JPH11341164A - 電話帳システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 盲人が容易に利用でき、且つ検索された電話番号をＤＴ
ＭＦトーンで送信して呼び出すことによって、電話番号
を紙に書き留める手間をはぶき、まちがい電話を防止で
きる電話帳システムを提供する。 【解決手段】 電話帳サービスセンタ１が全国の電話帳
情報を記憶し、電話帳端末装置２から入力され、送信さ
れた検索条件でデータベースを検索し、検索結果を抽出
データとして電話帳端末装置２に送信し、電話帳端末装
置２で抽出データを記憶して表示し、抽出データの中か
ら選択された電話帳情報を音声出力し、抽出データの中
から選択された電話帳情報の電話番号をＤＴＭＦトーン
で送信して呼出を行い、電話帳端末装置２が接続された
電話機３で通話する電話帳システムである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電話番号を検索す
る電話帳システムに係り、特に経済的で、且つ検索した
電話番号をそのままダイヤルできる電話帳システムに関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来、電話番号を検索する電話帳システ
ムとして最も一般的なのは、電話サービス業者によって
配布される紙製の電話帳を、利用者自身がめくって目的
の電話番号を調べる方法である。この方法は、電話帳の
字が小さいために、前後の電話番号を誤って検索するこ
とが多く、また電話帳には点字が付加されていないため
盲人には利用できなかった。

【０００３】従来の別の電話帳システムとしては、電話
を介して行われる電話番号案内サービスがあった。この
サービスは、利用者が電話番号案内サービスに電話をか
け、オペレータに検索したい条件を口頭で伝え、オペレ
ータが電話番号のデータベースを検索条件に従って検索
し、検索された電話番号を利用者に口頭で伝えるもの
で、電話番号案内サービス料金がかかり、更にサービス
時間に制限があった。

【０００４】また従来の別の電話帳システムとしては、
通信ネットワークを介して行われる電話番号案内サービ
スがあった。このサービスは、利用者がパソコンや専用
端末から通信ネットワークを介して電話番号案内サービ
スに接続し、サービス側からの質問に対して端末側から
検索条件を入力すると、入力された検索条件に従ってサ
ービス側でデータベースが検索され、検索結果の電話番
号が端末側に送信されて、端末上に表示されるもので、
サービス時間の制限はないが、電話番号案内サービスに
接続してから切断されるまでの通信料がかかり、また、
検索結果が表示されるだけなので、盲人には利用できな
い。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の電話帳システムでは、盲人が利用し難く、また一般の
利用者であっても、検索された電話番号を一旦紙に書き
留めて、それを見ながら電話機からダイヤルするため
に、手間がかかり、ダイヤルミスも発生しやすいという
問題点があった。

【０００６】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、盲人が容易に利用でき、且つ検索された電話番号を
ＤＴＭＦトーンで送信して呼び出すことによって、電話
番号を紙に書き留める手間をはぶき、まちがい電話を防
止できる電話帳システムを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項１記載の発明は、電話帳システムに
おいて、全国の電話帳情報を記憶し、入力された検索条
件に従って電話帳情報を出力する電話帳サービスセンタ
と、前記電話帳サービスセンタに公衆網を介して接続す
る電話機とを備え、前記電話機が前記公衆網に接続する
回線に、入力された検索条件を前記電話帳サービスセン
タに送信し、前記検索条件によって前記電話帳サービス
センタから送信された電話帳情報を受信して記憶し、前
記電話帳情報の中から選択された電話帳情報について音
声出力する電話帳端末装置を設けたことを特徴としてお
り、検索された電話帳情報を聴覚により確認できる。

【０００８】上記従来例の問題点を解決するための請求
項２記載の発明は、電話帳システムにおいて、全国の電
話帳情報を記憶し、入力された検索条件に従って電話帳
情報を出力する電話帳サービスセンタと、前記電話帳サ
ービスセンタに公衆網を介して接続する電話機とを備
え、前記電話機が前記公衆網に接続する回線に、入力さ
れた検索条件を前記電話帳サービスセンタに送信し、前
記検索条件によって前記電話帳サービスセンタから送信
された電話帳情報を受信して記憶し、前記電話機が呼出
可能状態の時に、前記電話帳情報の中から選択された電
話帳情報に含まれる電話番号をＤＴＭＦトーンで送信し
て呼出を行う電話帳端末装置を設けたことを特徴として
おり、検索された電話帳情報の電話番号で利用者がキー
インすることなく呼出を行い、電話機を使って通話でき
る。

【０００９】

【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
る電話帳システムは、全国の電話帳情報を記憶し、入力
された検索条件に従って電話帳情報を出力する電話帳サ
ービスセンタと、電話帳サービスセンタに公衆網を介し
て接続する電話機とを備え、電話帳端末装置が検索条件
を入力して電話帳サービスセンタへ送信し、電話帳サー
ビスセンタで検索条件に一致する全ての電話帳情報を抽
出して抽出データとして電話帳端末装置へ送信し、電話
帳端末装置が受信した抽出データを記憶して表示し、指
示に従って選択された電話帳情報を音声出力し、電話機
が呼出可能状態にあるときに、指示に従って選択された
電話帳情報の電話番号をＤＴＭＦトーンで送信するもの
であり、盲人も容易に利用可能で、且つ電話番号を紙に
書き留める手間を省き、間違い電話を防止できるもので
ある。

【００１０】まず、本発明の電話帳システムの概略につ
いて、図１を使って説明する。図１は、本発明に係る電
話帳システムの概略構成図である。本発明の電話帳シス
テムは、図１に示すように、全国の電話帳情報のデータ
ベースを有し、電話番号検索サービスを行う電話帳サー
ビスセンタ１と、電話番号検索サービスを利用するため
の端末である電話帳端末装置２と、電話検索の結果得ら
れた電話番号と通話するための電話機３とから構成され
ている。

【００１１】そして、電話帳端末装置２は、電話機３と
公衆網とをつなぐ回線を分岐する形で接続されており、
電話帳サービスセンタ１とは公衆網を介して接続されて
いる。

【００１２】次に、本発明の電話帳システムの内部の詳
細について、図２を使って説明する。図２は、本発明の
電話帳システムの構成ブロック図である。本発明の電話
帳システムは、データベース制御部１０を有する電話帳
サービスセンタ１と、内部に制御部２０と、表示部２１
と、音声出力部２２と、送受信部２３と、トーン生成部
２４と、キー入力部２５と、メモリ部２６とを具備する
電話帳端末装置２と、電話機３とから構成されている。

【００１３】次に、本発明の電話帳システムの各部につ
いて具体的に説明する。電話帳サービスセンタ１のデー
タベース制御部１０は、予め全国の電話番号とそれに対
応する名前や住所等で構成される電話帳情報が登録され
ているデータベースを有している。

【００１４】そして、公衆網を介して電話帳端末装置２
からの検索条件を受信すると、データベースを検索し、
検索条件に一致する全ての電話帳情報をデータベースか
ら抽出し、抽出データとして電話帳端末装置２に送信す
るものである。

【００１５】電話帳端末装置２は、検索条件を作成して
電話帳サービスセンタ１へ送信し、電話帳サービスセン
タ１から送信された抽出データを受信して記憶し、記憶
した抽出データを表示し、選択されたデータ（電話番号
や名前等）を音声で出力したり、選択された電話番号へ
ダイヤル（呼出）するものである。

【００１６】次に、電話帳端末装置２を構成する各部に
ついて説明する。キー入力部２５は、電話帳端末装置２
に必要なキー情報が入力されるもので、具体的には、検
索キー、スクロールキー、音声キー、ダイヤルキー、取
消しキー、その他キー等が設けられており、入力操作が
行われると、入力されたキー情報を制御部２０に伝える
ものである。尚、全てのキーには点字を設けることとす
る。

【００１７】ここで、検索キーは、入力した検索条件を
電話帳サービスセンタ１へ送信する指示を行うキーであ
る。スクロールキーは、表示部２１に表示された電話番
号データをスクロールさせるキーである。音声キーは、
選択された電話帳情報（電話番号や名前等）を音声出力
する指示を行うキーである。

【００１８】ダイヤルキーは、選択された電話番号をダ
イヤルする指示を行うキーである。取消しキーは、呼出
状態を中止させてオンフック状態にするためのキーであ
る。その他キーは、検索条件を入力するためのキーであ
る。

【００１９】表示部２１は、電話帳サービスセンタ１か
ら送信された抽出データをＬＣＤに表示するもので、具
体的には、メモリ部に記憶されている抽出データを順に
表示し、キー入力部２５からのスクロールキー入力に従
って表示する電話帳情報を変化させ、特に選択されてい
る１つの電話帳情報（選択データ）に関する表示をその
他のデータと区別できるような強調表示とする。尚、表
示部２１には、バックライトが付くこととする。

【００２０】音声出力部２２は、選択された電話帳情報
（電話番号や名前等）を音声で出力するもので、具体的
には、制御部２０で音声合成された電話帳の音声データ
をスピーカーから音声で出力するものである。

【００２１】トーン生成部２４は、制御部２０から出力
された電話番号のデータをＤＴＭＦトーンに変換して送
受信部２３に出力するものである。

【００２２】メモリ部２６は、電話帳サービスセンタ１
から送信された抽出データを記憶するものである。

【００２３】送受信部２３は、公衆網との接続の制御を
行うもので、具体的には、制御部２０から検索条件のデ
ータ（検索データ）を受け取ると、電話帳サービスセン
タ１へ接続して検索データを送信し、電話帳サービスセ
ンタ１から抽出データが送信されると、抽出データを受
信して制御部２０に出力し、受信が完了すると、電話帳
サービスセンタ１への接続を切断する。

【００２４】また、回線の状態を監視し、電話機３のダ
イヤル可能状態を検知したり、回線を強制的にオンフッ
ク状態にする制御を行う。

【００２５】制御部２０は、電話帳端末装置２の制御を
行うものであり、検索条件を作成して送信し、抽出デー
タを受信する検索処理を行うようになっている。

【００２６】本発明の電話帳システムの電話帳端末装置
２の制御部２０における検索処理の流れについて、図
３、図４を使って説明する。図３は、本発明の電話帳シ
ステムの電話帳端末装置２の制御部２０における検索処
理の前半の流れを示すフローチャート図であり、図４
は、本発明の電話帳システムの電話帳端末装置２の制御
部２０における検索処理の後半の流れを示すフローチャ
ート図である。

【００２７】本発明の検索処理は、電話帳端末装置２の
電源投入と共に起動され、図３に示すように、検索条件
を入力し（１０４）、キー入力部２５の検索キーが押下
されたか判断を行い（１０６）、検索キーが押下されて
いない場合（Ｎｏ）は、処理１０４へ戻る。尚、検索条
件の入力は、予め定められた項目（例えば、氏名、住所
等）について、一般的な検索方法（例えば、前方一致
等）で検索可能な条件を会話形式等で入力する。

【００２８】一方、検索キーが押下された場合（Ｙｅ
ｓ）は、送受信部２３へ検索条件を出力して送信し（１
０８）、送受信部２３から受信した抽出データを入力し
（１１０）、メモリ部２６へ抽出データを格納し（１１
２）、抽出データの表示を行う（１１４）。

【００２９】ここで、抽出データの表示とは、メモリ部
２６に記憶されている抽出データの先頭から一部を読み
込んで表示部２１（ＬＣＤ）に表示し、第１番目の電話
番号データが選択されて、強調表示（選択表示）される
ようになっている。

【００３０】そして、その後、図４に示すようにキー入
力部２５からのキー入力があったか判断し（１１６）、
キー入力がない場合（Ｎｏ）は処理１１６を繰り返し、
キー入力があった場合（Ｙｅｓ）は、キーの種類を判断
する（１１８）。

【００３１】そして、入力されたキーがスクロールキー
の場合は、スクロール処理を行って（１２０）、処理１
１６に戻る。ここで、スクロール処理とは、選択される
電話番号データを順次スクロールし、表示部２１の表示
範囲を超えてスクロールする場合は、メモリ部２６から
電話番号データを読み込んでスクロール表示する一般的
なスクロール表示処理である。

【００３２】一方、入力されたキーが音声キーの場合
は、選択表示中の電話番号データについて音声合成し
（１３０）、音声データを音声出力部２２（スピーカ
ー）に出力して音声出力させて（１３２）、処理１１６
に戻る。

【００３３】また、入力されたキーがダイヤルキーの場
合は、電話機３がダイヤル可能状態になっているかを判
断する（１４０）。ここで、ダイヤル可能状態とは、一
般的な電話であればオフフックされているかどうかであ
り、公衆電話であれば、オフフックして使用可能なカー
ドを挿入するか又は硬貨を投入してダイヤル可能な状態
になっているかである。

【００３４】そして、ダイヤル可能状態になっていない
場合（Ｎｏ）は、処理１１６に戻り、ダイヤル可能状態
になっている場合（Ｙｅｓ）は、選択表示中の電話番号
をトーン生成部２４へ出力して（１４２）、処理１１６
に戻る。

【００３５】また、入力されたキーが取消しキーの場合
は、回線をオンフック状態にして（１５０）、処理１１
６に戻る。

【００３６】尚、図３では、１回の検索に関する処理の
流れを示したが、例えば処理１０４の検索条件入力処理
に戻る指示を入力するキーを設ければ、繰り返し検索を
行うようにできる。

【００３７】次に、本発明の電話帳システムの動作につ
いて、図２を使って説明する。本発明の電話帳システム
では、電話帳端末装置２において、キー入力部２５のそ
の他キーによって検索条件が入力され、キー入力部２５
の検索キーが押下されると、送受信部２３を介して電話
帳サービスセンター１へ接続され、検索条件が送信され
る。

【００３８】電話帳サービスセンター１では、検索条件
を受信すると、電話帳情報のデータベースを検索し、検
索条件と一致した電話帳情報を抽出し（抽出データ）、
電話帳端末装置２へ送信する。

【００３９】電話帳端末装置２では、抽出データを受信
して、制御部２０の制御によってメモリ部２６へ格納
し、電話帳サービスセンター１との接続を切断し、メモ
リ部２６に記憶された抽出データの一部を読み込んで表
示部２１（ＬＣＤ）に表示し、選択されている電話帳情
報を強調表示（選択表示）して、キー入力部２５のスク
ロールキーが押下されることによって選択される電話帳
情報及び表示する電話帳情報をスクロールする。

【００４０】そして、キー入力部２５の音声キーが押下
されると、選択表示中の電話帳情報（電話番号や名前
等）の音声を合成し、音声出力部２２（スピーカー）か
ら音声で出力する。

【００４１】そして、電話機３の受話器があげられオフ
フック状態になり、電話帳端末装置２において、キー入
力部２５のダイヤルキーが押下されると、制御部２０に
よって選択表示中の電話番号がトーン生成部２４に出力
され、ＤＴＭＦトーンが生成されて、送受信部２３から
送信されて呼出状態になる。

【００４２】その後、通話状態になる前、つまり呼出相
手がオフフックする前に、キー入力部２５の取消しキー
が押下されると、呼出状態を中止しオンフック状態にす
る。

【００４３】本発明の電話帳システムによれば、電話帳
端末装置２が検索条件を作成して電話帳サービスセンタ
１へ送信し、電話帳サービスセンタ１では検索条件と一
致する全てのデータを抽出データとして電話帳端末装置
２へ送信し、電話帳端末装置２が抽出データを受信して
メモリ部２６へ記憶し、表示部２１に表示してスクロー
ルキーの操作に従って表示する電話帳情報をスクロール
表示するので、ある程度絞り込んだ抽出データの中から
ゆっくり時間をかけて目的の電話番号を検索でき、経済
的な効果がある。

【００４４】また、本発明の電話帳システムによれば、
キー入力部２５の各キーに点字を付与し、抽出データの
一部を表示部２１に表示し、選択されている電話帳情報
を強調表示した状態で、キー入力部２５の音声キーが押
下されると、選択されている電話帳情報（電話番号や名
前等）を音声合成して音声出力部２２（スピーカー）か
ら音声出力するので、盲人が容易に利用できる効果があ
る。

【００４５】更に、本発明の電話帳システムによれば、
抽出データの一部を表示部２１に表示し、選択されてい
る電話帳情報を強調表示した状態で、キー入力部２５の
ダイヤルキーが押下されると、トーン生成部２４で、選
択されている電話帳情報の電話番号のＤＴＭＦトーンを
作成して送信することによってダイヤルするので、電話
番号を紙に書き留める手間がはぶけ、間違い電話を防止
し、且つ盲人であっても利用しやすい効果がある。

【００４６】

【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、全国の電
話帳情報を記憶し、入力された検索条件に従って電話帳
情報を出力する電話帳サービスセンタと、電話帳サービ
スセンタに公衆網を介して接続する電話機とを備え、電
話機を公衆網に接続する回線を介して、電話帳端末装置
が入力された検索条件を電話帳サービスセンタに送信
し、検索条件によって電話帳サービスセンタから送信さ
れた電話帳情報を受信して記憶し、電話帳情報の中から
選択された電話帳情報について音声出力する全電話帳シ
ステムとしているので、検索された電話帳情報を聴覚に
より確認でき、盲人が容易に利用できる効果がある。

【００４７】請求項２記載の発明によれば、全国の電話
帳情報を記憶し、入力された検索条件に従って電話帳情
報を出力する電話帳サービスセンタと、電話帳サービス
センタに公衆網を介して接続する電話機とを備え、電話
機を公衆網に接続する回線を介して、電話帳端末装置が
入力された検索条件を電話帳サービスセンタに送信し、
検索条件によって電話帳サービスセンタから送信された
電話帳情報を受信して記憶し、電話機が呼出可能状態の
時に、電話帳情報の中から選択された電話帳情報に含ま
れる電話番号をＤＴＭＦトーンで送信して呼出を行う電
話帳システムとしているので、検索された電話帳情報の
電話番号で利用者がキーインすることなく呼出を行い、
電話機を使って通話することができ、使い勝手を向上
し、且つ間違い電話を防止でき、盲人でも容易に利用で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る電話帳システムの概略構成図であ
る。

【図２】本発明の電話帳システムの構成ブロック図であ
る。

【図３】本発明の電話帳システムの電話帳端末装置２の
制御部２０における検索処理の前半の流れを示すフロー
チャート図である。

【図４】本発明の電話帳システムの電話帳端末装置２の
制御部２０における検索処理の後半の流れを示すフロー
チャート図である。

【符号の説明】

１…電話帳サービスセンタ、 ２…電話帳端末装置、
３…電話機、 １０…データベース制御部、 ２０…制
御部、 ２１…表示部、 ２２…音声出力部、２３…送
受信部、 ２４…トーン生成部、 ２５…キー入力部、
２６…メモリ部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 全国の電話帳情報を記憶し、入力された
   検索条件に従って電話帳情報を出力する電話帳サービス
   センタと、前記電話帳サービスセンタに公衆網を介して
   接続する電話機とを備え、前記電話機が前記公衆網に接
   続する回線に、入力された検索条件を前記電話帳サービ
   スセンタに送信し、前記検索条件によって前記電話帳サ
   ービスセンタから送信された電話帳情報を受信して記憶
   し、前記電話帳情報の中から選択された電話帳情報につ
   いて音声出力する電話帳端末装置を設けたことを特徴と
   する電話帳システム。
2. 【請求項２】 全国の電話帳情報を記憶し、入力された
   検索条件に従って電話帳情報を出力する電話帳サービス
   センタと、前記電話帳サービスセンタに公衆網を介して
   接続する電話機とを備え、前記電話機が前記公衆網に接
   続する回線に、入力された検索条件を前記電話帳サービ
   スセンタに送信し、前記検索条件によって前記電話帳サ
   ービスセンタから送信された電話帳情報を受信して記憶
   し、前記電話機が呼出可能状態の時に、前記電話帳情報
   の中から選択された電話帳情報に含まれる電話番号をＤ
   ＴＭＦトーンで送信して呼出を行う電話帳端末装置を設
   けたことを特徴とする電話帳システム。