JP5830394B2 - コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタ - Google Patents

コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5830394B2
JP5830394B2 JP2012014277A JP2012014277A JP5830394B2 JP 5830394 B2 JP5830394 B2 JP 5830394B2 JP 2012014277 A JP2012014277 A JP 2012014277A JP 2012014277 A JP2012014277 A JP 2012014277A JP 5830394 B2 JP5830394 B2 JP 5830394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
impedance
adjustment unit
impedance adjustment
metal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012014277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013157080A (ja
Inventor
快人 近藤
快人 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP2012014277A priority Critical patent/JP5830394B2/ja
Priority to TW101136847A priority patent/TWI571015B/zh
Priority to KR1020120120701A priority patent/KR101919158B1/ko
Priority to EP12250178.6A priority patent/EP2621025B1/en
Priority to US13/742,684 priority patent/US9225135B2/en
Priority to CN201310027553.1A priority patent/CN103227389B/zh
Publication of JP2013157080A publication Critical patent/JP2013157080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5830394B2 publication Critical patent/JP5830394B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/16Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/646Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
    • H01R13/6473Impedance matching
    • H01R13/6474Impedance matching by variation of conductive properties, e.g. by dimension variations
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/112Resilient sockets forked sockets having two legs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/646Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
    • H01R13/6473Impedance matching
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49204Contact or terminal manufacturing

Description

本発明は、コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタに関する。
この種のコネクタは、絶縁性を有するボディと、ボディ内に異なる高さ位置に配設された第1、第2コンタクトとを備えているものがある。第1コンタクトは、第1部と、前記第1部よりもインピーダンスが高い第2部を有している。第2コンタクトは、第1又は第2コンタクトが互いに近づく方向に弾性変形することにより、第2部に接近する調整部を有している。すなわち、第2コンタクトの調整部が、第1コンタクトの第2部に接近することにより、当該第2部の静電容量が増加し、インピーダンスが低下する。このようにして第1コンタクトの第1部のインピーダンスと第2部のインピーダンスとのマッチングが図られている(特許文献1参照)。
特開2010−182623号公報
しかし、前記コネクタは、第1コンタクトの第1部のインピーダンスと第2部のインピーダンスとを整合するために、第2コンタクトが必要不可欠である。このため、前記コネクタの部品点数が増加し、コスト高となる。また、前記コネクタは、部品点数が多いことから、小型化を行うことが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、インピーダンス調整用の別部品を用いず、自身のインピーダンス調整を行うことができるコンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のコンタクトのインピーダンス調整方法は、第1部と、前記第1部よりもインピーダンスが高い第2部を有するコンタクトのインピーダンス調整方法である。この調整方法は、前記コンタクトの第2部の幅方向の一方側の端に連接された金属板であるインピーダンス調整部を折り返すことにより、当該第2部の厚み方向の寸法を増加させている。前記インピーダンス調整部の折り返しは、当該インピーダンス調整部の調整部本体を前記第2部に面接触させて平行とする。又は、前記インピーダンス調整部の折り返しは、当該インピーダンス調整部の調整部本体を前記第2部に対して隙間を有する平行とする。
このような発明の態様による場合、コンタクトの第2部に導電性を有するインピーダンス調整部を設けることにより、当該第2部の厚み方向の寸法がインピーダンス調整部の分だけ増加する。このため、第2部の静電容量が増加し、インピーダンスが下がるので、別部品を用いることなく、第2部のインピーダンスを調整することができ、第1部と第2部とのインピーダンス整合を図ることが可能になる。第2部に連接されたインピーダンス調整部を第2部に沿うように折り返すだけで、第2部の厚み方向の寸法を増加させることができるので、第2部のインピーダンスを簡単に調整することができる。
本発明のコンタクトは、第1部と、前記第1部よりもインピーダンスが高い第2部を有するコンタクト本体と、導電性を有しており且つ前記コンタクト本体の前記第2部の幅方向の一方側の端に連接された金属板であるインピーダンス調整部とを備えている。前記インピーダンス調整部は、調整部本体を有している。前記インピーダンス調整部は、前記調整部本体が前記第2部に面接触し且つ平行となるように折り返されている。又は、前記インピーダンス調整部は、前記調整部本体が前記第2部に隙間を有して平行となるように折り返されている。
このような発明の態様による場合、コンタクト本体の第2部に導電性を有するインピーダンス調整部が設けられ、当該第2部の厚み方向の寸法がインピーダンス調整部の分だけ増加している。このため、当該第2部の静電容量が増加し、インピーダンスが下がるので、別部品を用いることなく、第2部のインピーダンスを調整することができ、第1部と第2部とのインピーダンス整合を図ることが可能になる。また、コンタクトの第2部に連接されたインピーダンス調整部を第2部に沿うように折り返すだけであるので、簡単な構成で、第2部のインピーダンスを調整することができる。
前記第2部の厚み方向の寸法が前記第1部の前記厚み方向の寸法よりも小さい構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、前記第2部の厚み方向の寸法が前記第1部の前記厚み方向の寸法よりも小さいことに起因して、第2部のインピーダンスが第1部のインピーダンスよりも高くなる。
前記第2部は前記第1部よりも断面積が小さい構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、前記第2部の断面積が前記第1部の断面積よりも小さいことに起因して、第2部のインピーダンスが第1部のインピーダンスよりも高くなる。
前記第2部は折り曲げ部を有した構成とすることが可能である。前記インピーダンス調整部は、前記折り曲げ部及び前記第2部の折り曲げ部の近傍の少なくとも一方に連接されている。このような発明の態様による場合、第2部が折り曲げ部を有することに起因して、第2部のインピーダンスが第1部のインピーダンスよりも高くなる。しかし、インピーダンス調整部は、折り曲げ部及び前記第2部の折り曲げ部の近傍の少なくとも一方に連接され、当該折り曲げ部及び前記第2部の折り曲げ部の近傍の少なくとも一方に沿って折り返される又は略直角に折り曲げられているので、第2部のインピーダンスを下げ、当該2部のインピーダンスを調整することができる。
又は、前記折り曲げ部及び前記第2部の折り曲げ部の近傍の少なくとも一方に重ねられた構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、第2部が折り曲げ部を有することに起因して、第2部のインピーダンスが第1部のインピーダンスよりも高くなる。しかし、インピーダンス調整部は、折り曲げ部及び前記第2部の折り曲げ部の近傍の少なくとも一方に重ねられているので、第2部のインピーダンスを下げることができ、当該2部のインピーダンスを調整することができる。
前記第1部は、前記コンタクト本体の第2部以外の部分とすることが可能である。前記第1部は、前記コンタクト本体の先端部及び中間部とすることが可能である。前記第2部は、前記コンタクト本体の後端部とすることが可能である。前記先端部は、一対の接点部を有する構成とすることが可能である。
本発明のコネクタは、上述した何れかの態様のコンタクトと、前記コンタクトを保持する絶縁性を有するボディと、前記ボディの外周を覆う筒状のシールドケースとを備えている。
図1Aは、本発明の実施例1に係る第1コンタクトの正面、平面及び右側面を表した概略的斜視図である。 図1Bは、前記第1コンタクトの背面、平面及び左側面を表した概略的斜視図である。 図2Aは、本発明の実施例1に係るコネクタの正面、平面及び右側面を表した概略的斜視図である。 図2Bは、前記コネクタの正面、底面及び左側面を表した概略的斜視図である。 図3Aは、前記コネクタの図2A中の概略的3A−3A断面図である。 図3Bは、前記コネクタの図2A中の概略的3B−3B断面図である。 図3Cは、前記コネクタの図2A中の概略的3C−3C断面図である。 図3Dは、前記コネクタの図2A中の概略的3D−3D断面図である。 図4Aは、前記コネクタの第2コンタクトの正面、平面及び右側面を表した概略的斜視図である。 図4Bは、前記コネクタの第2コンタクトの背面、平面及び左側面を表した概略的斜視図である。 図5Aは、前記第1コンタクトの設計変更例を示す模式的平面図である。 図5Bは、前記設計変更例の第1コンタクトの模式的側面図である。 図6Aは、前記第1コンタクトの第2部及びインピーダンス調整部の第1設計変更例を示す模式的断面図である。 図6Bは、前記第1コンタクトの第2部及びインピーダンス調整部の第2設計変更例を示す模式的断面図である。 図6Cは、前記第1コンタクトの第2部及びインピーダンス調整部の第3設計変更例を示す模式的断面図である。 図7は、前記第1コンタクトの別の設計変更例を示す模式的側面図である。
以下、本発明の実施例1について図1A〜図4Bを参照しつつ説明する。
まず、実施例1に係る第1コンタクト100a(これが特許請求の範囲のコンタクトに相当する。)について、図1A及び図1Bを参照しつつ説明する。なお、図1A及び図1Bにおいて、第1コンタクト100aの長さ方向をY及び−Y、第1コンタクト100aの幅方向をX及び−X、第1コンタクト100aの厚み方向をZ及び−Zとして示している。X及び−X方向はY及び−Y方向に直交し、Z及び−Z方向はX及び−X方向はY及び−Y方向に直交している。
第1コンタクト100aは導電性を有する金属板で構成されている。第1コンタクト100aは、コンタクト本体110aと、インピーダンス調整部120aとを有している。コンタクト本体110aは、先端部111aと、中間部112aと、後端部113aとを有している。中間部112aは、略L字状の金属板である。中間部112aは、水平板と、この水平板に対してZ方向に略直角に折り曲げられた垂直板とを有している。
先端部111aは、ベース部111a1と、接点部111a2、111a3とを有している。ベース部111a1は、中間部112aのY方向の端に連続する横向き略U字状の金属板である。ベース部111a1は、垂直板と、第1、第2水平板とを有している。第1水平板は、中間部112aの水平板のY方向の端に連続した金属板である。ベース部111a1の垂直板は、第1水平板の−X方向の端と中間部112aの垂直板のY方向の端とに連続した金属板である。ベース部111a1の垂直板は、第1水平板に対してZ方向に略直角に折り曲げられている。第2水平板は、ベース部111a1の垂直板のZ方向の端に連続した金属板である。第2水平板は、ベース部111a1の垂直板に対してX方向に略直角に折り曲げられている。第1、第2水平板は互いに対向している。
接点部111a2は、第1水平板のY方向の端に連接され且つY方向に延びた板である。接点部111a3は、第2水平板のY方向の端に連接され且つY方向に延びた板である。接点部111a2、111a3は互いに対向している。接点部111a2、111a3の先端部は、互いに近づく方向に折り曲げられている。
後端部113aは、中間部112aの水平板の−Y方向の端に連接され且つ−Y方向に延びた金属板である。後端部113a、中間部112aの水平板及びベース部111a1の第1水平板は、一枚の金属板を構成しており且つZ方向の第1面と、−Z方向の第2面を有している。後端部113aのZ及び−Z方向の寸法(すなわち、厚み方向の寸法)は、先端部111a及び中間部112aのZ及び−Z方向の寸法よりも小さい。このため、後端部113aは、先端部111a及び中間部112aに比べてインピーダンスが高い。すなわち、先端部111a及び中間部112aが特許請求の範囲のコンタクトの第1部に相当し、後端部113aが特許請求の範囲のコンタクトの第2部に相当する。先端部111a及び中間部112aは、コンタクト本体110aの後端部113a以外の部分である。
インピーダンス調整部120aは、後端部113aの−X方向の端に連接された導電性を有する金属板である。インピーダンス調整部120aは、後端部113aの第1面に沿うようにZ及びX方向に折り返されている。インピーダンス調整部120aは、湾曲部121aと、調整部本体122aとを有している。湾曲部121aは、後端部113aの−X方向の端に連接され且つZ及びX方向に横向き略U字状に湾曲している。調整部本体122aは、湾曲部121aに連接された後端部113aと略同形状の金属板である。調整部本体122aが後端部113aの第1面上に積層されている。
以下、上述した第1コンタクト100aを作成する方法及び第1コンタクト100aのインピーダンスを調整する方法について詳しく説明する。まず、導電性を有する金属板を用意する。その後、前記金属板をプレス成形し、第1コンタクト100aを作成する。このとき、コンタクト本体110aの後端部113aの−X方向の端に連続するインピーダンス調整部120aをZ及びX方向の折り返し、後端部113aの第1面上に当接させる。これにより、インピーダンス調整部120aの調整部本体122aが後端部113aの第1面上に積層され、後端部113aのZ及び−Z方向の寸法(すなわち、厚み方向の寸法)が調整部本体122aの分だけ増加する。よって、後端部113aの静電容量が増加し、当該後端部113aのインピーダンスが低下する。このようにして後端部113aのインピーダンスが調整され、後端部113aのインピーダンスと、コンタクト本体110aの後端部113a以外の部分(先端部111a及び中間部112a)のインピーダンスとのマッチングが図られている。
以下、本発明の実施例1に係るコネクタについて図2A〜図4Bを参照しつつ説明する。図2A〜図3Dに示すコネクタは、図示しないケーブルが接続可能なプラグコネクタである。前記コネクタは、複数の第1コンタクト100aと、複数の第2コンタクト100bと、ボディ200と、シールドケース300とを備えている。前記ケーブルは、複数の信号線と、この信号線を被覆する外側絶縁体を有している。各信号線は、芯線と、この芯線を覆う内側絶縁体とを有している。以下、前記コネクタの各構成要件について詳しく説明する。なお、図2A〜図4Bにおいても、上記Y及び−Y方向と、X及び−X方向と、Z及び−Z方向とが示されている。Y及び−Y方向はコネクタの長さ方向に、X及び−X方向はコネクタの幅方向に、Z及び−Z方向はコネクタの高さ方向に相当している。
各第2コンタクト100bは、図4A及び図4Bに示すように、導電性を有する金属板で構成されている。第2コンタクト100bは、先端部110bと、中間部120bと、後端部130bとを有している。中間部120bは横向き略U字状の金属板である。中間部120bは、垂直板と、第1、第2水平板とを有している。中間部120bの第1水平板は、垂直板のZ方向の端に連接され且つ当該垂直板に対して−X方向に略直角に折り曲げられた金属板である。中間部120bの第2水平板は、垂直板の−Z方向の端に連接され且つ当該垂直板に対して−X方向に直角に折り曲げられた金属板である。第1、第2水平板は互いに対向している。
先端部110bは接点部111b、112bを有している。接点部111bは、中間部120bの第1水平板のY方向の端に連接され且つY方向に延びた金属板である。接点部112bは、中間部120bの第2水平板のY方向の端に連接され且つY方向に延びた金属板である。接点部111b、112bは互いに対向している。接点部111b、112bの先端部は、互いに近づく方向に折り曲げられている。後端部130bは、中間部120bの第1水平板の−Y方向の端に連接され且つ−Y方向に延びた金属板である。
ボディ200は、図3A〜図3Dに示すように、絶縁樹脂製の第1ボディ210及び第2ボディ220を有している。第1ボディ210は略矩形状のブロックである。第1ボディ210は、先端部と、この先端部に連続し且つZ及び−Z方向の寸法が当該先端部よりも小さい後端部とを有している。第1ボディ210には、Y及び−Y方向に貫通する複数の第1、第2収容孔211、212が設けられている。第1収容孔211は、X及び−X方向に間隔をあけて配置されている(図2A及び図2B参照)。第2収容孔212は、第1収容孔211の−Z方向側で、X及び−X方向に当該第1収容孔211と同間隔をあけて配置されている(図2A及び図2B参照)。第1収容孔211に第1コンタクト100aの先端部111a及び中間部112aが、第2収容孔212に第2コンタクト100bの先端部110b及び中間部120bが収容されている。すなわち、第1、第2コンタクト100a、100bは、第1ボディ210に2列でX及び−X方向に間隔をあけて配列されている。
第2ボディ220は、横向き略U字状の嵌合部221と、舌部222とを有している。嵌合部221は、中間部221aと、中間部221aのZ、−Z方向の端に連接され且つY方向に延びた一対のアーム221bとを有している。アーム221b間のZ及び−Z方向の距離は、第1ボディ210の後端部のZ及び−Z方向の寸法と略同じである。アーム221b間に第1ボディ210の後端部が嵌合している。舌部222は、中間部221aの−Y方向の端面の中央部に設けられている。舌部222は−Y方向に延びる板である。中間部221aの舌部222の上下部分には、図3A〜図3Cに示すように、複数の第1、第2貫通孔221a1、221a2が第1、第2収容孔211、212と同間隔で設けられている。舌部222のZ及び−Z方向の面上には、複数の第1、第2溝222a、222bが第1、第2収容孔211、212と同間隔で設けられている。第1溝222aは第1貫通孔221a1に、第2溝222bは第2貫通孔221a2に連通している。
第1貫通孔221a1の内形は、図3A及び図3Bに示すように、第1コンタクト100aの後端部113a及びインピーダンス調整部120aの外形に対応した形状となっている。第1溝222aの幅寸法は、図3A、図3B及び図3Dに示すように、第1コンタクト100aの後端部113a及びインピーダンス調整部120aの幅寸法に対応した形状となっている。すなわち、第1コンタクト100aの後端部113a及びインピーダンス調整部120aが第1貫通孔221a1及び第1溝部222aに挿入されている。第1溝部222aから露出した第1コンタクト100aのインピーダンス調整部120aに、上記ケーブルの信号線の芯線が各々接続可能となっている。
第2貫通孔221a2の内形は、図3A及び図3Bに示すように、第2コンタクト100bの後端部130bの外形に対応した形状となっている。第2溝222bの幅寸法は、図3A、図3B及び図3Dに示すように、第2コンタクト100bの後端部130bの幅寸法に対応した形状となっている。すなわち、第2コンタクト100bの後端部130bが第2貫通孔221a2及び第2溝部222bに挿入されている。第2溝部222bから露出した第2コンタクト100bの後端部130bに、上記ケーブルの信号線の芯線が各々接続可能となっている。
シールドケース300は、図2A及び図2Bに示すように、導電性を有する金属板で構成された略U字状の第1、第2シールドケース310、320と、ケーブル保持部330とを有している。第1、第2シールドケース310、320は、互いに組み合わされて角筒状をなし、第1、第2コンタクト100a、100bを保持したボディ200の外周を覆っている。ケーブル保持部330は、第1シールドケース310の−Y方向の端に連接されたリング状の板である。このケーブル保持部330から第1、第2シールドケース310、320内に、ケーブルが挿入され、第1、第2コンタクト100a、100bに接続可能となっている。ケーブル保持部330は、内部に通されたケーブルを保持可能となっている。
以下、上記コネクタの組み立て手順及び前記コネクタにケーブルを接続する手順について詳しく説明する。まず、絶縁樹脂を射出成形することにより作成された第1ボディ210と、金属板がプレス成形されることにより作成された第1、第2コンタクト100a、100bとを用意する。その後、第1コンタクト100aの先端部111a及び中間部112aを第1ボディ210の第1収容孔211に挿入する。同様に、第2コンタクト100bの先端部110b及び中間部120bを第1ボディ210の第2収容孔212に挿入する。これにより、第1、第2コンタクト100a、100bが第1ボディ210に保持される。その後、絶縁樹脂を射出成形することにより作成された第2ボディ220を用意する。その後、第1コンタクト100aの後端部113a及びインピーダンス調整部120aを第2ボディ220の第1貫通孔221a1及び第1溝部222aに挿入すると共に、第2コンタクト100bの後端部130bを第2ボディ220の第2貫通孔221a2及び第2溝部222bに挿入する。すると、第2ボディ220のアーム221b間に第1ボディ210の後端部が嵌合する。これにより、第1、第2ボディ210、220が組み合わされると共に、第1、第2コンタクト100a、100bが第1、第2ボディ210、220(ボディ200)に2列で保持される。その後、ケーブルを用意する。その後、ケーブルの信号線の芯線を第1コンタクト100aのインピーダンス調整部120a、第2コンタクト100bの後端部130bに半田接続する。その後、金属板がプレス成形されることにより作成された第1シールドケース310及びケーブル保持部330を用意する。このケーブル保持部330は、リング状に湾曲しておらず、板状である。その後、第1シールドケース310を第1、第2ボディ210、220にZ方向から被せる。その後、金属板がプレス成形されることにより作成された第2シールドケース320を用意する。その後、第2シールドケース320を第1、第2ボディ210、220に−Z方向から被せる。これにより、第1、第2シールドケース310、320が組み合わされる。その後、ケーブル保持部330をリング状に湾曲させ、ケーブルを保持させる。
上記コネクタはレセプタクルコネクタに接続可能である。前記コネクタがレセプタクルコネクタに接続されると、レセプタクルコネクタのコンタクトが第1ボディ210の第1、第2収容孔211、212に挿入される。すると、レセプタクルコネクタのコンタクトが第1コンタクト100aの先端部111aの接点部111a2、111a3間に挿入され、接点部111a2、111a3に接続されると共に、第2コンタクト100bの先端部110bの接点部112a、112b間に挿入され、接点部112a、112bに接続される。
以上のようなコネクタによる場合、第1コンタクト100aの後端部113aのZ及び−Z方向の寸法がインピーダンス調整部120aの調整部本体122aの分だけ増加している。しかも、調整部本体122aから第1シールドケース310の中央板までの距離D1が、後端部(インピーダンス調整部が積層されていない)から第1シールドケースの中央板までの距離(すなわち、D2)よりも近くなっている(図3D参照)。このため、後端部113aの静電容量を増加させ、当該後端部113aのインピーダンスを低下させることができるので、コンタクト本体110aの後端部113aのインピーダンスを調整することができる。よって、コンタクト本体110aの後端部113aのインピーダンスと、コンタクト本体110aの後端部113a以外の部分(先端部111a及び中間部112a)のインピーダンスとのマッチングを図ることができる。このように別部品を用いることなく、第1コンタクト100a自身でコンタクト本体110aの後端部113aのインピーダンスを調整することができるので、前記コネクタは、部品点数の低減を図ることができると共に、当該コネクタの小型化を図ることが可能になる。また、第2コンタクト100bを弾性変形させ、コンタクト本体110aの後端部113aのインピーダンス調整を行う必要もない。よって、当該コネクタの構成の簡略化を図ることができる。
なお、上述した第1コンタクト及びコネクタは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
上記実施例では、第1コンタクト100aは、コンタクト本体110aの第1部が先端部111a及び中間部112a、コンタクト本体110aの第2部が後端部113aであるとした。しかし、コンタクト本体の第1部は、当該コンタクト本体の任意の部分に設定することが可能である。また、コンタクト本体の第2部は、コンタクト本体の第1部よりもインピーダンスが高い部分である限り任意に設計変更することが可能である。第1、第2部の形状は、上記実施例に限定されず、任意に設計変更することが可能である。また、上記実施例では、コンタクト本体の第1部は、コンタクト本体の第2部(後端部113a)以外の部分であるとした。しかし、コンタクト本体の第1部は、コンタクト本体の第2部以外の部分の一部であっても良い。
上記実施例では、第1コンタクトのコンタクト本体の第2部のZ及び−Z方向の寸法(すなわち、厚み方向の寸法)がコンタクト本体の第1部Z及び−Z方向の寸法(すなわち、厚み方向の寸法)よりも小さいことを起因として、コンタクト本体の第2部がコンタクト本体の第1部よりもインピーダンスが高いとした。しかし、コンタクト本体の第1部と第2部とのインピーダンスの不整合の原因は、これに限定されるものではない。例えば、図5A及び図5Bに示す第1コンタクト400のように、コンタクト本体410の第2部411の幅方向の断面積がコンタクト本体の第1部412の幅方向の断面積よりも小さいことやコンタクト本体410の第2部413が折り曲げ部413aを有していることに起因して、コンタクト本体410の第2部411、413のインピーダンスが第1部412のインピーダンスよりも高くなることがある。なお、第1部412はコンタクト本体410の先端部、第2部411はコンタクト本体410の中間部、第2部413は、コンタクト本体410の後端部である。インピーダンス調整部421は、第2部411の−X方向の端に連接された導電性を有する金属板であり且つ第2部411に積層するようにZ及びX方向に折り返されている。インピーダンス調整部422は、第2部413の折り曲げ部413aの近傍の部分の−X方向の端に連接された導電性を有する金属板であり且つ第2部413の折り曲げ部413aの近傍の部分に積層するようにZ及びX方向に折り返されている。
また、図7に示す第1コンタクト500のように、コンタクト本体510の第1部511、512のZ及び−Z方向の断面積が第2部513のZ及び−Z方向の断面積よりも大きいことに起因して、コンタクト本体510の第2部513のインピーダンスが第1部512、512のインピーダンスよりも高くなることがある。なお、第1部511はコンタクト本体510の先端部、第1部512はコンタクト本体510の中間部、第2部513は、コンタクト本体510の後端部である。インピーダンス調整部520は、第2部513のZ方向の端部に連接された導電性を有する金属板であり且つ第2部513に積層されている。
なお、第1コンタクト自体ではなく、外的要因(第1コンタクトと他のコンタクトとの配置関係や第1コンタクトとシールドケースとの位置関係等)によりコンタクト本体の第2部がコンタクト本体の第1部よりもインピーダンスが高くなることもある。
上記実施例では、インピーダンス調整部は、コンタクト本体の第2部の−X方向の端に連接された導電性を有する金属板であり且つ第2部の第1面上に積層されるようにZ及びX方向に折り返されているとした。しかし、インピーダンス調整部は、導電性を有しており且つコンタクト本体の第2部に設けられ、当該第2部の厚み方向の寸法を増加させ得るものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、図6Aに示すように、インピーダンス調整部120a’は、コンタクト本体110a’の第2部113a’の−X方向の端に連接された導電性を有する金属板であり且つ第2部113a’の第1面に沿うようにZ及びX方向に折り返された構成とすることが可能である。この場合、インピーダンス調整部120a’の調整部本体122a’と第2部113a’との間に隙間が生じている。図6A中の121a’は、インピーダンス調整部の湾曲部である。また、図6Bに示すように、インピーダンス調整部120a’’は、コンタクト本体110a’’の第2部113a’’の−X方向の端に連接された導電性を有する金属板であり且つ第2部113a’’に対して略直交する方向に折り曲げられた構成とすることが可能である。更に、インピーダンス調整部は、コンタクト本体の第2部の−X方向の端以外の部分(例えば、X方向の端、−Y方向の端、Z方向の端又は−Z方向の端)に連接された構成とすることも可能である。
また、図6Cに示すように、インピーダンス調整部120a’’’は、コンタクト本体110a’’’と別部品の導電性を有する金属板であり且つコンタクト本体110a’’’第2部113a’’’上に積層された構成とすることが可能である。これらの設計変更例のコンタクトによる場合も、インピーダンス調整部がコンタクト本体の第2部に設けられることにより、当該第2部のZ及び−Z方向(厚み方向の寸法)が増加するので、コンタクト本体の第1部と、コンタクト本体の第2部とのインピーダンスを調整することができる。なお、インピーダンス調整部421、422、520についても、図6A〜図6Cの如く設計変更をすることが可能である。また、第2部413の−X方向の端に連接されたインピーダンス調整部422を、第2部413に沿うように折り返したり、第2部413に対して直角になるように折り曲げたりすることが可能である。更に、別体のインピーダンス調整部422を第2部413上に積層することも可能である。
上記実施例では、調整部本体122aはコンタクト本体110aの第2部113aと略同形状の金属板であるとした。しかし、調整部本体の外形は、コンタクト本体の第2部の外形よりも小さくても良いし、大きくても良い。すなわち、調整部本体の外形は、コンタクト本体の第1部のインピーダンスと第2部のインピーダンスとの差に応じて調整されていれば良い。
上記実施例では、第1コンタクト100aのインピーダンスを調整する方法は、金属板をプレス成形して第1コンタクト100aを作成する際に、コンタクト本体110aの第2部113aの−X方向の端に連続するインピーダンス調整部120aをZ及びX方向の折り返し、第2部113aの第1面上に当接させるとした。しかし、インピーダンス調整方法は、第1部と前記第1部よりもインピーダンスが高い第2部を有するコンタクトのインピーダンスを調整する際に、コンタクトの第2部に導電性を有するインピーダンス調整部を設け、当該第2部の厚み方向の寸法を増加させるものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、上述したようにコンタクト本体の第2部の−X方向の端に連接された導電性を有するインピーダンス調整部を、プレス成型時に、第2部の第1面に沿うようにZ及びX方向に折り返することにより、第2部のZ及び−Z方向(厚み方向の寸法)を増加させることが可能である。この場合、インピーダンス調整部の調整部本体と、第2部との間に隙間が生じていても良い。また、コンタクト本体の第2部の−X方向の端に連接された導電性を有するインピーダンス調整部を、プレス形成時に、第2部に対して略直角に折り曲げることにより、第2部のZ及び−Z方向(厚み方向の寸法)を増加させることが可能である。更に、コンタクト本体と別体の導電性を有するインピーダンス調整部を、コンタクト本体の第2部上に積層することにより、第2部のZ及び−Z方向(厚み方向の寸法)を増加させることが可能である。
また、第2部の−X方向の端に連接された導電性を有するインピーダンス調整部は、プレス成型時以外のときに、第2部の第1面に沿うように折り返したり、第2部に対して略直角に折り曲げたりすることも可能である。例えば、第1、第2部を有するコンタクト本体と、第2部の−X方向の端に連接されたインピーダンス調整部とを導電金属により鋳造した後、第2部の第1面に沿うように折り返したり、第2部に対して略直角に折り曲げたりすることも可能である。なお、第1、第2部を有するコンタクト本体を鋳造した後、第2部にインピーダンス調整部を積層することも可能である。
上記実施例では、コネクタは、第1、第2コンタクト100a、100b、ボディ200と、シールドケース300とを備えているとした。しかし、コネクタは、上述した第1部、第2部及びインピーダンス調整部を有するコンタクトと、前記コンタクトを保持する絶縁性を有するボディと、前記ボディの外周を覆う筒状のシールドケースとを備えている限り任意に設計変更することが可能である。前記コンタクトはボディにインサート成形される構成とすることが可能である。なお、上記第2コンタクトは省略可能である。
なお、上記実施例では、第1コンタクト及びコネクタの各部を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上記コネクタは、プラグコネクタであるとしたが、レセプタクルコネクタとすることが可能である。この場合、第1コンタクトの一部を基板に接続可能である。
100a・・・・第1コンタクト
110a・・・コンタクト本体
111a・・先端部(コンタクト本体の第1部)
112a・・中間部(コンタクト本体の第1部)
113a・・後端部(コンタクト本体の第2部)
120a・・・インピーダンス調整部
100b・・・・第2コンタクト
110b・・・先端部
120b・・・中間部
130b・・・後端部
200・・・・・ボディ
210・・・・第1ボディ
211・・・第1収容孔
212・・・第2収容孔
220・・・・第2ボディ
221・・・嵌合部
221a・・中間部
221a1・第1貫通孔
221a2・第2貫通孔
221b・・ビーム
222・・・舌部
222a・第1溝
222b・第2溝
300・・・・・シールドケース
310・・・・第1シールドケース
320・・・・第2シールドケース
330・・・・ケーブル保持部

Claims (10)

  1. 第1部と、前記第1部よりもインピーダンスが高い第2部を有するコンタクトのインピーダンス調整方法において、
    前記コンタクトの前記第2部の幅方向の一方側の端に連接された金属板であるインピーダンス調整部を折り返すことにより、該第2部の厚み方向の寸法を増加させており、
    前記インピーダンス調整部の折り返しは、当該インピーダンス調整部の調整部本体を前記第2部に面接触させて平行とするコンタクトのインピーダンス調整方法。
  2. 第1部と、前記第1部よりもインピーダンスが高い第2部を有するコンタクトのインピーダンス調整方法において、
    前記コンタクトの前記第2部の幅方向の一方側の端に連接された金属板であるインピーダンス調整部を折り返すことにより、当該第2部の厚み方向の寸法を増加させており、
    前記インピーダンス調整部の折り返しは、当該インピーダンス調整部の調整部本体を前記第2部に対して隙間を有する平行とするコンタクトのインピーダンス調整方法。
  3. 第1部と、前記第1部よりもインピーダンスが高い第2部を有するコンタクト本体と、
    前記コンタクト本体の前記第2部の幅方向の一方側の端に連接された金属板であるインピーダンス調整部とを備えており、
    前記インピーダンス調整部は、調整部本体を有しており、前記インピーダンス調整部は、前記調整部本体が前記第2部に面接触し且つ平行となるように折り返されているコンタクト。
  4. 第1部と、前記第1部よりもインピーダンスが高い第2部を有するコンタクト本体と、
    前記コンタクト本体の前記第2部の幅方向の一方側の端に連接された金属板であるインピーダンス調整部とを備えており、
    前記インピーダンス調整部は、調整部本体を有しており、前記インピーダンス調整部は、前記調整部本体が前記第2部に隙間を有して平行となるように折り返されているコンタクト。
  5. 請求項3〜4の何れかに記載のコンタクトにおいて、
    前記第2部の厚み方向の寸法が前記第1部の前記厚み方向の寸法よりも小さいコンタクト。
  6. 請求項3〜4の何れかに記載のコンタクトにおいて、
    前記第2部は前記第1部よりも断面積が小さいコンタクト。
  7. 請求項3〜4の何れかに記載のコンタクトにおいて、
    前記第2部は折り曲げ部を有しており、
    前記インピーダンス調整部は、前記折り曲げ部及び前記第2部の折り曲げ部の近傍の少なくとも一方に連接されているコンタクト。
  8. 請求項3〜7の何れかに記載のコンタクトにおいて、
    前記第1部は、前記コンタクト本体の第2部以外の部分であるコンタクト。
  9. 請求項記載のコンタクトにおいて、
    前記第1部は、前記コンタクト本体の先端部及び中間部であり、
    前記第2部は、前記コンタクト本体の後端部であり、
    前記先端部は、一対の接点部を有しているコンタクト。
  10. 請求項3〜9の何れかに記載のコンタクトと、
    前記コンタクトを保持する絶縁性を有するボディと、
    前記ボディの外周を覆う筒状のシールドケースとを備えたコネクタ。
JP2012014277A 2012-01-26 2012-01-26 コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタ Active JP5830394B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012014277A JP5830394B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタ
TW101136847A TWI571015B (zh) 2012-01-26 2012-10-05 Connector impedance adjustment method, connector and connector with this connector
KR1020120120701A KR101919158B1 (ko) 2012-01-26 2012-10-29 컨택트의 임피던스 조정방법, 컨택트 및 이것을 구비한 커넥터
EP12250178.6A EP2621025B1 (en) 2012-01-26 2012-12-03 Contact impedance adjusting method, contact, and connector having the same
US13/742,684 US9225135B2 (en) 2012-01-26 2013-01-16 Contact impedance adjusting method, contact, and connector having the same
CN201310027553.1A CN103227389B (zh) 2012-01-26 2013-01-24 接触件阻抗调节方法、接触件及具有该接触件的连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012014277A JP5830394B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013157080A JP2013157080A (ja) 2013-08-15
JP5830394B2 true JP5830394B2 (ja) 2015-12-09

Family

ID=47605359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012014277A Active JP5830394B2 (ja) 2012-01-26 2012-01-26 コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9225135B2 (ja)
EP (1) EP2621025B1 (ja)
JP (1) JP5830394B2 (ja)
KR (1) KR101919158B1 (ja)
CN (1) CN103227389B (ja)
TW (1) TWI571015B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105406235A (zh) * 2014-09-01 2016-03-16 凡甲电子(苏州)有限公司 插座连接器
CN105762544A (zh) * 2015-07-29 2016-07-13 陕西益华电子有限责任公司 一种连接器接触件
JP6848759B2 (ja) 2017-08-04 2021-03-24 オムロン株式会社 シミュレーション装置、制御装置、及びシミュレーションプログラム
WO2020078276A1 (zh) * 2018-10-19 2020-04-23 华为技术有限公司 一种连接器、电路板及通信设备

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2689217B2 (ja) * 1994-01-13 1997-12-10 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
EP0848455B1 (en) * 1994-01-25 2001-08-01 The Whitaker Corporation Electrical connector
US6439931B1 (en) * 1998-05-13 2002-08-27 Molex Incorporated Method and structure for tuning the impedance of electrical terminals
US6164995A (en) * 1999-03-09 2000-12-26 Molex Incorporated Impedance tuning in electrical switching connector
JP2003007402A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Hirose Electric Co Ltd 高速伝送電気コネクタ
US20050112959A1 (en) * 2003-11-20 2005-05-26 Kuang-Chih Lai Large elastic momentum conduction member of IC device socket
JP4684789B2 (ja) * 2005-07-29 2011-05-18 日本圧着端子製造株式会社 同軸ケーブル用のコネクタ
JP4587934B2 (ja) * 2005-10-25 2010-11-24 矢崎総業株式会社 インナーターミナルの製造方法及びインナーターミナル
US7744403B2 (en) * 2006-11-29 2010-06-29 3M Innovative Properties Company Connector for electrical cables
JP4932626B2 (ja) * 2007-07-13 2012-05-16 ホシデン株式会社 電気コネクタ
JP4795444B2 (ja) 2009-02-09 2011-10-19 ホシデン株式会社 コネクタ
JP5574478B2 (ja) * 2010-01-27 2014-08-20 矢崎総業株式会社 基板用シールドコネクタ
US8197262B2 (en) * 2010-03-26 2012-06-12 Tyco Electronic Corporation Electrical contact for an electrical connector mounted on a printed circuit
JP5629495B2 (ja) * 2010-06-01 2014-11-19 ホシデン株式会社 コネクタ
JP5756608B2 (ja) * 2010-07-15 2015-07-29 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5802561B2 (ja) * 2012-01-06 2015-10-28 ホシデン株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US9225135B2 (en) 2015-12-29
TWI571015B (zh) 2017-02-11
KR20130086915A (ko) 2013-08-05
CN103227389A (zh) 2013-07-31
EP2621025B1 (en) 2015-09-16
US20130196541A1 (en) 2013-08-01
TW201340500A (zh) 2013-10-01
KR101919158B1 (ko) 2019-02-08
CN103227389B (zh) 2016-08-03
JP2013157080A (ja) 2013-08-15
EP2621025A1 (en) 2013-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4647675B2 (ja) コネクタ
JP6573135B2 (ja) 電気コネクタ装置
TWI590536B (zh) 連接器及連接器製造方法
JP5830394B2 (ja) コンタクトのインピーダンス調整方法、コンタクト及びこれを備えたコネクタ
JP6133107B2 (ja) プラグコネクタ
JP6686145B2 (ja) コンタクト
JP2015041592A (ja) 端子およびこれを備えたコネクタ
JP2011086624A (ja) コネクタ
KR20130081196A (ko) 커넥터
JP2010113842A (ja) 電磁継電器
JP2018063797A (ja) コネクタ構造
JP6970928B2 (ja) 電気コネクタ
US9293846B2 (en) Thin connector having a first connector slidably superimposed on a second connector
JP6093672B2 (ja) モジュールおよび、モジュールと相手方コネクタとの接続構造
JP6737135B2 (ja) コネクタ
US9306347B2 (en) Electrical connector having improved insulative housing
US20220271461A1 (en) Female contact with stamped beams and method of manufacture
US9147976B2 (en) Connector and signal line structure
JP6735381B2 (ja) コネクタ構造
JP2014225388A (ja) 雄端子金具
KR20170045476A (ko) 카드 커넥터 및 그 카드 커넥터의 기판에 조립방법
KR20120119988A (ko) 커넥터
TWM441954U (en) Board-to-board connector
TWM419276U (en) The electrical connector
JP2013254695A (ja) 端子金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150428

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5830394

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150