JPH11343063A - 記録媒体処理装置 - Google Patents
記録媒体処理装置Info
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- JPH11343063A JPH11343063A JP7351399A JP7351399A JPH11343063A JP H11343063 A JPH11343063 A JP H11343063A JP 7351399 A JP7351399 A JP 7351399A JP 7351399 A JP7351399 A JP 7351399A JP H11343063 A JPH11343063 A JP H11343063A
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Abstract
つつ、記録媒体処理装置を画像形成装置に装着する時に
は、装置を損傷することなく円滑に装着でき、また、画
像形成装置から取り外している時にも、外力による損傷
を受けにくい、記録媒体処理装置を提供すること。 【解決手段】 用紙を排出トレイ16側とソータ装置1
の導入路21側とに選択的に搬送するための選択切換機
構58を、ソレノイド61により作動する選択フラッパ
12と、選択フラッパ12を常には導入路21側に向か
う方向に付勢する第1付勢ばね62と、ソータ装置1が
レーザプリンタ2に装着されている状態では選択フラッ
パ12に対して第1付勢ばね62の付勢力を作用させ
ず、ソータ装置1がレーザプリンタ2に装着されていな
い状態では選択フラッパ12に対して第1付勢ばね62
の付勢力を作用させるリンク部材63とにより構成す
る。
Description
置、詳しくは、プリンタなどの画像形成装置の上部に装
着され、所定の画像が形成された後の記録媒体を受け入
れて、たとえば、仕分け、収容などの処理を行なうため
に使用される記録媒体処理装置に関する。
ミリなどの画像形成装置によって所定の画像が形成され
た用紙などの記録媒体を受け入れて、仕分け、収容など
の処理を行なうための記録媒体処理装置が知られてい
る。この種の記録媒体処理装置は、通常、画像形成装置
のオプションとして用意され、たとえば、画像形成装置
の上方空間を利用すべく、画像形成装置の上部に着脱自
在に装着可能とされ、これによって省スペース化が図ら
れているものが知られている。
装置の下部には、記録媒体を導入するための導入口が設
けられるとともに、その幅方向両側から各1本ずつの取
付アームが下方に向かって突出するように形成されてお
り、一方、画像形成装置の上部には、所定の画像を形成
した後の記録媒体を排出するための排出口が設けられる
とともに、各取付アームの対向位置に、各取付アームを
受け入れるための2つの差込口が形成されており、記録
媒体処理装置の画像形成装置への装着は、画像形成装置
の上方から取付アームを差込口に差し込むとともに、排
出口と導入口とを接続するような状態で、画像形成装置
の上部に記録媒体処理装置を載置するようにして行なわ
れている。
形成装置において画像が形成された用紙を収容するため
の収容トレイが設けられている。そのため、記録媒体処
理装置が装着されていない時には、この画像形成装置に
設けられる収容トレイに用紙を搬送し、一方、記録媒体
処理装置が装着された時には、この記録媒体排出装置の
導入口に用紙を搬送する必要があるため、用紙を収容ト
レイに向けて搬送するか、または記録媒体排出装置の導
入口に向けて搬送するかを選択的に切り換えるための揺
動可能なフラッパが設けられている。
は、記録媒体処理装置を装着する時にのみ必要とされる
ものであり、かかるフラッパを画像形成装置に設けてお
くことは、画像形成装置単体での不要なコストアップを
招くことになる。
けておけば、画像形成装置の不要なコストアップを防止
することはできるが、一方で、フラッパを予め記録媒体
処理装置に設けておく場合には、画像形成装置の上部に
装着するために、記録媒体処理装置の下側から下方に向
けて設ける必要がある。
によっては、たとえば、記録媒体処理装置を画像形成装
置に装着する時に、そのフラッパが画像形成装置と干渉
して、円滑な装着作業を阻害したり、あるいは、フラッ
パや画像形成装置がその干渉によって損傷することも考
えられる。さらに、記録媒体処理装置を画像形成装置か
ら取り外している時にも、フラッパは、その設けられて
いる姿勢によっては、外力による損傷を受けやすい状態
となる。
なされたものであり、その目的とするところは、画像形
成装置の不要なコストアップを防止しつつ、記録媒体処
理装置を画像形成装置に装着する時には、装置を損傷す
ることなく円滑に装着でき、また、画像形成装置から取
り外している時にも、外力による損傷を受けにくい、記
録媒体処理装置を提供することにある。
め、請求項1に記載の発明は、記録媒体に所定の画像を
形成するための画像形成装置の上部に着脱自在に装着さ
れ、所定の画像が形成された後の記録媒体を処理するた
めの記録媒体処理装置であって、所定の画像が形成され
た記録媒体を導入するための導入手段と、所定の画像が
形成された記録媒体を前記画像形成装置に備えられる第
1収容手段に向けて搬送するか、または前記導入手段に
向けて搬送するかを選択的に切り換えるための選択切換
手段とを備え、前記選択切換手段は、記録媒体を前記第
1収容手段に向けて案内するための第1案内位置と前記
導入手段に向けて案内するための第2案内位置との間で
移動可能な案内手段と、前記案内手段を、前記第1案内
位置または前記第2案内位置に移動させるための切換駆
動手段と、前記案内手段を、常には前記第2案内位置に
向かう方向に付勢するための付勢手段と、前記記録媒体
処理装置が前記画像形成装置に装着されている状態にお
いては、前記案内手段に対して前記付勢手段の付勢力を
作用させず、また、前記記録媒体処理装置が前記画像形
成装置に装着されていない状態においては、前記案内手
段に対して前記付勢手段の付勢力を作用させるようにす
るための、付勢力伝達手段とを備えていることを特徴と
している。
置を画像形成装置に装着する時、および記録媒体処理装
置を画像形成装置から取り外している時には、記録媒体
処理装置は画像形成装置に装着されていない状態にあ
り、この状態では、付勢力伝達手段が、案内手段に対し
て付勢手段の付勢力を作用させるようにしている。その
ため、案内手段は、第2案内位置に向かう方向に付勢さ
れた姿勢で保持される。一方、記録媒体処理装置が画像
形成装置に装着されている状態では、付勢力伝達手段
が、案内手段に対して付勢手段の付勢力を作用させない
ようしている。そのため、案内手段は、切換駆動手段に
よる第1案内位置または第2案内位置への移動が可能と
なる。
に記載の発明において、前記切換駆動手段が、通電によ
り前記案内手段を前記第2案内位置に位置させることが
できるように構成されているソレノイドを備えているこ
とを特徴としている。
置が画像形成装置に装着されていない状態では、付勢手
段の付勢力によって、案内手段が第2案内位置に位置さ
れ、一方、記録媒体処理装置が画像形成装置に装着され
ている状態では、ソレノイドが通電状態となっている時
にのみ、案内手段が第2案内位置に位置される。
または2に記載の発明において、前記付勢力伝達手段
は、前記付勢手段に連結される連結部分と、前記画像形
成装置に備えられる当接手段に当接可能とされる第1当
接部分と、前記案内手段に当接可能とされる第2当接部
分とを備えるとともに、前記第1当接部分の前記当接手
段に対する当接によって、前記付勢手段の付勢力に抗し
て、前記第2当接部分の前記案内手段に対する当接が解
除される第1当接位置と、前記付勢手段の付勢力によっ
て、前記第2当接部分が前記案内手段に当接される第2
当接位置との間で移動可能とされていることを特徴とし
ている。
置を画像形成装置に装着した時には、付勢力伝達手段の
第1当接部分が画像形成装置に備えられる当接手段に当
接し、これによって、付勢力伝達手段は付勢手段の付勢
力に抗して第1当接位置に移動する。その結果、第2当
接部分の案内手段に対する当接が解除される。したがっ
て、記録媒体処理装置を画像形成装置に装着した時に
は、付勢力伝達手段の第1当接位置への移動により、案
内手段に対して付勢手段の付勢力が作用しない状態とな
る。また、記録媒体処理装置を画像形成装置から取り外
した時には、付勢力伝達手段の第1当接部分が画像形成
装置に備えられる当接手段と当接しなくなるため、付勢
力伝達手段は付勢手段の付勢力によって第2当接位置に
移動する。その結果、第2当接部分が案内手段に当接さ
れる。したがって、記録媒体処理装置を画像形成装置か
ら取り外した時には、付勢力伝達手段の第2当接位置へ
の移動により、案内手段に対して付勢手段の付勢力が作
用する状態となる。
ないし3のいずれかに記載の発明において、前記導入手
段によって導入された記録媒体を収容するための複数の
第2収容手段、前記導入手段によって導入された記録媒
体を前記第2収容手段に排出するための排出手段、前記
導入手段によって導入された記録媒体を前記排出手段に
搬送するための搬送手段、および前記導入手段によって
導入された記録媒体を特定の前記排出手段に向けて搬送
するために、搬送方向を切り換える搬送方向切換手段を
備えていることを特徴としている。
て導入された記録媒体が、搬送手段および搬送方向切換
手段によって特定の排出手段に向けて搬送され、その搬
送された記録媒体が排出手段によって特定の第2収容手
段に排出される。
置としてのソータ装置1を備える、画像形成装置として
のレーザプリンタ2の一実施形態を示す要部側断面図で
ある。
録媒体として用紙を収容するための用紙カセット3、ト
ナー画像を形成するための画像形成ユニット4、用紙に
転写されたトナー画像を定着させるための定着ユニット
5、定着された用紙を排出するための排出ローラ15お
よび排出ローラ15によって排出される用紙を収容する
ための排出トレイ16が、用紙の搬送方向において順次
設けられている。
部に設けられ、用紙を積層状に収容するようにしてい
る。この用紙カセット3には、用紙を積層状に受ける受
け板10と、受け板10を上方へ付勢するばね131が
設けられている。また、受け板10の一端側の近傍に
は、受け板10上に積層される用紙を1枚ずつ分離して
送り出すための搬送ローラ11と摩擦分離パッド132
とが設けられており、これら搬送ローラ11と摩擦分離
パッド132とによって、用紙カセット3内に積層され
た用紙を、順次、画像形成ユニット4に搬送するように
している。
の上方には、画像形成ユニット4および定着ユニット5
が設けられている。画像形成ユニット4は、感光体ドラ
ム6、図示しない現像装置および帯電装置などを備え、
感光体ドラム6の帯電後、レーザスキャナ133の露光
走査によって形成される静電潜像をトナーにより現像
し、トナー画像を形成する。感光体ドラム6の下方に
は、感光体ドラム6上に形成されたトナー画像を用紙に
転写するための転写ローラ7が設けられている。また、
定着ユニット5は、加熱ローラ8と、この加熱ローラ8
に対向して設けられる押圧ローラ9とを備えている。そ
して、用紙カセット3から搬送される用紙は、画像形成
ユニット4の感光体ドラム6と転写ローラ7との間に送
られて、トナー画像が転写され、その後、定着ユニット
5の加熱ローラ8と押圧ローラ9との間に送られて、転
写されたトナー画像が定着され、この後に排出ローラ1
5に送られる。
ーラ15によって排出される用紙を、排出トレイ16側
に排出するための排出トレイ側案内路18と、ソータ装
置1側に排出するための導入路側案内路19とが設けら
れている。
出ローラ15によって排出される用紙を受けて積層状に
収容する第1収容手段としての排出トレイ16が設けら
れている。この排出トレイ16は、レーザプリンタ2の
上部に形成された凹所に設けられ、用紙の排出方向にお
ける下流側端部が回動可能に支持され、上流側はばね1
34により上方へ付勢されている。排出トレイ16は、
用紙が積載されていくと、その重量が増加していくのに
従って徐々に下方へ回動していくため、大量の用紙を整
列した状態で積載することができる。さらに、その排出
トレイ16の上流側上方には、積層される用紙の量が満
杯となったこと、つまり満レベルを検知するための排出
トレイレベルセンサ17が取り付けられている。排出ト
レイレベルセンサ17は、回動可能な検知片を有し、用
紙が仮想線Fで示す位置まで積載された時に、自重によ
り下方へ回動する検知片が用紙上面と当接して、仮想線
Fで示す位置より下方に回動しなくなったとき、満レベ
ルを検知する。また、排出トレイ側案内路18には、用
紙のそりを取るためのカール取り用ローラ20が設けら
れている。
用トレイ13と、その手差し用トレイ13上に置かれた
用紙を搬送するための搬送ローラ14とが設けられてい
る。
ーザプリンタ2の上部に着脱自在に装着されている。図
2は、図1におけるソータ装置1を拡大して示す要部側
断面図、図3は、ソータ装置1のみを示す斜視図であ
る。
置1を説明する。図2において、このソータ装置1は、
レーザプリンタ2によって所定の画像が形成された後の
用紙を受け入れるための受入部としてのアダプタ部29
と、このアダプタ部29の上部に着脱自在に装着される
処理部としての仕分け部28とから構成されている。
27内に、用紙を導入するための導入手段としての導入
路21と、導入路21に導入された用紙の進入を検知す
るためのカウントレバー31と、導入路21から導入さ
れた用紙のそりを除去するためのカール取り用ローラ3
0と、用紙をレーザプリンタ2の排出トレイ16に向け
て搬送するか、または導入路21に向けて搬送するかを
選択的に切り換えるための選択切換手段としての選択切
換機構58とが設けられている。
に、平面視略コ字状をなし、互いに所定の間隔を隔てて
対向状に配置される2つの下側側部51および52と、
これら下側側部51および52における後方側端部に連
続し、これら下側側部51および52の間を連結する矩
形状の下側中央部53とから構成されている。各下側側
部51および52は、側面視略逆U字状をなし、基部5
6と、この基部56から下方に向かって二股状に分岐す
る前脚部54と後脚部55とを備えている。後脚部55
は、基部56からそのまま垂下させるようにして形成さ
れており、一方、前脚部54は、基部56から前方に向
かって略くの字状に突出させることにより形成されてい
る。また、各下側側部51および52内には、後で詳述
するが、支持プレート57(図7参照)がそれぞれ設け
られており、この支持プレート57には、レーザプリン
タ2に装着するための取付部材としての第1取付板81
および第2取付板82が一体として設けられている。
プリンタ2の排出ローラ15によって排出される用紙を
仕分け部28側に送るために、アダプタ部29において
上下方向に設けられている。また、カウントレバー31
およびカール取り用ローラ30は、導入路21の途中位
置に臨むように設けられており、用紙の搬送方向におけ
るカウントレバー31の上流側にカール取り用ローラ3
0が配置されるように構成されている。さらに、選択切
換機構58は、後で詳述するが、アダプタ部29から下
方に突出するようにして設けられ、アダプタ部29がレ
ーザプリンタ2の上部に装着された時に、この装着とと
もにレーザプリンタ2内に挿入され、排出トレイ16に
向けて用紙を案内するための第1案内位置としての排出
トレイ側案内位置(図1において仮想線で示される位
置)と、導入路21に向けて用紙を案内するための第2
案内位置としての導入路側案内位置(図1において実線
で示される位置)との間で揺動可能な案内手段としての
選択フラッパ12を備えている。そのため、排出ローラ
15によって送られる用紙は、この選択フラッパ12の
揺動動作によって、排出トレイ側案内路18または導入
路側案内路19に選択的に送られる。なお、この選択フ
ラッパ12は、図示しないCPUによって制御され、後
述する切換駆動手段としてのソレノイド61によって作
動可能とされている。選択切換機構58をアダプタ部2
9に設けることで、用紙の搬送方向を決める部材をすべ
てソータ装置1側で構成できるため、レーザプリンタ2
側の装置構成の簡略化を図ることができ、レーザプリン
タ2の不要なコストアップを防止できる。
の下部に、アダプタ部29の導入路21から導入された
用紙を仕分け部28に進入させるための進入口47が設
けられている。また、上側ケーシング26内には、用紙
を収容するための第2収容手段としての複数のビン23
と、用紙を各ビン23に排出するための排出手段として
の排紙ローラ22と、進入口47から進入した用紙を各
排紙ローラ22に搬送するための搬送手段としての搬送
ローラ24と、進入口47から進入した用紙を特定の排
紙ローラ22に向けて搬送するために、搬送方向を切り
換える搬送方向切換手段としての切換フラッパ25とが
設けられている。また、上側ケーシング26の上部に
は、搬送ローラ24によって搬送される用紙を仕分け部
28の上方外側に排出するための排出口46が設けられ
ている。さらに、この仕分け部28には、その一端が進
入口47に臨み、他端が各排紙ローラ22と排出口46
とに臨む搬送路32が設けられている。この搬送路32
は、仕分け部28の上下方向に形成され、一端が進入口
47に臨み、他端が排出口46に臨む上下方向搬送路3
3と、この上下方向搬送路33から各排紙ローラ22に
向かうように分岐する複数の排紙用搬送路34とを有
し、進入口47に進入された用紙を各排紙ローラ22お
よび排出口46に案内するようにしている。
に、平面視略コ字状をなし、互いに所定の間隔を隔てて
対向状に配置される2つの上側側部48および49と、
これら上側側部48および49における後方側端部に連
続し、これら上側側部48および49の間を連結する矩
形状の上側中央部50とから構成されている。
に略板状をなし、その後端部を、上側ケーシング26の
側部48および49、ならびに中央部50において支持
させるとともに、その前端部を、側面視において、上側
ケーシング26の側部48および49よりも前方に向か
って突出するように、後端部から前方上方に向かって傾
斜状に突出させている。そして、この状態において、複
数のビン23を上下方向において整列状態で配置させて
いる。図1ないし図3においては、各ビン23を、最下
位から最上位まで、順次、第1ビン41、第2ビン4
2、第3ビン43、第4ビン44および第5ビン45の
順に並んだ状態で配置させている。
端部上方には、排紙ローラ22が各ビン23に対応して
それぞれ設けられている。なお、各排紙ローラ22は1
対として設けられ、一方が駆動され他方が従動される。
送路34に分岐される位置には、各排紙ローラ22に対
応して、切換フラッパ25がそれぞれ設けられている
(以下、第1ビン41ないし第5ビン45にそれぞれ対
応する切換フラッパ25を互いに区別したいときは、第
1フラッパ35ないし第5フラッパ39と言う)。この
切換フラッパ25は、用紙を上下方向に案内する上下方
向案内位置(図2における第3切換フラッパ37以外の
切換フラッパ25が示す位置)と、用紙を対応する排紙
ローラ22に案内する排紙方向案内位置(図2における
第3切換フラッパ37が示す位置)とに揺動可能に支持
されている。仕分け部28内に進入された用紙は、切換
フラッパ25の揺動動作によって、上下方向搬送路33
から任意の排紙用搬送路34に案内される。
上下方向に搬送するための搬送ローラ24が各切換フラ
ッパ25の間に設けられている。なお、各搬送ローラ2
4は1対として設けられ、一方が駆動され他方が従動さ
れる。
示しないモータが設けられており、各排紙ローラ22お
よび搬送ローラ24は、このモータからの動力が図示し
ないギヤ列を介して伝達されることにより駆動される。
また、アダプタ部29にはモータはなく、カール取り用
ローラ30は、仕分け部28に設けられるモータからの
駆動が伝達されるように構成されている。
て、レーザプリンタ2から、排出された用紙は、以下の
ように各ビン23に収容される。
た選択フラッパ12が導入路側案内位置(図1において
実線で示される位置)に切り換えられると、所定の画像
が形成された後の用紙は、排出ローラ15から、この選
択フラッパ12によって、ソータ装置1のアダプタ部2
9に設けられる導入路21に導入される。導入路21に
導入された用紙は、カール取り用ローラ30でそりが除
去され、カウントレバー31を押動した後、進入口47
から仕分け部28内に進入され、搬送路32に送られ
る。
取り用ローラ30がアダプタ部29に設けられているの
で、仕分け部28にて仕分けおよび収容される直前で用
紙のそりが除去される。そのため、そりが除去された用
紙をそのまま円滑に仕分け部28に進入させることによ
り、各ビン23に用紙を整然と収容できるとともに紙詰
まりの発生を低減することができる。
検知信号が出力され、図示しないCPUによって、ソー
タ装置1側への用紙の進入の有無が判断される。したが
って、このようなカウントレバー31をアダプタ部29
に設けることによって、用紙がソータ装置1側に受け入
れられたか否かを検知することができる。そのため、た
とえば、紙詰まりなどが発生したときには、レーザプリ
ンタ2側で発生したのか、あるいはソータ装置1側で発
生したのかを容易に判断することができる。
搬送路33内を、搬送ローラ24の回転駆動によって搬
送される。そして、排紙方向案内位置に位置された切換
フラッパ25に達したときには、その切換フラッパ25
によって、その切換フラッパ25に対応する排紙ローラ
22に案内される。さらに詳述すると、第1ないし第5
フラッパ35ないし39は、図示しないCPUによって
制御され、図示しないソレノイドによって作動させるよ
うにしており、収容したいビン23に対応する排紙ロー
ラ22に向かう特定の切換フラッパ25のみが、排紙方
向案内位置に位置され、その他の切換フラッパ25は、
上下方向案内位置に位置される。
容するために、第3フラッパ37以外の第1、第2、第
4および第5フラッパ35、36、38および39が上
下方向案内位置に位置され、第3フラッパ37のみが、
排紙方向案内位置に位置される例を示している。この図
2の例において、用紙が搬送路21に進入すると、第1
切換フラッパ35および第2切換フラッパ36が上下方
向案内位置に位置されているので、用紙は、上下方向搬
送路33内を搬送ローラ24によって上方に送られ、排
紙方向案内位置に位置された第3フラッパ37に達する
と、搬送方向が排紙用搬送路34へと切り換えられて、
第3ビン43に対応する排紙ローラ22に送られる。そ
して、用紙はこの排紙ローラ22によって排出され第3
ビン43に収容される。
導入された用紙は、特定の切換フラッパ25に達するま
では、搬送ローラ24によって、その速度が落ちること
なく上下方向搬送路33内を搬送され、特定の切換フラ
ッパ25によって搬送方向が切り換えられた後も、排紙
ローラ22によって、その速度が落ちることなく、用紙
の先端部から後端部が排出されるまで、その排紙ローラ
22に対応するビン23に向かって排出される。したが
って、このようなソータ装置1を使用することによっ
て、レーザプリンタ2によって画像が形成された後の用
紙を、高速かつ確実に仕分けおよび収納することができ
る。
に装着する状態を示す要部側断面図、図5は、ソータ装
置1をレーザプリンタ2に装着した状態を示す要部側断
面図、図6は、ソータ装置1をレーザプリンタ2から取
り外して床に置いた状態を示す要部側断面図である。次
に、このように構成された本実施形態のソータ装置1の
レーザプリンタ2に対する着脱を図3ないし図6を参照
して説明する。なお、図4ないし図6では、後述するロ
ック機構101の図示が省略されている。
29の下側ケーシング27において、各下側側部51お
よび52内に設けられる後述する支持プレート57(図
7参照)の第1取付板81が、各前脚部54の下端から
下方へ突出するように設けられており、また、支持プレ
ート57(後述する)の第2取付板82が、各後脚部5
5の下端から下方へ突出するように設けられている。
の先端部が細くなるように形成されているが、その先端
縁は平坦に形成されており、この先端縁に接触する面に
対しては、面接触できるように形成されている。また、
第2取付板82は、略矩形板状であってその先端部が細
くなり、かつ先割れ状に形成されているが、その2つに
割れた先端部の先端縁には丸みをもたせて、この先端縁
に接触する面に対しても、面接触できるように形成され
ている。そして、これら各第1取付板81および各第2
取付板82の先端縁は、水平方向において実質的に同じ
位置に位置されるとともに、ソータ装置1の重心(たと
えば、図6において点線85で示されている)が、これ
ら各第1取付板81および各第2取付板82で囲まれる
範囲に位置されるようになる。
第1取付板81を嵌め込んで位置決めした状態で保持す
ることのできる第1保持板83が設けられるとともに、
第2取付板82を嵌め込んで位置決めした状態で保持す
ることのできる第2保持板84が、それぞれ各第1取付
板81および各第2取付板82の対向位置に設けられて
いる。そして、図4に示すように、アダプタ部29の各
第1取付板81および各第2取付板82を、レーザプリ
ンタ2の上方側より、レーザプリンタ2の各第1保持板
83および各第2保持板84にそれぞれ差し込んで嵌め
合うことにより、アダプタ部29がレーザプリンタ2に
装着される。この状態が図5に示されている。図5に示
す状態では、各第1保持板83および各第2保持板84
によって、各第1取付板81および各第2取付板82が
位置決めされているので、ソータ装置1は、レーザプリ
ンタ2の上部に起立した姿勢で安定して装着される。
を取り外す時には、アダプタ部29をそのまま上方に持
ち上げて、レーザプリンタ2の各第1保持板83および
各第2保持板84から各第1取付板81および各第2取
付板82を引き抜けばよい。なお、この取り外しにおい
ては、下側ケーシング27の各下側側部52および52
の各基部56を両手で把持して行なえばよい。各基部5
6は、ソータ装置1の重心85の鉛直面上に実質的に位
置しているため、ソータ装置1をバランス良く持ち上げ
ることができる。
床に置いた時には、図6に示すように、各第1取付板8
1および各第2取付板82の先端縁が、水平方向におい
て実質的に同じ位置に位置されており、かつ、ソータ装
置1の重心85が、これら各第1取付板81および各第
2取付板82で囲まれる範囲、すなわち、図6に示すよ
うに、重心85が、その前後方向においては、第1取付
板81と第2取付板82との間のほぼ中央であって、ま
た、図6には示されていないが、その幅方向において
は、各第1取付板81および各第2取付板82の間のほ
ぼ中央に位置していることから、ソータ装置1は、床面
上において転倒することなく、装着されている時と実質
的に同じような起立した姿勢で、そのまま安定して載置
される。
がすようにして横置きにしたり、また、壁に立てかけた
り、あるいは、他の部材で支持するようにして置く必要
がなく、取り外した時のソータ装置1の保存、およびレ
ーザプリンタ2からの取り外し作業、さらにはその取り
外した状態からのレーザプリンタ2への装着の作業を簡
単にすることができる。しかも、この時、各第1取付板
81および各第2取付板82の先端縁は、床面に対して
面接触するので、ソータ装置1の安定した載置を良好に
保持することができる。
おける取り付けのための部材として設けられる各第1取
付板81および各第2取付板82が、取り外して床に置
いた時には脚を兼ねるため、わざわざ各第1取付板81
および各第2取付板82とは別に、取り外した時にソー
タ装置1を安定して載置するための脚を設ける必要がな
く、装置構成の簡略化および部品点数の低減化が図られ
る。
ーザプリンタ2に起立した姿勢で装着され、また、取り
外して床に置いた時にも、その起立姿勢を保ったままの
状態で載置される、つまり、装着状態および取り外し状
態における姿勢が、ともに実質的に同じ姿勢であるた
め、たとえば、取り外しの時に、ソータ装置1をそのま
まの状態で上方に持ち上げて、その後、その同じ姿勢の
ままで床に置くことができ、あるいは、装着する時にお
いては、床に置かれている姿勢のままソータ装置1を持
ち上げて、その後、その同じ姿勢のままで、上方側から
レーザプリンタ2に装着することができる。したがっ
て、レーザプリンタ2に対するソータ装置1の着脱作業
をより行ないやすくすることができる。
本実施形態のソータ装置1には、レーザプリンタ2に対
する装着状態を保持(ロック)するためのロック手段と
してのロック機構101を備えている。図7および図8
は、このロック機構101を説明するためのアダプタ部
29の下側ケーシング27の内部を示す要部側面図であ
る。これら図7および図8を参照して、ロック機構10
1を説明する。なお、この図7および図8は、詳しく
は、下側ケーシング27の各下側側部51および52の
うち、一方の下側側部52における外側のカバーを取り
外した状態の側面図である。また、ロック機構101
は、図7および図8においては、その一方のみしか現れ
ておらず、以下、図7および図8に基づきその一方のみ
を説明するが、このロック機構101は、下側ケーシン
グ27の各下側側部51および52内にそれぞれ設けら
れている。
プレート57に設けられている。支持プレート57は、
略コ字状をなし、第1取付板81と、第2取付板82
と、これら第1取付板81および第2取付板82の基端
が連結される本体板59とから一体に形成されており、
ロック機構101は、この支持プレート57の本体板5
9から第2取付板82の基端にかけて設けられている。
このロック機構101は、レバー102と、このレバー
102に連動する第1の係合手段としての揺動爪103
と、付勢部材としての付勢ばね104と、レバー102
と揺動爪103とを連結するリンク部材105とを備え
ている。
側側部52における前脚部54と後脚部55との間の基
部56の下側に臨むような状態で、支持プレート57の
本体板59に設けられている。このレバー102は、そ
の下側に、このレバー102を把持して操作するための
操作部106と、その操作部106の上側後方に、この
レバー102を揺動させるための支点となる支持軸部1
07と、その支持軸部107の斜め後方上方に、付勢ば
ね104を受けるばね受け部108と、その支持軸部1
07の斜め後方下方に、揺動爪103と連結するための
レバー側連結部109とを一体に備えている。
ソータ装置1の重心85の位置する鉛直面上に臨むよう
にして設けられ、また、支持軸部107は、本体板59
に回動可能に支持されており、これによって、その下側
前方に位置する操作部106を上下方向に動作可能とし
ている。また、ばね受け部108は、一端が本体板59
に固定される付勢ばね104の他端を受けており、この
付勢ばね104の付勢力によって、常には、そのばね受
け部108と支持軸部107に対して反対側に位置する
操作部106の前端部を、下方向に向かって付勢するよ
うにしている。
プレート57の本体板59から第2取付板82の基端に
かけて、上下方向に延びるように設けられている。この
揺動爪103は、その上側に、動力受け部としての揺動
爪側連結部110と、その下側に、当接部としての爪部
111と、その揺動爪側連結部110と爪部111との
間の中間位置に、この揺動爪103を揺動させるための
支点となる揺動軸部112とを備えている。
において回動可能に支持されており、これによって、揺
動爪103は、その下側に設けられる爪部111が、レ
ーザプリンタ2に設けられる第2の係合手段としての係
止部113に係合する係合位置と、この係止部113か
ら離れる離脱位置とに移動できるように、揺動可能とさ
れている。また、揺動爪側連結部110は、リンク部材
105を介してレバー102のレバー側連結部109と
連結されている。なお、レーザプリンタ2に設けられる
係止部113は、詳しくは、第2保持板84の上端部に
設けられ、爪部111の爪に係合可能なように、爪部1
11に向かって突出するように形成されており、ソータ
装置1がレーザプリンタ2に装着された状態において、
爪部111の前方対向位置に位置されている。また、爪
部111には、その係止部113と当接する側に、この
ソータ装置1がレーザプリンタ2に装着される時に爪部
111と係止部113との係合を案内するための傾斜面
114が設けられている。
01の動作について説明する。図7には、レーザプリン
タ2にソータ装置1が装着された状態において、ロック
機構101によって、この装着状態がロックされている
状態が示されている。図7においては、付勢ばね104
の付勢力によって、上述したように操作部106の前端
部が下方向に向かって付勢されるとともに、常には、レ
バー側連結部109が上向きに回動するように付勢され
ている。そのため、揺動爪側連結部110は、リンク部
材105を介してこのレバー側連結部109の上向きの
回動によって上向きに回動されるので、この動爪側連結
部110と揺動軸部112に対して反対側に位置される
爪部111は、前方、すなわち係合位置に向かって移動
され、レーザプリンタ2の係止部113に係合する。
ータ装置1を取り外す時において、ロック機構101の
ロックを解除した状態が示されている。図8において、
このロック機構101のロックの解除は、レバー102
の操作部106を上方向に向かって押動させることによ
り行なわれる。すなわち、レバー102の操作部106
を上方向に向かって押動させると、レバー側連結部10
9が付勢ばね104の付勢力に抗して下向きに回動され
る。そのため、揺動爪側連結部110は、リンク部材1
05を介してこのレバー側連結部109の下向きの回動
によって下向きに回動されるので、この動爪側連結部1
10と揺動軸部112に対して反対側に位置される爪部
111は、後方、すなわち離脱位置に向かって移動さ
れ、レーザプリンタ2の係止部113から離れる状態と
なる。
る本実施形態のソータ装置1を、レーザプリンタ2に着
脱する動作について述べる。ソータ装置1を装着する時
には、基本的には、上述したように、下側ケーシング2
7の各下側側部52および52の各基部56を両手で把
持するため、各下側側部51および52に設けられる各
レバー102を両手で把持して持ち上げた状態で、レー
ザプリンタ2の上方側から、そのレーザプリンタ2に装
着する。このように、各レバー102を両手で把持した
状態で装着すれば、レバー102はソータ装置1の重み
によって自然に上方向に動作され、このレバー102の
上方向への動作によって、揺動爪103の爪部111が
離脱位置に移動した状態で装着されるため、揺動爪10
3の爪部111は、レーザプリンタ2の係止部113に
当接することなく円滑に挿入され、次いで装着動作が終
了した時に各レバー102から両手を離した時に、揺動
爪103の爪部111が、付勢ばね104の付勢力によ
って係合位置に移動し、その結果、図7に示すように、
レーザプリンタ2の係止部113に係合するようにな
る。
タ2に装着されている状態においては、付勢ばね104
によって、常に揺動爪103の爪部111が、レーザプ
リンタ2の係止部113に係合している状態、すなわ
ち、ロック状態が保持されるので、装着状態において
は、ソータ装置1はレーザプリンタ2にしっかりと固定
され、その装着状態において、ソータ装置1に外力が加
わっても、ソータ装置1が傾いたり、あるいは、レーザ
プリンタ2から抜け落ちることが少なく、レーザプリン
タ2に対するソータ装置1の保持が確実に行なわれる。
装着する時には、各下側側部51および52に設けられ
る各レバー102を把持しなくても、装着することがで
きる。すなわち、何らレバー102を操作せずそのまま
装着しても、揺動爪103の爪部111は、レーザプリ
ンタ2の係止部113に当接するが、爪部111は、そ
の傾斜面114に沿って付勢ばね104の付勢力に抗し
て係止部113から離れる離脱位置に移動し、傾斜面1
14との当接が過ぎた時点で再び付勢ばね104の付勢
力によって係合する係合位置に移動し、その結果、レー
ザプリンタ2の係止部113に係合する状態となる。し
たがって、装着時においては、何らレバー102を操作
しなくても、そのままロック機構101のロックを行な
うこともできる。
を取り外す時には、各下側側部51および52に設けら
れる各レバー102を両手で把持しながら、ソータ装置
1を持ち上げる。そうすると、レバー102の動作方向
とソータ装置1の着脱方向とが同じ方向であるため、レ
バー102がソータ装置1の重みによって自然に上方向
に動作され、このレバー102の上方向への動作によっ
て、揺動爪103の爪部111が離脱位置に移動し、そ
の結果、爪部111と係止部113との係合が解除され
ようになる。したがって、レーザプリンタ2からソータ
装置1を取り外す時には、各下側側部51および52に
設けられる各レバー102を把持するのみで、ロック機
構101のロックの解除とソータ装置1の取り外しを一
度に行なうことができ、レーザプリンタ2に対するソー
タ装置1の着脱操作を行ないやすくすることができる。
27の各下側側部52および52における基部56の下
側に臨むようにして設けられており、この基部56は、
前述したように、ソータ装置1をレーザプリンタ2から
着脱する時において、ソータ装置1を把持するための把
持部となるので、ソータ装置1をレーザプリンタ2から
取り外す時には、把持部とともにレバー102が把持さ
れるので、つまり、取り外しのための把持とレバーの操
作とを同じ部位を把持することにより行なえるので、取
り外し作業をより効率良く行なうことができる。
は、この基部56の下側におけるソータ装置1の重心8
5の位置する鉛直面上に臨むように設けられているの
で、各レバー102を把持してソータ装置1を持ち上げ
た状態においては、ソータ装置1をバランス良く保持す
ることができる。そのため、各レバー102を把持しな
がらソータ装置1を着脱すれば、ソータ装置1をバラン
ス良く保持することができ、レーザプリンタ2に対する
ソータ装置1の着脱操作を安定して行なうことができ
る。
は、揺動爪103は、揺動爪側連結部110が上向きに
回動したときに、爪部111を係止部113に係合させ
るように揺動されるので、ソータ装置1がレーザプリン
タ2に装着されている状態において、そのソータ装置1
が上方向に向かって引っ張られるような外力を受け、そ
れに従って揺動爪103の揺動爪側連結部110が上向
きに回動したとしても、揺動爪103の爪部111とレ
ーザプリンタ2の係止部113との係合は、解除されな
いばかりか逆にさらに強く係合されるようになる。その
ため、その装着状態において、ソータ装置1に外力が加
わっても、揺動爪103の爪部111とレーザプリンタ
2の係止部113との係合が不用意に外れることがな
く、装着状態におけるレーザプリンタ2に対するソータ
装置1の保持をさらに確実に行なうことができる。
置1は、ロック機構101を備えることにより、ソータ
装置1をレーザプリンタ2に装着した時には、揺動爪1
03の爪部111を、レーザプリンタ2に設けられる係
止部113と係合する係合位置に移動させて、この爪部
111と係止部113との係合によって、ソータ装置1
とレーザプリンタ2との装着状態を確実に保持すること
ができる。そのため、ソータ装置1に外力が加わって
も、ソータ装置1が傾いたり、あるい、レーザプリンタ
2から抜け落ちることが少なく、良好な作動が確保でき
るとともに、転倒による装置の損傷を少なくすることが
できる。一方、ソータ装置1をレーザプリンタ2から取
り外す時には、ロック機構101のレバー102を把持
してそのままソータ装置1を持ち上げれば、揺動爪10
3の爪部111を、レーザプリンタ2に設けられる係止
部113から離れる離脱位置に移動させて、この爪部1
11と係止部113との係合の解除によって、ソータ装
置1をレーザプリンタ2から簡単に取り外すことができ
る。そのため、このような揺動爪103の爪部111の
係合位置と離脱位置との間の移動により、ソータ装置1
をレーザプリンタ2に装着した時にはその装着状態を確
実に保持できながら、レーザプリンタ2に対するソータ
装置1の着脱を簡易に行なうことができる。
詳しく説明するためのアダプタ部29の下側ケーシング
27の内部を示す要部側面図である。この図9ないし図
11は、詳しくは、図7および図8に示す下側側部52
と反対側の下側側部51の外側のカバーを取り外した状
態における一部切欠側面図であって、図9および図10
は、ソータ装置1がレーザプリンタ2に装着されている
状態、図11は、ソータ装置1がレーザプリンタ2に装
着されていない状態を示している。
施形態のソータ装置1における選択切換機構58を詳し
く説明する。図9において、選択切換機構58は、上述
した案内手段としての選択フラッパ12と、選択フラッ
パ12を第1案内位置としての排出トレイ側案内位置と
第2案内位置としての導入路側案内位置とに移動させる
ための切換駆動手段としてのソレノイド61と、選択フ
ラッパ12を常には導入路側案内位置に向かう方向に付
勢するための付勢手段としての第1付勢ばね62と、ソ
ータ装置1がレーザプリンタ2に装着されている状態に
おいては、選択フラッパ12に対して第1付勢ばねの付
勢力を作用させず、また、ソータ装置1がレーザプリン
タ2に装着されていない状態においては、選択フラッパ
12に対して第1付勢ばね62の付勢力を作用させるよ
うにするための付勢力伝達手段としてのリンク部材63
とを備えている。
の下側中央部52内にその長さ方向に沿って延びる図示
しない軸部と、この軸部の長さ方向において互いに所定
の間隔を隔てて設けられる複数のフラッパ部64と、こ
の軸部の端部に設けられるフラッパ揺動部66とを備え
ており、これら軸部、複数のフラッパ部64およびフラ
ッパ揺動部66が一体として形成されている。軸部は2
つの下側側部51および52の間において回動可能に支
持されている(図9ないし図11において、軸部は直接
現われないためその回動支点を符号65で示してい
る。)。この軸部の支持によって、フラッパ部64は、
下側ケーシング27の下側中央部52の下端から下方に
向かって突出した状態で、排出トレイ側案内位置と導入
路側案内位置との間で揺動自在とされるとともに、フラ
ッパ揺動部66が、下側側部51内に配置された状態で
回動自在とされる。
8と、この後側連結部分68と軸部の支点65に対して
反対側に位置される前側当接部分69と、軸部の支点6
5の前方上方であってこれら後側連結部分68および前
側当接部分69の間に位置される中央連結部分70とを
備えている。後側連結部分68には、他端がこのフラッ
パ揺動部66の上方において固定されている第2付勢ば
ね67の一端が取り付けられている。この第2付勢ばね
67は、選択フラッパ12を常には排紙トレイ側案内位
置に向かう方向に付勢しているが、第1付勢ばね62よ
りもばね力が弱く設定されている。
る選択フラッパ12の上方後方に設けられ、このソレノ
イド61に対する励磁および非励磁に基づいて進退する
プランジャ軸71が、フラッパ揺動部66の中央連結部
分70に取り付けられている。このソレノイド61は、
通電により励磁されるとプランジャ軸71を退避させる
ように作動される。そのため、選択フラッパ12は、ソ
ータ装置1がレーザプリンタ2に装着されている状態
(つまり、次に述べるが、リンク部材63がフラッパ揺
動部66の前側当接部分69に当接していない状態)に
おいて、ソレノイド61に通電されていない時には、第
2付勢ばね67の付勢力によって、フラッパ揺動部66
の後側連結部68が上方に引っ張られ、これによって、
切換フラッパ12が支点56を中心として図9における
時計方向に回動され、その結果、排紙トレイ側案内位置
に位置される状態となる(この状態が図9に示されてい
る)。一方、ソレノイド61に通電されている時には、
プランジャ軸71の退避により、フラッパ揺動部66の
中央連結部70が後方に引っ張られ、これによって、第
2付勢ばね67の付勢力に抗して切換フラッパ12は支
点56を中心として図10における反時計方向に回動さ
れ、その結果、導入路側案内位置に位置される状態とな
る(この状態が図10に示されている)。
方において、回動軸部72を備える本体部分73と、こ
の本体部分73の一側から互いに所定の角度を開いて突
出する連結部分としての第1突出片74および第2当接
部分としての第2突出片75と、第1突出片74および
第2突出片75が突出される一側と回動軸部72に対し
て反対側の他側から突出される第1当接部分としての当
接片76とを備えており、これら本体部分73、回動軸
部72、第1突出片74、第2突出片75および当接片
76が一体として形成されている。なお、ソータ装置1
がレーザプリンタ2に装着されている状態においては、
図9および図10に示すように、第1突出片74、第2
突出片75および当接片76は、それぞれ斜め上方後
方、斜め下方後方、下方に向くように突出形成されてい
る。
側側部51内に回動自在に支持される一方で、第1突出
片74には、他端がこのリンク部材63の上方前方にお
いて固定されている第1付勢ばね62の一端が取り付け
られており、この第1付勢ばね62の付勢力によって、
リンク部材63が、常には、図11における時計方向に
回動する方向、すなわち、第2突出片75がフラッパ揺
動部66の前側当接部分69に当接するような方向に付
勢されている。
える本実施形態のソータ装置1において、ソータ装置1
がレーザプリンタ2に装着されていない状態では、図1
1に示すように、第1付勢ばね62の付勢力によって、
リンク部材63の第1突出部74が前方に引っ張られ、
これによってリンク部材63が回動軸部72を中心に時
計方向に回動され、その結果、リンク部材63の第2突
出片75がフラッパ揺動部66の前側当接部分69に当
接される第2当接位置としての選択フラッパ側当接位置
に位置される状態となる。そして、この第2突出片75
の前側当接部分69に対する当接によって、選択フラッ
パ12は、第2ばね67の付勢力に抗して軸部の支点5
6を中心として反時計方向に回動されて、導入路側案内
位置に位置される状態、すなわち、フラッパ部64が実
質的に下に向く状態とされる。
装着されている状態では、図9および図10に示すよう
に、リンク部材63の当接片76が当接手段としてのレ
ーザプリンタ2の上部フレーム77に当接されるため、
リンク部材63は第1付勢ばね62の付勢力に抗して回
動軸部72を中心に反時計方向に回動され、その結果、
リンク部材63の第2突出片75がフラッパ揺動部66
の前側当接部分69から離れる位置、つまり、第2突出
片75と前側当接部分69との当接が解除される第1当
接位置としてのフレーム側当接位置に位置される状態と
なる。そして、この当接の解除によって選択フラッパ1
2は、上述したように、常には、第2付勢ばね67の付
勢力によって、排紙トレイ側案内位置に位置される状
態、すなわち、フラッパ部64が、下方に向く導入路側
案内位置に対してやや外側を向く状態(この状態が図9
に示される)とされ、ソレノイド61が通電されている
時にのみ、第2付勢ばね67の付勢力に抗して導入路側
案内位置に位置される状態(この状態が図10に示され
る)とされる。
れば、ソータ装置1をレーザプリンタ2に装着する時、
およびソータ装置1をレーザプリンタ2から取り外して
いる時には、ソータ装置1はレーザプリンタ2に装着さ
れていない状態にあり、この状態では、リンク部材63
の第2突出片75がフラッパ揺動部66の前側当接部分
69に当接しているため、第1付勢ばね62の付勢力が
リンク部材63を介して選択フラッパ12に作用する。
そのため、選択フラッパ12は、導入路側案内位置に向
かう方向に付勢された姿勢、言い換えれば、フラッパ部
64が実質的に下に向く姿勢で保持される。したがっ
て、ソータ装置1をレーザプリンタ2に装着する時に
は、その選択フラッパ12のフラッパ部64がレーザプ
リンタ2と干渉することなく、円滑に装着することがで
き、選択フラッパ12のフラッパ部64とレーザプリン
タ2との干渉による装置の損傷を少なくすることができ
る。さらに、ソータ装置1をレーザプリンタ2から取り
外している時にも、選択フラッパ12のフラッパ部64
は、フラッパ部64が実質的に下に向く姿勢で保持され
ているので、外力による損傷を受けにくく、装置の耐久
性を向上させることができる。
装着されている状態では、リンク部材63の第2突出片
75がフラッパ揺動部66の前側当接部分69に当接し
ていないため、第1付勢ばね62の付勢力がリンク部材
63を介して選択フラッパ12に作用しない。そのた
め、ソレノイド61の作動によって、選択フラッパ12
を、排紙トレイ側案内位置または導入路側案内位置へ適
宜選択的に切り換えることができる。
に装着されていない状態、すなわち、ソータ装置1をレ
ーザプリンタ2に装着する時、およびソータ装置1をレ
ーザプリンタ2から取り外している時には、第1付勢ば
ね62の付勢力によって選択フラッパ12を導入路側案
内位置に位置させているので、電力消費を伴うことはな
く、また、ソータ装置1がレーザプリンタ2に装着され
ている状態では、選択フラッパ12を導入路側案内位置
に位置させるようにする時にのみ、つまり、ソータ装置
1の導入路21に用紙を搬送したい時にのみ、ソレノイ
ド61が通電状態となって、この時にのみ電力が消費さ
れるように構成されているので、ソータ装置1を取り外
している時はもちろんのこと、レーザプリンタ2に装着
されている時であっても、ソータ装置1による処理を行
なわない場合には、選択フラッパ12の切り換えに伴う
電力の消費がなく、省電力化を図ることができる。
58では、ソータ装置1をレーザプリンタ2に装着した
時、およびソータ装置1をレーザプリンタ2から取り外
した時に、リンク部材63をフレーム側当接位置および
選択フラッパ側当接位置に選択的に回動させることによ
って、簡易な構成によって、確実に、選択フラッパ12
に対する第1付勢ばね62の付勢力を作用させ、または
作用させないようにしており、これによって装置構成の
簡略化を図ることができるとともに、製造コストの低減
化を図ることができる。
に装着する状態を示す要部側断面図、図13は、仕分け
部28を複数増設する状態を示す要部側断面図、図14
は、仕分け部28を複数増設した状態を示す要部側断面
図である。
のソータ装置1において、アダプタ部29に仕分け部2
8を組み付ける場合について、図6および図12を参照
して説明する。図12に示すように、アダプタ部29の
上部には、仕分け部28に取り付けるための第3取付板
86および第4取付板87が、上方へ突出するような状
態で、下側側部51および52内に設けられる支持プレ
ート57と一体として形成されている。一方、仕分け部
28の下部には、アダプタ部29に取り付けるための第
5取付板88が、上側ケーシング26の各上側側部48
および49(図3参照)のそれぞれから下方へ突出する
ように設けられている。そして、アダプタ部29の各第
3取付板86および各第4取付板87を、仕分け部28
の内側にぞれぞれ差し込むとともに、仕分け部28の各
第5取付板88を、アダプタ部29の内側にぞれぞれ差
し込むことにより、仕分け部28がアダプタ部29に位
置決めされた状態で装着される。この状態が図6に示さ
れている。
図6および図12に示すように、アダプタ部29は、仕
分け部28が装着されているか否かにかかわらず、起立
した姿勢で転倒することなく安定して載置されているの
で、ソータ装置1の製造時においては、アダプタ部29
を載置して、その上に仕分け部28を組み付けていくこ
とができ、これによって、製造時における組み付け性が
良好となり生産性の向上を図ることができる。
分け部29を、その上方に複数増設して使用できるよう
に構成されている。
天上部分には、着脱自在の上蓋127が取り付けられる
ようにされており、図13においては、アダプタ部29
に取り付けられている仕分け部28(次に述べる、その
上に増設する仕分け部28と区別する場合には、このア
ダプタ部29に取り付けられている仕分け部28を第1
の仕分け部128とし、増設する仕分け部28を第2の
仕分け部129とする。)の上蓋127が取り外され、
第2の仕分け部129に上蓋127を取り付けようとす
る状態が示されている。
に、各第5取付板88が、仕分け部28から下方へ突出
するように形成されているので、第2の仕分け部129
の各第5取付板88を、第1の仕分け部128の上部内
側にそれぞれ差し込むことにより、第1の仕分け部12
8の上に第2の仕分け部129を積み重ね状に増設する
ことができる。この状態が図14に示されている。そし
て、第1の仕分け部128の上に第2の仕分け部129
を積み重ね状に取り付けたときには、図14に示すよう
に、第1の仕分け部128の排出口46が第2の仕分け
部129の進入口47と接続される。なお、このとき、
第2の仕分け部129の天井部分には、上蓋127が取
り付られる。
の仕分け部128の切換フラッパ25をすべて上下方向
案内位置に位置させておくことで、第1の仕分け部12
8の排出口46から第2の仕分け部129の進入口47
に用紙を進入させることができ、よって、第1の仕分け
部128と第2の仕分け部129とを組み合わせた状態
で仕分けおよび収納することができる。
第5フラッパ39(図6および図12参照)は、仕分け
部28を1つだけしか使用しないのであれば、他のフラ
ッパ25のように揺動可能に設ける必要はなく、排紙方
向案内位置に固定しておけばよい。しかし、本実施形態
においては最も排出口46に近い第5ビン45に対応す
る第5フラッパ39を他のフラッパ25と同様に上下方
向案内位置と排紙方向案内位置とに揺動可能に設けたの
で、用紙を排紙口46へ排出可能であり、複数の仕分け
部28の組み合わせを可能にしている。
ザが必要とするビン23の数に応じて仕分け部28を増
設することができる。そのため、ユーザが必要とする仕
分けの数に最も適合するようなビン23の数を備えるソ
ータ装置1を、個々に設計することなく容易に提供する
ことができる。また、複数の仕分け部28は、上方に増
設されるため、多数の仕分け部28を増設してもソータ
装置1の設置面積は変わらず、少ない設置スペースで、
多数のビン23を備えるソータ装置1を構成することが
できる。
増設された場合であっても、その重心85が、実質的に
変わらず、図6および図14に示すように、前後方向に
おいては、第1取付板81と第2取付板82との間のほ
ぼ中央であって、また、図6および図14には示されて
いないが、幅方向においては、各第1取付板81および
各第2取付板82の間のほぼ中央に位置されるので、ソ
ータ装置1が床面上において転倒することなく、装着さ
れている時と実質的に同じような起立した姿勢で、その
まま安定して載置される。したがって、仕分け部28の
増設またはその取り外しを行なう時には、たとえば、ア
ダプタ部29を床に置いた状態で、仕分け部28の着脱
を行なえるので、その増設またはその取り外し作業をよ
り簡単に行なうことができる。すなわち、レーザプリン
タ2にソータ装置1を装着した状態において仕分け部2
8を増設する場合には、そのレーザプリンタ2の高さ分
さらに高い位置で作業を行なわなければならず非常に作
業性がしにくいのに対し、本実施形態のように床に置い
て作業できる場合には、その作業がしやすく、作業効率
を大幅に向上させることができる。
仕分け部28とアダプタ部29との接続部分、すなわ
ち、仕分け部28の上側ケーシング26の下端部と、ア
ダプタ部29の下側ケーシング27の上端部とが当接す
る部分によって囲まれる範囲とその上下方向に重ならな
い位置、すなわち、図3に示すように、上側ケーシング
26の上側側部48および49よりも前方に、下側ケー
シング27の各前脚部54が突出状に形成されており、
この各前脚部54に各第1取付板81が設けられている
ので、アダプタ部29に仕分け部28が装着された時に
も、たとえば、後側からその仕分け部28が押されるよ
うなことがあっても、この各第1取付板81によって倒
れることなくしっかりと支持される。そのため、仕分け
部28が装着された状態においても、安定して置くこと
ができる。
駆動は、各仕分け部28にモータをそれぞれ設けてもよ
く、また、いずれか特定の仕分け部28のみにモータを
設けて、各仕分け部28内の駆動系を相互にギヤを噛み
合わすことによって駆動させるようにしてもよい。さら
に、アダプタ部29にモータを設けて、仕分け部28に
はモータを設けないようにしてもよい。
け処理がなされる仕分け部28が使用されるソータ装置
1について説明したが、本発明において、処理部でなさ
れる処理は、仕分け処理に限らず、たとえば、各用紙を
ホッチキス止めするためのステープル処理、パンチ孔を
穿孔するためのパンチ処理、その他カット処理、ラミネ
ート処理など、その種類は問われず、それに対応して、
本発明の記録媒体処理装置は、ソータ装置1の他、ステ
ープル装置、パンチング装置、カット装置、ラミネート
装置など、その種類の如何を問わない。
明によれば、選択切換手段を、画像形成装置ではなく記
録媒体処理装置に設けているので、記録媒体処理装置を
装着した場合にのみ必要とされる部材を画像形成装置に
設ける必要がなくなり、画像形成装置の不要なコストア
ップを防止することができる。
に装着されていない状態においては、案内手段は、第2
案内位置に向かう方向に付勢された姿勢、言い換えれ
ば、画像形成装置の上部に装着される記録媒体処理装置
の導入手段に向かう姿勢で保持されている。そのため、
記録媒体処理装置を画像形成装置に装着する時には、そ
の案内手段が画像形成装置と干渉することなく、円滑に
装着することができ、案内手段と画像形成装置との干渉
による装置の損傷を少なくすることができる。さらに、
記録媒体処理装置を画像形成装置から取り外している時
にも、案内手段は、第2案内位置に向かう方向に付勢さ
れた姿勢で保持されているので、外力による損傷を受け
にくく、装置の耐久性を向上させることができる。
処理装置が画像形成装置に装着されていない状態、すな
わち、記録媒体処理装置を画像形成装置に装着する時、
および記録媒体処理装置を画像形成装置から取り外して
いる時には、付勢手段の付勢力によって、案内手段を第
2案内位置に位置させているので、電力消費を伴うこと
がなく、また、記録媒体処理装置が画像形成装置に装着
されている状態では、案内手段を第2案内位置に位置さ
せるようにする時にのみ、つまり、記録媒体処理装置の
導入手段に記録媒体を搬送したい時にのみ、ソレノイド
が通電状態となり、電力が消費される。したがって、記
録媒体処理装置を取り外している時はもちろんのこと、
画像形成装置に装着されている時であっても、記録媒体
処理装置による処理を行なわない場合には、案内手段の
移動に伴う電力の消費がなく、省電力化を図ることがで
きる。
処理装置を画像形成装置に装着した時、および記録媒体
処理装置を画像形成装置から取り外した時に、付勢力伝
達手段を第1当接位置および第2当接位置に選択的に移
動させることによって、簡易な構成によって、確実に、
案内手段に対する付勢手段の付勢力を作用させ、または
作用させないようにすることができる。したがって、装
置構成の簡略化を図ることができるとともに、製造コス
トの低減化を図ることができる。
処理装置が、導入手段、搬送手段、搬送方向切換手段、
排出手段および第2収容手段を備えているので、導入さ
れた記録媒体を、高速かつ確実に仕分けおよび収容する
ことができ、ソータまたはスタッカとして、好適に使用
することができる。
を備える、画像形成装置としてのレーザプリンタの一実
施形態を示す要部側断面図である。
断面図である。
示す要部側断面図である。
示す要部側断面図である。
に置いた状態を示す要部側断面図である。
示す要部側面図である。
示す要部側面図である。
す要部側面図である。
示す要部側面図である。
示す要部側面図である。
要部側断面図である。
面図である。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体に所定の画像を形成するための
画像形成装置の上部に着脱自在に装着され、所定の画像
が形成された後の記録媒体を処理するための記録媒体処
理装置であって、 所定の画像が形成された記録媒体を導入するための導入
手段と、 所定の画像が形成された記録媒体を前記画像形成装置に
備えられる第1収容手段に向けて搬送するか、または前
記導入手段に向けて搬送するかを選択的に切り換えるた
めの選択切換手段とを備え、 前記選択切換手段は、 記録媒体を前記第1収容手段に向けて案内するための第
1案内位置と前記導入手段に向けて案内するための第2
案内位置との間で移動可能な案内手段と、 前記案内手段を、前記第1案内位置または前記第2案内
位置に移動させるための切換駆動手段と、 前記案内手段を、常には前記第2案内位置に向かう方向
に付勢するための付勢手段と、 前記記録媒体処理装置が前記画像形成装置に装着されて
いる状態においては、前記案内手段に対して前記付勢手
段の付勢力を作用させず、また、前記記録媒体処理装置
が前記画像形成装置に装着されていない状態において
は、前記案内手段に対して前記付勢手段の付勢力を作用
させるようにするための、付勢力伝達手段とを備えてい
ることを特徴とする、記録媒体処理装置。 - 【請求項2】 前記切換駆動手段が、通電により前記案
内手段を前記第2案内位置に位置させることができるよ
うに構成されているソレノイドを備えていることを特徴
とする、請求項1に記載の記録媒体処理装置。 - 【請求項3】 前記付勢力伝達手段は、前記付勢手段に
連結される連結部分と、前記画像形成装置に備えられる
当接手段に当接可能とされる第1当接部分と、前記案内
手段に当接可能とされる第2当接部分とを備えるととも
に、 前記第1当接部分の前記当接手段に対する当接によっ
て、前記付勢手段の付勢力に抗して、前記第2当接部分
の前記案内手段に対する当接が解除される第1当接位置
と、前記付勢手段の付勢力によって、前記第2当接部分
が前記案内手段に当接される第2当接位置との間で移動
可能とされていることを特徴とする、請求項1または2
に記載の記録媒体処理装置。 - 【請求項4】 前記導入手段によって導入された記録媒
体を収容するための複数の第2収容手段、 前記導入手段によって導入された記録媒体を前記第2収
容手段に排出するための排出手段、 前記導入手段によって導入された記録媒体を前記排出手
段に搬送するための搬送手段、および前記導入手段によ
って導入された記録媒体を特定の前記排出手段に向けて
搬送するために、搬送方向を切り換える搬送方向切換手
段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし3の
いずれかに記載の記録媒体処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07351399A JP3855525B2 (ja) | 1998-04-03 | 1999-03-18 | 記録媒体処理装置 |
US09/385,035 US6331003B1 (en) | 1998-01-27 | 1999-08-30 | Recording medium discharging apparatus and image forming apparatus provided therewith |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-91108 | 1998-04-03 | ||
JP9110898 | 1998-04-03 | ||
JP07351399A JP3855525B2 (ja) | 1998-04-03 | 1999-03-18 | 記録媒体処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11343063A true JPH11343063A (ja) | 1999-12-14 |
JP3855525B2 JP3855525B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=26414655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07351399A Expired - Fee Related JP3855525B2 (ja) | 1998-01-27 | 1999-03-18 | 記録媒体処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3855525B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332157A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Max Co Ltd | プリンター |
JP2003076090A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP07351399A patent/JP3855525B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002332157A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Max Co Ltd | プリンター |
JP2003076090A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3855525B2 (ja) | 2006-12-13 |
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