JPH1134154A - フィルム材のインサート成形装置及び方法 - Google Patents

フィルム材のインサート成形装置及び方法

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JPH1134154A
JPH1134154A JP19895797A JP19895797A JPH1134154A JP H1134154 A JPH1134154 A JP H1134154A JP 19895797 A JP19895797 A JP 19895797A JP 19895797 A JP19895797 A JP 19895797A JP H1134154 A JPH1134154 A JP H1134154A
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JP
Japan
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film material
mold
insert molding
injection
holding mechanism
Prior art date
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JP19895797A
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English (en)
Inventor
Nobutoshi Shimizu
伸敏 清水
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • B29C2045/14155Positioning or centering articles in the mould using vacuum or suction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車におけるドアミラーなどの製品のハウ
ジング表面に、意匠用のフィルム材を一体成形できるよ
うにする。 【解決手段】 キャビ型17を型本体25と入れ子型2
7とに分割し、型本体25と入れ子型27との間に隙間
29を形成する。隙間29は吸引通路31及び配管33
を介して真空ポンプ35に連通している。あらかじめ所
定の形状に真空成形したフィルム材1をキャビ型17に
セットし、真空ポンプ35の作動により、隙間29,吸
引通路31及び配管33を通して空気を吸引し、フィル
ム材1を吸着して仮保持する。この状態で型閉じし、コ
ア型23側の射出口37から溶融樹脂を射出供給してフ
ィルム材1を一体成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルム材を射
出成形型にセットして一体成形するフィルム材のインサ
ート成形装置及び方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、例えば自
動車におけるドアミラーなどの製品のハウジング表面
に、意匠用のフィルム材を一体成形できるようにするこ
とを目的としている。
【0003】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、フィルム材を射出成形型にセッ
トして一体成形するフィルム材のインサート成形装置に
おいて、前記射出成形型の一方の型に、前記フィルム材
を仮保持する仮保持機構を設けた構成としてある。
【0004】このような構成のフィルム材のインサート
成形装置によれば、射出成形型の一方の型における仮保
持機構にフィルム材を仮保持させ、この状態で型閉じし
て溶融樹脂を型内に射出供給することで、フィルム材が
製品の表面に一体成形される。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
において、仮保持機構は、フィルム材に対向して一端が
開口し、他端が型の外部に連通する吸引通路と、この吸
引通路を通して空気を吸引して前記フィルム材を前記開
口にて吸着させる吸引手段とから構成されている。
【0006】上記構成によれば、吸引手段の動作によ
り、吸引通路を通してフィルム材が一方の型に吸着され
て仮保持される。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明の構成
において、一方の型を、型本体と、仮保持されるフィル
ム材の外周縁部より内側に分割ラインが位置するよう前
記型本体に対して分割された入れ子型とで構成し、吸引
通路は、前記型本体と入れ子型との間に形成された隙間
で構成されている。
【0008】上記構成によれば、吸引手段の動作によ
り、型本体と入れ子型との間の隙間を通してフィルム材
が一方の型に吸着されて仮保持される。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の発明の構成
において、仮保持機構は、仮保持されるフィルム材に対
応する部位に設けられた通気性のある金型材料で構成さ
れる入れ子型と、この入れ子型における通気性部分を通
して空気を吸引して前記フィルム材を前記入れ子型に吸
着させる吸引手段とから構成されている構成としてあ
る。
【0010】上記構成によれば、吸引手段の動作によ
り、入れ子型の通気性部分を通してフィルム材が一方の
型に吸着されて仮保持される。
【0011】請求項5の発明は、請求項1の発明の構成
において、仮保持機構は、フィルム材の外周縁部が挿入
される、型の開閉方向に向けて穿設された溝である構成
としてある。
【0012】上記構成によれば、フィルム材は、外周縁
部を溝に挿入することで一方の型に仮保持される。
【0013】請求項6の発明は、請求項5の発明の構成
において、射出成形型は、凸部を備えたコア型と、前記
凸部が挿入される凹部を備えたキャビ型とで構成され、
前記コア型における凸部に溝が形成されている構成とし
てある。
【0014】上記構成によれば、フィルム材は、外周縁
部がコア型側の溝に挿入されることで仮保持されるの
で、仮保持機構を設けることによるフィルム材のキャビ
型側の表面の外観不良が回避される上、フィルム材のセ
ットはコア型の凸部に対して行うので、セット作業が容
易となる。
【0015】請求項7の発明は、請求項6の発明の構成
において、溶融樹脂の射出口がコア型に設けられ、凸部
が凹部に挿入された射出成形型の型閉じ時に、少なくと
も前記射出口付近のフィルム材が前記凹部に接触してい
る構成としてある。
【0016】上記構成によれば、型閉じ時には、凸部に
設けた射出口付近のフィルム材が冷却されている型の凹
部に接触しており、このため前記凸部側の射出口から高
温の溶融樹脂が供給されてフィルム材に熱が付与されて
も、この熱は凹部に伝達されてフィルム材の損傷が回避
される。
【0017】請求項8の発明は、請求項2の発明の構成
において、一方の型に、一端面がフィルム材に対向する
型表面と同一面を形成するピンを挿入固定し、吸引通路
は、このピンと型との間に形成された隙間で構成されて
いる。
【0018】上記構成によれば、吸引手段の動作によ
り、ピンと型との間の隙間を通して空気が吸引され、こ
れによりフィルム材が一方の型に吸着されて仮保持され
る。
【0019】請求項9の発明は、請求項8の発明の構成
において、射出成形型は、凸部を備えたコア型と、前記
凸部が挿入される凹部を備えたキャビ型とで構成され、
前記凸部に溶融樹脂の射出口及び、仮保持機構がそれぞ
れ設けられ、前記仮保持機構によってフィルム材が仮保
持されかつ、前記凸部が凹部に挿入された射出成形型の
型閉じ時に、少なくとも前記射出口付近のフィルム材が
前記凹部に接触している構成としてある。
【0020】上記構成によれば、型閉じ時には、凸部に
設けた射出口付近のフィルム材が冷却されている型の凹
部に接触しており、このため前記凸部側の射出口から高
温の溶融樹脂が供給されてフィルム材に熱が付与されて
も、この熱は凹部に伝達されてフィルム材の損傷が回避
される。
【0021】請求項10の発明は、請求項1の発明の構
成において、仮保持機構は、フィルム材に対向する型表
面に対し、一端面が、同一面を形成する位置と突出する
位置との間を移動可能な駆動ピンと、この駆動ピンを駆
動する駆動機構と、前記駆動ピン内に形成した吸引通路
を通して空気を吸引して前記フィルム材を吸着する吸引
手段とから構成されている。
【0022】上記構成によれば、駆動機構によって駆動
ピンを型表面から突出させた状態で、吸引手段によって
吸引通路を通して空気を吸引し、これによりフィルム材
を駆動ピンの端面にて吸着して仮保持する。ここで型閉
じすると、フィルム材は他方の型表面に密着し、溶融樹
脂の供給開始後、吸引手段の動作を停止させるととも
に、駆動機構によって駆動ピンを型表面と同一面となる
よう後退させる。
【0023】請求項11の発明は、フィルム材を射出成
形型にセットして一体成形するフィルム材のインサート
成形方法において、前記射出成形型の一方の型に、前記
フィルム材を仮保持させた状態で型閉じし、溶融樹脂を
型内に供給してインサート成形する成形方法としてあ
る。
【0024】上記成形方法によれば、フィルム材が製品
の表面に一体成形され、これを意匠用フィルム材とする
ことで、低コストで製品表面への加飾が可能となる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、射出成形型の
一方の型における仮保持機構にフィルム材を仮保持さ
せ、この状態で型閉じして溶融樹脂を型内に供給するこ
とで、フィルム材を意匠用として製品表面に一体成形す
ることができる。
【0026】請求項2の発明によれば、吸引手段の動作
により、吸引通路を通して空気が吸引されてフィルム材
が一方の型に吸着されるので、フィルム材の仮保持を確
実に行うことができる。
【0027】請求項3の発明によれば、吸引手段の動作
により、型本体と入れ子型との間の隙間を通して空気が
吸引されてフィルム材が一方の型に吸着されるので、フ
ィルム材の仮保持を確実に行うことができる。
【0028】請求項4の発明によれば、吸引手段の動作
により、入れ子型の通気性部分を通して空気が吸引さ
れ、これによりフィルム材が一方の型に広い面積で吸着
されて仮保持が確実になされるとともに、吸着によるフ
ィルム材への痕跡を解消でき、フィルム材の外観品質を
向上させることができる。
【0029】請求項5の発明によれば、フィルム材は、
外周縁部を溝に挿入することで、容易に位置決めされた
状態で仮保持することができる。また、仮保持機構とし
て単に溝を設ければよいので、安価である。
【0030】請求項6の発明によれば、フィルム材は、
外周縁部がコア型側の溝に挿入されることで仮保持され
るので、仮保持機構を設けることによるフィルム材のキ
ャビ型側の表面の外観不良が回避される上、フィルム材
のセットはコア型の凸部に対して行うので、セット作業
を容易に行うことができる。
【0031】請求項7の発明によれば、型閉じ時に、凸
部に設けた射出口付近のフィルム材が冷却された型の凹
部に接触するようにしたので、前記凸部側の射出口から
高温の溶融樹脂が供給されてフィルム材に接触しても、
溶融樹脂から付与される熱は金型側に逃げ、熱によるフ
ィルム材の損傷を回避することができる。
【0032】請求項8の発明によれば、吸引通路の形成
は、簡単な機械加工によってできるので、仮保持機構を
安価なものとすることができる。
【0033】請求項9の発明によれば、型閉じ時に、凸
部に設けた射出口付近のフィルム材が冷却された型の凹
部に接触するようにしたので、前記凸部側の射出口から
高温の溶融樹脂が供給されてフィルム材に接触しても、
溶融樹脂から付与される熱は金型側に逃げ、熱によるフ
ィルム材の損傷を回避することができる。
【0034】請求項10の発明によれば、駆動機構によ
って駆動ピンを型表面から突出させた状態で、吸引手段
によって吸引通路を通して空気を吸引し、これによりフ
ィルム材を吸着して仮保持し、この状態で型閉じするこ
とで、フィルム材を仮保持機構が設けられていない他方
の型側に密着させるようにしたので、フィルム材として
この他方の型の表面に整合した形状のものを使用するこ
とができる。
【0035】請求項11の発明によれば、フィルム材が
製品の表面に一体成形され、これを意匠用フィルム材と
することで、低コストで製品表面への加飾を行うことが
できる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0037】図1は、この発明によるフィルム材のイン
サート成形装置を用いて、意匠用のフィルム材1を自動
車用ドアミラーのハウジング3の背面に一体成形した状
態を示している。図2は、上記フィルム材1の一例を示
す断面構造図で、ハウジング3と同材質のABS樹脂か
らなるベースフィルム材5上に、着色層7及びクリヤ層
9をそれぞれコーティングし、これを真空成形によって
所定の形状、つまり一体成形するドアミラーのハウジン
グ3の表面形状に成形し、冷却後に端面をカットする。
ハウジング3を射出成形する際に、溶融樹脂が射出され
た段階で、この溶融樹脂とベースフィルム材5とが溶着
し、これによりフィルム材1がハウジング3に一体成形
される。また、ハウジング3の樹脂材料がポリプロピレ
ンなど別の材料の場合には、ベースフィルム材5をその
材料に溶着可能な材料とすればよい。
【0038】フィルム材1の他の例として図3に示すも
のは、図2におけるベースフィルム材5に代えて接着層
11を設けたもので、この場合には、射出成型時の成形
圧力と温度とによって、接着層11がハウジング3に接
着されてフィルム材1がハウジング3に一体成形され
る。このフィルム材1は、後で剥がすことが可能な保護
用フィルム材に、クリヤ層9,着色層7及び接着層11
がコーティングなどの方法で積層されて製作される。
【0039】図4に示すフィルム材1は、図3における
クリヤ層9に代えて透明フィルム材13を設けたもの
で、この場合には、透明フィルム材13に着色層7及び
接着層11をコーティングし、ハウジング3とは上記図
3の例と同様に、接着層11を介して一体成形される。
【0040】なお、上記図3及び図4における接着層1
1は、ハウジング3の樹脂材料によって適宜選択するも
のとする。
【0041】図5は、この発明の第1の実施の形態によ
るフィルム材のインサート成形装置の断面図で、上記し
たフィルム材1を、ハウジング3を射出成形するための
射出成形型15の一方の金型であるキャビ型17にセッ
トした状態を示している。射出成形型15は、このキャ
ビ型17と、キャビ型17に形成した凹部19に入り込
む凸部21を備えたコア型23とで構成されている。
【0042】キャビ型17は、キャビ型本体25と、キ
ャビ型本体25に収容される入れ子型27とに分割され
ており、この二つの金型25,27相互の型表面に露出
する分割ラインLは、全周にわたり、セットされたフィ
ルム材1の外周縁部より内側に位置している。
【0043】キャビ型本体25と入れ子型27との間に
は吸引通路としての隙間29が形成され、この隙間29
は上記分割ラインLにおける型表面に開口している。隙
間29には、キャビ型本体25に形成した貫通孔31及
び、この貫通孔31に連通する配管33を介して吸引手
段としての真空ポンプ35が接続されている。この真空
ポンプ35及び隙間29などにより、フィルム材1を仮
保持する仮保持機構を構成している。
【0044】一方、コア型23には、溶融樹脂を型内に
射出供給するための射出口37が中央に設けられ、その
外側に成形後の製品を押し出すエジェクタピン39が設
けられている。
【0045】上記したフィルム材のインサート成形装置
において、図5に示すように、射出成形型15が型開き
している状態で、フィルム材1をキャビ型17にセット
する。このとき、キャビ型本体25と入れ子型27との
間の分割ラインLは、フィルム材1の外周縁部より内側
に位置している。
【0046】この状態で、真空ポンプ35が作動し、隙
間29,貫通孔31及び配管33を通して空気が吸い込
まれることで、フィルム材1はキャビ型17に吸着さ
れ、確実に仮保持されることになる。仮保持後、射出成
形型15の型閉じがなされ、コア型23の中央にある射
出口37から溶融樹脂が型内に射出供給されると、樹脂
は中央から外側に向けて充填され、このときフィルム材
1はキャビ型17に密着しているので、フィルム材1と
キャビ型17との間に樹脂が入り込むことはない。これ
により、前記図1に示したハウジング3の表面に意匠用
のフィルム材1が一体成形され、ハウジング3の一部が
加飾されることになる。
【0047】樹脂充填後、成形品が冷却され、真空ポン
プ35による吸引動作が停止し、型開きがなされた後、
エジェクタピン39が動作して一体成形品が押し出され
てインサート成形作業が完了する。
【0048】従来ドアミラーのハウジングの一部を加飾
するものとして、透明樹脂の裏側(ハウジング側)に意
匠用のフィルム材を一体成形したガーニッシュをハウジ
ングに固着したものがある(実開平2−74248号公
報参照)。しかしながら、この場合には、フィルム材の
ほかガーニッシュが必要なため、成形費、組み付け費な
どによりコスト高を招いており、上記実施の形態のよう
に、フィルム材1をハウジング3に一体成形すること
で、コスト低下を達成できる。また、上記従来のもの
は、透明樹脂の裏側に意匠用のフィルム材があるため
に、意匠面に深みが出てしまい、車体塗装部との色合わ
せが難しいという問題があるが、上記実施の形態のよう
に、ハウジング3の表面に、フィルム材1を一体成形す
ることで、車体塗装部と同品質の意匠を得ることができ
る。
【0049】図6は、この発明の第2の実施の形態によ
るフィルム材のインサート成形装置のキャビ型17を示
している。この実施の形態は、図5におけるキャビ型1
7の入れ子型27に代えて、通気性のある金型材料で構
成される入れ子型41を用いている。その他のコア型を
含む構成は前記図5のものと同様であり、同様の構成要
素には同一符号を付してある。但し、ここでの入れ子型
41とキャビ型本体25との間には隙間を設けていな
い。
【0050】上記図6の実施の形態においても、真空ポ
ンプ35の動作により、キャビ型17にセットされたフ
ィムル1を、入れ子型41における通気性部分を通して
吸着し確実に仮保持できる。したがって、ここでの仮保
持機構は、入れ子型41及び真空ポンプ35などにより
構成されている。この場合には、図5におけるように隙
間29からの吸着を行っていないので、この隙間29に
よる形状がフィルム材1に残ることがなく、フィルム材
1の外観品質の向上に寄与できる。
【0051】図7は、図6の変形例で、通気性のある金
型材料からなる複数の入れ子型43を、フィルム材1の
外周縁部付近にのみ配置される構造のものとしている。
【0052】図8は、この発明の第3の実施の形態によ
るフィルム材のインサート成形装置を示している。図9
は、図8のA部を拡大して示したもので、この実施の形
態は、意匠用フィルム材1の外周縁部1aを、コア型2
3の凸部21の外表面形状に対し内側に折り曲がった形
状とし、この外周縁部1aが挿入される溝21aを凸部
21に設けている。この溝21aは、型の開閉方向に向
けて穿設されたもので、フィルム材1を仮保持する仮保
持機構を構成している。この仮保持機構は、フィルム材
1の全周もしくは一部に設けられる。
【0053】また、上記フィルム材1は、凸部21の表
面に全体を密着させた状態で、外周縁部の端末が溝21
aの位置より外側となるよう大きめに設定されるととも
に、型閉じした状態で、フィルム材1の少なくとも射出
口37付近は、キャビ型17側に接触する形状となって
いる。
【0054】次に成形工程を説明すると、まず金型が開
いた状態で、フィルム材1を、その外周縁部1aを溝2
1aに挿入することで、コア型23の凸部21にセット
する。このとき、フィルム材1の外周縁部1aは溝21
aに対し、摩擦抵抗によって固定保持される。この状態
で型閉じした後、図10に示すように、コア型23の射
出口37から溶融樹脂Pを供給して型内に樹脂を充填す
る。充填が進行する過程で、フィルム材1は、樹脂の圧
力によってキャビ型17側に押し付けられ、外周縁部1
aが溝21aから外れてキャビ型17表面に密着し、さ
らに樹脂の充填が継続される。
【0055】図11は、樹脂の充填作業が完了した状態
であり、フィルム材1は、充填される高圧の樹脂によっ
てキャビ型17に押し付けられるため、その時点で位置
が決まり、位置ずれが起こることなく成形が可能とな
る。また、フィルム材1は、型閉じ状態で射出口37付
近がキャビ型17に接触しているため、射出口37から
高温の溶融樹脂が高速で充填されても、フィルム材1に
付与された熱は、冷却されているキャビ型17側に逃げ
るため、ベースフィムル11が溶けたり、着色層7のイ
ンクが流れるという不具合の発生は防止される。
【0056】また、上記図8の成形装置においては、フ
ィルム材1は、外周縁部1aを溝21aに挿入するだけ
で位置決めもでき、セット作業が容易であるとともに、
仮保持機構を設けることによる成形品の外観不良が回避
される。さらに、溝21a内にも樹脂が充填されること
になるが、この溝21aは型の開閉方向に向けて穿設さ
れているので、成形品の取り出しは容易にできる。
【0057】図12は、この発明の第4の実施の形態に
よるフィルム材のインサート成形装置を示している。こ
の実施の形態は、コア型23側の数カ所に、セットされ
るフィルム材1側の型表面と、フィルム材1と反対側の
外部にそれぞれ開口する貫通孔45を形成し、この貫通
孔45のフィルム材1側の部分にピン47を挿入固定し
てある。
【0058】ピン47とコア型23との間には、図12
の拡大されたB矢視である図13に示すように、吸引通
路としての隙間49が形成されている。この隙間49の
寸法Tは、0.1mm以下程度に設定してある。貫通孔4
5のフィルム材1と反対側の端部には配管51を介して
吸引手段を構成する真空ポンプ35が設けられている。
ここでのフィルム材1は、隙間49を介して吸着された
状態で型閉じされたとき、前記図8の実施の形態と同様
に、射出口37付近がキャビ型17側に接触しており、
これにより、高温樹脂が射出される際でのフィルム材1
の損傷が回避される。
【0059】成形動作は、型閉じ後、溶融樹脂を射出供
給するとほぼ同時に真空ポンプ35による吸引動作を解
除し、その後さらに樹脂を充填することで、成形作業が
終了する。充填される樹脂は、隙間49の寸法が0.1
mm以下に設定されているので、隙間49への進入が回避
される。また、コア型23に対する隙間49の形成、す
なわち貫通孔45及びピン47の形成は、簡単な機械加
工によって可能であり、仮保持機構として安価なものに
なる。
【0060】図14は、この発明の第5の実施の形態に
よるフィルム材のインサート成形装置を示している。こ
の実施の形態は、コア型23側の数カ所に、セットされ
るフィルム材1側の型表面と、フィルム材1と反対側の
外部にそれぞれ開口する貫通孔51を形成し、この貫通
孔51内に図中で上下方向に移動可能な駆動ピン53を
挿入配置してある。
【0061】駆動ピン53は、フィルム材1側の端部に
径が拡大された吸着ヘッド53aが形成され、この吸着
ヘッド53aが貫通孔51の径大部51aに入り込んだ
状態で、吸着ヘッド53aの先端面がコア型23の凸部
21における表面と同一面を形成する。一方、駆動ピン
53の吸着ヘッド53aと反対側の端部は、コア型23
の外部に突出してフランジ53bが形成され、このフラ
ンジ部53bに、エアシリンダあるいは油圧シリンダな
どで構成される駆動機構55が接続されている。駆動機
構は、ブラケット57を介してコア型23に固定されて
おり、その駆動ロッド55aを介して駆動ピン53を、
吸着ヘッド53aがコア型23内に入り込んだ位置と突
出した位置との間を移動可能に駆動する。
【0062】駆動ピン53内には、吸着ヘッド53aの
先端面に一端が開口し、フランジ53bの側部に他端が
開口する吸引通路59が形成され、この吸引通路59に
は配管61を介して吸引手段としての真空ポンプ35が
接続されている。この真空ポンプ35,駆動ピン53及
び駆動機構55などにより仮保持機構を構成している。
【0063】上記図14におけるフィルム材1は、キャ
ビ型17の凹部19の形状にほぼ整合する状態に成形さ
れたものを使用する。
【0064】次に成形工程を説明すると、金型が開いて
いる状態で駆動機構55を作動させて駆動ピン53をキ
ャビ型17側に突出させ、所定の位置で停止させる。こ
の状態で真空ポンプ35を作動させることで、フィルム
材1を吸着ヘッド53aにて吸着して保持させる。その
後、型閉じを行うと、フィルム材1がキャビ型17の表
面にその全体が接触する。この状態で、図15に示すよ
うに、射出口37から溶融樹脂Pを射出供給するが、こ
の射出供給開始と同時に、真空ポンプ35の動作を停止
させるとともに、駆動機構55が作動して駆動ピン53
を後退させる。
【0065】上記図15の状態からさらに樹脂Pを充填
することで、フィルム材1が一体成形される。この場合
には、吸着ヘッド53aの先端面に比較的大きな吸着口
が形成されていて、この吸着口に樹脂に入り込んでしま
うが、図16に示すように、吸着口53cを小さくする
ことで、樹脂の流入を防ぐことが可能となる。
【0066】上記実施の形態によれば、フィルム材1
は、樹脂Pの圧力によってキャビ型17側に押し付けら
れて固定されるので、位置ずれすることなく一体成形で
きる。また、この場合のフィルム材1は、キャビ型17
の凹部19に整合した形状のものを使用できるので、前
記図8や図12のものに比べ、作業効率が向上する。す
なわち図8や図12に示したものは、フィルム材1の形
状が型表面の形状と異なるため、事前にフィルム材端末
などが設計通りになるよう成形を繰り返し、形状を決定
するという煩雑な作業が必要となる。
【0067】また、上記図14の成形装置においては、
駆動ピン53が、一体成形後の成形品を取り出すための
エジェクタピンを兼用することができる。
【0068】上記した各実施の形態においては、ドアミ
ラーハウジングの一部を加飾するための装置として説明
したが、図17に示す自動車におけるマッドガード63
や、図18に示す同バンパ65などの表面の一部に、あ
らかじめ所定の形状に成形したフィルム材1を一体成形
して部分加飾を行うこともできる。
【0069】図19は、上記マッドガード63にフィム
ル材1を一体成形するための成形装置の簡略化した断面
図であり、この成形装置は、前述した図6の例に相当す
る。図20は、図18の拡大されたC−C断面図であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるフィルム材のインサート成形装
置によってフィルム材を一体成形したドアミラーハウジ
ングの斜視図である。
【図2】図1におけるフィルム材の断面構造図である。
【図3】フィルム材の他の例を示す断面構造図である。
【図4】フィルム材のさらに他の例を示す断面構造図で
ある。
【図5】この発明の第1の実施の形態によるフィルム材
のインサート成形装置の断面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態によるフィルム材
のインサート成形装置のキャビ型側のみ示す断面図であ
る。
【図7】図6の変形例を示すフィルム材のインサート成
形装置のキャビ型側のみ示す断面図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態によるフィルム材
のインサート成形装置の断面図である。
【図9】図8の拡大されたA部の断面図である。
【図10】図8の成形装置における樹脂充填時での動作
説明図である。
【図11】図8の成形装置における樹脂充填完了後の状
態を示す動作説明図である。
【図12】この発明の第4の実施の形態による成形装置
の断面図である。
【図13】図12の拡大されたB矢視図である。
【図14】この発明の第5の実施の形態によるフィルム
材のインサート成形装置の断面図である。
【図15】図14の成形装置における動作説明図であ
る。
【図16】図14の成形装置の変形例を示す吸着部の拡
大された断面図である。
【図17】この発明のフィルム材のインサート成形装置
によってマッドガードに部分加飾を行った状態を示す斜
視図である。
【図18】この発明のフィルム材のインサート成形装置
によってバンパに部分加飾を行った状態を示す斜視図で
ある。
【図19】図17のマッドガードにフィルム材を一体成
形するためのフィルム材のインサート成形装置の断面図
である。
【図20】図18の拡大されたC−C断面図である。
【符号の説明】
1 フィルム材 15 射出成形型 17 キャビ型 19 凹部 21 凸部 21a 溝 23 コア型 25 型本体 27 入れ子型 29 隙間(吸引通路,仮保持機構) 35 真空ポンプ(吸引手段,仮保持機構) 37 射出口 41,43 入れ子型(仮保持機構) 47 ピン 49 隙間(吸引通路,仮保持機構) 53 駆動ピン(仮保持機構) 55 駆動機構(仮保持機構) 59 吸引通路 L 分割ライン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 9:00 31:30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム材を射出成形型にセットして一
    体成形するフィルム材のインサート成形装置において、
    前記射出成形型の一方の型に、前記フィルム材を仮保持
    する仮保持機構を設けたことを特徴とするフィルム材の
    インサート成形装置。
  2. 【請求項2】 仮保持機構は、フィルム材に対向して一
    端が開口し、他端が型の外部に連通する吸引通路と、こ
    の吸引通路を通して空気を吸引して前記フィルム材を前
    記開口にて吸着させる吸引手段とから構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のフィルム材のインサート
    成形装置。
  3. 【請求項3】 一方の型を、型本体と、仮保持されるフ
    ィルム材の外周縁部より内側に分割ラインが位置するよ
    う前記型本体に対して分割された入れ子型とで構成し、
    吸引通路は、前記型本体と入れ子型との間に形成された
    隙間で構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    フィルム材のインサート成形装置。
  4. 【請求項4】 仮保持機構は、仮保持されるフィルム材
    に対応する部位に設けられた通気性のある金型材料で構
    成される入れ子型と、この入れ子型における通気性部分
    を通して空気を吸引して前記フィルム材を前記入れ子型
    に吸着させる吸引手段とから構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のフィルム材のインサート成形装
    置。
  5. 【請求項5】 仮保持機構は、フィルム材の外周縁部が
    挿入される、型の開閉方向に向けて穿設された溝である
    ことを特徴とする請求項1記載のフィルム材のインサー
    ト成形装置。
  6. 【請求項6】 射出成形型は、凸部を備えたコア型と、
    前記凸部が挿入される凹部を備えたキャビ型とで構成さ
    れ、前記コア型における凸部に溝が形成されていること
    を特徴とする請求項5載のフィルム材のインサート成形
    装置。
  7. 【請求項7】 溶融樹脂の射出口がコア型に設けられ、
    凸部が凹部に挿入された射出成形型の型閉じ時に、少な
    くとも前記射出口付近のフィルム材が前記凹部に接触し
    ていることを特徴とする請求項6載のフィルム材のイン
    サート成形装置。
  8. 【請求項8】 一方の型に、一端面がフィルム材に対向
    する型表面と同一面を形成するピンを挿入固定し、吸引
    通路は、このピンと型との間に形成された隙間で構成さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のフィルム材の
    インサート成形装置。
  9. 【請求項9】 射出成形型は、凸部を備えたコア型と、
    前記凸部が挿入される凹部を備えたキャビ型とで構成さ
    れ、前記凸部に溶融樹脂の射出口及び、仮保持機構がそ
    れぞれ設けられ、前記仮保持機構によってフィルム材が
    仮保持されかつ、前記凸部が凹部に挿入された射出成形
    型の型閉じ時に、少なくとも前記射出口付近のフィルム
    材が前記凹部に接触していることを特徴とする請求項8
    載のフィルム材のインサート成形装置。
  10. 【請求項10】 仮保持機構は、フィルム材に対向する
    型表面に対し、一端面が、同一面を形成する位置と突出
    する位置との間を移動可能な駆動ピンと、この駆動ピン
    を駆動する駆動機構と、前記駆動ピン内に形成した吸引
    通路を通して空気を吸引して前記フィルム材を吸着する
    吸引手段とから構成されていることを特徴とする請求項
    1載のフィルム材のインサート成形装置。
  11. 【請求項11】 フィルム材を射出成形型にセットして
    一体成形するフィルム材のインサート成形方法におい
    て、前記射出成形型の一方の型に、前記フィルム材を仮
    保持させた状態で型閉じし、溶融樹脂を型内に供給して
    インサート成形することを特徴とするフィルム材のイン
    サート成形方法。
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