JPH1134545A - 透明画像形成体 - Google Patents
透明画像形成体Info
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- JPH1134545A JPH1134545A JP18961297A JP18961297A JPH1134545A JP H1134545 A JPH1134545 A JP H1134545A JP 18961297 A JP18961297 A JP 18961297A JP 18961297 A JP18961297 A JP 18961297A JP H1134545 A JPH1134545 A JP H1134545A
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Abstract
な、透明ホログラムと同様の反射光装飾効果やコピー防
止効果を有する透明画像形成体の提供。 【解決手段】少なくとも基体21上に2層以上の透明薄
膜層23、24を設け、且つ、この透明薄膜層の層間に
パターン層25を設けてなる。
Description
わり、透明薄膜層の層間に文字、絵柄等のパターンを設
けることにより、独特な視覚効果を有し、各種カード、
商品券、入場券、各種証書、パンフレット、雑誌等の各
種印刷媒体に装飾性を付与した透明画像形成体とその製
造に用いる透明画像形成シール、透明画像形成転写シー
トおよび透明画像形成中間転写シートに関する。
手法として、金属光沢を有する銀箔、金箔をはじめ、見
る角度により光沢が変化するパールインキ等の特殊イン
キおよび多層蒸着膜が利用されている。これらはデザイ
ンの一部として印刷の一部分に用いられている。一方、
印刷物の全面あるいは一部に貼着して下地印刷を損なう
ことなく特殊な視覚効果を与える装飾手法として透明ホ
ログラムが挙げられる。これは透明な材料を用いたホロ
グラムであり、一見透明で下地の画像情報を損なわな
い。その一方で見る角度によりキラキラと光る輝度感を
観察者に与えるといった装飾効果を有している。
成を変えることによってシールとしても利用されてい
る。様々な構成が挙げられるが、基本的には基体上にホ
ログラムパターンを形成したホログラム形成層と、この
形成層と異なる屈折率の透明薄膜層とを有した構成であ
る。このホログラム画像は特殊な設備にて撮影され、そ
の後、それをもとにマスタースタンパーを製版し、スタ
ンパーに熱圧をかけ、プレス加工して大量複製を行う。
それゆえ特殊な設備、技術を含め多額の費用がかかる。
画像に関する以上のような問題点に着目してなされたも
ので、特殊な設備や技術を必要とせず安価に製造可能
な、透明ホログラムと同様の反射光装飾効果やコピー防
止効果を有する透明画像形成体を提供することを目的と
する。
少なくとも基体上に2層以上の透明薄膜層を設け、且
つ、この透明薄膜層の層間にパターン層を設けてなる透
明画像形成体である。
透明薄膜層、パターン層、透明薄膜層および粘着層がこ
の順に積層してなる透明画像形成シールである。
剥離性保護層、透明薄膜層、パターン層、透明薄膜層お
よび接着層がこの順に積層してなる透明画像形成転写シ
ートである。
により画像を受像し、その後、各種基体に転写可能な中
間転写シートであって、少なくとも基体上に剥離性保護
層、透明薄膜層、パターン層、透明薄膜層およびサーマ
ルヘッド転写により画像が受像可能で、かつ、感熱転写
性を有する受像接着層がこの順に積層してなる透明画像
形成中間転写シート。
て、前記パターン層が着色インキよりなる透明画像形成
体である。
て、前記パターン層が着色インキよりなる透明画像形成
シールである。
て、前記パターン層が着色インキよりなる透明画像形成
転写シートである。
て、前記パターン層が着色インキよりなる透明画像形成
中間転写シートである。
明において、前記パターン層に蛍光発色材料が含有され
ている透明画像形成体である。
発明において、前記パターン層に蛍光発色材料が含有さ
れている透明画像形成シールである。
発明において、前記パターン層に蛍光発色材料が含有さ
れている透明画像形成転写シートである。
発明において、前記パターン層に蛍光発色材料が含有さ
れている透明画像形成中間転写シートである。
第9の発明において、前記パターン層に赤外線吸収材料
が含有されている透明画像形成体である。
第10の発明において、前記パターン層に赤外線吸収材
料が含有されている透明画像形成シールである。
第11の発明において、前記パターン層に赤外線吸収材
料が含有されていること透明画像形成転写シートであ
る。
第12の発明において、前記パターン層に赤外線吸収材
料が含有されている透明画像形成中間転写シートであ
る。
または第13の発明において、前記パターン層にビスマ
ス系希土類鉄ガーネット結晶の磁気粉末が含有されてい
る透明画像形成体である。
0または第14の発明において、前記パターン層にビス
マス系希土類鉄ガーネット結晶の磁気粉末が含有されて
いる透明画像形成シールである。
1または第15の発明において、前記パターン層にビス
マス系希土類鉄ガーネット結晶の磁気粉末が含有されて
いる透明画像形成転写シートである。
2または第16の発明において、前記パターン層にビス
マス系希土類鉄ガーネット結晶の磁気粉末が含有されて
いる透明画像形成中間転写シートである。
基体上に2層以上の透明薄膜層を設け、かつ、この透明
薄膜層の層間に文字やパターンを印刷したパターン層を
設けたので、透明ホログラムと同様に基体上の絵柄のデ
ザインを妨げず、透明薄膜層に挟まれたパターン層部分
で光を反射し、見る角度によりキラキラと光る輝度感を
与える装飾効果を有する。さらには、パターン印刷で画
像を形成するため、微少な凹凸画像で表現するホログラ
ムに較べ、効果の角度依存性が少なくホログラム以上の
アイキャッチ効果を付与することが可能である。
で偽造しようとしても、本媒体が有する光を反射する輝
度感を再現することは不可能である。特に、透明薄膜層
に挟まれた文字やパターンを印刷されたパターン層部分
で光を良く反射する効果を有するため、その反射効果を
再現することはできない。さらに、その部分の色が強く
光を反射するため黒く浮かび上がるために真偽判定が容
易であり、コピー防止効果も有している。
ターン層、透明薄膜層および粘着層がこの順に積層して
なる透明画像形成シールなので、この構成のシールを用
いることにより、透明画像形成体を容易に製造すること
が可能である。すなわち、本シールをカード、商品券、
入場券、パンフレット等の印刷媒体上に貼着するのみ
で、前述の装飾効果と同じ効果を付与することができ
る。
透明薄膜層、パターン層、透明薄膜層および接着層がこ
の順に積層してなる透明画像形成転写シートなので、透
明画像形成体を容易に製造することが可能である。すな
わち、本シートをカード、商品券、証明書等の媒体上に
熱転写するだけで前述の透明画像形成体と同じ効果を付
与することができる。また、前述の透明画像形成シール
に較べ壊れやすく、かつ、強固に媒体に接着しているた
め、貼り替えを防止でき変造防止策にもなる。
像し、その後、各種基体に転写可能な中間転写シートで
あって、少なくとも基体上に剥離性保護層、透明薄膜
層、パターン層、透明薄膜層およびサーマルヘッド転写
により画像が受像可能で、かつ、感熱転写性を有する受
像接着層がこの順に積層してなる透明画像形成中間転写
シートなので、透明画像形成体を容易に製造することを
可能とする中間転写シートである。このシートは、サー
マルヘッド転写にて画像を形成後、カード、入場券、パ
ンフレット等の印刷媒体に熱転写して、透明画像形成体
を製造する方法である。そのため、個々の異なる画像情
報を容易にシートに形成することが可能であり、異なる
画像情報を有する透明画像形成体の製造を容易にする。
また、形成された画像情報は、中間転写シートとほぼ一
体化するためシートを剥がし画像を変更するような偽造
に対してより有効な防止策ともなる。
ことにより、デザイン性の優れた透明画像形成体、透明
画像形成シール、透明画像形成転写シート、透明画像形
成中間転写シートを得ることができる。
されていることにより、紫外線あるいは赤外線を照射
し、その発光を確認することで真偽判定することができ
る。また、読み取り装置を用いれば機械による真偽判定
が可能である。
有されていることにより、赤外線スコープに観察するこ
とによりその吸収を確認することで真偽判定することが
できる。また、読み取り装置を用いれば、機械による情
報の読み取りも可能である。
ーネット結晶の磁気粉末が含有されていることにより、
検証機を用いてパターン層を観察した場合、ビスマス系
希土類ガーネット結晶の磁気粉末は光磁気特性を有する
ので、磁界パターンを明瞭なコントラストとして目視観
察でき、真偽判定を行うことを可能とする。
説明する。図1は、本発明の透明画像形成体の一例とし
て透明画像形成体を示した説明図で、(a)は平面図で
あり、基体に印刷部12の画像とパターン層5の画像を
併せ持っている。パターン層5の画像は透明であるがゆ
えに印刷部12の画像を損なうことがなく、一方で見る
角度により光が反射し、観察者に輝度感を与える。
(b)はA−A線断面図であり、印刷部22を設けた基
体21上に透明薄膜層23を全面あるいは一部に設け、
さらにその上に、文字あるいはパターン状等の絵柄を設
けたパターン層25と透明薄膜層24を順次積層した構
成からなっている。
に使用される材料について図1(b)に従って説明す
る。なお、以下に示す説明は一例であって、本発明の意
図を妨げない限りこれに限定されるものではない。
る媒体であり、クレジットカード、IDカード、各種証
明書、商品券、パスポート、入場券、パンフレット、ポ
スター等様々な利用が考えられる。これらの使用目的に
より要求される性能は異なるため、基体の材料は使用目
的に応じて選択される。一般には、ポリ塩化ビニル、ポ
リエステル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチ
ル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレ
ン、ポリビニルアルコール等の合成樹脂、天然樹脂、
紙、合成紙などから単独で選択されたもの、または上記
より選択されて組み合わされた複合体等が知られてお
り、使用目的に応じて適宜選択可能であり特に制限はな
い。基体上に印刷部22を設けても差し支えない。印刷
部にも特に制限はなく、一般的に公知のオフセット、グ
ラビア、スクリーン等の印刷法にて適宜印刷可能であ
る。
射性を合わせ持つ高屈折率の透明材料を使用することが
できる。すなわち、後記するパターン層25(屈折率n
=1.3〜1.5)よりも屈折率が高く、透明性を有す
る材料、例えば表1に示す無機材料を単独あるいは複合
してなる積層体として使用することが可能であり、真空
蒸着法、スパッタリング法等公知の薄膜形成技術によっ
て形成される。膜厚は透明性と屈折率の問題から、50
〜1000Åが好ましい。
ば、有機系、有機系無機系複合体、有機系材料に無機系
フィラーを分散したもの等の材料をグラビアコート、ロ
ールコート、ダイコート、スクリーン印刷等公知のコー
ティング法や印刷法により、0.1〜10μmの厚みに
形成することも可能である。上記以外のものであって
も、光の透過性と反射性を有した材料であれば適宜使用
可能である。
を接着し得る材料であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、紫外線あるいは電子線硬化性樹脂のいずれであって
も良い。その例として、ポリアクリル酸エステル樹脂、
塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹
脂、セルロース系樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、エ
ポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ニトロセルロース
系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリエーテル系
樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ビニル系樹脂等の熱可
塑性樹脂や、反応性水酸基を有するアクリルポリオール
やポリエステルポリオール等にポリイソシアネートを架
橋剤として添加、架橋したポリウレタン樹脂や、メラミ
ン系樹脂、フェノール系樹脂等の熱硬化性樹脂、エポキ
シ(メタ)アクリル、ウレタン(メタ)アクリレート等
の紫外線あるいは電子線硬化樹脂を単独もしくはこれら
を混合して使用できる。また、上記以外のものであって
も、透明薄膜層23、24に接着可能であれば使用可能
である。
各種添加剤を添加することができる。例えば、各種着色
染料、顔料、蛍光発色材料、赤外線吸収材料や光磁気特
性を有するビスマス系希土類鉄ガーネット結晶磁性粉末
等が添加可能である。以下にその例を挙げる。
06011のスピロ化合物、フェロセン、フルオレノ
ン、フルギド、イミダゾール、ペリレン、フェナジン、
フェノチアジン、色素番号10001〜17020のポ
リエン(カロテン、マレイン酸誘導体、ピラゾロン、ス
チルベン、スチリル)、色素番号20001〜2820
2のアゾ化合物(ジチゾン、ホルマザン)、色素番号3
1001〜38042のキノン(アクリドン、アントア
ントロン、インダントレン、ピレンジオン、ビオラント
ロン)、色素番号41001a〜44051のインジゴ
(インジルビン、オキシインジゴ、チオインジゴ)、色
素番号50001〜55112のジフェニルメタン、ト
リフェニルメタン(フルオラン、フルオレセイン、ロー
ダミン)、色素番号61001〜67616のポリメチ
ン(シアニン、ピリジニウム、ピリリウム、キノリニウ
ム、ローダニン)、色素番号70001〜76407の
アクリジン、アクリジノン、カルボスチリル、クマリ
ン、ジフェニルアミン、キナクリドン、キノフタロン、
フェノキサジン、フタロペリノン、色素番号80001
〜83015のポルフィン、クロロフィル、フタロシア
ニン、色素番号91001〜91601のクラウン、ス
クアリリウム、チアフルバレン等の色素を用いた染料、
顔料等が挙げられる。
化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バ
リウム、硫化亜鉛、フッ化マグネシウム、酸化アルミ等
の金属化合物の微粉末(1〜50nm)やカーボンブラ
ック等をインキ中に分散させたものでも良い。これら着
色材料を添加することにより、パターン層25に着色す
ることが可能となる。
外線発光蛍光剤が挙げられる。赤外線発光蛍光剤は、赤
外光で励起し、可視光に発光する赤外可視変換蛍光剤
と、赤外光(800nm)で励起し、より長波長(98
0〜1020nm)に発光するものがある。
な励起機構を有する蛍光体であり、エネルギーの小さな
赤外線の光子を複数個用いることによって可視発光の励
起を行う。二つのタイプの機構があり、一方は付活剤イ
オンの中の多段階の励起によって、他方は増感剤からの
複数回の共鳴エネルギー伝達によって、それぞれ高い励
起が可能になる。先のタイプは、Er3+やHo3+を付活
剤とする多くの母体結晶で観測され、後のタイプは増感
剤Yb3+が赤外線を吸収し、多段階のエネルギー伝達に
よって発光中心のEr3+、Tm3+、Ho3+等を高い凖位
に励起する。YF3 :Yb+Er、YF3 :Yb+T
m、BaFCl:Yb+Erなどが使用可能である。な
お、蛍光剤は通常その組成によって表記し、主成分であ
る母体結晶とその中に分散した付活剤または発光中心に
分け、(:)で繋ぐ式で示した。例えば、ZnS:Mn
は、母体結晶がZnS、付活剤がMnであることを示
す。
り長波長(980〜1020nm)に発光する後者とし
ては、例えば、LiNd0.9 Yb0.1 P4 O12,LiB
i0. 2 Nd0.7 Yb0.1 P4 O12,Nd0.9 Yb0.1 N
d5 (MoO4 )4 ,NaNd0.9 Yb0.1 P4 O12,
Nd0.8 Yb0.2 Na5 (WO4 )4 ,Nd0.8 Yb
0.2 Na5 (Mo0.5 W0.5 O4 )4 ,Ce0.05Gd
0.05Nd0.75Yb0.15Na 5 (W0.7 Mo
0.3 O4 )4 ,Nd0.9 Yb0.1 Al3 (BO3 )4 ,
Nd0.9Yb0.1 Al2.7 Cr0.3 (BO3 )4 ,Nd
0.6 Yb0.4 P5 O14,Nd0.8Yb0.2 K3 (P
O4 )2 等が使用できる。
線発光蛍光剤は、紫外線により励起され、これよりも低
いエネルギー凖位に戻るときに発するスペクトルのピー
クが青、緑、赤等の波長域にあるものであり、硫化亜鉛
やアルカリ土類金属の硫化物の高純度蛍光体に、発光を
より強くするために微量の金属(銅、銀、マンガン、ビ
スマス、鉛など)を付活剤として加えた後、高温焼成し
て得られる。母体結晶と付活剤の組み合わせにより、色
相、明るさ、色の減衰の度合いを調整できる。このよう
な紫外線発光蛍光剤としては、Ca2 B5 09 Cl:E
u2+,CaWO 4 ,ZnO:Zn,Zn2 SiO4 :M
n,Y2 O2 S:Eu,ZnS:Ag,YVO4 :E
u,Y2 O3 :Eu,Gd2 O2 S:Tb,La2 O2
S:Tb,Y3 Al5 O12,:Ce等があり、これらを
単体として使用する。またはこれらを数種、適当に混合
して使用する。この蛍光スペクトルはピークを青、赤、
緑の波長域以外に持つものである。インキ中の紫外線蛍
光発光体の重量率は目視確認あるいは受光素子による蛍
光発光の検知が可能であれば良い。また、有機系の顔料
や染料を使用しても良い。
り、検証機能を付与し更に偽造防止効果を付与すること
が可能である。すなわち、本発明の透明画像形成体に赤
外線あるいは紫外線を照射した場合、蛍光発色材料が発
光する。この発光を目視あるいは検知器により確認する
ことにより、真偽の判定を行うことができる。
2+のいずれか一方、または、両方を含有するガラス系粉
末材料が挙げられる。このガラス系粉末材料は五二酸化
リン(P2 O5 )を主成分とし、酸化鉄および酸化銅の
いずれか一方または両方を1.0重量%以上含む粉末材
料で、より好ましくは五二酸化リンを35.0〜80.
0重量%、酸化鉄および酸化銅をそれぞれ0〜0.3重
量%含む。また、他には上記ガラス系粉末材料よりも可
視領域に吸収が少なく、かつ、赤外線吸収能が優れるリ
ン酸塩系白色結晶粉末や硫酸鉛系白色粉末などの白色結
晶材料が五二酸化リン(P2 O5 )を主成分とし、Fe
2+およびCu2+のいずれか一方または両方を20重量%
以上含有し、好ましくは五二酸化リン(P2 O5 )を4
0〜70重量%含有し、かつ、Fe2+およびCu2+のい
ずれかまたは両方を30〜70重量%含有することが望
ましい。なお、上記のガラス系粉末材料およびリン酸系
白色粉末は必要に応じて下記の化合物を含有しても良
い。
ば、六塩化タングステンおよびリン酸エステルと、亜リ
ン酸とのいずれか一方又は両方を含む白色系反応生成物
を使用することができる。
され、パターン層として形成され、検証時に赤外線照射
により赤外線の吸収と反射により、情報の読み取りがで
きるので機械による真偽判定を可能にし、偽造防止効果
を付与することができる。
土類鉄ガーネット結晶磁性粉末を添加することも可能で
ある。図4にその検証方法を示した。ビスマス系希土類
鉄ガーネット結晶磁性粉末を含有したパターン層を有し
た本発明の透明画像形成体1の下には検証用の磁気シー
ト60が設置され、透明画像形成体の真上にはハーフミ
ラー14と検光子15が配置されている。一方、ハーフ
ミラー14の真横には偏光子16が配置される。このよ
うな配置において、光源17から発した光18は偏光子
16により直線偏光となった後、ハーフミラー14を通
り透明画像形成体1に達する。光18は透明画像形成体
1で磁気光学効果(磁気ファラデー効果)により偏光面
の回転を受けた後、反射してハーフミラー14を通過
し、検光子15を経て観察者の目19に入り、目視観察
される。この時、磁気シート60に記録された磁界パタ
ーンに従って光の濃淡のコントラストが生じ磁気マーク
を目視で観察できる。
鉄ガーネット結晶磁性粉末は一般式R3-X BiX Fe
5-Y MY O12で表せる。ここでRは、Y、La、Ce、
Pr、Nd、Pm、Sm、Ea、Gd、Tb、Dy、H
o、Er、Tm、YbおよびLaからなる群より選ばれ
る一種以上の希土類元素を示し、BiはRと置換する元
素、FeはMと置換する元素、MはAl、Ga、Cr、
Mn、Sc、In、Ru、Rh、Co、第1鉄、Cu、
Ni、Zn、Li、Si、Ge、Zr、Ti、Hf、S
n、Pb、Mo、VおよびNbからなる群より選ばれる
一種以上の元素を示し、RおよびBiはガーネット結晶
構造においてcサイトを占め、FeおよびMはガーネッ
ト結晶構造においてaおよび/またはdサイトを占め、
Oはガーネット結晶構造においてhサイトを占めるもの
である。本発明においては、この粒子を前述のパターン
層樹脂に添加、分散して用いるので磁気光学特性が低下
してしまうため、磁気光学特性の点からXの値が1.8
≦X≦3.0の高濃度ビスマス置換鉄ガーネットが好ま
しい。
トの磁界パターンを検証器にて目視可能であることか
ら、本発明の透明画像形成体に検証機能を付与すること
が可能となり、偽造防止効果を付与することができる。
本として成り立っているが、使用目的に応じて透明薄膜
層24の上に保護層を設けることも可能である。また、
基体21あるいは印刷部22と透明薄膜層23との接着
を考慮し両者に接着し易い樹脂材料を用いてプライマー
層を設けることも可能である。
可能とする透明画像形成シールに関して使用材料を説明
する(図2参照)。
レート、ポリエチレンナフタレート、ポリ塩化ビニル、
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メ
チル、ポリスチレン等の各種透明フィルム材料が用いら
れる。また、基体31上には透明薄膜層23、24やパ
ターン層25、粘着層36を順次積層するため、その加
工に耐えうる、強度、耐熱性や使用方法に応じた耐性が
要求される。そのため材料は、加工方法や使用目的に応
じて選択される。その厚みはシールとしてのハンドリン
グ性を考慮して10〜200μmが好ましい。
ついては前述したのでここでは省略する。
然ゴム系、シリコン系、ポリイソブチレン系等の粘着成
分と、アルキルメタクリレート、ビニルエステル、アク
リロニトリル、スチレン、ビニルモノマー等の凝集成分
と、不飽和カルボン酸、ヒドロキシル基含有モノマー、
アクリロニトリル等に代表される改質成分や重合開始
剤、可塑剤、硬化剤、硬化促進剤、酸化防止剤等の添加
剤を必要に応じて添加した粘着剤が適用できるが、これ
らに限定されるものではない。
紙にシリコン等の離型剤を塗布した離型紙をはじめ、フ
ィルムセパレータ等の利用も可能である。
可能とする透明画像形成転写シートに関して使用材料を
説明する(図3参照)。
レート、ポリエチレンナフタレート、ポリ塩化ビニル、
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メ
チル、ポリスチレン等の合成樹脂、天然樹脂、紙、合成
紙などを単独で又は組み合わせた複合体が使用可能とな
っている。また、基体41上には剥離層42、透明薄膜
層23、24やパターン層25、接着層(あるいは受像
接着層)46が積層される。さらにその後、熱転写が行
われるため、その加工に耐えうる、強度、耐熱性や使用
方法に応じた耐久性が要求される。そのため材料は、加
工方法や使用目的に応じて選択される。その厚みは転写
シートとしてのハンドリング性を考慮して2〜100μ
mが使用可能であり、望ましくは4〜50μmである。
がれる材料であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫
外線あるいは電子線硬化性樹脂のいずれであっても良い
が、柔軟性、箔切れ性を考慮して熱可塑性樹脂が好まし
い。
ステル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体樹脂、セルロース系樹脂、塩素化ポリプロピレ
ン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ニト
ロセルロース系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポ
リエーテル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂等を単独あ
るいは複合して用いることができる。また、箔切れ性や
耐摩擦性を考慮して、石油系ワックス、植物系ワック
ス、ステアリン酸等高級脂肪酸の金属塩、シリコンオイ
ル等の滑剤や、テフロンパウダー、ポリエチレンパウダ
ー、シリコーン系微粒子やアクリロニトリル系微粒子等
の有機フィラーおよびシリカ微粒子等の無機フィラーを
添加することもできる。
剥離性を有している場合、あるいは基体自体に離型処理
を施してある場合は設ける必要はない。しかし、その場
合には、転写後、最表面にあたる層に耐摩擦性を付与す
るか、あるいは転写後に剥離性保護層を設けることもで
きる。
関しては前述した材料が使用可能であり、ここでは説明
を省略する。
像形成体に基体となるカードあるいはシートを接着させ
るという性能が要求される。その材質としては、熱可塑
性樹脂が好ましく、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ビニル系樹脂等
の単体あるいは共重合体を、単独もしくは複合して使用
可能であるが、これらに限定されるものではない。
を考慮し、石油系ワックス、植物系ワックス等の各種ワ
ックス、ステアリン酸等高級脂肪酸の金属塩、シリコン
オイル等の滑剤や、テフロンパウダー、ポリエチレンパ
ウダー、シリコーン系微粒子やアクリロニトリル系微粒
子等の有機フィラーおよびシリカ微粒子等の無機フィラ
ーを添加することもできる。
場合、すなわち接着層46にサーマルヘッド転写にて染
料、顔料、WAX型等の各種リボンを用いて画像を形成
するという受像機能を付与する場合は、リボン材料との
接着性あるいは染色性を考慮し、適宜選択される。
種の接着性向上の目的で適宜プライマー層を設けること
も可能である。また、サーマルヘッドにて転写する場合
には基体41の上(剥離層42の逆側の面)にサーマル
ヘッドへの貼りつきを防止するバックコート層を設ける
ことも可能である。
する。 〈実施例1〉基体31となる25μm厚の透明ポリエチ
レンテレフタレート(PET)フィルムの片面にZnS
薄膜を真空蒸着法により400Åの厚さに設け、透明薄
膜層23とした。この透明薄膜層23の上に下記組成の
パターン層形成用グラビアインキをパターン状に1.0
μmの厚さに印刷し、パターン層25を形成させた。 パターン層インキ組成 ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 40部
00Åの厚さに設け、透明薄膜層24を積層した。さら
にその上に下記組成の粘着剤をロールコート法により2
0μmの厚さに塗布し、粘着層36とし、粘着層の上に
市販のグラシンタイプのセパレータ37を被せ、透明画
像形成シール30を作製した(図2参照)。 粘着剤組成 アクリル系粘着剤 … 35部 MEK … 30部 トルエン … 35部
基体となる予め印刷を施した塩化ビニル製のカードに貼
着して本発明の透明画像形成体を得た。
光を反射するため、キラキラと光る透明ホログラムと類
似の装飾効果が得られた。
のとした以外は、実施例1と同じ材料、方法を用いて本
発明の透明画像形成体を得た。 パターン層インキ組成 マゼンタインキ ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 35部 パーマネントレッド4R顔料 … 5部 シアンインキ ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 35部 フタロシアニンブルー顔料 … 5部 イエローインキ ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 35部 ハンザイエロー顔料 … 5部
た画像が印刷されており、着色と反射光による、より高
い装飾効果が得られた。
プ) パターン層形成に用いるグラビアインキを下記組成のも
のとした以外は、実施例1と同じ材料、方法を用いて本
発明の透明画像形成体を得た。 パターン層インキ組成 ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 38部 硫化亜鉛蛍光体 … 5部
成体と同一の装飾効果を示したが、ブラックライト(紫
外線)を照射することにより、パターン層が緑色に発光
し、真偽を容易に検証できた。これにより偽造防止効果
を付与することができた。
イプ) パターン層形成に用いるグラビアインキを下記組成のも
のとした以外は、実施例1と同じ材料、方法を用いて本
発明の透明画像形成体を得た。 パターン層インキ組成 ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 35部 リン酸系白色粉末 … 5部
成体と同一の装飾効果を示したが、赤外線を照射し、赤
外線スコープで確認したところ、パターン層が白と黒の
コントラストで確認された。このように本実施例におい
ては、容易に真偽判定が可能な偽造防止効果を付与する
ことができた。
を有するタイプ) パターン層形成に用いるグラビアインキを下記組成のも
のとした以外は、実施例1と同じ材料、方法を用いて本
発明の透明画像形成体を得た。 パターン層インキ組成 ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 30部 高濃度ビスマス置換鉄ガーネット粉末… 10部
したところ、検証機に予め設定した磁界パターンを観察
することができた。このように本実施例においては、容
易に真偽判定可能な偽造防止効果を付与することができ
た。
透明PETフィルムの片面に下記組成の剥離ニスをグラ
ビア印刷法により1.0μmの厚さに印刷し、剥離性保
護層42とした。 剥離ニス組成 アクリル樹脂 … 30部 ポリエチレンパウダー … 2部 トルエン … 20部 MEK … 20部 メチルイソブチルケトン … 18部
空蒸着法により400Åの厚さに設け、透明薄膜層23
とした。その後、この透明薄膜層23の上に下記組成の
パターン層形成用グラビアインキをパターン状に1.0
μmの厚さに印刷し、パターン層25を形成させた。 パターン層インキ組成 ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 40部
00Åの厚さに設け、透明薄膜層24を積層した。
アコート法により2.0μmの厚さに塗布し、接着層4
6とし、透明画像形成転写シート40を作製した(図3
参照)。 接着剤組成 ポリエステル樹脂 … 30部 MEK … 40部 トルエン … 30部
を、基体となる予め印刷を施した塩化ビニル製のカード
に140°C、200kg/cm2 、0.5秒の条件で
熱転写を行い、本発明の透明画像形成体を得た。
ードと同一の装飾効果および偽造防止効果を有してお
り、かつ、カード基体と偽造防止となる透明薄膜層/パ
ターン層/透明薄膜層を有する偽造防止シートがより強
く密着しているため、シート部分だけを剥がして基体に
印刷されている情報を改ざんするといった偽造を防止す
ることが可能となった。また、転写シートを用いること
で、容易に本発明の透明画像形成体を得ることができ
た。
透明PETフィルムの片面に下記組成の剥離ニスをグラ
ビア印刷法により1.0μmの厚さに印刷し、剥離性保
護層42とした。 剥離ニス組成 アクリル樹脂 … 30部 ポリエチレンパウダー … 2部 トルエン … 20部 MEK … 20部 メチルイソブチルケトン … 18部
空蒸着法により400Åの厚さに設け、透明薄膜層23
とした。その後、この透明薄膜層23の上に下記組成の
パターン層形成用グラビアインキをパターン状に1.0
μmの厚さに印刷し、パターン層25を形成させた。 パターン層インキ組成 ポリエステル樹脂 … 20部 MEK … 40部 トルエン … 40部
00Åの厚さに設け、透明薄膜層24を積層した。
アコート法により2.0μmの厚さに塗布し、受像・接
着層46とし、透明画像形成中間転写シート40を作製
した(図3参照)。 接着剤組成 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 … 30部 MEK … 40部 トルエン … 30部
ートに、昇華染料タイプの市販リボンでサーマルヘッド
を用いて人物画像を形成後、市販の白色塩化ビニルカー
ドに160°Cでロール転写を行い本発明の透明画像形
成体を得た。
マルヘッドで形成された画像を確認することができ、実
施例1で得られたカードと同じ装飾効果を有していた。
また、カード基体上に位置するサーマルヘッドにより転
写された画像と透明薄膜層/パターン層/透明薄膜層を
有する透明画像形成シートがより強く接着しているた
め、シート部分だけを剥がして画像情報を改ざんすると
いった偽造を完全に防止することが可能となった。さら
には、中間転写シートを用いることで、各々の画像情報
が異なる本発明の透明画像形成体を容易に得ることがで
きる。
る透明画像形成体は、媒体の基体に印刷されている情報
を損なうことなく装飾効果を与える手法の一つである。
すなわち、パターン層が光を強く反射するために観察者
に透明ホログラム同等以上のキラキラと光る装飾効果を
与える。それとともにカラーコピー防止効果も有してい
る。一方製造に関しては、特殊な設備や技術は必要とせ
ず安価に製造可能である。
外線吸収剤、磁気光学材料等を添加することにより検証
機能を付与することが可能となり、目視あるいは機械に
よる検証により偽造防止効果を与えることが可能であ
る。さらには、本発明の透明画像形成シール、転写シー
トを用いることで、容易に透明画像形成体を製造するこ
とができる。特に中間転写シートを用いることにより、
個々の画像情報が異なる画像形成体が容易に製造可能で
あると共に貼り替え、変造、情報の改ざん等の偽造を防
止することが可能である。
図で、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図であ
る。
ールの一例を示す断面説明図である。
写シートおよび中間転写シートの一例を示す断面説明図
である。
する装置を説明する図である。
写シート 42‥‥剥離性保護層 46‥‥接着層、受像・接着層 60‥‥磁気シート
Claims (20)
- 【請求項1】少なくとも基体上に2層以上の透明薄膜層
を設け、且つ、この透明薄膜層の層間にパターン層を設
けてなることを特徴とする透明画像形成体。 - 【請求項2】少なくとも基体上に透明薄膜層、パターン
層、透明薄膜層および粘着層がこの順に積層してなるこ
とを特徴とする透明画像形成シール。 - 【請求項3】少なくとも基体上に剥離性保護層、透明薄
膜層、パターン層、透明薄膜層および接着層がこの順に
積層してなることを特徴とする透明画像形成転写シー
ト。 - 【請求項4】サーマルヘッド転写により画像を受像し、
その後、各種基体に転写可能な中間転写シートであっ
て、 少なくとも基体上に剥離性保護層、透明薄膜層、パター
ン層、透明薄膜層およびサーマルヘッド転写により画像
が受像可能で、かつ、感熱転写性を有する受像接着層が
この順に積層してなることを特徴とする透明画像形成中
間転写シート。 - 【請求項5】前記パターン層が着色インキよりなること
を特徴とする請求項1記載の透明画像形成体。 - 【請求項6】前記パターン層が着色インキよりなること
を特徴とする請求項2記載の透明画像形成シール。 - 【請求項7】前記パターン層が着色インキよりなること
を特徴とする請求項3記載の透明画像形成転写シート。 - 【請求項8】前記パターン層が着色インキよりなること
を特徴とする請求項4記載の透明画像形成中間転写シー
ト。 - 【請求項9】前記パターン層に蛍光発色材料が含有され
ていることを特徴とする請求項1または5記載の透明画
像形成体。 - 【請求項10】前記パターン層に蛍光発色材料が含有さ
れていることを特徴とする請求項2または6記載の透明
画像形成シール。 - 【請求項11】前記パターン層に蛍光発色材料が含有さ
れていることを特徴とする請求項3または7記載の透明
画像形成転写シート。 - 【請求項12】前記パターン層に蛍光発色材料が含有さ
れていることを特徴とする請求項4または8記載の透明
画像形成中間転写シート。 - 【請求項13】前記パターン層に赤外線吸収材料が含有
されていることを特徴とする請求項1、5または9記載
の透明画像形成体。 - 【請求項14】前記パターン層に赤外線吸収材料が含有
されていることを特徴とする請求項2、6または10記
載の透明画像形成シール。 - 【請求項15】前記パターン層に赤外線吸収材料が含有
されていることを特徴とする請求項3、7または11記
載の透明画像形成転写シート。 - 【請求項16】前記パターン層に赤外線吸収材料が含有
されていることを特徴とする請求項4、8または12記
載の透明画像形成中間転写シート。 - 【請求項17】前記パターン層にビスマス系希土類鉄ガ
ーネット結晶の磁気粉末が含有されていることを特徴と
する請求項1、5、9または13記載の透明画像形成
体。 - 【請求項18】前記パターン層にビスマス系希土類鉄ガ
ーネット結晶の磁気粉末が含有されていることを特徴と
する請求項2、6、10または14記載の透明画像形成
シール。 - 【請求項19】前記パターン層にビスマス系希土類鉄ガ
ーネット結晶の磁気粉末が含有されていることを特徴と
する請求項3、7、11または15記載の透明画像形成
転写シート。 - 【請求項20】前記パターン層にビスマス系希土類鉄ガ
ーネット結晶の磁気粉末が含有されていることを特徴と
する請求項4、8、12または16記載の透明画像形成
中間転写シート。
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