JPH1134546A - 情報記録媒体 - Google Patents
情報記録媒体Info
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- JPH1134546A JPH1134546A JP18961397A JP18961397A JPH1134546A JP H1134546 A JPH1134546 A JP H1134546A JP 18961397 A JP18961397 A JP 18961397A JP 18961397 A JP18961397 A JP 18961397A JP H1134546 A JPH1134546 A JP H1134546A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】目視または簡易な装置により情報記録媒体の真
偽判定ができ、耐久性が有り、かつ、偽造・変造が困難
な情報記録媒体を提供すること。 【解決手段】少なくとも基材1、高分子樹脂からなるセ
ンターコア層3、オーバーシート2を順次積層してなる
情報記録媒体10において、センターコア層3が、着色
された高分子樹脂からなり、かつ、情報記録媒体の側面
部から、センターコア層の色相の識別が可能であるこ
と。
偽判定ができ、耐久性が有り、かつ、偽造・変造が困難
な情報記録媒体を提供すること。 【解決手段】少なくとも基材1、高分子樹脂からなるセ
ンターコア層3、オーバーシート2を順次積層してなる
情報記録媒体10において、センターコア層3が、着色
された高分子樹脂からなり、かつ、情報記録媒体の側面
部から、センターコア層の色相の識別が可能であるこ
と。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定期券、乗車券、
入場券、プリペイドカード、クレジットカード、キャッ
シュカード、各種有価証券、身分証明書等のIDカード
などに用いられる情報記録媒体に係わり、特に、偽造等
の防止機能を有する情報記録媒体に係わる。
入場券、プリペイドカード、クレジットカード、キャッ
シュカード、各種有価証券、身分証明書等のIDカード
などに用いられる情報記録媒体に係わり、特に、偽造等
の防止機能を有する情報記録媒体に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、カード式の情報記録媒体が普及し
つつあり、このような記録媒体には、磁気信号の読み取
りが可能な磁気記録層や光的に読み取りが可能な光記録
層や電気的に読み取りが可能なICモジュールからなる
情報記録部を有しており、用途に応じて様々な情報が記
録される。例えば、情報記録媒体の表示情報・ID情
報、情報記録媒体の保持者情報、或いは金銭に関する情
報などである。このような情報記録媒体の使用に際して
は、情報記録媒体が正当なものであるか、さらにその使
用者が使用に当たって正当な権限を有するかについても
判別し、情報記録媒体の悪用を防止する必要性が高まっ
てきている。
つつあり、このような記録媒体には、磁気信号の読み取
りが可能な磁気記録層や光的に読み取りが可能な光記録
層や電気的に読み取りが可能なICモジュールからなる
情報記録部を有しており、用途に応じて様々な情報が記
録される。例えば、情報記録媒体の表示情報・ID情
報、情報記録媒体の保持者情報、或いは金銭に関する情
報などである。このような情報記録媒体の使用に際して
は、情報記録媒体が正当なものであるか、さらにその使
用者が使用に当たって正当な権限を有するかについても
判別し、情報記録媒体の悪用を防止する必要性が高まっ
てきている。
【0003】そこで、悪用防止のための対策のうち、情
報記録媒体が偽造ないしは変造されたものか否かを判別
するための、読み取り機械装置による真偽判定技術や目
視または簡易な装置で情報記録媒体の真偽を判別する技
術が開発されている。
報記録媒体が偽造ないしは変造されたものか否かを判別
するための、読み取り機械装置による真偽判定技術や目
視または簡易な装置で情報記録媒体の真偽を判別する技
術が開発されている。
【0004】前者の技術として、例えば、情報記録媒体
ごとにランダムな情報を固定情報として付与し、情報記
録媒体を使用する際、ランダムな情報を照合しながら情
報記録媒体の真偽を判定する技術がある。また、情報記
録媒体に当該情報記録媒体が正当なものであることを示
す情報を記録したマークを設け、そのマークの記録を読
み取るようにした技術も知られている。例えば、マーク
に所定の光を照射すると特定の波長の光を反射して真正
であることが判るようにした情報記録媒体や、マークに
真正な情報記録媒体であることを示す磁気情報を記録す
る技術が知られている。
ごとにランダムな情報を固定情報として付与し、情報記
録媒体を使用する際、ランダムな情報を照合しながら情
報記録媒体の真偽を判定する技術がある。また、情報記
録媒体に当該情報記録媒体が正当なものであることを示
す情報を記録したマークを設け、そのマークの記録を読
み取るようにした技術も知られている。例えば、マーク
に所定の光を照射すると特定の波長の光を反射して真正
であることが判るようにした情報記録媒体や、マークに
真正な情報記録媒体であることを示す磁気情報を記録す
る技術が知られている。
【0005】後者の技術としては、例えば、特殊インキ
によって情報記録媒体にマーキングし、特殊な装置によ
ってマーキングを検出するようにした技術、あるいは所
定箇所にレーザまたは光を照射すると真正な情報記録媒
体であることを示すホログラムが発生し、目視で確認す
る技術、または印刷技術を用いて特殊な文字、パターン
等を印刷し真偽を判別する技術などが知られている。ま
た、情報記録媒体のサインパネルに記された署名と使用
者のサインを照合することにより確認している。さらに
情報記録媒体の正当な使用者の写真、指紋などの情報を
情報記録媒体に記載し照合するような技術も知られてい
る。
によって情報記録媒体にマーキングし、特殊な装置によ
ってマーキングを検出するようにした技術、あるいは所
定箇所にレーザまたは光を照射すると真正な情報記録媒
体であることを示すホログラムが発生し、目視で確認す
る技術、または印刷技術を用いて特殊な文字、パターン
等を印刷し真偽を判別する技術などが知られている。ま
た、情報記録媒体のサインパネルに記された署名と使用
者のサインを照合することにより確認している。さらに
情報記録媒体の正当な使用者の写真、指紋などの情報を
情報記録媒体に記載し照合するような技術も知られてい
る。
【0006】しかしながら、読み取り機械装置を用いて
真偽判定を行い、偽造、変造、不正使用を防止する技術
は、読み取り機械装置を備えなければならず、真偽判定
の利便性に欠けている。特に身分証等のID情報記録媒
体の使用場所、使用時間などが不限定の場合、読み取り
装置を用いて情報記録媒体の真偽を判定することは非常
に困難である。
真偽判定を行い、偽造、変造、不正使用を防止する技術
は、読み取り機械装置を備えなければならず、真偽判定
の利便性に欠けている。特に身分証等のID情報記録媒
体の使用場所、使用時間などが不限定の場合、読み取り
装置を用いて情報記録媒体の真偽を判定することは非常
に困難である。
【0007】また、上記の目視または簡易な装置により
情報記録媒体の真偽を判定する場合、偽造等を防止する
技術としては、印刷・転写・コーティング等により情報
記録媒体の表面に施され、表面情報について真偽判定を
行う技術がある。しかし、表面に形成された印刷等のパ
ターン、文字及びホログラム箔などは比較的に破壊され
やすく、耐久性等に問題を生じやすいため、判定ができ
なくなることがある。また、偽造防止技術が表面に形成
されているので、比較的容易に書換え、貼替えされ偽造
・変造される。よって現状では情報記録媒体の真偽判定
技術として確実とはいえなくなってきている。
情報記録媒体の真偽を判定する場合、偽造等を防止する
技術としては、印刷・転写・コーティング等により情報
記録媒体の表面に施され、表面情報について真偽判定を
行う技術がある。しかし、表面に形成された印刷等のパ
ターン、文字及びホログラム箔などは比較的に破壊され
やすく、耐久性等に問題を生じやすいため、判定ができ
なくなることがある。また、偽造防止技術が表面に形成
されているので、比較的容易に書換え、貼替えされ偽造
・変造される。よって現状では情報記録媒体の真偽判定
技術として確実とはいえなくなってきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、情報記録媒
体に関する以上のような問題点に着目してなされたもの
で、目視または簡易な装置により情報記録媒体の真偽判
定ができ、耐久性があり、かつ、偽造・変造が困難な情
報記録媒体を提供することを目的とする。
体に関する以上のような問題点に着目してなされたもの
で、目視または簡易な装置により情報記録媒体の真偽判
定ができ、耐久性があり、かつ、偽造・変造が困難な情
報記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
少なくとも基材、高分子樹脂からなるセンターコア層、
オーバーシートを順次積層してなる情報記録媒体におい
て、前記センターコア層が、着色された高分子樹脂から
成り、かつ、情報記録媒体の側面部から、該センターコ
ア層の色相の識別が可能である情報記録媒体である。
少なくとも基材、高分子樹脂からなるセンターコア層、
オーバーシートを順次積層してなる情報記録媒体におい
て、前記センターコア層が、着色された高分子樹脂から
成り、かつ、情報記録媒体の側面部から、該センターコ
ア層の色相の識別が可能である情報記録媒体である。
【0010】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記基材またはオーバーシートの全面または一部
に、前記センターコア層と同じ色相を有する表面絵柄層
を形成させた情報記録媒体である。
て、前記基材またはオーバーシートの全面または一部
に、前記センターコア層と同じ色相を有する表面絵柄層
を形成させた情報記録媒体である。
【0011】さらにまた、第3の発明は、第1および第
2の発明において、前記基材またはオーバーシートの全
面または一部に、前記センターコア層と同じ色相を有す
るホログラム箔を形成させた情報記録媒体である。
2の発明において、前記基材またはオーバーシートの全
面または一部に、前記センターコア層と同じ色相を有す
るホログラム箔を形成させた情報記録媒体である。
【0012】さらにまた、第4の発明は、第1、第2お
よび第3の発明において、前記基材またはオーバーシー
トの全面または一部に、前記センターコア層と同じ色相
を有する地紋を形成させた情報記録媒体である。
よび第3の発明において、前記基材またはオーバーシー
トの全面または一部に、前記センターコア層と同じ色相
を有する地紋を形成させた情報記録媒体である。
【0013】上記のように本発明によれば、センターコ
ア層が、着色された高分子樹脂から成り、かつ、情報記
録媒体の側面部から、該センターコア層の色相の識別が
可能なので、色相を識別することにより真偽の判定がで
きる。また、基材またはオーバーシートの全面または一
部に、前記センターコア層と同じ色相を有する表面絵柄
層、あるいはホログラム箔、あるいは地紋を形成させた
ので、センターコア層と表面絵柄層、あるいはホログラ
ム箔、あるいは地紋の色相を比較することのより真偽の
判定が容易にできる。
ア層が、着色された高分子樹脂から成り、かつ、情報記
録媒体の側面部から、該センターコア層の色相の識別が
可能なので、色相を識別することにより真偽の判定がで
きる。また、基材またはオーバーシートの全面または一
部に、前記センターコア層と同じ色相を有する表面絵柄
層、あるいはホログラム箔、あるいは地紋を形成させた
ので、センターコア層と表面絵柄層、あるいはホログラ
ム箔、あるいは地紋の色相を比較することのより真偽の
判定が容易にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下実施例により本発明を詳細に
説明する。図1は本発明に係わる情報記録媒体の実施例
の説明図で、(a)は平面図、(b)は断面図である。
図2は本発明に係わる情報記録媒体の別の実施例の説明
図で、(a)は平面図、(b)は断面図である。
説明する。図1は本発明に係わる情報記録媒体の実施例
の説明図で、(a)は平面図、(b)は断面図である。
図2は本発明に係わる情報記録媒体の別の実施例の説明
図で、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【0015】図1(a)、(b)において、10は磁気
テープ付きの情報記録媒体であり、基材1、センターコ
ア層3、オーバーシート2が、順次積層されて構成さ
れ、基材のセンターコア層と接しない方の面には磁気ス
トライプ6が形成され、また、オーバーシートのセンタ
ーコア層と接しない方の面にはホログラム箔5、表面絵
柄層4、表面印字層7がそれぞれ形成されている。
テープ付きの情報記録媒体であり、基材1、センターコ
ア層3、オーバーシート2が、順次積層されて構成さ
れ、基材のセンターコア層と接しない方の面には磁気ス
トライプ6が形成され、また、オーバーシートのセンタ
ーコア層と接しない方の面にはホログラム箔5、表面絵
柄層4、表面印字層7がそれぞれ形成されている。
【0016】図2(a)、(b)において、20は磁気
テープ付き非接触式ICモジュールの情報記録媒体であ
り、基材1、センターコア層3、オーバーシート2が、
順次積層されて構成され、基材のセンターコア層と接し
ない方の面には磁気ストライプ6が形成され、また、セ
ンターコア層3の基材1と接する面には非接触式ICモ
ジュール9が埋め込まれ、さらに、オーバーシートのセ
ンターコア層と接しない方の面には表面印字層7、地紋
8がそれぞれ形成されている。
テープ付き非接触式ICモジュールの情報記録媒体であ
り、基材1、センターコア層3、オーバーシート2が、
順次積層されて構成され、基材のセンターコア層と接し
ない方の面には磁気ストライプ6が形成され、また、セ
ンターコア層3の基材1と接する面には非接触式ICモ
ジュール9が埋め込まれ、さらに、オーバーシートのセ
ンターコア層と接しない方の面には表面印字層7、地紋
8がそれぞれ形成されている。
【0017】基材1には、強度のある紙や合成紙、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル
(PVC)、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチ
ル、ポリスチレン、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポ
リ(3ヒドロキシブチレート−3ヒドロキシヴァリレー
ト)、ポリビニルアルコール等の合成樹脂類、天然樹脂
類、金属、セラミックス等を単独または組み合わせた複
合体として用いることができる。
エチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル
(PVC)、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチ
ル、ポリスチレン、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポ
リ(3ヒドロキシブチレート−3ヒドロキシヴァリレー
ト)、ポリビニルアルコール等の合成樹脂類、天然樹脂
類、金属、セラミックス等を単独または組み合わせた複
合体として用いることができる。
【0018】そして、基材1の一方の面にはセンターコ
ア層3を形成させる。基材とセンターコア層の接着性を
向上させるため、基材の表面に易接着処理、例えば、コ
ロナ放電処理、プラズマ処理、樹脂塗布等を施しても良
い。さらに基材上に非接触ICモジュールを固定するこ
ともできる。非接触ICモジュールを固定する場合、合
成樹脂など接着剤を用いて固定することができる。基材
のもう一方の面はカードの表面となり、表面の全面また
は一部に通常の機能性薄膜、例えば、保護層、磁気記録
層、可視記録層、絵柄層等を設けても良い。
ア層3を形成させる。基材とセンターコア層の接着性を
向上させるため、基材の表面に易接着処理、例えば、コ
ロナ放電処理、プラズマ処理、樹脂塗布等を施しても良
い。さらに基材上に非接触ICモジュールを固定するこ
ともできる。非接触ICモジュールを固定する場合、合
成樹脂など接着剤を用いて固定することができる。基材
のもう一方の面はカードの表面となり、表面の全面また
は一部に通常の機能性薄膜、例えば、保護層、磁気記録
層、可視記録層、絵柄層等を設けても良い。
【0019】基材上に非接触ICモジュール9を配置す
る場合、接着剤や粘着剤を使って、あるいは熱融着法に
よって基材表面に非接触ICモジュールを固定し、その
上にセンターコア層を積層することもできる。基材1上
に配置する非接触ICモジュール9は受信または送信用
のコイルとデータ蓄積用のメモリー、更に場合によって
はデータ演算等用のCPU、エネルギー供給用の電池等
からなる。出来上がるカードの外観形状等に影響を及ぼ
さないため、非接触ICモジュール9はできるだけ薄型
を用いた方が好ましい。また、モジュールの取扱い易
さ、コスト面からプリント基板型の一体型モジュールを
用いても良い。
る場合、接着剤や粘着剤を使って、あるいは熱融着法に
よって基材表面に非接触ICモジュールを固定し、その
上にセンターコア層を積層することもできる。基材1上
に配置する非接触ICモジュール9は受信または送信用
のコイルとデータ蓄積用のメモリー、更に場合によって
はデータ演算等用のCPU、エネルギー供給用の電池等
からなる。出来上がるカードの外観形状等に影響を及ぼ
さないため、非接触ICモジュール9はできるだけ薄型
を用いた方が好ましい。また、モジュールの取扱い易
さ、コスト面からプリント基板型の一体型モジュールを
用いても良い。
【0020】センターコア層3には、熱可塑性高分子樹
脂、熱硬化性高分子樹脂、および反応性高分子樹脂を用
いることができる。熱可塑性高分子樹脂としては、例え
ば、PVC、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹
脂、ビニルアセタール樹脂、ビニルカルバゾール樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、スチロール樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリカーボネート樹脂、アセタール樹脂、塩化エ
ーテル樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタン樹脂などの単体
または共重合体を使用することができる。熱硬化性高分
子樹脂、および反応性高分子樹脂としては、例えば、フ
ェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、反応性ポリウレタン樹脂
などの単体または共重合体を用いることができる。
脂、熱硬化性高分子樹脂、および反応性高分子樹脂を用
いることができる。熱可塑性高分子樹脂としては、例え
ば、PVC、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹
脂、ビニルアセタール樹脂、ビニルカルバゾール樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、スチロール樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリカーボネート樹脂、アセタール樹脂、塩化エ
ーテル樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタン樹脂などの単体
または共重合体を使用することができる。熱硬化性高分
子樹脂、および反応性高分子樹脂としては、例えば、フ
ェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、反応性ポリウレタン樹脂
などの単体または共重合体を用いることができる。
【0021】センターコア層3は、基材1上の全面また
は一部に、例えば、非接触ICモジュール9を埋め込む
枠状に、形成することができる。センターコア層3を基
材上の全面に形成する場合、押し出しコーティング法、
グラビアコーティング法、樹脂転写法などの公知の方法
により、直接基材1上に形成することができる。あるい
は、予め樹脂シートを形成しておき、接着剤または熱プ
レスで基材に積層してセンターコア層3とすることもで
きる。
は一部に、例えば、非接触ICモジュール9を埋め込む
枠状に、形成することができる。センターコア層3を基
材上の全面に形成する場合、押し出しコーティング法、
グラビアコーティング法、樹脂転写法などの公知の方法
により、直接基材1上に形成することができる。あるい
は、予め樹脂シートを形成しておき、接着剤または熱プ
レスで基材に積層してセンターコア層3とすることもで
きる。
【0022】基材1上に非接触ICモジュール9が配置
・固定される場合、積層されたセンターコア層3表面に
熱プレス等により面一に施した方が好ましい。センター
コア層3を基材1上の一部に、例えば、非接触ICモジ
ュール9を埋め込む枠状に形成する場合、非接触ICモ
ジュール9が配置された基材上に前述の高分子樹脂をグ
ラビア印刷法、スクリーン印刷法、樹脂転写法などの公
知の方法により、非接触ICモジュール9を埋め込む枠
を形成することができる。あるいは、予め樹脂シートを
形成し所定のパターン状に、例えば、非接触ICモジュ
ール9を埋め込む枠状に断裁して、接着剤または熱プレ
スで基材上に積層してセンターコア層3とすることもで
きる。さらに場合によっては、センターコア層3と非接
触ICモジュール9の隙間に高分子樹脂を充填して、表
面を面一にすることもできる。センターコア層3の厚さ
は基材1、センターコア層3、オーバーシート2および
各種の絵柄層、接着層等を併せて情報記録媒体の厚さに
なるように設定する。
・固定される場合、積層されたセンターコア層3表面に
熱プレス等により面一に施した方が好ましい。センター
コア層3を基材1上の一部に、例えば、非接触ICモジ
ュール9を埋め込む枠状に形成する場合、非接触ICモ
ジュール9が配置された基材上に前述の高分子樹脂をグ
ラビア印刷法、スクリーン印刷法、樹脂転写法などの公
知の方法により、非接触ICモジュール9を埋め込む枠
を形成することができる。あるいは、予め樹脂シートを
形成し所定のパターン状に、例えば、非接触ICモジュ
ール9を埋め込む枠状に断裁して、接着剤または熱プレ
スで基材上に積層してセンターコア層3とすることもで
きる。さらに場合によっては、センターコア層3と非接
触ICモジュール9の隙間に高分子樹脂を充填して、表
面を面一にすることもできる。センターコア層3の厚さ
は基材1、センターコア層3、オーバーシート2および
各種の絵柄層、接着層等を併せて情報記録媒体の厚さに
なるように設定する。
【0023】センターコア層3を着色するための色材と
しては、基材1の表面またはオーバーシート2の表面の
絵柄または特殊マークと同様な色相(可視光領域におい
て無色であっても良い。例えば、紫外光等を照射するこ
とにより、発行する色相)の着色顔料や着色染料の単体
または混合体を分散・混合して使用することができる。
しては、基材1の表面またはオーバーシート2の表面の
絵柄または特殊マークと同様な色相(可視光領域におい
て無色であっても良い。例えば、紫外光等を照射するこ
とにより、発行する色相)の着色顔料や着色染料の単体
または混合体を分散・混合して使用することができる。
【0024】着色顔料を用いる場合、金属粉顔料、マイ
カ、酸化鉄系顔料、複合酸鉄物系顔料等の酸化金属、紺
青等の無機顔料および不溶性アゾ顔料、フタロシアニン
顔料、昼光蛍光顔料、紫外線蛍光体、縮合多環系顔料等
の有機顔料単体または混合体を用いることができる。
カ、酸化鉄系顔料、複合酸鉄物系顔料等の酸化金属、紺
青等の無機顔料および不溶性アゾ顔料、フタロシアニン
顔料、昼光蛍光顔料、紫外線蛍光体、縮合多環系顔料等
の有機顔料単体または混合体を用いることができる。
【0025】着色顔料の大きさは平均粒子径が0.1〜
10μm程度のものを用いる。顔料の粒子径があまり大
きいと、センターコア層3の表面に凹凸が生じやすく、
情報記録媒体の表面平滑性に影響を及ぼすことがある。
また、粒子径が小さすぎると顔料の分散が難しく、顔料
粒子同士が凝集を起こすことがある。着色染料を使用す
る場合、反応性染料、蛍光増白剤染料、多環系染料等を
使用する。
10μm程度のものを用いる。顔料の粒子径があまり大
きいと、センターコア層3の表面に凹凸が生じやすく、
情報記録媒体の表面平滑性に影響を及ぼすことがある。
また、粒子径が小さすぎると顔料の分散が難しく、顔料
粒子同士が凝集を起こすことがある。着色染料を使用す
る場合、反応性染料、蛍光増白剤染料、多環系染料等を
使用する。
【0026】着色顔料および着色染料の分散溶解方法と
しては、高分子樹脂の溶融体または溶液体に着色顔料ま
たは着色染料を加え、分散機にて分散・溶解させる方法
がある。分散機としては、ニーダー、混練機、三本ロー
ルミル、ボールミル、アトライター、サンドミル等があ
る。
しては、高分子樹脂の溶融体または溶液体に着色顔料ま
たは着色染料を加え、分散機にて分散・溶解させる方法
がある。分散機としては、ニーダー、混練機、三本ロー
ルミル、ボールミル、アトライター、サンドミル等があ
る。
【0027】センターコア層3の上にオーバーシート2
を貼り合わせて積層する。オーバーシート2としては、
基材と同じ材質のものでも異なる材質のものでもよい。
例えば、強度のある紙や合成紙、PET、PVC、ポリ
カーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレ
ン、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリ(3ヒドロキ
シブチレート−3ヒドロキシヴァリレート)、ポリビニ
ルアルコール等の合成樹脂類、天然樹脂類、金属、セラ
ミックス等を単独または組み合わせた複合体として用い
ることができる。
を貼り合わせて積層する。オーバーシート2としては、
基材と同じ材質のものでも異なる材質のものでもよい。
例えば、強度のある紙や合成紙、PET、PVC、ポリ
カーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレ
ン、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリ(3ヒドロキ
シブチレート−3ヒドロキシヴァリレート)、ポリビニ
ルアルコール等の合成樹脂類、天然樹脂類、金属、セラ
ミックス等を単独または組み合わせた複合体として用い
ることができる。
【0028】オーバーシート2の表面も、基材と同様に
基材と貼り合わせる面に、易接着処理を施した方が好ま
しい。さらにオーバーシートのもう一方の面には、要求
特性に応じて基材表面の全面または一部に通常の機能性
薄膜層、例えば、特殊なマーク、保護層、磁気記録層、
可視記録層、絵柄層等を設けても良い。
基材と貼り合わせる面に、易接着処理を施した方が好ま
しい。さらにオーバーシートのもう一方の面には、要求
特性に応じて基材表面の全面または一部に通常の機能性
薄膜層、例えば、特殊なマーク、保護層、磁気記録層、
可視記録層、絵柄層等を設けても良い。
【0029】センターコア層3とオーバーシート2を積
層する方法は、接着剤を介して接着する方法や、また、
センターコア層3とオーバーシート2が熱可塑性高分子
樹脂の場合、熱プレスによる熱融着方法を用いることも
できる。接着剤は、酢酸ビニル系、ポリビニルアルコー
ル系、塩化ビニル系、アクリル系、ポリウレタン系、エ
ポキシ系、シリコーン系、ユリア系、ポリエステル系等
の接着剤を用いることができる。
層する方法は、接着剤を介して接着する方法や、また、
センターコア層3とオーバーシート2が熱可塑性高分子
樹脂の場合、熱プレスによる熱融着方法を用いることも
できる。接着剤は、酢酸ビニル系、ポリビニルアルコー
ル系、塩化ビニル系、アクリル系、ポリウレタン系、エ
ポキシ系、シリコーン系、ユリア系、ポリエステル系等
の接着剤を用いることができる。
【0030】
【実施例】以下、更に本発明の具体的な実施例を挙げて
説明する。 〈実施例1〉図1(a)、(b)は本発明の第1の実施
例に係る情報記録媒体10の平面図と断面図であり、こ
の図をもとに説明する。先ず、200°Cに加熱したP
VCに、無機顔料である緑色の酸化クロムを樹脂量に対
し重量比で2%添加し、ニーダ混合機で混練して押出し
機により、厚さ0.46mmのシート状に成形し、セン
ターコア層3とした。
説明する。 〈実施例1〉図1(a)、(b)は本発明の第1の実施
例に係る情報記録媒体10の平面図と断面図であり、こ
の図をもとに説明する。先ず、200°Cに加熱したP
VCに、無機顔料である緑色の酸化クロムを樹脂量に対
し重量比で2%添加し、ニーダ混合機で混練して押出し
機により、厚さ0.46mmのシート状に成形し、セン
ターコア層3とした。
【0031】別に、基材1として、寸法が10cm×1
0cm角、厚さ0.15mmのPVCシートを用意し、
この一方の面にJIS 1の磁気ストライプテープ6を
熱転写法により貼着した。もう一方の面にプラズマ処理
法により易接着処理を施し、ホットメルト接着剤を介し
て上述のセンターコア層3を積層した。
0cm角、厚さ0.15mmのPVCシートを用意し、
この一方の面にJIS 1の磁気ストライプテープ6を
熱転写法により貼着した。もう一方の面にプラズマ処理
法により易接着処理を施し、ホットメルト接着剤を介し
て上述のセンターコア層3を積層した。
【0032】基材1と同じ寸法の、すなわち、10cm
×10cm角、厚さ0.15mmのPVCシートをオー
バーシート2として用意して、その一方の面に、下記の
処方でセンターコア層3と同様の色相を有する幅10m
m、長さ40mmの帯状パターンをスクリーン印刷法で
印刷し表面絵柄層4とした。また表面絵柄層4の上に絵
柄等の表面印字層7も合わせ設けた。
×10cm角、厚さ0.15mmのPVCシートをオー
バーシート2として用意して、その一方の面に、下記の
処方でセンターコア層3と同様の色相を有する幅10m
m、長さ40mmの帯状パターンをスクリーン印刷法で
印刷し表面絵柄層4とした。また表面絵柄層4の上に絵
柄等の表面印字層7も合わせ設けた。
【0033】表面絵柄層4の処方 アクリル樹脂 50部 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 50部 緑色の塩化クロム顔料 4部 シクロヘキサノン 450部
【0034】オーバーシート2のもう一方の面を、基材
1が積層されたセンターコア層3と合わせて熱プレス
(温度130°C、圧力50kg/cm2 )により熱融
着し、一体化した。こうして一体化された積層体を情報
記録媒体の寸法に裁断し、さらにオーバーシートの表面
にセンターコア層と同じ色相(緑色)を有するホログラ
ム箔5を転写して、情報記録媒体10とした。
1が積層されたセンターコア層3と合わせて熱プレス
(温度130°C、圧力50kg/cm2 )により熱融
着し、一体化した。こうして一体化された積層体を情報
記録媒体の寸法に裁断し、さらにオーバーシートの表面
にセンターコア層と同じ色相(緑色)を有するホログラ
ム箔5を転写して、情報記録媒体10とした。
【0035】こうして作製した情報記録媒体10を側面
から見たところ、センターコア層3と表面絵柄層4の色
相は、ホログラム箔5と同じ色相であることが確認でき
た。またこの情報記録媒体について磁気データの書き込
みと読み取りを行ったところ、トラブルは生じず書き込
み及び読み取りが正常に行えたことを確認した。
から見たところ、センターコア層3と表面絵柄層4の色
相は、ホログラム箔5と同じ色相であることが確認でき
た。またこの情報記録媒体について磁気データの書き込
みと読み取りを行ったところ、トラブルは生じず書き込
み及び読み取りが正常に行えたことを確認した。
【0036】〈実施例2〉図2(a)、(b)は本発明
の第2の実施例に係る情報記録媒体20の表面図と断面
図であり、この図をもとに説明する。先ず、120°C
に加熱された湿気硬化型反応性ホットメルト樹脂(ポリ
ウレタン樹脂)中に青色のフタロシアニンブルー有機顔
料と紫外線蛍光体Y3 Al5O12:Ceを樹脂量に対
し、それぞれ1%、3%(重量比)添加しニーダ混合機
で混練してセンターコア層3用の樹脂とした。
の第2の実施例に係る情報記録媒体20の表面図と断面
図であり、この図をもとに説明する。先ず、120°C
に加熱された湿気硬化型反応性ホットメルト樹脂(ポリ
ウレタン樹脂)中に青色のフタロシアニンブルー有機顔
料と紫外線蛍光体Y3 Al5O12:Ceを樹脂量に対
し、それぞれ1%、3%(重量比)添加しニーダ混合機
で混練してセンターコア層3用の樹脂とした。
【0037】別に、基材1として、寸法が10cm×1
0cm角、厚さ0.15mmのPETシートを用意し、
この一方の面にJIS 1の磁気ストライプテープ6を
熱転写法により貼着し、さらに絵柄層等を形成した。も
う一方の面にプラズマ処理法により易接着処理を施し、
非接触ICモジュール9を所定の位置に配置して、その
上に、上述の着色された湿気硬化型反応性ホットメルト
樹脂をダイコータにより、層厚が0.5mmになるよう
に塗布し、センターコア層3を形成した。
0cm角、厚さ0.15mmのPETシートを用意し、
この一方の面にJIS 1の磁気ストライプテープ6を
熱転写法により貼着し、さらに絵柄層等を形成した。も
う一方の面にプラズマ処理法により易接着処理を施し、
非接触ICモジュール9を所定の位置に配置して、その
上に、上述の着色された湿気硬化型反応性ホットメルト
樹脂をダイコータにより、層厚が0.5mmになるよう
に塗布し、センターコア層3を形成した。
【0038】その後直ち(樹脂のオープンタイム以内)
に、同じく寸法が10cm×10cm角、厚さ0.15
mmのPETシートをオーバーシート2として、センタ
ーコア層3に重ね合わせ、情報記録媒体用の積層体とし
た。この情報記録媒体用の積層体をプレス機により、積
層体の総厚さが0.76mmになるように熱プレス(温
度100°C、圧力20kg/cm2 )して、情報記録
媒体の形状に断裁した。
に、同じく寸法が10cm×10cm角、厚さ0.15
mmのPETシートをオーバーシート2として、センタ
ーコア層3に重ね合わせ、情報記録媒体用の積層体とし
た。この情報記録媒体用の積層体をプレス機により、積
層体の総厚さが0.76mmになるように熱プレス(温
度100°C、圧力20kg/cm2 )して、情報記録
媒体の形状に断裁した。
【0039】断裁された積層体のオーバーシート側面
に、センターコア層と同等の色相の下記処方からなるイ
ンキでスクリーン印刷法によりインキ層を形成させ、地
紋8とした。さらにオフセット印刷用の墨インキを用い
て、情報記録媒体の使用者のID情報等の表面印字層7
をオフセット印刷して、情報記録媒体20とした。
に、センターコア層と同等の色相の下記処方からなるイ
ンキでスクリーン印刷法によりインキ層を形成させ、地
紋8とした。さらにオフセット印刷用の墨インキを用い
て、情報記録媒体の使用者のID情報等の表面印字層7
をオフセット印刷して、情報記録媒体20とした。
【0040】 スクリーン印刷用インキの処方 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 100部 青色のフタロシアニンブルー有機顔料 1部 紫外線蛍光体 Y3 Al5 O12:Ce 3部 シリコーン系消泡剤 1部 シクロヘキサノン 150部 イソホロン 60部
【0041】こうして作製した情報記録媒体20を側面
から見たところ、センターコア層3が地紋8と同様な色
相であることが目視及びブラックライトで確認できた。
さらにこの情報記録媒体20について磁気データの書き
込みと読み取りを行ったところ、トラブルは生じず書き
込み及び読み取りが正常に行えたことを確認した。また
非接触ICモジュールについて通信テストを行ったが支
障なく通信できた。
から見たところ、センターコア層3が地紋8と同様な色
相であることが目視及びブラックライトで確認できた。
さらにこの情報記録媒体20について磁気データの書き
込みと読み取りを行ったところ、トラブルは生じず書き
込み及び読み取りが正常に行えたことを確認した。また
非接触ICモジュールについて通信テストを行ったが支
障なく通信できた。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、情
報記録媒体のセンターコア層を着色し、情報記録媒体の
断面からセンターコア層の色相を識別することにより、
真偽判定ができる。さらに情報記録媒体の表面に、セン
ターコア層と同様な色相の表面絵柄層、地紋、ホログラ
ム箔を形成することにより、センターコア層と表面絵柄
層、地紋、ホログラム箔の色相が一致しているかを照合
することにより、偽造防止効果を一段と向上させること
が可能となった。
報記録媒体のセンターコア層を着色し、情報記録媒体の
断面からセンターコア層の色相を識別することにより、
真偽判定ができる。さらに情報記録媒体の表面に、セン
ターコア層と同様な色相の表面絵柄層、地紋、ホログラ
ム箔を形成することにより、センターコア層と表面絵柄
層、地紋、ホログラム箔の色相が一致しているかを照合
することにより、偽造防止効果を一段と向上させること
が可能となった。
【図1】本発明の一実施例を示す説明図であり、(a)
は平面図、(b)はA−A’線断面図である。
は平面図、(b)はA−A’線断面図である。
【図2】本発明の別の実施例を示す説明図であり、
(a)は平面図、(b)はA−A’線断面図である。
(a)は平面図、(b)はA−A’線断面図である。
1‥‥基材 2‥‥オーバーシート 3‥‥センターコア層 4‥‥表面絵柄層 5‥‥ホログラム箔 6‥‥磁気ストライプ 7‥‥表面印字層 8‥‥地紋 9‥‥非接触式ICモジュール 10、20‥‥情報記録媒体
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも基材、高分子樹脂からなるセン
ターコア層、オーバーシートを順次積層してなる情報記
録媒体において、 前記センターコア層が、着色された高分子樹脂から成
り、かつ、情報記録媒体の側面部から、該センターコア
層の色相の識別が可能であることを特徴とする情報記録
媒体。 - 【請求項2】前記基材またはオーバーシートの全面また
は一部に、前記センターコア層と同じ色相を有する表面
絵柄層を形成させたことを特徴とする請求項1記載の情
報記録媒体。 - 【請求項3】前記基材またはオーバーシートの全面また
は一部に、前記センターコア層と同じ色相を有するホロ
グラム箔を形成させたことを特徴とする請求項1または
2記載の情報記録媒体。 - 【請求項4】前記基材またはオーバーシートの全面また
は一部に、前記センターコア層と同じ色相を有する地紋
を形成させたことを特徴とする請求項1、2または3記
載の情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18961397A JPH1134546A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18961397A JPH1134546A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1134546A true JPH1134546A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16244242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18961397A Pending JPH1134546A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1134546A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201808A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Toppan Printing Co Ltd | カードの製造方法 |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP18961397A patent/JPH1134546A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201808A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Toppan Printing Co Ltd | カードの製造方法 |
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