JPH11344227A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JPH11344227A
JPH11344227A JP17056198A JP17056198A JPH11344227A JP H11344227 A JPH11344227 A JP H11344227A JP 17056198 A JP17056198 A JP 17056198A JP 17056198 A JP17056198 A JP 17056198A JP H11344227 A JPH11344227 A JP H11344227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
repellent
insects
casing
grill
Prior art date
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Pending
Application number
JP17056198A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinko Ito
眞弘 伊藤
Kazunori Kamiyama
和則 上山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPH11344227A publication Critical patent/JPH11344227A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の加熱調理器は、ごきぶり等の虫を寄
せ付けないようにして器内の衛生状態を向上すると共
に、機器の信頼性を向上することを目的とする。 【解決手段】 ケーシング2を形成するベース板2aの
折り返し部下面2Aと前板2bの下面2B下面にスプレ
ーまたはハケ塗りにより忌避剤を塗布し、ごきぶり等の
虫によるケーシング2内への侵入を防止して、加熱調理
器1内の衛生状態を良好に保つ。また、電装基板の表面
や、乾電池ケース5内面にも忌避剤を塗布し、虫による
電気回路接点の導通不良を防止して信頼性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱調理器に関し、
詳しくは魚等の被調理物を加熱する加熱調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、加熱調理器であるガステーブ
ルこんろにおいては、図2〜図3に示すように、魚等の
被調理物を加熱調理できるグリルを備えたタイプのもの
がある。こうしたグリルは、被調理物12を載せる焼網
9と、焼網9を載せたまま手前にスライドさせて引き出
す受け皿10と、燃料ガスを燃焼させて被調理物12を
加熱するバーナ13と、これらを収める加熱庫7から構
成される。
【0003】このような焼網9や受け皿10は、被調理
物12によって汚れ易いため、加熱調理後に拭き取った
り、洗い流すことができるように脱着可能に設けられ
る。また、加熱調理器1の上面を覆う天板3やこんろバ
ーナ3cの周囲のごとく3aや、こぼれた煮汁を受ける
汁受け皿3bを取り外せるようにすると共に、加熱調理
器の設置面に塵受け皿4を設けて、付着した食物片や煮
汁を掃除できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加熱調
理器の塵受け皿4に落ちた小さな食物片や、器内の狭い
隙間に流れ落ちた煮汁の臭いを嗅ぎ付けて、ごきぶり等
の虫が加熱調理器内に侵入する問題があった。ごきぶり
等の虫が加熱調理器内に侵入して歩き回ると、ごきぶり
の糞がまき散らされたり、燃焼熱によって死んだ虫の死
骸が散乱することとなり、衛生上好ましくない。殊に、
食べ物を加熱調理する加熱調理器では、虫の糞や死骸に
より食中毒の原因となる細菌が繁殖したり、虫がそれら
の菌を媒介したりするおそれがあって好ましくない。し
かも、天板3、汁受け皿3b、塵受け皿4やグリルの受
け皿10は、容易に取り外して掃除できるようになって
いるが、ごきぶり等の虫が侵入する部分は狭い部分が多
く、掃除が難しい問題があった。また、加熱調理器内に
設けられる制御用のコントローラや、乾電池ケースに虫
が侵入すると、電気回路接点の導通不良が生じて故障原
因になるおそれがあった。そこで、本発明の加熱調理器
は上記課題を解決し、ごきぶり等の虫を寄せ付けないよ
うにして器内の衛生状態を向上すると共に、機器の信頼
性を向上することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載の加熱調理器は、ごきぶりの侵入路と
なるケーシングの開口部外周に、ごきぶりの侵入を防止
する忌避剤を塗布したことを要旨とする。
【0006】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
加熱調理器は、忌避剤がごきぶりの侵入路となるケーシ
ングの開口部外周に塗布され、ごきぶりの侵入を防止す
る従って、加熱調理器内に、侵入しなくなって、ごきぶ
りの糞がまき散らされたり、死骸が散乱することが無く
なる。その結果、加熱調理器内の衛生状態を向上できる
と共に、ごきぶりによる電気回路接点の導通不良を防止
して信頼性を向上できる。
【0007】
【発明の実施形態】以上説明した本発明の構成・作用を
一層明らかにするために、以下本発明の加熱調理器につ
いて好適な実施例を説明する。図2〜図3は、グリル付
きガステーブルコンロを示し、ケーシング2内に、魚等
を加熱調理する加熱庫7を備えている。加熱庫7内に
は、ガスを燃焼させて被調理物12を加熱調理する表面
燃焼式のバーナ13と、被調理物12を載せる焼網9
と、下段に焼網9を載せたまま手前にスライドして引き
出すことができる受け皿10とが設けられている。ま
た、加熱庫7の背部には、上方に開口した排気孔部31
が設けられて、燃焼排ガスを排出する。
【0008】また、加熱庫7の正面中央には、受け皿1
0と一体的に固定され、受け皿10を手前に引き出す取
手6と、受け皿10を引き出す時に連動して開閉する開
閉扉8とが設けられ、その開閉扉8にはガラス製の覗き
窓8aが設けられる。取手6を手前に引き出すと、取手
6に固定された受け皿10が加熱庫7底面をスライド
し、受け皿10に載置された焼網9が同時に引き出され
る。
【0009】バーナ13は、加熱庫7の上部左右側面に
設けられ、このバーナ13からの輻射熱により被調理物
12が加熱調理される。バーナ13は、多孔質セラミッ
クスの平面プレートに多数の小炎口を貫通させた燃焼面
を有する全1次空気式バーナ13である。また、加熱庫
7の手前の底面には外部空気が進入できる隙間11が設
けられている。
【0010】加熱調理器1のケーシング2は、図1に示
すように、骨組みとなるコの字形を形成するベース板2
aと、このベース板2aに正面からビス2cで固定され
る前板2bからなり、四隅には設置用の足15が設けら
れ、上面は天板3で覆われ、下面は開放されている。ま
た、加熱調理器1には、点火用放電等を制御する電子部
品が組み込まれる電装基板(図略)と、この電装基板に
電力を供給する乾電池5aと、乾電池5aを2個収納す
る箱状の乾電池ケース5とを備えている。
【0011】次に、この加熱調理器1には、ごきぶり等
の虫が侵入しないように、虫の侵入を防止する忌避剤
(例えば、アニンセンCKM−Dと呼ばれる忌避剤)を
塗布する。2〜3mm程度の小さなごきぶり等の虫は、
通常、加熱調理器1の設置面から足15を伝って侵入し
てくる。このため、ベース板2aの折り返し部下面2A
と前板2bの下面2Bに忌避剤を塗布し、設置面方向で
あるケーシング2の下部からの侵入を防止する。また、
ケーシング2に開口する大小の孔部16周囲にも、ケー
シング2を組み立てる際に、内側からスプレーやハケに
より忌避剤を塗布する。更に、加熱調理器1内に設けら
れる個々の部品についても、虫が侵入すると故障原因と
なる部品に対しては、忌避剤を塗布する。例えば、虫の
侵入により、電気的に導通不良を起こして故障原因とな
る電装基板の表面や、乾電池ケース5の内側5Bにも忌
避剤を塗布する。
【0012】このような忌避剤は、塗布表面を直接手で
触れても炎症を起こすことはなく、15g/m2の割合
で塗布されて総塗布量が0.3g程度と僅かな量であ
り、人体への影響は無い。また、忌避剤アニンセンCK
M−Dの塗布によるチャバネゴキブリ成虫による実験で
は、数年経過後も効力が持続し、次式で計算される忌避
率が98%以上という高い成果が得られた。
【0013】忌避率(%)=(1−塗布区内の虫潜伏数
/未塗布区内の虫潜伏数)×100
【0014】以上のように、ごきぶり等の虫の侵入口に
忌避剤を塗布することにより、虫が加熱調理器1内に侵
入しなくなり、糞がまき散らされたり、虫の死骸が散乱
することが無くなって、加熱調理器1内の衛生状態が良
好に保たれる。また、ごきぶり等の虫は電装基板や乾電
池ケース5に近寄らなくなり、虫の糞による電気回路の
導通不良が無くなって故障し難くなり、加熱調理器1の
信頼性を高めることができる。
【0015】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の加熱調理
器によれば、ごきぶり等の虫を寄せ付けないようにして
加熱調理器内の衛生状態を良好に保てると共に、ごきぶ
りによる電気回路の導通不良を防止して信頼性を向上で
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るグリル付きガステーブル
コンロの分解図である。
【図2】グリル付きガステーブルコンロの外観図であ
る。
【図3】グリル付きガステーブルコンロの概略構成図で
ある(側面図)。
【符号の説明】
1 加熱調理器 2 ケーシング 2a ベース板 2b 前板 3 天板 5 乾電池ケース 7 加熱庫 9 焼網 10 受け皿 12 被調理物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごきぶりの侵入路となるケーシングの開
    口部外周に、ごきぶりの侵入を防止する忌避剤を塗布し
    たことを特徴とする加熱調理器。
JP17056198A 1998-06-02 1998-06-02 加熱調理器 Pending JPH11344227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17056198A JPH11344227A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17056198A JPH11344227A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11344227A true JPH11344227A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15907142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17056198A Pending JPH11344227A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 加熱調理器

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JP (1) JPH11344227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182703A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182703A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器

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