JPH11342401A - 形鋼およびその製造方法 - Google Patents

形鋼およびその製造方法

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JPH11342401A
JPH11342401A JP14559798A JP14559798A JPH11342401A JP H11342401 A JPH11342401 A JP H11342401A JP 14559798 A JP14559798 A JP 14559798A JP 14559798 A JP14559798 A JP 14559798A JP H11342401 A JPH11342401 A JP H11342401A
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Japan
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flange
roll
web
straightening
rolling
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JP14559798A
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Yoshiyuki Tsunomura
義幸 角村
Takeshi Muto
毅 武藤
Satoshi Yamada
聡 山田
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Topy Industries Ltd
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Topy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重式圧延機でも圧延可能な形鋼とその製造
方法の提供。 【解決手段】 ウエブ12がフランジ11の途中に配置
されており、フランジ11を構成する辺13、14の外
面、内面のいずれか少なくとも一方に直線状または湾曲
状の傾斜をつけた形鋼10。上ロール20と下ロール2
1のフランジ成形面がロール回転軸芯に直交する方向か
ら傾いている二重式圧延機を用いて圧延する形鋼10の
製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエブとフランジ
を有しウエブがフランジ幅の途中に配置された形状の形
鋼とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエブとフランジを有しウエブがフラン
ジ幅の途中に配置された形状の形鋼の代表例として、T
形鋼が知られている。T形鋼は、図25に示すように、
ウエブ102をロール103、104で圧延することは
できるが、フランジ101はロールで厚み方向に圧下で
きないのでフランジ101の圧延ができないため、二重
式圧延機では製造されない。したがって、従来、通常の
T形鋼は、つぎのように製造される。 図20に示すように2つの板片105、106を溶
接107により接合する。 図21に示すようにH形鋼108のウエブ109で
切断する。ウエブ109の切断には、H形鋼の圧延後に
ガス切断する方法と、圧延中に切断する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のT形鋼
には製造上、つぎの問題がある。 溶接T形鋼は、溶接工程があるためコストが高い。
また、溶接により曲がりなどの変形が生じやすく、矯
正、手直しが必要となり、コスト高となる。 H形鋼をガス切断するものでは、ガス切断工数がか
かり、切断時に曲がりが生じやすい。また、切断部に組
織変化が生じやすく、切断部で他の部材に溶接して補強
材として用いる場合、溶接性に注意をはらわらなくては
ならなくなる。H形鋼を圧延中に切断するものでは、安
定性に欠け切断面が平坦面になりにくく手直しが必要で
あり、コストがかかる。 溶接T形鋼にもH形鋼の分割によるT形鋼にも共通
していえることであるが、曲がりを矯正するのにフラン
ジのロール矯正ができない。すなわち、図22に示すよ
うに、上矯正ロール111と下矯正ロール112により
ウエブ102の矯正は可能であるが、左右方向は下矯正
ロール112とフランジ101の間に隙間があるためフ
ランジ101の圧下ができず、曲がり矯正ができない。
また、下矯正ロール112を図22中左にずらしてフラ
ンジ101を圧下すると上フランジ辺は圧下できるが、
下フランジ辺は圧下が不十分となり、場合によっては下
フランジ辺にウエブ側への倒れ変形が生じる。また、下
フランジ辺と下矯正ロールの軸方向隙間が小さ過ぎる
と、製品厚みが予定より厚くなった場合に製品が下矯正
ロールに入らなくなる。また、図23に示すように、T
形鋼をロール上に斜めに配置して矯正する場合は、上矯
正ロール111とフランジ101の上辺の内側との間に
隙間113ができるため、矯正時にフランジ101の上
辺が図24に示すように内側に倒れてしまい、矯正がで
きない。このようにロール矯正が不可能か不十分となる
ため、プレスにて圧迫する必要があり、工数がかかり、
コストが高くなる。本発明の目的は、ユニバーサル圧延
機のみならず二重式圧延機でも圧延可能な、ウエブとフ
ランジを有しウエブがフランジ幅の途中に配置された形
状の形鋼と、その製造方法を提供することにある。本発
明のもう一つの目的は、ユニバーサル圧延機のみならず
二重式圧延機でも圧延可能であり、さらに矯正ロールに
よる矯正も可能な、ウエブとフランジを有しウエブがフ
ランジ幅の途中に配置された形状の形鋼と、その製造方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
する本発明はつぎの通りである。 (1) ウエブと該ウエブに一体のフランジを有し、ウ
エブがフランジ幅の途中に配置されており、フランジを
構成する2辺の少なくとも1辺の外面、内面のいずれか
少なくとも一方にフランジ端からウエブに近づくにつれ
てフランジ厚を大とする方向に傾斜する直線状または湾
曲状の傾斜がつけられている形鋼。 (2) 前記ウエブの長さをW、前記フランジの幅をF
であらわした場合、W/Fが1.5より大になる断面形
状に設定した(1)記載の形鋼。 (3) 加熱した素材を複数段の圧延機に順に通して所
定断面形状をもつ長寸素材に圧延し、長寸素材を冷却後
所定長さに切断または所定長さに切断後冷却する、工程
からなる形鋼の製造方法であって、前記所定断面形状
が、ウエブがフランジ幅の途中に配置されており、フラ
ンジを構成する2辺の少なくとも1辺の外面、内面のい
ずれか少なくとも一方にフランジ端からウエブに近づく
につれてフランジ厚を大とする方向に傾斜する直線状ま
たは湾曲状の傾斜がつけられている形状であり、各段の
前記圧延機は上ロールと下ロールを有する二重式圧延機
であり、該上下のロールの前記フランジの成形面がロー
ルの回転軸芯に直交する方向から、素材のフランジを押
圧する方向に、傾いており、該上下のロールを用いて前
記圧延が行われる、形鋼の製造方法。 (4) 加熱した素材を複数段の圧延機に順に通して所
定断面形状をもつ長寸素材に圧延し、長寸素材を冷却後
所定長さに切断または所定長さに切断後冷却する、工程
からなる形鋼の製造方法であって、前記所定断面形状
が、ウエブがフランジ幅の途中に配置されており、フラ
ンジを構成する2辺の少なくとも1辺の外面、内面のい
ずれか少なくとも一方にフランジ端からウエブに近づく
につれてフランジ厚を大とする方向に傾斜する直線状ま
たは湾曲状の傾斜がつけられている形状であり、各段の
圧延機が上ロールと下ロールとサイドロールを有するユ
ニバーサル式圧延機であり、該上下のロールの側面とサ
イドのロールの外周面からなる前記フランジの成形面が
上下ロールの回転軸芯に直交する方向から、前記フラン
ジに前記傾斜をつけるように、傾いており、該上下ロー
ル、サイドロールを用いて前記圧延が行われる、形鋼の
製造方法。 (5) 加熱した素材を複数段の圧延機に順に通してI
形鋼に圧延し圧延中にI形鋼のウエブで切断して所定断
面形状をもつ長寸素材を得、長寸素材を冷却後所定長さ
に切断または所定長さに切断後冷却する、工程からなる
形鋼の製造方法であって、前記所定断面形状が、ウエブ
がフランジ幅の途中に配置されており、フランジを構成
する2辺の少なくとも1辺の外面、内面のいずれか少な
くとも一方にフランジ端からウエブに近づくにつれてフ
ランジ厚を大とする方向に傾斜する直線状または湾曲状
の傾斜がつけられている形状であり、各段の圧延機が上
ロールと下ロールとサイドロールを有するユニバーサル
式圧延機であり、該上下のロールの側面とサイドのロー
ルの外周面からなる前記フランジの成形面が上下ロール
の回転軸芯に直交する方向から、前記フランジに前記傾
斜をつけるように、傾いており、該上下ロール、サイド
ロールを用いて前記圧延が行われる、形鋼の製造方法。 (6) 前記冷却・切断工程の後に、素材を矯正機に通
して形状を矯正する矯正工程を有し、矯正機が、素材送
り方向に交互に配置した上矯正ロールと下矯正ロールを
有しており、該上下の矯正ロールの前記フランジの矯正
面が矯正ロールの回転軸芯に直交する方向から、素材の
フランジを押圧できる方向に、傾いており、該上下の矯
正ロールを用いて前記矯正が行われる、(3)または
(4)記載の形鋼の製造方法。
【0005】上記(1)の形鋼では、フランジを構成す
る2辺の少なくとも1辺の外面、内面のいずれか少なく
とも一方にフランジ端からウエブに近づくにつれてフラ
ンジ厚を大とする方向に傾斜する傾斜がつけられている
ので、二重式圧延機による圧延においてフランジが厚み
方向に圧下され、二重式圧延機による圧延が可能とな
る。ユニバーサル式圧延機による圧延は従来通り可能で
ある。上記(2)の形鋼では、W/Fが1.5より大に
なる断面形状に設定したので、補強材として用いるのに
十分な断面係数が確保される。上記(3)の形鋼の製造
方法では、形鋼のフランジを構成する2辺の少なくとも
1辺の外面、内面のいずれか少なくとも一方にフランジ
端からウエブに近づくにつれてフランジ厚を大とする方
向に傾斜する傾斜がつけられており、上下のロールのフ
ランジの成形面がロールの回転軸芯に直交する方向から
傾いているので、二重式圧延機による圧延においてフラ
ンジが厚み方向に圧下され、二重式圧延機による圧延が
可能である。上記(4)の形鋼の製造方法では、形鋼の
フランジを構成する2辺の少なくとも1辺の外面、内面
のいずれか少なくとも一方にフランジ端からウエブに近
づくにつれてフランジ厚を大とする方向に傾斜する傾斜
がつけられており、上下のロールの側面とサイドのロー
ルの外周面からなる、フランジの成形面が、上下ロール
の回転軸芯に直交する方向から傾いているので、ユニバ
ーサル圧延機による圧延においてフランジが厚み方向に
圧下され、ユニバーサル圧延機による圧延が可能であ
る。上記(5)の形鋼の製造方法では、I形鋼を圧延し
圧延中にそれを2分して形鋼を製造するに際し、形鋼の
フランジを構成する2辺の少なくとも1辺の外面、内面
のいずれか少なくとも一方にフランジ端からウエブに近
づくにつれてフランジ厚を大とする方向に傾斜する傾斜
がつけられており、上下のロールの側面とサイドのロー
ルの外周面からなる、フランジの成形面が、上下ロール
の回転軸芯に直交する方向から傾いているので、ユニバ
ーサル圧延機による圧延においてフランジが厚み方向に
圧下され、ユニバーサル圧延機による圧延が可能であ
る。上記(6)の形鋼の製造方法では、矯正機が、上矯
正ロールと下矯正ロールを有しており、上下の矯正ロー
ルの、フランジ矯正面が、矯正ロールの回転軸芯に直交
する方向から傾いているので、上下矯正ロールによる矯
正においてフランジに厚み方向に荷重が加わり、矯正が
可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明実施例の形鋼を、図1〜図
10を参照して説明し、本発明実施例の形鋼の製造方法
を図11〜図15を参照して説明し、本発明実施例の形
鋼の適用例を図16〜図19を参照して説明する。本発
明の全実施例にわたって共通する部分には本発明の全実
施例にわたって同じ符合を付してある。本発明実施例の
形鋼10は、図1に示すように、ウエブ12とウエブに
一体のフランジ11を有している。ウエブ12はフラン
ジ幅の途中に配置されている。フランジ11はフランジ
11を構成する2辺13、14を有する。辺13は外面
15、内面16(内面がウエブ側の面)を有し、辺14
は外面17、内面18を有する。2辺13、14のうち
の少なくとも1辺の、外面と内面の少なくとも1方に
は、フランジ端からウエブ12に近づくにつれてフラン
ジ厚を大とする方向に傾斜する、直線状または湾曲状
の、傾斜がつけられている。すなわち、辺13の外面1
5、内面16の少なくとも一方に、および/または、辺
14の外面17、内面18の少なくとも一方に、傾斜が
つけられている。
【0007】傾斜が直線状の場合、傾斜面の、ウエブ1
2と直交する方向となす角度θは、0°より大で望まし
くは60°以下である。θは3°以上であることが望ま
しい。60°以下とする理由は、θが60°を超えると
フランジ11の根もとに肉がつきすぎ必要な断面係数、
剛性を確保することが困難になるからである(フランジ
の先端に肉がつく程剛性を確保することが容易にな
る)。3°以上とする理由は、θが3°未満の場合は圧
延時に圧延ロールによるカジリ疵が製品に発生しやすく
なるからである。また、ウエブ12の長さをW、フラン
ジ11の全幅をFであらわした場合、W/F>1.5に
設定されている。これは、形鋼10に、従来のT形鋼の
断面係数と等しいかそれより大きい断面係数をもたせる
ためである。
【0008】フランジ11の一方の辺13と他方の辺1
4は、長さが互いに同じであっても異なってもよく、ま
た傾斜の角度が互いに同じであっても異なってもよく、
また形状が互いに対称であっても非対称であってもよ
い。ウエブ12の厚みは、一定である。図1〜図10
は、種々のフランジ形状を示しており、これらはいずれ
も本発明に含まれる。
【0009】図1では、傾斜がフランジ11の辺13、
14の内面16、18につけられている。辺13、14
は互いに長さが等しく、内面16、18の傾斜は互いに
等しい。フランジ11の辺13、14の外面15、17
には傾斜はつけられていない。図2では、傾斜がフラン
ジ11の辺13、14の内面16、18につけられてい
る。辺13、14は互いに長さが等しく、内面16、1
8の傾斜は互いに異なる。フランジ11の辺13、14
の外面15、17には傾斜はつけられていない。図3で
は、傾斜がフランジ11の辺13、14の内面16、1
8につけられている。辺13、14は互いに長さが異な
り、内面16、18の傾斜は互いに等しい。フランジ1
1の辺13、14の外面15、17には傾斜はつけられ
ていない。
【0010】図4では、傾斜がフランジ11の辺13、
14の外面15、17につけられている。辺13、14
は互いに長さが等しく、外面15、17の傾斜は互いに
等しい。フランジ11の辺13、14の内面16、18
には傾斜はつけられていない。なお、図4において、辺
13、14の長さを互いに異ならせてもよく、また、外
面15、17の傾斜を互いに異ならせてもよい。
【0011】図5では、傾斜がフランジ11の辺13、
14の内面16、18と外面15、17につけられてい
る。辺13、14は互いに長さが等しく、内面16、1
8の傾斜は互いに等しく、外面15、17の傾斜は互い
に等しい。内面16、18の傾斜と外面15、17の傾
斜とは、互いに等しくても、または互いに異なってもよ
い。辺13、14は互いに対称であっても非対称であっ
てもよい。外面15、17の傾斜はウエブ12の延長ま
でこなくてもよい。図6では、傾斜がフランジ11の辺
13、14の内面16、18と外面15、17につけら
れている。辺13、14は互いに長さが等しく、内面1
6、18の傾斜は互いに異なり、外面15、17の傾斜
は互いに異なる。外面15、17の傾斜はウエブ12の
延長までこなくてもよい。図7では、傾斜がフランジ1
1の辺13、14の内面16、18と外面15、17に
つけられている。辺13、14は互いに長さが異なり、
内面16、18の傾斜は互いに等しく、外面15、17
の傾斜は互いに等しい。外面15、17の傾斜はウエブ
12の延長までこなくてもよい。
【0012】図8では、フランジ11の辺13と辺14
が非対称である。辺13に内面16と外面15の一方
(たとえば、内面16)に、または内面16と外面15
の両方に傾斜がつけられている場合、辺14には内面1
8と外面17の他方(たとえば、外面17)に傾斜がつ
けられている。辺13、14は互いに長さが等しくても
異なってもよく、辺13の傾斜と辺14の傾斜は互いに
等しくても異なってもよい。図9では、フランジ11の
辺13と辺14が非対称であり、辺13と辺14の一方
(たとえば、辺14)のみが、内面18と外面17が平
行な平行フランジから構成されており、辺13と辺14
の他方(たとえば、辺13)には、その内面16と外面
15の少なくとも一方に(図示例では内面16と外面1
5の両方に)、傾斜がつけられている。辺13、14は
互いに長さが等しくても異なってもよく、辺13の内外
面の傾斜は互いに等しくても異なってもよい。
【0013】図10では、傾斜が湾曲状の傾斜からな
る。図10は一例として、図1において、直線状の傾斜
を湾曲状の傾斜に変えたものを示している。すなわち、
湾曲状傾斜がフランジ11の辺13、14の内面16、
18につけられている。辺13、14は互いに長さが等
しく、内面16、18の傾斜は互いに等しい。フランジ
11の辺13、14の外面15、17には傾斜はつけら
れていない。図1のみでなく、図2〜図9において、直
線状の傾斜を湾曲状の傾斜に変えたものも本発明に含ま
れる。
【0014】つぎに、本発明実施例の形鋼の製造方法を
説明する。図11は二重式圧延機を用いて形鋼を製造す
る場合を示す。本発明実施例の形鋼の製造方法は、加熱
した素材を複数段の圧延機に順に通して所定断面形状を
もつ長寸素材に圧延し、長寸素材を冷却後所定長さに切
断、または所定長さに切断後冷却する、工程からなる。
そして、長寸素材の圧延後の所定断面形状は、ウエブ1
2がフランジ11幅の途中に配置されており、フランジ
11を構成する2辺13、14の少なくと1辺の外面1
5、17、内面16、18のいずれか少なくとも一方に
フランジ端からウエブ12に近づくにつれてフランジ厚
を大とする方向に傾斜する、直線状または湾曲状の、傾
斜がつけられている形状(例を、図1〜図10に示す形
状)である。各段の圧延機は上ロール20と下ロール2
1を有する二重式圧延機であり、上下のロール20、2
1のフランジ11成形面25、26、28、(27)が
ロール20、21の回転軸芯29に直交する方向から、
素材のフランジ11を押圧する方向に、傾いており、こ
の上下のロール20、21を用いて圧延が行われる。上
ロール20と下ロール21とは素材送り方向には同じ位
置にあり、圧延時に素材の厚さを変える。ここで、素材
のフランジ11を押圧する方向とは、ロール20、21
が素材を圧下した時に成形面25、26、28、(2
7、この27は存在しない場合もある)が素材に素材厚
み方向に圧下の分力を作用させる方向、したがって、ロ
ール20、21の軸芯側からロール20、21の表面側
にいくにしたがって対向成形面25、26および28、
(27)間距離が大になる方向である。また、ロール2
0、21のウエブ12成形面23、24は、ロール2
0、21の回転軸芯29に平行な方向に対して傾いてい
る。
【0015】ロール20、21が上記のフランジ11成
形面25、26、28、(27)を有するため、二重式
圧延機であっても、圧延時に素材のフランジ11に圧下
の分力をかけることができ、フランジ11を圧延するこ
とができる。ウエブ12にはウエブ成形面23、24か
ら圧下力が作用するので、圧延できる。圧延による形鋼
の製造では、従来の溶接による形鋼の製造のように溶接
の熱がかからず、またH形鋼の切断のようにガス切断の
熱やホット切断のような切断の不安定さがないので、圧
延後に矯正しなくても圧延のままで形鋼として用いるこ
とができるが、高い精度が必要な場合は、圧延後、矯正
機に通して矯正してもよい(後述)。また、溶接や切断
工程を伴わないので、コストが低減される。
【0016】図12はユニバーサル圧延機を用いて形鋼
を製造する場合を示す。本発明実施例の形鋼の製造方法
は、加熱した素材を複数段の圧延機に順に通して所定断
面形状をもつ長寸素材に圧延し、長寸素材を冷却後所定
長さに切断、または所定長さに切断後冷却する、工程か
らなる。そして、長寸素材の圧延後の所定断面形状は、
ウエブ12がフランジ11幅の途中に配置されており、
フランジ11を構成する2辺13、14の少なくとも1
辺の外面15、17、内面16、18のいずれか少なく
とも一方にフランジ端からウエブ12に近づくにつれて
フランジ厚を大とする方向に傾斜する、直線状または湾
曲状の、傾斜がつけられている形状(例を、図1〜図1
0に示す形状)である。各段の圧延機は、上ロール31
と下ロール32とサイドロール33を有するユニバーサ
ル式圧延機であり、該上下のロール31、32の側面3
4、35とサイドロール33の外周面36からなるフラ
ンジ成形面が、上下ロール31、32の回転軸芯37に
直交する方向から、フランジ11に傾斜をつけるよう
に、傾いており、この上下ロール31、32、サイドロ
ール33を用いて圧延が行われる。上ロール31と下ロ
ール32とサイドロール33は、素材送り方向には同じ
位置にあり、圧延時に素材の厚さを変える。
【0017】ロール31、32、33が上記のフランジ
成形面34、35、36を有するため、圧延時に素材の
フランジ11に圧下の分力をかけることができ、フラン
ジ11を圧延することができる。ウエブ12には上ロー
ル31、下ロール32から圧下力が作用するので、圧延
できる。圧延による形鋼の製造では、従来の溶接による
形鋼の製造のように溶接の熱がかからず、またH形鋼の
切断のようにガス切断の熱やホット切断のような切断の
不安定さがないので、圧延後に矯正しなくても圧延のま
まで形鋼として用いることができるが、高い精度が必要
な場合は、圧延後、矯正機に通して矯正してもよい(後
述)。また、溶接や切断工程を伴わないので、コストが
低減される。
【0018】図13は、加熱した素材を複数段の圧延機
に順に通してフランジ11を両端にもつI形鋼に圧延し
圧延中にI形鋼のウエブで切断して所定断面形状をもつ
長寸素材を得、長寸素材を冷却後所定長さに切断または
所定長さに切断後冷却する、工程からなる形鋼の製造方
法を示す。所定断面形状は、ウエブがフランジ幅の途中
に配置されており、フランジを構成する2辺の少なくと
も1辺の外面、内面のいずれか少なくとも一方に、フラ
ンジ端からウエブに近づくにつれてフランジ厚を大とす
る方向に傾斜する、直線状または湾曲状の、傾斜がつけ
られている形状(図1〜図10に示したもの)である。
各段の圧延機が上ロールと下ロールとサイドロールを有
するユニバーサル式圧延機であり、図12に準じる。上
下のロールの側面とサイドのロールの外周面からなるフ
ランジ成形面が上下ロールの回転軸芯に直交する方向か
ら、素材のフランジに傾斜をつけるように、傾いてお
り、上下ロール、サイドロールを用いて圧延が行われ
る。この方法は、圧延中の切断を伴うので、圧延後に矯
正機に通して矯正することが必要となる。ただし、この
傾斜面をもつフランジ11を有する形状の形鋼10はロ
ール矯正をすることが可能である。
【0019】本発明実施例の形鋼の製造方法は、圧延、
冷却・切断工程の後に、素材を複数段の矯正機に通して
形状を矯正する矯正工程(図14または図15)を有し
ていてもよい。図14では、各段の矯正機は、上矯正ロ
ール41か下矯正ロール42を有している。上矯正ロー
ル41と下矯正ロール42とは素材送り方向に互いに異
なる位置に交互に位置している。この上下の各矯正ロー
ル41、42のフランジ矯正面43、44、45、46
は矯正ロールの回転軸芯47に直交する方向から、素材
のフランジ11を押圧できる方向に、傾いている。素材
のウエブ12は上下の矯正ロール41、42の回転軸芯
47に平行である。フランジ矯正面43、44間の間隔
およびフランジ矯正面45、46間の間隔はロール表面
に近づくにつれて広がる。この素材送り方向に交互に配
置した上矯正ロール41、下矯正ロール42を用いて素
材の曲がり矯正が行われる(素材の厚さの変化はな
い)。上下の矯正ロール41、42がロール軸芯と直交
する方向から傾いた矯正面43、44、45、46を有
するので、フランジ11に厚み方向に荷重をかけること
ができ、フランジ11の矯正が可能である。
【0020】図15は図14とは異なる本発明実施例で
あり、図15では、矯正機が、素材送り方向に交互に配
置した上矯正ロール51と下矯正ロール52を有してい
る。この上下の矯正ロール51、52のフランジ矯正面
53、54、55、(56)は、矯正ロールの回転軸芯
57に直交する方向から、素材のフランジ11を押圧で
きる方向に、傾いている。素材のウエブ12は上下の矯
正ロール51、52の回転軸芯57に対して傾いてい
る。フランジ矯正面53、54間の間隔およびフランジ
矯正面55、(56)間の間隔はロール表面に近づくに
つれて広がる。この交互に配置した上矯正ロール51、
下矯正ロール52を用いて素材の曲がり矯正が行われ
る。上下の矯正ロール51、52がロール軸芯と直交す
る方向から傾いた矯正面53、54、55、56を有す
るので、フランジ11に厚み方向に荷重をかけることが
でき、フランジ11の矯正が可能である。
【0021】つぎに、本発明実施例の形鋼10の適用例
を、図16〜図19を参照して、説明する。図16は、
従来のVLCC(very large clude oil carrier)船6
0の二重壁に溶接付けされたロンジ(longitudinal)材
のインバート(不等辺不等厚山形鋼)61とTロンジ
(T形鋼)62を示している。このインバート61とT
ロンジ62を本発明実施例の形鋼10に置き換える。こ
の場合、形鋼10の断面係数を各ロンジ材の断面係数に
合わせるか、またはそれ以上にする。図17は、従来の
バルブキャリア63の二重壁に溶接付けされたロンジ
(longitudinal)材のインバート(不等辺不等厚山形
鋼)61を示している。このインバート61を本発明実
施例の形鋼10に置き換える。この場合、形鋼10の断
面係数を各ロンジ材の断面係数に合わせるか、またはそ
れ以上にする。図18は、従来のコンテナ船64の二重
壁に溶接付けされたロンジ(longitudinal)材のインバ
ート(不等辺不等厚山形鋼)61と平鋼65を示してい
る。このインバート61と平鋼65を本発明実施例の形
鋼10に置き換える。この場合、形鋼10の断面係数を
各ロンジ材の断面係数に合わせるか、またはそれ以上に
する。図19は、従来のLPG(液化石油ガス)船66
の二重壁に溶接付けされたロンジ(longitudinal)材の
インバート(不等辺不等厚山形鋼)61を示している。
このインバート61を本発明実施例の形鋼10に置き換
える。この場合、形鋼10の断面係数を各ロンジ材の断
面係数に合わせるか、またはそれ以上にする。
【0022】
【発明の効果】請求項1の形鋼によれば、フランジを構
成する辺の外面、内面のいずれか少なくとも一方にフラ
ンジ端からウエブに近づくにつれてフランジ厚を大とす
る方向に傾斜する傾斜がつけられているので、二重式圧
延機による圧延においてフランジが厚み方向に圧下さ
れ、二重式圧延機による圧延が可能となる。ユニバーサ
ル式圧延機による圧延は従来通り可能である。請求項2
の形鋼によれば、W/Fが1.5より大になる断面形状
に設定したので、補強材として用いるのに十分な断面係
数が確保される。請求項3の形鋼の製造方法によれば、
形鋼のフランジを構成する辺の外面、内面のいずれか少
なくとも一方にフランジ端からウエブに近づくにつれて
フランジ厚を大とする方向に傾斜する傾斜がつけられて
おり、上下のロールのフランジの成形面がロールの回転
軸芯に直交する方向から傾いているので、二重式圧延機
による圧延においてフランジが厚み方向に圧下され、二
重式圧延機による圧延が可能である。請求項4の形鋼の
製造方法によれば、形鋼のフランジを構成する辺の外
面、内面のいずれか少なくとも一方にフランジ端からウ
エブに近づくにつれてフランジ厚を大とする方向に傾斜
する傾斜がつけられており、上下のロールの側面とサイ
ドのロールの外周面からなる、フランジの成形面が、上
下ロールの回転軸芯に直交する方向から傾いているの
で、ユニバーサル圧延機による圧延においてフランジが
厚み方向に圧下され、ユニバーサル圧延機による圧延が
可能である。請求項5の形鋼の製造方法によれば、I形
鋼を圧延し圧延中にそれを2分して形鋼を製造するに際
し、形鋼のフランジを構成する辺の外面、内面のいずれ
か少なくとも一方にフランジ端からウエブに近づくにつ
れてフランジ厚を大とする方向に傾斜する傾斜がつけら
れており、上下のロールの側面とサイドのロールの外周
面からなる、フランジの成形面が、上下ロールの回転軸
芯に直交する方向から傾いているので、ユニバーサル圧
延機による圧延においてフランジが厚み方向に圧下さ
れ、ユニバーサル圧延機による圧延が可能である。請求
項6の形鋼の製造方法によれば、矯正機が、素材送り方
向に交互に配置した上矯正ロールと下矯正ロールを有し
ており、上下の矯正ロールの、フランジ矯正面が、矯正
ロールの回転軸芯に直交する方向から傾いているので、
上下矯正ロールによる素材の曲がり矯正においてフラン
ジに厚み方向に荷重が加わり、曲がり矯正が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の形鋼の断面図である。
【図2】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図であ
る。
【図3】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図であ
る。
【図4】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図であ
る。
【図5】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図であ
る。
【図6】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図であ
る。
【図7】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図であ
る。
【図8】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図であ
る。
【図9】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図であ
る。
【図10】本発明のもう一つの実施例の形鋼の断面図で
ある。
【図11】本発明の一実施例の形鋼の製造方法(二重式
圧延機による方法)を実施している状態の断面図であ
る。
【図12】本発明のもう一つの実施例の形鋼の製造方法
(ユニバーサル圧延機による方法)を実施している状態
の断面図である。
【図13】本発明のもう一つの実施例の形鋼の製造方法
(I形鋼の分割による方法)を実施している状態の断面
図である。
【図14】本発明の一実施例の形鋼の製造方法で圧延後
の矯正を実施している状態の断面図である。
【図15】本発明のもう一つの実施例の形鋼の製造方法
で圧延後の矯正を実施している状態の断面図である。
【図16】本発明の一実施例の形鋼を船の補強材に適用
した一例の船の断面図である。
【図17】本発明の一実施例の形鋼を船の補強材に適用
したもう一つの例の船の断面図である。
【図18】本発明の一実施例の形鋼を船の補強材に適用
したもう一つの例の船の断面図である。
【図19】本発明の一実施例の形鋼を船の補強材に適用
したもう一つの例の船の断面図である。
【図20】従来製造方法によるT形鋼の一例の断面図で
ある。
【図21】従来製造方法によるT形鋼のもう一つの例の
断面図である。
【図22】従来製造方法によるT形鋼を矯正する一例の
断面図である。
【図23】従来製造方法によるT形鋼を矯正するもう一
つの例の断面図である。
【図24】図23の矯正を行った場合に生じるT形鋼の
フランジの倒れを示す断面図である。
【図25】従来製造方法によるT形鋼を二重式圧延機で
圧延する一例の断面図である。
【符号の説明】
10 形鋼 11 フランジ 12 ウエブ 13、14 辺 15、17 外面 16、18 内面 20 上ロール 21 下ロール 25、26、27、28 フランジ成形面 31 上ロール31 32 下ロール32 33 サイドロール 34、35 ロール側面 36 サイドロール外周面 41、42 上下の矯正ロール 51、52 上下の矯正ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B21H 8/02 B21H 8/02 B63B 3/32 B63B 3/32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエブと該ウエブに一体のフランジを有
    し、ウエブがフランジ幅の途中に配置されており、フラ
    ンジを構成する2辺の少なくとも1辺の外面、内面のい
    ずれか少なくとも一方にフランジ端からウエブに近づく
    につれてフランジ厚を大とする方向に傾斜する直線状ま
    たは湾曲状の傾斜がつけられている形鋼。
  2. 【請求項2】 前記ウエブの長さをW、前記フランジの
    幅をFであらわした場合、W/Fが1.5より大になる
    断面形状に設定した請求項1記載の形鋼。
  3. 【請求項3】 加熱した素材を複数段の圧延機に順に通
    して所定断面形状をもつ長寸素材に圧延し、長寸素材を
    冷却後所定長さに切断または所定長さに切断後冷却す
    る、工程からなる形鋼の製造方法であって、 前記所定断面形状が、ウエブがフランジ幅の途中に配置
    されており、フランジを構成する2辺の少なくとも1辺
    の外面、内面のいずれか少なくとも一方にフランジ端か
    らウエブに近づくにつれてフランジ厚を大とする方向に
    傾斜する直線状または湾曲状の傾斜がつけられている形
    状であり、 各段の前記圧延機は上ロールと下ロールを有する二重式
    圧延機であり、該上下のロールの前記フランジの成形面
    がロールの回転軸芯に直交する方向から、素材のフラン
    ジを押圧する方向に、傾いており、該上下のロールを用
    いて前記圧延が行われる、形鋼の製造方法。
  4. 【請求項4】 加熱した素材を複数段の圧延機に順に通
    して所定断面形状をもつ長寸素材に圧延し、長寸素材を
    冷却後所定長さに切断または所定長さに切断後冷却す
    る、工程からなる形鋼の製造方法であって、 前記所定断面形状が、ウエブがフランジ幅の途中に配置
    されており、フランジを構成する2辺の少なくとも1辺
    の外面、内面のいずれか少なくとも一方にフランジ端か
    らウエブに近づくにつれてフランジ厚を大とする方向に
    傾斜する直線状または湾曲状の傾斜がつけられている形
    状であり、 各段の圧延機が上ロールと下ロールとサイドロールを有
    するユニバーサル式圧延機であり、該上下のロールの側
    面とサイドのロールの外周面からなる前記フランジの成
    形面が上下ロールの回転軸芯に直交する方向から、前記
    フランジに前記傾斜をつけるように、傾いており、該上
    下ロール、サイドロールを用いて前記圧延が行われる、
    形鋼の製造方法。
  5. 【請求項5】 加熱した素材を複数段の圧延機に順に通
    してI形鋼に圧延し圧延中にI形鋼のウエブで切断して
    所定断面形状をもつ長寸素材を得、長寸素材を冷却後所
    定長さに切断または所定長さに切断後冷却する、工程か
    らなる形鋼の製造方法であって、 前記所定断面形状が、ウエブがフランジ幅の途中に配置
    されており、フランジを構成する2辺の少なくとも1辺
    の外面、内面のいずれか少なくとも一方にフランジ端か
    らウエブに近づくにつれてフランジ厚を大とする方向に
    傾斜する直線状または湾曲状の傾斜がつけられている形
    状であり、 各段の圧延機が上ロールと下ロールとサイドロールを有
    するユニバーサル式圧延機であり、該上下のロールの側
    面とサイドのロールの外周面からなる前記フランジの成
    形面が上下ロールの回転軸芯に直交する方向から、前記
    フランジに前記傾斜をつけるように、傾いており、該上
    下ロール、サイドロールを用いて前記圧延が行われる、
    形鋼の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記冷却・切断工程の後に、素材を矯正
    機に通して形状を矯正する矯正工程を有し、 矯正機が、素材送り方向に交互に配置した上矯正ロール
    と下矯正ロールを有しており、該上下の矯正ロールの前
    記フランジの矯正面が矯正ロールの回転軸芯に直交する
    方向から、素材のフランジを押圧できる方向に、傾いて
    おり、該上下の矯正ロールを用いて前記矯正が行われ
    る、請求項3または請求項4記載の形鋼の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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