JPH11345045A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH11345045A
JPH11345045A JP10151034A JP15103498A JPH11345045A JP H11345045 A JPH11345045 A JP H11345045A JP 10151034 A JP10151034 A JP 10151034A JP 15103498 A JP15103498 A JP 15103498A JP H11345045 A JPH11345045 A JP H11345045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
reset
bus
cpu
halt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10151034A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Yada
晴彦 矢田
Keisuke Ishikawa
圭祐 石川
Hirofumi Yuji
洋文 湯地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10151034A priority Critical patent/JPH11345045A/ja
Publication of JPH11345045A publication Critical patent/JPH11345045A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、情報処理装置に関し、例えばPC
Iバスを介してパーソナルコンピュータに接続される拡
張ボードに適用して、拡張ボードに搭載したCPUの暴
走、本体側のハングアップ等の事故を確実に防止するこ
とができるようにする。 【解決手段】 電源起動時、本体側3、4、5からの制
御によりバスに接続されたボード2をリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、例えばPCI(Personal Computer Interconnect)
バスを介してパーソナルコンピュータに接続される拡張
ボードに適用することができる。本発明は、電源起動
時、本体側からの制御によりバスに接続されたボードを
リセットすることにより、拡張ボードに搭載したCPU
の暴走、本体側のハングアップ等の事故を確実に防止す
ることができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータにおいて
は、PCIバス、ISA(Industry Standard Archtect
ure )バス等を介して、SCSI(Small computer Sys
tem Interface )ボード、オーディオボード等の拡張ボ
ードを接続できるようになされ、これにより種々の用途
で使用できるようになされている。
【0003】これらの拡張ボードにおいては、起動時、
本体側と共に電源リセットがかけられた後、続いて本体
側とのデータ交換により、アドレス等が初期設定される
ようになされている。これによりこの種の拡張ボードに
おいては、この初期設定に基づいて、バスに送出される
データを選択的に処理できるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようにし
て本体側及び拡張ボードを電源リセットにより立ち上げ
る場合、本体側に対して種々のタイミングで拡張ボード
側が立ち上がることが考えられる。この場合、本体側が
立ち上がって組み込まれるドライバより見て、拡張ボー
ドが如何なる動作状態にあるか確定することが困難で、
これにより最悪の場合には、拡張ボードに搭載したCP
Uが暴走する場合も考えられ、また本体側においては、
いわゆるハングアップすることも考えられる。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、この種の事故を確実に防止することができる情報処
理装置を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、着脱可能にバスに接続される情報
処理装置において、バスを介して入力される制御信号に
応動して演算処理手段に対するリセット信号を出力する
リセット信号発生手段と、この制御信号に応動して演算
処理手段のホールトを解除するホールト解除手段とを備
えるようにする。
【0007】また所望のデバイスを搭載したボードを着
脱可能にバスに接続した情報処理装置に適用して、この
ボードが、バスを介して入力される制御信号に応動して
演算処理手段に対するリセット信号を出力するリセット
信号発生手段と、この制御信号に応動して演算処理手段
のホールトを解除するホールト解除手段とを有するよう
にする。
【0008】制御信号に応動して演算処理手段のホール
トを解除するホールト解除手段によれば、電源が立ち上
がった場合においても、演算処理手段のリセットを禁止
することができる。これにより制御信号に応動して演算
処理手段をリセットするリセット手段を併せて備えるよ
うにすれば、電源が立ち上がった後、制御信号に応動し
て演算処理手段をリセットすることができ、この制御信
号の出力のタイミングを種々に設定して演算処理手段の
暴走、本体側のハングアップ等の事故を確実に防止する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態に係るパーソ
ナルコンピュータを示すブロック図である。このパーソ
ナルコンピュータ1は、PCIバスを介して拡張ボード
2が接続される。
【0011】このパーソナルコンピュータ1において、
CPU3は、起動時、電源リセットにより初期化され、
この初期化の処理において実行される所定の処理手順に
より拡張ボード2に対応するデバイスドライバ4を組み
込む。さらにCPU3は、初期化の処理が完了すると、
オペレータの操作に従って実行されるアプリケーション
プログラムに従ってデバイスドライバ4を駆動し、これ
により必要に応じて拡張ボード2をアクセスする。
【0012】デバイスドライバ4は、拡張ボード2に対
応するデバイスドライバであり、CPU3の初期化処理
において組み込まれる。このときデバイスドライバ4
は、PCIブリッジ5を介して拡張ボード2に所定のリ
セットデータDRSTを出力することにより、拡張ボー
ド2のリセットシーケンスを起動する。さらにこのリセ
ットシーケンスにより拡張ボード2が立ち上がると、C
PU3の制御により拡張ボード2とデータ交換し、拡張
ボード2にアドレス等を通知する。
【0013】PCIブリッジ5は、PCIバスのインタ
ーフェース回路を構成し、デバイスドライバ4より出力
される各種データをPCIバスに送出し、またこのPC
Iバスに送出されたデータを取り込んでデバイスドライ
バ4に出力する。
【0014】拡張ボード2は、PCIバスを介してパー
ソナルコンピュータ1の本体側より供給される電源によ
り動作する。この拡張ボード2において、PCIコント
ローラ6は、PCIバスのインターフェース回路を構成
し、各種データをPCIバスに送出し、またこのPCI
バスに送出されたデータを取り込む。このデータ入出力
の処理において、PCIコントローラ6は、図2に示す
ように、電源が立ち上がってデバイスドライバ4よりリ
セットデータDRSTが出力されると、このリセットデ
ータDRSTをリセットレジスタ7に格納する(図2
(A)及び(B))。
【0015】リセットレジスタ7は、電源が立ち上がる
と、内容が所定の論理レベルに保持され、PCIコント
ローラ6よりリセットデータDRSTが出力されると、
このリセットデータDRSTにより内容を更新してリセ
ットデータDRSTを保持する。さらにリセットレジス
タ7は、このようにして保持した内容の所定ビットをク
リア信号CLRとして出力する(図2(C))。これに
よりリセットレジスタ7は、電源が立ち上がって、PC
Iコントローラ6よりリセットデータDRSTが出力さ
れるまでの期間の間、クリア信号CLRの論理レベルを
立ち下げ、リセットデータDRSTが出力されると、ク
リア信号CLRの論理レベルを立ち上げる。
【0016】ホールト発生回路8は、1つのレジスタ
(フリップフロップ)により構成され、保持した内容を
ホールト信号HALTとしてCPU9に出力する(図2
(D))。ここでホールト発生回路8は、電源が立ち上
がるとホールト信号HALTの論理レベルをLレベルに
設定し、その後クリア信号CLRを取り込んで出力す
る。これによりホールト発生回路8は、電源が立ち上が
った後、クリア信号CLRの論理レベルが立ち上がるま
での期間の間、CPU9をデアサートの状態に保持し、
クリア信号CLRの論理レベルが立ち上がるとアサート
にセットする。これによりホールト発生回路8は、電源
が立ち上がってもリセットデータDRSTの入力により
本体側の指示があるまでCPU9が動作を開始しないよ
うにCPU9を制御する。
【0017】リセット発生回路10は、クロックCLK
をカウントするカウンタにより構成され、電源が立ち上
がると、またはクリア信号CLRの論理レベルが立ち上
がると、所定時間Tだけ経過して論理レベルが立ち上が
るリセット信号RSTを出力する(図2)。
【0018】CPU9は、この拡張ボード2の動作を制
御し、ホールト信号HALTの論理レベルが立ち上がっ
ている状態で、リセット信号RSTの立ち上がりにより
リセットの処理を実行する。すなわちCPU9は、内部
に保持したレジスタの内容をクリアした後、所定の処理
手順を記録したリードオンリメモリの所定アドレスをア
クセスし、これによりデバイスドライバ4との間で所定
のデータ交換処理を実行し、初期設定の処理を実行す
る。
【0019】以上の構成において、電源が立ち上げられ
ると、パーソナルコンピュータ1の本体側においては
(図1)、CPUが電源リセットにより起動を開始し、
デバイスドライバ4等を組み込む。
【0020】これに対して拡張ボード2に対しても電源
の供給が開始されることにより、各回路ブロックが動作
を開始する。このとき拡張ボード2においては、リセッ
ト発生回路10が動作を開始することによりCPU9に
対するリセット動作であるリセット信号RSTの論理レ
ベルが立ち上げられる。しかしながらCPU9において
は、ホールト発生回路8より出力されるホールト信号H
ALTによりデアサートの状態に保持され、これにより
電源は立ち上げられているものの、動作を開始していな
い状態に保持される。
【0021】この状態で、本体側においては、CPU3
により組み込まれたデバイスドライバ4の初期設定によ
り、PCIバスを介して拡張ボード2にリセットシーケ
ンスを起動するリセットデータDRSTが出力され、こ
のリセットデータDRSTががリセットレジスタ7に格
納される。
【0022】これによりこのリセットデータDRSTの
所定ビットに応動してホールト発生回路8によりCPU
9がアサートされ、ほぼ同時のタイミングにより同様に
リセットデータDRSTによりリセット発生回路10が
リセット信号RSTの論理レベルを立ち下げ、その後所
定期間T経過してリセット信号RSTの論理レベルが立
ち上がることによりCPU9が本体側の制御によりリセ
ットされる。
【0023】これにより本体側においては、この拡張ボ
ード2に対応するデバイスドライバ4の組み込みが完了
した状態で拡張ボード2がリセットされ、その後所定の
データ交換の処理が実行される。これらにより本体側に
おいては、起動時、拡張ボード2の動作状態を確実に把
握して動作することができ、ハングアップ等の事故を確
実に防止することができる。また拡張ボード2において
も、CPU9の暴走等の事故を確実に防止することがで
きる。
【0024】以上の構成によれば、電源が立ち上がって
もリセットデータDRSTの入力により本体側の指示が
あるまでCPU9が動作を開始しないようにし、このリ
セットデータDRSTによりCPU9をリセットするこ
とにより、CPU9の暴走、本体側のハングアップ等の
事故を確実に防止することができる。
【0025】なお上述の実施の形態においては、カウン
タ回路構成のリセット発生回路によりリセット信号を生
成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば積分回路構成のリセット発生回路によりリセット
信号を生成する場合等、種々の構成によるリセット発生
回路を広く適用することができる。
【0026】また上述の実施の形態においては、本発明
をパーソナルコンピュータに適用する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、画像処理装置等、種々の
デバイスを搭載したボードを着脱可能にバスに接続する
情報処理装置に広く適用することができる。
【0027】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、本体側か
らの制御によりバスに接続されたボードをリセットする
ことにより、拡張ボードに搭載したCPUの暴走、本体
側のハングアップ等の事故を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータを示すブロック図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータの動作の説明に
供するタイムチャートである。
【符号の説明】
1……パーソナルコンピュータ、2……拡張ボード、
3、9……CPU、4……デバイスドライバ、7……リ
セットレジスタ、8……ホールト発生回路、10……リ
セット発生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能にバスに接続される情報処理装
    置において、 前記バスに送出されるデータを処理する演算処理手段
    と、 前記バスを介して入力される制御信号に応動して前記演
    算処理手段に対するリセット信号を出力するリセット信
    号発生手段と、 前記制御信号に応動して前記演算処理手段のホールトを
    解除するホールト解除手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 所望のデバイスを搭載したボードを着脱
    可能にバスに接続した情報処理装置において、 電源が立ち上げられた後、前記バスを介して前記ボード
    に制御信号を出力する制御信号出力手段を有し、 前記ボードが、 前記バスに送出されるデータを処理する演算処理手段
    と、 前記バスを介して入力される前記制御信号に応動して前
    記演算処理手段に対するリセット信号を出力するリセッ
    ト信号発生手段と、 前記制御信号に応動して前記演算処理手段のホールトを
    解除するホールト解除手段とを有することを特徴とする
    情報処理装置。
JP10151034A 1998-06-01 1998-06-01 情報処理装置 Pending JPH11345045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10151034A JPH11345045A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10151034A JPH11345045A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11345045A true JPH11345045A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15509864

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10151034A Pending JPH11345045A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 情報処理装置

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JP (1) JPH11345045A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141255A (ja) * 2001-02-07 2007-06-07 Emulex Design & Manufacturing Corp プロセッサの介入あり又はなしでのハードウェアの初期化

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141255A (ja) * 2001-02-07 2007-06-07 Emulex Design & Manufacturing Corp プロセッサの介入あり又はなしでのハードウェアの初期化

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