す
る。)に比べて、大きなX線変換効率を有することを発
見した。
【0025】以下で、微粒子混合ガスターゲットを用い
るX線源およびそれを用いた半導体露光装置の実施例に
ついて説明する。
【0026】(実施例1)本発明の第1の実施例である
レーザプラズマX線源を用いた半導体露光装置を図1に
示す。半導体露光装置は、X線を発生するX線発生部1
00と露光部200とから構成される。露光部200は、
X線発生部100で発生したX線14をX線集光ミラー
15でマスク16に導き、マスク16で反射したマスク
パターンをX線縮小露光ミラー17で縮小してウエハ1
8(試料)に投影するものである。次に、X線発生部1
00を詳しく説明する。X線発生部100は、ターゲッ
トの周りを取り囲む真空容器5、微粒子混合ガスをター
ゲットとして真空容器5内に供給するターゲット供給装
置110,微粒子混合ガスターゲット10にレーザ光2
を照射するレーザ照射装置120、および真空容器5内
の微粒子混合ガスを回収するターゲット回収装置130
から構成される。
【0027】ターゲット供給装置110は、レーザ径直
径数10μm〜数100μmよりも十分小さい直径1μ
m〜3μmとなるように、金属をコーティングした微粒
子が充填された微粒子タンク6,X線透過率が高いガス
が充填されたガスボンベ7,微粒子タンク6から供給さ
れる金属をコーティングした微粒子と、ガスボンベ7か
ら供給されるガスとを混合する混合器8、および混合器
8でつくられた微粒子混合ガスを真空容器5中に噴射す
る供給ノズル9を備える。
【0028】レーザ照射装置120は、レーザ光2を発
生するレーザ光発生器1、およびレーザ光2を収束する
収束レンズ3を備える。レーザ光発生器1は、YAGレ
ーザやエキシマレーザなどの、パルス幅が数10ns以
下で、1パルスあたりの出力が数10mJから数10J
のレーザ光2を発生するものがよい。レーザ光2は、真
空容器5中の微粒子混合ガスターゲット上で数10〜数
100μmになるように収束レンズ3で収束される。レ
ーザプラズマ11を発生させるために、微粒子混合ガス
ターゲット10上でのエネルギー密度は1015〜1022
W/m2 程度がよい。
【0029】ターゲット回収装置130は、真空容器5
内に供給され、プラズマ化しなかったまたは定常状態に
戻った金属をコーティングした微粒子を引き込む回収ダ
クト12、および回収器13を備える。
【0030】真空容器5内には、供給ノズル9の噴射口
と回収ダクト12の回収口とが対向するように配置され
ている。レーザ照射装置120からのレーザ光2は、真
空容器5の壁面に設けられたレーザ光透過窓4を透過し
て、供給ノズル9から噴射された微粒子混合ガスターゲ
ット10に照射される。真空容器5内は、真空ポンプ
(図示せず)によって低圧力に保たれている。例えば、
真空容器5中の圧力を10-2〜10-3torrとし、供給ノ
ズル9内の圧力を数torr以上にすれば、微粒子混合ガス
ターゲット10は、噴出して流体の状態となる。そし
て、プラズマ化しなかったまたは定常状態に戻った微粒
子混合ガスターゲット10は回収ダクト12に入り、真
空容器5内から除去される。
【0031】微粒子混合ガスターゲット10に収束させ
たレーザ光2を照射すると、レーザ光2の強力な電場な
どにより、微粒子混合ガスターゲット10中の金属元素
コーティング微粒子は光学的に絶縁破壊(オプティカル
ブレイクダウン)をしてイオン化する。金属元素コーテ
ィング微粒子のイオン化により発生した電子が、逆制動
輻射などの過程によりレーザ光2のエネルギーを吸収し
て加熱され、微粒子混合ガスターゲット10のレーザ光
2が貫く範囲に、高温高密度なレーザプラズマ11が形
成される。
【0032】レーザプラズマ11の電子温度や密度は、
微粒子混合ガスターゲット10に含まれるコーティング
された金属元素の種類、およびレーザの種類や条件によ
って異なるが、電子温度で数100eV以上、電子密度
で1020〜1022/cm3 程度のプラズマが発生するとよ
い。
【0033】レーザプラズマ11中の電子の制動輻射、
プラズマの再結合過程における自由−自由遷移や自由−
束縛遷移の過程により、レーザプラズマ11から連続的
なスペクトルのX線が放出され、また、プラズマの再結
合過程における束縛−束縛遷移の過程により、特性X線
が放出される。レーザプラズマ11から放出されたX線
は隣接する露光部200で用いられる。
【0034】次に、供給ノズルから真空容器中に噴射さ
れる微粒子混合ガスターゲット10について、説明す
る。
【0035】供給ノズル9から真空容器中に噴射される
微粒子混合ガスターゲット10の構成を図2に示す。微
粒子混合ガスターゲット10は微粒子10dと窒素など
のガス10cが混合されて構成されている。収束された
レーザ光2が微粒子10dに照射されると光学的に絶縁
破壊をしてレーザプラズマ11が形成され、このレーザ
プラズマ11からX線14が放出される。このX線14
を安定に輝度が高いものにするにはレーザプラズマ11
を高温高密度に形成する主な要因である微粒子10dを
ガス10c中に高密度に発生させることが重要である。
ターゲット供給装置110では、単位時間あたりに発生
させうる粒子の重量が制限されているため、比重が重い
と発生できる粒子数が限られる。材料としては図5のよ
うに、銅(元素記号Cu)やニッケル(元素記号Ni)
よりも8〜14nmの軟X線の発生強度が高い元素が望
ましいが、特に、図6の反射率特性のある多層膜X線反
射ミラーを用いる半導体露光装置では、波長が13nm
の軟X線の反射効率がよいので、半導体露光にX線を効
率よく用いるために、波長が13nmの軟X線の発生強
度が高い元素である錫,金,タングステンが用いられ
る。錫,金,タングステンなどは、単体ではそれぞれ比
重が7.3 ,19,19と大きいため、図7のように粒
子の比重と粒子の密度との関係から高密度化は難しい。
そこで、ポリスチレンなどの有機物質10aに金などの
金属10bをコーティングした直径1μm−3μmの微
粒子を用いることで比重を小さくすることができる。こ
のように異なる物質を表面にコーティングした場合の比
重Wは、次式で表される。ここで、核となる物質である
有機物質10aの比重をw1、表面にコーティングした
物質の比重をw2、総体積をAとし、核となる物質の体
積をa1、表面にコーティングした物質の体積をa2と
する。
【0036】
【数1】 W=(w1・a1+w2・a2)/A …(式1) A=a1+a2 したがって、ポリスチレンなどの有機物質10aに金な
どの金属10bをコーティングした微粒子10dの比重
Wは、ポリスチレンの比重をw1=1.05 、金の比重
をw2=19,総体積をA=1とし、核となる物質の体
積をa1=0.9、表面にコーティングした物質の体積を
a2=0.1 とすれば(数1)より、比重Wは、2.8
5 となる。このように比重を小さくできるので微粒子
を高密度に発生させることができる。
【0037】この比重w1=1.05 のポリスチレンを
本実施例では有機物質10aとして用いるが、表1に掲
げたその他のポリマー粒子であっても、モノマーに比べ
て軽くて強くて長持ちするので、用いることが考えられ
るが、熱による平均的な線膨張率が表1の中では6×1
-5〜8×10-5と最も少なくてコーティングされる上
述の金属の線膨張率の範囲(0.46×10-5〜2.3×
10-5)に近い材料を選択し、微粒子10dに加熱工程
が加えられても、選択した有機物質10dとコーティン
グされる上述の金属との熱膨張差によるコーティングの
剥離や脱落を避けて効率よい確実なX線への変換に寄与
させる。
【0038】
【表1】
【0039】さらに、このX線14を輝度が高い状態で
取り出すには、ガス10c中のX線14の透過率が重要
である。ガス10cの候補としては、X線透過率が高い
ガスを選定する必要がある。ガスのX線透過率の比較を
図3に示す。このX線透過率の導出条件は、圧力が1to
rr、距離が1cmのときである。横軸が波長、縦軸がX線
の透過率で、1点鎖線が窒素(元素記号N2)とクリプト
ン(元素記号Kr)、細線が空気とアルゴン(元素記号
Ar)、破線がヘリウム(元素記号He)と酸素(元素
記号O2)、太い破線がネオン(元素記号Ne)、実線
がキセノン(元素記号Xe)を示す。必要なX線の特定
波長は13nmとすると、この13nmで透過率が高い
のは、高い順からヘリウム,アルゴン,窒素,空気,酸
素,ネオン,クリプトン,キセノンとなり、X線透過率
が0.8 以上であるのはヘリウム,アルゴン,窒素,空
気,酸素,ネオンであるため、使用するガスとしてはヘ
リウム,アルゴン,窒素,空気,酸素,ネオンが適して
いる。また、窒素,アルゴンは安価なため、ランニング
コストを削減することができる。
【0040】本実施例によれば、以下の効果が得られ
る。
【0041】本実施例では、レーザ光の径よりも小さい
微粒子10dとガスとを混合した微粒子混合ガスターゲ
ット10を用いることにより、金属微粒子ターゲット、
および、希ガスターゲットよりもX線変換効率がよい。
【0042】微粒子混合ガスターゲット10は、微粒子
10d間のガス10cによって熱伝導が小さく隣接微粒
子10d間での熱伝導による溶融が起こらないので、デ
ブリを少なくできる。
【0043】本実施例では、有機物質10aに金属10
bをコーティングした微粒子10dとガス10cとを混
合した微粒子混合ガスターゲット10を真空容器5内に
噴射し、噴射されて流体となった微粒子混合ガスターゲ
ット10にレーザ光2が照射されるので、レーザパルス
に対して常に微粒子混合ガスターゲット10が供給され
るので、X線を安定に発生させることができる。
【0044】また、微粒子10dは有機物質10aに金
属10bをコーティングしたものであるため、金属微粒
子単体に比べ、比重が小さくなり微粒子を高密度に発生
させることができる。
【0045】また、微粒子10dの表面が金属であるこ
とにより、非金属元素よりもX線変換効率を高くするこ
とができる。
【0046】また、特にX線透過率が80%の高いガス
を選定することにより、X線を輝度が高い状態で取り出
すことができる。
【0047】本実施例では、プラズマ化しなかった微粒
子混合ガスターゲットを回収するので、真空容器内を低
圧に保つことができ、発生したX線の損失を防ぐことが
できる。
【0048】(実施例2)本発明の第2の実施例を図4
により説明する。本実施例は、第1の実施例におけるタ
ーゲット回収装置130に微粒子10dを分離する分離
器30を設け、元の微粒子タンク6に戻してリサイクル
するようにしたものである。
【0049】よって、本実施例によれば、装置メンテナ
ンスが低減でき、また、有機物質のコーティング材とし
て、金のような高価な金属を用いる場合にはランニング
コストが低減できるという効果がある。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、金属を前記金
属より比重の小さい物質にコーティングした粒子と気体
とを混合してターゲットとし、そのターゲット中に混合
された気体が粒子間の断熱手段として作用するので、そ
のターゲットにレーザ光を照射してX線を得る際に、粒
子の溶融が起こらないので、デブリの発生を少なくする
ことができる。また、レーザに対して常にターゲットが
供給されるので、X線を安定に発生させることができ
る。また、粒子は金属微粒子単体よりも比重が小さくな
り、粒子が高密度に発生することができるので、レーザ
光を照射すれば必ずレーザプラズマが生成され、レーザ
光を無駄にせずにX線を安定に発生させることができ
る。また、粒子の表面が金属であることにより、非金属
元素よりもX線変換効率を高くすることができる。
【0051】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加えて、ポリマーの軽くて強くて長持ち
し、成形加工性も優れている性質を利用して、ターゲッ
トを構成する粒子の比重を小さくするのに有効に作用
し、成形加工性も優れて粒子製造に好ましい効果が得ら
れる。
【0052】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
による効果に加えて、ポリスチレン系のポリマーは他の
ポリマーよりも比重が小さく且つ熱膨張率も小さいか
ら、ターゲットを構成する粒子の比重を一層小さくでき
るとともに、粒子へのコーティング金属の熱膨張差によ
る剥離等の悪影響が少なくできるという効果が得られ
る。
【0053】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加えて、粒子の径がターゲットに照射され
るレーザ光の径より小さいことにより、プラズマ化可能
領域により多くの粒子が存在して、発生するX線の輝度
をより高くすることができる。
【0054】請求項5の発明によれば、請求項1から請
求項4までのいずれか一項の発明による効果に加えて、
半導体露光装置で用いられる8〜14nmの軟X線を効
率よく得ることができる。
【0055】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
による効果に加えて、8〜14nmの軟X線を気体によ
る減衰を少なくして効率よく透過するので、軟X線を輝
度が高い状態で取り出すことができる。
【0056】請求項7の発明によれば、請求項1から請
求項6までのいずれか一項の発明による効果に加えて、
ターゲットを回収して真空容器内を低圧に保って、発生
したX線の損失を防ぐことができる。
【0057】請求項8の発明によれば、レーザプラズマ
X線源でデブリの発生が少ないので、半導体露光装置の
集光ミラー,マスク,X線縮小露光ミラーなどのX線光
学素子や真空隔壁の損傷を防ぐことができる。また、レ
ーザプラズマX線源から安定に輝度が高いX線が供給さ
れるので、露光が不足することがなく、露光時間を短く
することができる。
【0058】請求項9の発明によれば、デブリによる半
導体露光装置の損傷抑制効果と、露光不足を解消して露
光時間を短くし、露光作業時間を短縮する効果とを発揮
する半導体装置露光方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるレーザプラズマX
線源を用いた半導体露光装置の全体概略図である。
【図2】図1における供給ノズルから真空容器中に噴射
される微粒子混合ガスターゲットの構成を示す図であ
る。
【図3】ガスのX線透過率の比較を示すグラフ図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例によるレーザプラズマX
線源を用いた半導体露光装置の全体概略図である。
【図5】本発明の各実施例で用いられる粒子にコーティ
ングされる各金属のX線発生強度のグラフ図である。
【図6】各X線波長の多層膜X線反射ミラーの反射率を
示すグラフ図である。
【図7】粒子の比重と粒子の密度との関係を示したグラ
フ図である。
【符号の説明】
1…レーザ光発生器、2…レーザ光、3…収束レンズ、
4…レーザ光透過窓、5…真空容器、6…微粒子タン
ク、7…ガスボンベ、8…混合器、9…供給ノズル、1
0…微粒子混合ガスターゲット、11…レーザプラズ
マ、12…回収ダクト、13…回収器、14…X線、1
5…X線集光ミラー、16…マスク、17…X線縮小露
光ミラー、18…ウエハ、19…露光装置、20…真空
排気系、30…分離器、31…リサイクル用配管、10
0…X線発生部、110…ターゲット供給装置、120
…レーザ照射装置、130…ターゲット回収装置、20
0…露光部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空容器内でレーザ光をターゲットに照射
    してプラズマを生成し、そのプラズマからX線を発生さ
    せるレーザプラズマX線源において、 前記ターゲットは、金属を前記金属より比重の小さい物
    質にコーティングした粒子と気体とを混合したものであ
    り、前記ターゲットを噴射するターゲット噴射装置と、
    前記レーザ光を噴射された前記ターゲットに照射するレ
    ーザ照射装置を備えることを特徴とするレーザプラズマ
    X線源。
  2. 【請求項2】前記物質は、有機物質であって、かつポリ
    マー粒子であることを特徴とする請求項1のレーザプラ
    ズマX線源。
  3. 【請求項3】前記ポリマー粒子は、ポリスチレン系のポ
    リマー粒子であることを特徴とする請求項2のレーザプ
    ラズマX線源。
  4. 【請求項4】前記金属をコーティングした粒子の径は、
    前記ターゲットに照射されるレーザ光の径より小さいこ
    とを特徴とする請求項1のレーザプラズマX線源。
  5. 【請求項5】前記金属の材料は、金,錫あるいはタング
    ステンであることを特徴とする請求項1から請求項4ま
    でのいずれか一項のレーザプラズマX線源。
  6. 【請求項6】前記気体は窒素,空気,ヘリウム,アルゴ
    ン,酸素あるいはネオンであることを特徴とする請求項
    5のレーザプラズマX線源。
  7. 【請求項7】前記ターゲット噴射装置の噴射口に対向し
    て開口する回収口を有して前記ターゲットを回収するタ
    ーゲット回収装置を備え、前記噴射口と前記回収口との
    間の前記ターゲットに、前記レーザ光を照射するもので
    あることを特徴とする請求項1から請求項6までのいず
    れか一項のレーザプラズマX線源。
  8. 【請求項8】請求項1から請求項7までのいずれか一項
    に記載のレーザプラズマX線源と、前記レーザプラズマ
    X線源で発生したX線をマスクに導く集光ミラーと、前
    記マスクで反射したX線を縮小して半導体ウエハに投影
    するX線縮小露光ミラーとを備える半導体露光装置。
  9. 【請求項9】レーザ光をターゲットに照射してプラズマ
    を生成させ、そのプラズマからX線を発生させ、発生し
    たX線を半導体ウエハに導いて前記半導体ウエハに半導
    体装置パターンを露光する半導体装置露光方法におい
    て、 金属を前記金属よりも比重の小さい物質にコーティング
    して作られた粒子と気体とを混合してターゲットとする
    ステップ、前記ターゲットを真空容器中に噴射するステ
    ップ、および、前記真空容器中に噴射されたターゲット
    にレーザ光を照射してプラズマを生成させるステップ、
    そのプラズマからX線を発生させ、発生したX線を半導
    体ウエハに導いて前記半導体ウエハに半導体装置パター
    ンを露光することを特徴とする半導体装置露光方法。
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