JPH11339575A - 異方性導電性テープの製造方法及び装置 - Google Patents

異方性導電性テープの製造方法及び装置

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JPH11339575A
JPH11339575A JP10141483A JP14148398A JPH11339575A JP H11339575 A JPH11339575 A JP H11339575A JP 10141483 A JP10141483 A JP 10141483A JP 14148398 A JP14148398 A JP 14148398A JP H11339575 A JPH11339575 A JP H11339575A
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tape
cylindrical body
conductive particles
anisotropic conductive
conductive
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JP10141483A
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Minoru Ishikawa
実 石川
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面にだけ導電性粒子を配置した薄肉の異方
性導電性テープを簡便・安価に製造する。 【解決手段】 外周面2aが絶縁性材料からなる回転円
筒体2と、イオン噴出口3を円筒体2に向けて設けたイ
オン発生器4と、円筒体直下に設けた導電性粒子5の収
納容器6aと、粘着テープ7のテープリール8と、剥離
テープ9のテープリール10と、巻取り部12とを配備
する。異方性導電性テープの製造に際しては円筒体の回
転、イオン発生器の作動、収納容器の上昇操作および巻
取り部12の作動を開始し、巻取り部に向かって走行す
る粘着テープを円筒体外周面に圧接させる。イオン衝突
により帯電した円筒体外周面部分に導電性粒子が静電力
で吸着され、これが粘着テープに転写された後、この粘
着テープが剥離テープと重合して異方性導電性テープと
なり、巻取り部に巻き取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異方性導電性テー
プの製造方法および装置に関し、詳しくは、絶縁性材料
または感光層を帯電させ、該帯電面に導電性粒子を吸着
させた後、これを粘着テープに粘着転写させるようにし
た異方性導電性テープの製造方法、およびこの製造方法
を実施するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、片面に導電性粒子の層を設けた異
方性導電性テープが電子部品の実装に使用れている。こ
の異方性導電性テープは通常、図4および図5に示す方
法で製造されている。すわなちテープリール61から導
電性粒子を含まないエポキシ樹脂テープ51を繰り出
し、テープリール62から導電性粒子を分散させたエポ
キシ樹脂テープ52を繰り出すとともに、テープリール
63から剥離テープ(剥離紙)53を繰り出す。そし
て、これらのエポキシ樹脂テープ51,52および剥離
テープ53を同一速度で走行させ、エポキシ樹脂テープ
51を52に重合させた後、この重合接着テープ54を
剥離テープ53と重合させ、得られた異方性導電性テー
プ55を巻取りボビン64に巻き取る。65はガイドロ
ーラであって、エポキシ樹脂テープ51,52の走行を
案内するとともに、これらのテープ同士を重合させるた
めのものである。
【0003】この場合、エポキシ樹脂テープ51として
は例えば、完全には硬化しておらず、したがって両面が
粘着性のものを用い、エポキシ樹脂テープ52としては
例えば、完全に硬化しているものを使用する。剥離テー
プ53を用いる目的は、これをエポキシ樹脂テープ51
(の粘着面)に重合させることにより、巻取りボビン6
4に巻き取られた異方性導電性テープ55同士が粘着す
るのを防止することにある。
【0004】エポキシ樹脂テープ52は一般的に、エポ
キシ樹脂中に導電性粒子を分散させたものであり、この
導電性粒子としてはプラスチック製の球体に金メッキや
ニッケルメッキを施したもの、または金属球(金やニッ
ケル)が用いられ、その粒径は通常10〜50μmであ
る。なお、異方性導電性テープ55のエポキシ樹脂テー
プ51層を硬化させるには、このテープを約200℃の
温度で数秒間加熱すればよい。
【0005】ここで、上記異方性導電性テープによる電
子部品の実装方法について説明すると、このテープから
電子部品よりもわずかに大きい寸法のテープ片を切り取
り、これをプリント配線板に貼り付ける。その後、電子
部品をこのテープ片上に載せ、加熱圧縮する。圧縮によ
り電子部品のランドとプリント配線のランドとが、上記
テープ片中の導電性粒子を噛みながら機械的に接触す
る。この状態で加熱してテープ片中のエポキシ樹脂を硬
化させ、機械的接触を維持して導通させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記製造方法で
は、導電性粒子を含まないエポキシ樹脂テープと、導電
性粒子を分散させたエポキシ樹脂テープとを貼り合わせ
るものであるため、得られた異方性導電性テープが厚く
なり、また、導電性粒子を異方性導電性テープの片面に
だけ配置するのは不可能であった。さらに、異方性導電
性テープ中の導電性粒子の配合量を調整するには、導電
性粒子の分散濃度が種々に異なるテープを多数用意する
必要があり、製造コストおよび製造時間がかかるという
問題があった。
【0007】また、従来の実装方法における上記圧縮過
程では、テープ片中の導電性粒子が電子部品およびプリ
ント基板のランドに押される状態でテープ片中を流動す
る。そのため、導電性粒子がテープ片の端部に高濃度に
滞留することになる。しかし導電性粒子はその名のとお
り導電性をもっているため、電子部品のランド以外の部
分と導通してしまうことがあり、これが実装不良の原因
となる。また、導電性粒子が上記のように流動してしま
う結果、加圧工程が終了した段階では、殆どの導電性粒
子が流れてしまい、実際にランド間の電気的接触に役立
っている粒子の割合が非常に少なくなるという問題があ
った。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は、片面にだけ導電性粒子を配置した薄肉
の異方性導電性テープを簡便な方法で安価に製造する方
法を提供することにある。また本発明の目的は、導電性
粒子の配合量を簡便に調整することができる異方性導電
性テープの製造方法を提供することにある。さらに本発
明の目的は、上記製造方法の実施に好適な装置を提供す
ることである。なお、本発明において「粘着テープ」
は、狭義の粘着性テープおよび接着性テープを、また
「粘着剤」は狭義の粘着剤、接着剤および粘接着剤を、
それぞれ意味している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る異方性導電
性テープの製造方法は、表面の少なくとも一部が絶縁性
材料からなる部材の上記表面を帯電させ、導電性粒子を
上記帯電面に静電力で吸着させた後、プラスチック製の
粘着テープを上記導電性粒子の吸着部に押しつけること
により、導電性粒子を粘着テープの表面に転写させるこ
とを特徴とするものである。上記の表面の少なくとも一
部が絶縁性材料からなる部材としては回転円筒体、また
は循環走行自在の無端状ベルトが好ましく採用できる。
【0010】回転円筒体を用いる場合の異方性導電性テ
ープの製造方法としては、以下の方法が好ましい。すな
わちこの製造方法は、外周面の少なくとも一部が絶縁性
材料からなる円筒体を回転させながら上記絶縁性部分を
帯電させ、この帯電部分に導電性粒子を静電力で吸着さ
せるのと並行して、プラスチック製の粘着テープを走行
させながら上記導電性粒子の吸着部に押しつけることに
より、導電性粒子を粘着テープに転写させるものであ
る。
【0011】上記絶縁性材料として好ましいものはフッ
素樹脂、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂などのプラスチッ
ク材料である。
【0012】上記粘着テープとしては、完全には硬化し
ていない(厚さ方向全体が未硬化状態)エポキシ樹脂テ
ープが最も好ましい。ただし、このテープでは両面が粘
着性であるため、後記する実施の形態の欄で説明するよ
うに、導電性粒子を転写させた後のテープの反対面に剥
離テープを重合させて異方性導電性テープとする必要が
ある。剥離テープを使用しない場合には、異方性導電性
テープを巻き取ったときにテープ同士が粘着してしま
う。
【0013】粘着テープとして不飽和ポリエステル樹
脂、シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂や、ポリイミド
などの耐熱性の熱可塑性樹脂からなるテープを採用する
こともできる。ただし、これらのテープは異方性導電性
テープを構成するものであるから、プリント基板やシリ
コンとの良好な接着が得られる(接着性が良く、かつ耐
熱性が高い、適切な接着剤の選択が必要)ものであるこ
とが重要であり、例えば上記樹脂テープの片面にエポキ
シ系接着剤等の耐熱性接着剤を塗布したものを用いるこ
とができる。このように粘着テープの片面のみが粘着性
である場合には、両面が粘着性のテープを用いる場合と
違って剥離テープの使用を省略することができる。
【0014】回転円筒体を用いる場合、上記帯電部分
は、この円筒体外周面の絶縁性部分にイオン発生器(例
えばイオンガン)からのイオンを衝突させて形成するの
が望ましい。イオンに代えて電子を衝突させることもで
きる。また、実施の形態の欄で説明するように、円筒体
を水平回転軸を中心に回転させ、この円筒体の直下に形
成した導電性粒子の堆積層に円筒体の帯電部分を接触さ
せることにより導電性粒子の吸着を行わせることが望ま
しい。なお、所望により上記帯電部分に導電性粒子を散
布する方法も可能である。
【0015】回転円筒体を用いる異方性導電性テープの
製造方法では、この円筒体の回転速度、上記イオン発生
器から円筒体の絶縁性部分への(単位時間当たりの)イ
オン衝突量の少なくとも一方を制御することにより、上
記絶縁性部分の帯電量を制御することが好ましく、こう
することで粘着テープへの導電性粒子の吸着量を調節す
ることができ、したがって異方性導電性テープ中の導電
性粒子の配合量を調節することが可能となる。
【0016】さらに、本発明に係る異方性導電性テープ
の製造方法は、導電性材料の表面に感光層として半導体
材料からなる層または、光導電性絶縁材料(光照射によ
り導電性が上昇する絶縁性材料)からなる層を形成した
感光体を設け、上記感光層を帯電させ、該帯電面に光照
射することにより該帯電面に所定パターンの導電性部分
を形成し、残留する帯電部分に導電性粒子を静電力で吸
着させた後、プラスチック製の粘着テープを上記導電性
粒子の吸着部に押しつけることにより、導電性粒子を粘
着テープに転写させることを特徴とする。上記感光層を
帯電させるには、これにイオンまたは電子を衝突させれ
ば良い。
【0017】上記感光体を用いる異方性導電性テープの
製造方法としては、以下のものが好ましい。この製造方
法は、導電性材料からなる円筒体の外周面に感光層を形
成し、該円筒体を回転させながら感光層を帯電させ、該
帯電面に光照射することにより該帯電面に所定パターン
の導電性部分を形成し、残留する帯電部分に導電性粒子
を静電力で吸着させるのと並行して、プラスチック製粘
着テープを走行させながら上記導電性粒子の吸着部に押
しつけることにより、導電性粒子を粘着テープに転写さ
せることを特徴とするものである。
【0018】さらに、本発明に係る異方性導電性テープ
の製造装置は、図1および図2に示すように、水平回転
軸1を中心に回転自在で外周面2aの少なくとも一部が
絶縁性材料からなる円筒体2と、イオン噴出口3を円筒
体2の外周面2aに向けて設けられたイオン発生器4
と、円筒体2の直下に設けられた導電性粒子5の供給部
6と、粘着テープ7の繰出し部8と、剥離テープ9の繰
出し部10と、異方性導電性テープ11の巻取り部12
とを備えてなり、粘着テープ繰出し部8からの粘着テー
プ7が円筒体2の外周面2aに圧接したのち剥離テープ
9と重合して巻取り部12に巻き取られるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0019】上記イオン発生器4は、従来市販されてい
るイオン発生器(正・負2本の電極を備えている)に、
網目状や櫛状の電極を追加し、これに正または負の電圧
を印加できるようにしたものである。このイオン発生器
4では,上記正・負2本の電極に高圧電圧を印加するこ
とにより同時に正・負のイオンが発生するが、上記追加
電極に例えば負の電圧を印加することにより、正のイオ
ンのみからなるイオン流を取り出すことができる。
【0020】円筒体2では回転速度が制御できること、
イオン発生器4では出力制御により(単位時間当たり
の)イオン発生量が調節できることが、それぞれ望まし
い。円筒体2の外周面2aは全面を絶縁性にするのが好
ましく、構造が簡単になる利点がある。絶縁性部分を適
宜パターンで配置することもできるが、この場合、絶縁
性部分以外の部分は粘着テープと粘着しにくくするため
に、剥離性を高めておくことが望ましい。また、外周面
2aのうち円筒体の長さ方向片側半分にのみ絶縁性部分
を形成することもできる。さらに、イオン発生器4と円
筒体2との対向空間にマスク(図示せず)を設け、イオ
ン発生器4からのイオンの一部をこのマスクを介して外
周面2aに衝突させるようにしても良い。
【0021】さらに、上記感光体を用いる異方性導電性
テープの製造装置としては、以下のものが望ましい。す
なわち、この製造装置は図3に示すように、導電性材料
からなる円筒体31の外周面に感光層32として半導体
材料からなる層または、光導電性絶縁材料からなる層が
形成され、水平回転軸を中心に回転自在の円筒状感光体
33と、イオン噴出口34aを感光体33の外周面に向
けて設けられたイオン発生器34と、感光体33の感光
層32に対し所定パターンの光を照射する露光装置35
と、感光体33の直下に設けられた導電性粒子36aの
供給部36と、粘着テープ37の繰出し部38と、剥離
テープ39の繰出し部40と、異方性導電性テープ41
の巻取り部42とを備えてなり、粘着テープ繰出し部3
8からの粘着テープ37が感光体33の感光層32に圧
接したのち剥離テープ39と重合して巻取り部42に巻
き取られるようにしたことを特徴とするものである。上
記半導体材料または、光導電性絶縁材料としては、電子
写真方式の画像形成装置に設けられる感光体の感光層と
同様の材料が採用できる。その具体例としてはアモルフ
ァスシリコン、アモルファスセレン、酸化亜鉛、硫化カ
ドミウムなどが挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。 実施の形態1 図1は異方性導電性テープ製造装置の構成および、その
作用を示す概略説明図である。図2は図1の要部拡大図
である。外周面2a全体が絶縁性材料からなる円筒体2
を、水平回転軸1を中心に回転自在に設ける。イオン噴
出口3を備えたイオン発生器4を円筒体2の一側に、か
つ、イオン噴出口3を円筒体外周面2aに向けて設け
る。円筒体2は回転速度が制御でき、イオン発生器4
は、出力制御によりイオンの発生量が制御できものであ
る。円筒体2の他側には、粘着テープ7のテープリール
(粘着テープ繰出し部)8を配置する。粘着テープ7と
しては完全には硬化していないエポキシ樹脂テープ(両
面が粘着性)を用いる。円筒体2は例えば、全体をフッ
素樹脂で構成しても良いし、アルミニウム製円筒体の外
周面の全面にフッ素樹脂加工を施して絶縁性とすること
もできる。これにより、円筒体外周面2aへの粘着テー
プ7の不必要な粘着を抑えることができる。
【0023】円筒体2の直下、かつ直近には導電性粒子
5の供給部6として、昇降自在、かつ上下位置の微調整
が可能な容器6a内に導電性粒子を収納したものを設け
る。供給部6として、搬送ベルト(無端状の循環走行ベ
ルト)上に導電性粒子を堆積させたものを設けても良い
(図示せず)。導電性粒子5は表面が導電性であれば良
く、金、銀、ニッケル、銅、タングステン、錫などの導
電性金属の微粒子が採用できる。また、非導電性材料で
あるプラスチック、セラミックス、またはガラスの微粒
子の表面に上記金属のメッキを施したものも使用でき
る。これらの導電性粒子は、球状で粒径10〜50μm
のものが望ましい。また、上記金属メッキの厚さは例え
ば0.1〜2μmとする。
【0024】上記円筒体2の上方にはガイドローラ13
と、剥離テープ9のテープリール(剥離テープ繰出し
部)10と、異方性導電性テープ11の巻取り部12
(巻取りボビン14)とを配備する。ガイドローラ13
は、粘着テープ7の走行を案内するとともに、円筒体2
の外周面2aに対する粘着テープ7の圧接力を調節する
ためのものである。すなわちガイドローラ13は、粘着
テープ7のテンション調節ローラである。剥離テープ9
としては、例えば紙の両面にシリコーンなどの剥離剤を
塗布した剥離紙や、フッ素樹脂製のテープが用いられ
る。
【0025】つぎに、上記装置による異方性導電性テー
プ製造工程の一例、およびその作用について説明する。
図1において円筒体2を反時計回りに回転させるととも
に、その回転速度(周速度)を一定値に維持する。つい
で、イオン発生器4を作動させ、イオン噴出口3からの
イオンを円筒体2の外周面2aに一定の供給量で衝突さ
せる操作と、導電性粒子5を収納した容器6aの低速上
昇操作とを開始する。これと同時に、巻取り部12を作
動させるとともに、ガイドローラ13の位置を調節する
ことにより、テープリール8から巻取り部12に向かっ
て走行する粘着テープ7を円筒体2の外周面2aに所定
の圧力で圧接させる。この場合、巻取り部12では、時
間の経過とともに異方性導電性テープ11の巻き代が増
大するので、巻取りボビン14の回転速度を漸減させ
る。
【0026】円筒体2の外周面2aではイオンが衝突し
た部分が帯電し(イオン流が絶縁体に衝突すると、この
部分には電荷がそのまま残る。)、この帯電部分は円筒
体2の回転により導電性粒子供給部6を通過するが、こ
の間に導電性粒子5が上記帯電部分に接触し、静電力で
吸着される。この吸着と同時にこの導電性粒子吸着部
は、円筒体2の回転により粘着テープ7に圧接し、その
粘着面に導電性粒子5が粘着によって転写される。この
ように、この製造装置(図2)では、円筒体2に関して
帯電部21と、導電性粒子の吸着部22と、粘着テープ
の圧接走行部23とが形成される。そして、粘着テープ
7の片面(円筒体外周面2aに圧接した面)には、導電
性粒子5が一定の供給量で吸着され、異方性導電性テー
プ11への導電性粒子5の配合濃度は、このテープ11
の長手方向にほぼ一定となる。
【0027】なお、上記製造装置は大気中に設置される
ため、イオン発生器4からは空気から発生した酸素イオ
ンや窒素イオンが発生するが、所望によりイオン発生器
4内に特定のガスを供給することにより、このガスの分
子を構成する元素のイオンをを発生させることもでき
る。
【0028】ただし、イオンが衝突して形成された部分
の帯電量は、導電性粒子の吸着それ自体によって減少す
ることはないが、空気中の水分や、上記外周面2aを形
成する絶縁性材料内のリーク電流により徐々に低下す
る。したがって、帯電量の低下を防止するには、円筒体
2の雰囲気の湿度管理を行ったり、円筒体2を構成する
絶縁性材料としてリーク電流が発生しにくいものを選択
することが望ましい。また、このことから明らかなよう
に、異方性導電性テープ11への導電性粒子5の配合濃
度を、テープ11の長手方向に一定とするには、上記リ
ーク電流等による帯電量の低下分を相殺するに足る量の
イオン流を円筒体2に継続的に供給すれば良い。
【0029】なお、上記導電性粒子5の配合濃度を増大
させるには、円筒体2の回転速度を低下させるか、また
はイオン発生器4の出力を増大させれば良い。また、円
筒体外周面2aの絶縁性部分を適宜パターンで配置した
場合には、そのパターンに従って導電性粒子5を粘着テ
ープ7に転写させることができるし、外周面2aのうち
円筒体2の長さ方向片側半分に絶縁性部分を形成するこ
とにより、導電性粒子5を粘着テープ7の幅方向片側半
分にのみ転写させることもできる。さらに、円筒体2に
代えて、無端状の循環走行ベルト(図示せず)を採用す
ることも可能である。
【0030】実施の形態2 図3は異方性導電性テープ製造装置の構成および、その
作用を示す概略説明図である。図3の装置と図1の装置
との構成上の相違点は、図1の円筒体2に代えて円筒状
感光体33を設けるとともに、露光装置35を付加した
ことである。すなわち、アルミニウムなどの導電性金属
材料からなる円筒体31の外周面にアモルファスシリコ
ン(a−Si)などからなる感光層32が形成された円
筒状感光体33を、水平回転軸を中心に回転自在に設け
る。イオン噴出口34aを備えたイオン発生器34を感
光体33の一側に、かつ、イオン噴出口34aを感光層
32に向けて設ける。感光体33は回転速度が制御で
き、イオン発生器34は、出力制御によりイオンの発生
量が調節できものである。33aはアースである。
【0031】感光層32に所定パターンの光を照射する
露光装置35をイオン発生器34の下方に設ける。この
露光装置35は光源35a、スクリーン35bおよびレ
ンズ35cにより構成し、光源35aからの光をスクリ
ーン35bを透過させることによって所定パターンの光
を感光層32に照射できるようにする。導電性粒子の供
給部36、粘着テープ37の繰出し部38、剥離テープ
39の繰出し部40、異方性導電性テープ41の巻取り
部42(巻取りボビン43)の構成は、それぞれ図1に
おけるものと実質的に同一とする。36bは導電性粒子
36aの容器、44はガイドローラである。なお、イオ
ン発生器34に代えて、電子写真方式の画像形成装置に
設けられる帯電装置を設けても良い。
【0032】つぎに、上記装置による異方性導電性テー
プ製造工程の一例、およびその作用について説明する。
図3において円筒体2を反時計回りに回転させるととも
に、その回転速度(周速度)を一定値に維持する。つい
で、イオン発生器34を作動させ、イオン噴出口34a
からのイオンを感光層32に一定の供給量で衝突させる
操作と、導電性粒子36aを収納した容器36bの上昇
操作とを開始する。導電性粒子を堆積させた搬送ベルト
36bの走行操作と、露光装置35による感光層32の
露光操作とを開始する。これと同時に、巻き取り部42
を作動させるとともに、ガイドローラ44の位置を調節
することにより、繰出し部38から巻取り部42に向か
って走行する粘着テープ37を感光層に所定の圧力で圧
接させる。この場合、巻取り部42では、時間の経過と
ともに異方性導電性テープ41の巻き代が増大するの
で、その巻取りボビン43の回転速度を漸減させる。
【0033】感光層32ではイオンが衝突した部分が帯
電し、この帯電部分は感光体33の回転により導電性粒
子供給部36に向かうが、この間に露光装置35により
所定パターンで露光され、該パターン部分が導電性とな
り、それ以外の部分が帯電状態を維持する。この残留帯
電部分が導電性粒子供給部36を通過する間に導電性粒
子36aが上記残留帯電部分に接触し、静電力で吸着さ
れる。この導電性粒子吸着部は、感光体33の回転によ
り粘着テープ37に圧接し、その粘着面に導電性粒子3
6aが粘着によって転写される。以下の工程および作用
は図1の場合と同様である。なお、露光装置35を作動
させないときには、感光層32のイオン衝突部分全体が
帯電状態を維持することになる。
【0034】
【実施例】実施例1 図1の装置を設置した室内を、湿度を十分に低下させた
状態に空調した。この装置では、円筒体2として外径3
0mm、長さ20mmで外周面全体がフッ素樹脂からな
るものを用いた。また、粘着テープ7として幅5mm、
厚さ20μmで全体が未硬化のエポキシ樹脂テープを、
剥離テープ9として幅5mmで両面にシリコーンを塗布
した剥離紙を、導電性粒子5として平均粒径20μmの
Ni球を、それぞれ使用した。
【0035】異方性導電性テープ11の製造に際して
は、円筒体2の回転数を毎秒0.5回転とし、イオン発
生器4(イオンガン)からのイオン噴出量を、電流に換
算して10mAとした。その結果、粘着テープ7の片面
に導電性粒子が長さ1mm当たり約1,000個の割合
で吸着され、異方性導電性テープの導電性粒子配合量は
テープの長手方向にほぼ一定となっていた。なお、イオ
ン発生器4から発生したイオンは大気から発生したもの
で、主に酸素イオンおよび窒素イオンである。
【0036】このようにして得られた異方性導電性テー
プ11を利用する電子部品の実装方法は、上記した従来
方法と同一であるが、このテープ11では、片面にのみ
導電性粒子が存在するため、これを電子部品の実装に使
用する場合には、導電性粒子を基板側にのみ配置するこ
とができる。このため、実装時の加圧工程の最終段階で
のみ導電性粒子の流動が起こるようになり、ランド間の
電気的接触に役立つ導電性粒子の割合が、従来の異方性
導電性テープに比べて大幅に向上する。
【0037】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る異方性導電性テープの製造方法にでは、帯電させた
絶縁性表面に導電性粒子を静電力で吸着させた後、この
導電性粒子を粘着テープに転写させるように構成したこ
とにより、片面にだけ導電性粒子を配置した薄肉の異方
性導電性テープを簡便、かつ安価に製造することができ
る。また、上記絶縁性表面の帯電量を制御することで、
異方性導電性テープ中の導電性粒子の配合量を容易に調
整することができる。
【0038】また、本発明に係る異方性導電性テープの
製造方法では、導電性材料の表面に形成した感光層を帯
電させ、該帯電面の一部に光照射してこれを導電性に変
えることにより所定パターンの残留帯電部分を形成し、
この残留帯電部分に導電性粒子を静電力で吸着させ、こ
の導電性粒子粘着テープに転写させるようにしたので、
片面にだけ導電性粒子を配置した薄肉の異方性導電性テ
ープを簡便、かつ安価に製造することができる。また、
感光体の帯電量を制御することで、異方性導電性テープ
中の導電性粒子の配合量を容易に調整することができる
し、上記帯電面の露光条件を調整することで、異方性導
電性テープ中の導電性粒子の配合パターンを任意に設定
することができる。
【0039】さらに、本発明に係る異方性導電性テープ
の製造装置は、回転する円筒体の絶縁性外周面にイオン
発生器からのイオンを供給してこれを帯電させ、この帯
電部に導電性粒子を静電力で吸着させた後、この導電性
粒子を粘着テープに転写させるように構成したものであ
り、したがって、円筒体の回転周速度またはイオン発生
器からのイオン供給量を制御することにより簡便に、上
記絶縁性表面の帯電量を調整することができる。
【0040】さらに、本発明に係る異方性導電性テープ
の製造装置は、回転自在の円筒状感光体にイオン発生器
からのイオンを供給してこれを帯電させ、この帯電部に
露光装置からの光を照射することにより帯電部の一部を
導電性として所定パターンの残留帯電部を形成し、この
残留帯電部に導電性粒子を静電力で吸着させた後、この
導電性粒子を粘着テープに転写させるように構成したも
のであり。感光体の回転周速度またはイオン発生器から
のイオン供給量を制御することにより簡便に、感光体表
面の帯電量を調整することができる。なお、露光装置の
作動停止により、イオン供給により形成された帯電面の
全面に導電性粒子を吸着させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す説明図である。
【図2】図1の一部を詳細に示す説明図である。
【図3】本発明の別の実施の形態を示す説明図である。
【図4】異方性導電性テープ製造方法の従来例を示す説
明図である。
【図5】図4の一部を詳細に示す説明図である。
【符号の説明】
1…水平回転軸、2…円筒体、2a…外周面、3…イオ
ン噴出口、4…イオン発生器、5…導電性粒子、6…導
電性粒子供給部、6a…容器、7…粘着テープ、8…テ
ープリール(粘着テープ繰出し部)、9…剥離テープ、
10…テープリール(剥離テープ繰出し部)、11…異
方性導電性テープ、12…異方性導電性テープ巻取り
部、13…ガイドローラ、14…巻取りボビン、21…
帯電部、22…導電性粒子吸着部、23…圧接走行部、
31…円筒体、32…感光層、33…感光体、33a…
アース、34…イオン発生器、34a…イオン噴出口、
35…露光装置、35a…光源、35b…スクリーン、
35c…レンズ、36…導電性粒子供給部、36a…導
電性粒子、36b…容器、37…粘着テープ、38…テ
ープリール(粘着テープ繰出し部)、39…剥離テー
プ、40…テープリール(剥離テープ繰出し部)、41
…異方性導電性テープ、42…異方性導電性テープ巻取
り部、43…巻取りボビン 44…ガイドローラ、5
1,52…エポキシ樹脂テープ、53…剥離テープ、5
4…重合接着テープ、55…異方性導電性テープ、6
1,62,63…テープリール、64…巻取りボビン、
65…ガイドローラ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の少なくとも一部が絶縁性材料から
    なる部材の前記表面を帯電させ、導電性粒子を前記帯電
    面に静電力で吸着させた後、プラスチック製の粘着テー
    プを前記導電性粒子の吸着部に押しつけることにより、
    前記導電性粒子を前記粘着テープの表面に転写させるこ
    とを特徴とする異方性導電性テープの製造方法。
  2. 【請求項2】 外周面の少なくとも一部が絶縁性材料か
    らなる円筒体を回転させながら前記絶縁性部分を帯電さ
    せ、該帯電部分に導電性粒子を静電力で吸着させるのと
    並行して、プラスチック製粘着テープを走行させながら
    前記導電性粒子の吸着部に押しつけることにより、導電
    性粒子を粘着テープの表面に転写させることを特徴とす
    る異方性導電性テープの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記円筒体の帯電部分は、前記円筒体外
    周面の絶縁性部分にイオン発生器からのイオンを衝突さ
    せて形成することを特徴とする請求項2に記載の異方性
    導電性テープの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記円筒体を水平回転軸を中心に回転さ
    せ、該円筒体の直下に形成した導電性粒子の堆積層に前
    記円筒体の帯電部分を接触させることにより前記導電性
    粒子の吸着を行わせることを特徴とする請求項2に記載
    の異方性導電性テープの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記円筒体の回転速度、前記イオン発生
    器から前記円筒体の絶縁性部分へのイオン衝突量の少な
    くとも一方を制御することにより、前記絶縁性部分の帯
    電量を制御することを特徴とする請求項3または4に記
    載の異方性導電性テープの製造方法。
  6. 【請求項6】 導電性材料の表面に感光層として半導体
    材料からなる層または、光導電性絶縁材料からなる層を
    形成した感光体を設け、該感光体の感光層を帯電させ、
    該帯電面に光照射することにより該帯電面に所定パター
    ンの導電性部分を形成し、残留する帯電部分に導電性粒
    子を静電力で吸着させた後、プラスチック製の粘着テー
    プを前記導電性粒子の吸着部に押しつけることにより、
    前記導電性粒子を前記粘着テープの表面に転写させるこ
    とを特徴とする異方性導電性テープの製造方法。
  7. 【請求項7】 導電性材料からなる円筒体の外周面に前
    記感光層を形成し、該円筒体を回転させながら前記感光
    層を帯電させ、該帯電面に光照射することにより該帯電
    面に所定パターンの導電性部分を形成し、残留する帯電
    部分に導電性粒子を静電力で吸着させるのと並行して、
    プラスチック製粘着テープを走行させながら前記導電性
    粒子の吸着部に押しつけることにより、導電性粒子を粘
    着テープの表面に転写させることを特徴とする請求項6
    に記載の異方性導電性テープの製造方法。
  8. 【請求項8】 水平回転軸を中心に回転自在で外周面の
    少なくとも一部が絶縁性材料からなる円筒体と、イオン
    噴出口を前記円筒体の外周面に向けて設けられたイオン
    発生器と、前記円筒体の直下に設けられた導電性粒子の
    供給部と、粘着テープの繰出し部と、剥離テープの繰出
    し部と、異方性導電性テープの巻取り部とを備えてな
    り、前記粘着テープ繰出し部からの粘着テープが前記円
    筒体の外周面に圧接したのち剥離テープと重合して前記
    巻取り部に巻き取られるようにしたことを特徴とする異
    方性導電性テープの製造装置。
  9. 【請求項9】 前記円筒体は回転速度が制御でき、前記
    巻取り部は異方性導電性テープの巻取り速度が制御でき
    ることを特徴とする請求項8に記載の異方性導電性テー
    プの製造装置。
  10. 【請求項10】 前記イオン発生器は、出力制御により
    イオンの発生量が調節できることを特徴とする請求項8
    に記載の異方性導電性テープの製造装置。
  11. 【請求項11】 前記円筒体は回転速度が調節でき、前
    記巻取り部は異方性導電性テープの巻取り速度が制御で
    き、前記イオン発生器は出力制御によりイオンの発生量
    が調節できることを特徴とする請求項8に記載の異方性
    導電性テープの製造装置。
  12. 【請求項12】 導電性材料からなる円筒体の外周面に
    感光層として半導体材料からなる層または、光導電性絶
    縁材料からなる層が形成され、水平回転軸を中心に回転
    自在とされた円筒体と、イオン噴出口を前記円筒体の外
    周面に向けて設けられたイオン発生器と、前記円筒体外
    周面に対し所定パターンの光を照射する光照射装置と、
    前記円筒体の直下に設けられた導電性粒子の供給部と、
    粘着テープの繰出し部と、剥離テープの繰出し部と、異
    方性導電性テープの巻取り部とを備えてなり、前記粘着
    テープ繰出し部からの粘着テープが前記円筒体の外周面
    に圧接したのち剥離テープと重合して前記巻取り部に巻
    き取られるようにしたことを特徴とする異方性導電性テ
    ープの製造装置。
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