JPH11341745A - 回転電機の密封油供給装置 - Google Patents

回転電機の密封油供給装置

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JPH11341745A
JPH11341745A JP14617398A JP14617398A JPH11341745A JP H11341745 A JPH11341745 A JP H11341745A JP 14617398 A JP14617398 A JP 14617398A JP 14617398 A JP14617398 A JP 14617398A JP H11341745 A JPH11341745 A JP H11341745A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、脱気皿を小形化し、真空タンク及
び装置全体の小形化を図ることを目的とするものであ
る。 【解決手段】 差圧調整弁14から真空タンク6内に戻
される密封油を脱気皿10に噴霧するスプレイノズル管
25と、脱気皿10を通さずに真空タンク6内に流入さ
せるバイパス管26とを、三方弁27で選択的に切換可
能とし、初期脱気時にはスプレイノズル管25を、通常
運転時にはバイパス管26をそれぞれ使用するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タービン発電機
等の回転電機に水素ガスを密封するための密封油を真空
脱気して供給する回転電機の密封油供給装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開昭60−102838
号公報に示された従来の回転電機の密封油供給装置を示
す構成図である。図において、1はコイル冷却用の水素
ガスが封入されている回転電機であり、この回転電機1
は、回転軸1aを有している。2は回転電機1における
回転軸1aの貫通部に設けられ、回転電機1内に水素ガ
スを密封するための密封器、3は機内側から排出される
密封油を一時的に滞留させ、密封油内の気泡を除去する
気泡除去器である。
【0003】4は密封器2に接続され、機外側密封油及
び軸受排出油を一時的に滞留させ、水素ガス及び空気を
排気するためのループシールタンク、5は回転電機1内
の水素ガスが外部に流出するのを遮断する水素ガス遮断
槽、6はループシールタンク4及び水素ガス遮断槽5に
接続され、密封油中に含まれる空気及び水素ガスを脱気
するとともに脱気された密封油を貯留する真空タンク、
7は真空タンク6に設けられ、真空タンク6内の油面の
位置を維持するためのフロート弁、8は真空タンク6内
の油面の位置の異常上昇を検知し警報器(図示せず)に
信号を出力する油面検出器である。
【0004】9は真空タンク6内に設けられ、密封油を
噴霧することにより密封油の脱気を促進するスプレイノ
ズル管、10は真空タンク6内に設けられ、密封油を真
空中に曝すことにより密封油の脱気を促進する複数の脱
気皿、11は真空タンク6内に設けられ、フロート弁7
から流入する密封油を脱気皿10上に導く戻り油導入管
である。
【0005】12は真空タンク6内の密封油を密封器2
及びスプレイノズル管9に送る密封油ポンプ、13は真
空タンク6内を真空排気するための真空ポンプユニッ
ト、14は密封油ポンプ12とスプレイノズル管9との
間に接続されている差圧調整弁であり、この差圧調整弁
14は、密封器2へ供給される密封油の圧力を、回転電
機1内の水素ガスの圧力よりも所定値だけ高くなるよう
に調整している。15は密封油ポンプ12と密封器2と
の間に接続されているポンプ回路の出口弁である。
【0006】次に、動作について説明する。回転電機1
内の水素ガスは、密封器2内の密封油により密封されて
いる。また、密封器2内の密封油がせん断熱で高温にな
るのを防止するため、密封器2内の密封油は密封油供給
回路を循環される。さらに、密封油に含まれる空気が回
転電機1内に侵入して水素ガスの純度が低下するのを防
止するため、密封油供給回路を循環する密封油は脱気さ
れる。正常運転時の密封油供給回路では、密封油は密封
油ポンプ12により真空タンク6から引き出されるが、
その大部分が差圧調整弁14により真空タンク6内に戻
され、スプレイノズル管9及び脱気皿10により脱気が
促進される。
【0007】一方、真空タンク6から密封器2に供給さ
れた密封油の大部分は、回転軸1aに沿って機外側へ押
し出され、軸受油と共にループシールタンク4を通り真
空タンク6へ戻される。また、密封器2に供給された密
封油の残りの部分は、機内側から気泡除去器3に押し出
され、気泡除去器3で気泡が除去された後、水素ガス遮
断槽5へ送られる。水素ガス遮断槽5では、密封油中の
水素ガスが分離される。また、水素ガス遮断槽5では、
密封油が流入するとフロート弁が微開となり、流入した
分の密封油が排出される。
【0008】真空タンク6内の油面の位置が下がると、
フロート弁7が開き、ループシールタンク4及び水素ガ
ス遮断槽5からの密封油が真空タンク6内に流入する。
ループシールタンク4から流入する密封油には多量の空
気が、水素ガス遮断槽5から流入する密封油中には水素
ガスがそれぞれ溶け込んでいるが、フロート弁7から流
入したこれらの密封油は戻り油導入管11により脱気皿
10に導かれ、複数の脱気皿10を落ちていく間に脱気
が促進される。このように、密封油は、密封油供給回路
を繰り返し循環される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の回転電機の密封油供給装置においては、ループ
シールタンク4及び水素ガス遮断槽5から真空タンク6
内に流入した密封油に加え、差圧調整弁14から真空タ
ンク6内に戻される密封油についても脱気皿10に導い
て脱気を促進している。このように、真空タンク6内に
戻される密封油をさらに脱気する回路構成としているの
は、初期運転時に真空タンク6内に溜まっている密封油
に含まれている多量の空気を短時間で脱気するためであ
る。
【0010】しかし、このような回路構成では、通常運
転時にも常に多量の密封油が脱気皿10上に送られるた
め、脱気皿10を十分に大きくする必要があり、真空タ
ンク6及び装置全体が大形化するという問題点があっ
た。また、本来脱気すべきループシールタンク4からの
密封油が差圧調整弁14から戻された密封油と混ざり合
ってしまうため、脱気効果が低減するという問題点もあ
った。逆に言えば、1回の脱気で十分な効果が得られな
いため、差圧調整弁14から密封油を戻して何回も脱気
皿10を通す必要があり、これにより脱気皿10が大形
化していた。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、真空タンクを
小形化することにより、装置全体を小形化することがで
きる回転電機の密封油供給装置を得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る回
転電機の密封油供給装置は、水素ガスが封入されている
回転電機の水素ガス密封部に設けられ、密封油により水
素ガスを回転電機内に密封する密封器と、この密封器か
ら排出された密封油の脱気を行うとともに脱気された密
封油を貯留する真空タンクと、この真空タンク内に設け
られ、密封油を真空中に曝すことにより脱気を促進する
脱気皿と、真空タンク内の密封油を密封器に供給すると
ともに真空タンク内に戻すための密封油ポンプと、この
密封油ポンプから密封器をバイパスして真空タンク内に
戻される密封油を真空タンク内に導入するバイパス密封
油導入手段とを備え、密封器を排出されて真空タンク内
に流入した密封油、及びバイパス密封油導入手段から真
空タンク内に導入された密封油のうち、通常運転時に
は、前者の密封油のみが脱気皿を通るように構成されて
いるものである。
【0013】請求項2の発明に係る回転電機の密封油供
給装置は、バイパス密封油導入手段として、真空タンク
の内壁面へ向けて密封油を噴霧するスプレイノズル管を
用いたものである。
【0014】請求項3の発明に係る回転電機の密封油供
給装置は、バイパス密封油導入手段として、先端部が真
空タンク内の油面上に開口したバイパス管を用いたもの
である。
【0015】請求項4の発明に係る回転電機の密封油供
給装置は、初期脱気時に密封油を脱気皿上に導入する初
期脱気用導入手段を真空タンクに設け、バイパス密封油
導入手段と初期脱気用導入手段とを選択的に切換可能と
したものである。
【0016】請求項5の発明に係る回転電機の密封油供
給装置は、初期脱気用導入手段として、脱気皿上に密封
油を噴霧するスプレイノズル管を用いたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による回
転電機の密封油供給装置を示す構成図である。図におい
て、1はコイル冷却用の水素ガスが封入されている回転
電機であり、この回転電機1は、回転軸1aを有してい
る。2は回転電機1における回転軸1aの貫通部、即ち
水素ガスの密封部に設けられ、回転電機1内に水素ガス
を密封するための密封器、3は機内側から排出される密
封油を一時的に滞留させ、密封油内の気泡を除去する気
泡除去器である。
【0018】4は密封器2に接続され、機外側密封油及
び軸受排出油を一時的に滞留させ、水素ガス及び空気を
排気するためのループシールタンク、5は回転電機1内
の水素ガスが外部に流出するのを遮断する水素ガス遮断
槽、6はループシールタンク4及び水素ガス遮断槽5に
接続され、密封油中に含まれる空気及び水素ガスを脱気
するとともに脱気された密封油を貯留する真空タンク、
7は真空タンク6に設けられ、真空タンク6内の油面の
位置を維持するためのフロート弁、8は真空タンク6内
の油面の位置の異常上昇を検知し警報器(図示せず)に
信号を出力する油面検出器である。
【0019】21は真空タンク6の内壁面に対向して設
けられ、密封油を噴霧することにより密封油の脱気を促
進するバイパス密封油導入手段としてのスプレイノズル
管、10は真空タンク6内に設けられ、密封油を真空中
に曝すことにより密封油の脱気を促進する複数の脱気
皿、11は真空タンク6内に設けられ、フロート弁7か
ら流入する密封油を脱気皿10上に導く戻り油導入管で
ある。
【0020】12は真空タンク6内の密封油を密封器2
及びスプレイノズル管21に送る密封油ポンプ、13は
真空タンク6内を真空排気するための真空ポンプユニッ
ト、14は密封油ポンプ12とスプレイノズル管21と
の間に接続されている差圧調整弁であり、この差圧調整
弁14は、密封器2へ供給される密封油の圧力を、回転
電機1内の水素ガスの圧力よりも所定値だけ高くなるよ
うに調整している。15は密封油ポンプ12と密封器2
との間に接続されているポンプ回路の出口弁である。
【0021】このような密封油供給装置では、まず初期
運転時に真空タンク6内に溜まっている密封油の初期脱
気が行われる。即ち、出口弁15が全閉とされ、密封油
ポンプ12を通過した密封油の全量がスプレイノズル管
21から真空タンク6の内壁面へ向けて噴霧される。こ
のような初期脱気が所定時間行われることにより、真空
タンク6内に溜まっている密封油が十分に脱気される。
【0022】初期脱気が完了した後、出口弁15が開か
れ、密封油が密封器2に供給される。その後は、密封器
2と真空タンク6との間で密封油が循環されるが、脱気
皿10上へ導かれるのは、ループシールタンク4及び水
素ガス遮断槽5から真空タンク6内に流入する密封油だ
けであり、差圧調整弁14から真空タンク6に戻される
密封油、即ち密封器2をバイパスした密封油は、スプレ
イノズル管21から真空タンク6の内壁面へ向けて噴霧
され、脱気皿10を通らずに真空タンク6の底部に流れ
る。
【0023】このような密封油供給装置では、差圧調整
弁14から真空タンク6内に戻される密封油が脱気皿1
0を通らないため、脱気皿10を小形化することがで
き、これにより真空タンク6及び装置全体の小形化を図
ることができる。また、通常運転時に脱気皿10を通る
密封油の量が減少するため、ループシールタンク4及び
水素ガス遮断槽5から真空タンク6内に流入する密封油
に対する脱気効果を高めることができる。さらに、装置
全体が小形化されることにより、据付期間の短縮、据付
スペースの縮小、真空タンク6の保守性向上及び製作コ
ストの低減などを図ることができる。
【0024】一方、初期脱気時には、脱気皿10を使用
しない分だけ脱気効果が低減するが、初期脱気の時間を
長くすれば、スプレイノズル管21のみでも十分に脱気
することができ、初期運転時にはこの時間を十分に確保
することができ、制約とはならない。
【0025】実施の形態2.次に、図2はこの発明の実
施の形態2による回転電機の密封油供給装置を示す構成
図である。図において、22は差圧調整弁14から真空
タンク6内に戻される密封油を脱気皿10上で噴霧する
初期脱気用導入手段としての第1のスプレイノズル管、
23は差圧調整弁14から真空タンク6内に戻される密
封油を真空タンク6の内壁面へ向けて噴霧するバイパス
密封油導入手段としての第2のスプレイノズル管、24
はスプレイノズル管22,23と差圧調整弁14との間
に接続され、使用するスプレイノズル管22,23を選
択的に切り替える三方弁である。他の構成は、実施の形
態1と同様である。
【0026】このような密封油供給装置では、差圧調整
弁14から真空タンク6に戻される密封油が、初期脱気
時には第1のスプレイノズル管22から噴霧され、通常
運転時には第2のスプレイノズル管23から噴霧され
る。従って、初期脱気に要する時間を実施の形態1より
も短縮することができ、しかも脱気皿10を小形化する
とともに、通常運転時の脱気効果を高めることができ
る。
【0027】実施の形態3.次に、図3はこの発明の実
施の形態3による回転電機の密封油供給装置を示す構成
図である。図において、25は差圧調整弁14から真空
タンク6内に戻される密封油を脱気皿10上で噴霧する
初期脱気用導入手段としてのスプレイノズル管、26は
先端部が真空タンク6内の油面上に開口しており、密封
油を差圧調整弁14から真空タンク6内に導入するバイ
パス密封油導入手段としてのバイパス管、27はスプレ
イノズル管25及びバイパス管26と差圧調整弁14と
の間に接続され、スプレイノズル管25とバイパス管2
6とを選択的に切り替える三方弁である。他の構成は、
実施の形態1と同様である。
【0028】このような密封油供給装置では、差圧調整
弁14から真空タンク6に戻される密封油が、初期脱気
時にはスプレイノズル管25から噴霧され、通常運転時
にはバイパス管26から真空タンク6内に直接流入され
る。従って、初期脱気に要する時間を実施の形態1より
も短縮することができ、しかも脱気皿10を小形化する
とともに、通常運転時の脱気効果を高めることができ
る。また、通常運転時には、バイパス管26により真空
タンク6内に密封油を戻しているため、構成が簡単であ
り、全体が安価になる。
【0029】実施の形態4.次に、図4はこの発明の実
施の形態4による回転電機の密封油供給装置を示す構成
図である。図において、28は先端部が真空タンク6内
の油面上に開口しており、密封油を差圧調整弁14から
真空タンク6内に導入するバイパス密封油導入手段とし
てのバイパス管である。他の構成は、実施の形態1と同
様である。
【0030】このような装置では、スプレイノズル管を
一切用いていないため、初期脱気に要する時間は実施の
形態1よりもある程度長くなるが、構成が大幅に簡単に
なり、全体が安価になる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
回転電機の密封油供給装置は、密封器を排出されて真空
タンク内に流入した密封油、及びバイパス密封油導入手
段から真空タンク内に導入された密封油のうち、通常運
転時には、前者の密封油のみが脱気皿を通るように構成
したので、脱気皿を小形化し、真空タンク及び装置全体
の小形化を図ることができる。また、密封器を排出され
て真空タンク内に流入した密封油の脱気効果を高めるこ
とができる。
【0032】請求項2の発明の回転電機の密封油供給装
置は、バイパス密封油導入手段として、真空タンクの内
壁面へ向けて密封油を噴霧するスプレイノズル管を用い
たので、脱気皿を通さない密封油の脱気効果を高めるこ
とができ、初期脱気に要する時間を短くすることができ
る。
【0033】請求項3の発明の回転電機の密封油供給装
置は、バイパス密封油導入手段として、先端部が真空タ
ンク内の油面上に開口したバイパス管を用いたので、構
成を簡単にして、装置を安価にすることができる。
【0034】請求項4の発明の回転電機の密封油供給装
置は、初期脱気時に密封油を脱気皿上に導入する初期脱
気用導入手段を真空タンクに設け、バイパス密封油導入
手段と初期脱気用導入手段とを選択的に切換可能とした
ので、初期脱気に要する時間をさらに短くすることがで
きる。
【0035】請求項5の発明の回転電機の密封油供給装
置は、初期脱気用導入手段として、脱気皿上に密封油を
噴霧するスプレイノズル管を用いたので、初期脱気の効
果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による回転電機の密
封油供給装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による回転電機の密
封油供給装置を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による回転電機の密
封油供給装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による回転電機の密
封油供給装置を示す構成図である。
【図5】 従来の回転電機の密封油供給装置の一例を示
す構成図である。
【符号の説明】
1 回転電機、2 密封器、6 真空タンク、10 脱
気皿、12 密封油ポンプ、21 スプレイノズル管
(バイパス密封油導入手段)、22 第1のスプレイノ
ズル管(初期脱気用導入手段)、23 第2のスプレイ
ノズル管(バイパス密封油導入手段)、25 スプレイ
ノズル管(初期脱気用導入手段)、26,28 バイパ
ス管(バイパス密封油導入手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素ガスが封入されている回転電機の水
    素ガス密封部に設けられ、密封油により上記水素ガスを
    上記回転電機内に密封する密封器と、 この密封器から排出された密封油の脱気を行うとともに
    脱気された密封油を貯留する真空タンクと、 この真空タンク内に設けられ、上記密封油を真空中に曝
    すことにより脱気を促進する脱気皿と、 上記真空タンク内の密封油を上記密封器に供給するとと
    もに上記真空タンク内に戻すための密封油ポンプと、 この密封油ポンプから上記密封器をバイパスして上記真
    空タンク内に戻される密封油を上記真空タンク内に導入
    するバイパス密封油導入手段とを備え、上記密封器を排
    出されて上記真空タンク内に流入した密封油、及び上記
    バイパス密封油導入手段から上記真空タンク内に導入さ
    れた密封油のうち、通常運転時には、前者の密封油のみ
    が上記脱気皿を通るように構成されていることを特徴と
    する回転電機の密封油供給装置。
  2. 【請求項2】 バイパス密封油導入手段は、真空タンク
    の内壁面へ向けて密封油を噴霧するスプレイノズル管で
    あることを特徴とする請求項1記載の回転電機の密封油
    供給装置。
  3. 【請求項3】 バイパス密封油導入手段は、先端部が真
    空タンク内の油面上に開口したバイパス管であることを
    特徴とする請求項1記載の回転電機の密封油供給装置。
  4. 【請求項4】 真空タンクには、初期脱気時に密封油を
    脱気皿上に導入する初期脱気用導入手段が設けられてお
    り、バイパス密封油導入手段と初期脱気用導入手段とが
    選択的に切換可能になっていることを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の回転電機の密封油
    供給装置。
  5. 【請求項5】 初期脱気用導入手段は、脱気皿上に密封
    油を噴霧するスプレイノズル管であることを特徴とする
    請求項4記載の回転電機の密封油供給装置。
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JP2012090501A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Toshiba Corp 回転電機の密封油供給装置
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