JPH11339921A - 端子のインピ―ダンスの調整方法およびその構造 - Google Patents
端子のインピ―ダンスの調整方法およびその構造Info
- Publication number
- JPH11339921A JPH11339921A JP11129853A JP12985399A JPH11339921A JP H11339921 A JPH11339921 A JP H11339921A JP 11129853 A JP11129853 A JP 11129853A JP 12985399 A JP12985399 A JP 12985399A JP H11339921 A JPH11339921 A JP H11339921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- terminals
- contact portion
- impedance
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/16—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/722—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/941—Crosstalk suppression
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気コネクタの端子の一部分を選択的に切
り取ることにより、電気コネクタのインピーダンスを調
整する方法およびその構造を提供する。 【解決手段】 それぞれが一端部にコンタクト部(5
2)と他端部にテール部(54)を有する、複数の端子
(46)を搭載する誘電性ハウジング(35)を設ける
工程と、複数の端子(46)のそれぞれに対して各端子
のコンタクト部で所定のインピーダンスを決定する工程
と、相補型の相手方接続装置の各接合端子に係合するコ
ンタクト部(52)の接触面(70)を決定し、端子
(46)の所定のインピーダンスの決定に従って、コン
タクト部のメッキ面積を変化させるために、接触面(7
0)以外のコンタクト部(52)を選択的に所定寸法に
トリミングする工程と、端子(46)を誘電性ハウジン
グ(35)に取り付ける工程で構成される。
り取ることにより、電気コネクタのインピーダンスを調
整する方法およびその構造を提供する。 【解決手段】 それぞれが一端部にコンタクト部(5
2)と他端部にテール部(54)を有する、複数の端子
(46)を搭載する誘電性ハウジング(35)を設ける
工程と、複数の端子(46)のそれぞれに対して各端子
のコンタクト部で所定のインピーダンスを決定する工程
と、相補型の相手方接続装置の各接合端子に係合するコ
ンタクト部(52)の接触面(70)を決定し、端子
(46)の所定のインピーダンスの決定に従って、コン
タクト部のメッキ面積を変化させるために、接触面(7
0)以外のコンタクト部(52)を選択的に所定寸法に
トリミングする工程と、端子(46)を誘電性ハウジン
グ(35)に取り付ける工程で構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気コネクタの
技術に関するもので、特に電気コネクタの端子のインピ
ーダンスを制御することにより電気コネクタのインピー
ダンスを制御する方法およびその構造に関するものであ
る。
技術に関するもので、特に電気コネクタの端子のインピ
ーダンスを制御することにより電気コネクタのインピー
ダンスを制御する方法およびその構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高速電子装置において、相互接続通路の
全ての部材が信号伝送特性に対して最適化されることが
望ましく、さもなければ装置の一体性が損なわれる。こ
のような特性は、立ち上がり時間またはシステムの帯域
幅の悪化と、クロストークと、インピーダンス制御と、
伝達遅延を含んでいる。理想的には、電気コネクタは、
相互接続装置のこれらの特性に対してほとんどまたは全
く影響を及ぼさないはずである。換言すれば、回路が装
置に対していかなる影響も及ぼすことなく相互接続を通
って延びているかのように、装置は機能している。しか
しながら、このような理想的な電気コネクタは、非実用
的または不可能なものであり、装置に対して可能な限り
小さな影響しか及ぼさない電気コネクタを開発するため
に継続的な試みがなされている。
全ての部材が信号伝送特性に対して最適化されることが
望ましく、さもなければ装置の一体性が損なわれる。こ
のような特性は、立ち上がり時間またはシステムの帯域
幅の悪化と、クロストークと、インピーダンス制御と、
伝達遅延を含んでいる。理想的には、電気コネクタは、
相互接続装置のこれらの特性に対してほとんどまたは全
く影響を及ぼさないはずである。換言すれば、回路が装
置に対していかなる影響も及ぼすことなく相互接続を通
って延びているかのように、装置は機能している。しか
しながら、このような理想的な電気コネクタは、非実用
的または不可能なものであり、装置に対して可能な限り
小さな影響しか及ぼさない電気コネクタを開発するため
に継続的な試みがなされている。
【0003】インピーダンスおよびインダクタンス制御
は、理想的な電気コネクタの設計に関係するものであ
る。特に、これは、高速電子装置用電気コネクタ、すな
わち高周波を伴う電気コネクタにおいて言えることであ
る。このような電気コネクタの一つの例は、プリント回
路基板に実装可能であり、相補型の第二の電気コネクタ
と接合可能な基板実装型電気コネクタである。電気コネ
クタは、複数の端子が搭載されている誘電性ハウジング
を有している。各端子は、コンタクトブレード等のコン
タクト部と、端子テール部等の終端部を有している。
は、理想的な電気コネクタの設計に関係するものであ
る。特に、これは、高速電子装置用電気コネクタ、すな
わち高周波を伴う電気コネクタにおいて言えることであ
る。このような電気コネクタの一つの例は、プリント回
路基板に実装可能であり、相補型の第二の電気コネクタ
と接合可能な基板実装型電気コネクタである。電気コネ
クタは、複数の端子が搭載されている誘電性ハウジング
を有している。各端子は、コンタクトブレード等のコン
タクト部と、端子テール部等の終端部を有している。
【0004】電気接続を通る不変のインピーダンスの付
与を妨げる場合の一例は、端子のコンタクト部が離間し
て電気コネクタの誘電性ハウジングに搭載される場合で
ある。従来、端子のコンタクト部は、十分な信頼できる
接合を確実に行うために端子のその他の部分に対して広
いメッキ面積を有している。誘電体により分離されるコ
ンタクト部は、コンタクト部で端子の容量が増大されて
いる。インピーダンスは容量に対して反比例するため、
容量の増大が端子のインピーダンス降下を引き起こし、
電気システム全体を通る独特のインピーダンスが大幅に
乱される。
与を妨げる場合の一例は、端子のコンタクト部が離間し
て電気コネクタの誘電性ハウジングに搭載される場合で
ある。従来、端子のコンタクト部は、十分な信頼できる
接合を確実に行うために端子のその他の部分に対して広
いメッキ面積を有している。誘電体により分離されるコ
ンタクト部は、コンタクト部で端子の容量が増大されて
いる。インピーダンスは容量に対して反比例するため、
容量の増大が端子のインピーダンス降下を引き起こし、
電気システム全体を通る独特のインピーダンスが大幅に
乱される。
【0005】この現象は図22において示されており、
インピーダンス(Z)が、電気コネクタの端子に沿って
一定の距離に渡って図示されており、従来の端子のイン
ピーダンス曲線を規定している。Z0は、端子距離に渡
る端子の平均的または独特のインピーダンスである。Z
minの下側ピークは、端子のコンタクト部上で示される
最も低いインピーダンスである。容量がコンタクト部で
増大すればするほど、インピーダンスは独特なインピー
ダンスZ0に対して落下し、電気コネクタは、電気シス
テムの電気性能により大きな影響を及ぼす。逆に、Z
maxでの上側ピークは、コンタクト部に対してより小さ
なメッキ面積を有している端子端部のテール部での増大
されたインピーダンスを示している。
インピーダンス(Z)が、電気コネクタの端子に沿って
一定の距離に渡って図示されており、従来の端子のイン
ピーダンス曲線を規定している。Z0は、端子距離に渡
る端子の平均的または独特のインピーダンスである。Z
minの下側ピークは、端子のコンタクト部上で示される
最も低いインピーダンスである。容量がコンタクト部で
増大すればするほど、インピーダンスは独特なインピー
ダンスZ0に対して落下し、電気コネクタは、電気シス
テムの電気性能により大きな影響を及ぼす。逆に、Z
maxでの上側ピークは、コンタクト部に対してより小さ
なメッキ面積を有している端子端部のテール部での増大
されたインピーダンスを示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、端子のイン
ピーダンスを調整するように、および/またはシステム
の独特のインピーダンスからの偏位範囲を最小限にする
ように、上述した電気コネクタ等の電気コネクタのイン
ピーダンスを調整する方法およびその構造に関するもの
である。特に、本発明は、電気コネクタの端子の部分を
トリミングまたは除去することにより電気コネクタを調
整するものである。従って、本発明の目的は、電気コネ
クタの端子の一部分を選択的に切り取ることにより、電
気コネクタのインピーダンスを調整する方法およびその
構造を提供することにある。
ピーダンスを調整するように、および/またはシステム
の独特のインピーダンスからの偏位範囲を最小限にする
ように、上述した電気コネクタ等の電気コネクタのイン
ピーダンスを調整する方法およびその構造に関するもの
である。特に、本発明は、電気コネクタの端子の部分を
トリミングまたは除去することにより電気コネクタを調
整するものである。従って、本発明の目的は、電気コネ
クタの端子の一部分を選択的に切り取ることにより、電
気コネクタのインピーダンスを調整する方法およびその
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の好適実施例にお
いて、電気コネクタは、誘電性ハウジングを有してお
り、誘電性ハウジングは搭載される複数の端子を有して
いる。各端子は、一端部にコンタクト部と、他端部にテ
ール部を有している。各端子は、相補型の電気コネクタ
の各端子に接合する接触面を有しており、接合される端
子対で構成される。
いて、電気コネクタは、誘電性ハウジングを有してお
り、誘電性ハウジングは搭載される複数の端子を有して
いる。各端子は、一端部にコンタクト部と、他端部にテ
ール部を有している。各端子は、相補型の電気コネクタ
の各端子に接合する接触面を有しており、接合される端
子対で構成される。
【0008】本発明は、電気コネクタの各端子に対して
所定のインピーダンスを決定する方法および構造に関す
るものである。各端子のコンタクト部の接触面は、確定
されている。接触面以外のコンタクト部が、端子の所定
のインピーダンスの決定に従って、コンタクト部のメッ
キ面積を減少させるために選択的に所定寸法に切り取ら
れる。コンタクト部のメッキ面積を減少させることによ
り、端子のコンタクト部の容量が減少されてコンタクト
部のインピーダンスZminを増大させ、端子の独特また
は平均インピーダンスZ0が増大される。また、この工
程により、端子に対する独特または平均インピーダンス
Z0からのインピーダンスの偏位範囲を小さくすること
ができる。Zminを増大させることにより、Z0が増大さ
れて端子のテール部により決定されるZminにより近接
する。
所定のインピーダンスを決定する方法および構造に関す
るものである。各端子のコンタクト部の接触面は、確定
されている。接触面以外のコンタクト部が、端子の所定
のインピーダンスの決定に従って、コンタクト部のメッ
キ面積を減少させるために選択的に所定寸法に切り取ら
れる。コンタクト部のメッキ面積を減少させることによ
り、端子のコンタクト部の容量が減少されてコンタクト
部のインピーダンスZminを増大させ、端子の独特また
は平均インピーダンスZ0が増大される。また、この工
程により、端子に対する独特または平均インピーダンス
Z0からのインピーダンスの偏位範囲を小さくすること
ができる。Zminを増大させることにより、Z0が増大さ
れて端子のテール部により決定されるZminにより近接
する。
【0009】上述したように、各端子のコンタクト部の
接触面は、コンタクト部の側端縁間の中央に位置してい
る。インピーダンスを調整するために側端縁の全てまた
は一部分を切り取る構成とすることができるか、また
は、もう一つの方法として、コンタクト部の接触面の両
側に孔または溝を形成する構成とすることができる。さ
らに、コンタクト部は、端子の前端を規定しており、イ
ンピーダンスを変化させるために前端を切り取る構成と
することができる。さらに、インピーダンスを変化させ
るために、コンタクト部の後側部分も切り取る構成とす
ることができる。金属板材料から打ち抜くことにより端
子を形成することが好ましく、打ち抜き作業時にコンタ
クト部を切り抜くことができる。
接触面は、コンタクト部の側端縁間の中央に位置してい
る。インピーダンスを調整するために側端縁の全てまた
は一部分を切り取る構成とすることができるか、また
は、もう一つの方法として、コンタクト部の接触面の両
側に孔または溝を形成する構成とすることができる。さ
らに、コンタクト部は、端子の前端を規定しており、イ
ンピーダンスを変化させるために前端を切り取る構成と
することができる。さらに、インピーダンスを変化させ
るために、コンタクト部の後側部分も切り取る構成とす
ることができる。金属板材料から打ち抜くことにより端
子を形成することが好ましく、打ち抜き作業時にコンタ
クト部を切り抜くことができる。
【0010】また、本発明において、テール部のメッキ
面積を調整するために、端子のテール部が選択的に切り
取られる。テール部のメッキ面積を減少させることによ
り、容量が減少されて端子のテール部のインピーダンス
Zmaxが増大され、また接触界面領域でのインピーダン
スの偏位が増大されて独特のインピーダンスZ0が増大
される。独特のインピーダンスZ0およびZminに対して
テール部でインピーダンスZmaxを増大させることによ
り、ZmaxとZmin間の偏位範囲が広げられる。
面積を調整するために、端子のテール部が選択的に切り
取られる。テール部のメッキ面積を減少させることによ
り、容量が減少されて端子のテール部のインピーダンス
Zmaxが増大され、また接触界面領域でのインピーダン
スの偏位が増大されて独特のインピーダンスZ0が増大
される。独特のインピーダンスZ0およびZminに対して
テール部でインピーダンスZmaxを増大させることによ
り、ZmaxとZmin間の偏位範囲が広げられる。
【0011】また、本発明において、インピーダンスを
調整するためにメッキ面積がテール部に加えられる。テ
ール部のメッキ面積を増大させることにより、テール部
の容量が増大され、またテール部のインピータンスZ
maxが減少されて独特のインピーダンスZ0が減少され
る。Z0とZminに対してテール部でインピーダンスZ
maxを減少させることにより、ZmaxとZmin間の偏位範
囲が端子の所定の長さに沿って小さくなる。
調整するためにメッキ面積がテール部に加えられる。テ
ール部のメッキ面積を増大させることにより、テール部
の容量が増大され、またテール部のインピータンスZ
maxが減少されて独特のインピーダンスZ0が減少され
る。Z0とZminに対してテール部でインピーダンスZ
maxを減少させることにより、ZmaxとZmin間の偏位範
囲が端子の所定の長さに沿って小さくなる。
【0012】本発明によるもう一つの実施例において、
誘電性ハウジングの各端子収容通路内への端子の挿入を
容易にするために、端子は端子のコンタクト部とテール
部間に駆動ショルダを有している。駆動ショルダは、必
要な場合にコンタクト部およびテール部の相対的なメッ
キ面積を変化させて、端子において所定のインピーダン
スを達成するために、および/または電気システムの独
特のインピーダンスからのインピーダンスの偏位を最小
限にするために、端子の長手方向の所定位置に選択的に
配置される。本発明の他の目的、特徴、利点は、添付の
図面を参照して説明する以下の詳細な説明より明白とな
るであろう。
誘電性ハウジングの各端子収容通路内への端子の挿入を
容易にするために、端子は端子のコンタクト部とテール
部間に駆動ショルダを有している。駆動ショルダは、必
要な場合にコンタクト部およびテール部の相対的なメッ
キ面積を変化させて、端子において所定のインピーダン
スを達成するために、および/または電気システムの独
特のインピーダンスからのインピーダンスの偏位を最小
限にするために、端子の長手方向の所定位置に選択的に
配置される。本発明の他の目的、特徴、利点は、添付の
図面を参照して説明する以下の詳細な説明より明白とな
るであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】非常に詳細に図面について説明す
れば、まず図1において、参照符号20で示される本発
明による電気コネクタ装置が示されている。電気コネク
タ装置20は、参照符号22で示される第一または基板
実装型電気コネクタと、参照符号24で示される第二の
または相手方電気コネクタを有している。基板実装型電
気コネクタ22は、プリント回路基板26の上面に取り
付けられ、相手方電気コネクタ24は、多芯電気ケーブ
ル28に接続されている。相手方電気コネクタ24は、
従来の電気コネクタであり、電気コネクタは、多芯電気
ケーブル28の導体に終端処理され、基板実装型電気コ
ネクタ22の端子と接合する複数の端子58を搭載して
いると述べる以外はここで詳細には説明しない。まず、
本発明を強調するために、基板実装型電気コネクタ22
の図1乃至図11に示された端子46は、従来の端子と
して説明されている。
れば、まず図1において、参照符号20で示される本発
明による電気コネクタ装置が示されている。電気コネク
タ装置20は、参照符号22で示される第一または基板
実装型電気コネクタと、参照符号24で示される第二の
または相手方電気コネクタを有している。基板実装型電
気コネクタ22は、プリント回路基板26の上面に取り
付けられ、相手方電気コネクタ24は、多芯電気ケーブ
ル28に接続されている。相手方電気コネクタ24は、
従来の電気コネクタであり、電気コネクタは、多芯電気
ケーブル28の導体に終端処理され、基板実装型電気コ
ネクタ22の端子と接合する複数の端子58を搭載して
いると述べる以外はここで詳細には説明しない。まず、
本発明を強調するために、基板実装型電気コネクタ22
の図1乃至図11に示された端子46は、従来の端子と
して説明されている。
【0014】図1とともに図2乃至図6について説明す
ると、基板実装型電気コネクタ22は、シールド電気コ
ネクタであり、金属板材料で打ち抜き成形される一体構
造の外側の箱状シールド30を有している。箱状シール
ドは、プリント回路基板の適当な孔34内に挿入される
一体の脚部32を有している。脚部は、プリント回路基
板の適当な接地配線に接合される構成とすることができ
る。誘電性ハウジングまたはインサート35は、箱状シ
ールド30内に取り付けられ、前向きに突出する舌片ま
たは接合部36を有している。基板実装型電気コネクタ
22の誘電性ハウジング35が箱状シールド30なしに
図示されている図5および6に最も良く示したように、
複数の端子収容通路50が、誘電性ハウジング35の後
側から接合部36の前側に接合部36の上下に延びてい
る。誘電性ハウジング35の後側で、端子収容通路50
は孔50aを有している。接合部36で、端子収容通路
50は、側方壁53で閉ざされた底部51を有してい
る。端子収容通路50は、接合部36の側方壁53間で
露出している。段部51aが、接合部36の前端で底部
51に設けられている。誘電性ハウジングは、プラスチ
ック材料等で一体に成形されており、プリント回路基板
の適当な取付孔内に挿入される一対の基板取付ポスト3
8を有している。
ると、基板実装型電気コネクタ22は、シールド電気コ
ネクタであり、金属板材料で打ち抜き成形される一体構
造の外側の箱状シールド30を有している。箱状シール
ドは、プリント回路基板の適当な孔34内に挿入される
一体の脚部32を有している。脚部は、プリント回路基
板の適当な接地配線に接合される構成とすることができ
る。誘電性ハウジングまたはインサート35は、箱状シ
ールド30内に取り付けられ、前向きに突出する舌片ま
たは接合部36を有している。基板実装型電気コネクタ
22の誘電性ハウジング35が箱状シールド30なしに
図示されている図5および6に最も良く示したように、
複数の端子収容通路50が、誘電性ハウジング35の後
側から接合部36の前側に接合部36の上下に延びてい
る。誘電性ハウジング35の後側で、端子収容通路50
は孔50aを有している。接合部36で、端子収容通路
50は、側方壁53で閉ざされた底部51を有してい
る。端子収容通路50は、接合部36の側方壁53間で
露出している。段部51aが、接合部36の前端で底部
51に設けられている。誘電性ハウジングは、プラスチ
ック材料等で一体に成形されており、プリント回路基板
の適当な取付孔内に挿入される一対の基板取付ポスト3
8を有している。
【0015】箱状シールド30は、相手方電気コネクタ
24の接合プラグ端部40を収容するために中空となっ
ており、相手方電気コネクタ24の接合プラグ端部は、
基板実装型電気コネクタ22の誘電性ハウジングの前向
きに突出する接合部36を収容するソケットを有してい
る。電気コネクタが接合されると、基板実装型電気コネ
クタ22の箱状シールド30の複数の内向きに付勢され
かつ片持ち支持された接地アーム42が、相手方電気コ
ネクタ24の円周方向のシールド44(図1)と能動係
合する。
24の接合プラグ端部40を収容するために中空となっ
ており、相手方電気コネクタ24の接合プラグ端部は、
基板実装型電気コネクタ22の誘電性ハウジングの前向
きに突出する接合部36を収容するソケットを有してい
る。電気コネクタが接合されると、基板実装型電気コネ
クタ22の箱状シールド30の複数の内向きに付勢され
かつ片持ち支持された接地アーム42が、相手方電気コ
ネクタ24の円周方向のシールド44(図1)と能動係
合する。
【0016】基板実装型電気コネクタ22の誘電性ハウ
ジングまたはインサート35は、参照符号46で示され
る複数の端子の誘電性ハウジングへの取り付けの図示を
容易にするために、箱状シールド30なしに図5および
6に図示されている。従来の端子は、誘電性ハウジング
またはインサート35の端子収容通路50に取り付けら
れるコンタクト部52を有している。コンタクト部52
は、端子収容通路50で端子46を保持するために、孔
50aに配置される本体部48を有している。コンタク
ト端部またはコンタクト部52は、誘電性ハウジングの
前向きに突出する接合部36の上下に垂直に整列して配
置される。各従来の端子は、誘電性ハウジングの後側で
端子収容通路の開口部49から突出する終端部またはテ
ール部54を有しており、テール部は、半田付け等によ
りプリント回路基板26の適当な回路配線に接合される
脚56で終端となっている。
ジングまたはインサート35は、参照符号46で示され
る複数の端子の誘電性ハウジングへの取り付けの図示を
容易にするために、箱状シールド30なしに図5および
6に図示されている。従来の端子は、誘電性ハウジング
またはインサート35の端子収容通路50に取り付けら
れるコンタクト部52を有している。コンタクト部52
は、端子収容通路50で端子46を保持するために、孔
50aに配置される本体部48を有している。コンタク
ト端部またはコンタクト部52は、誘電性ハウジングの
前向きに突出する接合部36の上下に垂直に整列して配
置される。各従来の端子は、誘電性ハウジングの後側で
端子収容通路の開口部49から突出する終端部またはテ
ール部54を有しており、テール部は、半田付け等によ
りプリント回路基板26の適当な回路配線に接合される
脚56で終端となっている。
【0017】図7および8において、端子が導電性の金
属板材料から打ち抜かれて部分的に成形された後である
が、ウェブ60により製造時のキャリア片62にまだ接
合されている中間形状である、一本の従来の端子46が
示されている。コンタクト部52およびテール部54
が、端子46の両端部で打ち抜かれており、コンタクト
部52は、テール部54よりも大きい。コンタクト部5
2は、前端43を有している。図8において明らかなよ
うに、テール部54の先端の脚部56は、打ち抜き成形
作業時にテール部から変位されている。コンタクト部5
2の圧入歯64と、本体部48の圧入歯65、66とテ
ール部54の圧入歯68が、誘電性ハウジング35のプ
ラスチック材料に圧入するために打ち抜き成形作業時に
形成され、端子およびその各部分の誘電性ハウジングへ
の取り付けが容易となっている。圧入歯64、65、6
6は、端子収容通路50の側方壁53に圧入される。圧
入歯65は、両端縁で本体部48からカットされ上向き
に変形されている。端子46の端子収容通路50内への
挿入時に、圧入歯が変形して付加的な保持を行う。端子
収容通路50に取り付けられた時に、端子46の第一お
よび第二の側端縁55aおよび55bは、側方壁53に
配置される。端子46は、端子収容通路内への挿入によ
り誘電性ハウジング35に取り付けられるようにここで
は説明されているが、インサート成形により、誘電性ハ
ウジング35または本発明が適用できる異なる電気コネ
クタのハウジングに本発明の端子46を取り付ける構成
とすることができる。
属板材料から打ち抜かれて部分的に成形された後である
が、ウェブ60により製造時のキャリア片62にまだ接
合されている中間形状である、一本の従来の端子46が
示されている。コンタクト部52およびテール部54
が、端子46の両端部で打ち抜かれており、コンタクト
部52は、テール部54よりも大きい。コンタクト部5
2は、前端43を有している。図8において明らかなよ
うに、テール部54の先端の脚部56は、打ち抜き成形
作業時にテール部から変位されている。コンタクト部5
2の圧入歯64と、本体部48の圧入歯65、66とテ
ール部54の圧入歯68が、誘電性ハウジング35のプ
ラスチック材料に圧入するために打ち抜き成形作業時に
形成され、端子およびその各部分の誘電性ハウジングへ
の取り付けが容易となっている。圧入歯64、65、6
6は、端子収容通路50の側方壁53に圧入される。圧
入歯65は、両端縁で本体部48からカットされ上向き
に変形されている。端子46の端子収容通路50内への
挿入時に、圧入歯が変形して付加的な保持を行う。端子
収容通路50に取り付けられた時に、端子46の第一お
よび第二の側端縁55aおよび55bは、側方壁53に
配置される。端子46は、端子収容通路内への挿入によ
り誘電性ハウジング35に取り付けられるようにここで
は説明されているが、インサート成形により、誘電性ハ
ウジング35または本発明が適用できる異なる電気コネ
クタのハウジングに本発明の端子46を取り付ける構成
とすることができる。
【0018】なお、各従来の端子46のコンタクト部5
2は、端子の打ち抜き成形作業時に形成される細長い突
出ボス70を有している。この突出ボスは、相手方電気
コネクタ24に取り付けられた一本の端子の相補型コン
タクトに係合するコンタクト部の接触面を規定してい
る。これらの突出ボスは、各電気コネクタの接合端子間
での係合方向の力を増大させ、端子の剛性を高めるのに
効果的なものである。しかしながら、本発明は、このよ
うな突出ボスを有してはいないが、端子のトリミング時
に妨げにならないことが好ましい、規定され決定できる
接触面を有している他の形式の端子に適用できるもので
ある。
2は、端子の打ち抜き成形作業時に形成される細長い突
出ボス70を有している。この突出ボスは、相手方電気
コネクタ24に取り付けられた一本の端子の相補型コン
タクトに係合するコンタクト部の接触面を規定してい
る。これらの突出ボスは、各電気コネクタの接合端子間
での係合方向の力を増大させ、端子の剛性を高めるのに
効果的なものである。しかしながら、本発明は、このよ
うな突出ボスを有してはいないが、端子のトリミング時
に妨げにならないことが好ましい、規定され決定できる
接触面を有している他の形式の端子に適用できるもので
ある。
【0019】図9において、端子が図7および8に関連
して上述したように打ち抜き成形された後で、さらに誘
電性ハウジング35(図5)内に挿入されるように形成
されている、一本の従来の端子46が示されている。換
言すれば、図9の端子の最終形状は、図5に示したもの
と一致するものである。端子がこのように形成される前
または後に、ウェブ60およびキャリア片62(図7)
が線72(図7)に沿って端子から切断される。従っ
て、駆動ショルダが線72に形成され、誘電性ハウジン
グ35の各端子収容通路内への端子の挿入が容易とな
る。
して上述したように打ち抜き成形された後で、さらに誘
電性ハウジング35(図5)内に挿入されるように形成
されている、一本の従来の端子46が示されている。換
言すれば、図9の端子の最終形状は、図5に示したもの
と一致するものである。端子がこのように形成される前
または後に、ウェブ60およびキャリア片62(図7)
が線72(図7)に沿って端子から切断される。従っ
て、駆動ショルダが線72に形成され、誘電性ハウジン
グ35の各端子収容通路内への端子の挿入が容易とな
る。
【0020】図10において、従来の端子46のコンタ
クト部52が相補型の相手方電気コネクタ24の端子5
8と接合する、接触界面領域59が示されている。端子
46および端子58の接合は、完全に接合される端子対
61で構成される。図4には、端子46が、誘電性ハウ
ジング35の上面と、誘電性ハウジング35の底面に取
り付けられているのが示されている。対の端子46のコ
ンタクト部52は、誘電性ハウジング35の上面および
底面で互いに対向している。対のコンタクト部52は、
互いに対して近接して対向した比較的大きなメッキ面積
を有しており、誘電体により分離されているため、コン
タクト部52で端子46の容量が増大されている。増大
された容量により、端子46の平均インピーダンスから
のインピーダンス降下という結果となり、端子を通るイ
ンピーダンスの偏位範囲が増大される。この現象は、図
22においてインピーダンス曲線で図示されており、Z
mi nでの下側ピークがコンタクト部52のインピーダン
スを示している。逆に、テール部54は、隣接したテー
ル部54に対して対向した金属の比較的小さなメッキ面
積を有しており、より大きなインダクタンスと、より大
きなインピーダンスがZmaxでの上側ピークにより示さ
れている。
クト部52が相補型の相手方電気コネクタ24の端子5
8と接合する、接触界面領域59が示されている。端子
46および端子58の接合は、完全に接合される端子対
61で構成される。図4には、端子46が、誘電性ハウ
ジング35の上面と、誘電性ハウジング35の底面に取
り付けられているのが示されている。対の端子46のコ
ンタクト部52は、誘電性ハウジング35の上面および
底面で互いに対向している。対のコンタクト部52は、
互いに対して近接して対向した比較的大きなメッキ面積
を有しており、誘電体により分離されているため、コン
タクト部52で端子46の容量が増大されている。増大
された容量により、端子46の平均インピーダンスから
のインピーダンス降下という結果となり、端子を通るイ
ンピーダンスの偏位範囲が増大される。この現象は、図
22においてインピーダンス曲線で図示されており、Z
mi nでの下側ピークがコンタクト部52のインピーダン
スを示している。逆に、テール部54は、隣接したテー
ル部54に対して対向した金属の比較的小さなメッキ面
積を有しており、より大きなインダクタンスと、より大
きなインピーダンスがZmaxでの上側ピークにより示さ
れている。
【0021】図11において、いかなるトリミングもな
い接触面70を有している、図7の図と一致する従来の
コンタクト部52が示されている。図12乃至図20に
は、従来の端子46と同様の形状を有しているが、本発
明によりコンタクト部52を通るインピーダンスを調整
するためにさらに改良されている本発明による端子が示
されている。図12乃至図16には、コンタクト部のメ
ッキ面積を効果的に減少させて、コンタクト部を通る望
ましいインピーダンスを達成するか、またはコンタクト
部52のインピーダンス降下を最小限にするために、端
子のコンタクト部52a−52eをトリミングする種々
の仕組みが示されている。除去される部分は、図におい
て仮想線で示されている。
い接触面70を有している、図7の図と一致する従来の
コンタクト部52が示されている。図12乃至図20に
は、従来の端子46と同様の形状を有しているが、本発
明によりコンタクト部52を通るインピーダンスを調整
するためにさらに改良されている本発明による端子が示
されている。図12乃至図16には、コンタクト部のメ
ッキ面積を効果的に減少させて、コンタクト部を通る望
ましいインピーダンスを達成するか、またはコンタクト
部52のインピーダンス降下を最小限にするために、端
子のコンタクト部52a−52eをトリミングする種々
の仕組みが示されている。除去される部分は、図におい
て仮想線で示されている。
【0022】図12には、コンタクト部52aで容量を
減少させてインピーダンスを増大させるために、コンタ
クト部52aのメッキ面積を減少させる仕組みが示され
ている。特に、端子46aのコンタクト部52aの側部
74が、接触面70に渡って除去されている。さらに、
コンタクト部の先端または挿入端の角部76が除去され
ている。さらに、中央部78が、コンタクト部の先端で
除去されている。その結果として、コンタクト部52a
のかなりの部分が除去または切り取られ、コンタクト部
52のメッキ面積全体を極めて減少させることができ
る。なお、接合端子に係合する接触面70は乱されな
い。端子の保持と、接触係合と、丈夫さ等の機械的な機
能を十分に付与し続けると同時に、コンタクト部52a
で望ましいインピーダンスを得るために、必要な場合に
は金属を除去する構成とすることができる。端子46が
誘電性ハウジング35にインサート成形される場合に
は、これらの考察の幾つかは、重要ではない可能性があ
る。さらに、接触面70の突出により、端子46に丈夫
さが付与され、接合する端子58との接触の相互係合が
高められる。これらの側部74と、角部76と、中央部
78は、最初の打ち抜き工程時にコンタクト部52から
除去される。しかしながら、これらの側部74と、角部
76と、中央部78の除去を端子の構成において後で行
うことができる。
減少させてインピーダンスを増大させるために、コンタ
クト部52aのメッキ面積を減少させる仕組みが示され
ている。特に、端子46aのコンタクト部52aの側部
74が、接触面70に渡って除去されている。さらに、
コンタクト部の先端または挿入端の角部76が除去され
ている。さらに、中央部78が、コンタクト部の先端で
除去されている。その結果として、コンタクト部52a
のかなりの部分が除去または切り取られ、コンタクト部
52のメッキ面積全体を極めて減少させることができ
る。なお、接合端子に係合する接触面70は乱されな
い。端子の保持と、接触係合と、丈夫さ等の機械的な機
能を十分に付与し続けると同時に、コンタクト部52a
で望ましいインピーダンスを得るために、必要な場合に
は金属を除去する構成とすることができる。端子46が
誘電性ハウジング35にインサート成形される場合に
は、これらの考察の幾つかは、重要ではない可能性があ
る。さらに、接触面70の突出により、端子46に丈夫
さが付与され、接合する端子58との接触の相互係合が
高められる。これらの側部74と、角部76と、中央部
78は、最初の打ち抜き工程時にコンタクト部52から
除去される。しかしながら、これらの側部74と、角部
76と、中央部78の除去を端子の構成において後で行
うことができる。
【0023】図13には、この場合も先と同様に、コン
タクト部の先端の角部76と中央部78を除去すること
により、コンタクト部52bをトリミングするもう一つ
の仕組みが示されている。しかしながら、細長い孔80
が、接触面70の両側でコンタクト部から打ち抜かれ、
丸孔82が、端子46bの接触面70の内側端部で本体
部48から打ち抜かれている。この場合も先と同様に、
その結果、コンタクト部52bからかなりのメッキ面積
が除去されて容量が減少され、コンタクト部52bで端
子46bのインピーダンスが増大される。
タクト部の先端の角部76と中央部78を除去すること
により、コンタクト部52bをトリミングするもう一つ
の仕組みが示されている。しかしながら、細長い孔80
が、接触面70の両側でコンタクト部から打ち抜かれ、
丸孔82が、端子46bの接触面70の内側端部で本体
部48から打ち抜かれている。この場合も先と同様に、
その結果、コンタクト部52bからかなりのメッキ面積
が除去されて容量が減少され、コンタクト部52bで端
子46bのインピーダンスが増大される。
【0024】なお、端子46が長手方向に左右対称のま
まであるように、接触面70の両側から金属を除去する
必要はない。接合される近接した端子対に対して望まし
い電気特性を得るために、接触面70の一側のみからコ
ンタクト部52の一部分を選択的に除去する構成とする
ことができる。
まであるように、接触面70の両側から金属を除去する
必要はない。接合される近接した端子対に対して望まし
い電気特性を得るために、接触面70の一側のみからコ
ンタクト部52の一部分を選択的に除去する構成とする
ことができる。
【0025】図14には、端子46cの面積を減少させ
る別途の仕組みが示されている。コンタクト部52cの
側部74aが、端子46cの前端に渡って除去されてい
る。圧入歯64aが、コンタクト部52cの狭い前端に
配置されている。
る別途の仕組みが示されている。コンタクト部52cの
側部74aが、端子46cの前端に渡って除去されてい
る。圧入歯64aが、コンタクト部52cの狭い前端に
配置されている。
【0026】図15には、端子46dの面積を減少させ
るもう一つの仕組みが示されている。コンタクト部52
dの全体の側部74bと本体部48bが、除去されてい
る。コンタクト面の細長い突出ボス70aは、より薄い
端子46dに付加的な構造上の剛性を付与するために延
ばされている。狭いコンタクト部52dの前端に配置さ
れた圧入歯64aに加えて、圧入歯66aも狭いコンタ
クト部52dに配置されている。
るもう一つの仕組みが示されている。コンタクト部52
dの全体の側部74bと本体部48bが、除去されてい
る。コンタクト面の細長い突出ボス70aは、より薄い
端子46dに付加的な構造上の剛性を付与するために延
ばされている。狭いコンタクト部52dの前端に配置さ
れた圧入歯64aに加えて、圧入歯66aも狭いコンタ
クト部52dに配置されている。
【0027】図16には、端子46eの面積を減少させ
るもう一つの仕組みが示されている。コンタクト部52
eの側部74cが、前端縁および後端縁により閉ざされ
た両側の凹部74cを規定するために除去されている。
後端縁は、端子46eの両側に角度を成して後ろ向きに
分岐している。さらに、細長い孔82aが、本体部48
cに形成されている。電磁場集中地点を減少させるため
に、図16に示したように放射状角部49aを有するよ
うに一部分を切り取ることが望ましい可能性がある。
るもう一つの仕組みが示されている。コンタクト部52
eの側部74cが、前端縁および後端縁により閉ざされ
た両側の凹部74cを規定するために除去されている。
後端縁は、端子46eの両側に角度を成して後ろ向きに
分岐している。さらに、細長い孔82aが、本体部48
cに形成されている。電磁場集中地点を減少させるため
に、図16に示したように放射状角部49aを有するよ
うに一部分を切り取ることが望ましい可能性がある。
【0028】端子46a−46eが、端子収容通路に取
り付けられると、端子46の第一の側端縁55aは、端
子収容通路50の第一の側方壁53に配置され、端子4
6の第二の側端縁55bは、端子収容通路50の第二の
側方壁53に配置される。端子46a−46eのコンタ
クト部52a−52eにおいて、凹部の境界線の端子端
縁と近接した第一および第二の側方壁との間にコンタク
ト部52a−52eの一部分が切り取られている間隙が
設けられ、端子収容通路50の底部51の一部分を露出
している。
り付けられると、端子46の第一の側端縁55aは、端
子収容通路50の第一の側方壁53に配置され、端子4
6の第二の側端縁55bは、端子収容通路50の第二の
側方壁53に配置される。端子46a−46eのコンタ
クト部52a−52eにおいて、凹部の境界線の端子端
縁と近接した第一および第二の側方壁との間にコンタク
ト部52a−52eの一部分が切り取られている間隙が
設けられ、端子収容通路50の底部51の一部分を露出
している。
【0029】図17乃至図20には、端子46f−46
iのインピーダンスを変化させるもう一つの仕組みが示
されている。図17において、端子46fのテール部5
4fは、図7に示したテール部よりも広く形成されてい
る。テール部の幅を増大させることにより、端子のイン
ピーダンスを減少させ、コンタクト部52からのインピ
ーダンス偏位の範囲も減少される。図18には、金属の
部分57をテール部の端縁に加えることにより、端子4
6gのテール部54gのメッキ面積を増大させるための
別途の方法が示されている。
iのインピーダンスを変化させるもう一つの仕組みが示
されている。図17において、端子46fのテール部5
4fは、図7に示したテール部よりも広く形成されてい
る。テール部の幅を増大させることにより、端子のイン
ピーダンスを減少させ、コンタクト部52からのインピ
ーダンス偏位の範囲も減少される。図18には、金属の
部分57をテール部の端縁に加えることにより、端子4
6gのテール部54gのメッキ面積を増大させるための
別途の方法が示されている。
【0030】逆に、図19の端子46hのテール部54
は、図7のテール部54よりもさらに狭く形成されてい
る。テール部のメッキ面積を減少させることにより、端
子のインピーダンスを増大させ、コンタクト部の独特の
インピーダンスからのインピーダンスの偏位が増大され
る。テール部を狭くすることと、広くすることにより、
同様に端子のインピーダンスを調整するようにテール部
のメッキ面積を変化させることができる。
は、図7のテール部54よりもさらに狭く形成されてい
る。テール部のメッキ面積を減少させることにより、端
子のインピーダンスを増大させ、コンタクト部の独特の
インピーダンスからのインピーダンスの偏位が増大され
る。テール部を狭くすることと、広くすることにより、
同様に端子のインピーダンスを調整するようにテール部
のメッキ面積を変化させることができる。
【0031】最後に、図20には、駆動ショルダ72i
が、図7の駆動ショルダ72の位置に対して後ろ向きに
(右に)移動されている端子46iが示されている。こ
れにより、本体部48bでコンタクト部52iのメッキ
面積を増大させて、この場合も先と同様に、各端子のイ
ンピーダンスが減少される。換言すれば、コンタクト部
のメッキ面積と端子のメッキ面積分配を同様に調整し
て、端子のインピーダンスとコンタクト部52のインピ
ーダンスの偏位を調整するために、駆動ショルダ72i
の軸線方向位置を変えることができる。図21には、誘
電性ハウジング35に取り付けられている端子46iが
示されており、駆動ショルダ72iは、図5の端子46
と比較すると端子収容通路50の開口部49から遠く離
れて離間している。
が、図7の駆動ショルダ72の位置に対して後ろ向きに
(右に)移動されている端子46iが示されている。こ
れにより、本体部48bでコンタクト部52iのメッキ
面積を増大させて、この場合も先と同様に、各端子のイ
ンピーダンスが減少される。換言すれば、コンタクト部
のメッキ面積と端子のメッキ面積分配を同様に調整し
て、端子のインピーダンスとコンタクト部52のインピ
ーダンスの偏位を調整するために、駆動ショルダ72i
の軸線方向位置を変えることができる。図21には、誘
電性ハウジング35に取り付けられている端子46iが
示されており、駆動ショルダ72iは、図5の端子46
と比較すると端子収容通路50の開口部49から遠く離
れて離間している。
【0032】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、端子の
インピーダンスを調整するように、および/またはシス
テムの独特のインピーダンスからの偏位範囲を最小限に
するように、電気コネクタのインピーダンスを調整する
ことが可能となる。特に、本発明は、電気コネクタの端
子の部分をトリミングまたは除去することにより電気コ
ネクタを調整することができる。これにより、確実な接
合のためのコンタクト部の容量の増大による端子のイン
ピーダンス降下を容易に調整することができ、電気シス
テム全体を通る独特のインピーダンスが乱されるのを防
止することができる。
インピーダンスを調整するように、および/またはシス
テムの独特のインピーダンスからの偏位範囲を最小限に
するように、電気コネクタのインピーダンスを調整する
ことが可能となる。特に、本発明は、電気コネクタの端
子の部分をトリミングまたは除去することにより電気コ
ネクタを調整することができる。これにより、確実な接
合のためのコンタクト部の容量の増大による端子のイン
ピーダンス降下を容易に調整することができ、電気シス
テム全体を通る独特のインピーダンスが乱されるのを防
止することができる。
【図1】本発明が適用可能である一つの形式の電気コネ
クタ装置の斜視図である
クタ装置の斜視図である
【図2】図1の電気コネクタ装置の基板実装型電気コネ
クタの平面図である。
クタの平面図である。
【図3】基板実装型電気コネクタの側面図である。
【図4】接合端から見た、基板実装型電気コネクタの側
面図である。
面図である。
【図5】シールドが取り付けられていない図4の5−5
線の拡大縦断面図である。
線の拡大縦断面図である。
【図6】図5の6−6線の横断面図である。
【図7】まだ製造時のキャリア片に接合されている中間
形状の、図1の電気コネクタに搭載する従来の端子の平
面図である。
形状の、図1の電気コネクタに搭載する従来の端子の平
面図である。
【図8】図7の従来の端子の側面図である。
【図9】端子を最終形状に形成した後の図7および図8
の従来の端子の側面図である。
の従来の端子の側面図である。
【図10】図1の相補型の電気コネクタの端子と接合さ
れる図7の端子の拡大断面図である。
れる図7の端子の拡大断面図である。
【図11】従来の端子のコンタクト部の分解平面図であ
る。
る。
【図12】本発明の一つの実施例に従ってコンタクト部
が特定の形状に選択的に切り取られている、図1の電気
コネクタに搭載する端子の分解平面図である。
が特定の形状に選択的に切り取られている、図1の電気
コネクタに搭載する端子の分解平面図である。
【図13】本発明の変形例に従ってコンタクト部が変形
形状に切り取られている、図1の電気コネクタに搭載す
る端子の分解平面図である。
形状に切り取られている、図1の電気コネクタに搭載す
る端子の分解平面図である。
【図14】本発明のもう一つの実施例に従ってコンタク
ト部の側端縁全体が切り取られている、図1の電気コネ
クタに搭載する端子の分解平面図である。
ト部の側端縁全体が切り取られている、図1の電気コネ
クタに搭載する端子の分解平面図である。
【図15】本発明のもう一つの実施例に従ってコンタク
ト部の側端縁全体が切り取られている、図1の電気コネ
クタに搭載する端子の分解平面図である。
ト部の側端縁全体が切り取られている、図1の電気コネ
クタに搭載する端子の分解平面図である。
【図16】本発明のさらにもう一つの実施例に従ってコ
ンタクト部が特定の形状に選択的に切り取られている、
図1の電気コネクタに搭載する端子の分解平面図であ
る。
ンタクト部が特定の形状に選択的に切り取られている、
図1の電気コネクタに搭載する端子の分解平面図であ
る。
【図17】図7の従来の端子よりも広いテール部を有し
ている、図1の電気コネクタに搭載する端子の平面図で
ある。
ている、図1の電気コネクタに搭載する端子の平面図で
ある。
【図18】テール部に一部分が加えられている、図1の
電気コネクタに搭載する端子の平面図である。
電気コネクタに搭載する端子の平面図である。
【図19】図7の端子よりも狭いテール部を有してい
る、図1の電気コネクタに搭載する端子の平面図であ
る。
る、図1の電気コネクタに搭載する端子の平面図であ
る。
【図20】図7の端子とは異なる位置に端子の駆動ショ
ルダを有している、図1の電気コネクタに搭載する端子
の平面図である。
ルダを有している、図1の電気コネクタに搭載する端子
の平面図である。
【図21】図20の端子が搭載されている図5の電気コ
ネクタの縦断面図である。
ネクタの縦断面図である。
【図22】インピーダンスを時間の関数または端子の距
離として示しているグラフである。
離として示しているグラフである。
22 ... 電気コネクタ 24 ... 相手方電気コネクタ 35 ... 誘電性ハウジング 46 ... 端子 52 ... コンタクト部 54 ... テール部 70 ... 接触面
フロントページの続き (72)発明者 オーガスト ピー パネラ アメリカ合衆国 イリノイ州 ナパービル ミッドランド ドライブ 2569 (72)発明者 ステファン エイ サンプソン アメリカ合衆国 イリノイ州 ダウナーズ グローブ サウスクレスト ドライブ 2735 (72)発明者 デビッド エル ブランカー アメリカ合衆国 イリノイ州 ナパービル バーベナ コート 407 (72)発明者 カイムック マイケル チョング アメリカ合衆国 イリノイ州 ナパービル アイロクワイス アベニュ 1101 アパ ートメント 2406
Claims (16)
- 【請求項1】 それぞれが一端部にコンタクト部(5
2)と他端部にテール部(54)を有する、複数の端子
(46)を搭載する誘電性ハウジング(35)を設ける
工程と、 前記複数の端子(46)のそれぞれに対して各前記端子
の前記コンタクト部で所定のインピーダンスを決定する
工程と、 相補型の相手方接続装置の各接合端子に係合する前記コ
ンタクト部(52)の接触面(70)を決定し、 前記端子(46)の所定のインピーダンスの前記決定に
従って、前記コンタクト部のメッキ面積を変化させるた
めに、前記接触面(70)以外の前記コンタクト部(5
2)を選択的に所定寸法にトリミングする工程と、 前記端子(46)を前記誘電性ハウジング(35)に取
り付ける工程で構成される、所定のインピーダンスを有
する電気コネクタ(22)の製造方法。 - 【請求項2】 各端子(46)の前記接触面(70)
は、前記コンタクト部(52)の側端縁(55a、55
b)間の中央に位置し、前記トリミング工程時に前記コ
ンタクト部の側端縁を切り取る請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 各端子(46)の前記接触面(70)
は、前記端子のコンタクト部(52)の中央に位置し、
前記トリミング工程時に前記コンタクト部の前記接触面
(70)の両側に孔(80)を形成する請求項1に記載
の方法。 - 【請求項4】 前記コンタクト部(52)は、前記端子
の前端(43)を規定し、該前端を前記トリミング工程
時に切り取る(76、78)請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記端子(46)を金属板材料から打ち
抜くことにより、前記端子を形成する請求項1に記載の
方法。 - 【請求項6】 前記端子(46)の打ち抜き時に前記コ
ンタクト部(52)を切り取る請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 前記コンタクト部(52)は、前記前端
(43)と、前記両側端縁(55a、55b)と、後端
により規定される平面状ブレードから成り、該平面状ブ
レード部は、前記前端(43)に近接する前記側端縁に
一対の対向する圧入歯(64)と、前記後端近に近接す
る前記側端縁に一対の対向する圧入歯(66)をする請
求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 それぞれが細長く、一端部にコンタクト
部(52)と他端部にテール部(54)を有する、複数
の端子(46)を搭載する誘電性ハウジング(35)を
設ける工程と、 前記複数の端子(46)を金属板材料から形成する工程
と、 各前記端子(46)のインピーダンスを調整するため
に、メッキ面積を変化させるために前記コンタクト部
(52)および前記テール部(54)の一つを選択的に
所定寸法にトリミングする工程と、 各前記端子(46)を前記誘電性ハウジング(35)に
取り付ける工程で構成され、各前記端子に調整されたイ
ンピーダンスが付与された、所定のインピーダンスを有
する電気コネクタ(22)の製造方法。 - 【請求項9】 前記端子(46)を金属板材料から打ち
抜くことにより、前記端子を形成する請求項8に記載の
方法。 - 【請求項10】 前記端子(46)を細長く形成して、
異なる幅の前記コンタクト部(52)と前記テール部
(54)を有するように形成する請求項8に記載の方
法。 - 【請求項11】 誘電性ハウジング(35)と、 それぞれが一端部にコンタクト部(52)と他端部にテ
ール部(54)を有し、前記コンタクト部が相補型の相
手方接続装置の接合端子に係合する接触面(70)を有
する、前記誘電性ハウジングに取り付けられる複数の端
子(46)と、前記コンタクト部に所定のメッキ面積を
設けて前記端子(46)のインピーダンスを調整するた
めに、前記接触面(70)以外の前記コンタクト部(5
2)から選択的に切り取られる少なくとも一部分で構成
されるインピーダンス調整電気コネクタ(22)。 - 【請求項12】 各端子(46)の前記接触面(70)
は、前記コンタクト部(52)の前記側端縁(55a、
55b)間の中央に位置し、前記切り取り部分(74)
は前記側端縁に位置することを特徴とする請求項11に
記載の電気コネクタ。 - 【請求項13】 各端子(46)の前記接触面(70)
は、前記端子の前記コンタクト部(52)の中央に位置
し、前記切り取り部分(74)は、前記接触面(70)
の両側に位置することを特徴とする請求項11に記載の
電気コネクタ。 - 【請求項14】 前記端子(46)を前記誘電性ハウジ
ング(35)の端子収容通路(50)に取り付ける電気
コネクタであって、前記端子収容通路(50)は、第一
および第二の側方壁(53)と前記第一および第二の側
方壁の下に延びる底部(51)を有し、前記端子は、前
記第一の側方壁に配置される第一の側端縁(55a)と
前記第二の側方壁に配置される第二の側端縁(55b)
を有し、前記第一及び第二の側方壁間に前記部分が前記
コンタクト部(52)から切り取られている間隙を有す
ることを特徴とする請求項11に記載の電気コネクタ。 - 【請求項15】 複数の端子収容通路(50)を有する
誘電性ハウジング(35)と、 それぞれが前記端子(46)の前端(43)にコンタク
ト部(52)と、前記端子(46)の反対側端部にテー
ル部(54)を有する、該誘電性ハウジングの前記端子
収容通路(50)に取り付けられる複数の端子(46)
であって、前記コンタクト部(52)は前記テール部
(54)よりも大きく、各前記端子収容通路(50)内
への端子の挿入が容易となるように前記コンタクト部と
テール部間に駆動ショルダ(72)を規定し、該駆動シ
ョルダ(72)は、前記コンタクト部(52)およびテ
ール部(54)の相対的なメッキ面積を変化させる前記
端子(4)のインピーダンスを調整するように決定され
る所定位置にある、複数の端子(46)で構成されるイ
ンピーダンス調整電気コネクタ(22)。 - 【請求項16】 前記誘電性ハウジング(35)は、前
記端子(46)を収容する開口部(49)を有し、前記
駆動ショルダ(72)は、前記開口部(49)から遠く
離れて離間していることを特徴とする請求項15に記載
のインピーダンス調整電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/078054 | 1998-05-13 | ||
US09/078,054 US6439931B1 (en) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | Method and structure for tuning the impedance of electrical terminals |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11339921A true JPH11339921A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=22141642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11129853A Pending JPH11339921A (ja) | 1998-05-13 | 1999-05-11 | 端子のインピ―ダンスの調整方法およびその構造 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6439931B1 (ja) |
EP (1) | EP0957542A3 (ja) |
JP (1) | JPH11339921A (ja) |
KR (1) | KR19990088237A (ja) |
CN (1) | CN1146078C (ja) |
SG (1) | SG77234A1 (ja) |
TW (1) | TW510591U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009135122A (ja) * | 1999-07-16 | 2009-06-18 | Molex Inc | コネクタ |
JP2009140936A (ja) * | 2000-03-31 | 2009-06-25 | Molex Inc | インピーダンス調整された終端組立体及び同組立体を含むコネクタ |
EP3709446A1 (en) | 2019-03-14 | 2020-09-16 | Iriso Electronics Co., Ltd. | Connector |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN2552173Y (zh) * | 2002-05-18 | 2003-05-21 | 莫列斯公司 | 线缆连接器 |
JP4360364B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2009-11-11 | パナソニック電工株式会社 | コネクタ |
TWM295821U (en) * | 2005-12-26 | 2006-08-11 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical connector |
CN100411400C (zh) * | 2006-04-06 | 2008-08-13 | 华为技术有限公司 | 一种阻抗调节装置和包含该装置的通信系统 |
US7594827B2 (en) * | 2006-11-17 | 2009-09-29 | Nintendo Co., Ltd. | Secure and/or lockable connecting arrangement for video game system |
JP4932626B2 (ja) * | 2007-07-13 | 2012-05-16 | ホシデン株式会社 | 電気コネクタ |
CN201117870Y (zh) * | 2007-11-12 | 2008-09-17 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器 |
JP4647675B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2011-03-09 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
US7625245B1 (en) * | 2008-07-24 | 2009-12-01 | Lotes Co., Ltd. | Low-profile electrical connector and device thereof |
US7896692B2 (en) * | 2009-05-15 | 2011-03-01 | Leviton Manufacturing Co., Inc. | Method of improving isolation between circuits on a printed circuit board |
JP5629495B2 (ja) * | 2010-06-01 | 2014-11-19 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
CN101944700A (zh) * | 2010-08-25 | 2011-01-12 | 泰崴电子股份有限公司 | 连接器插座端子的设位方法 |
JP5830394B2 (ja) * | 2012-01-26 | 2015-12-09 | ホシデン株式会社 | コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタ |
JP5699110B2 (ja) * | 2012-05-28 | 2015-04-08 | 京セラコネクタプロダクツ株式会社 | コネクタ |
JP6206713B2 (ja) * | 2013-10-01 | 2017-10-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コネクタ |
CN104701677A (zh) * | 2013-12-10 | 2015-06-10 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器 |
US9660389B2 (en) * | 2014-05-26 | 2017-05-23 | Apple Inc. | Additional ground paths for connectors having reduced pin counts |
US9160098B1 (en) * | 2014-06-20 | 2015-10-13 | Cheng Uei Precision Industry Co., Ltd. | Electrical connector |
US9768555B2 (en) * | 2015-06-23 | 2017-09-19 | Dell Products L.P. | Systems and methods for frequency shifting resonance of connector stubs |
US9933326B2 (en) | 2015-07-22 | 2018-04-03 | Redline Detection, Llc | System and method for detecting microscopic leaks |
US9570824B1 (en) * | 2015-09-23 | 2017-02-14 | Dell Products, L.P. | Reinforced right-angle type board edge connector |
US11296464B2 (en) * | 2020-02-14 | 2022-04-05 | TE Connectivity Services Gmbh | Impedance control connector |
TWI738374B (zh) * | 2020-06-05 | 2021-09-01 | 太康精密股份有限公司 | 高頻訊號連接器的端子結構及其製造方法 |
Family Cites Families (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3196377A (en) | 1961-08-04 | 1965-07-20 | Matrix Science Corp | Electrical connector |
US3539976A (en) | 1968-01-04 | 1970-11-10 | Amp Inc | Coaxial connector with controlled characteristic impedance |
US3470522A (en) | 1968-02-26 | 1969-09-30 | Bunker Ramo | Electrical connector |
US3573704A (en) | 1969-06-23 | 1971-04-06 | Gen Electric | Flatline cable impedance matching adapter |
US4461522A (en) | 1982-08-23 | 1984-07-24 | Amp Incorporated | Zero insertion force connector for a circuit board |
US4552420A (en) | 1983-12-02 | 1985-11-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Electrical connector using a flexible circuit having an impedance control arrangement thereon |
US4707039A (en) | 1984-04-11 | 1987-11-17 | John Fluke Mfg. Co., Inc. | Coaxial connector for controlled impedance transmission lines |
US4687267A (en) * | 1986-06-27 | 1987-08-18 | Amp Incorporated | Circuit board edge connector |
US5004430A (en) * | 1986-11-17 | 1991-04-02 | Amp Incorporated | Panel mount electrical connector |
FR2619472B1 (fr) | 1987-08-14 | 1992-01-24 | Drogo Pierre | Douille de reception d'une broche pour realiser une connexion electrique et connecteur electrique comportant au moins une telle douille |
US4804339A (en) | 1987-09-25 | 1989-02-14 | Amp Incorporated | Connector with compressible insulative body |
JPH01206577A (ja) | 1988-02-13 | 1989-08-18 | Dai Ichi Denshi Kogyo Kk | 電気材料及びコンタクトにその電気材料を用いた多極コネクタ |
US4878849A (en) | 1988-04-29 | 1989-11-07 | Amphenol Corporation | Electrical connector having multi-position housing |
US4934961A (en) | 1988-12-21 | 1990-06-19 | Burndy Corporation | Bi-level card edge connector and method of making the same |
FR2641650B1 (fr) | 1989-01-10 | 1991-03-15 | Labinal | Procede de fabrication d'organes de contacts electriques males et organes de contacts electriques males obtenus selon ledit procede |
US5077893A (en) | 1989-09-26 | 1992-01-07 | Molex Incorporated | Method for forming electrical terminal |
US5026292A (en) | 1990-01-10 | 1991-06-25 | Amp Incorporated | Card edge connector |
US5071371A (en) | 1990-03-30 | 1991-12-10 | Molex Incorporated | Electrical card edge connector assembly |
EP0455367B1 (en) * | 1990-05-04 | 1996-06-19 | The Whitaker Corporation | Right angle impedance matched electrical connector |
JP3395908B2 (ja) | 1991-09-03 | 2003-04-14 | アンプ インコーポレイテッド | Smt型dinコネクタ |
US5309630A (en) | 1992-03-16 | 1994-05-10 | Molex Incorporated | Impedance and inductance control in electrical connectors |
US5259768A (en) | 1992-03-24 | 1993-11-09 | Molex Incorporated | Impedance and inductance control in electrical connectors and including reduced crosstalk |
EP0584937B1 (en) * | 1992-08-27 | 1998-03-04 | The Whitaker Corporation | Shielding a surface mount electrical connector |
US5221212A (en) | 1992-08-27 | 1993-06-22 | Amp Incorporated | Shielding a surface mount electrical connector |
DE4236945A1 (de) | 1992-11-02 | 1994-05-05 | Minnesota Mining & Mfg | Verbindungselement für eine Hochfrequenz-Signalübertragungsstrecke |
JPH0758634A (ja) | 1993-08-12 | 1995-03-03 | Shinano Denki Kk | 位相同期回路 |
US5425658A (en) | 1993-10-29 | 1995-06-20 | Bundy Corporation | Card edge connector with reduced contact pitch |
JP2896836B2 (ja) | 1993-12-08 | 1999-05-31 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
US5395250A (en) | 1994-01-21 | 1995-03-07 | The Whitaker Corporation | Low profile board to board connector |
US5586914A (en) * | 1995-05-19 | 1996-12-24 | The Whitaker Corporation | Electrical connector and an associated method for compensating for crosstalk between a plurality of conductors |
CA2180578A1 (en) | 1995-07-07 | 1997-01-08 | David A. Johnson | Impedance controlled interconnection device |
-
1998
- 1998-05-13 US US09/078,054 patent/US6439931B1/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-05-07 SG SG1999002152A patent/SG77234A1/en unknown
- 1999-05-11 JP JP11129853A patent/JPH11339921A/ja active Pending
- 1999-05-12 KR KR1019990017044A patent/KR19990088237A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-05-12 EP EP99109535A patent/EP0957542A3/en not_active Withdrawn
- 1999-05-12 CN CNB991109287A patent/CN1146078C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-05-12 TW TW088207587U patent/TW510591U/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009135122A (ja) * | 1999-07-16 | 2009-06-18 | Molex Inc | コネクタ |
JP4652461B2 (ja) * | 1999-07-16 | 2011-03-16 | モレックス インコーポレイテド | コネクタ |
JP2009140936A (ja) * | 2000-03-31 | 2009-06-25 | Molex Inc | インピーダンス調整された終端組立体及び同組立体を含むコネクタ |
JP4652454B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2011-03-16 | モレックス インコーポレイテド | インピーダンス調整された終端組立体及び同組立体を含むコネクタ |
EP3709446A1 (en) | 2019-03-14 | 2020-09-16 | Iriso Electronics Co., Ltd. | Connector |
US10985483B2 (en) | 2019-03-14 | 2021-04-20 | Iriso Electronics Co., Ltd. | Electrical connector to increase connection reliability and control the impedance of the terminals |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SG77234A1 (en) | 2000-12-19 |
TW510591U (en) | 2002-11-11 |
US6439931B1 (en) | 2002-08-27 |
CN1240307A (zh) | 2000-01-05 |
EP0957542A2 (en) | 1999-11-17 |
KR19990088237A (ko) | 1999-12-27 |
EP0957542A3 (en) | 2000-09-13 |
US20020022407A1 (en) | 2002-02-21 |
CN1146078C (zh) | 2004-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11339921A (ja) | 端子のインピ―ダンスの調整方法およびその構造 | |
US5782644A (en) | Printed circuit board mounted electrical connector | |
US7435138B2 (en) | Electrical connector with improved shielding member | |
JP3277154B2 (ja) | コネクタ | |
US6575793B1 (en) | Audio jack connector | |
US5961347A (en) | Micro connector | |
US7101228B2 (en) | Electrical connector for memory modules | |
US6394823B1 (en) | Connector with terminals having increased capacitance | |
US6478623B1 (en) | Header connector with shell | |
US6887104B2 (en) | Cable end connector assembly and the method of making the same | |
JP2005525684A (ja) | インピーダンスを調整した端子を備えたエッジカードコネクタ組立体 | |
JP3948397B2 (ja) | コネクタ | |
US20070167078A1 (en) | Connector | |
US5588878A (en) | Electrical receptacle assembly and spring contact therefor | |
US6193568B1 (en) | Mid connector with extending solder creeping paths | |
EP0996194B1 (en) | Electrical connector | |
JPH0370350B2 (ja) | ||
JP2004103527A (ja) | コネクタ | |
JP3326507B2 (ja) | コネクタ | |
GB2316550A (en) | PCB-mounted SMT connector | |
US6663425B1 (en) | Electrical connector with reliably assembled shield and housing | |
US7445470B2 (en) | Electrical connector with improved housing | |
JPH0487172A (ja) | 電気コネクタ | |
US7125286B2 (en) | Electrical connector and method of making the same | |
EP0978904A1 (en) | Low profile electrical connector for flat circuits |