JPH09237140A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JPH09237140A
JPH09237140A JP8044920A JP4492096A JPH09237140A JP H09237140 A JPH09237140 A JP H09237140A JP 8044920 A JP8044920 A JP 8044920A JP 4492096 A JP4492096 A JP 4492096A JP H09237140 A JPH09237140 A JP H09237140A
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JP
Japan
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bus
expansion unit
analog switch
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computer main
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Nobutaka Nishigaki
信孝 西垣
Nobutaka Nakamura
伸隆 中村
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Toshiba Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4022Coupling between buses using switching circuits, e.g. switching matrix, connection or expansion network

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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ本体のバスサイクルが実行状態の
ときに、拡張ユニットとのバス接続を可能とするコンピ
ュータシステムを提供する。 【解決手段】拡張ユニット30側に導出されるバスの信
号線2にアナログスイッチ(S)を介在させ、拡張ユニ
ット30側のバスの信号線2がプルアップされている場
合(1)には、バスの信号線2に極大値(High V
alue)を送出し、プルダウンされている場合(2)
には、極小値(Low Value)を送出する。そし
て、この極大値または極小値の送出により双方のバスの
電位レベルが等しくなった後に、接続制御ゲートアレイ
23がアナログスイッチ(S)をオンにする。これによ
りバスサイクルが実行状態であっても、過渡現象などを
引き起こすことなく双方のバスの信号線を接続すること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばノート
ブックタイプのパーソナルコンピュータなどに適用して
好適なコンピュータシステムに係り、特にコンピュータ
と、そのコンピュータ本体が取り外し可能に装着される
拡張ユニットとを備えたコンピュータシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なラップトップタイプまたはノートブックタイプの
パーソナルポータブルコンピュータが種々開発されてい
る。この種のポータブルコンピュータは、その機能拡張
のために、拡張ユニットに必要に応じて装着できるよう
に構成されている。
【0003】この拡張ユニットは、ハードディスクドラ
イブなどのドライブ装置を収容するドライブベイや、種
々のオプションカードを装着するための拡張スロットな
どを有している。したがって、この拡張ユニットに必要
に応じてポータブルコンピュータを接続して使用するこ
とにより、ポータブルコンピュータの携帯性を損なうこ
となしに、そのポータブルコンピュータの機能拡張を容
易に行なうことができる。
【0004】また、最近では、ホットドッキングなどと
称される新たな概念が誕生してきている。このホットド
ッキングとは、たとえばCD−ROMドライブなどとい
った周辺機器の追加(あるいは削除)をシステムの稼働
中に実施可能とするものであり、いくつかのオペレーテ
ィングシステムで、このホットドッキング機能がサポー
トされている。
【0005】しかしながら、前述したような拡張ユニッ
トにポータブルコンピュータを接続する場合には、拡張
ユニット内に配置されたバスと、ポータブルコンピュー
タ本体内のバスとを接続することになり、バスサイクル
が実行状態であるときに双方のバスを接続したのでは、
過渡現象などによって双方ともに誤動作を引き起こす可
能性が極めて高く、このために両機器の電源を遮断した
状態で接続せざるをえなかった。
【0006】また、ポータブルコンピュータ側のバス上
に拡張ユニット側のバスとの接続を制御するためのスイ
ッチを設けることにより、システム稼働中に接続可能と
したものも存在してきているが、実際にはポータブルコ
ンピュータ側のバスのバスサイクルがアイドル状態のと
き、すなわち、スイッチオン時の過渡現象にシステムが
なんらに影響を受けないときを待機して、双方のバスの
接続を行なうといったものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、拡張ユニ
ットはポータブルコンピュータの機能拡張を行なう上で
重要であるが、従来では、ポータブルコンピュータ側の
バスのバスサイクルが実行状態であるときには、ポータ
ブルコンピュータのバスと拡張ユニットのバスとを接続
することができないといった問題があった。
【0008】この発明は、このような点に鑑みてなされ
たものであり、簡単な構成を付加するのみで、ポータブ
ルコンピュータのバスサイクルが実行状態のときに、拡
張ユニットとのバス接続を可能とするコンピュータシス
テムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンピュー
タ本体の機能拡張のために前記コンピュータ本体が取り
外し可能に装着される拡張ユニットを備えたコンピュー
タシステムであって、前記コンピュータ本体が前記拡張
ユニットに装着された際、双方のバスの信号線がコネク
タを介して接続されるコンピュータシステムにおいて、
前記コンピュータ本体は、前記拡張ユニット側に導出さ
れる前記バスの信号線にアナログスイッチを介在させ、
前記拡張ユニットに装着された際に前記拡張ユニットの
電源を起動する手段と、前記拡張ユニットの電源が起動
した後に前記拡張ユニットをリセット状態にする手段
と、前記拡張ユニットがリセット状態となった後に、前
記バスの信号線の電位レベルと前記拡張ユニット側のバ
スの信号線の電位レベルとが等しくなるように予め設定
された値を前記バスに送出する手段と、前記予め設定さ
れた値が前記バスに送出された後に前記アナログスイッ
チをオンにする手段と、前記アナログスイッチがオンに
された後に前記拡張ユニットのリセット状態を解除する
手段とを具備し、前記バスサイクルが実行状態であると
きに前記コンピュータ本体および拡張ユニット双方のバ
スの信号線を接続可能とすることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、コンピュータ本体が拡
張ユニットに装着され、コンピュータ本体側のバスと拡
張ユニット側のバスとを接続するときに、まずバスに対
して予め設定された値を送出する。
【0011】たとえば、初期状態として拡張ユニット側
のバスの各信号線がプルアップされている場合であれ
ば、バスに極大値(High Value)を送出し、
一方、初期状態として拡張ユニット側のバスの各信号線
がプルダウンされている場合であれば、バスに極小値
(Low Value)を送出する。このように設定さ
れた値を送出することにより、コンピュータ本体側のバ
スの信号線の電位レベルと、拡張ユニット側のバスの信
号線の電位レベルとはほぼ等しくなっているはずであ
る。
【0012】そして、この双方のバスの信号線の電位レ
ベルを等しくした後に、コンピュータ本体側のバスの信
号線に介在させたアナログスイッチをオンとする。これ
により、過渡現象を引き起こすことがなく、バスサイク
ルが実行状態であるときに、コンピュータ本体および拡
張ユニット双方のバスの信号線を接続することができ
る。
【0013】また、この発明は、コンピュータ本体の機
能拡張のために前記コンピュータ本体が取り外し可能に
装着される拡張ユニットを備えたコンピュータシステム
であって、前記コンピュータ本体が前記拡張ユニットに
装着された際、双方のバスの信号線がコネクタを介して
接続されるコンピュータシステムにおいて、前記コンピ
ュータ本体は、前記拡張ユニット側に導出される前記バ
スの信号線にアナログスイッチを介在させるとともに、
このアナログスイッチと並列となるように前記バスの信
号線に抵抗を接続しておき、前記拡張ユニットに装着さ
れた際に前記拡張ユニットの電源を起動する手段と、前
記拡張ユニットの電源が起動した後に前記拡張ユニット
をリセット状態にする手段と、前記拡張ユニットがリセ
ット状態となった後、前記バスの実行サイクル中のコマ
ンドがアクティブになったときに、このコマンドに対す
る前記バスの実行サイクルを予め設定された第1の期間
分延期する手段と、前記バスサイクルの実行サイクル中
のコマンドがアクティブになった後、予め設定された第
2の期間経過後に、前記アナログスイッチをオンにする
手段と、前記アナログスイッチがオンになった後に前記
拡張ユニットのリセット状態を解除する手段とを具備
し、前記バスサイクルが実行状態であるときに前記コン
ピュータ本体および拡張ユニット双方のバスの信号線を
接続可能とすることを特徴とする。
【0014】この発明においては、バスの信号線にアナ
ログスイッチを介在させているのに加え、このアナログ
スイッチと並列となるように抵抗がバスの信号線に接続
されているため、コンピュータ本体が拡張ユニットに装
着され、コンピュータ本体側のバスと拡張ユニット側の
バスとを接続する際、アナログスイッチのオン/オフに
関わらず、拡張ユニット側のバスの各信号線には、コン
ピュータ本体側のバスの対応する信号線の電位レベルが
伝達され始めていることになる。
【0015】そこで、この発明では、バスの実行サイク
ル中のコマンドがアクティブになったとき、このコマン
ドに対するバスの実行サイクルを予め設定された第1の
期間だけ延期する。この期間は、そのコマンドによって
設定された各信号線の電位レベルが拡張ユニット側のバ
スの信号線に完全に伝達されるのに十分な期間、すなわ
ち、「High」の状態の信号線に対応する拡張ユニッ
ト側のバスの信号線が飽和するのに十分な期間を設定し
ておく。
【0016】そして、バスの実行サイクル中のコマンド
がアクティブになったとき以降、この第1の期間の範囲
内であって、拡張ユニット側のバスの信号線に完全に伝
達されるのに十分な第2の期間経過後に、アナログスイ
ッチをオンにする。このときには、「Low」の状態の
信号線に対応する拡張ユニット側のバスの信号線は、
「Low」の状態になっており、また、「High」の
状態の信号線に対応する拡張ユニット側のバスの信号線
は、「High」の状態になっているはずである。した
がって、双方の電位レベルは等しいため、アナログスイ
ッチをオンにしても過渡現象を引き起こすことがない。
【0017】これにより、バスサイクルが実行状態であ
るときに、コンピュータ本体および拡張ユニット双方の
バスの信号線を接続することができる。また、この発明
は、コンピュータ本体の機能拡張のために前記コンピュ
ータ本体が取り外し可能に装着される拡張ユニットを備
えたコンピュータシステムであって、前記コンピュータ
本体が前記拡張ユニットに装着された際、双方のバスの
信号線がコネクタを介して接続されるコンピュータシス
テムにおいて、前記コンピュータ本体は、前記拡張ユニ
ット側に導出される前記バスの信号線に第1のアナログ
スイッチを介在させるとともに、直列に接続された抵抗
と第2のアナログスイッチとを前記第1のアナログスイ
ッチと並列となるように前記バスの信号線に接続してお
き、前記拡張ユニットに装着された際に前記拡張ユニッ
トの電源を起動する手段と、前記拡張ユニットの電源が
起動した後に前記拡張ユニットをリセット状態にする手
段と、前記拡張ユニットがリセット状態となった後、前
記第2のアナログスイッチをオンにする手段と、前記第
2のアナログスイッチがオンになった後、前記バスの実
行サイクル中のコマンドがアクティブになったときに、
このコマンドに対する前記バスの実行サイクルを予め設
定された第1の期間分延期する手段と、前記バスサイク
ルの実行サイクル中のコマンドがアクティブになった
後、予め設定された第2の期間経過後に、前記第1のア
ナログスイッチをオンにする手段と、前記第1のアナロ
グスイッチがオンになった後に前記前記第2のアナログ
スイッチをオフにする手段と、前記第2のアナログスイ
ッチがオフになった後に前記拡張ユニットのリセット状
態を解除する手段とを具備し、前記バスサイクルが実行
状態であるときに前記コンピュータ本体および拡張ユニ
ット双方のバスの信号線を接続可能とすることを特徴と
する。
【0018】前述したような、アナログスイッチと並列
となるように抵抗をバスに接続する構成の場合、拡張ユ
ニットの構成によっては、バスの信号線に接続する抵抗
値をある程度大きくしなければ、通常稼働時における拡
張ユニット側のバスの状態を保証できなくなってしまう
ことがある。しかしながら、この抵抗値を大きくするこ
とは、拡張ユニット側のバスの信号線に電位レベルが伝
達される期間を長くすることにつながり、その間、バス
の実行サイクルを延長させる結果、CPUを必要以上待
機させるため、リアルタイム処理などには悪影響を与え
てしまう。
【0019】そこで、この発明では、この抵抗と直列に
第2のアナログスイッチを接続し、この抵抗と第2のア
ナログスイッチとを前述した(第1の)アナログスイッ
チと並列になるようにバスに接続する。
【0020】そして、この第2のアナログスイッチをコ
ンピュータ本体および拡張ユニット双方のバスの信号線
の接続時のみオンすれば、そのときだけ抵抗を介して電
位レベルを伝達させることができ、かつ通常稼働時にお
ける拡張ユニット側のバスの状態を乱すことがなくなる
ため、その抵抗値を十分小さくすることが可能となる。
これにより、バスサイクルが実行状態であるときに、コ
ンピュータ本体および拡張ユニット双方のバスの信号線
を接続することができることに加え、拡張ユニット側の
バスの信号線に電位レベルが伝達される期間を十分小さ
くすることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係るコンピュータシステムの構成が示されている。こ
のコンピュータシステムは、バッテリ駆動可能なノート
ブックタイプまたはラップトップタイプのポータブルコ
ンピュータであり、そのシステムボード上には、プロセ
ッサバス1、内部PCIバス2、内部ISAバス3、お
よびI2Cバス4が配設されている。また、このポータ
ブルコンピュータ本体に設けられたドッキングコネクタ
10には、機能拡張のための拡張ユニットとして、図2
のドッキングステーション30または図3のカードドッ
ク40がユーザによって必要に応じて接続される。ドッ
キングコネクタ10は、図示のように、3つのコネクタ
要素101,102,103から構成されている。
【0022】コンピュータ本体内には、CPU11、ホ
スト−PCIブリッジ装置12、メモリ13、ディスプ
レイコントローラ14、DSPインタフェースゲートア
レイ(DSP IF GA)15、内部PCI−ISA
ブリッジ装置16、カードコントローラ17、アナログ
スイッチIC18、BIOS ROM19、HDD2
0、キーボードコントローラ21、リアルタイムクロッ
ク(RTC)22、接続制御ゲートアレイ23、電源コ
ントローラ(PSC)24などが設けられている。
【0023】ドッキングステーション30は、PCI拡
張カード、ISA拡張カード、PCカード、HDD、C
D−ROMドライブなどの拡張デバイスの増設のために
使用されるものであり、このドッキングステーション3
0内には、図2に示されているように、外部PCIバス
5および外部ISAバス6が拡張バスとして配設されて
おり、そこにはドライブベイやPCI拡張スロットおよ
びISA拡張スロットなどが接続されている。また、こ
のドッキングステーション30内には、DS−PCI/
ISAブリッジ装置31、DSコントローラ33、EE
PROM34なども設けられている。
【0024】また、カードドック40は、PCカードの
増設や、外付けのマウス、ジョイスティック、およびキ
ーボードなどの接続に使用されるものであり、このカー
ドドック40内には、図3に示されているように、EE
PROM43が設けられている。
【0025】次に、図1のコンピュータ本体に設けられ
た各コンポーネントの機能および構成について説明す
る。CPU11は、たとえば、米インテル社によって製
造販売されているマイクロプロセッサ“Pentiu
m”などによって実現されている。このCPU11の入
出力ピンに直結されているプロセッサバス1は、64ビ
ット幅のデータバスを有している。
【0026】メモリ13は、オペレーティングシステ
ム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプ
ログラム、および処理データなどを格納するメモリデバ
イスであり、複数のDRAMモジュールによって構成さ
れている。このメモリ13は、システムボード上に予め
実装されるシステムメモリ131と、ユーザによって必
要に応じて装着される拡張メモリ132とから構成され
る。これらシステムメモリ131および拡張メモリ13
2を構成するDRAMモジュールとしては、シンクロナ
スDRAMやRambusなど、バンク毎にメモリクロ
ックの供給が必要な高速メモリが利用される。
【0027】このメモリ13は、32ビット幅または6
4ビット幅のデータバスを有する専用のメモリバスを介
してホスト−PCIブリッジ装置12に接続されてい
る。メモリバスのデータバスとしてはプロセッサバス1
のデータバスを利用することもできる。この場合、メモ
リバスは、アドレスバスと各種メモリ制御信号線とから
構成される。
【0028】ホスト/PCIブリッジ装置12は、プロ
セッサバス1と内部PCIバス2との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして
機能する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プ
ロセッサバス1と内部PCIバス2との間で、データお
よびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換する機
能、およびメモリバスを介してメモリ13をアクセス制
御する機能などを有している。
【0029】内部PCIバス2はクロック同期型の入出
力バスであり、内部PCIバス2上の全てのサイクルは
PCIバスクロックに同期して行なわれる。PCIバス
クロックの周波数は最大33MHzである。PCIバス
2は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有
している。このアドレス/データバスは、32ビット幅
である。
【0030】PCIバス2上のデータ転送サイクルは、
アドレスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェ
ーズとから構成される。アドレスフェーズにおいてはア
ドレスおよび転送タイプが出力され、データフェーズで
は8ビット、16ビット、24ビットまたは32ビット
のデータが出力される。
【0031】ディスプレイコントローラ14は、ホスト
/PCIブリッジ装置12と同様にPCIバス2のバス
マスタの1つであり、ビデオメモリ(VRAM)143
の画像データをLCD141や外部のCRTディプレイ
142に表示する。
【0032】DSPインタフェースゲートアレイ15
は、PCIデバイスの1つであり、DSP151、モデ
ム(CODEC)152、およびサウンドCODEC1
53と共同して各種サウンド処理や電話/データの通信
処理を行うためのDSPシステムを構成する。
【0033】このDSPインタフェースゲートアレイ1
5は、メモリ13に読み込まれて実行される専用のデバ
イスドライバプログラムの制御の下で、DSP151、
MODEM(CODEC)152、およびサウンドCO
DEC153と通信して、DSP151のデジタル信号
処理機能を利用したサウンド処理や通信処理を制御す
る。
【0034】内部PCI−ISAブリッジ装置16は、
内部PCIバス2と内部ISAバス3との間を繋ぐブリ
ッジLSIであり、PCIデバイスの1つとして機能す
る。この内部PCI−ISAブリッジ装置16には、P
CIバスアービタ、およびDMAコントローラなどが内
蔵されている。内部ISAバス3には、BIOS RO
M19、HDD20、キーボードコントローラ21、R
TC22、接続制御ゲートアレイ23が接続されてい
る。
【0035】カードコントローラ17は、PCIデバイ
スの1つであり、PCMCIAまたはカードバス仕様の
PCカードを制御する。アナログスイッチIC18は、
ドッキングステーション30およびカードドック40と
の間でバスの接続および切断を切り替える。すなわち、
アナログスイッチICPCI−DS18は、内部PCI
バス2とPCIバス相当のドッキングバス7とを繋ぐブ
リッジLSIであり、PCIデバイスの1つとして機能
する。このドッキングバス7は、ドッキングコネクタ1
0のコネクタ要素101を介して外部に導出され、ドッ
キングステーション30に接続される。このアナログス
イッチIC18によるバスの接続および切断は、接続制
御ゲートアレイ23によって制御されるが、このアナロ
グスイッチIC18の構成と、その接続および切断につ
いての制御手順とは本発明の特徴とするところであり、
これについては後述する。
【0036】BIOS ROM19は、システムBIO
S(Basic I/O System)を記憶するた
めのものであり、プログラム書き替えが可能なようにフ
ラッシュメモリによって構成されている。このシステム
BIOSには、システムブート時に実行されるIRTル
ーチンと、各種I/Oデバイスを制御するためのデバイ
スドライバと、システム管理プログラムと、セットアッ
プルーチンが含まれている。
【0037】システム管理プログラムは、SMMにおい
て実行される割り込みプログラムであり、SMIハンド
ラ、およびホットキー処理ルーチンなどの各種SMIサ
ービスルーチンを含んでいる。SMIハンドラは、SM
Iの発生要因に応じてSMIサービスルーチンを起動す
るするためのものであり、ホットキーによるSMIが発
生した場合にはホットキー処理ルーチンを起動し、他の
要因によるSMIが発生した場合にはその要因に対応す
るSMIサービスルーチンを起動する。
【0038】セットアップルーチンは、ユーザからのキ
ー入力操作に応じて、このシステムの動作環境の設定を
変更する。接続制御ゲートアレイ23は、内部ISAバ
ス3とI2Cバス4とを繋ぐブリッジLSIであり、C
PU11によってリード/ライト可能な複数のレジスタ
群を内蔵している。これらレジスタ群を使用することに
より、CPU11とI2Cバス4上の電源コントローラ
24との通信が可能となる。なお、本実施形態に関連す
るレジスタとしては、(1)内部PCIバス2の実行サ
イクルの延期幅を規定するカウンタ値を保持するレジス
タ、(2)アナログスイッチICのオン/オフを設定す
る値を保持するレジスタ、(3)拡張ユニットのリセッ
ト/リセット解除を設定する値を保持するレジスタが挙
げられる。
【0039】そして、この接続制御ゲートアレイ23か
らは、ドッキングステーション30などと接続される制
御信号線がドッキングコネクタ10のコネクタ要素10
2を介して複数本外部に導出されており、この制御信号
線により前述の拡張ユニットのリセット/リセット解除
を制御する。また、接続制御ゲートアレイ23は、コン
ピュータ本体とドッキングステーション30およびカー
ドドック40とのドッキング/アンドッキングを検出
し、さらに、たとえばコンピュータ本体が電源オン状態
のままでドッキングステーション30の接続が行なわれ
たときに(ホットドック)、活線挿抜などによってドッ
キングステーション30内の拡張ユニットの破壊やシス
テムの誤動作が生じないように、アナログスイッチIC
18を駆動制御する。
【0040】I2Cバス4は、1本のクロック信号線と
1本のデータ線(SDA)から構成される双方向バスで
あり、これはドックキングコネクタ10のコネクタ要素
103を介して外部に導出されている。
【0041】電源コントローラ24は、電源スイッチの
オン/オフなどに応じてコンピュータ本体をパワーオン
/パワーオフするためのものであり、また、ドッキング
ステーション30とのドック/アンドックに応じた電源
制御を行なうものである。
【0042】本実施形態では、コンピュータ本体がドッ
キングステーション30に装着される場合を前提とし、
ここでは、図2のドッキングステーション30のコンポ
ーネントについて説明する。
【0043】前述したように、ドッキングステーション
30は、ポータブルコンピュータ本体に取り外し可能に
装着できる拡張ユニットである。図4は本実施形態に係
るコンピュータ本体100がドッキングステーション3
0に装着される様子を示すものである。
【0044】このような外観を持つドッキングステーシ
ョン30内部に設けられたDS−PCI/ISAブリッ
ジ装置31は、コンピュータ本体からドッキングステー
ション30に導出されるドッキングバス7と外部PCI
バス5および外部ISAバス6とを繋ぐブリッジLSI
である。このDS−PCI/ISAブリッジ装置31
は、PCIデバイスの1つである。
【0045】DSコントローラ33は、ドッキングステ
ーション30の電源のオン/オフ、およびポータブルコ
ンピュータ本体とドッキングステーション30とのドッ
キング/アンドッキングを制御するためのマイコンであ
り、I2Cバス4を使用してコンピュータ本体の電源コ
ントローラ24および接続制御ゲートアレイ23と通信
する。
【0046】EEPROM34は、ドッキングステーシ
ョン30の拡張スロットに装着されている拡張カードな
どの属性(アドレス、DMAチャネル、IRQ番号、そ
の他)など、プラグ・アンド・プレイに必要な情報がP
nP格納される。このPnP情報は、コンピュータ本体
とドッキングステーション30とがドッキングされた時
や、コンピュータ本体またはドッキングステーション3
0のパワーオン時などに、BIOS ROM19のシス
テムBIOSの制御の下、I2Cバス4を介して接続制
御ゲートアレイ23によってEEPROM34からリー
ドされる。
【0047】カードコントローラ35は、コンピュータ
本体内のカードコントローラ17と同様に、PCMCI
A/カードバス準拠のPCカードを制御する。ここで、
図5を参照してコンピュータ本体がドッキングステーシ
ョン30に装着されたときにバスを接続する際の動作手
順を説明する。
【0048】システムBIOSは、ドッキングステーシ
ョン30への装着を、SMIの発生(ホットドッキング
時)や、接続制御ゲートアレイ23内の所定のレジスタ
の参照(ブート時)によって検出する(ステップA
1)。なお、ブート時、接続制御ゲートアレイ23は、
ドッキングステーション30内のEEPROM34をI
2Cバス4を介してリードすることによりその種別を認
識する。
【0049】次に、システムBIOSは、電源コントロ
ーラ24にドッキングステーション30側の電源投入を
指示する(ステップA2)。また、システムBIOS
は、ドッキングステーション30側の電源が投入された
後、接続制御ゲートアレイ23に対しドッキングステー
ション30のリセットを指示する(ステップA3)。こ
の指示は、前述したレジスタを使用することによって実
行する。
【0050】そして、システムBIOSは、接続制御ゲ
ートアレイ23の各種レジスタに所定の値をライトする
ことにより、接続制御ゲートアレイ23にバス接続を実
行させる(ステップA4)。このときの接続手順は、い
くつかのパターンが考えられ、かつ本実施形態の特徴と
するところであるので、パターン別に後述する。
【0051】最後に、システムBIOSは、接続制御ゲ
ートアレイ23に対しドッキングステーション30のリ
セット解除を指示する(ステップA5)。これ以降、ド
ッキングステーション30内の外部PCIバス5および
外部ISAバス6は、コンピュータ本体の内部PCIバ
ス2と接続されたものとされ、通常稼働に移行すること
になる。
【0052】(第1のパターン)ここで、図6および図
7を参照してアナログスイッチIC18の構造および接
続手順の第1のパターンを説明する。
【0053】図6に示すように、アナログスイッチIC
18内部では、内部PCIバス2に介在した形でアナロ
グスイッチ(S)が設けられている。このアナログスイ
ッチ(S)は、接続制御ゲートアレイ23によってその
オン/オフが制御されており、また、ドッキングステー
ション30側のバス(外部PCIバス5,外部ISAバ
ス6)は、初期状態としてプルアップ(図6の(1))
またはプルダウンされているものとする(図6の
(2))。
【0054】そして、システムBIOSは、まず内部P
CIバス2に対して極大値(High Value)お
よび極小値(Low Value)のいずれか一方を送
出する(図7のステップB1)。
【0055】たとえば、初期状態としてプルアップされ
ている場合であれば、バスに極大値を送出し、一方、初
期状態としてプルダウンされている場合であれば、バス
に極小値を送出する。
【0056】これにより、コンピュータ本体100側の
内部PCIバス2の各信号線の電位レベルと、ドッキン
グステーション30側のバス(外部PCIバス5,外部
ISAバス6)の信号線の電位レベルとはほぼ等しくな
るはずである。
【0057】そして、この双方のバスの信号線の電位レ
ベルを等しくした後に、システムBIOSは、接続制御
ゲートアレイ23にアナログスイッチ(S)のオンを指
示する(図7のステップB2)。
【0058】これにより、過渡現象などを引き起こすこ
とがなく、バスサイクルが実行状態であるときに、コン
ピュータ本体100およびドッキングステーション30
双方のバスの信号線を接続することができる。
【0059】(第2のパターン)次に、図8乃至図10
を参照してアナログスイッチIC18の構造および接続
手順の第2のパターンを説明する。
【0060】図8に示すように、アナログスイッチIC
18内部では、内部PCIバス2に介在した形でアナロ
グスイッチ(S)が設けられ、抵抗(R)が、このアナ
ログスイッチ(S)と並列になるように内部PCIバス
2に接続されている。そして、このアナログスイッチ
(S)は、接続制御ゲートアレイ23によってそのオン
/オフが制御されている。
【0061】したがって、コンピュータ本体100がド
ッキングステーション30に装着されると、アナログス
イッチ(S)のオン/オフに関わらず、並列に接続され
た抵抗(R)側から、ドッキングステーション30側の
バス(外部PCIバス5,外部ISAバス6)の各信号
線に、コンピュータ本体100側のバス内の対応する信
号線の電位レベルが伝達されていくことになる((図9
(a))。
【0062】そこで、内部PCIバス2の実行サイクル
中のコマンドがアクティブになったとき、このコマンド
に対するバスの実行サイクルを予め設定された期間だけ
延期する。この期間は、そのコマンドによって設定され
た各信号線の電位レベルがドッキングステーション30
側のバス(外部PCIバス5,外部ISAバス6)の信
号線に完全に伝達されるのに十分な期間、すなわち、
「High」の状態の信号線に対応するドッキングステ
ーション30側のバス(外部PCIバス5,外部ISA
バス6)の信号線が飽和するのに十分な期間を設定して
おく((図9(a),(b))。この期間は、ドッキン
グステーション30側の負荷容量に基づいて決定され
る。したがって、カードドック40が接続された場合に
は、カードドック40の負荷容量に基づいて期間が決定
されることになる。なお、この実行サイクルの延期は、
システムBIOSが、前述した接続制御ゲートアレイ2
3の内蔵するレジスタにカウンタ値を設定することによ
って実施する。すなわち、接続制御ゲートアレイ23
は、CPU11に通知すべきレディ信号をこのレジスタ
に設定されたカウンタ値分のクロック数だけ遅延させる
ことにより、結果として内部PCIバス2の実行サイク
ルを延期させる。
【0063】そして、バスの実行サイクル中のコマンド
がアクティブになったとき以降であって、この延期期間
内に、システムBIOSは、接続制御ゲートアレイ23
にアナログスイッチ(S)のオンを指示する((図9
(c))。このときには、「Low」の状態の信号線に
対応するドッキングステーション30側のバス(外部P
CIバス5,外部ISAバス6)の信号線は、「Lo
w」の状態になっており、また、「High」の状態の
信号線に対応する拡張ユニット側のバスの信号線は、
「High」の状態になっているはずである。したがっ
て、双方の電位レベルは等しいため、過渡現象を引き起
こすことがない。
【0064】このときの動作手順を図10を参照して説
明する。システムBIOSは、内部PCIバス2の実行
サイクル中のコマンドがアクティブになったとき、この
コマンドに対するバスの実行サイクルを予め設定された
期間だけ延期すべく、接続制御ゲートアレイ23の内蔵
するレジスタにカウンタ値を設定する(ステップC
1)。
【0065】このカウンタ値の設定により、バスの実行
サイクルが所定の期間延期されることになるが(ステッ
プC2)、その期間中(そのコマンドによって設定され
た各信号線の電位レベルがドッキングステーション30
側のバス(外部PCIバス5,外部ISAバス6)の信
号線に完全に伝達されるのに十分な期間以降)に、シス
テムBIOSは、接続制御ゲートアレイ23に対して、
アナログスイッチ(S)のオンを指示する(ステップC
3)。
【0066】これにより、過渡現象などを引き起こすこ
とがなく、バスサイクルが実行状態であるときに、コン
ピュータ本体およびドッキングステーション30双方の
バスの信号線を接続することができる。
【0067】(第3パターン)次に、図11乃至図13
を参照してアナログスイッチIC18の構造および接続
手順の第3のパターンを説明する。
【0068】図11に示すように、アナログスイッチI
C18内部では、内部PCIバス2に介在した形でアナ
ログスイッチ(S1)が設けられ、直列に接続された抵
抗(R1)とアナログスイッチ(S2)とが、このアナロ
グスイッチ(S1)と並列になるように内部PCIバス
2に接続されている。そして、このアナログスイッチ
(S1,S2)は、接続制御ゲートアレイ23によってそ
のオン/オフが制御されている。
【0069】この構成は、第2のパターンの構成にアナ
ログスイッチ(S2)を加えたものであるが、このアナ
ログスイッチ(S2)の存在は、以下に示すような場合
に有効となる。
【0070】たとえば、図11に示すように、ドッキン
グステーション30内のバスをプルアップするために抵
抗(R2)が設けられている場合であって、アナログス
イッチ(S2)が存在しないと過程すると、抵抗(R1
の抵抗値を抵抗(R2)の抵抗値と比較して十分大きく
設定しなければ、通常稼働時におけるドッキングステー
ション30側のバスの状態を保証できなくなってしま
う。
【0071】しかしながら、この抵抗(R1)の抵抗値
を大きくすることは、ドッキングステーション30側の
バスの信号線に電位レベルが伝達される期間を長くする
ことにつながり、その間、バスの実行サイクルを延長さ
せる結果、CPUを必要以上待機させるため、リアルタ
イム処理などには悪影響を与えてしまう。
【0072】そこで第3のパターンでは、小さな抵抗値
をもつ抵抗(R1)とアナログスイッチ(S2)とを直列
に接続し、このアナログスイッチ(S2)をコンピュー
タ本体およびドッキングステーション30双方のバスの
信号線の接続時のみオンにする(図12の(a))。
【0073】これにより、抵抗値の小さい抵抗(R1
を介して電位レベルが(短期間に)ドッキングステーシ
ョン30側のバスの信号線に伝達されることになる(図
12の(c))。
【0074】そして、第2のパターンにて説明したよう
に、バスの実行サイクル中のコマンドがアクティブにな
ったとき以降であって、この延期期間内に、アナログス
イッチ(S1)をオンにした後((図12(b))、ア
ナログスイッチ(S2)をオフにする。
【0075】これにより、双方の電位レベルを短期間に
等価にでき、かつスイッチオン時に過渡現象を引き起こ
すことを防止することがない。このときの動作手順を図
13を参照して説明する。
【0076】システムBIOSは、内部PCIバス2の
実行サイクル中のコマンドがアクティブになったとき、
このコマンドに対するバスの実行サイクルを予め設定さ
れた期間だけ延期すべく、接続制御ゲートアレイ23の
内蔵するレジスタにカウンタ値を設定する(ステップD
1)。
【0077】ここで、システムBIOSは、接続制御ゲ
ートアレイ23に対して、アナログスイッチ(S2)の
オンを指示する(ステップD2)。そして、バスの実行
サイクルが所定の期間延期される間に(ステップD
3)、システムBIOSは、接続制御ゲートアレイ23
に対して、アナログスイッチ(S1)のオンを指示する
(ステップD4)。
【0078】その後、システムBIOSは、アナログス
イッチ(S2)のオフを指示する(ステップD5)。こ
れにより、双方の電位レベルを短期間に等価にすること
ができ、過渡現象を引き起こすことがなく、かつ以降の
通常稼働時に影響を与えることもないため、バスサイク
ルが実行状態であるときに、コンピュータ本体およびド
ッキングステーション30双方のバスの信号線を接続す
ることができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンピュータ本体側のバスの信号線の電位レベル
と、拡張ユニット側のバスの信号線の電位レベルとを等
しくした後に接続することになるため、バスサイクルが
実行状態であるときに、コンピュータ本体および拡張ユ
ニット双方のバスの信号線を接続することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るコンピュータシス
テムのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションの構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態のシステムで使用されるカードドッ
クの構成を示すブロック図。
【図4】同実施形態のコンピュータ本体がドッキングス
テーションに装着される様子を示す図。
【図5】同実施形態のコンピュータ本体がドッキングス
テーションに装着されたときにバスを接続する際の動作
手順を説明する際の動作手順を説明するフローチャー
ト。
【図6】同実施形態のアナログスイッチICの構造の第
1パターンを説明するブロック図。
【図7】同実施形態のバスの接続手順の第1のパターン
を説明するフローチャート。
【図8】同実施形態のアナログスイッチICの構造の第
2パターンを説明するブロック図。
【図9】同実施形態のバスの接続手順の第1のパターン
を説明する概念図。
【図10】同実施形態のバスの接続手順の第1のパター
ンを説明するフローチャート。
【図11】同実施形態のアナログスイッチICの構造の
第3のパターンを説明するブロック図。
【図12】同実施形態のバスの接続手順の第3のパター
ンを説明する概念図。
【図13】同実施形態のバスの接続手順の第3のパター
ンを説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…プロセッサバス、2…内部PCIバス、3…内部I
SAバス、4…I2Cバス、5…外部PCIバス、6…
外部ISAバス、10…ドッキングコネクタ、11…C
PU、12…ホスト−PCIブリッジ、13…メモリ、
14…ディスプレイコントローラ、15…DSPインタ
フェースゲートアレイ、16…内部PCI−ISAブリ
ッジ装置、17…カードコントローラ、18…アナログ
スイッチIC、19…BIOS ROM、20…HD
D、21…キーボードコントローラ、22…リアルタイ
ムクロック(RTC)、23…接続制御ゲートアレイ、
24…電源コントローラ(PSC)、25…電源回路
(PS)、26…電源スイッチ、27…パネルスイッ
チ、30…ドッキングステーション、31…DS−PC
I/ISAブリッジ装置、33…DSコントローラ、3
4…EEPROM、35…カードコントローラ、40…
カードドック(ポートリプリケータ)、41…PCカー
ドコントローラ、43…EEPROM、44…電源回
路、100…コンピュータ本体、101,102,10
3…コネクタ要素、131…システムメモリ、132…
拡張メモリ、151…DSP、152…モデム(COD
EC)、153…サウンドCODEC。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ本体の機能拡張のために前
    記コンピュータ本体が取り外し可能に装着される拡張ユ
    ニットを備えたコンピュータシステムであって、前記コ
    ンピュータ本体が前記拡張ユニットに装着された際、双
    方のバスの信号線がコネクタを介して接続されるコンピ
    ュータシステムにおいて、 前記コンピュータ本体は、 前記拡張ユニット側に導出される前記バスの信号線にア
    ナログスイッチを介在させ、 前記拡張ユニットに装着された際に前記拡張ユニットの
    電源を起動する手段と、 前記拡張ユニットの電源が起動した後に前記拡張ユニッ
    トをリセット状態にする手段と、 前記拡張ユニットがリセット状態となった後に、前記バ
    スの信号線の電位レベルと前記拡張ユニット側のバスの
    信号線の電位レベルとが等しくなるように予め設定され
    た値を前記バスに送出する手段と、 前記予め設定された値が前記バスに送出された後に前記
    アナログスイッチをオンにする手段と、 前記アナログスイッチがオンにされた後に前記拡張ユニ
    ットのリセット状態を解除する手段とを具備し、 前記バスサイクルが実行状態であるときに前記コンピュ
    ータ本体および拡張ユニット双方のバスの信号線を接続
    可能とすることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記バスに送出される値は極小値および
    極大値のいずれかであることを特徴とする請求項1記載
    のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 コンピュータ本体の機能拡張のために前
    記コンピュータ本体が取り外し可能に装着される拡張ユ
    ニットを備えたコンピュータシステムであって、前記コ
    ンピュータ本体が前記拡張ユニットに装着された際、双
    方のバスの信号線がコネクタを介して接続されるコンピ
    ュータシステムにおいて、 前記コンピュータ本体は、 前記拡張ユニット側に導出される前記バスの信号線にア
    ナログスイッチを介在させるとともに、このアナログス
    イッチと並列となるように前記バスの信号線に抵抗を接
    続しておき、 前記拡張ユニットに装着された際に前記拡張ユニットの
    電源を起動する手段と、 前記拡張ユニットの電源が起動した後に前記拡張ユニッ
    トをリセット状態にする手段と、 前記拡張ユニットがリセット状態となった後、前記バス
    の実行サイクル中のコマンドがアクティブになったとき
    に、このコマンドに対する前記バスの実行サイクルを予
    め設定された第1の期間分延期する手段と、 前記バスサイクルの実行サイクル中のコマンドがアクテ
    ィブになった後、予め設定された第2の期間経過後に、
    前記アナログスイッチをオンにする手段と、 前記アナログスイッチがオンになった後に前記拡張ユニ
    ットのリセット状態を解除する手段とを具備し、 前記バスサイクルが実行状態であるときに前記コンピュ
    ータ本体および拡張ユニット双方のバスの信号線を接続
    可能とすることを特徴とするコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 コンピュータ本体の機能拡張のために前
    記コンピュータ本体が取り外し可能に装着される拡張ユ
    ニットを備えたコンピュータシステムであって、前記コ
    ンピュータ本体が前記拡張ユニットに装着された際、双
    方のバスの信号線がコネクタを介して接続されるコンピ
    ュータシステムにおいて、 前記コンピュータ本体は、 前記拡張ユニット側に導出される前記バスの信号線に第
    1のアナログスイッチを介在させるとともに、直列に接
    続された抵抗と第2のアナログスイッチとを前記第1の
    アナログスイッチと並列となるように前記バスの信号線
    に接続しておき、 前記拡張ユニットに装着された際に前記拡張ユニットの
    電源を起動する手段と、 前記拡張ユニットの電源が起動した後に前記拡張ユニッ
    トをリセット状態にする手段と、 前記拡張ユニットがリセット状態となった後、前記第2
    のアナログスイッチをオンにする手段と、 前記第2のアナログスイッチがオンになった後、前記バ
    スの実行サイクル中のコマンドがアクティブになったと
    きに、このコマンドに対する前記バスの実行サイクルを
    予め設定された第1の期間分延期する手段と、 前記バスサイクルの実行サイクル中のコマンドがアクテ
    ィブになった後、予め設定された第2の期間経過後に、
    前記第1のアナログスイッチをオンにする手段と、 前記第1のアナログスイッチがオンになった後に前記前
    記第2のアナログスイッチをオフにする手段と、 前記第2のアナログスイッチがオフになった後に前記拡
    張ユニットのリセット状態を解除する手段とを具備し、 前記バスサイクルが実行状態であるときに前記コンピュ
    ータ本体および拡張ユニット双方のバスの信号線を接続
    可能とすることを特徴とするコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1の期間は、前記第2の期間より
    も長くなるように設定されることを特徴とする請求項3
    または4記載のコンピュータシステム。
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