JPH11339971A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JPH11339971A
JPH11339971A JP10167717A JP16771798A JPH11339971A JP H11339971 A JPH11339971 A JP H11339971A JP 10167717 A JP10167717 A JP 10167717A JP 16771798 A JP16771798 A JP 16771798A JP H11339971 A JPH11339971 A JP H11339971A
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lighting
terminal
signal
control
address
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JP10167717A
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English (en)
Inventor
Akihiro Shibata
昭弘 柴田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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Abstract

(57)【要約】 【課題】たとえばパーティションを用いるなどによって
照明空間を変更する場合であっても、スイッチに対する
照明装置の割付を容易に変更するとともに、スイッチの
誤操作による不所望な照明制御を避けることができる照
明制御システムを提供する。 【解決手段】信号伝送線に対してアドレス信号を含む時
分割伝送信号の授受関係に接続される中央処理装置、操
作端末器および制御端末器に加えて、中央処理装置にお
いて操作端末器に対して複数の照明用途を設定し、さら
に複数の照明用途から所望の照明用途を選択する照明用
途選択手段を配設した。照明用途選択手段としては、複
数のアドレスを選択的に設定するアドレス設定器を用い
たり、操作端末器に対して設定された複数の照明用途を
選択する用途選択スイッチを用いたりすることができ
る。また、照明用途として設定されない操作端末器また
はそのスイッチに対しては操作を無効にしたり、加えて
スイッチに表示部を配設しておき、操作無効のスイッチ
には表示部を作動させないようにして、誤操作を防止す
るとともに、分かりやすくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の照明用途に
対応する照明制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】照明負荷を時分割伝送信号により制御す
る照明制御システムは既に実施されている。この照明制
御システムは、事務所、会議室、ホテルの宴会場、結婚
式場、学校の講堂、体育館、多目的ホールなどにおける
照明エリアの変更に対応可能に構成されている。たとえ
ば、一つの照明空間の全体を一括して照明できるように
する場合と、複数の照明空間に区分して個別に照明でき
るようにする場合とに対応可能になっている。これを図
1を参照して説明する。
【0003】図1は、従来の照明制御システムの全体構
成を示す回路ブロック図である。
【0004】図において、1は信号伝送線、2は中央処
理装置、31〜3nは複数の制御端末器、4は照明装置、
1〜5mは複数の操作端末器である。
【0005】各制御端末器31〜3nは、それぞれ複数の
照明装置4を制御することができるが、その複数の照明
装置4を複数のブロックに分けて、それぞれのブロック
ごとにアドレスがたとえば#1−1、#1−2、#1−
3、#1−4、#2−2、#2−2、#2−3、#2−
4〜#n−1、#n−2、#n−3、#n−4といった
具合に付与されている。
【0006】各操作端末器51〜5mは、たとえば4個の
スイッチ5a、5b、5c、5dを備えている場合、各
スイッチごとにアドレスがたとえば#1−1、#1−
2、#1−3、#1−4〜#m−1、#m−2、#1−
3、#1−4といった具合に付与されている。
【0007】図2は、従来の照明制御システムにおける
照明用途ごとの操作および制御を示す概念図である。
【0008】図において、4は照明装置、51は操作端
末器、6は部屋、7はパーティションである。
【0009】部屋6をパーティション7で仕切ると、A
グループおよびBグループの照明空間に区分される。こ
の状態にあっては、A、B各グループ単位で照明制御の
要求が生じる。
【0010】一方、パーティション7を除去すると、A
+Bグループすなわち部屋1全体の照明空間になる。こ
の状態にあっては、A+Bグループ一括の照明制御の要
求が生じる。
【0011】操作端末器51は、4回路の制御が可能な
ように4個のスイッチ5a〜5dを備えたものとして示
されている。
【0012】そうして、スイッチ5aはAグループ、ス
イッチ5bはBグループ、スイッチ5cはA+Bグルー
プといった具合に制御を担当する照明装置4がそれぞれ
割り付けられている。
【0013】このような制御割付を実現するため、制御
端末器31、照明装置4および操作端末器51の割付関係
が中央制御装置2の記憶手段の設定内容記憶部に予め設
定されている。
【0014】以下、詳細に説明する。
【0015】すなわち、図2に示すAグループの照明装
置4は、図1の制御端末器31のアドレス#1−1に割
り付けられている。
【0016】Bグループの照明装置4は、同じく制御端
末器31のアドレス#1−2に割り付けられている。
【0017】A+Bグループの照明装置4は、同じく制
御端末器31のアドレス#1−3に割り付けられてい
る。
【0018】一方、操作端末器51のスイッチ5aは、
アドレス#1−1が付与されている。
【0019】同じくスイッチ5bは、アドレス#1−2
が付与されている。
【0020】同じくスイッチ5cは、アドレス#1−3
が付与されている。
【0021】図3は、スイッチに対する制御端末器の割
付を行うプログラムリストの一部を示す概念図である。
【0022】図1の中央処理装置2に備えられた記憶手
段はその設定内容記憶部に全ての操作端末器31〜3m
それぞれのスイッチ5a、5b、5c〜のアドレス#1
−1、#1−2、#1−3、#1−4〜#m−1、#m
−2、#m−3、#m−4〜ごとに、全ての制御端末器
1〜3nを割り付け可能に構成されている。図中の1セ
ルが一つの制御端末器3の一つのアドレスに相当する。
【0023】したがって、図2に示す割り付けを行うに
は、中央処理装置2の記憶手段の中の操作端末器51
スイッチ5a(アドレス#1−1)の設定内容記憶部に
おいて、制御端末器31のアドレス#1−1を記憶させ
る。
【0024】同様に、スイッチ5b(アドレス#1−
2)の設定内容記憶部において、制御端末器31のアド
レス#1−2を記憶させる。
【0025】さらに同様に、スイッチ5c(アドレス#
1−3)の設定内容記憶部において、制御端末器31
アドレス#1−1と#1−2とを記憶させる。
【0026】以上の設定を行うことにより、操作端末器
1のスイッチ5aを操作すれば、図2おいて部屋6の
Aグループの照明空間の照明装置4を制御することがで
きる。
【0027】同様に、スイッチ4bを操作すれば、Bグ
ループの照明装置を制御することができる。
【0028】さらに、スイッチ4cを操作することによ
り、AグループおよびBグループの照明装置が一斉に制
御することができる。
【0029】上記の各スイッチの操作は、後操作優先で
行われる。
【0030】図4は、従来の照明制御システムの中央処
理装置における操作端末器の操作に伴う処理の流れを示
すフローチャートである。
【0031】スイッチの操作が行われた場合に、中央処
理装置において設定内容記憶部から割り付けられた制御
端末器のアドレスを検索し、次にスイッチの操作内容を
調べて、検索された制御端末器のアドレスに割り付けら
れた照明装置をスイッチの操作内容に対応した内容に制
御する。そして、スイッチの表示を更新する。
【0032】図5は、従来の照明制御システムにおける
図2と異なるレイアウト態様を示す概念図である。
【0033】図示の態様は、一つの大きな会議室6をパ
ーティション7によって最大で三つの会議室に区分し
て、四とおりの使い方のできるようにする場合である。
【0034】ここでは、上記のような場合における操作
端末器5の割り付けを説明する。
【0035】図において、(イ)は全体を一つの大会議
室として使用する場合で、これを「大」とする。
【0036】(ロ)は、図において左側に中程度の大き
さの会議室(これを「中1」とする。)と、右側に小さ
な会議室(これを「小3」とする。)とに区分して用い
る場合である。
【0037】(ハ)は、図において右側に中程度の大き
さの会議室(これを「中2」とする。)と、左側に小さ
な会議室(これを「小1」とする。)とに区分して用い
る場合である。
【0038】(ニ)は、いずれも小さな三つの会議室
(これを「小1」、「小2」、「小3」とする。)に区
分して用いる場合である。
【0039】以上のそれぞれの区分に対応させるため
に、(ニ)に示すように「小1」、「小2」および「小
3」に対して、それぞれ一つ宛に操作端末器51、52
3を配設する。
【0040】そして、操作端末器51においては、スイ
ッチ5aを「大」に、スイッチ5bを「中1」に、スイ
ッチ5cを「小1」に、それぞれ割り付ける。
【0041】また、操作端末器52においては、スイッ
チ5aを「大」に、スイッチ5bを「小2」に、それぞ
れ割り付ける。
【0042】さらに、操作端末器53においては、スイ
ッチ5aを「大」に、スイッチ5bを「中2」に、スイ
ッチ5cを「小3」に、それぞれ割り付ける。
【0043】なお、制御端末器の割付は、既述の要領と
同様であるから省略する。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の照明制御システムにおいては、図5を例にして説
明すると、以下の制約がある。
【0045】1 「大」会議室として使用する場合のた
めに、最低1個のスイッチが必要である。図5の場合に
は、3個用いている。
【0046】2 「小1」、「小2」および「小3」会
議室として使用する場合のために、それぞれのスイッチ
がそれぞれの会議室に最低1個必要である。
【0047】3 小会議室と中会議室として使用する場
合のために、中会議室のスイッチがそれぞれの中会議室
に必要である。小会議室「小2」のスイッチは、全て小
会議室として使用する際のスイッチと兼用することがで
きる。
【0048】以上の制約に加えて、これらのスイッチは
後操作優先でどこからでも操作可能であるため、誤操作
によって他の会議室の照明を不所望に消灯してしまうと
いう問題がある。
【0049】また、従来はシーケンス的な制御であるか
ら、シーケンス制御回路を用いる場合には、その回路の
製作時までに間仕切りなど照明空間を決定しておく必要
がある。ところが、制御回路製作時点では照明空間が明
確でないケースがあるし、また後日間仕切りの変更など
照明空間の変更を要するケースもある。このような場合
には、シーケンスの変更が煩雑であり、コストの発生を
避けにくい。
【0050】さらに、従来の照明制御システムにおいて
は、照明空間の変更に対してフレキシブルに対応するこ
とができなかった。
【0051】本発明は、たとえばパーティションを用い
るなどによって照明空間を変更する場合であっても、ス
イッチに対する照明装置の割付を容易に変更するととも
に、スイッチの誤操作による不所望な照明制御を避ける
ことができる照明制御システムを提供することを目的と
する。
【0052】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の照明制
御システムは、信号伝送線と;信号伝送線に接続される
中央処理装置と;信号伝送線に接続され、複数の照明用
途に用いることが可能な操作端末器と;操作端末器の複
数の照明用途から所望の照明用途を選択する照明用途選
択手段と;信号伝送線に接続され操作端末器の操作に基
づいて中央処理装置から送出される制御信号によって制
御される制御端末器と;制御端末器によって制御される
照明装置と;を具備し、中央処理装置は、操作端末器の
照明用途ごとに制御端末器の割付を設定可能である;こ
とを特徴としている。
【0053】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0054】信号伝送線について 信号伝送線としては、平衡対伝送線、同軸伝送線および
光伝送線などを用いることができる。
【0055】中央処理装置について 中央処理装置は、いわゆる親器、主操作盤または主制御
装置などと呼ばれる手段で、信号伝送線を介して操作端
末器、照明用途選択手段および制御端末器などと接続し
て、操作端末器に対する制御端末器を割り付けるととも
に、操作端末器が操作されたときに、対応する制御端末
器を検索して当該制御端末器を起動し、制御端末器に接
続する照明装置を制御する。
【0056】また、中央処理装置は、後述する操作端末
器に対して複数の照明用途を割付を設定することができ
るように構成されている。
【0057】操作端末器について 操作端末器は、一般的には壁面に配設されるが、必要に
応じて他の配設態様をとることを許容する。
【0058】また、操作端末器は、照明装置の制御を中
央処理装置から遠隔した位置で操作するためのもので、
オン、オフなどの操作機能を有する操作部を備えてい
て、信号伝送線に接続される。操作内容は、中央処理装
置に信号伝送線を介して伝送される。
【0059】さらに、操作端末器は、複数の照明用途に
対して共用されるが、照明用途の選択は、後述する照明
用途選択手段によって行われる。
【0060】さらにまた、操作端末器の誤操作を避ける
ために、照明用途が設定されていないときには、中央処
理装置における設定により、操作端末器の操作を無効に
することができる。
【0061】照明用途選択手段について 照明用途選択手段は、操作端末器を複数の照明用途に適
応させるために、所望の照明用途を選択する手段として
用いられる。操作端末器に対する制御端末器の複数の割
付すなわち複数の照明用途の設定は、中央処理装置にお
いて行われているので、したがって上記選択は、中央処
理装置に対してなされる。
【0062】また、照明用途選択手段の配設位置は特に
制限されないが、たとえば操作端末器の近傍またはその
機能を具備させる形で中央処理装置に配設してもよい。
さらに要すれば、照明用途選択手段は、操作端末器の近
傍と中央処理装置との両方に配設してもよい。
【0063】さらに、照明用途選択手段は、操作端末器
と同様なスイッチ構造のものを用いて構成するか、アド
レス設定器の構造にしてもよい。
【0064】さらにまた、照明用途とは、操作端末器の
一つのスイッチなどの操作手段で照明する範囲や対象を
いう。たとえば、対象の照明空間を複数に区分した場合
に、その区分の一部を照明する用途、所望の複数の区分
の組合せを照明する用途、または全部を一括して照明す
る用途などである。
【0065】制御端末器について 制御端末器は、中央処理装置から自己宛に送出される伝
送信号を受信して、制御端末器に接続する照明装置を制
御するためのものである。必要に応じて、多数の照明装
置を複数の回路ブロックに区分して、各回路ブロックご
とに異なる制御を行い得るように構成することができ
る。
【0066】本発明の作用について 本発明においては、上述したように操作端末器に対する
複数の照明用途を予め設定しておき、照明用途選択手段
によって所望の照明用途を選択するので、照明空間をフ
レキシブルに変更して多様な使い方をした場合に、照明
もその都度容易にそれに適応させることができる。
【0067】また、照明用途選択手段によって所望の照
明用途を選択することは、当該照明用途以外の照明用途
に適合する操作端末器の機能を無効化することができる
ことを意味し、したがって誤操作による不所望な照明制
御の発生を防止することができる。
【0068】さらに、照明空間は屋内に限定されるもの
ではなく、屋外であっても適用することができる。たと
えば、グラウンドを複数のエリアに区分可能にするとと
もに、各エリアを照明するように複数の照明装置を配設
し、各エリアを単独または所望のエリアを複数集合また
は離散状態で同時に照明することにより、使用面積をフ
レキシブルに設定可能にする場合にも本発明は適応する
ものである。
【0069】請求項2の発明の照明制御システムは、信
号伝送線と;信号伝送線に対してアドレス信号を含む時
分割伝送信号の授受関係に配設されるとともにメモリ手
段を備えた中央処理装置と;信号伝送線に対して時分割
伝送信号の授受関係に配設され、複数のアドレスが設定
可能であるとともに操作機能を有する操作部を備えた操
作端末器と;操作端末器の複数のアドレスから所望のア
ドレスを設定するアドレス設定器からなる照明用途選択
手段と;アドレスを含む時分割伝送信号の授受関係に配
設されるとともに操作端末器から送出される時分割伝送
信号中の制御信号の送出要求に基づいて中央処理装置か
ら送出される制御信号によって制御されるように構成さ
れた制御端末器と;制御端末器によって制御される照明
装置と;を具備し、中央処理装置は、操作端末器のアド
レスごとに制御端末器の割り付けをメモリ手段に対して
設定可能である;ことを特徴としている。
【0070】中央処理装置について 照明処理装置は、送信回路、受信回路、信号処理回路、
操作部および表示部などを備えている。
【0071】また、中央処理装置は、単一構成体として
配設されるか、主制御装置および副制御装置に分離して
構成することもできる。
【0072】送信回路は、時分割伝送信号を信号伝送線
に送出する送信手段を含んでいる。なお、後述するラン
ダムアクセス伝送方式においては、さらに電圧反転手段
を含む。
【0073】受信回路は、信号伝送線を介して到来した
返送信号を受信するもので、受信手段を含んでいる。後
述するランダムアクセス伝送方式においては、さらに返
送信号検出手段を含む。
【0074】信号処理回路は、時分割伝送信号を生成す
るとともに、時分割伝送信号の形式を採用するか、それ
とは異なる信号形式で制御端末器に対する制御信号を生
成する。
【0075】操作部は、中央処理装置から直接操作する
場合やスケジュールなどのプログラムを設定する場合な
どに用いられる。
【0076】表示部は、ゾーン、パターン、グループな
どの制御状態表示、照明装置の個別表示、光センサなど
の動作表示、システムの異常表示などを表示するように
構成することができる。
【0077】「時分割伝送信号の授受関係」とは、中央
処理装置から時分割伝送信号を信号伝送線に対して送出
するとともに、操作端末器からの返送信号を受信する関
係をいう。この場合、信号伝送方式は問わない。たとえ
ば、ランダムアクセス伝送方式、順次アクセス伝送方式
などであることを許容する。
【0078】本明細書において、「ランダムアクセス伝
送方式」とは、中央処理装置から信号伝送線に操作端末
器のアドレス信号および返送信号要求信号を含む電圧モ
ードの時分割伝送信号を送出し、操作端末器は自己のア
ドレスとの一致時において、その操作状態に変化があ
る、換言すれば操作端末器が操作されたときにのみ、操
作有りの電流モードの伝送信号を信号伝送線に送出し、
中央処理装置はその電流モードの伝送信号を受信して、
極性の反転した電圧モードの時分割伝送信号を送出して
中央処理装置における受信を操作端末器側で確認できる
ようにするとともに、中央処理装置では予め登録されて
いる処理プログラムにしたがって制御端末器に対する制
御信号を形成し、制御信号を含む時分割伝送信号を作成
して制御端末器に送出し、その制御端末器をアクセスし
て照明装置を制御する。なお、このランダムアクセス伝
送方式の主要な概念については、特公平7−10580
2号公報にその詳細が記載されている。
【0079】また、「順次アクセス伝送方式」とは、固
有のアドレスを割り当てられた複数の操作端末器に対し
て伝送線を介して中央処理装置からアドレス情報および
返送待機信号を時分割伝送信号の形式にして順次送出
し、自己のアドレスとの一致時に操作端末器はその返送
待機期間中に自己の操作状態を監視するための返送信号
として都度信号伝送線に送出し、中央処理装置では返送
信号を受信すると、制御端末器との対応関係を記憶する
とともに、返送信号が操作状態変更の場合には、予め登
録されている処理プログラムにしたがって、制御端末器
に対する制御信号を作成し、制御信号を含む時分割伝送
信号を作成して制御端末器に送出し、その制御端末器を
アクセスして照明装置を制御する。なお、この順次アク
セス伝送方式の主要な概念については、たとえば特開昭
59−231997号公報などに記載されている。
【0080】次に、照明制御の態様の一例を説明する
と、手動制御、スケジュール制御、光センサ制御、人感
センサ制御、適正照度制御および調光制御などである。
【0081】手動制御には、個別制御、グループ制御、
パターン制御、ワイヤレス制御、一時点灯制御および消
灯遅延制御などである。これらの手動制御は、操作端末
器およびまたは中央処理装置を操作して行うが、中央処
理装置に操作端末器に対する制御端末器を割り付けるた
めの制御プログラムおよび照明用途選択手段が操作され
たときに操作端末器のアドレスを切り換えるための制御
プログラムが組み込まれる。しかし、上記とは異なり、
操作端末器のアドレス設定手段をそのまま照明用途選択
手段として用いることもできる。
【0082】そうして、中央処理装置には、以上の各種
制御の一部または全部を所望に応じて選択的に装備する
ことができる。
【0083】操作端末器について 操作端末器は、中央処理装置から遠隔した位置で制御端
末器を操作するためのもので、複数のスイッチを配設す
ることができる。各スイッチごとにそれぞれ複数のアド
レスが設定されている。
【0084】操作端末器は、上記操作部の他にインター
フェース回路、信号処理回路および表示部などを備えて
いる。
【0085】インターフェース回路は、中央処理装置か
らの時分割伝送信号を受信する受信手段、および所定の
タイミングで返送信号を中央処理装置に送出する送出手
段を備えている。
【0086】信号処理回路は、操作部の操作に応じて制
御端末器に対する制御信号の送出要求を内容とするか、
操作部の状態を内容とする返送信号を形成する。
【0087】表示部は、選択されている操作機能および
操作内容などを表示する。
【0088】さらに、必要に応じて上述の複数の操作機
能を有する操作部を備えた操作端末器に加えて、単一の
操作機能の有する操作部を備えた操作端末器を用いるこ
ともできる。
【0089】照明用途選択手段について 照明用途選択手段は、アドレス設定手段から構成され
る。
【0090】また、照明用途選択手段は、対をなす操作
端末器に近接する位置に配設したり、離間位置に配設す
ることもできるし、要すれば中央処理装置に配設するこ
ともできる。さらに、中央処理装置と操作スイッチに近
接する位置との両方に配設してもよい。
【0091】さらにアドレス設定手段としては、アドレ
ス設定スイッチ、フリーアドレス設定器などを用いるこ
とができる。
【0092】アドレス設定スイッチとしては、たとえば
DIPスイッチを用いることができる。
【0093】さらにまた、アドレス設定手段は、2個以
上のアドレスを設定できればよく、要すれば3個以上の
アドレスを設定可能にすれば、照明用途の数を3以上に
することができる。
【0094】フリーアドレス設定器を用いて照明用途選
択手段を構成する場合には、操作端末器に直接接続して
照明用途に応じて予め定めたアドレスを操作端末器に注
入することにより、アドレスを設定する。
【0095】そうして、中央処理装置にはアドレスごと
に照明用途に応じた制御端末器を予め割り付けて記憶さ
せておく。
【0096】制御端末器について 制御端末器は、アドレスが付与されており、中央処理装
置で制御端末器のアドレス信号を含む時分割伝送信号を
形成して信号伝送線に送出する。制御端末器は、時分割
伝送信号中のアドレス信号が自己のアドレスと一致した
際に、その制御信号を受信して照明装置を制御する。
【0097】また、制御が行われたことを時分割信号形
式で中央処理装置に返信することにより、中央処理装置
の表示部に各照明装置の作動状況を表示することができ
る。
【0098】さらに、制御端末器は、ケースに収納して
後述する照明装置と一体化することができる。
【0099】照明装置について 照明装置は、照明器具または照明器具およびこれを制御
する調光装置などの制御手段を用いて照明器具を制御す
る場合には、当該制御手段および照明器具を含む。
【0100】発明の作用について 本発明においては、信号伝送線を経由して中央処理装
置、操作端末器および制御端末器を接続し、これらの間
をアドレス信号を含む時分割伝送信号の授受関係にした
ことにより、多数の操作端末器および制御端末器を接続
していても特定の操作端末器から予め割り付けられた制
御端末器のみを制御できる。
【0101】また、操作端末器に複数のアドレスを付与
し、そのアドレスごとに所望の制御端末器を中央処理装
置に割り付けておく。設定照明用途選択手段によって操
作端末器のアドレスを選択することにより、そのアドレ
スに割り付けられていた制御端末器が制御される。そし
て、制御端末器に接続する照明装置が制御されることで
所望の照明が行われる。
【0102】さらに、照明用途選択手段は、アドレスを
選択して照明用途を選択するので、たとえ操作端末器に
近接して配設したとしても、操作端末器と誤認して誤操
作するようなことがない。
【0103】請求項3の発明の照明制御システムは、信
号伝送線と;信号伝送線に対してアドレス信号を含む時
分割伝送信号の授受関係に配設されるとともにメモリ手
段を備えた中央処理装置と;信号伝送線に対して時分割
伝送信号の授受関係に配設されるとともに操作機能を有
する操作部を備えた操作端末器と;信号伝送線に対して
アドレスを含む時分割伝送信号の授受関係に配設されて
操作端末器の用途を切り換える用途選択スイッチからな
る照明用途選択手段と;信号伝送線に対してアドレスを
含む時分割伝送信号の授受関係に配設されるとともに操
作端末器から送出される制御信号の送出要求に基づいて
中央処理装置から送出される時分割伝送信号中の制御信
号によって制御されるように構成された制御端末器と;
制御端末器によって制御される照明装置と;を具備し、
中央処理装置は、用途選択スイッチに対応する操作端末
器と制御端末器との割付を記憶手段に設定し、照明用途
切り換えスイッチの切り換えに応じて対応する割付を変
更する;ことを特徴としている。
【0104】本発明は、照明用途選択手段を用途選択ス
イッチによって構成した点が請求項2と異なる。
【0105】用途選択スイッチは、照明用途ごとに配設
することができる。
【0106】また、用途選択スイッチとして操作端末器
と同様の外観および構造を備えたものを用いることがで
きるが、紛らわしいので、その旨の表示を行えばよい。
【0107】さらに、本発明においては、用途選択スイ
ッチに対してもアドレスを付与して一種の操作端末器と
して作用させ、用途選択スイッチの操作により、中央処
理装置における用途選択スイッチに対応して予め設定し
ておいた操作端末器と制御端末器との割付を切り換える
ことにより、照明用途を変更するものである。
【0108】請求項4の発明の照明制御システムは、請
求項1または2記載の照明制御システムにおいて、操作
端末器は、表示手段を備えており;中央処理装置は、操
作端末器の照明用途に応じて操作可能な操作端末器と操
作を無効にする端末器とを分別し、操作可能な端末器の
表示手段を作動させるとともに操作を無効にする端末器
の表示手段を作動させない;ことを特徴としている。
【0109】本発明は、操作端末器の作動状態を表示手
段に表示するとともに、操作を無効にする操作端末器は
表示を行わせないように構成している。これによって操
作されるべきでない操作端末器が不所望に操作されると
いう誤操作を防止できる。
【0110】請求項5の発明の照明制御システムは、請
求項1ないし4のいずれか一記載の照明制御システムに
おいて、照明用途選択手段は、照明現場に近接する位置
に配設されることを特徴としている。
【0111】本発明において照明用途選択手段とは、照
明空間の所在場所を意味する。照明空間が屋内であれ
ば、部屋のような空間である。また、照明空間が屋外で
あれば、照明対象のある空間である。
【0112】本発明においては、照明用途選択手段を照
明現場に近接する位置に配設することにより、照明現場
において照明用途の切り換えを行うことができる。
【0113】照明現場が屋内であれば、壁面などに照明
用途選択手段を配設するのがよい。また、屋外であれ
ば、適当な構造物たとえば支柱内に収納するか、防水構
造にして支柱側面に配設することができる。
【0114】請求項6の発明の照明制御システムは、請
求項2記載の照明制御システムにおいて、操作端末器
は、伝送信号を受信する際にはいずれのアドレスに対し
ても受け付けるが、送信時には選択されたアドレスに基
づいて信号を送信するように構成されていることを特徴
としている。
【0115】アドレス設定手段を用いて照明用途を切り
換える場合には、いずれのアドレスであっても受信する
ように構成することにより、複数のアドレスを備えるこ
とに伴って、伝送制御時間に遅れが生じることのないよ
うにすることができる。操作端末器から送信する際に
は、いずれかのアドレスの下で操作信号が形成されるの
で、そのアドレスで送信する方が構成が簡単になる。
【0116】請求項7の発明の照明制御システムは、請
求項1ないし6のいずれか一記載の照明システムにおい
て、照明用途は、部屋全体を照明する第1の照明用途お
よび部屋を複数に区分して照明する第2の照明用途を含
んでいることを特徴としている。
【0117】本発明において、第2の照明用途は複数の
異なる照明用途を含むことができる。
【0118】本発明は、屋内の部屋をたとえばパーティ
ションで仕切って複数の小部屋、中部屋および大部屋の
いずれか一または複数の組合せにフレキシブルに変更す
る場合に、同一の操作端末器の操作で部屋の大きさに応
じた照明を制御することができる。なお、部屋とは、た
とえば区分に応じて仕切りを配置する会議室、宴会場な
ど、また仕切りは配置しないが、区分に応じた照明を行
う体育館などが該当する。
【0119】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0120】図6は、本発明の照明制御システムの第1
の実施形態における全体構成を示す回路ブロック図であ
る。
【0121】本実施形態において、図1と同一部分につ
いては同一符号を付して説明は省略する。
【0122】本実施形態は、複数の操作端末器51〜5m
にそれぞれ2個のアドレスを付与しているとともに、ア
ドレス設定器からなる照明用途選択手段8を備えている
点で異なる。これに伴いアドレスごとに異なる制御端末
器を割り付けている。
【0123】図7は、本発明の照明制御システムの第1
の実施形態におけるアドレス設定器からなる照明用途選
択手段を示す正面図である。
【0124】図において、照明用途選択手段8は、2個
のアドレス設定スイッチ8a、8bを備えている。
【0125】なお、各アドレス設定スイッチ8a、8b
にそれぞれ赤および緑の表示部(図示しない。)を配設
して、アドレス設定されているアドレススイッチの表示
部は赤緑を表示し、選択されていないアドレス設定スイ
ッチの表示部は緑を表示するといった具合に構成されて
いる。
【0126】図8は、同じくアドレスの用途割付リスト
の一部を示す概念図である。
【0127】アドレスは、照明用途選択手段8および操
作端末器5を通して付与されるものと、制御端末器3に
付与されるものとに分かれている。
【0128】前者は、照明用途選択手段8に対して#1
と、#xの二つのアドレスが付与される。操作端末器5
1に対しては#2と#yとが、また5mに対しては#mと
#yとがそれぞれ付与される。なお、操作端末器5は1
個のスイッチを備えている。
【0129】したがって、照明用途選択手段8のアドレ
ス設定スイッチ8aにアドレス#1を設定すると、各操
作端末器51は#2のアドレスが設定される。反対にア
ドレス設定スイッチ8bにアドレス#xを設定すると、
操作端末器51はアドレスy2が設定される。
【0130】図9は、本発明の照明制御システムの第1
の実施形態を会議室のレイアウト変更に適用した場合の
概念図である。
【0131】すなわち、大きな会議室をパーティション
で仕切って三つの小会議室「小1」、「小2」、「小
3」に変更可能にする場合に適用したものである。
【0132】三つの操作端末器51、52、53を「小
1」、「小2」、「小3」に各1個宛配設する。
【0133】各操作端末器5は、それぞれ1個のスイッ
チを備えているにすぎない。各スイッチの操作によって
制御される照明の範囲は、以下に示すように割り付けら
れている。
【0134】操作端末器51は、照明用途選択手段8が
アドレス#1の場合は、小1の照明を制御し、アドレス
が#xのときは、大の照明を制御するように中央処理装
置において割り付けられている。
【0135】操作端末器52は、照明用途選択手段8が
アドレス#1の場合は、小2の照明を制御し、アドレス
が#xのときは、大の照明を制御するように同様に割り
付けられている。
【0136】操作端末器53は、照明用途選択手段8が
アドレス#1の場合は、小3の照明を制御するが、アド
レスが#xのときは、大の照明を制御するように同様に
割り付けられている。
【0137】以上の説明から理解できるように、大は3
個の操作端末器51、52、53のそれぞれから照明を制
御できるが、いずれかが操作されて点灯していても、他
の操作端末器を消灯の操作をすると、大は消灯する。す
なわち、後操作優先で制御される。
【0138】図10は、本発明の照明制御システムの第
1の実施形態におけるアドレス設定スイッチを操作した
ときの動作を示すフローチャートである。
【0139】図11は、同じくアドレス設定スイッチを
操作したときの動作を示すフローチャートである。
【0140】図12は、同じく操作端末器の回路構成を
示す回路ブロック図である。
【0141】すなわち、操作端末器は、処理部5A、伝
送送受I/F5B、電源5C、スイッチ5D、赤の表示素
子5Eおよび緑の表示素子5Fを備えている。
【0142】そうして、時分割伝送信号の受信はいずれ
のアドレスでも受ける。また、送信時は選択されている
アドレスで送る。
【0143】図12は、本発明の照明制御システムの第
2の実施形態における会議室のレイアウト変更を示す概
念図である。
【0144】図は、図5と同じようにパーティションに
よって最大で三つの会議室に区分して四とおりの使い方
のできるようにする場合を(イ)ないし(ニ)に示して
いる。
【0145】本実施形態においては、操作端末器54
5、56は、それぞれ用途選択スイッチ8Aと対をなし
て小会議室に配設される。用途選択スイッチ8Aは、照
明用途選択手段を構成する。
【0146】操作端末器54はアドレスが#2に、同様
に55は#3に、56は#4に、それぞれ設定される。
【0147】また、各操作端末器54、55、56は、い
ずれも4個のスイッチS1ないしS4を備えている。
【0148】用途選択スイッチ8Aは、いずれの操作端
末器と対をなしていても、#1のアドレスが付与され
る。
【0149】また、用途選択スイッチ8Aも4個のスイ
ッチS1ないしS4を備えている。
【0150】そうして、用途選択スイッチ8Aおよび制
御端末器54、55、56における各スイッチは、表1に
示すとおりである。
【0151】
【表1】 用途選択SW 操作端末器54 操作端末器55 操作端末器56 用 途 用途切換用 照明制御用 照明制御用 照明用途用 S1 大 大 大 大 S2 小1、小2、小3 中1+小3 小2 中2+小3 S3 中1+小2 小1 小3 S4 小1+中2 表1において、空欄部分は用いない。
【0152】また、左端の列の英数字は用途選択スイッ
チ8Aおよび操作端末器の4個のスイッチの符号として
示している。したがって、用途選択スイッチ8Aにあっ
ては、スイッチS1が大会議室の照明制御用であり、ス
イッチS2が各小会議室の照明制御用であり、S3は中
1および小3会議室の照明制御用であり、S4は小1お
よび中2会議室の照明制御用である。
【0153】しかし、照明制御用の操作端末器の各スイ
ッチは表1に示すようにたとえば上から順に割り付けて
いくことができる。
【0154】図14は、本発明の照明制御システムの第
2の実施形態における用途選択スイッチおよび操作端末
器のプログラムリストの一部を示す概念図である。
【0155】用途選択スイッチS1ないしS3において
設定する操作端末器のスイッチは、用途選択スイッチに
よって選択された操作端末器のスイッチ以外のスイッチ
を操作無効にするものである。
【0156】また、操作端末器54ないし56において設
定する制御端末器の回路ブロックは、用途選択スイッチ
によって選択された制御端末器の回路ブロックである。
【0157】図15は、本発明の照明制御システムの第
2の実施形態における操作に伴う動作の流れを示すフロ
ーチャートである、この流れにより、用途選択スイッチ
により選択されている操作端末器のスイッチ以外のスイ
ッチは操作無効にされるので、誤操作しても照明装置が
誤動作するようなことはない。
【0158】図16は、本発明の照明制御システムの第
3の実施形態における操作端末器を示す正面図である。
【0159】図において、操作端末器5は、4個のスイ
ッチ5a〜5dを備え、各スイッチ5a〜5dは表示部
Gを備えている。
【0160】表示部5Gは、図において右側に赤の発光
表示部5G1、左側に緑の発光表示部5G2を発光ダイオ
ードを用いて構成している。
【0161】そうして、操作無効のスイッチは、表示部
Gを作動させないようにする。
【0162】図17は、本発明の照明システムの第3の
実施形態における動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【0163】そうして、本実施形態は、操作無効の操作
端末器のスイッチの表示を行わないことにより、使用者
の不安感を払拭し、勘違いを防止して使いやすい照明制
御システムにすることができる。
【0164】
【発明の効果】請求項1ないし7の各発明によれば、複
数の照明用途に適応するように中央処理装置で操作端末
器と制御端末器との割付を設定するとともに、照明用途
選択手段によって所望の照明用途を選択することによ
り、照明空間をフレキシブルに変更して多様な使い方を
した場合に、照明もその都度容易にそれに適応させるこ
とができ、さらに要すれば当該照明用途以外の操作端末
器の機能を無効化することで誤操作による混乱発生を防
止する照明制御システムを提供することができる。
【0165】請求項2の発明によれば、加えて信号伝送
線を介して中央処理装置、操作端末器、アドレス設定手
段からなる照明用途選択手段および制御端末器の間をア
ドレスを含む時分割伝送信号の授受関係に配設したこと
により、多数の操作端末器および制御端末器を信号伝送
線に接続しても、誤動作なく、比較的高速に信号伝送を
行うことができるとともに、操作端末器に一つのスイッ
チを備えるものであっても複数の照明用途を確実に選択
することができる。
【0166】請求項3の発明によれば、加えて操作端末
器に用途選択スイッチを対にして用いることにより、照
明用途ごとに異なるスイッチを操作して選択する照明制
御システムを提供することができる。
【0167】請求項4の発明によれば、加えて操作端末
器に表示部を配設して照明用途に設定されない操作端末
器のスイッチを表示しないようにしたことにより、操作
の不安感を払拭し、誤操作を防止した照明制御システム
を提供することができる。
【0168】請求項5の発明によれば、加えて照明用途
選択手段を照明現場に近接する位置に配設することによ
り、照明現場において照明の実際を確認しながら照明を
制御する照明制御システムを提供することができる。
【0169】請求項6の発明によれば、加えて操作端末
器を伝送信号を受信する際にはいずれの照明用途に対し
ても受け付けるが、送信時には選択された照明用途に基
づいて送信することにより、アドレスを複数設定しても
伝送制御時間に遅れが生じないで構成が簡単な照明制御
システムを提供することができる。
【0170】請求項7の発明によれば、加えて照明用途
は、部屋全体を照明する第1の照明用途と部屋を複数の
相対的に小さな部屋に区分して照明する第2の照明用途
を含んでいることにより、フレキシブルに変更しても最
適な照明を行うことができる照明制御システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の照明制御システムの全体構成を示す回路
ブロック図
【図2】従来の照明制御システムにおける照明用途ごと
の操作および制御を示す概念図
【図3】スイッチに対する制御端末器の割付を行うプロ
グラムリストの一部を示す概念図
【図4】従来の照明制御システムの中央制御装置におけ
る操作端末器の操作に伴う処理の流れを示すフローチャ
ート
【図5】従来の照明制御システムにおける図2と異なる
レイアウト態様を示す概念図
【図6】本発明の照明制御システムの第1の実施形態に
おける全体構成を示す回路ブロック図
【図7】本発明の照明制御システムの第1の実施形態に
おけるアドレス設定器からなる照明用途選択手段を示す
正面図
【図8】同じくアドレスの用途割付リストの一部を示す
概念図
【図9】本発明の照明制御システムの第1の実施形態を
会議室のレイアウト変更に適用した場合の概念図
【図10】本発明の照明制御システムの第1の実施形態
におけるアドレス設定スイッチを操作したときの動作を
示すフローチャート。
【図11】同じくアドレス設定スイッチを操作したとき
の動作を示すフローチャート
【図12】同じく操作端末器の回路構成を示す回路ブロ
ック図
【図13】本発明の照明制御システムの第2の実施形態
における会議室のレイアウト変更を示す概念図
【図14】本発明の照明制御システムの第2の実施形態
における用途選択スイッチおよび制御端末器のプログラ
ムリストの一部を示す概念図
【図15】本発明の照明制御システムの第2の実施形態
における操作に伴う動作の流れを示すフローチャート
【図16】本発明の照明制御システムの第3の実施形態
における操作端末器を示す正面図
【図17】本発明の照明制御システムの第3の実施形態
における動作の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1…信号伝送線 2…中央処理装置 4…照明装置 51…操作端末器 5m…操作端末器 8…照明用途選択手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号伝送線と;信号伝送線に接続される中
    央処理装置と;信号伝送線に接続され、複数の照明用途
    に用いることが可能な操作端末器と;操作端末器の複数
    の照明用途から所望の照明用途を選択する照明用途選択
    手段と;信号伝送線に接続され操作端末器の操作に基づ
    いて中央処理装置から送出される制御信号によって制御
    される制御端末器と;制御端末器によって制御される照
    明装置と;を具備し、 中央処理装置は、操作端末器の照明用途ごとに制御端末
    器の割り付けを設定可能である;ことを特徴とする照明
    制御システム。
  2. 【請求項2】信号伝送線と;信号伝送線に対してアドレ
    ス信号を含む時分割伝送信号の授受関係に配設されると
    ともにメモリ手段を備えた中央処理装置と;信号伝送線
    に対して時分割伝送信号の授受関係に配設され、複数の
    アドレスが設定可能であるとともに操作機能を有する操
    作部を備えた操作端末器と;操作端末器の複数のアドレ
    スから所望のアドレスを設定するアドレス設定器からな
    る照明用途選択手段と;アドレスを含む時分割伝送信号
    の授受関係に配設されるとともに操作端末器から送出さ
    れる制御信号の送出要求に基づいて中央処理装置から送
    出される時分割伝送信号中の制御信号によって制御され
    るように構成された制御端末器と;制御端末器によって
    制御される照明装置と;を具備し、中央処理装置は、操
    作端末器のアドレスごとに制御端末器の割り付けをメモ
    リ手段に対して設定可能である;ことを特徴とする照明
    制御システム。
  3. 【請求項3】信号伝送線と;信号伝送線に対してアドレ
    ス信号を含む時分割伝送信号の授受関係に配設されると
    ともにメモリ手段を備えた中央処理装置と;信号伝送線
    に対してアドレスを含む時分割伝送信号の授受関係に配
    設されるとともに操作機能を有する操作部を備えた操作
    端末器と;信号伝送線に対してアドレスを含む時分割伝
    送信号の授受関係に配設されて操作端末器の照明用途を
    切り換える用途選択スイッチからなる照明用途選択手段
    と;信号伝送線に対してアドレスを含む時分割伝送信号
    の授受関係に配設されるとともに操作端末器から送出さ
    れる制御信号の送出要求に基づいて中央処理装置から送
    出される時分割伝送信号中の制御信号によって制御され
    るように構成された制御端末器と;制御端末器によって
    制御される照明装置と;を具備し、 中央処理装置は、照明用途切り換えスイッチに対応する
    操作端末器と制御端末器との割り付けを記憶手段に設定
    し、照明用途切り換えスイッチの切り換えに応じて対応
    する割り付けを変更する;ことを特徴とする照明制御シ
    ステム。
  4. 【請求項4】操作端末器は、表示手段を備えており;中
    央処理装置は、操作端末器の照明用途に応じて操作可能
    な操作端末器と操作を無効にする端末器とを分別し、操
    作可能な端末器の表示手段を作動させるとともに操作を
    無効にする端末器の表示手段を作動させない;ことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の照明制御
    システム。
  5. 【請求項5】照明用途選択手段は、照明現場に近接する
    位置に配設されることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか一記載の照明制御システム。
  6. 【請求項6】操作端末器は、伝送信号を受信する際には
    いずれのアドレスに対しても受け付けるが、送信時には
    選択されたアドレスに基づいて信号を送信するように構
    成されていることを特徴とする請求項3記載の照明制御
    システム。
  7. 【請求項7】照明用途は、部屋全体を照明する第1の照
    明用途および部屋を複数に区分して照明する第2の照明
    用途を含んでいることを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれか一記載の照明システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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