JPH06297887A - 情報記録媒体及びそのデータ記録方法、その真偽判別方法並びに認証コード生成方法 - Google Patents

情報記録媒体及びそのデータ記録方法、その真偽判別方法並びに認証コード生成方法

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JPH06297887A
JPH06297887A JP5089680A JP8968093A JPH06297887A JP H06297887 A JPH06297887 A JP H06297887A JP 5089680 A JP5089680 A JP 5089680A JP 8968093 A JP8968093 A JP 8968093A JP H06297887 A JPH06297887 A JP H06297887A
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JP5089680A
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Tsunekichi Kitajima
常吉 北島
Masahiko Wakana
正彦 若菜
Kazuya Hirano
一哉 平野
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YUUKAADE KK
Toppan Inc
Original Assignee
YUUKAADE KK
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光学的にデータの読み取りが可能であり、この
データの改竄に対して正当なデータを得ることが可能な
情報記録媒体を提供する。 【構成】情報記録媒体に書換型情報記録部と半導体記録
部を併設してなり、また半導体記録部に固有IDコード
を記録し、書換型情報記録部に第三者に対して秘密であ
るパラメーターと所定のアルゴリズムによって固有ID
コードから秘密鍵データを生成と、この秘密鍵データと
所定のアルゴリズムによって書換データから生成した認
証コードと書換データとを記録する。これにより書換デ
ータを記録する毎に認証コードが変更される。情報記録
媒体の照合毎に認証コードを生成し、先に記録された認
証コードとの比較照合から真偽が確認される。また、認
証データの生成、照合を半導体記録部内で行うことが可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくともマイクロプ
ロセッサとメモリからなる半導体記録部と可視情報の書
換え記録が可能な情報記録部を有する情報記録媒体及び
そのデータ記録方法、その真偽判別方法、認証コード生
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カード基材上に情報記録手段とし
て磁性記録材料からなる磁気記録部を形成した磁気記録
媒体が用いられるようになり、特にクレジットカード、
キャッシュカード、IDカードなど汎用性の高い情報記
録媒体として利用されている。これらは情報機器などに
対応することができ、それにより情報の高速大量処理が
可能となり、利用者にとっても利便性が高いとされてき
た。ところで、キャッシュカード、プリペイドカード
(以下、カードとする)のように金額が磁気情報として
設定されたカードが利用されるようになると、利用者は
カードの利用状況を知るには、カードの磁気記録部の情
報を読み取り装置で読み取りを行う必要があり、とくに
プリペイドカードはカードの有する金額の目安としてカ
ードの側縁部に形成表示された数字に合わせて、パンチ
穴を開けることによって現在の残高である磁気記録層に
記録された金額データのおおよそを知ることができるだ
けで正確な情報を知ることができないなどの不都合があ
る。
【0003】また、マイクロプロセッサやメモリからな
る半導体記録部をカード基材に組み込んだICカードが
用いられるようになり、ICカードは内部に保持するデ
ータへのアクセスがコントロール可能であるため、上述
した磁気カードに比べ、偽造・改竄・複製・変造に対し
て極めて高度なセキュリティ性を有するが、ICカード
は、磁気カードと同様に利用者はカードの利用状況を知
るには、カードの情報を専用の読み取り装置で所定の処
理手順に従って読み取りを行う必要がある。
【0004】さらに、磁気記録部に記録された磁気デー
タは改竄、変造、偽造を完全に防止することは不可能で
あり、データを一定のアルゴリズムを用いて変換したデ
ータを書き込んでも複製に対しては何の効果も有しない
という磁気記録媒体の欠点がある。
【0005】そこで、前者については、特開昭59−1
99284号、特開昭60−18388号または実開昭
57−177235号のように磁気記録部とともに視覚
的に確認可能な他の情報記録手段として低融点金属薄膜
層または感熱発色記録層からなる可視情報記録部を形成
し、磁気記録部への記録と平行して前払い金額またはカ
ード利用時点での残高など金額データを利用情報として
サーマルヘッドを用いた加熱印字により可視情報記録部
に順次追記することで、読み取り用装置を用いることな
く、視覚による利用情報の確認を可能としている。
【0006】ところが、このようなカードに記録された
取引年月日、残額などの利用情報は正確に把握できるた
め、非常に便利であるが、最新の利用情報を記録するな
どなるべく多く記録するためには、記録領域が狭く限ら
れているため、必然的に一文字の大きさを小さくせざる
を得ず、記録された情報は視認しにくくなるという不都
合が生じている。
【0007】これに対し、可逆性の感熱記録材料からな
る、例えば特開昭53−46041号などにあるよう
に、サーマルヘッドを用いた加熱印字により、それぞれ
特定温度において発色・消色を繰り返すことで情報の書
き換えが可能な可視情報記録部を形成し、利用情報の書
き換えにより、最新の利用情報の表示が可能であるが、
書き換えが可能であることから改竄、変造、偽造される
危険性があるため、金額データなどの利用情報の記録に
は不適当である。
【0008】また実公平4−7991号のように磁気カ
ード、ICカード、レーザーカード等のカード利用時に
表示すべきデータをリーダーライターなどの外部機器を
介して熱の変化、光の変化、磁気の変化により繰り返し
記録表示、消去可能な可変情報表示部を形成すること
で、短時間の間のみ読み取り用装置を用いることなく、
視覚による利用情報の確認を可能としているが、同様に
書き換えが可能であることから改竄、変造、偽造される
危険性があるため、金額データなどの利用情報の記録に
は不適当であり、しかも短時間のみの表示であるため、
一定期間をおいてカードを使用するとき、カードの情報
は既に消えているため、利用することができないという
欠点を有する。
【0009】後者については、磁気記録部の磁気記録デ
ータの正当性を判定することでデータの複製など偽造防
止手段としている特開昭62−222430号のように
磁気的に隠蔽され、かつ目視不可能に隠蔽されたカード
固有データと、磁気記録部に変数データ及びこの変数デ
ータと先のカード固有データからアルゴリズムに従って
形成されたセキュリティデータを記録してなる磁気記録
カードであり、再生時に新たに変数データとカード固有
データからアルゴリズムに従って形成したセキュリティ
データと既に磁気記録部に記録されているセキュリティ
データとを比較照合し、真偽を判定するものがある。
【0010】また、特開平3−212790号のように
カード上に印刷された画素、イメージの位置データと、
その位置データと電子データから暗号処理により変換デ
ータをカードに書き込み、カード上に印刷された画素、
イメージの位置データを検出し、この位置データを用い
て変換データを逆変換し、登録データを取り出し登録デ
ータと照合し、真偽を判定するものがある。
【0011】しかしながら、先の磁気記録部と組み合わ
せて低融点金属薄膜層または感熱発色記録層からなる感
熱記録型の可視情報記録部を形成して、それぞれに前払
い金額または残高など金額データを履歴情報として記録
し、視覚による履歴情報の確認可能とするカードは、磁
気記録部は磁気データの改竄を完全に防止することは不
可能であり、可視情報記録部は記録された取引年月日、
残額などの履歴情報が正確に把握できるため、非常に便
利であるが、非書換型である場合は、記録領域が狭く限
られているため、更新データを追記していくには必然的
に一文字の大きさを小さくするので、記録された情報は
見にくいこと、感熱記録型の可視情報記録部は第三者が
容易に履歴情報の書き込みができるという二つの問題点
を有し、さらに可視情報記録部を書換型とする場合で
も、情報の記録・消去が可能であることから常に最新の
情報のみを表示できるという特徴があるものの、その特
徴から第三者により書き換えられるという問題点を有す
るため、上記情報記録部は改竄の危険性が有り、金額デ
ータなどの履歴情報の記録には不適当である。
【0012】また、意図的な磁気データの消去又は破壊
と可視情報記録部の改竄により、不当な利得を得ようと
する場合に対しては、上記のような磁気データの真偽判
別手段を利用することはできず、そのカードの正当な磁
気データを得ることはできない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、IC
カードのような電子データとして記録される情報記録媒
体に補助的に付加される可視情報は、通常、情報記録媒
体は次回利用時まで端末装置など外部機器と接続される
ことはなく、キャッシュカードやクレジットカード等は
可視情報がその時点まで保持されている必要がある。
【0014】また、ICカードは上述したように高度な
セキュリティ性を有するがため、例えば外部へデータを
露出させることは、論外であるが、上記したカード利用
者の利便性を考慮すると必要であるといえる。しかしな
がら、当然その書換えの特徴から第三者により書き換え
られるという問題点を有するため、上記情報記録部は改
竄の危険性が有り、金額データなどの履歴情報の記録に
は不適当である。
【0015】そこで、本発明は光学的、とくに視覚的に
データの読み取りが可能であり、このデータの改竄に対
して正当なデータを得ることで真偽の判別ができる可視
情報記録部を具備してなる情報記録媒体とそのデータ記
録方法、その真偽判別方法、認証コード生成方法を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべくな
された本発明は、基体上に光学的に書き込み・読み取り
可能な書換型記録部と電気的に書き込み・読み取り可能
な半導体記録部とを具備してなる情報記録媒体である。
【0017】また、基体上に光学的に書き込み・読み取
り可能な書換型記録部と電気的に書き込み・読み取り可
能な半導体記録部とを具備してなり、書換型記録部には
書換データ及び認証コードが記録され、前記半導体記録
部には固有IDコードと必要に応じて前記書換型記録部
と同一のデータが記録されてなる情報記録媒体である。
【0018】また、半導体記録部に記録された固有ID
コード又は基体上に形成された光学的に読み取り可能な
固有IDコードと、光学的に読み取り可能な書換型記録
部に記録された書換データとを読み取り、所定アルゴリ
ズムに基づき、第三者に対して秘密である所定パラメー
ターを用いて固有IDコードから秘密鍵データを生成
し、所定アルゴリズムに基づき、秘密鍵データを用いて
書換データから生成された認証コードを半導体記録部及
び/又は光学的に読み取り可能な書換型記録部に記録す
る情報記録媒体のデータ記録方法である。
【0019】また、半導体記録部のメモリに記録された
所定アルゴリズムを含む認証コード生成プログラムに基
づき、マイクロプロセッサにより固有IDコードと書換
データから所定アルゴリズムにより、第三者に対して秘
密である所定パラメーターを用いて固有IDコードから
秘密鍵データを生成し、所定アルゴリズムにより、秘密
鍵データを用いて書換データから認証コードを生成し、
メモリ又は光学的に読み取り可能な書換型記録部に記録
する情報記録媒体のデータ記録方法である。
【0020】また、基体上に形成された光学的に読み取
り可能な固有IDコードを読み取り、光学的に読み取り
可能な書換型記録部に記録された書換データと認証コー
ドを読み取り、所定アルゴリズムに基づき、第三者に対
して秘密である所定パラメーターを用いて固有IDコー
ドから秘密鍵データを生成し、所定アルゴリズムに基づ
き、秘密鍵データを用いて書換データから認証コードを
生成し、書換型記録部に記録されている認証コードと比
較照合により情報記録媒体の真偽判別を行う情報記録媒
体の真偽判別方法である。
【0021】また、固有IDコードと書換データとを読
み取り、所定アルゴリズムに基づき、第三者に対して秘
密である所定パラメーターを用いて固有IDコードから
秘密鍵データを生成し、所定アルゴリズムに基づき、秘
密鍵データを用いて書換データから認証コードを生成す
る認証コード生成方法である。
【0022】
【作用】本発明によれば、情報記録媒体の可視情報記録
面に書換型記録部と半導体記録部を形成し、この半導体
記録部に固有IDコードを記録してなり、第三者に対し
て秘密であるパラメーターと所定のアルゴリズムによっ
て固有IDコードから秘密鍵データを生成し、さらに秘
密鍵データと所定のアルゴリズムによって書換型記録部
に記録される書換データから生成した認証コードとを記
録することにより、書換データを情報記録媒体へ記録す
る毎に認証コードが変更されて記録される。
【0023】また、照合毎に認証コードを生成し、先に
記録しておいた認証コードと比較照合により真偽を確認
することをができる。また、半導体記録部内で認証コー
ドを生成し、半導体記録部又は書換型記録部に記録する
ことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の情報記録媒体の平面図であ
り、図2(a)は図1のA−A’線における断面図であ
り、とくに図2(b)は書換型記録部12の部分拡大断
面図であり、図3(a)、(b)、(c)は本発明の他
の実施例を示す断面図であり、図4は本発明の情報記録
媒体に記録される書き込み時のデータの流れを示す概略
図であり、図5は本発明の情報記録媒体に記録される書
き込み時のデータの流れを示す概略図であり、図6は本
発明の情報記録媒体に記録されているデータの読み出し
時、とくに認証コードの生成・照合のデータの流れを示
す概略図であり、図 は本発明の情報記録媒体のデータ
処理を行う端末装置の構成を示す構成図である。
【0025】図1中の1は本発明の情報記録媒体であ
り、例えば預金金額が表示されるキャッシュカードとし
て用いられるICカード或いは予め所定の価値を設定し
てなるプリペイドカードとして用いられるICカードで
ある。このICカードには現在の価値の状況を可視表示
してなる可視情報を記録し、かつ光学的に書き込み、読
み出し可能で、書換えできる書換型記録部12の他に半
導体記録部13の二つが同一面側又はそれぞれ異なる面
に、或いは書換型記録部12を両面に形成される。
【0026】図1及び図2(a)、(b)に示すように
情報記録媒体1は、基体2上に書換型情報記録装置12
として、アンカー層6、可逆性感熱記録層5、保護層7
が順次形成され、半導体記録部13として基体の一部に
形成された凹部に図示しないマイクロプロセッサ及びメ
モリと電気的に接続し、かつ基体2上に表出される外部
接続端子9を有する、いわゆるICモジュールを嵌合す
る構成をしており、書換型記録部12には例えば金額等
の書換データdと後述する認証コードXを記録し、半導
体記録部13には固有IDコードZを記録する。なお、
半導体記録部には必要に応じて書換型記録部12に記録
されたデータと同一のものを記録してもよく、メモリの
記憶容量の大きさを利用し、過去の使用履歴などを記憶
させることもできる。書換型記録部12に記録されるデ
ータは数字、文字、マークなどの光学的に読み取り可能
なOCR文字である。後述する実施例では基体2上の一
部に固有IDコード3が印刷またはエンボス文字により
形成する構成もあり、これは半導体記録部13から固有
IDコードが読み出せなくなった場合などに用いること
ができる。
【0027】また本発明の情報記録媒体1の表面の適所
に印刷等により任意に絵柄・模様などのデザインや日付
・お知らせなどの固定情報8、例えば上記書換データの
うち、取引年月日、円などの金額の通貨単位を形成して
もよい。また、図示しないが、半導体記録部はマイクロ
プロセッサとメモリと電気的に接続するとともに外部機
器(例えば端末機器)と電磁波、磁界等を介して非接触
によりデータの送受信を行うアンテナ機構を設ける構成
も可能である。この構成によれば情報記録媒体の表出す
る外部接続端子がないため、情報記録媒体の全面を書換
型記録部とすることができる。
【0028】また、書換型記録部12の形成位置は、半
導体記録部13と同一面、異なる面であってもよく、例
えば基材2上に設けられる書換型記録部12の形成範囲
を図3(a)に示すように基材2の端部から内側に位置
するように形成したもの、図3(b)に示すように半導
体記録部13が埋め込まれる凹部の周囲を除くように形
成したもの、図3(c)は、基材2上に設けられる書換
型記録部12の形成範囲を基材2の端部から内側に位置
するように、かつ半導体記録部13が埋め込まれる凹部
の周囲を除くように形成したものがある。
【0029】基体2はポリ塩化ビニル、ポリエステル、
ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチ
レン,ポリエチレンテレフタレート等の樹脂類、紙、合
成紙などを単独または組み合わせた複合体として用いる
ことができる。またその形状もカード状あるいはシート
状など用途に応じて選択でき、さらに用途に応じて要求
される物性、例えば強度、剛性、隠蔽性、光不透過性等
を考慮し、上記材料から適宜選択することができる。本
発明では基体2の形状が矩形のいわゆるカードであり、
ISO規格JIS規格の基準に合わせて厚さ0.76〜
0.80mm程度とし、材質はポリ塩化ビニルが用いら
れる。
【0030】可逆性感熱記録層5は、本発明ではサーマ
ルヘッドなどの加熱印字手段の加熱により、その加熱温
度によって異なる状態を呈する材料が用いられる。異な
る状態とは、例えば温度T2以上のとき白濁し、温度が
T1以上T2未満(但しT1<T2)のとき透明となる
ように光学的に異なる状態を意味する。これによれば、
サーマルヘッドなどの加熱印字手段により温度T2以上
で加熱印字し、白濁化させることにより情報を目視可能
記録し、またT1以上T2未満で書換型記録層5を加熱
すると白濁化した部分が透明化し、これにより情報を消
去することができる。このように記録・消去を繰り返す
ことで情報記録媒体1上の書換型記録部12の可視情報
が書き換えられる。
【0031】可逆性感熱記録層5を形成するものとして
は、高分子樹脂中に低分子物質を分散したもの、または
有機溶剤に高分子樹脂と低分子物質が溶解されたもの
で、高分子樹脂にはポリ塩化ビニル樹脂;塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−アクリレート共重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体など
の塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニ
リデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン−アクリ
ロニトリル共重合体などの塩化ビニリデン共重合体;ポ
リアミド樹脂;シリコン樹脂;ポリアクリレートもしく
はポリメタアクリレート樹脂又はこれらの共重合体など
があり、これらを単独或いは2種以上の混合したものが
用いられる。
【0032】また、低分子物質にはアルカノール、カル
カンジオール、ハロゲンアルカノール、ハロゲンアルカ
ンジオール等の高級アルコール;高級脂肪族アミン;ア
ルカン、アルケン、アルキン及びこれらのハロゲン置換
体;シクロアルカン、シクロアルケン、シクロアルキン
等の環状化合物;飽和カルボン酸、不飽和モノカルボン
酸、ジカルボン酸又はこれらエステル、アミド、アンモ
ウム塩;アクリルカルボン酸又はこれらのエステル、ア
ミド、アンモウム塩;チオアルコール又はこれらのカル
ボン酸エステル;チオカルボン酸又はこれらのエステ
ル、アミド、アンモウム塩があり、これらを単独或いは
2種以上の混合したものが用いられる。
【0033】そして、これらの含む塗液をスピンコート
法、ロールコート法、ナイフエッジ法、オフセット印刷
法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法など塗布・印刷
方法を用いて、厚さ5〜10μm程度に形成するもので
ある。
【0034】保護層7は、外部からの擦れや傷に対する
保護効果を得るもので、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシルメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、デンプン、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリメ
タクリル酸メチル・ポリメタクリル酸エチルなどのメタ
クリル樹脂の単独または共重合物、ポリスチレン、アク
リル−スチレン共重合物、ポリエステル樹脂、クロマン
樹脂、ABS樹脂、ニトロセルロース等の樹脂或いはフ
ッソ系樹脂、ケイ素系樹脂を混入させた樹脂,UVオフ
セットインキなどを耐摩擦性、滑り性を考慮して適宜選
択し、スピンコート法、ロールコート法、ナイフエッジ
法、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印
刷法など塗布・印刷方法を用いて、厚さ1〜5μm程度
に形成するものである。
【0035】アンカー層6は、基材2上へ可逆性感熱記
録層5の密着性を改善するために設けられるものであっ
て、可逆性感熱記録層5と親和性の良い樹脂、例えばヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシルメチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール、ポリメタクリル酸メチル
・ポリメタクリル酸エチルなどのメタクリル樹脂の単独
または共重合物、ポリエステル樹脂等が用いられ、スピ
ンコート法、ロールコート法、ナイフエッジ法などの塗
布方法を用いて、厚さ1〜5μm程度に形成するもので
ある。
【0036】また、図2(c)に示すように上述の書換
型記録部12は、保護層7、可逆性感熱記録層5、アン
カー層6の各層を塗布・印刷方法により形成したが、別
に基体21上に各層を塗布・印刷方法により形成し、そ
の基体を接着層22を介して基材2に設けてもよい。こ
れによれば、既に発行済或いは使用中のICカードに書
換型記録部12を設けることができる。
【0037】次に本発明の情報記録媒体1に記録される
データの流れを図4乃至図9に基づいて説明する。デー
タの書き込み時の流れは図5に示すように、これによれ
ばカード発行時に設定された固有IDコードZ、前払残
高、前回取引年月日などの書換データdが書換型記録部
12に記録されており、この固有IDコードZを読み出
し、決済金額などの取引データを用いて前払残高を更新
し新たな書換データdを生成する。この書換データd
(なお、この書換データは前払残高のみ、又は当該取引
年月日のみとしてもよい)から以下のようにして認証コ
ードXを生成する。
【0038】本発明の認証コード生成方法は、図4に示
すように、まず、少なくとも第三者に対して秘密である
パラメーターPと固有IDコードZから所定のアルゴリ
ズムfに基づき、 K=f(Z,P) で表されるカード固有の秘密鍵データKを生成し、さら
にこの秘密鍵データKと書換データdから所定のアルゴ
リズムfに基づき、 X=f(d,K) で表される認証コードXを生成する。この場合、認証コ
ードXは前払残高、前回取引年月日などの書換データd
と一意であるが、パラメーターPが未知である限り、ほ
ぼ解読することは極めて困難である。
【0039】この認証コードXと前払残高、前回取引年
月日などの書換データdを書換型記録部12に記録す
る。また必要に応じて半導体記録部13にも記録するこ
ともできる。
【0040】上記のデータ生成時に用いるアルゴリズム
fは、カード固有の秘密鍵データK生成時と認証コード
X生成時と異なるアルゴリズムとしてもよい。
【0041】さらに上述の認証コード生成方法により、
本発明の情報記録媒体へのデータ書き込み時の流れを説
明する。まず、図5に示すブロック図は、半導体記録部
13に記録又は表示されないが情報記録媒体の表面に形
成された固有IDコード3を読み取り、また書換型記録
部12に表示するデータ、例えばデータ処理後の書換デ
ータを読み取り、上述の認証コード生成方法に基づき認
証コード生成手段により、認証コードを生成し、リーダ
ライタ手段を介して認証コードを書換型記録部12に記
録する。必要に応じて半導体記録部13に記録してもよ
い。
【0042】次に図6に示すブロック図は、認証コード
を生成を情報記録媒体に内蔵される半導体記録部13の
マイクロプロセッサにより行うものである点以外は同様
であるが、データ生成時に用いるアルゴリズムf、パラ
メーターPを含む認証コード生成プログラムを予め半導
体記録部のメモリに記録しておく必要がある。また図の
ようにパラメーターPは、外部から例えば別のカード2
3(セキュリティ上好ましくはICカードがよい)か
ら、或いは図示はしないが外部機器に予め記録させてお
き、必要に応じて認証コード生成時に供給させることも
可能である。この方式によれば、外部機器に認証コード
生成手段を持たせる必要がないため、装置の簡略化が可
能である。
【0043】図8はデータの読み出し時、とくに認証コ
ードX’の生成、照合のデータの流れを示しており、半
導体記録部に記録又は情報記録媒体の表面に形成された
固有IDコードと、書換型記録部12から前払残高、前
回取引年月日などの書換データd’を読み出し、上述し
た認証コード生成方法と同様にして認証コードX’を生
成する。
【0044】まず、第三者に対して秘密であるパラメー
ターPと固有IDコードZから所定のアルゴリズムfに
基づき、 K=f(Z,P) で表されるカード固有の秘密鍵データKを生成し、さら
にこの秘密鍵データKと書換データdから所定のアルゴ
リズムfに基づき、 X’=f(d’,K) で表される認証コードX’を生成する。
【0045】書換型記録部12から記録されている認証
コードXを読み出し、これを生成した認証コードX’と
比較照合し、真偽が判定される。また、図示はしないが
認証コードX’の生成は上述したものと同様に情報記録
媒体に内蔵される半導体記録部のマイクロプロセッサに
より行うものとしてもよい。
【0046】さらに図示はしないが、認証コードの生成
と同様に照合を情報記録媒体の半導体記録部において行
うことも可能である。この場合は情報記録媒体の書換型
記録部に記録された認証コードを読み取り、半導体記録
部に入力する必要があるが、この方式によれば、外部機
器に照合手段を持たせる必要がないため、装置の簡略化
が可能である。
【0047】図9は本発明の情報記録媒体1への書き込
み及び情報記録媒体1から読み出しを行う端末装置30
の概略構成の一実施例を示したものである。A乃至Fは
各データの流れを示す。31は情報記録媒体1へのデー
タの書き込み及び情報記録媒体1からデータの読み出し
を行う公知のリーダライタであり、図示されない半導体
記録部への書き込み、読み出しを行う外部接続端子、デ
ータ書込読出制御回路を有しており、また書換型記録部
12のデータの書き込み、消去を加熱の選択的に行うサ
ーマルヘッドなどの加熱手段とその制御回路、読み出し
を行うCCDカメラなど光学的読み取り手段とその制御
回路を有している。これらは装置の構成に基づき任意に
選択される。
【0048】32はデータ処理手段であり、装置の用途
に応じて処理内容が決定される。本実施例ではプリペイ
ドカードの使用に基づく使用金額に応じた前払残高デー
タの更新を行う。データ処理手段32には使用金額など
前払残高データの更新に利用されるデータを入力する手
段である入力手段33、データの処理経過を表示する手
段である表示手段34が接続されており、入力手段33
はキーボードまたは外部記憶装置などと接続され、オン
ライン又はオフラインによるデータ入力がなされる。表
示手段34は公知のCRT、LCDなどが用いられる。
【0049】35は認証データ生成手段であり、秘密鍵
データK、認証データXの生成を上記した方法により行
う。さらに秘密鍵データKの生成時に認証データ生成手
段35へ送り出されるパラメータPを格納するICカー
ドIとICカードIからパラメータPを読み出すICカ
ードリーダライタ36が接続されている。当然ICカー
ドIは外部からはアクセスが不可能とされている。
【0050】この端末装置30におけるデータの書き込
みは、情報記録媒体1の半導体記録部又は情報記録媒体
の表面に形成された固有IDコードZと書換型記録部に
記録される取引年月日、残額などからなる書換データd
(データA)・認証コードXを読み取り、固有IDコー
ドZと書換データd(データB)を認証コード生成手段
35に送り、認証コードX’(データC)を生成し、比
較照合後、更新した書換データd’と固有IDコードZ
(データD)を認証コード生成手段35に送り、認証コ
ードX”(データE)を生成し、更新した書換データ
d’・認証コードX(データF)をリーダライタ31に
より情報記録媒体1の書換型記録部に書き込む。
【0051】一方、照合はデータ更新時に固有IDコー
ドZ・取引年月日、残額などからなる書換データdとと
もに認証コードXを同時に読み取り、上記した方法によ
り固有IDコードZと取引年月日、残額などからなる書
換データdから認証コードX’を生成し、先の認証コー
ドXと認証コードX’を照合し、一致するか否かにより
真偽が判定される。
【0052】一致すれば、データ更新の時はカードのデ
ータ更新が許可され、上述のように書換データdを更新
し、新たな書換データd’と書換データd’に基づき生
成された認証コードX”が情報記録媒体1の書換型記録
部に書き込まれる。一致しない場合はカードの取り扱い
が拒否される。
【0053】とくに本発明では、上記認証コード生成手
段、照合手段の一方又は両方を情報記録媒体の半導体記
録部に設けることができるため、本発明の情報記録媒体
を利用する端末機器などは、簡単な構造とするができ
る。
【0054】また本発明によれば、半導体記録部が破損
した場合に光学的に読み出し・書き込みが行われる書換
型記録部のデータをバックアップとして利用することが
できる。さらに、半導体記録部が何らかの原因によりデ
ータの読み出しが不可能となり、書換型記録部の書換デ
ータの改竄のおそれがある場合でも、認証コードXと固
有IDコードZ及び書換データdから算出した認証コー
ドX’とを比較照合し、改竄の有無を知ることが可能で
あり、認証コードXを改竄したとしても、認証コード
X’と一致することはなく不正なカード利用を防止でき
る。
【0055】なお、書換型記録部のデータを照合に用い
る場合は、オペレータが目視により各データを確認し、
入力手段33から手入力により必要なデータを入力し、
得られた認証コードX’とカードに表示されているの認
証コードXを照合することにより改竄のの有無を確認す
ることができる。さらに認証コードXをデータ入力時に
同時に入力しておけば、表示手段34上で真偽の判定を
確認することができる。
【0056】上記光学的に書き込み・読み取り可能な書
換型記録部に記録されるデータはOCR文字に加えてバ
ーコード、カルラコードなどのコードデータであっても
よく、これらをOCR文字と併記することでより、デー
タが目視可能であるとともにコードデータ用読み取り装
置を簡易で安価なものとすることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、情報
記録媒体に半導体記録部と書換型記録部とを併設するこ
とにより、ICカードのような情報記録媒体に記録され
たデータを表示することができ、しかも書換え可能とす
ることで利便性の向上が図れる。
【0058】また情報記録媒体の書換型記録部に認証コ
ードと書換データを記録し、半導体記録部或いは情報記
録媒体の表面に固有IDコードを記録又は形成してなる
ため、既に記録されている認証コードと新たに生成した
認証コードを比較照合することにより、書換データが改
竄されていたとしても認証コードの不一致から改竄を容
易に発見することができる。
【0059】また書換型記録部の書換データ更新記録す
ることにより、履歴情報を常に最新のデータを表示する
ことが可能であり、カード利用者は常に最新のデータ
(残高等)を確認することができる。また情報記録媒体
の半導体記録部で認証コードの生成、照合が可能である
ため、情報記録媒体のデータの読み出し書き込みを行う
端末装置を簡略化することができる。また、半導体記録
部が破損した場合に光学的に読み出し・書き込みが行わ
れる書換型記録部のデータをバックアップとして利用す
ることで一部であるがデータを容易に再生することがで
きる。
【0060】さらに上記の磁気データなどデータの改竄
を防止する真偽判定手段では、データをカードリーダラ
イタなど外部機器に一旦取り出し、展開し、データ処理
を行ったのち、再びカードのデータ記録部に書き込むよ
うにしているため、データ通信時のデータに対して不正
なアクセスの発生のおそれがあるが、認証コード生成照
合を情報記録媒体の内部で実行することでその問題を解
決することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体の平面図である。
【図2】図1のA−A’線における本発明の情報記録媒
体の断面図である。
【図3】(a)〜(c)は本発明の他の実施例を示す断
面図である。
【図4】本発明の認証コード生成方法を示すブロック図
である。
【図5】本発明の情報記録媒体に記録される書き込み時
のデータの流れを示すブロック図である。
【図6】本発明の情報記録媒体に記録される書き込み時
のデータの流れを示すブロック図である。
【図7】本発明の情報記録媒体に記録される書き込み時
のデータの流れを示すブロック図である。
【図8】本発明の情報記録媒体に記録されているデータ
の読み出し時、とくに認証コードの生成・照合のデータ
の流れを示すブロック図である。
【図9】本発明の情報記録媒体のデータ処理を行う端末
装置の構成の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 情報記録媒体 2 基体 5 可逆性感熱記録層 6 アンカー層 7 保護層 8 固定情報 12 書換型記録部 13 非書換型記録部 d 書換データ X、X’、X” 認証コード 3、Z 固定IDコード 30 端末装置 31 リーダライタ 32 データ処理手段 33 入力手段 34 表示手段 35 認証データ生成手段 36 ICカードリーダライタ 23 ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 17/00 7459−5L (72)発明者 平野 一哉 東京都千代田区東神田1−11−2 株式会 社ユーカード内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に光学的に書き込み・読み取り可
    能な書換型記録部と電気的に書き込み・読み取り可能な
    半導体記録部とを具備してなることを特徴とする情報記
    録媒体。
  2. 【請求項2】 基体上に光学的に書き込み・読み取り可
    能な書換型記録部と電気的に書き込み・読み取り可能な
    半導体記録部とを具備してなり、前記書換型記録部には
    書換データ及び認証コードが記録され、前記半導体記録
    部には固有IDコードと必要に応じて前記書換型記録部
    と同一のデータが記録されてなることを特徴とする情報
    記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記書換型記録部は加熱により樹脂材中
    に有機低分子物質を主成分とし、温度に依存してその透
    明度が可逆的に変化する可逆性感熱記録層であり、前記
    半導体記録部は少なくともマイクロプロセッサとメモリ
    から構成されるIC記録部であることを特徴とする請求
    項1及び2記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記半導体記録部を構成するマイクロプ
    ロセッサ及びメモリと電気的に接続され、かつ基体上に
    表出される外部接続端子を有することを特徴とする請求
    項1、2、3記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記半導体記録部を構成するマイクロプ
    ロセッサ及びメモリと電気的に接続され、かつ外部機器
    と非接触で送受信するアンテナ機構を有することを特徴
    とする請求項1、2、3記載の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記書換型記録部は基体上の全面又はそ
    の基体の周縁部を除く部分及び/又は前記半導体記録部
    の外部接続端子の周縁部を除く部分に形成されてなるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3記載の情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 基体上の一部に光学的に読み取り可能な
    固有IDコードが形成されていることを特徴とする請求
    項2記載の情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 半導体記録部に記録された固有IDコー
    ド又は基体上に形成された光学的に読み取り可能な固有
    IDコードと、光学的に読み取り可能な書換型記録部に
    記録された書換データとを読み取り、所定アルゴリズム
    に基づき、第三者に対して秘密である所定パラメーター
    を用いて前記固有IDコードから秘密鍵データを生成
    し、所定アルゴリズムに基づき、前記秘密鍵データを用
    いて前記書換データから生成された認証コードを半導体
    記録部及び/又は光学的に読み取り可能な書換型記録部
    に記録することを特徴とする情報記録媒体のデータ記録
    方法。
  9. 【請求項9】 半導体記録部のメモリに記録された所定
    アルゴリズムを含む認証コード生成プログラムに基づ
    き、マイクロプロセッサにより固有IDコードと書換デ
    ータとを所定アルゴリズムにより、第三者に対して秘密
    である所定パラメーターを用いて前記固有IDコードか
    ら秘密鍵データを生成し、所定アルゴリズムにより、前
    記秘密鍵データを用いて前記書換データから認証コード
    を生成し、メモリ又は光学的に読み取り可能な書換型記
    録部に記録することを特徴とする情報記録媒体のデータ
    記録方法。
  10. 【請求項10】 基体上に形成された光学的に読み取り
    可能な固有IDコードを読み取り、光学的に読み取り可
    能な書換型記録部に記録された書換データと認証コード
    を読み取り、所定アルゴリズムに基づき、第三者に対し
    て秘密である所定パラメーターを用いて前記固有IDコ
    ードから秘密鍵データを生成し、所定アルゴリズムに基
    づき、前記秘密鍵データを用いて前記書換データから認
    証コードを生成し、書換型記録部に記録されている前記
    認証コードと比較照合により情報記録媒体の真偽判別を
    行うことを特徴とする情報記録媒体の真偽判別方法。
  11. 【請求項11】 固有IDコードと書換データとを読み
    取り、所定アルゴリズムに基づき、第三者に対して秘密
    である所定パラメーターを用いて前記固有IDコードか
    ら秘密鍵データを生成し、所定アルゴリズムに基づき、
    前記秘密鍵データを用いて前記書換データから認証コー
    ドを生成することを特徴とする認証コード生成方法。
JP5089680A 1993-04-16 1993-04-16 情報記録媒体及びそのデータ記録方法、その真偽判別方法並びに認証コード生成方法 Pending JPH06297887A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005216316A (ja) * 2005-02-02 2005-08-11 Hitachi Ltd リーダ、及び判定方法
US7119662B1 (en) 2000-06-15 2006-10-10 Hitachi, Ltd. Service system, information processing system and interrogator
US7159241B1 (en) 2000-06-15 2007-01-02 Hitachi, Ltd. Method for the determination of soundness of a sheet-shaped medium, and method for the verification of data of a sheet-shaped medium
JP4567253B2 (ja) * 2001-09-20 2010-10-20 株式会社リコー 情報記録媒体、そのデータ記録方法と読み取り記録装置

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