JPH11340813A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH11340813A
JPH11340813A JP10142540A JP14254098A JPH11340813A JP H11340813 A JPH11340813 A JP H11340813A JP 10142540 A JP10142540 A JP 10142540A JP 14254098 A JP14254098 A JP 14254098A JP H11340813 A JPH11340813 A JP H11340813A
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JP
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input
signal
circuit
logic
output
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Application number
JP10142540A
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English (en)
Inventor
Shusaku Miyata
修作 宮田
Kunihiko Suzuki
州彦 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速化と低消費電力化及び回路の簡素化を実
現した論理回路を備えた半導体集積回路装置を提供す
る。 【解決手段】 複数の入力信号がそれぞれゲートに供給
された第1導電型の複数のMOSFETの一端を第1電
位に接続し、他端を出力ノードとして第2電位との間に
入力タイミング信号がゲートに供給された第2導電型の
MOSFETを設け、上記出力ノードの信号をCMOS
インバータ回路を通して出力させるとともに上記CMO
Sインバータ回路の入力レベルを維持させる正帰還回路
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、主としてRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)に設けられるデコーダ回路等のようなMOS論理
回路に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリ回路等のアドレス選択回路は、ア
ドレス信号を解読してワード線とデータ線(又はビット
線)の選択信号を形成する多数の論理ゲート回路から構
成される。CMOS回路では、1つの入力信号に対して
NチャンネルMOSFETとPチャンネルMOSFET
が割り当てられて論理が組まれる。デコーダに関して
は、昭和60年12月25日(株)オーム社発行「マイ
クロコンピュータハンドブック」第49頁等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CMOS論理ゲート回
路では、1つの入力に対してPチャンネルMOSFET
とNチャンネルMOSFETからなる2つのMOSFE
Tが割り当てられる。そのため、アドレス信号の組み合
わせにより1つのワード線又はデータ線を選択するデコ
ーデでは、1つのアドレス信号が多数の論理ゲート回路
に入力され、個々の論理ゲート回路において上記Pチャ
ンネルとNチャンネルの2つのMOSFETのゲートが
共通接続されて入力端子となるために、アドレスバッフ
ァ等からみた負荷容量が大きくなってしまい低消費電力
化と高速化を妨げている。
【0004】アドレスバッファのファンアウト数を減ら
すために、デコーダを複数に分割することが行われてい
るが、上記CMOS回路を用いた場合には並行に延長さ
れる複数のデコード出力線のうち、同時にハイレベルか
らロウレベルになるデコード出力線と、ロウレベルから
ハイレベルになるデコード出力線とが発生して上記隣接
配線間の寄生容量によってデコーダ回路の配線負荷容量
がみかけ上増大して高速化を妨げるものとなる。
【0005】この発明の目的は、高速化と低消費電力化
及び回路の簡素化を実現した論理回路を備えた半導体集
積回路装置を提供することにある。この発明の前記なら
びにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述お
よび添付図面から明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数の入力信号がそれぞれ
ゲートに供給された第1導電型の複数のMOSFETの
一端を第1電位に接続し、他端を出力ノードとして第2
電位との間に入力タイミング信号がゲートに供給された
第2導電型のMOSFETを設け、上記出力ノードの信
号をCMOSインバータ回路を通して出力させるととも
に上記CMOSインバータ回路の入力レベルを維持させ
る正帰還回路を設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係る論理回
路の一実施例の回路図が示されている。同図の各回路素
子は、それが用いられるメモリ回路等を構成する他の回
路素子とともに公知の半導体集積回路の製造技術によっ
て1つの半導体基板上において形成される。
【0008】この実施例では、直列形態のNチャンネル
MOSFETMN1〜MN3により論理ブロックが構成
される。上記論理ブロックの一端である上記MOSFE
TMN3のソースは、回路の接地電位が接続される。上
記論理ブロックの他端は、出力ノードとされ、電源電圧
VDDとの間にPチャンネルMOSFETMP1が設け
られる。上記論理ブロックを構成するNチャンネルMO
SFETMN1〜MN3には、入力信号IN1〜IN3
がそれぞれ供給される。
【0009】上記出力ノードの信号は、PチャンネルM
OSFETMP3とNチャンネルMOSFETMN4か
らなるCMOSインバータ回路を介して出力端子OUT
に伝えられる。この実施例では、出力端子OUTから出
力される出力信号を安定化のためにラッチ機能が付加さ
れる。つまり、上記論理ブロックを構成する直列形態の
MOSFETMN1〜MN3のいずれか1つがオフ状態
のとき、出力ノードがフローティング状態にされてしま
う。そこで、出力端子OUTの出力信号は、上記出力ノ
ードと電源電圧VDDとの間に設けられたPチャンネル
MOSFETMP2のゲートに伝えられる。このMOS
FETMP2は、上記直列MOSFETMN1〜MN3
のいずれか1つでもオフ状態のとの出力ノードのハイレ
ベルによって、上記出力端子OUTの信号がロウレベル
にされるときにオン状態となって、出力ノードを電源電
圧VDDのようなハイレベルに維持させる。
【0010】この実施例では、特に制限されないが、上
記入力信号IN1には、入力タイミング信号が重畳され
る。すなわち、本来の入力信号IN1と論理ゲート回路
の動作を有効にする入力タイミング信号との論理積をと
って入力するものである。この場合、出力端子OUTを
高速にロウレベルに引き抜くためにリセット用のNチャ
ンネルMOSFETMN4が設けられる。このMOSF
ETMN4のゲートには、上記入力信号IN1を受ける
インバータ回路IV1の出力信号が供給される。これに
より、入力信号IN1がロウレベルになると、つまり、
入力タイミング信号がロウレベルになると、インバータ
回路IV1の出力信号がハイレベルに変化してNチャン
ネルMOSFETMN4をオン状態にして、出力端子O
UTをロウレベルにする。
【0011】もちろん、上記入力信号IN1のロウレベ
ルによって、PチャンネルMOSFETMP1がオン状
態となり、出力ノードをハイレベルにするので、上記C
MOSインバータ回路を構成するNチャンネルMOSF
ETMN4がオン状態になって出力端子OUTをロウレ
ベルにするように作用する。したがって、上記出力端子
OUTのロウレベルへの変化は、上記2つのNチャンネ
ルMOSFETMN4とMN5によって高速に行われ
る。また、上記MOSFETMN5を設けることによっ
て、CMOSインバータ回路を構成するMOSFETM
N4の素子サイズを小さく形成することができる。つま
り、PチャンネルMOSFETMP3に対してNチャン
ネルMOSFETMN4のコンダクタンスを小さく形成
し、CMOSインバータ回路のロジックスレッショルド
を高く設定することができる。この結果、出力ノードの
ハイレベルがロジックスレッショルド以下に達する時間
を短くでき、論理出力の高速化が可能になる。
【0012】図2には、上記論理回路の動作の一例を説
明するためのタイミング図が示されている。入力信号I
N1〜IN3が全てハイレベルのとき、入力信号IN2
とIN3は、それぞれの入力信号に対応してハイレベル
にされるが、入力信号IN1は入力タイミング信号に対
応してハイレベルにされる。これにより、上記Pチャン
ネルMOSFETMP1がオフ状態にされて、上記Nチ
ャンネルMOSFETMN1がオン状態にされるので、
論理ブロックを構成するNチャンネルMOSFETMN
1〜MN3を通して出力ノードがロウレベルに引き抜か
れる。この出力ノードのハイレベルを受けて、Pチャン
ネルMOSFETMP3とNチャンネルMOSFETM
N4からなるCMOSインバータ回路の出力信号がハイ
レベルにされ出力端子OUTに伝えられる。
【0013】もしも、上記入力信号IN1〜IN3のう
ちいずれか1つでもロウレベルのときには、上記論理ブ
ロックに電流パスが形成されないので出力ノードがハイ
レベルのままとなり、仮に入力信号IN2又はIN3の
いずれか1がロウレベルのときに、出力ノードは出力端
子OUTのロウレベルによってオン状態にされるPチャ
ンネルMOSFETMP2によって電源電圧VDDのよ
うなハイレベルにラッチする。仮に、入力信号IN1が
ロウレベルのときには、入力タイミング信号がハイレベ
ルになっても、入力信号IN1はロウレベルのままであ
り、このときには出力ノードはPチャンネルMOSFE
TMP1のオン状態によりハイレベルに固定される。も
ちろん、出力端子OUTのロウレベルによりPチャンネ
ルMOSFETMP2もオン状態にされている。以上の
動作は、入力信号タイミングでは、入力信号IN2とI
N3は変化しないという条件が付いている。
【0014】このように、入力信号IN1〜IN3のう
ち、いずれか1でもロウレベルものがあると、その出力
端子OUTはロウレベルのまま変化しない。そして、入
力信号IN1〜IN3の全てがハイレベルのものについ
て、入力タイミング信号がアクティブになる間だけ出力
端子OUTがハイレベルにされる。したがって、前記の
ようなプリデコーダ回路に適用した場合、上記3つの入
力信号の組み合わせでは、全体で8個の論理回路が設け
られるが、そのうちの1つだけが入力タイミング信号に
対応してハイレベルに変化して残りはロウレベルのまま
変化しない。これにより、上記8本のプリデコード出力
線を次段回路に伝えるとき、隣接信号線において同時に
ハイレベルとロウレベルに変化する組み合わせが存在し
ないから、上記論理回路からみた信号出力の変化が隣接
信号線との寄生容量によるカップリングの影響を受ける
ことなく高速に変化させることができる。
【0015】上記論理回路に入力信号IN1〜IN3を
供給するアドレスバッファ等のような入力回路からみる
と、入力信号IN2、IN3についてみると、1つのN
チャンネルMOSFETのゲートに信号を伝えるので入
力負荷容量を減らすことができる。これにより、アドレ
スバッファからみた負荷が軽減されて、その動作速度が
速くなるとともに、負荷容量のチャージ/デスチャージ
に要する電流の低減によって低消費電力化が可能になる
ものとなる。上記PチャンネルMOSFETMP2を省
略してもよい。この場合、入力信号タイミング周期がC
MOSインバータ回路の入力容量に保持されたレベルの
保持時間よりも短ければよい。
【0016】図3には、この発明に係る論理回路の他の
一実施例の回路図が示されている。この実施例では、実
質的な入力タイミング信号と入力信号IN1とが分離さ
れる。つまり、実質的な入力タイミング信号としてリセ
ット信号RESETがPチャンネルMOSFETMP1
のゲートに伝えられ、論理ブロックを構成するNチャン
ネルMOSFETMN1のゲートには、本来の入力信号
IN1が供給される。そして、論理ブロックの出力ノー
ドには、前記のような出力信号を形成するPチャンネル
MOSFETMP3とNチャンネルMOSFETMN4
からなるCMOSインバータ回路に対して、出力端子O
UTの出力をその入力側に伝える帰還用のCMOSイン
バータ回路を構成するPチャンネルMOSFETMP2
とMN5が設けられる。
【0017】図4には、上記論理回路の動作の一例を説
明するためのタイミング図が示されている。入力信号I
N1〜IN3が入力される前にリセット信号RESET
はハイレベルにされ、PチャンネルMOSFETMP1
はオフ状態にされている。したがって、出力ノードは、
上記2つのCMOSインバータ回路によるラッチ回路に
よってハイレベルに維持されている。ただし、帰還用の
CMOSインバータ回路を構成するPチャンネルMOS
FETMP2とNチャンネルMOSFETMN5は、そ
の素子サイズが小さく形成される等によってMOSFE
TMN1〜MN3の合成オン抵抗値に比べても十分に大
きなオン抵抗値にされている。したがって、入力信号I
N1〜IN3の全てハイレベルのとき、最も遅くハイレ
ベルに変化した入力信号IN3に対応して、出力ノード
がロウレベルに変化し、出力端子OUTにはハイレベル
の出力信号が伝えられる。この出力端子OUTのハイレ
ベルは、上記ラッチ形態の2つのCMOSインバータ回
路より保持される。
【0018】そして、論理回路の動作の終了タイミング
でリセット信号RESETがロウレベルにされて、Pチ
ャンネルMOSFETMP1をオン状態にして出力ノー
ドをハイレベルにするので、出力端子OUTのハイレベ
ルがロウレベルにリッセットされる。もしも、上記入力
信号IN1〜IN3のうちいずれか1つでもロウレベル
のときには、上記論理ブロックに電流パスが形成されな
いので出力ノードがハイレベルのままとなり出力端子O
UTの信号は変化しない。
【0019】上記のように、この実施例でも入力信号I
N1〜IN3のうち、いずれか1でもロウレベルものが
あると、その出力端子OUTはロウレベルのまま変化し
ない。そして、入力信号IN1〜IN3の全てがハイレ
ベルのものについて、出力端子OUTがハイレベルにさ
れる。したがって、前記のようなプリデコーダ回路に適
用した場合、上記3つの入力信号の組み合わせでは、全
体で8個の論理回路が設けられるが、そのうちの1つだ
けが入力信号に対応してハイレベルに変化して残りはロ
ウレベルのまま変化しない。これにより、上記8本のプ
リデコード出力線を次段回路に伝えるとき、隣接信号線
において同時にハイレベルとロウレベルに変化する組み
合わせが存在しないから、上記論理回路からみた信号出
力の変化が隣接信号線との寄生容量によるカップリング
の影響を受けることなく高速に変化させることができ
る。
【0020】上記論理回路に入力信号IN1〜IN3を
供給するアドレスバッファ等のような入力回路からみる
と、1つのNチャンネルMOSFETのゲートに信号を
伝えるので入力負荷容量を減らすことができる。これに
より、アドレスバッファからみた負荷が軽減されて、そ
の動作速度が速くなるとともに、負荷容量のチャージ/
デスチャージに要する電流の低減によって低消費電力化
も可能になる。
【0021】図5には、この発明に係る論理回路の他の
一実施例の回路図が示されている。この実施例では、前
記のように論理回路が入力タイミング信号により動作制
御が行われることを利用して、マルチプレクサ機能を併
せ持つようにする。つまり、論理ブロックを2個設け、
それぞれを入力タイミング信号により択一的に有効にす
ることにより、1つの回路で異なる論理機能を実現す
る。
【0022】この実施例では、直列形態のNチャンネル
MOSFETMN2〜MN4と、MN6〜MN8により
それぞれ論理ブロックを構成し、これらの論理ブロック
の一端であるMOSFETMN4とMN8のソースは、
それぞれ回路の接地電位VSSに接続される。上記論理
ブロックの他端であるMOSFETMN2とMN6のド
レインと出力ノードとの間には、NチャンネルMOSF
ETMN1とMN5とがそれぞれ設けられ、そのゲート
には入力タイミング信号WETとWEBが供給される。
上記出力ノードと電源電圧VDDとの間には、直列形態
にされたPチャンネルMOSFETMP1とMP2が設
けられ、それぞれのゲートには上記入力タイミング信号
WETとWEBが供給される。
【0023】上記出力ノードの信号は、PチャンネルM
OSFETMP4とNチャンネルMOSFETMN9か
らなるCMOSインバータ回路を介して出力端子OUT
に伝えられる。上記出力ノードと電源電圧VDDとの間
には、出力ノードをハイレベルに維持するための帰還回
路を構成するPチャンネルMOSFETMP3が設けら
れ、そのゲートは上記出力端子OUTの出力信号が帰還
される。そして、前記図1の実施例と同様に、出力端子
OUTと回路の接地電位VSSとの間には、りセット用
のNチャンネルMOSFETMN10が設けられ、その
ゲートには上記入力タイミング信号WETとWEBを受
けるノアゲート回路NOR1の出力信号が供給される。
【0024】この実施例の論理回路の動作は、入力タイ
ミング信号WETがハイレベルにされる期間では、それ
を受けるNチャンネルMOSFETMN1に対して直列
に接続されるNチャンネルMOSFETMN2〜MN4
からなる論理ブロックが有効とされ、それぞれのゲート
に供給される入力信号INR1〜INR3に対応した論
理出力が前記図1の実施例と同様な動作によって出力端
子OUTから出力される。つまり、上記のように一方の
入力タイミング信号WETがハイレベルの有効にされる
ときには、他方の入力タイミング信号WEBがロウレベ
ルの無効状態にされて上記NチャンネルMOSFETM
N5がオフ状態にされるために、上記NチャンネルMO
SFETMN2〜MN4のゲートに供給される入力信号
INR1〜INR3に対応した論理出力が形成される。
【0025】入力タイミング信号WETとWEBがロウ
レベルにされる期間では、PチャンネルMOSFETM
P1とMP2が共にオン状態になり、出力ノードをハイ
レベルにチャージアップし、これとともにノアゲート回
路MOR1の出力信号のハイレベルによってリセット用
のNチャンネルMOSFETMN10がオン状態とな
り、上記出力ノードのハイレベルを受けるCMOSイン
バータ回路の動作とともに出力端子OUTをロウレベル
にするものである。
【0026】入力タイミング信号WEBがハイレベルに
される期間では、NチャンネルMOSFETMN5がオ
ン状態となり、それに接続されるNチャンネルMOSF
ETMN6〜MN8からなる論理ブロックが有効とさ
れ、それぞれのゲートに供給される入力信号INW1〜
INW3に対応した論理出力が前記図1の実施例と同様
な動作によって出力端子OUTから出力される。つま
り、上記のように他方の入力タイミング信号WEBがハ
イレベルの有効にされるときには、一方の入力タイミン
グ信号WETがロウレベルの無効状態にされて上記Nチ
ャンネルMOSFETMN1がオフ状態にされるため
に、上記NチャンネルMOSFETMN6〜MN8のゲ
ートに供給される入力信号INW1〜INW3に対応し
た論理出力が形成される。
【0027】この実施例では、2つの論理ブロックに対
して1つのCMOSインバータ回路及びラッチ機能を付
加するものであるので、2つの論理ゲート回路の出力部
にマルチプレクサあるいはゲート回路を付加してそれぞ
れの論理出力を選択するようにした場合に比べて、論理
段数が減るために信号伝達を高速に行うようにすること
ができる。また、上記CMOSインバータ回路及びラッ
チ機能の共通化によって回路の簡素化も図れるものとな
る。
【0028】図6には、上記マルチプレクサ機能を持つ
論理回路をプリデコーダとして用いるアドレス選択回路
の一実施例のブロック図が示されている。複数ビットか
らなるアドレス信号A0〜A2・・は、アドレスレジス
タに取り込まれる。アドレスレジスタは、第1レジスタ
ARG1と第2レジスタARG2から構成される。これ
ら第1レジスタARG1と第2レジスタARG2とは、
ライトイネーブル信号/WEとクロック信号CLKを受
けるライトレジスタWRGにより形成されるタイミング
信号によって入力アドレス信号の取り込みと保持とを行
う。
【0029】この実施例のアドレス選択回路は、EWS
系レイトライト(late write) シンクロナスSRAM
(スタティック型RAM)に向けられおり、ライトイネ
ーブル信号/WEに対応したWETとWEBにより出力
のパルス制御を行う。つまり、リードアドレス入力を第
1レジスタARG1で形成し、ライトアドレスを第2レ
ジスタARG2で形成する。リード時にはライトレジス
タWRGより信号WETをハイレベルとして、上記第1
レジスタARG1に取り込まれたリードアドレスをプリ
デコーダで解読するようにする。ライト時には信号WE
Bのハイレベルにより、第2レジスタARG2に取り込
まれたライトアドレスをプリデコーダで解読するように
するものである。
【0030】このようにプリデコード部において、上記
のようなマルチプレクサ機能を合わせ持つようにするこ
とにより、上記レイトライトのシンクロナスSRAMで
は必要不可欠なアドレスデコード部でのマルチプレクサ
機能が第1段のデコケード部において実質的な論理段数
を増加させないで実現できるために、全体の論理段数の
削減されて高速動作化を図ることができる。
【0031】図7には、この発明に係る論理回路の更に
他の一実施例の回路図が示されている。この実施例は、
基本的には図1の実施例と同様であるが、MOSFET
の導電型が前記状態とは逆になっている。つまり、Pチ
ャンネルMOSFETMP1,MP3等により論理ブロ
ックを構成するものである。また、入力タイミング信号
がロウレベルのときに論理出力が形成され、ハイレベル
のときにNチャンネルMOSFETMN1がオン状態と
なり、論理ブロックの出力ノードをロウレベルにすると
ともに、出力端子OUTをインバータ回路を通して駆動
されるPチャンネルMOSFETMP5のオン状態によ
り電源電圧VDDレジスタにリセットさせる。
【0032】図8には、この発明に係る論理回路の他の
一実施例の回路図が示されている。この実施例では、入
力段をPチャンネル型MOSFETの論理ブロックで構
成し、出力段をNチャンネル型MOSFETの論理ブロ
ックで構成するものである。この構成では、入力段側で
は、入力信号INR1〜INR3がロウレベルのとき
に、出力信号OUTがハイレベルになる。出力段側で
は、上記のような入力段側の3個の論理回路の出力信号
OUTが全てハイレベルのとき、それぞれに対応した出
力段側に供給される入力信号INR1〜INR3がハイ
レベルになって、出力信号OUTをロウレベルにする。
つまり、入力段と出力段を合わせて、全ての入力信号が
ロウレベルのときにロウレベルの出力信号を得られると
いう論理和回路(OR)を構成することができる。
【0033】上記とは逆に、入力側をNチャンネルMO
SFETの直列論理ブロックで構成し、出力段側をNチ
ャンネルMOSFETの直列論理分路で構成した場合に
は、入力信号が全てハイレベルのときに、出力信号がハ
イレベルになるという論理積回路(AND)を構成する
ことができる。この実施例では、上記のようなラッチ機
能が省略されている。ラッチ機能を省略した場合には、
前記のような入力タイミング信号に同期して有効とされ
た出力信号をワード線選択ドライバ等でラッチさせるよ
うにすればよい。
【0034】図9には、この発明に係る論理回路が設け
られるスタティック型RAMの一実施例のチップレイア
ウト図が示されている。半導体チップの周辺部には、I
O系パッドとアドレスパッドが設けられる。特に制限さ
れないが、チップの長手方向(縦辺)にはIO系パッド
が分散して配置され、チップの短辺方向(横辺)にはア
ドレスパッドが分散して設けられる。
【0035】アドレスパッドとチップの中央部に設けら
れたアドレスバッファ回路との間にアドレス信号線が設
けられる。アドレスバッファ回路を中心にして同図の上
下にデコード回路が設けられる。このデコード回路は、
前記図1、図3、図5あるいは図6のような論理回路に
より構成される。上記各デコード回路のアドレスパッド
との間には電源回路が設けられる。
【0036】メモリアレイは、メモリチップの左右に分
割して設けられる。個々のメモリアレイは、中央部に設
けられたXデコーダを挟んで上下に分割される。個々の
メモリアレイは、それぞれが8個のメモリブロックによ
り分割される。上記メモリアレイとIO系パッドとの間
には、Yデコーダとセンスアンプ、及び出力回路がそれ
ぞれ設けられる。メモリアレイのビット線方向の両端、
つまり、メモリアレイの左右端部にはイコライズ回路が
設けられる。
【0037】アドレスバッファに含まれるアドレスレジ
スタは、上記チップ選択信号等によりチップ選択状態に
されたとき、クロック信号が供給されて上記外部アドレ
ス信号の取り込みを行う。アドレスレジスタは、第1レ
ジスタと第2レジスタからなり、それぞれに上記クロッ
ク信号が供給され、上記制御回路からリードモードが指
示されたときに第1レジスタが動作状態にされ、ライト
モードが指示されたときに第2レジスタが動作状態にさ
れる。この場合、それぞれの動作は、上記クロック信号
に同期して行われる。
【0038】図10には、この発明が適用されるスタテ
ィック型RAMにおける1つのメモリマットの一実施例
の回路図が示されている。同図のメモリブロックには、
代表として3対の相補データ線D1,/D1、D2,/
D2及びD15,/D15と4本のワード線WL0〜W
L255が例示的に示されている。同図において、Pチ
ャンネル型MOSFETは、そのバックゲート(チャン
ネル部分)に矢印を付すことによりNチャンネル型MO
SFETと区別して表している。また、/(スラッシ
ュ)は、非反転と反転からなる相補データ線のうちの反
転側又はロウレベルをアクティブレベルとする論理記号
のオーバーバーを表している。
【0039】メモリセルは、ワード線と相補データ線と
の交点にブラックボックスにより示されている。かかる
ブラックボックスに示された数字は、XアドレスとYア
ドレスを表している。メモリセルは、図示されていない
けれども、Pチャンネル型MOSFETとNチャンネル
型MOSFETからなる一対のCMOSインバータ回路
の入力と出力とを互いに交差接続してなるCMOSラッ
チ回路と、かかるラッチ回路の入出力ノードとデータ線
との間に設けられるアドレス選択用のNチャンネル型M
OSFETから構成される。上記CMOSインバータ回
路を構成するPチャンネル型MOSFETは、高抵抗値
からなるポリシリコン抵抗に置き換えることができるも
のである。
【0040】相補データ線D0,/D0には、そのゲー
トに定常的に回路の接地電位GNDが与えられることに
よりプルアップ抵抗として作用するPチャンネル型MO
SFETQ3とQ4が設けられる。これらのPチャンネ
ル型MOSFETQ3,Q4のソースは、電源電圧に接
続され、上記相補データ線D0,/D0を電源電圧側に
プルアップするような動作を行う。このプルアップ抵抗
として作用するPチャンネル型MOSFETQ3,Q4
は、そのオン抵抗値が大きくされることにより小さな電
流しか流さないようにされ、メモリセルの選択時の電流
消費を小さくするとともに、書き込み時にはライトアン
プの負荷を軽くして相補データ線D0又は/D0のうち
書き込み信号に対応して回路の接地電位のようなロウレ
ベルにされるものの電位変化を高速にするように作用す
る。
【0041】相補データ線D0,/D0には、読み出し
用の負荷としてPチャンネル型MOSFETQ1とQ2
が設けられる。Pチャンネル型MOSFETQ1とQ2
は、イコライズ信号EQにより、実質的な書き込み動作
以外のときにオン状態にされて、上記相補データ線D
0,/D0の負荷として作用する。また、相補データ線
D0と/D0間に設けられたPチャンネル型MOSFE
TQ5は、ライトリカバリ時には短絡MOSFETとし
て作用し、上記のような読み出し動作のときには読み出
し信号のレベルリミッタとして作用する。このようなイ
コライズ回路が上記相補データ線の他端側にも設けられ
る。
【0042】ワード線の選択動作によって選択されたメ
モリセルが相補データ線D0と/D0に接続されると、
メモリセル内の上記ラッチ回路を構成するオン状態のN
チャンネル型MOSFET及びNチャンネル型の伝送ゲ
ートMOSFETと、上記Pチャンネル型MOSFET
の負荷抵抗とのコンダクタンス比によりロウレベルの読
み出しレベルが決定される。このとき、上記負荷MOS
FETのコンダクタンスが比較的大きく設定されること
により、上記ロウレベルは電源電圧VCCに近い比較的
高いレベルにされる。そして、上記短絡MOSFETの
しきい値電圧を超えてロウレベルが低くなろうとする
と、かかる短絡用MOSFETもオン状態になって上記
ロウレベルを制限するように作用する。
【0043】カラムスイッチは、上記相補データ線D
0,/D0とコモンデータ線SCD,/SCDとの間に
Pチャンネル型MOSFETQ7,Q8とNチャンネル
型MOSFETQ9とQ10とがそれぞれ並列形態に接
続された、いわゆるCMOSスイッチ回路により構成さ
れる。YデコーダYDECからの選択信号が供給される
Y選択線YS0は、上記相補データ線D0,/D0に設
けられたNチャンネル型MOSFETQ9とQ10のゲ
ートに接続される。上記選択線YS0は、インバータ回
路N1の入力に接続され、かかるインバータ回路N1の
出力端子が上記相補データ線D0,/D0に設けられた
Pチャンネル型MOSFETQ7とQ8のゲートに接続
される。これにより、上記Y選択線YS0がハイレベル
にされたときに、かかるNチャンネル型MOSFETQ
9とQ10とPチャンネル型MOSFETQ7とQ8と
を同時にオン状態にさせることができる。
【0044】上記1つのメモリマットに設けられる合計
16対の相補データ線D0,/D0〜D15,/D15
のそれぞれに対応して合計16本のY選択線YS0〜Y
S15が設けられる。これらのY選択線YS0〜YS1
5は、上記例示的に示されたメモリブロックMB0と点
線で示したメモリブロックB31を含めて合計32個の
メモリブロックに対して串刺し状態に配置される。この
ようなY選択線は、物理的に1本の連続した配線で構成
される必要はない。Y選択線の負荷が重いことや配線長
が長くなることによる信号遅延によりによりカラムスイ
ッチの選択動作が遅くなるのなら、複数に分割されてド
ライバを設けるようすればよい。
【0045】コモンデータ線SCDと/SCDは、図示
しないセンスアンプの入力端子と、図示しないライトア
ンプに接続される。上記のようにメモリブロックがMB
0〜MB31の32個設けられた場合、上記コモンデー
タ線SCDと/SCDも32対設けられ、それぞれに対
応して上記センスアンプ及びライトアンプが設けられ
る。
【0046】上記のようにこの発明に係るスタティック
型RAMは、高速動作ができることから、例えばキャッ
シュメモリとして利用することができる。キャッシュメ
モリの全体は、大きくわけてキャッシュタグ(アドレス
アレイ)と上記キャッシュデータメモリ及びキャッシュ
コントローラから構成される。このようなキャッシュメ
モリとして使った例を後で説明する。キャッシュタグに
おいてはアドレスタグと呼ばれるアドレスの一部を格納
しており、キャッシュデータメモリはキャッシュタグに
格納されているアドレスタグに対応するデータを格納す
る。
【0047】これにより、上記キャッシュタグに格納さ
れているアドレスの一部と中央処理装置CPUからのそ
れに対応するアドレスとが一致すると、キャッシュタグ
からヒット信号が出力されて、並行して選択されている
キャッシュデータメモリから読み出されているデータが
中央処理装置CPUに取り込まれる。もしも、ミスヒッ
トならメインメモリをアクセスすることとなる。バース
トモードを備えている場合、中央処理装置CPUは上記
クロック信号CLKに同期して、上記32ビットのデー
タを連続してリードライトすることができる。また、上
記ミスヒットの場合にメインメモリと上記データメモリ
との間のデータ転送を高速にすることも可能になる。
【0048】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 複数の入力信号がそれぞれゲートに供給された
第1導電型の複数のMOSFETの一端を第1電位に接
続し、他端を出力ノードとして第2電位との間に入力タ
イミング信号がゲートに供給された第2導電型のMOS
FETを設け、上記出力ノードの信号をCMOSインバ
ータ回路を通して出力させるとともに上記CMOSイン
バータ回路の入力レベルを維持させる正帰還回路を設け
ることにより、回路素子数及び入力容量を低減とそのチ
ャージ/ディスチャージ電流を低減させることができる
という効果が得られる。
【0049】(2) 上記入力タイミング信号を複数の
入力信号のうちの1つの入力信号との論理積信号とし、
上記第1導電型のMOSFETのゲートと、上記第1導
電型のMOSFETのゲートに共通に供給することによ
り、回路素子数を低減させることができるという効果が
得られる。
【0050】(3) 複数の入力信号がそれぞれゲート
に供給された第1導電型の複数のMOSFETからなり
一端が第1電位に接続され、他端が出力ノードに接続さ
れた論理ブロックと、上記論理ブロックの出力ノードと
第2電位との間にリセット信号がゲートに供給された第
2導電型のMOSFETと、上記出力ノードに入力端子
が接続されたCMOSインバータ回路と、上記CMOS
インバータ回路の出力信号を受けて、上記CMOSイン
バータ回路の入力レベルを維持させる正帰還回路とを設
けることにより、上記回路素子数及び入力容量を低減と
そのチャージ/ディスチャージ電流を低減させることが
できるという効果が得られる。
【0051】(4) 上記リセット信号として、上記複
数の入力信号が入力される前又は出力信号が確定した後
に一時的に発生されることにより、簡単な構成による論
理動作を行わせることができるという効果が得られる。
【0052】(5) 上記論理ブロックは複数個が並列
に設け、複数の論理ブロックのうちの1つの論理ブロッ
クに対応された入力タイミング信号を択一的に入力さ
れ、それに対応した出力信号が形成するとにより、上記
回路素子数及び入力容量を低減とそのチャージ/ディス
チャージ電流を低減させつつ、マルチプレクサ機能を併
せ持つようにするとができるという効果が得られる。
【0053】(6) 上記複数の論理ブロックによりア
ドレスデコード動作を行わせ、複数の論理ブロックに対
応してアドレス信号を保持するアドレスレジスタを設け
ることにより、リード/ライトの切り換えを高速に行う
ようにすることができるという効果が得られる。
【0054】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図1
に示した論理回路は、図11に示したようにPチャンネ
ルMOSFETMP6を追加してCMOSラッチ回路を
構成するものであっても良い。この場合には、前記図1
の実施例のように入力信号タイミングにおいて他の入力
信号IN2やIN3を変化させないという条件が不要と
なり、入力信号タイミングを終了時に有効な論理出力が
形成されものとなる。また、前記実施例の論理回路は、
前記のようなメモリ回路のアドレスデコーダとして用い
るもの他、ナンド、ノアあるいは前記のようなPチャン
ネルMOSFETとNチャンネルMOSFETの組み合
わせによるアンドあるいはオア論理回路として広く利用
することができる。
【0055】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数の入力信号がそれぞれ
ゲートに供給された第1導電型の複数のMOSFETの
一端を第1電位に接続し、他端を出力ノードとして第2
電位との間に入力タイミング信号がゲートに供給された
第2導電型のMOSFETを設け、上記出力ノードの信
号をCMOSインバータ回路を通して出力させるととも
に上記CMOSインバータ回路の入力レベルを維持させ
る正帰還回路を設けることにより、回路素子数及び入力
容量を低減とそのチャージ/ディスチャージ電流を低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る論理回路の一実施例を示す回路
図である。
【図2】図1の論理回路の動作の一例を説明するための
タイミング図である。
【図3】この発明に係る論理回路の他の一実施例を示す
回路図である。
【図4】図3の論理回路の動作の一例を説明するための
タイミング図である。
【図5】この発明に係る論理回路の他の一実施例を示す
回路図である。
【図6】図5のマルチプレクサ機能を持つ論理回路をプ
リデコーダとして用いるアドレス選択回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図7】この発明に係る論理回路の更に他の一実施例を
示す回路図である。
【図8】この発明に係る論理回路の他の一実施例を示す
回路図である。
【図9】この発明に係る論理回路が設けられるスタティ
ック型RAMの一実施例を示すチップレイアウト図であ
る。
【図10】この発明が適用されるスタティック型RAM
における1つのメモリマットの一実施例を示す回路図で
ある。
【図11】この発明に係る論理回路の更に他の一実施例
を示す回路図である。
【符号の説明】
MN1〜MN10…NチャンネルMOSFET、MP1
〜MP4…PチャンネルMOSFET、IV1…インバ
ータ回路、NOR1…ノアゲート回路、ARG1…第1
レジスタ、ARG2…第2レジスタ、WRG…ライトレ
ジスタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力信号がそれぞれゲートに供給
    された第1導電型の複数のMOSFETからなり一端が
    第1電位に接続され、他端が出力ノードに接続された論
    理ブロックと、 上記論理ブロックの出力ノードと第2電位との間に設け
    られ、入力タイミング信号がゲートに供給された第2導
    電型のMOSFETと、 上記出力ノードに入力端子が接続されたCMOSインバ
    ータ回路とを含む論理回路を備えてなることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記CMOSインバータ回路の出力信号を受けて、上記
    入力タイミング信号が有効な期間に上記CMOSインバ
    ータ回路の入力レベルを維持させる正帰還回路を更に含
    むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記入力タイミング信号は、複数の入力信号のうちの1
    つの入力信号との論理積信号とされ、上記第1導電型の
    MOSFETのゲートと、上記第1導電型のMOSFE
    Tのゲートに共通に供給されるものであることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 複数の入力信号がそれぞれゲートに供給
    された第1導電型の複数のMOSFETからなり一端が
    第1電位に接続され、他端が出力ノードに接続された論
    理ブロックと、 上記論理ブロックの出力ノードと第2電位との間に設け
    られ、リセット信号がゲートに供給された第2導電型の
    MOSFETと、 上記出力ノードに入力端子が接続されたCMOSインバ
    ータ回路と、 上記CMOSインバータ回路の出力信号を受けて、上記
    CMOSインバータ回路の入力レベルを維持させる正帰
    還回路とを含む論理回路を備えてなることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記リセット信号は、上記複数の入力信号が入力される
    前又は出力信号が確定した後に一時的に発生されるもの
    であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかにお
    いて、 上記論理ブロックは複数個が並列に設けられ、 上記複数の論理ブロックのうちの1つの論理ブロックに
    対応された入力タイミング信号が択一的に入力され、そ
    れに対応した出力信号が形成されるものであることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記論理ブロックは、アドレスデコード動作を行うもの
    であり、 上記複数の論理ブロックに対応してアドレス信号を保持
    するアドレスレジスタが設けられるものであることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
JP10142540A 1998-05-25 1998-05-25 半導体集積回路装置 Pending JPH11340813A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065881A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置

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