JPH11344105A - ユニット装置の加圧機構 - Google Patents

ユニット装置の加圧機構

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JPH11344105A
JPH11344105A JP10149116A JP14911698A JPH11344105A JP H11344105 A JPH11344105 A JP H11344105A JP 10149116 A JP10149116 A JP 10149116A JP 14911698 A JP14911698 A JP 14911698A JP H11344105 A JPH11344105 A JP H11344105A
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JP
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cam
recording material
unit device
unit
photosensitive drum
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JP10149116A
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English (en)
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Akira Hiramatsu
明 平松
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不要な動作を伴うことなく簡単な構成でユニ
ット装置を正確なタイミングで加圧することができるユ
ニット装置の加圧機構を提供すること。 【構成】 感光ドラム(他のユニット)1に対して近接
離間動作する現像器(ユニット装置)4Cを移動させる
ために1回転動作するカム24Cと、該カム24Cを駆
動するパルスモータ56Cと、該パルスモータ56Cの
駆動力を前記カム24Cに伝達するギヤ(減速手段)5
4,55Cとを有するユニット装置の加圧機構におい
て、前記ギヤ54C,55C減速比をN、前記パルスモ
ータ56Cの1回転に要する駆動パルス数をPとしたと
き、N×P/360が整数となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば画像形成装
置等において像担持体や記録材担持体に対して近接及び
離間動作を行う現像装置や吸着ローラ等のユニット装置
の加圧機構に関する。
【0002】
【従来の技術】他のユニットに対して近接及び離間可能
であって、他のユニットに対して加圧位置決めされるユ
ニット装置としては画像形成装置の現像装置があり、こ
こでは現像装置を例として説明する。
【0003】画像形成装置の現像装置においては、現像
剤担持体である現像ローラを像担持体である感光ドラム
との間に所定の隙間を形成して配設し、該現像ローラに
所定の高圧電圧を印加して感光ドラムとの間に高圧電界
を形成することによって現像ローラ上のトナーを感光ド
ラム上の静電潜像に飛翔させ、静電潜像をトナー像とし
て顕像化する所謂非接触現像方式が多く用いられてい
る。
【0004】ところで、例えば感光ドラム周りに複数の
現像装置を備える多色画像形成装置においては、所望の
トナーを有する現像装置のみが所定の待機位置から現像
位置まで感光ドラム側に移動されるが、この場合におい
て、感光ドラムと現像装置との位置決めは、現像ローラ
側の前後2箇所に設けられた突き当て部材をそれに対応
する感光ドラム側の前後2箇所に設けられた突き当て部
材に突き当てた後、この現像装置を感光ドラム側に加圧
することによってなされる。
【0005】具体的な加圧機構としては、モータ出力を
減速して現像装置を移動させるカムを一方向に回転させ
て現像装置を加圧位置と待機位置間を移動させて該現像
装置を加圧位置又は待機位置に位置決めするものが知ら
れており、現像装置の加圧位置と待機位置の位置制御は
カムの回転角を制御することによって行われている。
【0006】ところで、カムの回転角制御は、ソレノイ
ド等のON/OFFにより駆動力の伝達/非伝達を行う
所謂バネCLを用いたり、停止位置に対応してフォトイ
ンタラプタ等のセンサを用いてモータをON/OFFす
ることによって行われている。
【0007】更に、最近では、モータとして駆動パルス
数をカウントすることによって回転角を制御することが
可能なパルスモータも位置制御が容易であることから用
いられるようになってきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように駆動源にパルスモータを用いた場合、減速比が非
整数の場合にはカムが1回転するために駆動パルス数に
端数が発生し、カムが何回も回転した場合にはカム位置
が徐々にずれていくために加圧動作のタイミングが変化
して所望の動作ができなくなるという問題が発生する。
即ち、現像装置が感光ドラムに近接するタイミングが遅
れたり、離間するタイミングが早くなった場合には感光
ドラム上の静電潜像を顕像化することができず、出力画
像の先端或は後端の画像濃度が低下して画像品位が著し
く低下する。
【0009】上記問題を回避するためには、フォトイン
タラプタ等の公知の位置検出手段によって1回転毎にカ
ムの初期位置を確認することが必須となり、スループッ
トの低下は避けられない。
【0010】又、カム動作角分だけカムを正逆転させる
ことによって減速比の非整数による角度誤差を解消する
ことができるが、カムの構成によってはスループットの
低下を招いてしまう。
【0011】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、不要な動作を伴うことなく簡
単な構成でユニット装置を正確なタイミングで加圧する
ことができるユニット装置の加圧機構を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、他のユニットに対して近接
離間動作するユニット装置を移動させるために1回転動
作するカムと、該カムを駆動するパルスモータと、該パ
ルスモータの駆動力を前記カムに伝達する減速手段とを
有するユニット装置の加圧機構において、前記減速手段
の減速比をN、前記パルスモータ1回転に要する駆動パ
ルス数をPとしたとき、N×P/360が整数となるよ
うにしたことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ユニット装置を像担持体に対して近接
離間動作を行う現像器としたことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ユニット装置を記録材担持体に設けら
れて該記録材担持体に対して近接及び離間する吸着帯電
手段としたことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ユニット装置を記録材担持体に設けら
れて該記録材担持体に対して近接及び離間する転写帯電
手段としたことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ユニット装置を記録材担持体に設けら
れて該記録材担持体に対して近接及び離間するバックア
ップ手段としたことを特徴とする。
【0017】従って、本発明によれば、ユニット装置を
待機位置から加圧位置まで移動させるカムの1回転をモ
ータ駆動パルスが整数で駆動することができるため、ジ
ョブ中にカムを何回回転動作させても加圧離間動作のタ
イミングがずれることがなく、動作中に不要な位置検出
動作を伴うことなく簡単な構成でユニット装置を正確な
タイミングで加圧することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0019】<実施の形態1>図1はカラー画像形成装
置の概略断面図であり、該カラー画像形成装置は、上部
にデジタルカラー画像リーダ部、下部にデジタルカラー
画像プリンタ部を有する。
【0020】上記デジタルカラー画像リーダ部において
は、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ
32によって原稿30を露光走査することにより、原稿
30からの反射光像をレンズ33によりフルカラーセン
サ34に集光してカラー色分解画像信号を得る。そし
て、カラー色分解画像信号は、不図示の増幅回路を経て
不図示のビデオ処理ユニットにて処理された後、前記デ
ジタルカラー画像プリンタ部に送出される。
【0021】デジタルカラー画像プリンタ部において
は、像担持体である感光ドラム1は図示矢印方向に回転
自在に支持されており、該感光ドラム1の周りには前露
光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ露光光学系3、
電位センサ12、色の異なる4個の現像器4Y,4C,
4M,4BK、ドラム上光量検知手段13、転写装置5
及びクリーニング器6が配置されている。
【0022】前記レーザ露光光学系3においては、リー
ダ部からの画像信号は不図示のレーザ出力部にて光信号
に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3a
で反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って感光ド
ラム1の面に照射される。
【0023】プリンタ部においては、画像形成時に感光
ドラム1を図示矢印方向に回転させ、前露光ランプ11
で除電した後の感光ドラム1をコロナ帯電器2により一
様に帯電させ、各分解色毎に光像Eを感光ドラム1に照
射することによって該感光ドラム1上に潜像を形成す
る。
【0024】次に、所望の現像器(4Y,4C,4M,
4BK)を動作させて感光ドラム1上の潜像を現像し、
感光ドラム1上の樹脂を基体としたトナー画像を形成す
る。尚、現像器4Y,4C,4M,4BKは加圧カム2
4Y,24C,24M,24BKの動作によって各分解
色に応じて択一的に感光ドラム1に接近するよう構成さ
れている。
【0025】一方、記録材カセット7内に収容された記
録材は搬送系及び転写装置5を経て感光ドラム1と対向
する位置に供給され、該記録材には感光ドラム1上のト
ナー画像が転写される。本実施の形態においては、転写
装置5は転写ドラム5a、転写帯電器5b、記録材を静
電吸着させるための吸着帯電器5c、該吸着帯電器5c
に対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d及び外側帯
電器5eを有し、回転駆動されるように軸支された前記
転写ドラム5aの周面開口域には誘電体から成る記録材
担持シート5fを円筒状に一体的に張設している。尚、
記録材担持シート5fとしてはPETフィルム等の誘電
体シートが使用されている。
【0026】而して、前記転写ドラム5aを回転させる
に伴って、感光ドラム1上のトナー画像は転写帯電器5
bによって記録材担持シート5fに担持された記録材上
に転写される。
【0027】このようにして記録材担持シート5fに吸
着搬送される記録材には所望数の色画像が転写され、フ
ルカラー画像が形成される。
【0028】フルカラー画像形成の場合、以上のように
して4色のトナー画像の記録材への転写が終了すると、
分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5h
の作用によって記録材を転写ドラム5aから分離し、該
記録材を熱ローラ定着器9に送ってトナー画像を記録材
に定着させ、トナー画像が定着された記録材は機外のト
レイ10上に排出される。尚、トナー画像の記録材への
転写が終了すると、感光ドラム1は表面の残留トナーが
前記クリーニング器6によって除去されて再び画像形成
に供される。
【0029】ところで、記録材の両面に画像を形成する
場合には、記録材が熱ローラ定着器9を出た後、直ちに
搬送パス切換ガイド19を駆動して記録材を搬送縦パス
20を経て反転パス21aに一旦導いた後、反転ローラ
21bの逆転により該記録材を送り込まれた際の後端を
先頭にして送り込まれた方向とは反対向きに退出させて
中間トレイ22に収納する。その後、再び前記画像形成
工程を経て記録材のもう一方の面に画像を形成する。
【0030】又、転写ドラム5aの記録材担持シート5
f上の粉体の飛散付着や記録材上のオイルの付着等を防
止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート5
fを介して該ファーブラシ14に対向するバックアップ
ブラシ15やオイル除去ローラ16と記録材担持シート
5fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラ
シ17を用いて清掃を行う。このような清掃は画像形成
前若しくは後に行い、又、ジャム(紙詰まり)発生時に
は随時行う。
【0031】更に、本実施の形態においては、所望のタ
イミングで偏心カム25を駆動し、転写ドラム5aと一
体化されたカムフォロワ5iを駆動することによって転
写ドラム5aと感光ドラム1との隙間を任意に設定可能
な構成としている。例えばスタンバイ中又は電源OFF
時には、転写ドラム5aと感光ドラム1との間隔を離
す。
【0032】次に、図2乃至図5を用いて現像器4Y,
4C,4M,4BKの加圧動作について詳細に説明す
る。尚、図2は現像器周りの加圧機構を示す断面図、図
3は図2のX−X線断面図、図4及び図5は加圧カムの
作用説明図である。
【0033】図2には例としてシアン現像器4Cの加圧
機構を示すが、他の色の現像器4Y,4M,4BKの加
圧機構も同様に構成されている。
【0034】シアン現像器4Cは現像スリーブ401、
スクリュー403,404、ブレード405等によって
構成されており、これはシアン用加圧レール101Cに
手前側から挿入され、手前側よりビスで固定されている
が、その固定構造の詳細は後述する。
【0035】上記加圧レール101Cは、図3に示すよ
うに、これの前後に突設されたスライドピン103Cを
前後側板91,92に形成されたスライド孔91a,9
2aに係合させることによってスライド可能に支持され
ている。
【0036】又、加圧レール101Cの背面の前後2箇
所には加圧用板バネ102Cが取り付けられている。そ
して、加圧用板バネ102Cに対応する位置には、本体
側板91,92に回転自在に支承されたカム軸104C
に取り付けられた加圧カム24Cが設けられており、こ
れらの加圧カム24Cが回転することによって加圧用板
バネ102Cが押圧され、シアン現像器4Cは加圧用板
バネ102Cによって感光ドラム1に加圧される。そし
て、加圧カム24Cが半回転してこれらがフォロア部1
05を押圧すれば、加圧レール101Cはシアン現像器
4Cと共に側板91,92に沿ってスライドし、これに
よってシアン現像器4Cが感光ドラム1から離間する。
【0037】ところで、図3に示すように、前記カム軸
104Cはギヤ54C,55Cを介してパルスモータ5
6Cに連結され、このパルスモータ56Cによって回転
駆動される。又、カム軸104Cの後方端部には位置検
出用のフラッグ51Cが固定されており、本体側に設け
られたセンサ52Cによってフラッグ51Cが検出され
ることによって前記加圧カム24Cの初期位置が制御さ
れる。これにより、シアン現像器4Cは図2又は図5
(a)に示す加圧・現像位置とこの加圧・現像位置から
離間した図4(a)に示す待機位置の2箇所で停止する
ことができる。
【0038】パルスモータ56Cは1回転200パルス
で、ギヤ54C,55Cの歯数はそれぞれ100,20
で構成され、待機位置から現像位置、現像位置から待機
位置までのパルスモータ駆動パルス数はそれぞれ500
パルスとなっており、駆動パルスの制御のみで正確にカ
ム回転角を制御する構成となっている。
【0039】又、シアン現像器4Cと感光ドラム1の位
置決めは、図3に示すように、前後側板91,92に固
定された感光ドラム1と同一半径の突き当てコマ93
f,93bに現像スリーブ401と同軸上に設けられた
突き当てコロ402f,402bを当接させることによ
ってなされる。ここで、突き当てコロ402f,402
bの半径は現像スリーブ401の半径よりも所定隙間
(感光ドラム1と現像スリーブ401との間の隙間)分
だけ大きく設定されており、これにより感光ドラム1と
現像スリーブ401との間に所定隙間が確保される。
【0040】次に、本実施の形態に係る加圧機構の作用
を図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4及び図5
の各図において(a)は現像器周りの加圧機構を示す断
面図、(b)は加圧カムとフラッグ及びセンサとの関係
を示す図である。
【0041】装置本体に設けられた不図示の電源がON
されると、各現像器4Y,4C,4M,4BKのホーム
ポジションがチェックされる。ここで、シアン現像器4
Cについて説明すると、センサ52Cがフラッグ51C
を検知していない場合は、パルスモータ56Cを図示矢
印方向に駆動して図4に示す状態(つまり、フラッグ5
1Cのエッジを検出する状態)まで加圧カム24Cを回
転させてホームポジションを検出する。センサ52Cが
フラッグ51Cを検知している場合は、パルスモータ5
6Cを図示矢印とは逆方向に駆動して同様にフラッグ5
1Cのエッジを検出するまで加圧カム24Cを回転させ
る。尚、シアン現像器4Cが図4(a)に示すホームポ
ジションにある場合、感光ドラム1と現像スリーブ40
1との距離は5mm程度に設定される。
【0042】次に、装置本体に設けられた不図示のコピ
ースタートボタンがONされると、感光ドラム1上の各
色の潜像のタイミングに合わせてステッピングモータ5
6Cを駆動し、シアン現像器4Cについてはカム軸10
4Cが半回転に必要な500パルス分だけ図示矢印方向
に駆動され、加圧カム24Cの回転が図5に示す状態で
停止し、シアン現像器4Cは図5(a)に示す加圧・現
像位置に移動して現像に供される。
【0043】そして、感光ドラム1上の潜像がシアン現
像器4Cを通過すると、ステッピングモータ56Cが再
び駆動されてシアン現像器4Cの離間動作に入る。即
ち、カム軸104Cが半回転に必要な500パルス分だ
け図示矢印方向に駆動され、加圧カム24Cが180°
回転してシアン現像器4Cは図4(a)に示すホームポ
ジションの位置に戻って次の潜像のタイミングを待つ。
【0044】以上の動作を所定枚数分繰り返して1つの
ジョブが完了する。
【0045】このように、本実施の形態では画像形成中
の現像器4C(4Y,4M,4BK)の加圧動作は、図
4(a)に示す待機位置から図5(a)に示す加圧・現
像位置までの移動が整数駆動パルスで行われるため、1
つのジョブの間にカム軸104Cが何回転しても正確な
位置を再現することができ、現像器4Y,4C,4M,
4BKの加圧離間のタイミングがずれることがなく、ジ
ョブ中にカム軸104Cのホームポジションを検出する
必要がない。
【0046】尚、以上は特にシアン現像器4Cの動作に
ついてのみ説明したが、フルカラーモードが指定された
場合には、4つの現像器4Y,4C,4M,4BKをそ
れぞれの色に対応した潜像に対して同様に動作させれば
良い。
【0047】尚、現像、待機のそれぞれのポジションで
の停止時にはステッピングモータ56Cを励磁し、カム
軸104Cにブレーキ力を付与して位置ずれしないよう
にすることが望ましい。
【0048】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図6乃至図11を用いて説明する。
【0049】本実施の形態においては、転写ドラム5a
の内部に位置して記録材担持体シート5fに対して当接
及び離間する転写帯電器5bと吸着帯電器5c及びバッ
クアップブラシ15,17について説明する。
【0050】図6、図8乃至図11は転写ドラム5aの
構成要素を示す断面図、図7は転写帯電器5bと吸着帯
電器5c及びバックアップブラシ15,17を移動させ
るためのカムの斜視図である。
【0051】転写ドラム5a内の転写帯電器5bと吸着
帯電器5c及びバックアップブラシ15,17は、それ
ぞれピン501,502,503に対して回転可能に支
持され、不図示のバネによって記録材担持体シート5f
から離れる方向に付勢されている。バックアップブラシ
15,17はアーム520に固定されて一体に回動す
る。ピン501,502,503は装置本体に対して固
定される転写ドラム5aの内体(不図示)に固定されて
いる。
【0052】転写ドラム5aの中心にはカム504が回
転可能に支持されており、カム504には、図7に示す
ように、転写帯電器5b、吸着帯電器5c及びバックア
ップブラシ15,17に対応してカム部504a,50
4b,504cが設けられるとともに、位置検出用のフ
ラッグ505が一体的に設けられており、転写ドラム5
aの内体に固定されるセンサ509によってカム504
の位置が検出されて制御される。
【0053】上記カム504は後端部に固定されたギヤ
506,507を介してパルスモータ508に連結さ
れ、このパルスモータ508によって回転駆動される。
尚、パルスモータ508は1回転200パルスで、ギヤ
506,507の歯数はそれぞれ120,20に設定さ
れており、カム504のパルスモータ駆動パルス数は1
000パルスとなっている。
【0054】又、カム504においては、前記カム部5
04a,504b,504cに対応してフォロア51
0,511,512が設けられており、これらのフォロ
ア510,511,512はそれぞれピン510a,5
11a,512aを中心に回転可能に支持され、カム5
04の移動は転写帯電器5b、吸着帯電器5c及びバッ
クアップブラシ15,17に伝達される。
【0055】次に、本実施の形態に係る加圧機構の作用
を図6、図8乃至図11に基づいて説明する。
【0056】装置本体に設けられた不図示の電源がON
されるとカム504のホームポジションがチェックさ
れ、図6に示す状態となる。尚、ホームポジション検出
動作時のフラッグ505とセンサ509との関係は実施
の形態1と同様であるため、ここではその説明は省略す
る。
【0057】カム504が図6に示すホームポジション
にある場合、転写帯電器5b、吸着帯電器5c及びバッ
クアップブラシ15,17は記録材担持シート5fから
離間した位置にある。
【0058】次に、装置本体に設けられた不図示のコピ
ースタートボタンがONされると、カセット7から搬送
された記録材が記録材担持シート5fに吸着されるタイ
ミングに合わせてパルスモータ508が駆動されて図8
に示す状態になる。このとき、カム504の回転角は6
0°で駆動パルスは200パルスであり、吸着帯電器5
cの先端は記録材担持シート5fに当接し、該吸着帯電
器5cに高圧電圧を印加することによって記録材は記録
材担持シート5f上に静電吸着される。
【0059】次に、記録材の先端が感光ドラム1に対向
する位置に到達する転写タイミングに合わせてパルスモ
ータ508が駆動されて図9に示す状態になる。このと
き、カム504の回転角は60°で駆動パルスは200
パルスであり、転写帯電器5bの先端は記録材担持シー
ト5fに当接し、該転写帯電器5bに高圧電圧を印加す
ることによって感光ドラム1上のトナー画像が記録材に
転写される。
【0060】記録材の後端が吸着部を通過するタイミン
グでカム504が駆動されて図10に図示される状態に
なり、吸着帯電器5cは記録材担持シート5fから離間
する。このとき、カム504の回転角は60°で駆動パ
ルスは200パルスである。
【0061】このようにして記録材担持シート5fに吸
着搬送される記録材には所望数の色画像が転写されてフ
ルカラー画像が形成される。
【0062】フルカラー画像形成の場合、以上のように
して4色のトナー画像の記録材への転写が終了すると、
分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5h
の作用によって記録材が転写ドラム5aから分離され、
該記録材は熱ローラ定着器9に送られてトナー画像の定
着を受け、トナー画像が定着された記録材は機外のトレ
イ10上に排出される。
【0063】而して、転写が終了すると、感光ドラム1
は表面の残留トナーが前記クリーニング器6によって除
去され、このタイミングに合わせてパルスモータ508
が駆動されて図11に示す状態になる。このとき、カム
504の回転角は150°で駆動パルスは500パルス
であり、バックアップブラシ15,17は記録材担持シ
ート5fに当接するとともに、転写帯電器5bと吸着帯
電器5cは待避する。
【0064】転写ドラム5aの記録材シート5f上の粉
体の飛散付着や記録材上のオイルの付着等を防止するた
めに、ファーブラシ14と記録材担持シート5fを介し
て該ファーブラシ14に対向するバックアップブラシ1
5やオイル除去ローラ16と記録材担持シート5fを介
して該ローラ16に対向するバックアップブラシ17を
用いて清掃を行う。このような清掃は画像形成前若しく
は後に行い、又、ジャム(紙詰まり)発生時には随時行
う。この動作終了後、カム504は回転して図6に示す
ホームポジションに戻る。
【0065】このように、本実施の形態では画像形成中
の転写帯電器5b、吸着帯電器5c及びバックアップブ
ラシ15,17の近接離間動作におけるこれらの移動は
全て整数駆動パルスで行われるため、1つのジョブの間
にカム軸504が何回転しても正確な位置が再現される
ため、近接及び離間のタイミングがずれることがなく、
ジョブ中にカム504のホームポジションを検出する必
要がない。
【0066】尚、近接、離間のそれぞれのポジションで
の停止時には、ステッピングモータ508を励磁し、カ
ム504にブレーキ力を付与して位置ずれしないように
することが望ましい。
【0067】尚、以上説明した実施の形態1,2では共
にパルスモータを駆動源に用いているが、モータにエン
コーダを備えてそのパルスを計数することによって位置
制御を行うものを駆動源として用いても同様の効果が得
られる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ユニット装置を待機位置から加圧位置まで移動
させるカムの1回転をモータ駆動パルスが整数で駆動す
ることができるため、ジョブ中にカムを何回回転動作さ
せても加圧離間動作のタイミングがずれることがなく、
動作中に不要な位置検出動作を伴うことなく簡単な構成
でユニット装置を正確なタイミングで加圧することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の概略断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る加圧機構を示す現
像器周り断面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る加圧機構における
加圧カムの作用説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る加圧機構における
加圧カムの作用説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る加圧機構における
加圧カムの作用説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る加圧機構の加圧カ
ムの斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る加圧機構における
加圧カムの作用説明図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る加圧機構における
加圧カムの作用説明図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る加圧機構におけ
る加圧カムの作用説明図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る加圧機構におけ
る加圧カムの作用説明図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 4Y,4C,4M,4BK 現像器 5 転写装置(記録材担持体) 5b 転写帯電器(転写帯電手段) 5c 吸着帯電器(吸着帯電手段) 15,17 バックアップブラシ(バックアップ手
段) 24Y,24C,24M,24BK 加圧カム(カム) 54C,55C ギヤ(減速手段) 56C パルスモータ 504 カム 508 パルスモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他のユニットに対して近接離間動作する
    ユニット装置を移動させるために1回転動作するカム
    と、該カムを駆動するパルスモータと、該パルスモータ
    の駆動力を前記カムに伝達する減速手段とを有するユニ
    ット装置の加圧機構において、 前記減速手段の減速比をN、前記パルスモータ1回転に
    要する駆動パルス数をPとしたとき、N×P/360が
    整数となるようにしたことを特徴とするユニット装置の
    加圧機構。
  2. 【請求項2】 前記ユニット装置は、像担持体に対して
    近接離間動作を行う現像器であることを特徴とする請求
    項1記載のユニット装置の加圧機構。
  3. 【請求項3】 前記ユニット装置は、記録材担持体に設
    けられて該記録材担持体に対して近接及び離間する吸着
    帯電手段であることを特徴とする請求項1記載のユニッ
    ト装置の加圧機構。
  4. 【請求項4】 前記ユニット装置は、記録材担持体に設
    けられて該記録材担持体に対して近接及び離間する転写
    帯電手段であることを特徴とする請求項1記載のユニッ
    ト装置の加圧機構。
  5. 【請求項5】 前記ユニット装置は、記録材担持体に設
    けられて該記録材担持体に対して近接及び離間するバッ
    クアップ手段であることを特徴とする請求項1記載のユ
    ニット装置の加圧機構。
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