JPH11344384A - 温度計を備えるタンク付き浴槽装置 - Google Patents

温度計を備えるタンク付き浴槽装置

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JPH11344384A
JPH11344384A JP29414398A JP29414398A JPH11344384A JP H11344384 A JPH11344384 A JP H11344384A JP 29414398 A JP29414398 A JP 29414398A JP 29414398 A JP29414398 A JP 29414398A JP H11344384 A JPH11344384 A JP H11344384A
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JP
Japan
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thermometer
hot water
tank
bathtub
temperature
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JP29414398A
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Hajime Suzuki
肇 鈴木
Makoto Takahashi
誠 高橋
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Sakai Medical Co Ltd
Original Assignee
Sakai Medical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 介助者等がタンク内の湯が適温になっている
か否かの確認を行う必要がなく、入浴者に快適な温度の
湯をタンクから浴槽へ移送する。 【解決手段】 被検温物の温度を表示する温度表示部3
0cと、前記被検温物の温度が所定範囲外になるときに
その旨を告知する警報灯30dとが一体に組み込まれて
いる温度計30を備える。その温度計が浴槽本体1に供
給する湯を貯えるタンク2に組み付けられている。温度
計には、上限と下限が設定され、それを越えるときに警
報手段が作動してその旨を告知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報手段付き温度
計及び該温度計を備えるタンク付き浴槽装置並びに浴槽
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の浴槽は上方が開放された箱形状と
されており、入浴者は側壁をまたいで浴槽内に入ならけ
ればならず、身体障害者や老人にとって入浴は困難であ
る。そこで、身体障害者等にとって容易に入浴できる浴
槽として、次に示すようなタンク付きの扉開閉式浴槽装
置が開発されている。
【0003】扉開閉式浴槽装置は、浴槽本体の側壁に開
口部を設け、この開口部を例えばヒンジ結合された扉で
開閉する構成のものである。また、この扉開閉式浴槽装
置には、通常、浴槽本体内の湯を一時的に移し替えて貯
溜するタンクが付設される。
【0004】前記タンク付きの扉開閉式浴槽装置を用い
て、例えば身体障害者を入浴させる場合には、まず浴槽
本体内に蓄えられている湯をその近傍に配置したタンク
に移し替え、それが完了した時点で扉を開き、側壁の開
口部を利用して身体障害者を入浴用椅子ごと移動させて
浴槽本体内に配置する。そして、扉を締めて開口部を液
密に閉塞し、前記移し替えた湯をタンクから再び浴槽本
体内に戻す。以上の操作によって、身体障害者を入浴さ
せることができる。なお、出浴させる場合には、前記と
は逆に、浴槽本体内の湯を一旦タンクに移し、扉を開い
た後、開口部を利用して身体障害者を椅子ごと浴槽本体
の外側へ移動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のタ
ンク付き扉開閉式浴槽装置にあっては、浴槽本体内の湯
をタンクに移し替える場合、浴槽本体の湯が使われてタ
ンク内に移された湯の量が所定値に達しないときに、タ
ンクに付設されている自動給湯手段によって湯を補給
し、タンク内の貯湯量が所定範囲になるように制御して
いる。しかしながら、自動給湯手段では通常温度制御を
行っているものの、その制御がうまくいかず、補給する
湯の温度が低すぎたり高すぎることが多々ある。また、
浴槽本体内の湯をタンクに移し替える際に、配管系ある
いはタンクからの放熱により湯温が低下することがあ
る。さらに、放熱による温度低下を補うためにヒーター
等の加熱手段によってタンク内の湯を加熱することがあ
るが、このときに加熱しすぎることもある。このため、
タンクから浴槽本体へ湯を戻すときには、介助者等がタ
ンク内の湯が適温になっているかどうかの確認を行い、
適温と判断したときのみ浴槽本体へ湯を戻すようにして
いるのが現状である。しかしながら、確認を忘れたり誤
ったりした場合には、高温あるいは低温の湯が、浴槽本
体へ移送されて、入浴者に不快感を与えかねない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、介助者等がタンク内の湯が適温になっているか否か
の確認を行う必要がなく、入浴者に快適な温度の湯をタ
ンクから浴槽へ移送することができる、警報手段付き温
度計及びそれを備えるタンク付き浴槽装置並びに浴槽を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、本願の請求項1記載の警報手段付き温度計では、被
検温物の温度を表示する温度表示部と、前記被検温物の
温度が所定範囲外になるときにその旨を告知する警報手
段とが一体に組み込まれていることを特徴とする。請求
項2記載の警報器付き温度計では、前記警報手段は、発
音手段または発光手段であることを特徴とする。請求項
3記載の警報器付き温度計では、前記警報手段は、温度
表示部全体または温度表示部の表示部分が点滅する構造
であることを特徴とする。請求項4記載の温度計を備え
るタンク付き浴槽装置では、請求項1記載の温度計が組
み付けられる温度計を備えるタンク付き浴槽装置であっ
て、浴槽本体と、該浴槽本体に供給する湯を貯えるタン
クと、浴槽本体とタンクとを接続する配管系と、配管系
に設けられて浴槽本体内の湯をタンクへ移送したり逆に
タンク内の湯を浴槽本体へ戻したりするためのポンプを
備え、前記タンクに前記温度計が組み付けられているこ
とを特徴とする。請求項5記載の温度計を備えるタンク
付き浴槽装置では、前記温度計の温度表示部が前記警報
手段から分離して前記浴槽本体に組み付けられているこ
とを特徴とする。請求項6記載の温度計を備えるタンク
付き浴槽装置では、前記温度計に、上限が設定され、被
検出物それを越える温度になるときに前記警報手段が作
動することを特徴とする。請求項7記載の温度計を備え
るタンク付き浴槽装置では、前記温度計に、上限と下限
が設定され、それを越える温度になるときにときに前記
警報手段が作動することを特徴とする。請求項8記載の
温度計を備える浴槽では、請求項1〜3のいずれかに記
載の温度計が、浴槽本体の湯温を検出するために組み付
けられることを特徴とする。請求項9記載の温度計を備
える浴槽では、請求項1〜3のいずれかに記載の温度計
が、浴槽本体内へ湯を供給する給湯系の湯温を検出する
ために組み付けられることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 <第1の発明の実施の形態>図1は本発明が適用された
タンク付き扉開閉式浴槽装置の概略を示す模式図であ
る。
【0009】図1に示すように、ここで示す扉開閉式浴
槽装置は、前面が開口されて該開口を開閉する扉を有す
る扉開閉式浴槽本体1と、該扉開閉式浴槽本体1に供給
する湯を貯えるタンク2と、扉開閉式浴槽本体1とタン
ク2とを接続する配管系3とを備える。前記配管系3に
は扉開閉式浴槽本体1内の湯をタンク2へ移送したり逆
にタンク2内の湯を扉開閉式浴槽本体1へ戻すためのポ
ンプ5を備える。
【0010】配管系3は、図1に示すように、前記扉開
閉式浴槽本体1の接続口10に接続される第1の給排湯
配管11と、タンク2の接続口12に接続される第2の
給排湯配管13と、それら第1,第2の給排湯配管1
1,13に接続された各三方弁14,15にそれぞれ接
続される第1,第2の中間配管16,17とを備える。
第1,第2の中間配管16,17の間には、扉開閉式浴
槽本体1からタンク2へあるいは逆にタンク2から扉開
閉式浴槽1へ湯を行き来させる給排湯用の前記ポンプ5
が只一つ配管5a中に介装されて設けられている。
【0011】したがって、制御部によって三方弁14,
15が制御され、これにより、例えば、扉開閉式浴槽本
体1からタンク2へ湯を移送するときには、湯は図中破
線で示すように、前記扉開閉式浴槽本体1の接続口10
から配管11,三方弁14、配管17を介してポンプ5
の吸い込み側に至り、ポンプ5の吐出側から配管16,
三方弁15,配管13を介してタンク2へ至る。また、
逆に、タンク2から扉開閉式浴槽本体1へ湯を戻すとき
には、湯は図中実線で示すように、前記タンク2の接続
口12から配管13、三方弁15、配管17を介してポ
ンプ5の吸込側に至り、ポンプ5の吐出側から配管1
6,三方弁14,配管11を介して扉開閉式浴槽本体1
へ至るようになっている。
【0012】また、扉開閉式浴槽には給水管と給湯管と
が交差するようにミキシング20が設けられ、このミキ
シング2からは扉開閉式浴槽本体1側とタンク2側へそ
れぞれ給湯管21a、21bが延びている。タンク2側
へ延びる給湯管21bには自動給湯するための電磁弁2
2が設けられ、さらにその先端にはバルブ23が設けら
れている。すなわち、扉開閉式浴槽本体1とタンク2に
またがってそれらに湯を供給する自動給湯手段25が設
けられている。
【0013】前記タンク2には温度計30が組み込まれ
ている。温度計30は、被検温物であるタンク2内の湯
の温度を検出する第1及び第2のセンサ30a,30b
と、第1のセンサ30aに接続されて該センサ30aで
検出したタンク2内の湯の温度を表示する温度表示部3
0cと、第2のセンサ30bに接続されて該センサで検
出したタンク2内の湯の温度が予め設定した範囲(例え
ば、35℃〜42℃)を越えるとき(35℃未満になる
とき、あるいは42℃を越えるとき)、その旨を告知す
る警報灯30dとを備える。温度表示部30cと警報灯
30dとは、ケーシング30e内に組み込まれている。
【0014】また、ケーシング30e内には、前記警報
灯30dを点滅する際の温度設定を行うため、種々の電
子機器が組み込まれてなる警報基板30fが配置されて
いる。そして、警報基板30fは前記第2のセンサ30
b並びに警報灯30dにそれぞれ電気的に接続されてい
る。また、警報灯30dは、本体30daと警報灯カバ
ー30dbとの間にシール材30dcが介在され、該警
報灯30dの内部は水の侵入を防止するシール構造にな
っている。
【0015】温度計30のケーシング30eの下面に
は、タンク2の上面に取り付けられるテープ31aと対
をなす脱着用のテープ31bが取り付けられ、このテー
プ31bを介して温度計30はタンク2の上面に着脱自
在に取り付けられる。また、タンク2の上面には孔32
が形成され、温度計30がタンク2の上面に取り付けら
れるとき、この孔32から温度計30の下方へ突出する
センサ30a、30bがタンク2内に挿入される。ま
た、図2に示すように、孔32の近傍にはバルブ23が
設けられ、このバルブ23から供給される湯が、孔32
から下方へ挿入されるセンサ30a、30bに当たるよ
うになっている。
【0016】次に、上記構成の扉開閉式浴槽装置及び温
度計30の作用について説明する。この扉開閉式浴槽装
置を用いて例えば身体障害者を入浴させる場合には、扉
開閉式浴槽本体1内の湯をタンク2へ移送する。その
後、扉開閉式浴槽本体1の扉を開け、予め入浴者を乗せ
た車椅子を扉開閉式浴槽本体1の内部へ挿入し、扉を手
動で閉じる。次いで、図示しない入浴スイッチをオンに
すると、制御部から発せられる信号に基づき、両三方弁
14,15が制御されると同時にポンプ5が始動し、タ
ンク2から扉開閉式浴槽本体1へ湯が移送される。湯の
供給は、扉開閉式浴槽本体1内の液面が所定高さに至る
まで続けられる。以上のようにして入浴者を入浴状態に
させることができる。
【0017】ここで、タンク2内の湯を扉開閉式浴槽本
体1内へ移送するとき、タンク2からの放熱量が多かっ
たり、あるいはタンク2に組み込まれたヒータ等の加熱
手段の制御が正常に作動しない等の理由から、タンク2
内の温度が予め設定された温度範囲外になるときがあ
る。この場合、第2のセンサ30bを介してその旨を検
出し、警報灯30dが点滅する。したがって、入浴者や
介助者は、警報灯30dが点滅していることから、タン
ク2内の湯が適温になっていないことを直ちに知ること
ができ、この結果、適温になっていないタンク2内の湯
をそのまま扉開閉式浴槽本体1に戻すといった事態を未
然に防止でき、また、それに伴い扉開閉式浴槽本体1内
において、入浴者が設定範囲外の湯を供給されて不快な
思いをすることも回避できる。
【0018】なお、警報灯30dが点滅し、タンク2内
の湯が適温になっていないと表示された場合でも、温度
計30の温度表示部30cによりタンク2内の湯温を正
確に知ることができ、入浴者がその温度の湯を供給され
ても不快に感じないと判断する場合には、そのままタン
ク2内の湯を扉開閉式浴槽本体1へ供給しても良い。ま
た、温度計30のセンサ30a,30bをタンク2内の
バルブ23の吐出側にあってバルブ23から供給される
湯が当たる位置に設けられているので、例えば、ミキシ
ング20の故障等によってタンク2内へ適温でない湯が
補給されるときには、直ちにその補給される湯が適温に
なっていないことを検出して告知できる。
【0019】なお、上記した実施の形態では、扉開閉式
浴槽装置を例に挙げて本発明を説明したが、本発明は必
ずしも扉開閉式浴槽装置に限られるものではなく、タン
クを有する浴槽装置であれば適用可能である。また、上
記した実施の形態では、タンク2内の湯が設定温度以外
であることを警報灯30dの点滅によって知らせるよう
にしているが、これに限られることなく、タンク2内の
湯が適正温度になっていないことを告知する警報手段と
しては、例えばランプ、ブザーあるいは音声表示を利用
したものであってもよい。
【0020】また、温度計30の温度表示部30cは警
報灯30dから分離して、例えば、扉開閉式浴槽本体1
側に設けても良く、さらに、逆に温度表示部30cをタ
ンク2側に設置し、警報灯30dを浴槽側に設けても良
い。また、上記実施の形態では、温度表示部30cに接
続されるセンサ30aと警報灯30dに接続されるセン
サ30bを別々に設けているが、それらは必ずしも別々
に設ける必要ななく、統合して一つにしても良い。
【0021】さらに、上記実施の形態では、センサ30
bで検出するタンク2内の湯温が、上限設定値と下限設
定値のいずれか一方を越えるときに、警報灯30dでそ
の旨を告知するようにしているが、これに限られること
なく、上限のみ設定し、タンク2内の湯温がそれを越え
るときに警報灯30dで告知するようにしてもよい。
【0022】<第2の発明の実施の形態>図4は本発明
が適用されたタンク付き扉開閉式浴槽装置の概略を示す
模式図である。この第2の発明の実施の形態において
は、説明の簡素化のため、前記図1で示す第1の発明の
実施の形態で説明した構成要素と共通する構成要素につ
いては、同一符号を付してその説明を省略する。この実
施の形態では、警報装置付き温度計40、41が、扉開
閉式浴槽本体1並びに該扉開閉式浴槽本体1に温水を供
給する給湯系42にそれぞれ組み付けられている。
【0023】すなわち、浴槽本体1の底部にはセンサ4
0aが組み込まれ、このセンサ40aはケーシングで覆
われた温度表示部40bに接続されている。温度表示部
40bは、浴槽本体1内の湯の温度を表示するととも
に、湯の温度が図示せぬ設定部で設定された温度範囲を
超えるときには、温度表示部全体または表示部分が点滅
することでその旨を表示するようになっている。なお、
点滅する手段としては、表示部に送る電流を周期的に上
下動変化させる手段等が考えられる。また、同様な構
造、つまりセンサ41a並びに温度表示部41bを有す
る温度計41が、扉開閉式浴槽本体1に温水を供給する
給湯系42にも組み付けられている。
【0024】また、この実施の形態では、前記浴槽本体
1の湯の温度を検出するセンサ40a、タンク2内の湯
の温度を検出するセンサ30b、さらに、浴槽本体1と
タンク2との間で湯を移送するポンプ5のモータは、そ
れぞれ制御手段42に電気的に接続されている。そし
て、制御手段42では、タンク2から浴槽本体1へ給湯
しようとするときあるいは給湯中において、両センサ4
0a、30bから送られてくる温度情報を比較し、それ
らの温度が一致しているときあるいはそれらの温度差が
許容範囲であれば、タンク2から浴槽本体1への給湯を
続行し、それらの温度が異なっているときあるいはそれ
らの温度差が許容範囲を越える場合には直ちにタンク2
から浴槽本体1への給湯を停止するようになっている。
【0025】なお、上記した実施の形態では、タンク付
きの扉開閉式浴槽装置を例に挙げて説明したが、上記警
報装置付き温度計40、41は、必ずしもタンク付きの
扉開閉式浴槽装置の浴槽本体にのみ装着されるものでは
なく、タンクを備えない単なる浴槽に組み付けられても
よい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の優れた効果を奏する。請求項1記載の警報手段付き温
度計によれば、温度表示部と警報手段とが一体に組み込
まれているので、被検温物の温度を正確に知ることがで
きると同時に、被検温物の温度が所定範囲外になるとき
にはその旨を直ちに告知することができ、それによって
被検温物の温度管理が容易になる。請求項4記載の温度
計を備えるタンク付き浴槽装置よれば、前記温度計がタ
ンクに組み付けられているので、タンク内の湯の温度が
所定範囲外になったときにその旨を警報手段により告知
することができ、介助者等がタンク内の湯が適温になっ
ているか否かの確認を行う必要がなく、入浴者に快適な
温度の湯をタンクから浴槽へ移送することができる。請
求項5記載の温度計を備えるタンク付き浴槽装置によれ
ば、温度計の温度表示部を警報手段から分離して浴槽本
体に組み付けられているから、タンク内の湯が所定範囲
外になったことを告知された場合でも、浴槽本体側でタ
ンク内の湯の正確な温度を知ることができ、入浴者の好
みによっては、所定範囲外の湯をそのまま浴槽本体へ供
給することもできる。ことを特徴とする。請求項6記載
の温度計を備えるタンク付き浴槽装置によれば、温度計
に、上限が設定され、被検出物それを越える温度になる
ときに警報手段を作動させるようにしているので、タン
ク内の湯温が高温になったときにその旨を告知すること
ができる。請求項7記載の温度計を備えるタンク付き浴
槽装置によれば、温度計に、上限と下限が設定され、そ
れを越える温度になるときにときに警報手段を作動させ
るようにしているので、タンク内の湯温が高温になった
ときと低温になったときの双方を告知することができ
る。請求項8記載の浴槽によれば、前記温度計が浴槽本
体に組み付けられているので、浴槽本体の湯の温度が所
定範囲外になったときにその旨を警報手段により告知す
ることができ、介助者等が浴槽本体内の湯が適温になっ
ているか否かの確認を行う必要がなく、入浴者を快適な
入浴させることができる。請求項9記載の浴槽によれ
ば、前記温度計が浴槽本体内へ湯を供給する給湯系に組
み付けられているので、給湯系からの湯の温度が所定範
囲外になったときにはその旨を警報手段により告知する
ことができ、介助者が等が給湯系からの給湯が適温にな
っているか否かの確認を行うことなく給湯ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明の実施の形態を示すもので、警報
手段付き温度計を備えるタンク付き浴槽装置の概略図で
ある。
【図2】 警報手段付き温度計の側断面図である。
【図3】 図2のX矢視図である。
【図4】 第2の発明の実施の形態を示すもので、警報
手段付き温度計を備えるタンク付き浴槽装置の概略図で
ある。
【符号の説明】
1 扉開閉式浴槽本体 2 タンク 3 配管系 5 ポンプ 14 三方弁 15 三方弁 20 ミキシング 22 電磁弁 23 バルブ 25 自動給湯手段 30 温度計 30a,30b センサ 30c 温度表示部 30d 警報灯(警報手
段) 30e ケーシング 31a,31b テープ 32 孔 40 温度計 41 温度計 42 制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 温度計を備えるタンク付き浴槽装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記温度計には、上限が設定され、それ
を越えるときに前記警報手段が作動することを特徴とす
る請求項記載の温度計を備えるタンク付き浴槽装置。
【請求項】 前記温度計には、上限と下限が設定さ
れ、それを越えるときに前記警報手段が作動することを
特徴とする請求項記載の温度計を備えるタンク付き浴
槽装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度計を備えるタ
ンク付き浴槽装置に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、介助者等がタンク内の湯が適温になっているか否か
の確認を行う必要がなく、入浴者に快適な温度の湯をタ
ンクから浴槽へ移送することができる、温度計を備える
タンク付き浴槽装置を提供することを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、本願の請求項1記載の温度計を備えるタンク付き浴
槽装置では、被検温物の温度を表示する温度表示部と、
前記被検温物の温度が所定範囲外になるときにその旨を
告知する警報手段とが一体に組み込まれてなる温度計を
備えるタンク付き浴槽装置であって、浴槽本体と、該浴
槽本体に供給する湯を貯えるタンクと、浴槽本体とタン
クとを接続する配管系と、配管系に設けられて浴槽本体
内の湯をタンクへ移送したり逆にタンク内の湯を浴槽本
体へ戻したりするためのポンプを備え、前記タンクに湯
を供給する給湯管の先端に取り付けられたバルブから供
給される湯があたる位置に、前記温度計のセンサを設け
たことを特徴とする温度計を備えることを特徴とする。
請求項記載の温度計を備えるタンク付き浴槽装置で
は、前記温度計に、上限が設定され、被検出物それを越
える温度になるときに前記警報手段が作動することを特
徴とする。請求項記載の温度計を備えるタンク付き浴
槽装置では、前記温度計に、上限と下限が設定され、そ
れを越える温度になるときに前記警報手段が作動するこ
とを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の優れた効果を奏する。請求項1記載の温度計を備える
タンク付き浴槽装置によれば、温度計に温度表示部と警
報手段とが一体に組み込まれているので、被検温物の温
度を正確に知ることができると同時に、被検温物の温度
が所定範囲外になるときにはその旨を直ちに告知するこ
とができ、それによって被検温物の温度管理が容易にな
る。また、温度計がタンクに組み付けられているので、
タンク内の湯の温度が所定範囲外になったときにその旨
を警報手段により告知することができ、介助者等がタン
ク内の湯が適温になっているか否かの確認を行う必要が
なく、入浴者に快適な温度の湯をタンクから浴槽へ移送
することができる。また、温度計のセンサをタンク内の
バルブから供給される湯が当たる位置に設けられている
ので、例えば、ミキシングの故障等によってタンク内へ
適温でない湯が補給されるときには、直ちにその補給さ
れる湯が適温になっていないことを検出して告知でき
る。請求項記載の温度計を備えるタンク付き浴槽装置
によれば、温度計に、上限が設定され、被検出物それを
越える温度になるときに警報手段を作動させるようにし
ているので、タンク内の湯温が高温になったときにその
旨を告知することができる。請求項記載の温度計を備
えるタンク付き浴槽装置によれば、温度計に、上限と下
限が設定され、それを越える温度になるときにときに警
報手段を作動させるようにしているので、タンク内の湯
温が高温になったときと低温になったときの双方を告知
することができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検温物の温度を表示する温度表示部
    と、前記被検温物の温度が所定範囲外になるときにその
    旨を告知する警報手段とが一体に組み込まれていること
    を特徴とする警報手段付き温度計。
  2. 【請求項2】 前記警報手段は、発音手段または発光手
    段であることを特徴とする請求項1記載の警報手段付き
    温度計。
  3. 【請求項3】 前記警報手段は、温度表示部全体または
    温度表示部の表示部分が点滅する構造であることを特徴
    とする警報手段付き温度計。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の温度計
    が組み付けられる温度計を備えるタンク付き浴槽装置で
    あって、 浴槽本体と、該浴槽本体に供給する湯を貯えるタンク
    と、浴槽本体とタンクとを接続する配管系と、配管系に
    設けられて浴槽本体内の湯をタンクへ移送したり逆にタ
    ンク内の湯を浴槽本体へ戻したりするためのポンプを備
    え、 前記タンクに前記温度計が組み付けられていることを特
    徴とする温度計を備えるタンク付き浴槽装置。
  5. 【請求項5】 前記温度計の温度表示部が前記警報手段
    から分離して前記浴槽本体に組み付けられていることを
    特徴とする請求項4記載の温度計を備えるタンク付き浴
    槽装置。
  6. 【請求項6】 前記温度計には、上限が設定され、それ
    を越えるときに前記警報手段が作動することを特徴とす
    る請求項4または5記載の温度計を備えるタンク付き浴
    槽装置。
  7. 【請求項7】 前記温度計には、上限と下限が設定さ
    れ、それを越えるときに前記警報手段が作動することを
    特徴とする請求項4または5記載の温度計を備えるタン
    ク付き浴槽装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3のいずれかに記載の温度計
    が、浴槽本体の湯温を検出するために組み付けられるこ
    とを特徴とする浴槽。
  9. 【請求項9】 請求項1〜3のいずれかに記載の温度計
    が、浴槽本体内へ湯を供給する給湯系の湯温を検出する
    ために組み付けられることを特徴とする浴槽。
JP29414398A 1998-04-02 1998-10-15 温度計を備えるタンク付き浴槽装置 Pending JPH11344384A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296058A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Og Giken Co Ltd 安全管理機構付入浴装置

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