JPH11342463A - 鋳型への自動注湯方法とその装置 - Google Patents
鋳型への自動注湯方法とその装置Info
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- JPH11342463A JPH11342463A JP18801298A JP18801298A JPH11342463A JP H11342463 A JPH11342463 A JP H11342463A JP 18801298 A JP18801298 A JP 18801298A JP 18801298 A JP18801298 A JP 18801298A JP H11342463 A JPH11342463 A JP H11342463A
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
の湯口位置の鋳型への自動注湯を可能とした鋳型への自
動注湯方法とその装置を提案する。 【解決手段】 鋳造工程において鋳込速度と鋳込時間等
によりあらかじめ所定の移動速度にセットされた鋳型を
水平方向に移動させて鋳型の位置を制御し、一方取鍋の
位置を鋳型の移動方向と直角方向に鋳型の移動速度に合
わせて移動制御し、該鋳型の任意な位置に設けられた湯
口の位置を湯口読取センサーで読取り制御し、該取鍋か
ら溶湯を注湯して、自動的に連続鋳造することを特徴と
する鋳型への自動注湯方法。
Description
方法とその装置に関するもので、詳しくは鋳型を水平方
向に、また取鍋を該鋳型の移動方向と直角方向に移動制
御し、鋳型の任意の位置に設けられた湯口に自動注湯す
ることができる鋳型への自動注湯方法とその装置に関す
るものである。
各種方法が提案されているが、そのいずれの方法も定点
注湯を前提としていたため(その一例を図4に示す)、
多品種小量生産には不適であり、また鋳造工程において
湯口位置が変化する場合には利用することができなかっ
た。
を自動制御することにより、任意の湯口位置の鋳型への
自動注湯を可能にした鋳型への自動注湯方法とその装置
を提案するものである。
ける鋳型の位置制御と取鍋の位置制御とを組合せて、鋳
型の湯口の位置を自由に設定できるようにした鋳型への
自動注湯方法とその装置に関するものである。
と鋳込時間等によりあらかじめ所定の移動速度にセット
された鋳型を水平方向に移動させて鋳型の位置を制御
し、一方取鍋の位置を鋳型の移動方向と直角方向に鋳型
の移動速度に合わせて移動制御し、該鋳型に任意な位置
に設けられた湯口の位置を湯口読取りセンサーで読取り
制御し、該取鍋から溶湯を注湯して、自動的に連続鋳造
することを特徴とする鋳型への自動注湯方法を提案す
る。
りあらかじめ所定の移動速度にセットされ水平方向に移
動する鋳型と、該鋳型の任意な位置に設けた湯口を読取
って鋳型を自動制御する湯口位置読取りセンサーと、該
鋳型の移動方向と直角方向に鋳型の移動速度にあわせて
保持炉と鋳型間を往復移動する取鍋とからなり、該鋳型
の湯口の位置を湯口読取りセンサーで読取り制御し、取
鍋の溶湯を鋳型に自動的に注湯するように構成したこと
を特徴とする鋳型への自動注湯装置を提供するものであ
る。
イン上で水平移動しながら湯口位置によって前後移動可
能であることが好ましい。以下、本発明の実施の形態を
図面により説明する。
注湯装置の一実施例を示す平面図、図2は本発明に係る
鋳型位置制御ラインと注湯機の移動式取鍋の平面図、図
3は本発明に係る自動注湯ラインの一例を示す正面図、
図4は従来の定点自動注湯方式の一例を示す平面図であ
る。
に移動式取鍋2が保持炉1に近接し所定位置に停止した
時に注湯する。2は保持炉1から注湯された溶湯を保持
した移動式取鍋であり、保持炉1と鋳型位置制御ライン
7’との間を制御された速度で鋳型3の移動方向Aと直
角方向Bに往復移動し、鋳型位置制御ライン7上の鋳型
3に注湯する。
所定速度で移動する鋳型で、該鋳型3は位置制御ライン
7上に複数個等間隔にセットされており、あらかじめ鋳
込速度と鋳込時間等により所定の移動速度にセットされ
た速度で水平方向に移動する。該鋳型3の移動は、鋳型
位置制御ライン7及び湯口位置読取りセンサー4により
制御されている。
サー4は光学的センサーが適しており、鋳型位置制御ラ
イン7上方部の適当な位置に装置されている。該センサ
ー4により、鋳型3の移動速度や鋳型3の任意な位置に
設けられた湯口10の位置及び取鍋2の移動速度等を制
御する。
うに鋳型搬送ライン9上の注湯前の鋳型3をC方向に略
90℃方向転換させ、A方向に鋳型3を移送させる役目
をする(図1に示す)。6は注湯後の鋳型3をA方向か
らF方向に略90℃方向転換させるターンテーブルで、
A方向に移動する位置制御ライン7上で注湯された鋳込
み済み鋳型3をD方向に90°方向転換させてF方向に
移動する鋳型搬送ライン8により次工程に鋳型3を搬送
し、鋳型3から鋳物を離脱させ、該鋳型3は再度鋳込み
工程へ循環され再使用されるのである。
搬送する位置制御ラインで、該位置制御ライン7は他の
鋳型搬送ライン8、9及びターンテーブル5、6と同様
に自転ローラーにより構成され、鋳型3を上記湯口位置
読取センサー4により制御されて所定の位置に所定速度
で搬送するのである(図3参照)。
口で、図2に示すように例えば11の位置でもよく、鋳
型3の種類により任意に最適な位置に1個所設ける。該
湯口10の位置は、A方向に搬送中の鋳型3を注湯に最
適な位置に位置させるため、前後移動Eさせることがで
きるように構成されている。
と鋳込時間等により、あらかじめ所定の移動速度にセッ
トされた鋳型3を水平方向Aに移動させて鋳型3の位置
を制御し、一方取鍋2の位置を鋳型3の移動方向Aと直
角方向Bに保持炉1と鋳型位置制御ライン7との間を鋳
型3の移動速度に連動して往復移動制御し、該鋳型3の
任意な位置に設けられた湯口10の位置を湯口読取セン
サー4で読取制御し、該取鍋2から溶湯を湯口10から
鋳型3に注湯し、注湯された鋳型3は位置制御ライン7
により、ターンテーブル6で方向転換されて図1に示す
ように鋳型搬送ライン8によりF方向へ移送されるので
ある。
定点注湯方式とは異なり、鋳型の任意な位置に設けられ
た湯口10の位置を適宜変化させてその湯口10に取鍋
2から自動的に注湯することがきるので、多品種小量生
産に適しているのである。
位置に設けられた湯口位置、鋳型3の位置および取鋳2
の位置を相互に制御することによって、機械的な構造が
シンプルとなり、非常に低コストで設備を導入すること
ができ、従って多品種小量生産することができるのであ
る。
面図である。
動式取鍋の平面図である。
図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 鋳造工程において鋳込速度と鋳込時間等
によりあらかじめ所定の移動速度にセットされた鋳型を
水平方向に移動させて鋳型の位置を制御し、一方取鍋の
位置を鋳型の移動方向と直角方向に鋳型の移動速度に合
わせて移動制御し、該鋳型の任意な位置に設けられた湯
口の位置を湯口読取センサーで読取り制御し、該取鍋か
ら溶湯を注湯して、自動的に連続鋳造することを特徴と
する鋳型への自動注湯方法。 - 【請求項2】 前記鋳型が制御ライン上で水平移動しな
がら湯口位置を前後に移動可能である請求項1記載の鋳
型への自動注湯方法。 - 【請求項3】 鋳造速度と鋳込時間等によりあらかじめ
所定の移動速度にセットされて水平方向に移動する鋳型
と、該鋳型の任意な位置に設けた湯口を読取って鋳型を
自動制御する湯口位置読取りセンサーと、該鋳型の移動
方向と直角方向に鋳型の移動速度に合わせて保持炉と鋳
型間を往復移動する取鍋とからなり、該鋳型の湯口の位
置を湯口読取りセンサーで読取り制御し、取鍋の溶湯を
鋳型に自動的に注湯するように構成したことを特徴とす
る鋳型への自動注湯装置。 - 【請求項4】 前記鋳型が制御ライン上で水平移動しな
がら湯口位置によって前後移動する請求項3記載の鋳型
への自動注湯装置。 - 【請求項5】 前記湯口位置読取りセンサーが光学的セ
ンサーである請求項3又は4記載の鋳型への自動注湯装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18801298A JPH11342463A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 鋳型への自動注湯方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18801298A JPH11342463A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 鋳型への自動注湯方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11342463A true JPH11342463A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=16216119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18801298A Pending JPH11342463A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 鋳型への自動注湯方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11342463A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020006395A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | 新東工業株式会社 | 鋳鋼鋳物製造システム |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP18801298A patent/JPH11342463A/ja active Pending
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