JPH11342505A - 割り面タイルの分離装置における分離刃 - Google Patents
割り面タイルの分離装置における分離刃Info
- Publication number
- JPH11342505A JPH11342505A JP16628198A JP16628198A JPH11342505A JP H11342505 A JPH11342505 A JP H11342505A JP 16628198 A JP16628198 A JP 16628198A JP 16628198 A JP16628198 A JP 16628198A JP H11342505 A JPH11342505 A JP H11342505A
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- separation
- conveyor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 割り面タイルの表面の凹凸を大きくする。
【解決手段】 コンベヤの搬送方向に対し直角方向に進
退自在に設けた分離刃を、コンベヤにおける素地停止位
置の両側に配置すると共に、分離刃の刃先に、上刃部
8、8a…と下刃部9、9a…を交互に形成する。そして、
分離刃を素地の側面に当接させ、食い込ませて上下分離
させ、隣接する上刃部8、8a…及び下刃部9、9a…によ
る分割面部位に段差が生じて、凹凸の大きい割り面タイ
ルが形成される。
退自在に設けた分離刃を、コンベヤにおける素地停止位
置の両側に配置すると共に、分離刃の刃先に、上刃部
8、8a…と下刃部9、9a…を交互に形成する。そして、
分離刃を素地の側面に当接させ、食い込ませて上下分離
させ、隣接する上刃部8、8a…及び下刃部9、9a…によ
る分割面部位に段差が生じて、凹凸の大きい割り面タイ
ルが形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式押出成形品の
乾燥素地、乾式プレス成形素地及びそれらの焼成素地
(本明細書中、単に素地と称する。)を上下分離して、
表面が凹凸形状のタイル、所謂割り面タイルを形成する
様にした割り面タイルの分離装置における分離刃に関す
る。
乾燥素地、乾式プレス成形素地及びそれらの焼成素地
(本明細書中、単に素地と称する。)を上下分離して、
表面が凹凸形状のタイル、所謂割り面タイルを形成する
様にした割り面タイルの分離装置における分離刃に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる割り面タイルの分離装置に
あっては、図4に示す様に、コンベヤaの両側方に一対
の分離刃b、b1の一方又は両方を、コンベヤaの搬送方
向に対し直角方向に進退自在に配置し、かかる分離刃
b、b1にあっては、シリンダーc、c1のロッドd、d1の
先端に装着されている。そして、コンベヤaにより搬送
されてきた素地wが分離刃b、b1間に到達した時点でコ
ンベヤaを停止させ、一方又は両方の分離刃b、b1をシ
リンダーc、c1により前進させ、分離刃b、b1の刃先を
素地wの側面に当接させ食い込ませて、素地wを上下分
離し、割り面タイルを形成していた。
あっては、図4に示す様に、コンベヤaの両側方に一対
の分離刃b、b1の一方又は両方を、コンベヤaの搬送方
向に対し直角方向に進退自在に配置し、かかる分離刃
b、b1にあっては、シリンダーc、c1のロッドd、d1の
先端に装着されている。そして、コンベヤaにより搬送
されてきた素地wが分離刃b、b1間に到達した時点でコ
ンベヤaを停止させ、一方又は両方の分離刃b、b1をシ
リンダーc、c1により前進させ、分離刃b、b1の刃先を
素地wの側面に当接させ食い込ませて、素地wを上下分
離し、割り面タイルを形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記分離装置
にあっては、分割刃の刃先が一直線上であるため、表面
の凹凸が少ない割り面タイルしか形成出来ない等、解決
せねばならない課題があった。
にあっては、分割刃の刃先が一直線上であるため、表面
の凹凸が少ない割り面タイルしか形成出来ない等、解決
せねばならない課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、割り面タイルの表面の凹凸が少ない課題に鑑
み、コンベヤにおける素地停止位置の両側に分離刃を、
コンベヤの搬送方向に対し直角方向に進退自在に並列配
置した割り面タイルの分離装置において、刃先を、上刃
部と下刃部を交互に位置させることによって、上刃部と
下刃部による分離面部位に段差を生じさせる様にして、
上記課題を解決する。
に基づく、割り面タイルの表面の凹凸が少ない課題に鑑
み、コンベヤにおける素地停止位置の両側に分離刃を、
コンベヤの搬送方向に対し直角方向に進退自在に並列配
置した割り面タイルの分離装置において、刃先を、上刃
部と下刃部を交互に位置させることによって、上刃部と
下刃部による分離面部位に段差を生じさせる様にして、
上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1に示す様に、素地Wを上下分離
して割り面タイルX、Xaを形成する分離装置1にあって
は、素地Wの搬送コンベヤAにおける素地停止位置Bの
両側に一対の側面分離部2、2aを配置している。
基づいて説明する。図1に示す様に、素地Wを上下分離
して割り面タイルX、Xaを形成する分離装置1にあって
は、素地Wの搬送コンベヤAにおける素地停止位置Bの
両側に一対の側面分離部2、2aを配置している。
【0006】側面分離部2、2aは、搬送コンベヤA下方
に配設した昇降台3の両側部に配設され、かかる側面分
離部2、2aの夫々は、搬送コンベヤAの搬送方向に対し
直角方向にスライド・固定自在なベッド4上面にシリン
ダ5を、搬送コンベヤAの搬送方向に並列配置すると共
に、該シリンダ5のロッド5a先端に設けたホルダー6に
分離刃7を着脱自在に装着している。
に配設した昇降台3の両側部に配設され、かかる側面分
離部2、2aの夫々は、搬送コンベヤAの搬送方向に対し
直角方向にスライド・固定自在なベッド4上面にシリン
ダ5を、搬送コンベヤAの搬送方向に並列配置すると共
に、該シリンダ5のロッド5a先端に設けたホルダー6に
分離刃7を着脱自在に装着している。
【0007】又、分離刃7の刃先にあっては、図2に示
す様に、上刃部8、8a…と下刃部9、9a…が交互に形成
されている。又、図3に示す様に、複数枚のカッター板
10、10a …を、隣接するカッター板10、10a …の刃先を
上下交互に位置させる様に配列して分離刃7を形成して
も良い。尚、上刃部8、8a…と下刃部9、9a…の幅、又
は各カッター板10、10a …の幅は全て同一でなくても良
い。又、図3においてカッター板10、10a …は片刃であ
るが、図示しないが、両刃のカッター部材と隣接するカ
ッター部材の刃先を上下交互に位置させる様に配列して
も良い。又、図面上、各側面分離部2、2aの分離刃7の
刃先は両方共に一直線状でないものが使用されている
が、図示しないが、どちらか一方を、従来と同様の一枚
刃のものとしても良い。
す様に、上刃部8、8a…と下刃部9、9a…が交互に形成
されている。又、図3に示す様に、複数枚のカッター板
10、10a …を、隣接するカッター板10、10a …の刃先を
上下交互に位置させる様に配列して分離刃7を形成して
も良い。尚、上刃部8、8a…と下刃部9、9a…の幅、又
は各カッター板10、10a …の幅は全て同一でなくても良
い。又、図3においてカッター板10、10a …は片刃であ
るが、図示しないが、両刃のカッター部材と隣接するカ
ッター部材の刃先を上下交互に位置させる様に配列して
も良い。又、図面上、各側面分離部2、2aの分離刃7の
刃先は両方共に一直線状でないものが使用されている
が、図示しないが、どちらか一方を、従来と同様の一枚
刃のものとしても良い。
【0008】次に本発明に係る割り面タイルの分離装置
における分離刃の作用について説明する。素地Wの側面
に側面分離部2、2aの刃先が当接して割り面タイルX、
Xaが形成されるが、隣接する上刃部8、8a…と下刃部
9、9a…(隣接するカッター板10、10a …)で形成され
る分離面部位間に段差が生じることから、割り面タイル
X、Xaの表面の凹凸が大きくなる。
における分離刃の作用について説明する。素地Wの側面
に側面分離部2、2aの刃先が当接して割り面タイルX、
Xaが形成されるが、隣接する上刃部8、8a…と下刃部
9、9a…(隣接するカッター板10、10a …)で形成され
る分離面部位間に段差が生じることから、割り面タイル
X、Xaの表面の凹凸が大きくなる。
【0009】
【発明の効果】要するに本発明は、コンベヤAにおける
素地停止位置Bの両側に分離刃7を、コンベヤAの搬送
方向に対し直角方向に進退自在に並列配置した割り面タ
イルX、Xaの分離装置1において、分離刃7の刃先を、
上刃部8、8a…と下刃部9、9a…を交互に位置させる様
に形成したり、分離刃7を、複数枚のカッター板10、10
a …を隣接するカッター板10、10a …の刃先を上下交互
に位置させる様に配列して形成したので、分離刃7の刃
先の素地W側面への食い込み位置が上下交互になるた
め、割り面タイルX、Xaの表面の凹凸を大きくすること
が出来、趣の異なった割り面タイルX、Xaを形成するこ
とが出来る。
素地停止位置Bの両側に分離刃7を、コンベヤAの搬送
方向に対し直角方向に進退自在に並列配置した割り面タ
イルX、Xaの分離装置1において、分離刃7の刃先を、
上刃部8、8a…と下刃部9、9a…を交互に位置させる様
に形成したり、分離刃7を、複数枚のカッター板10、10
a …を隣接するカッター板10、10a …の刃先を上下交互
に位置させる様に配列して形成したので、分離刃7の刃
先の素地W側面への食い込み位置が上下交互になるた
め、割り面タイルX、Xaの表面の凹凸を大きくすること
が出来、趣の異なった割り面タイルX、Xaを形成するこ
とが出来る。
【0010】又、何らかの事故で分離刃7の一部が欠損
しても、分離刃7を複数枚のカッター板10、10a …で形
成すれば、対応部位のカッター板10、10a …の交換だけ
で良く、分離刃7全体の交換を不要にすることが出来る
等その実用的効果甚だ大である。
しても、分離刃7を複数枚のカッター板10、10a …で形
成すれば、対応部位のカッター板10、10a …の交換だけ
で良く、分離刃7全体の交換を不要にすることが出来る
等その実用的効果甚だ大である。
【図1】本発明に係る割り面タイルの分離装置の平面図
である。
である。
【図2】分離刃の斜視図である。
【図3】複数枚のカッター板から成る分離刃の斜視図で
ある。
ある。
【図4】従来の割り面タイルの分離装置の平面図であ
る。
る。
1 分離装置 7 分離刃 8、8a… 上刃部 9、9a… 下刃部 10、10a … カッター板 A コンベヤ B 素地停止位置 X、Xa 割り面タイル
Claims (2)
- 【請求項1】 コンベヤにおける素地停止位置の両側に
分離刃を、コンベヤの搬送方向に対し直角方向に進退自
在に並列配置した割り面タイルの分離装置において、 刃先を、上刃部と下刃部を交互に位置させる様に配列し
て形成したことを特徴とする割り面タイルの分離装置に
おける分離刃。 - 【請求項2】 複数枚のカッター板を、隣接するカッタ
ー板の刃先を上下交互に位置させる様に配列して形成し
たことを特徴とする請求項1の割り面タイルの分離装置
における分離刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16628198A JPH11342505A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 割り面タイルの分離装置における分離刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16628198A JPH11342505A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 割り面タイルの分離装置における分離刃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11342505A true JPH11342505A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15828470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16628198A Pending JPH11342505A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 割り面タイルの分離装置における分離刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11342505A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105476202A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-04-13 | 东莞市汇腾智能设备科技有限公司 | 全自动球形物料打孔机 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP16628198A patent/JPH11342505A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105476202A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-04-13 | 东莞市汇腾智能设备科技有限公司 | 全自动球形物料打孔机 |
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