JPH1133986A - シート材裁断におけるv溝断面の裁断方法 - Google Patents

シート材裁断におけるv溝断面の裁断方法

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JPH1133986A
JPH1133986A JP20539097A JP20539097A JPH1133986A JP H1133986 A JPH1133986 A JP H1133986A JP 20539097 A JP20539097 A JP 20539097A JP 20539097 A JP20539097 A JP 20539097A JP H1133986 A JPH1133986 A JP H1133986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cutting
sheet material
groove
section
Prior art date
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JP20539097A
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English (en)
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Motohiro Saotome
元弘 五月女
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材裁断機にて、シート材のV溝断面の
裁断において所望のV溝寸法を入力することにより、ヘ
ッド高さを調整等せずに、外裁ち・中裁ちの一連の作業
で、高い寸法精度とかつ稜線の良好なV溝形状を得るこ
とにある。 【解決手段】 シート材裁断機は裁断データを作成・供
給するホストパソコンとテーブルとXレールとXカーソ
ルとカッタヘッドから構成され、カッタヘッドは、Zパ
ルスモータと、モータの回転運動を上下運動に変換する
ためのリードネジとリードナットを設け、リードナット
にカッタを挟み込み固定したカッタが設けられた構成の
裁断機で、ホストパソコンにV溝外形寸法、V溝の幅、
傾斜角度等を入力し、V溝カッタストロークやカッタ移
動オフセット量を計算して裁断する制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材の裁断におけ
るV溝断面形状を形成するための裁断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来シート材の裁断においてV溝断面形
状を形成するための裁断方法は、手動にてカッタヘッド
本体を裁断時の高さより所定量上げて、裁断を行う形状
の正方向としての内廻り、或いは逆方向としての外廻り
(順不同)でカッタを移動し、V溝を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな裁断方法では、V溝裁断後の外裁ちや中裁ち、又は
外裁ちや中裁ち後のV溝裁断の際に、シート材が移動し
たり、カッタの裁断開始点ずれなどが生じる場合があ
り、裁断物の精度や作業効率の面で問題があった。本発
明は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目的と
するところは、これらの欠点を解決し、シート材のV溝
断面形状を簡易な操作で行えるシート材裁断における傾
斜断面の裁断方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、テーブルと、該テーブル上に懸架さ
れテーブルに対して相対的にY軸方向に移動自在なXレ
ールと、該Xレールに沿ってX軸方向に移動自在に設け
られたXカーソルと、該XカーソルのY軸方向原点側に
設けられ,回転するC軸ベースと,該C軸ベース上にベ
アリングを有し且つ該ベアリング上にC軸リングを設け
たものからなるカッタヘッドと、前記C軸リングの下部
で且つ該C軸リングの回転中心より偏心させた位置に設
けた背板と、該背板の前面に施された円弧穴に沿って稼
働するよう備えられ,背板側面に設けられたカッタユニ
ットベースと,該カッタユニットベース側面に設けられ
たZパルスモータと,該Zパルスモータのモータ軸と係
合するリードネジとの間に設けられたカップリングと,
該リードネジの回転に応じ上下移動するリードナット
と,該リードナットの下部に設けられ前記カッタユニッ
トベース側面に設けられたZレール上をスライドするカ
ッタブロックと,該カッタブロックに挟み込み固定され
されたカッタの先端に設けられたカッタ刃から成る前記
背板の背面に設けたトメネジにて固定されたカッタユニ
ットと、該カッタユニットを駆動する制御装置から構成
されたシート材を傾斜断面形状に裁断する裁断機の裁断
制御方法である。
【0005】X,Y及びθ軸は、前記制御装置に有する
CPUより位置決め制御回路、駆動回路への位置指令及
び速度指令を出力してDCサーボモータを稼働せしめ、
該DCサーボモータに有する検出器により速度,位置を
検出して半閉ループ方式によりカッタの運動を制御する
構成で、Z軸は、CPUよりパルス列を供給し、駆動回
路を経て開ループ方式でZパルスモータを回して制御す
る構成で、シート材に一辺の例えば正方形上にV溝断面
を裁断する場合、カッタが前記正方形の正方向の外廻
り、逆方向の内廻りの順の移動を行う際の裁断方法であ
る。
【0006】この裁断方法は、V溝外形寸法、V溝の幅
2W、傾斜角度θ及びシート厚みTのV溝裁断データを
ホストパソコンに入力し、ホストパソコンにおいてこの
それぞれの入力値より、カッタフルストロークをS0と
すると、V溝カッタストロークS2は S2=S0−S1 =S0−{(T/tanθ)−W}/cosθ またカッタのシートでのフルストロークX0とするとカ
ッタ移動オフセット量X1は X1=X0−W =(T/tanθ)−W で表されることから、これらをそれぞれを計算し、V溝
加工データとしてCPUに供給し、V溝カッタストロー
クS2により、ステッピングモータを回してカッタ刃を
下ろし、カッタ移動オフセット量X1により、XYθ位
置決め制御回路に、外廻りの時或いは内廻りの時のデー
タを供給すると共に、V溝先にて交差するようにする。
【0007】例えば正方形の一辺の始点から終点までの
裁断を行う場合においては、まずカッタが前記始点の裁
断開始稜線上部まで移動し、Zパルスモータにダウンス
タート命令を出し、CPU内部に設定されているディレ
イタイムによりカッタ刃がシート材に到達直前にX,Y
及びθ軸のそれぞれのモータに位置指令を出し、カッタ
刃の刃先が、シート材の傾斜断面の稜線に近似した軌跡
を描き、シート材のV溝最下点に到達した後、カッタ刃
はそのまま前記終点方向に向かって移動し、CPU内部
に設定されている終点手前の所定距離に達したとき、Z
軸のパルスモータにアップスタート命令を出し、カッタ
刃の刃先がシート材のV溝断面の稜線に近似した軌跡を
描きながら上昇し、カッタが裁断終点稜線上部に到達
後、 X,Y及びθ軸のそれぞれのモータを停止させ、
他の3辺の裁断も同様な工程に行うことにより所望のV
溝断面形状を得るように制御することにある。
【0008】 。また、正方形の代わりに、三角
形、四角形などの角形状、又は円、楕円などの曲線形状
のものに対しても同様な工程が適用される。以下、本発
明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)は本発明の裁
断の一実施例を示す説明図であり、(a)は平面図、
(b)は側面図、図2は図1(b)の詳細図、図3は全
体構成図、図4は本装置全体構成図、図5(a),
(b)はカッタヘッドの全体図で、(a)は側面図、
(b)は正面図、図6は図5のカッタヘッド主要部詳細
図、図7はタイムチャート図、図8はフローチャートで
ある。本装置の全体構成は、図4に示すように、テーブ
ル1と、テーブル1上に懸架され、テーブル1に対して
相対的にY軸方向に移動自在なXレール2と、Xレール
2に沿ってX軸方向に移動自在に取り付けられたXカー
ソル3と、Xカーソル3に取り付けられたカッタヘッド
4とから成る。カッタヘッド4は、図5(a),(b)
及び図6に示すように、Xカーソル3に取り付けられた
C軸ベース12内にベアリング13を有し、ベアリング
13上に、C軸リング14を有し、C軸リング14下、
回転中心より偏心させた位置にセイタ15を取り付け、
セイタ15の前に、セイタ15に施された円弧穴16に
沿って動くカッタユニット21を設ける。カッタユニッ
ト21はセイタ15の背面に設けたトメネジ17にてセ
イタ15と固定され裁断断面の傾斜角度に応じてトメネ
ジ17を緩めカッタユニット21を移動し、所望の断面
形状のためのカッタ角度を設定する。
【0010】カッタユニット21は、図6に示すよう
に、セイタ15上をスライドするカッタユニットベース
22にZパルスモータ23を設け、パルスモータ軸にカ
ップリング24にてリードネジ25と連結され、カッタ
ブロック27に取り付けられたリードナット26により
Zパルスモータ23の回転を上下運動に変換する。カッ
タブロック27は、カッタユニットベース22上に取り
付けられたZレール28上をスライドし、カッタブロッ
ク27にカッタ29が取り付けられ、カッタ29の先端
にカッタ刃30を有する。
【0011】次に、上述の構成からなる裁断機の本発明
のV溝断面形成の裁断制御方法について説明する。本裁
断機のシステム構成は、図3に示すように、裁断データ
を作成・供給する簡易CADを搭載したホストパソコン
40とコントローラ48からなり、コントローラ48
は、通信伝達の手段としてケーブル47等でつながれて
いる。ホストパソコン40からケーブル47を経由して
コントローラ48内部のCPU41に裁断データを供給
する。X,Y及びθ軸は、CPU41より位置決め制御
回路42、駆動回路43へ位置指令、速度指令を出力し
てDCサーボモータ44を回し、DCサーボモータ44
に取り付いている検出器(図示せず)により、速度、位
置を検出し、カッタ29の運動を制御するセミクローズ
ドループ方式としている。
【0012】Z軸は、CPU41よりパルス列を供給
し、駆動回路45を経てZパルスモータ46を回すオー
プンループ方式としている。X,Y及びθ軸は3軸同期
制御であるが、Z軸は上記3軸とは非同期である。
【0013】以上のような制御回路において、シート材
31のV溝裁断を行う場合を図1(a),(b)及び図
2を参照して、例えば正方形形状のV溝裁断を行う場合
を取り上げて説明する。シート材31に一辺[L0]の
正方形ABCD上にV溝断面を裁断する場合、カッタ2
9が、外廻りA→B→C→D→A、内廻りA→D→C→
B→Aの順に移動し、V溝を形成する。その際、V溝裁
断データの作成は、ホストパソコン40に、V溝外形寸
法[L0](正方形ABCD)と、V溝の幅2Wと、傾
斜角度θ及び、マット厚みTを入力する。ホストパソコ
ン40は上述入力値より、カッタフルストロークをS0
とすると、 V溝カッタストローク S2=S0−S1 =S0−{(T/tanθ)−W}/co sθ カッタ移動のオフセット量 X1=X0−W =T/tanθ−W を計算し、V溝加工データとしてケーブル47を経由
し、CPU41に供給する。V溝カッタストロークS2
により、ステッピングモータ46を回してカッタ刃30
を下ろし、カッタ移動量オフセット値X1により、XY
θ位置決め制御回路42に、外廻りの時は一辺[L0−
2X1]の正方形OAOBOCODのデータを、内廻り
の時は一辺[L0+2X1」の正方形IAIBICID
のデータを供給し、V溝先R1にて交差するようにす
る。
【0014】又、A1−A及びB−B1においては、カ
ッタ29がA1まで移動し、Zパルスモータ46にダウ
ンスタート命令を出し、CPU41内部に設定されてい
るディレイタイムT1後、カッタ刃30がシート材31
に到達直前にXYθモータ44に位置指令を出し、カッ
タ刃30の刃先が、シート材32の傾斜断面の稜線に近
似した軌跡を描きシート材31のV溝最下点Aに到達す
る。カッタ刃30はそのまま移動し、CPU41内部に
設定されている終点B1手前の距離L1に達したとき、
Zパルスモータ46にアップスタート命令を出し、カッ
タ刃30の刃先がシート材32のV溝断面の稜線に近似
した軌跡を描きながら上昇しカッタ29がB1到達後、
X,Y及びθ軸のモータが停止する。上述のような制御
方法を他の辺に対して繰り返し、所望のV溝断面の裁断
を終了する。
【0015】次に、その作用について、図7及び図8を
参照して説明する。シート材31を裁断開始点Aから裁
断終点Bまで裁断する場合は、裁断開始START
(ア)によって、図6に示すカッタ29が図1に示すA
1点位置まで移動する。次にカッタ(Z)ダウンスター
ト(イ)でZパルスモータ46にダウンスタート命令を
出し、CPU41内部に設定されているディレイタイム
(ウ)により時刻T1後、カッタ(XYθ)移動(エ)
によって、カッタ刃30がシート材31に到達直前にD
Cサーボモータ44に位置指令を出し、カッタ刃30の
刃先が、シート材31の傾斜断面の稜線に近似した軌跡
を描きシート材31の表面A点から最下点Aまで移動す
る。このとき、ダウンセンスチェック(オ)が行われ、
カッタ刃30の稜線移動はEND(ケ)となり、カッタ
刃30はそのまま終点B方向に移動し、CPU41内部
に設定されている終点B手前の距離に達したとき、カッ
タ(Z)アップスタート(カ)によりZパルスモータ4
6にアップスタート命令を出し、カッタ刃30の刃先が
シート材31の傾斜断面の稜線に近似した軌跡を描きな
がら上昇し、カッタ29が裁断終点Bに到達後、カッタ
(XYθ)ストップ(キ)によりDCサーボモータ44
が停止する。このとき、アップセンスチェック(ク)が
行われた後、END(ケ)となる。なお、本実施例の正
方形の代わりに、三角形、四角形などの角形状、又は
円、楕円などの曲線形状のものに対しても同様な工程が
適用される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ート材のV溝断面の裁断において所望のV溝寸法を入力
することにより、ヘッド高さ調整等せずに、外裁ち・中
裁ちの一連の作業で、高い寸法精度とかつ稜線の良好な
V溝形状を提供することができ、極めて有用性の高い制
御方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の裁断の一実施例を示す説明図で
ある。
【図2】図2は図1(b)の詳細図である。
【図3】図3は全体構成図である。
【図4】図4は本装置全体構成図である。
【図5】図5はカッタヘッドの全体図である。
【図6】図6は図5のカッタヘッド主要部詳細図であ
る。
【図7】図7はタイムチャート図である。
【図8】図8はフローチャートである。
【符号の説明】
1 テーブル 2 Xレール 3 Xカーソル 4 カッタヘッド 12 C軸ベース 13 ベアリング 14 C軸リング 15 セイタ 16 円弧穴 17 トメネジ 21 カッタユニット 22 カッタユニットベース 23 Zパルスモータ 24 カップリング 25 リードネジ 26 リードナット 27 カッタブロック 28 Zレール 29 カッタ 30 カッタ刃 31 シート材 40 ホストパソコン 41 CPU 42 位置決め制御回路 43 サーボモータ駆動回路 44 DCサーボモータ 45 パルスモータ駆動回路 46 パルスモータ 47 ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルと、該テーブル上に懸架されテ
    ーブルに対して相対的にY軸方向に移動自在なXレール
    と、該Xレールに沿ってX軸方向に移動自在に設けられ
    たXカーソルと、該XカーソルのY軸方向原点側に設け
    られ,回転するC軸ベースと,該C軸ベース上にベアリ
    ングを有し且つ該ベアリング上にC軸リングを設けたも
    のからなるカッタヘッドと、前記C軸リングの下部で且
    つ該C軸リングの回転中心より偏心させた位置に設けた
    背板と、該背板の前面に施された円弧穴に沿って稼働す
    るよう備えられ,背板側面に設けられたカッタユニット
    ベースと,該カッタユニットベース側面に設けられたZ
    パルスモータと,該Zパルスモータのモータ軸と係合す
    るリードネジとの間に設けられたカップリングと,該リ
    ードネジの回転に応じ上下移動するリードナットと,該
    リードナットの下部に設けられ前記カッタユニットベー
    ス側面に設けられたZレール上をスライドするカッタブ
    ロックと,該カッタブロックに挟み込み固定されされた
    カッタの先端に設けられたカッタ刃から成る前記背板の
    背面に設けたトメネジにて固定されたカッタユニット
    と、該カッタユニットを駆動する制御装置から構成され
    たシート材を傾斜断面形状に裁断する裁断機の裁断制御
    方法であって、 X,Y及びθ軸は、前記制御装置に有するCPUより位
    置決め制御回路、駆動回路への位置指令及び速度指令を
    出力してDCサーボモータを稼働せしめ、該DCサーボ
    モータに有する検出器により速度,位置を検出して半閉
    ループ方式によりカッタの運動を制御する構成で、 Z軸は、CPUよりパルス列を供給し、駆動回路を経て
    開ループ方式でZパルスモータを回して制御する構成
    で、 シート材に一辺の正方形上にV溝断面を裁断する場合、
    カッタが前記正方形の正方向の外廻り、逆方向の内廻り
    の順の移動において、V溝外形寸法、V溝の幅2W、傾
    斜角度θ及びシート厚みTのV溝裁断データをホストパ
    ソコンに入力し、ホストパソコンにおいてこのそれぞれ
    の入力値より、カッタフルストロークをS0とすると、 V溝カッタストロークS2は S2=S0−S1 =S0−{(T/tanθ)−W}/cosθ またカッタのシートでのフルストロークX0とするとカ
    ッタ移動オフセット量X1は X1=X0−W =(T/tanθ)−W で表されることから、これらをそれぞれを計算し、V溝
    加工データとしてCPUに供給し、V溝カッタストロー
    クS2により、ステッピングモータを回してカッタ刃を
    下ろし、カッタ移動オフセット量X1により、XYθ位
    置決め制御回路に、外廻りの時或いは内廻りの時のデー
    タを供給すると共に、V溝先にて交差するようにし、 例えば正方形の一辺の始点から終点までの裁断を行う場
    合においては、まずカッタが前記始点の裁断開始稜線上
    部まで移動し、Zパルスモータにダウンスタート命令を
    出し、CPU内部に設定されているディレイタイムによ
    りカッタ刃がシート材に到達直前にX,Y及びθのそれ
    ぞれのモータに位置指令を出し、カッタ刃の刃先が、シ
    ート材の傾斜断面の稜線に近似した軌跡を描き、シート
    材のV溝最下点に到達した後、カッタ刃はそのまま前記
    終点方向に向かって移動し、CPU内部に設定されてい
    る終点手前の所定距離に達したとき、Z軸のパルスモー
    タにアップスタート命令を出し、カッタ刃の刃先がシー
    ト材のV溝断面の稜線に近似した軌跡を描きながら上昇
    し、カッタが裁断終点稜線上部に到達後、 X,Y及び
    θのそれぞれのモータを停止させ、他の3辺の裁断も同
    様な工程に行うことにより所望のV溝断面形状を得るよ
    うに制御することを特徴とするシート材裁断におけるV
    溝断面の裁断方法。
  2. 【請求項2】 前記正方形の代わりに、三角形、四角形
    などの角形状、又は円、楕円などの曲線形状のものに対
    しても同様な工程が適用される請求項2記載のシート材
    裁断におけるV溝断面の裁断方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6652087B2 (en) 2000-07-04 2003-11-25 Furukawa Ken-Ichi Image formation
CN102229045A (zh) * 2011-06-09 2011-11-02 张铭勇 V型槽强化地板加工方法、设备及刀具组
CN102834231A (zh) * 2010-01-26 2012-12-19 朴荣根 凹槽加工装置
WO2024060443A1 (zh) * 2022-09-21 2024-03-28 中建材创新科技研究院有限公司 一种纸面石膏板高精度切断用切断长度调控方法

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