JPH11342489A - レーザ加工機におけるアシストガス圧の急速変更方法及びその装置 - Google Patents

レーザ加工機におけるアシストガス圧の急速変更方法及びその装置

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JPH11342489A
JPH11342489A JP10151583A JP15158398A JPH11342489A JP H11342489 A JPH11342489 A JP H11342489A JP 10151583 A JP10151583 A JP 10151583A JP 15158398 A JP15158398 A JP 15158398A JP H11342489 A JPH11342489 A JP H11342489A
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JP
Japan
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assist gas
laser processing
processing head
valve
pressure
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Application number
JP10151583A
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English (en)
Inventor
Komei Shioji
功明 塩地
Takaaki Yamanashi
貴昭 山梨
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アシストガス圧の高い圧力から低い圧力へ変
更する際に、レーザ加工ヘッド内の残圧を高速で排出せ
しめる。 【解決手段】 レーザビームをワークに照射するレーザ
加工ヘッド9内にはアシストガスGを供給しノズル27
から噴射する。アシストガス圧は制御弁37により調整
されてからレーザ加工ヘッド9内に供給される。制御弁
37とレーザ加工ヘッド9との間に急速排気弁41が設
けられていることから、アシストガス圧を変更するとき
は、急速排気弁41の1次圧側の少しのアシストガスG
が制御弁37の排気ポート39から排出され十分低下す
るので急速排気弁41が機能し、急速排気弁41の2次
圧側のレーザ加工ヘッド9の残圧が急速排気弁41によ
り急速に排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工機にお
けるアシストガス圧の急速変更方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工装置101において
は、図7および図8に示されているように、レーザ発振
器から出力されたレーザビームがレーザ加工ヘッド10
3内のレンズホルダに固定された集光レンズによってマ
イクロスポットに絞られる。レンズホルダはアシストガ
スGのチャンバーとしてのハウジングに組み付けられ
る。このハウジングにはノズル105が装着される。
【0003】なお、上記のように集光レンズによって集
光されたレーザビームの高密度エネルギはアシストガス
Gと共にワークに照射されて切断、穿孔、溶接等のレー
ザ加工が行われる。アシストガスGはレーザビームが集
光レンズを通過するときに生じる集光レンズの温度上昇
防止、ワークからのスパッタの付着等によるレンズ面の
汚染防止、加工能率の向上を図るために用いられる。
【0004】ところで、レーザ加工が行われる際に用い
られるアシストガス圧は変更される必要がある。例えば
ピアス加工時のアシストガス圧が0.05Mpaで、切
断加工時のアシストガス圧が2.0Mpaである場合を
考えると、切断加工からピアス加工に切り替わるときに
は、レーザ加工ヘッド103内に残留している2.0M
paのアシストガス圧が0.05Mpaに低下する必要
が生じる。
【0005】レーザ加工ヘッド103はその構造上から
0.5〜1.0L程度の容積があるので、アシストガス
圧が低下するには10〜20NLのアシストガスGを排
出しなければならない。
【0006】アシストガスGを供給するアシストガス供
給管107の途中やレーザ加工ヘッド103内に排気用
の機構が何もなければ、このアシストガスGは全てレー
ザ加工ヘッド103の先端のノズル105先端の直径
1.5〜3.0mm程度の穴から排出されなければなら
ず、このためにアシストガス圧が2.0Mpaから指定
された0.05Mpaのガス圧に低下するまでに2〜5
秒程度の時間を費やしてしまうことになる。
【0007】また、アシストガス圧が指定されたガス圧
になる前にレーザ加工を開始すれば、加工不良の原因に
なってしまう。
【0008】そこで、従来においては、通常、アシスト
ガス圧の調整は図7に示されているように制御弁109
で行われており、指令した数値になるよう制御されてい
る。すなわち、アシストガス種G1とアシストガス種G
2がそれぞれ、配管111A,111Bに設けられた切
換電磁弁113A,113Bにより開閉制御され、アシ
ストガス種G1又はアシストガス種G2が逆止弁115
A,115Bを経て制御弁109に供給される。この供
給されたアシストガス種G1又はアシストガス種G2は
制御弁109で圧力調整された後にアシストガス供給管
107を経てレーザ加工ヘッド103へ供給される。
【0009】この場合、制御弁109には排気ポート1
17が内蔵されており、アシストガス圧の変更時に前記
排気ポート117から2次圧側のアシストガスGを排気
することにより、レーザ加工ヘッド103の圧力を高速
に変化させる。
【0010】また、上記のような制御弁109が使用さ
れない場合は、図8に示されているように配管系を必要
本、例えばアシストガス種G1と、アシストガス種G2
の高圧、中圧、低圧を供給する配管119A,119
B,119C,119Dが並列に設けられ、各配管のア
シストガス圧は個々のレギュレータ121A,121
B,121C,121Dで調整された後、使用されるガ
ス圧に応じて該当する配管経路の切換電磁弁123A,
123B,123C,123Dが開閉されて使用され
る。
【0011】アシストガス種G1又は高圧、中圧、低圧
のアシストガス種G2が逆止弁125A,125Bを経
てアシストガス供給管107に供給され、急速排気弁1
27を経てレーザ加工ヘッド103へ供給される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の制御
弁109を使用する場合は、レーザ加工ヘッド103の
側が設計変更されることにより、排気ポート117の大
きさ等が不足するために十分な排気を行えなくなること
が生じるという問題点があった。
【0013】後者の制御弁109を使用しない場合は、
レーザ加工ヘッド103のアシストガス圧を高速で変化
させることは現状では難しいという問題点があった。そ
の理由は、通常上記の目的で使用される急速排気弁12
7は1次圧側のガス圧が2次圧側よりも低下したときに
2次圧側を1次圧側の圧力以下にする機能を持ってい
る。ところが、高圧ガスから低圧ガスへ切り換えるとき
には、急速排気弁127の1次圧側にはガス種混入防止
用の逆止弁125A,125Bが取り付けられているた
めに、例えば高圧配管119Bの切換電磁弁123Bが
閉塞されて低圧配管119Dの切換電磁弁123Dが開
放されても急速排気弁127の1次圧側は圧力が低下し
ないという問題点があった。
【0014】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、アシストガス圧を変更すると
き、特にアシストガス圧の高い圧力から低い圧力へ変更
する際に、レーザ加工ヘッド内の残圧を高速で排出せし
めるレーザ加工におけるアシストガス圧の急速変更方法
及びその装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工機におけるアシ
ストガス圧の急速変更方法は、レーザビームをレーザ加
工ヘッド内に備えた集光レンズで集光せしめてワークに
照射すると共にアシストガス供給管を介してレーザ加工
ヘッド内に供給したアシストガスをレーザ加工ヘッドの
先端のノズルからワークに向けて噴射してレーザ加工を
行うレーザ加工機において、前記アシストガス供給管に
供給するアシストガス圧を制御弁により調整し、この制
御弁と前記レーザ加工ヘッドとの間に急速排気弁を取付
けることにより、アシストガス圧を変更する際に、前記
急速排気弁の1次圧側のアシストガスを前記制御弁の排
気ポートから排出すると共に前記急速排気弁の2次圧側
のレーザ加工ヘッド内の残圧を前記急速排気弁により排
気することを特徴とするものである。
【0016】したがって、制御弁とレーザ加工ヘッドと
の間に急速排気弁が付加されているので、アシストガス
圧の変更時に制御弁に内蔵されている排気ポートから排
出されるアシストガスの容積は制御弁と急速排気弁の間
のアシストガス供給管中に残る少量のガスだけとなる。
したがって、急速排気弁の1次圧側のアシストガスが制
御弁の排気ポートからの高速排出により十分低下するの
で急速排気弁が機能し、レーザ加工ヘッド内の残圧が急
速排気弁から急速排出される。
【0017】請求項2によるこの発明のレーザ加工機に
おけるアシストガス圧の急速変更方法は、レーザビーム
をレーザ加工ヘッド内に備えた集光レンズで集光せしめ
てワークに照射すると共にアシストガス供給管を介して
レーザ加工ヘッド内に供給したアシストガスをレーザ加
工ヘッドの先端のノズルからワークに向けて噴射してレ
ーザ加工を行うレーザ加工機において、前記アシストガ
ス供給管に供給するアシストガス圧を制御弁により調整
し、この制御弁と前記レーザ加工ヘッドとの間に分岐管
路を介して排気用電磁弁を取付けることにより、アシス
トガス圧を変更する際に、前記分岐管路の分岐点から制
御弁側のアシストガスを前記制御弁の排気ポートから排
出すると共にレーザ加工ヘッド内の残圧を前記排気用電
磁弁により排気することを特徴とするものである。
【0018】したがって、制御弁とレーザ加工ヘッドと
の間に分岐管路を介して排気用電磁弁が付加されている
ので、アシストガス圧の変更時に排気用電磁弁が開放さ
れると、レーザ加工ヘッド内の残圧は排気用電磁弁から
急速排出される。なお、アシストガス供給管中のアシス
トガスは制御弁に内蔵されている排気ポートからも排出
される。
【0019】請求項3によるこの発明のレーザ加工機に
おけるアシストガス圧の急速変更方法は、レーザビーム
をレーザ加工ヘッド内に備えた集光レンズで集光せしめ
てワークに照射すると共にアシストガス供給管を介して
レーザ加工ヘッド内に供給したアシストガスをレーザ加
工ヘッドの先端のノズルからワークに向けて噴射してレ
ーザ加工を行うレーザ加工機において、複数のアシスト
ガスをそれぞれ、レギュレータでガス圧を調整し、切換
電磁弁と逆止弁を経てアシストガス供給管に供給し、前
記逆止弁と前記レーザ加工ヘッドとの間に分岐管路を介
して排気用電磁弁を取付けることにより、前記切換電磁
弁を作動してアシストガス圧を変更する際に、レーザ加
工ヘッド内の残圧を前記排気用電磁弁により排気するこ
とを特徴とするものである。
【0020】したがって、逆止弁とレーザ加工ヘッドと
の間に分岐管路を介して排気用電磁弁が付加されている
ので、アシストガス圧の変更時に排気用電磁弁が開放さ
れると、レーザ加工ヘッド内の残圧は排気用電磁弁から
急速排出される。
【0021】請求項4によるこの発明のレーザ加工機に
おけるアシストガス圧の急速変更方法は、レーザビーム
をレーザ加工ヘッド内に備えた集光レンズで集光せしめ
てワークに照射すると共にアシストガス供給管を介して
レーザ加工ヘッド内に供給したアシストガスをレーザ加
工ヘッドの先端のノズルからワークに向けて噴射してレ
ーザ加工を行うレーザ加工機において、複数のアシスト
ガスをそれぞれ、レギュレータでガス圧を調整し、切換
電磁弁と逆止弁を経てアシストガス供給管に供給し、前
記逆止弁と前記レーザ加工ヘッドとの間に分岐管路を介
して排気用電磁弁を取付けると共に前記分岐管路の分岐
点とレーザ加工ヘッドとの間に急速排気弁を取付けるこ
とにより、前記切換電磁弁を作動してアシストガス圧を
変更する際に、前記急速排気弁の1次圧側のアシストガ
スを前記排気用電磁弁から排出すると共に前記急速排気
弁の2次圧側のレーザ加工ヘッド内の残圧を前記排気用
電磁弁により排気することを特徴とするものである。
【0022】したがって、アシストガス圧の変更時に排
気用電磁弁が開放されると、急速排気弁の1次圧側が低
下するので急速排気弁のバルブが開いて急速排気弁の2
次圧側のレーザ加工ヘッド内の残圧が急速排出される。
排気用電磁弁は急速排気弁と逆止弁との間のアシストガ
ス供給管中のアシストガスだけを排気するための小さい
開口径でよく安価である。
【0023】請求項5によるこの発明のレーザ加工機に
おけるアシストガス圧の急速変更装置は、レーザビーム
をレーザ加工ヘッド内に備えた集光レンズで集光せしめ
てワークに照射すると共にアシストガス供給管を介して
レーザ加工ヘッド内に供給したアシストガスをレーザ加
工ヘッドの先端のノズルからワークに向けて噴射してレ
ーザ加工を行うレーザ加工機において、前記アシストガ
ス供給管にアシストガス圧を調整する制御弁を設け、こ
の制御弁と前記レーザ加工ヘッドとの間のアシストガス
供給管に急速排気弁を設けてなることを特徴とするもの
である。
【0024】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、制御弁とレーザ加工ヘッドとの間に急速排気弁が
付加されているので、アシストガス圧の変更時に制御弁
に内蔵されている排気ポートから排出されるアシストガ
スの容積は制御弁と急速排気弁の間のアシストガス供給
管中に残るガスだけとなる。したがって、急速排気弁の
1次圧側のアシストガスが制御弁の排気ポートからの高
速排出により十分低下するので急速排気弁が機能し、レ
ーザ加工ヘッド内の残圧が急速排気弁から急速排出され
る。
【0025】請求項6によるこの発明のレーザ加工機に
おけるアシストガス圧の急速変更装置は、レーザビーム
をレーザ加工ヘッド内に備えた集光レンズで集光せしめ
てワークに照射すると共にアシストガス供給管を介して
レーザ加工ヘッド内に供給したアシストガスをレーザ加
工ヘッドの先端のノズルからワークに向けて噴射してレ
ーザ加工を行うレーザ加工機において、前記アシストガ
ス供給管にアシストガス圧を調整する制御弁を設け、こ
の制御弁と前記レーザ加工ヘッドとの間のアシストガス
供給管に分岐管路を介設し、この分岐管路に排気用電磁
弁を設けてなることを特徴とするものである。
【0026】したがって、請求項2記載の作用と同様で
あり、制御弁とレーザ加工ヘッドとの間に分岐管路を介
して排気用電磁弁が付加されているので、アシストガス
圧の変更時に排気用電磁弁が開放されると、レーザ加工
ヘッド内の残圧は排気用電磁弁から急速排出される。な
お、アシストガス供給管中のアシストガスは制御弁に内
蔵されている排気ポートからも排出される。
【0027】請求項7によるこの発明のレーザ加工機に
おけるアシストガス圧の急速変更装置は、レーザビーム
をレーザ加工ヘッド内に備えた集光レンズで集光せしめ
てワークに照射すると共にアシストガス供給管を介して
レーザ加工ヘッド内に供給したアシストガスをレーザ加
工ヘッドの先端のノズルからワークに向けて噴射してレ
ーザ加工を行うレーザ加工機において、各種アシストガ
スを供給する複数本のガス管路にそれぞれ、各アシスト
ガス圧を調整するレギュレータと、前記ガス管路を開閉
する切換電磁弁と、逆止弁を設け、前記複数本のガス管
路をアシストガス供給管に連通すると共に、前記アシス
トガス供給管に分岐管路を介設し、この分岐管路に排気
用電磁弁を設けてなることを特徴とするものである。
【0028】したがって、請求項3記載の作用と同様で
あり、逆止弁とレーザ加工ヘッドとの間に分岐管路を介
して排気用電磁弁が付加されているので、アシストガス
圧の変更時に排気用電磁弁が開放されると、レーザ加工
ヘッド内の残圧は排気用電磁弁から急速排出される。
【0029】請求項8によるこの発明のレーザ加工機に
おけるアシストガス圧の急速変更装置は、レーザビーム
をレーザ加工ヘッド内に備えた集光レンズで集光せしめ
てワークに照射すると共にアシストガス供給管を介して
レーザ加工ヘッド内に供給したアシストガスをレーザ加
工ヘッドの先端のノズルからワークに向けて噴射してレ
ーザ加工を行うレーザ加工機において、各種アシストガ
スを供給する複数本のガス管路にそれぞれ、各アシスト
ガス圧を調整するレギュレータと、前記ガス管路を開閉
する切換電磁弁と、逆止弁を設け、前記複数本のガス管
路をアシストガス供給管に連通すると共に、前記アシス
トガス供給管に分岐管路を介設し、この分岐管路に排気
用電磁弁を設け、前記分岐管路の分岐点とレーザ加工ヘ
ッドとの間のアシストガス供給管に急速排気弁を設けて
なることを特徴とするものである。
【0030】したがって、請求項4記載の作用と同様で
あり、アシストガス圧の変更時に排気用電磁弁が開放さ
れると、急速排気弁の1次圧側が低下するので急速排気
弁のバルブが開いて急速排気弁の2次圧側のレーザ加工
ヘッド内の残圧が急速排出される。排気用電磁弁は急速
排気弁と逆止弁との間のアシストガス供給管中のアシス
トガスだけを排気するための小さい開口径でよく安価で
ある。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ加工機の実
施の形態について、図面を参照して説明する。
【0032】図5を参照するに、本実施の形態に係わる
例えばレーザ加工機1はレーザビームLBを発振するレ
ーザ発振器3を内蔵し、このレーザ発振器3で発振され
たレーザビームLBは強度調整装置5を経てレーザビー
ム案内照射部7の先端部に備えられたレーザ加工ヘッド
9の部分においてベンドミラー11を介して垂直下方向
へ反射される。このレーザビームLBはレーザ加工ヘッ
ド9の内部に設けられた集光レンズ13で集光される。
この集光されたレーザビームLBの照射光軸軸心15に
対して、例えば数値制御のワーク移送位置決め装置17
(ワーク搬送装置)で移送位置決めされたワークW上
に、レーザビームLBの焦点を結ばせて、所望の形状に
切断するなどのレーザ加工を行なう。
【0033】図6を参照するに、レーザ加工ヘッド9の
先端部にはアシストガスGのチャンバー31を備えたハ
ウジング19が設けられており、このハウジング19内
のチャンバー31内には集光レンズ13を装着している
レンズホルダ21が螺着されており、このレンズホルダ
21にはレーザビームLBを集光する集光レンズ13が
設けられている。
【0034】また、前記レーザ加工ヘッド9のハウジン
グ19の先端にはノズル本体23とノズルチップ25か
らなるノズル27が螺着され、このノズル27との相対
的な位置関係を調整するための調整ネジ29が設けら
れ、この調整ネジ29により集束されたレーザビームL
Bの光軸と合致するようにノズル本体23の位置決めが
行われる。
【0035】前記ノズル27についてより詳しくは、ノ
ズル本体23はレーザビームLB及びワークWからの溶
融物の跳ね返り等の直接的な影響を受けない範囲でノズ
ル穴を除くノズル27の基部を構成しており、このノズ
ル本体23の先端部には耐光性の高い鋼などを素材とし
たノズルチップ25が螺着されている。
【0036】また、前記レーザ加工ヘッド9のハウジン
グ19の外壁にはチャンバー31内にアシストガスGを
供給するためのアシストガス供給管33が設けられてい
る。
【0037】なお、アシストガスGはレーザビームLB
が集光レンズ13を通過するときに生じる集光レンズ1
3の温度上昇防止、ワークWからのスパッタの付着等に
よる集光レンズ13面の汚染防止、加工能率の向上を図
るために用いられものである。
【0038】以上の構成から、レーザ発振器3より出力
されたレーザビームLBは、レンズホルダ21に固定さ
れた集光レンズ13によってマイクロスポットに絞ら
れ、ワークWに照射されレーザ加工される。なお、アシ
ストガスGはアシストガス供給管33を経てレーザ加工
ヘッド9のハウジング19のチャンバー31内に供給さ
れ、レンズホルダ21の周囲を冷却しながらノズル27
からワークWに向けて噴射される。
【0039】なお、レーザ加工が行われる際に用いられ
るアシストガス圧は変更される必要がある。例えばピア
ス加工時のアシストガス圧が0.05Mpaで、切断加
工時のアシストガス圧が2.0Mpaである場合を考え
ると、切断加工からピアス加工に切り替わるときには、
加工ヘッド内に残留している2.0Mpaのアシストガ
ス圧が0.05Mpaに低下する必要が生じる。
【0040】レーザ加工ヘッド9はその構造上から0.
5〜1.0L程度の容積があるので、アシストガス圧が
低下するには10〜20NLのアシストガスGを排出し
なければならない。
【0041】次に、本発明の実施の形態の主要部を示す
レーザ加工におけるアシストガス圧の急速変更方法及び
その装置について、図1、図2、図3、図4における4
つの例に基づいて詳しく説明する。
【0042】図1における急速変更方法及び急速変更装
置35Aは、制御弁37を用いた場合であり、制御弁3
7の排気ポート39の能力不足を急速排気弁41で補足
する方法および装置である。
【0043】アシストガス圧の調整は制御弁37により
指令した数値になるよう制御される。アシストガス種G
1とアシストガス種G2がそれぞれ、配管43A,43
Bに設けられた切換電磁弁45A,45Bにより開閉制
御され、アシストガス種G1又はアシストガス種G2が
逆止弁47A,47Bを経て制御弁37に供給される。
この供給されたアシストガス種G1又はアシストガス種
G2は制御弁37で圧力調整された後にアシストガス供
給管33に介設された急速排気弁41を経てレーザ加工
ヘッド9へ供給される。
【0044】この場合、制御弁37とレーザ加工ヘッド
9との間に急速排気弁41が付加されているので、アシ
ストガス圧の変更時に、制御弁37に内蔵されている排
気ポート39から排出されるアシストガスGの容積は制
御弁37と急速排気弁41の間のアシストガス供給管3
3に残る少量のアシストガスGだけとなる。したがっ
て、急速排気弁41の1次圧側のアシストガスGは制御
弁37の排気ポート39から高速で排出されてアシスト
ガス圧が十分低下するので急速排気弁41が機能する。
レーザ加工ヘッド9の内部のアシストガスGは急速排気
弁41から急速に排出される。
【0045】より詳しくは、制御弁37はアシストガス
圧の変更の指令により内部弁の開度が変更されると共
に、制御弁37の2次圧側の残圧が排気ポート39から
排出される。この制御弁37の2次圧側は急速排気弁4
1の1次圧側に該当する。
【0046】したがって、急速排気弁41の2次圧側
(レーザ加工ヘッド9の側)に対して、急速排気弁41
の1次圧側(制御弁37の側)の圧力が低下したために
急速排気弁41のバルブが開放されるのでレーザ加工ヘ
ッド9の残圧が急速排気される。ちなみに、急速排気弁
41は1次圧側のガス圧が2次圧側よりも低下したとき
に2次圧側を1次圧側の圧力以下にする機能を持ってい
る。
【0047】その後、制御弁37からアシストガスGが
供給され、この供給されたアシストガス圧により急速排
気弁41のバルブが閉じられるので、レーザ加工ヘッド
9に所定のガス圧が供給される。
【0048】以上のように、特に高圧ガスから低圧ガス
に切り換えるときに、制御弁37の排気ポート39の能
力不足が急速排気弁41で補足されてレーザ加工ヘッド
9の内部の高圧ガスが急速排出されて低下される。
【0049】図2における急速変更方法及び急速変更装
置35Bは、図1の場合と同様に制御弁37を用いた場
合であり、制御弁37の排気ポート39の能力不足を排
気用電磁弁49で補足する方法および装置である。
【0050】全体的な構造としては図1の場合とほぼ同
様であるが、異なる点は急速排気弁41を用いずに排気
用電磁弁49を用いたことにある。つまり、制御弁37
とレーザ加工ヘッド9との間のアシストガス供給管33
に分岐管路51が介設され、この分岐管路51に排気用
電磁弁49が設けられている。
【0051】したがって、アシストガス圧の変更時に排
気用電磁弁49が開放されると、レーザ加工ヘッド9の
内部の残圧は排気用電磁弁49から急速に排出される。
【0052】より詳しくは、アシストガス圧変更時に、
前記排気用電磁弁49はバルブが一定時間開放するよう
に指令され、この間に制御弁37からレーザ加工ヘッド
9の内部までの残留ガスGが大気へ放出される。なお、
アシストガス供給管33のアシストガスGは制御弁37
に内蔵されている排気ポート39からも排出される。
【0053】図3における急速変更方法及び急速変更装
置35Cは、制御弁37を用いない場合であり、急速排
気を排気用電磁弁49で行なう方法および装置である。
【0054】制御弁37が使用されない場合は、配管系
が必要本、例えばアシストガス種G1と、アシストガス
種G2の高圧、中圧、低圧を供給する配管53A,53
B,53C,53Dが並列に設けられ、各配管53A,
53B,53C,53Dのアシストガス圧は個々のレギ
ュレータ55A,55B,55C,55Dで調整された
後、使用されるガス圧に応じて該当する配管経路の切換
電磁弁57A,57B,57C,57Dが開閉されてア
シストガス圧が変更される。
【0055】切り換えられたアシストガス種G1、高
圧、中圧、低圧のアシストガス種G2のうちの切り換え
られたアシストガスGは逆止弁59A,59Bを経てア
シストガス供給管33に供給され、レーザ加工ヘッド9
へ供給される。
【0056】さらに、レーザ加工ヘッド9と逆止弁59
A,59Bの間のアシストガス供給管33に分岐管路5
1が介設され、この分岐管路51に排気用電磁弁49が
取り付けられる。
【0057】上記構成により、アシストガス圧の変更時
に排気用電磁弁49が開放されると、レーザ加工ヘッド
9の内部の残圧は排気用電磁弁49から急速に排出され
る。
【0058】より詳しくは、アシストガス圧変更時に前
記排気用電磁弁49はバルブが一定時間開放するように
指令され、この間に逆止弁59A,59Bからレーザ加
工ヘッド9の内部までの残留ガスGが大気へ放出され
る。
【0059】前記排気用電磁弁49の開放時間は排気用
電磁弁49の開口径に比例するので、この開口径が大き
いほど速く排出され、換言すれば設定時間を短くできる
特徴がある。
【0060】図4における急速変更方法及び急速変更装
置35Dは、制御弁37を用いない場合であり、図3の
場合とは異なり急速排気を排気用電磁弁49と急速排気
弁41で行なう方法および装置である。
【0061】排気用電磁弁49はその常用圧力と、バル
ブが開いたときの開口径とから価格が決まる。開口径が
大きくなるほど高価になる。一方、急速排気弁41は内
部構造が簡単なために、排気用電磁弁49に比較して安
価に大口径のものが入手できる。
【0062】上記構成により、排気用電磁弁49は急速
排気弁41と逆止弁59A,59Bとの間のアシストガ
ス供給管33の少量のアシストガスGだけを排気すれば
よいので、安価な小さい開口径の排気用電磁弁49を用
いることができる。
【0063】排気用電磁弁49が開放することにより、
急速排気弁41の1次圧側が低下するので、急速排気弁
41のバルブが開いて急速排気弁41の2次圧側(レー
ザ加工ヘッド9側)の残圧が排出される。したがって、
従来では急速排気弁41のみでは高圧ガスから低圧ガス
に切り換えることが難しかったのであるが、安価な小さ
い開口径の排気用電磁弁49で補足することによりアシ
ストガス圧を急速変更可能となった。
【0064】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより
その他の態様で実施し得るものである。
【0065】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、制御弁
とレーザ加工ヘッドとの間に急速排気弁が付加されてい
るので、アシストガス圧の変更時には、制御弁の排気ポ
ートからは制御弁と急速排気弁の間のアシストガス供給
管中に残る少量のガスだけを排出することで、急速排気
弁の1次圧側のガス圧を急速低下できる。その結果、レ
ーザ加工ヘッド内の残圧を急速排気弁から急速排出でき
る。
【0066】請求項2の発明によれば、制御弁とレーザ
加工ヘッドとの間に分岐管路を介して排気用電磁弁が付
加されているので、アシストガス圧の変更時には、アシ
ストガス供給管中の残圧は制御弁の排気ポートから排出
するだけでなく、排気用電磁弁の開放により、レーザ加
工ヘッド内の残圧を排気用電磁弁から急速排出できる。
【0067】請求項3の発明によれば、逆止弁とレーザ
加工ヘッドとの間に分岐管路を介して排気用電磁弁が付
加されているので、アシストガス圧の変更時に排気用電
磁弁の開放により、レーザ加工ヘッド内の残圧を排気用
電磁弁から急速排出できる。
【0068】請求項4の発明によれば、アシストガス圧
の変更時に排気用電磁弁の開放により、急速排気弁の1
次圧側を急速低下できるので、急速排気弁のバルブが開
いて急速排気弁の2次圧側のレーザ加工ヘッド内の残圧
を急速排出できる。排気用電磁弁は急速排気弁と逆止弁
との間のアシストガス供給管中のアシストガスだけを排
気する小さい開口径でよいので、安価な排気用電磁弁を
用いることができる。
【0069】請求項5の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、制御弁とレーザ加工ヘッドとの間に
急速排気弁が付加されているので、アシストガス圧の変
更時には、制御弁の排気ポートからは制御弁と急速排気
弁の間のアシストガス供給管中に残る少量のガスだけを
排出することで、急速排気弁の1次圧側のガス圧を急速
低下できる。その結果、レーザ加工ヘッド内の残圧を急
速排気弁から急速排出できる。
【0070】請求項6の発明によれば、請求項2記載の
効果と同様であり、制御弁とレーザ加工ヘッドとの間に
分岐管路を介して排気用電磁弁が付加されているので、
アシストガス圧の変更時には、アシストガス供給管中の
残圧は制御弁の排気ポートから排出するだけでなく、排
気用電磁弁の開放により、レーザ加工ヘッド内の残圧を
排気用電磁弁から急速排出できる。
【0071】請求項7の発明によれば、請求項3記載の
効果と同様であり、逆止弁とレーザ加工ヘッドとの間に
分岐管路を介して排気用電磁弁が付加されているので、
アシストガス圧の変更時に排気用電磁弁の開放により、
レーザ加工ヘッド内の残圧を排気用電磁弁から急速排出
できる。
【0072】請求項8の発明によれば、請求項4記載の
効果と同様であり、アシストガス圧の変更時に排気用電
磁弁の開放により、急速排気弁の1次圧側を急速低下で
きるので、急速排気弁のバルブが開いて急速排気弁の2
次圧側のレーザ加工ヘッド内の残圧を急速排出できる。
排気用電磁弁は急速排気弁と逆止弁との間のアシストガ
ス供給管中のアシストガスだけを排気する小さい開口径
でよいので、安価な排気用電磁弁を用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、レーザ加工
機におけるアシストガス圧の急速変更装置の第1例の概
略配管図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すもので、レーザ加工
機におけるアシストガス圧の急速変更装置の第2例の概
略配管図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すもので、レーザ加工
機におけるアシストガス圧の急速変更装置の第3例の概
略配管図である。
【図4】本発明の実施の形態を示すもので、レーザ加工
機におけるアシストガス圧の急速変更装置の第4例の概
略配管図である。
【図5】本発明の実施の形態で用いられるレーザ加工機
の正面図である。
【図6】本発明の実施の形態の例を示すもので、レーザ
加工ヘッドの縦断面図である。
【図7】従来例のレーザ加工機におけるアシストガス圧
の急速変更装置の第1例の概略配管図である。
【図8】従来例のレーザ加工機におけるアシストガス圧
の急速変更装置の第2例の概略配管図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 9 レーザ加工ヘッド 27 ノズル 33 アシストガス供給管 35A,35B,35C,35D 急速変更装置 37 制御弁 39 排気ポート 41 急速排気弁 43A,43B 配管(ガス管路) 45A,45B 切換電磁弁 47A,47B 逆止弁 49 排気用電磁弁 51 分岐管路 53A,53B,53C,53D 配管(ガス管路) 55A,55B,55C,55D レギュレータ 57A,57B,57C,57D 切換電磁弁 59A,59B 逆止弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームをレーザ加工ヘッド内に備
    えた集光レンズで集光せしめてワークに照射すると共に
    アシストガス供給管を介してレーザ加工ヘッド内に供給
    したアシストガスをレーザ加工ヘッドの先端のノズルか
    らワークに向けて噴射してレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、 前記アシストガス供給管に供給するアシストガス圧を制
    御弁により調整し、この制御弁と前記レーザ加工ヘッド
    との間に急速排気弁を取付けることにより、アシストガ
    ス圧を変更する際に、前記急速排気弁の1次圧側のアシ
    ストガスを前記制御弁の排気ポートから排出すると共に
    前記急速排気弁の2次圧側のレーザ加工ヘッド内の残圧
    を前記急速排気弁により排気することを特徴とするレー
    ザ加工機におけるアシストガス圧の急速変更方法。
  2. 【請求項2】 レーザビームをレーザ加工ヘッド内に備
    えた集光レンズで集光せしめてワークに照射すると共に
    アシストガス供給管を介してレーザ加工ヘッド内に供給
    したアシストガスをレーザ加工ヘッドの先端のノズルか
    らワークに向けて噴射してレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、 前記アシストガス供給管に供給するアシストガス圧を制
    御弁により調整し、この制御弁と前記レーザ加工ヘッド
    との間に分岐管路を介して排気用電磁弁を取付けること
    により、アシストガス圧を変更する際に、前記分岐管路
    の分岐点から制御弁側のアシストガスを前記制御弁の排
    気ポートから排出すると共にレーザ加工ヘッド内の残圧
    を前記排気用電磁弁により排気することを特徴とするレ
    ーザ加工機におけるアシストガス圧の急速変更方法。
  3. 【請求項3】 レーザビームをレーザ加工ヘッド内に備
    えた集光レンズで集光せしめてワークに照射すると共に
    アシストガス供給管を介してレーザ加工ヘッド内に供給
    したアシストガスをレーザ加工ヘッドの先端のノズルか
    らワークに向けて噴射してレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、 複数のアシストガスをそれぞれ、レギュレータでガス圧
    を調整し、切換電磁弁と逆止弁を経てアシストガス供給
    管に供給し、前記逆止弁と前記レーザ加工ヘッドとの間
    に分岐管路を介して排気用電磁弁を取付けることによ
    り、前記切換電磁弁を作動してアシストガス圧を変更す
    る際に、レーザ加工ヘッド内の残圧を前記排気用電磁弁
    により排気することを特徴とするレーザ加工機における
    アシストガス圧の急速変更方法。
  4. 【請求項4】 レーザビームをレーザ加工ヘッド内に備
    えた集光レンズで集光せしめてワークに照射すると共に
    アシストガス供給管を介してレーザ加工ヘッド内に供給
    したアシストガスをレーザ加工ヘッドの先端のノズルか
    らワークに向けて噴射してレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、 複数のアシストガスをそれぞれ、レギュレータでガス圧
    を調整し、切換電磁弁と逆止弁を経てアシストガス供給
    管に供給し、前記逆止弁と前記レーザ加工ヘッドとの間
    に分岐管路を介して排気用電磁弁を取付けると共に前記
    分岐管路の分岐点とレーザ加工ヘッドとの間に急速排気
    弁を取付けることにより、前記切換電磁弁を作動してア
    シストガス圧を変更する際に、前記急速排気弁の1次圧
    側のアシストガスを前記排気用電磁弁から排出すると共
    に前記急速排気弁の2次圧側のレーザ加工ヘッド内の残
    圧を前記排気用電磁弁により排気することを特徴とする
    レーザ加工機におけるアシストガス圧の急速変更方法。
  5. 【請求項5】 レーザビームをレーザ加工ヘッド内に備
    えた集光レンズで集光せしめてワークに照射すると共に
    アシストガス供給管を介してレーザ加工ヘッド内に供給
    したアシストガスをレーザ加工ヘッドの先端のノズルか
    らワークに向けて噴射してレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、 前記アシストガス供給管にアシストガス圧を調整する制
    御弁を設け、この制御弁と前記レーザ加工ヘッドとの間
    のアシストガス供給管に急速排気弁を設けてなることを
    特徴とするレーザ加工機におけるアシストガス圧の急速
    変更装置。
  6. 【請求項6】 レーザビームをレーザ加工ヘッド内に備
    えた集光レンズで集光せしめてワークに照射すると共に
    アシストガス供給管を介してレーザ加工ヘッド内に供給
    したアシストガスをレーザ加工ヘッドの先端のノズルか
    らワークに向けて噴射してレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、 前記アシストガス供給管にアシストガス圧を調整する制
    御弁を設け、この制御弁と前記レーザ加工ヘッドとの間
    のアシストガス供給管に分岐管路を介設し、この分岐管
    路に排気用電磁弁を設けてなることを特徴とするレーザ
    加工機におけるアシストガス圧の急速変更装置。
  7. 【請求項7】 レーザビームをレーザ加工ヘッド内に備
    えた集光レンズで集光せしめてワークに照射すると共に
    アシストガス供給管を介してレーザ加工ヘッド内に供給
    したアシストガスをレーザ加工ヘッドの先端のノズルか
    らワークに向けて噴射してレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、 各種アシストガスを供給する複数本のガス管路にそれぞ
    れ、各アシストガス圧を調整するレギュレータと、前記
    ガス管路を開閉する切換電磁弁と、逆止弁を設け、前記
    複数本のガス管路をアシストガス供給管に連通すると共
    に、前記アシストガス供給管に分岐管路を介設し、この
    分岐管路に排気用電磁弁を設けてなることを特徴とする
    レーザ加工機におけるアシストガス圧の急速変更装置。
  8. 【請求項8】 レーザビームをレーザ加工ヘッド内に備
    えた集光レンズで集光せしめてワークに照射すると共に
    アシストガス供給管を介してレーザ加工ヘッド内に供給
    したアシストガスをレーザ加工ヘッドの先端のノズルか
    らワークに向けて噴射してレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、 各種アシストガスを供給する複数本のガス管路にそれぞ
    れ、各アシストガス圧を調整するレギュレータと、前記
    ガス管路を開閉する切換電磁弁と、逆止弁を設け、前記
    複数本のガス管路をアシストガス供給管に連通すると共
    に、前記アシストガス供給管に分岐管路を介設し、この
    分岐管路に排気用電磁弁を設け、前記分岐管路の分岐点
    とレーザ加工ヘッドとの間のアシストガス供給管に急速
    排気弁を設けてなることを特徴とするレーザ加工機にお
    けるアシストガス圧の急速変更装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7741579B2 (en) 2005-02-25 2010-06-22 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Flushing lines or cavities of a laser processing machine
WO2014109140A1 (ja) * 2013-01-11 2014-07-17 株式会社 アマダ アシストガスの交換方法及び装置
CN108213750A (zh) * 2018-03-12 2018-06-29 济南森峰科技有限公司 激光切割机快速更换同种气源装置

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