JPH11338180A - 画像記録用透明フィルムおよび画像記録フィルムの製造方法 - Google Patents

画像記録用透明フィルムおよび画像記録フィルムの製造方法

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JPH11338180A
JPH11338180A JP11868498A JP11868498A JPH11338180A JP H11338180 A JPH11338180 A JP H11338180A JP 11868498 A JP11868498 A JP 11868498A JP 11868498 A JP11868498 A JP 11868498A JP H11338180 A JPH11338180 A JP H11338180A
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JP11868498A
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Koji Kamiyama
浩司 上山
Shigeaki Dougoe
茂明 堂越
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G7/0006Cover layers for image-receiving members; Strippable coversheets
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワックス含有型トナーの樹脂との相溶性が改
良されたトナー受容層を有し、高透明性のカラー画像を
形成できる画像記録用透明フィルムを提供する。 【解決手段】 透明基材と、その基材の少なくとも一主
要表面上に設けられたトナー受容層とを有し、そのトナ
ー受容層がスチレン系共重合体を含んでなる、画像記録
用透明フィルムにおいて、前記スチレン系共重合体のS
mallの方法により求めたSP値が8.0〜9.5の
範囲であるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーバーヘッドプロ
ジェクタ(以下「OHP」という)に用い得る、ワック
ス含有トナーから形成された光透過性画像を有する画像
記録フィルムの製造に適した画像記録用透明フィルム、
および、それを用いた画像記録フィルムの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に電子写真方式により、O
HP用のフルカラー画像を形成させる際に使用される画
像記録用透明フィルムは、通常、透明基材と、その基材
の少なくとも一主要表面上に設けられたトナー受容層
(「受容層」とも呼ばれる)とを有する。トナー受容層
は、通常、熱可塑性ポリマーを含有する。しかしなが
ら、通常のポリマー単独では、受容層とトナー(特に、
トナーの樹脂)との相溶性を高めるのに限界があり、画
像の透明性(たとえば、「色透過係数」で表される)が
低下する傾向がある。
【0003】そこで、受容層とトナーとの相溶性を高め
るために、トナー受容層に可塑剤を含有させることが提
案されている。たとえば、特開平9−152736号公
報、米国特許5,006,407号、米国特許5,31
7,000号等には、比較的SP値(溶解度パラメー
タ)の高いポリマーと、それと相溶する可塑剤とを含有
するトナー受容層を有する透明記録用フィルムが開示さ
れている。比較的SP値の高いポリマーとしては、ポリ
エステル、ビニルメチルエーテル−マレイン酸共重合
体、セルロース誘導体、芳香族ビニル−(メタ)アクリ
ル系共重合体、等が開示されている。また、その様なポ
リマーと相溶する可塑剤としては、比較的SP値の高い
(たとえば9.6以上の)、分子内に芳香環を有する、
いわゆる芳香族系可塑剤が開示されている。比較的SP
値の高いポリマーを使用する理由は、トナーに含まれる
樹脂も、ポリエステル等の比較的SP値の高いポリマー
から形成されるからである。この様な可塑剤を含有する
トナー受容層では、受容層とトナーとの相溶性が高めら
れ、画像の透明性は改善される。
【0004】一方、上記の様な、熱可塑性ポリマーを含
有するトナー受容層は、定着時に画像定着ローラーにオ
フセットし易い。この様なオフセット(通常「ホットオ
フセット」と呼ばれる)を防止するために、トナーにワ
ックス等の離型剤を含有させ、定着ローラーからの受容
層の離型性を向上させることも試みられている。ところ
が、離型剤を使用してフィルム上にフルカラー画像を形
成すると、定着後のトナー画像の透明性が大きく低下す
る。これは、ワックスのSP値が比較的低く(たとえば
9.5以下)、受容層の比較的SP値の高いポリマー
(たとえば10以上)と、ワックスを含有するトナー樹
脂との相溶性が、ワックスの存在によって妨げられるこ
とが主な原因であると考えられる。また、トナー樹脂
も、ワックスとの相溶性を考慮して、通常SP値が比較
的低いことも原因であると考えられる。さらに、定着後
のトナーからブリードしたワックスが画像面上に残り、
ブリードしたワックスによる画像の透明性が低下する。
【0005】そこで、離型剤としてワックスを含有した
トナー(ワックス含有型トナー)に対応可能な透明フィ
ルムも提案されている。たとえば、特開平5−1813
00号公報、特開平6−75418号公報等には、基材
層と、ワックス成分を吸収可能なトナー受容層とを有す
る、画像形成用透明フィルムが開示されている。前者の
公報では、トナー受容層は無機粒子からなる吸収層を有
し、後者では、受容層はポリブタジエン等のジエン成分
を含有する樹脂からなる。これらのフィルムでは、定着
時に、トナーからブリードしたワックスがホットオフセ
ットを防止し、しかも、定着後のトナーからブリードし
たワックスを吸収し、画像表面に余ったワックスが残る
ことを効果的に防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様なワックス含有型トナーに対応可能な透明フィルム
は、トナー受容層本来の効果、すなわち、受容層とトナ
ー樹脂(樹脂とワックスとの混合物)との相溶性が低
く、画像の透明性を向上させることは困難であった。
【0007】また、特開昭63−178074号公報に
は、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックスまたは/
および変性スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス
と、平均粒径3〜100nmのコロイダルシリカとを含有
する受容層を有する透明記録用フィルムが開示されてい
るが、ワックス含有トナーを用いた場合の問題点、およ
びその解決手段については何ら開示されていない。
【0008】すなわち、本発明の目的は、ワックス含有
型トナーの樹脂(樹脂とワックスとの混合物)との相溶
性が改良されたトナー受容層を有し、高透明性を有する
カラー画像を形成可能な、画像記録用透明フィルムを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、その1つの態
様において、透明基材と、その基材の少なくとも一主要
表面上に設けられたトナー受容層とを有し、そのトナー
受容層がスチレン系共重合体を含んでなる、画像記録用
透明フィルムにおいて、前記スチレン系共重合体のSm
allの方法により求められたSP値が8.0〜9.5
の範囲であることを特徴とする、画像記録用透明フィル
ムを提供する。
【0010】また、本発明は、そのもう1つの態様にお
いて、透明基材と、その基材の少なくとも一主要表面上
に設けられたトナー受容層とを有し、そのトナー受容層
が、スチレン系共重合体と、そのスチレン系共重合体中
に分散された可塑剤とを含んでなる、画像記録用透明フ
ィルムにおいて、前記可塑剤のSmallの方法により
求めたSP値が8.0〜9.5の範囲であることを特徴
とする、画像記録用透明フィルムを提供する。
【0011】さらに、本発明は、本発明による画像記録
用透明フィルムのトナー受容層表面上に、ワックス含有
型トナーを付着させてトナー画像を形成した後、そのト
ナー画像を、前記スチレン系共重合体の軟化点より高い
温度にて加熱しつつトナー受容層に向かって加圧し、ト
ナー画像を前記トナー受容層に埋没させ、トナー画像を
前記トナー受容層で定着させる、画像記録フィルムの製
造方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下において、本発明をその作用
及び実施の形態について詳細に説明する。本発明の第1
形態では、トナー受容層が、スチレン系共重合体を含ん
でなり、そのスチレン系共重合体のSmallの方法に
より求めたSP値は8.0〜9.5の範囲である。この
様なトナー受容層は、たとえば、スチレン系共重合体ラ
テックス(水系分散液)を含有する塗布液を、塗布、乾
燥して形成した塗膜である。
【0013】また、本発明の第2形態では、トナー受容
層が、スチレン系共重合体と、その共重合体中に分散さ
れた可塑剤とを含んでなり、その可塑剤のSmallの
方法により求めたSP値は8.0〜9.5の範囲であ
る。
【0014】すなわち、第1および第2形態の場合と
も、トナー受容層のSP値を容易に比較的小さい範囲
(約8.0〜9.5の範囲)に制御し、トナー樹脂(樹
脂とワックスとの混合物)と、受容層との相溶性が高め
られ、画像の透明性(たとえば、色透過係数)を効果的
に小さくすることができる。
【0015】第2形態の場合、スチレン系共重合体と、
上記可塑剤とが均一に相溶した状態で受容層に含まれる
場合、画像の透明性をいっそう効果的に高めることがで
きる。スチレン系共重合体と上記可塑剤との均一状態
は、トナー受容層を、スチレン系共重合体を分散して含
有するラテックスに、上記可塑剤を分散させて形成した
塗布液から形成することによって達成できる。なお、こ
こで「SP値」は、Smallの方法により求めた値で
ある。Smallの方法については、たとえば、「P.A.
Samll, J.Appl.Chem., 3,71(1953) 」に詳細に開示され
ている。
【0016】スチレン系共重合体のSP値が8未満であ
ると、トナー樹脂に対する相溶性が低下し、9.5を超
えるとトナーワックスに対する相溶性が低下し、いずれ
の場合も、画像の透明性を効果的に高めることができな
い。また、可塑剤のSP値も、同様の理由から上記範囲
である必要がある。
【0017】第1形態において、上記スチレン系共重合
体に加えて、SP値が8.0〜9.5の範囲の可塑剤を
含む場合、画像の透明性をいっそう効果的に高めること
ができる。
【0018】上記可塑剤(SP値が8.0〜9.5の範
囲のもの)は、脂肪族エステル系可塑剤を含んでなるの
が好適である。この可塑剤は、スチレン系共重合体、ト
ナー樹脂およびトナーワックスに対する溶解性が特に高
く、画像の透明性向上効果にすぐれる。使用される可塑
剤は、単体または混合物でも良い。混合物の場合、脂肪
族エステル系可塑剤が可塑剤全体に含まれる割合(重量
%)は、可塑剤全体のSP値が上記範囲になる様に決定
されるが、通常55〜100重量%である。
【0019】一方、スチレン系共重合体は、シャープメ
ルト性が比較的低く、定着後のトナーを受容層内部に沈
み込ませる効果が比較的低い場合もあるが、上記可塑剤
の助けにより、上記の様な効果を容易に達成できる。す
なわち、定着後のトナーを受容層内部に沈み込ませ、ト
ナー画像の表面に凹凸が残ることを効果的に防止し、画
像の鮮明性および透明性をよりいっそう向上させること
ができる。
【0020】また、ワックス含有型トナーを用いてトナ
ー画像を形成した場合、上記範囲のSP値を有するスチ
レン系共重合体は、定着時にトナーからブリードしたワ
ックスの結晶成長を阻害し、ワックスの結晶化による白
濁(光散乱)を効果的に防止し、画像の透明性の低下を
防止できる。また、スチレン系共重合体と上記可塑剤と
の混合物も同様に、ワックスの結晶化による白濁を効果
的に防止し、画像の透明性の低下を防止できる。しか
も、ワックスの持つ本来の機能、すなわち、ホットオフ
セットを防止し、オフセットによる画像表面の平滑性の
低下を防止する効果を十分に引き出すこともできる。
【0021】[透明基材]本発明に用いる透明基材(以
下、単に「基材」と呼ぶこともある)は、通常の透明性
の高い通常のポリマーフィルムの中から選択できる。透
明性、耐熱性、強度および剛性に優れる厚さ約25〜1
75μmのフィルムが好ましい。好ましいポリマーの具
体例にはポリエチレンテレフタレートが挙げられる。そ
の他、ポリオレフィン、ポリカーボネート、アクリル、
ポリ弗化ビニリデン等のポリマーも使用できる。
【0022】[トナー受容層]スチレン系共重合体は、通
常、懸濁重合または乳化重合により調製されたラテック
スとして入手可能である。スチレン系共重合体の重量平
均分子量は、通常20,000〜5,000,000で
ある。また、分子内のスチレン単位(S)と、それ以外
のモノマー単位(M)との重量比率(S:M)は、通常
55:45〜99:1である。
【0023】スチレン系共重合体として好適には、スチ
レン−ブタジエン共重合体または、スチレン−アクリル
共重合体である。これらのスチレン系共重合体は、上記
可塑剤(SP値が8.0〜9.5)との相溶性にすぐ
れ、ワックス含有トナーの樹脂と受容層との相溶性を特
に効果的に高める。また、これらのスチレン系共重合体
は、脂肪族エステル系可塑剤との相溶性が特にすぐれて
いる。
【0024】トナー受容層は、トナーよりも低い軟化点
を有することは特に好ましい。トナー定着操作におけ
る、高温条件下での圧迫により、トナーが溶融(または
軟化)する程度よりも、トナー受容層が軟化する程度を
高めることにより、トナー画像の解像度を保ったまま画
像表面を平滑化することができるからである。
【0025】現在、電子写真技術分野で主に用いられて
いるトナーは95〜200℃の範囲の軟化点を有するの
で、トナー受容層は、通常90〜195℃の範囲の軟化
点を有するのが好適である。本明細書において「軟化
点」という用語は固体状の樹脂がゴム状に軟化する温度
もしくは分子内の結晶部分が溶融する温度をいう。これ
は、環球法および針侵入法等により測定される。
【0026】トナー受容層のスチレン系共重合体は、1
種単体でも、2種以上の混合物であっても良い。混合物
の場合、ポリマー全体のSP値が8.0〜9.5の範囲
であるのが好適である。また、トナー樹脂との相溶性を
高めるために、スチレン系共重合体以外のポリマー(ま
たは樹脂)を含有することもできる。この様なポリマー
(または樹脂)の具体例として、ポリエステル、エポキ
シ樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン等を挙げることが
できる。たとえば、トナーが、(i)ワックスと、ワッ
クスと相溶性の良いスチレン系共重合体と、着色顔料と
を含むコアと、(ii)そのコアの周りを被覆する、ポリ
エステルを含んでなるシェルとからなる場合、トナー受
容層のポリマーは、スチレン系共重合体とポリエステル
との混合物であるのが好適である。これにより、トナー
と受容層との相溶性を効果的に高め、透過光学濃度の高
低にかかわらず、画像の透明性を高めることができる。
なお、この様な効果を得るためには、スチレン系共重合
体(S)と、スチレン系共重合体以外のポリマー(P)
との混合重量比率(S:P)は、50:50〜90:1
0の範囲が好適である。
【0027】また、受容層の160℃における貯蔵弾性
率は、1×104 〜1×107 dyne/cm2 の範囲にする
のが良い。1×104 dyne/cm2 以下であると、ホット
オフセットによる画像表面の平滑性の低下を防止できな
いおそれがあり、反対に1×107 dyne/cm2 を超える
と、トナーの受容層内部への沈み込みが不良となり、画
像の表面に凹凸が残るおそれがある。貯蔵弾性率は、直
径25mmΦ、高さ5mmの「ディスポーザブル・カップ」
をサンプル保持具として用い、測定温度を昇温させる温
度ステップモード、及び周波数100 rad/sec.のシェ
アモードで、粘弾性測定装置(たとえば、レオメトリッ
クス(Rheometrics )社製の「ダイナミック・アナライ
ザーRDA」)を用いて測定した値である。
【0028】また、トナー受容層の表面抵抗は、通常1
×108 〜1×1013Ω/□である。
【0029】[可塑剤]上記可塑剤としては、たとえば、
脂肪族エステル系可塑剤が好適である。「脂肪族エステ
ル系可塑剤」とは、脂肪酸と、アルコール性化合物と
のエステル、または脂肪族アルコールと、酸とのエス
テルである。たとえば、コハク酸ジイソデシル、アジピ
ン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソデシル、アゼライン
酸ジオクチル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジオク
チル、テロラヒドロフタル酸ジオクチル、アジピン酸ジ
ブトキシエチル等の脂肪族2塩基酸エステルである。こ
れらは、上記の様な相溶化作用および結晶成長阻害作用
を特に高めることができる。
【0030】脂肪族エステル系可塑剤の含有量は、受容
層のスチレン系共重合体の100重量部に対して、通常
0.5〜75重量部、好適には1〜50重量部、特に好
適には2〜30重量部の範囲である。含有量が少なすぎ
ると、上記相溶化作用および上記結晶成長阻害作用が低
下するおそれがあり、反対に多すぎると、表面のベタツ
キ、フィルムのブロッキング等が生じるおそれがある。
【0031】[その他の添加剤]トナー受容層の透明性、
弾性率、軟化点等の上述の特性を阻害しない限りにおい
て、受容層中に、帯電防止剤、界面活性剤、酸化防止
剤、無機粒子、ポリマー粒子、紫外線吸収剤等の添加剤
を含有させることができる。中でも好ましい添加剤は紫
外線吸収剤である。近年、トナー画像の高解像度化およ
び透明化を目的としてトナー粒子の微細化が行われてい
るが、これは得られる画像の耐光性を劣化させる原因に
もなっている。しかしながら、紫外線吸収剤を含有する
本発明のトナー受容層を用いることにより、OHP用の
光源もしくは外部からの光に対する画像の耐光性を大幅
に改良することが可能となる。一般に、紫外線吸収剤は
トナー受容層に用いる樹脂100重量部に対して40〜
85重量部の量で用いられる。
【0032】[熱可塑性トナー]本発明の画像記録用透明
フィルム上に、トナー画像を形成するために用いるトナ
ーは、電子写真画像形成の技術分野で用いられる、ワッ
クス含有型の熱可塑性トナーであれば特に限定されな
い。たとえば、スチレン−(メタ)アクリル酸コポリマ
ー、スチレン−アクリレートコポリマー、ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂、ポリエステル等の熱可塑性ポリマ
ー(樹脂)を含有するトナーである。また、ワックスと
しては、エステル系ワックス、パラフィン系ワックス、
ポリオレフィン系ワックス等が使用できる。好適なワッ
クスはエステル系ワックスであり、一般構造式〜で
表されるものが特に好適である。
【0033】<エステルワックスの一般構造式> [R1 OCO(CH2)n ] a C [(CH2)m OCOR2 ]
b 式中、aおよびbは0〜4の整数であって、a+b=4
であり、R1 及びR2 は炭素数が1〜40のアルキル基
であり、且つR1 とR2 との炭素数の差は10以上であ
り、mおよびnは0〜15の整数であり、mとnが同時
に0になることはない。
【0034】<エステルワックスの一般構造式> [R1 OCO(CH2)n ] a C[(CH2)m OH] b 式中、aおよびbは0〜4の整数であって、a+b=4
であり、R1 は炭素数が1〜40のアルキル基であり、
mおよびnは0〜15の整数であり、mとnとが同時に
0になることはない。
【0035】<エステルワックスの一般構造式> [R1 OCO(CH2)n ] a CR3 4-a-b [ (CH2)m
OCOR2 ] b 式中、aおよびbは1または2の整数であって、a+b
は2または3であり、R 1 およびR2 は、炭素数が1〜
40のアルキル基であり、且つR1 とR2 との炭素数の
差は10以上であり、R3 は炭素数が1以上のアルキル
基であり、mおよびnは0〜15の整数であり、mとn
が同時に0になることはない。
【0036】<エステルワックスの一般構造式> R1 COOR2 式中、R1 およびR2 は、炭素数が1〜40のアルキル
基であり、且つR1 及びR2 の炭素数は同じであって
も、または、異なっていてもよく、R1 とR2 の合計が
10以上である。
【0037】<エステルワックスの一般構造式> R1 COO(CH2)n OOCR2 式中、R1 およびR2 は、炭素数が1〜40のアルキル
基であり、nは2〜20の整数であり、且つR1 及びR
2 の炭素数は同じであっても、または、異なっていても
よく、R1 とR2 の合計が10以上である。
【0038】<エステルワックスの一般構造式> R1 OOC(CH2)n COOR2 式中、R1 およびR2 は、炭素数が1〜40のアルキル
基であり、nは2〜20の整数であり、且つR1 及びR
2 の炭素数は同じであっても、または、異なっていても
よく、R1 とR2 の合計が10以上である。
【0039】なお、ワックスの含有量は、トナーの樹脂
100重量部に対して、通常5〜40重量部の範囲であ
る。
【0040】一方、トナーの平均粒子径も特に限定され
ないが、解像度の観点より約6〜30μmが好ましい。
本発明の画像記録フィルムに対して、シアン、マゼンタ
およびイエローの三原色のトナーを用いることにより、
カラー画像を有する画像記録フィルムが得られる。
【0041】[画像記録用透明フィルムの製造方法]透明
基材上にトナー受容層を積層することにより、本発明の
画像記録用フィルムが得られる。積層方法は特に限定さ
れないが、例えば、上記ポリマーおよび可塑剤を含有す
る塗布液を、マイヤーバーを用いて透明基材上に塗布
し、乾燥させる方法が挙げられる。
【0042】塗布液の調製は、通常の塗料の攪拌装置
(ハイスピードミキサー等)を用いて行うことができ
る。
【0043】乾燥後のトナー受容層の厚さは、被覆量で
規定した場合、0.5〜10g/m2の範囲が好ましい。
0.5g/m2未満では所望の効果が十分に得られず、反
対に10g/m2を越えると、光透過性が阻害されて投影
画像の鮮明性に悪影響を与えるからである。また、物理
的寸法で表せば、0.5〜20μmの範囲が好ましい。
【0044】基材の受容層と接する面に、コロナ放電処
理、プライマーコート処理等の易接着処理を行った後、
受容層を積層するのが好適である。たとえば、ポリビリ
ニデンクロライド、塩素化ポリプロピレン等の塩素原子
含有ポリマーを含有する樹脂を、プライマーとして塗布
する。プライマー層の厚みは、通常0.05〜3μmの
範囲である。
【0045】[画像記録フィルムの製造方法]OHP等を
用いて投影された場合に、透明性に優れる鮮明な画像
を、画像記録用透明フィルム上に形成するためには、ま
ず、画像記録用透明フィルム上に電子写真法により画像
形成を行う。ついで、トナー画像を担持する画像記録用
透明フィルムを、定着用熱圧ローラに通過させることに
より、画像のトナー粒子をトナー受容層に定着させる。
【0046】この加熱・加圧工程において、トナー受容
層は軟化または溶融されるけれども、この受容層の樹脂
が、画像形成に用いるトナーよりも低い軟化点を有し、
トナーが溶融(または軟化)する程度よりも、トナー受
容層が軟化する程度の方が高いことが好ましい。これに
より、ローラにより圧迫(加圧)されたトナー粒子は受
容層の内部に効果的に埋没され、個々のトナー粒子間の
空間は軟化したトナー受容層で満たされ、画像の表面が
効果的に平坦化される。その結果、透過光の散乱が防止
され、投影画像が透明性が向上し、明度および彩度も向
上する。
【0047】熱圧ローラの温度は、トナー受容層の軟化
点を上回るのが好ましい。熱圧ローラの温度が受容層の
軟化点を下回る場合は、ローラで圧迫してもトナー粒子
がトナー受容層中に埋没せず、画像表面は十分に平滑化
されない。
【0048】
【実施例】以下の実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。尚、「部」
は全て重量部である。実施例1 スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス [旭化成(株)社製、DL−460:SP値=8.7、 スチレン単位含有割合(共重合体全重量ベース=65wt%)] ) 23.46部 N,N−ビス(2−ヒドロキシメチル)−N−(3′−ドデシルオキシ−2′− ヒドロキシプロピル)メチルアンムニウム メチル硫酸塩(American Cyanamid (株)社製、Cyastat609) 0.20部 ポリメチルメタクリレートビーズ(3M(株)社製) 0.05部 アジピン酸ジ2−エチルヘキシル (新日本理化(株)社製、サンソサイザーDOA 、SP値=8.6 ) 1.13部 1−メチル−2−ピロリドン 5.64部 イソプロピルアルコール 29.25部 脱イオン水 40.28部
【0049】上記組成のトナー受容層形成用の塗料を、
予め両方の主要面にポリビニリデンクロライド・プライ
マーを塗布しておいた、厚さ125μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムの両面に、マイヤーバーを用い
て乾燥被覆量2.2g/m2となる量で被覆した。被覆し
た溶液を100℃で2分間保つことにより乾燥させて受
容層を形成し、本例の画像記録用透明フィルムを製造し
た。
【0050】本例の画像記録用透明フィルムと、エステ
ル系ワックス含有トナーを用い、電子写真方式により、
トナー受容層上にイエロー単一色のトナー画像を形成
し、画像記録フィルムを得た。上記方式では、トナー受
容層表面上に、ワックス含有型トナーを付着させてトナ
ー画像を形成した後、そのトナー画像を、前記スチレン
系共重合体の軟化点より高い温度にて加熱しつつトナー
受容層に向かって加圧し、トナー画像を前記トナー受容
層に埋没させ、トナー画像を前記トナー受容層に定着し
た。この様にして得られたトナー画像は、ホットオフセ
ットすることも無く、きれいな透明画像であった。な
お、上記エステル系ワックス含有トナーは、スチレン系
共重合体を含むコアと、ポリエステルを含むシェルとか
らなる二重構造を有していた。
【0051】東京電力社製のヘイズメーター「TC−H
III」を用い、上記画像記録フィルムの色透過係数を測
定した。色透過係数は次式によって求めた。
【0052】色透過係数={(吸収による減衰)+(散
乱による減衰)/(吸収による減衰)} (色透過係数=1は散乱による減衰が無い状態で、下限
値である)
【0053】また、色透過係数の測定箇所の透過光学濃
度は、Macbeth(株)社製「Macbeth濃度
計TR−924」を用いて測定した。それぞれの結果を
表2に示す。本例の画像記録フィルムでは、画像の透過
光学濃度が高い部分でも少ない部分でも、色透過係数が
小さい(すなわち、透明性が高い)ことが分かる。
【0054】実施例2 アジピン酸ジ2−エチルヘキシルを使用しないこと以外
は実施例1と同様にして、本例の画像記録用透明フィル
ムおよび画像記録フィルムを作製し、評価した。結果を
下記の第1表に示す。本例の画像記録フィルムでは、透
過光学濃度が高い(トナー量が多い)部分での色透過係
数を、実施例1と同様に小さくできる。しかしながら、
透過光学濃度が低い(トナー量が少ない)部分では、色
透過係数を小さくすることは困難であった。
【0055】実施例3 アジピン酸ジ2−エチルヘキシルに換えて、SP値が
9.9の可塑剤(三洋化成工業(株)社製「(品番)E
B200」を使用した以外は実施例1と同様にして、本
例の画像記録用透明フィルムおよび画像記録フィルムを
作製し、評価した。結果を下記の第1表に示す。本例の
画像記録フィルムでは、透過光学濃度が高い部分での色
透過係数を、実施例1と同様に小さくできる。しかしな
がら、透過光学濃度が低い部分では、色透過係数を小さ
くすることは困難であった。
【0056】比較例1 比較のため、画像フィルムとして市販の画像記録用透明
フィルム(3M(株)社製「(品番)CG3700」)
を使用すること以外は、前記実施例1と同様の画像記録
フィルムを作製し、評価した。結果を下記の第1表に示
す。この画像記録用透明フィルムのトナー受容層は、ア
クリル樹脂を用いて形成されたものであった。
【0057】本例の画像記録フィルムでは、透過光学濃
度の高低にかかわらず、実施例1に比べて高い色透過係
数を有していた。 第 1 表 例の番号 透過光学濃度 色透過係数 実施例1 1.06 5.45 0.25 9.34 実施例2 1.01 5.53 0.22 >20.00 実施例3 1.06 5.96 0.22 11.61 比較例1 1.05 7.74 0.20 >20.00
【0058】実施例4 スチレン−アクリル共重合ラテックス [日本カーバイド(株)社製、Y−8346:SP値=9.1、 スチレン単位含有割合(共重合体全重量ベース=69wt%)] 22.55部 エフコール214(松本油脂製薬(株)社製の帯電防止剤) 0.23部 ポリメチルメタクリレートビーズ(3M(株)社製) 0.05部 セバシン酸ジ2−エチルヘキシル (新日本理化(株)社製、サンソサイザーDOS 、SP値=8.5 ) 1.13部 1−メチル−2−ピロリドン 5.64部 イソプロピルアルコール 29.25部 純水 41.15部
【0059】上記組成の塗料を用いること以外は実施例
1と同様にし、本例の画像記録用透明フィルムおよび画
像記録フィルムを作製した。この様にして得られたトナ
ー画像は、ホットオフセットすることも無く、きれいな
透明画像であった。
【0060】また、実施例1と同様にして、色透過係数
を測定した結果を下記の第2表に示す。本例の画像記録
フィルムでは、透過光学濃度の高低にかかわらず、実施
例1と同様に、色透過係数を小さくすることができた。
【0061】実施例5 セバシン酸ジ2−エチルヘキシルを使用しない以外は実
施例1と同様にして、本例の画像記録用透明フィルムお
よび画像記録フィルムを作製し、評価した。結果を表4
に示す。本例の画像記録フィルムでは、透過光学濃度が
高い部分での色透過係数を、実施例1と同様に小さくで
きる。しかしなから、透過光学濃度が低い部分では、色
透過係数を小さくすることは困難であった。
【0062】 第 2 表 例の番号 透過光学濃度 色透過係数 実施例4 0.98 5.68 0.23 5.15 実施例5 1.04 6.55 0.20 >20.00
【0063】実施例6 スチレン−アクリル共重合ラテックス [日本カーバイド(株)社製、Y−8346:SP値=9.1、 スチレン単位含有割合(共重合体全重量ベース=69wt%)] 11.84部 水分散型ポリエステル樹脂 (東洋紡績社製、バイロナールMD−1200、SP=10.5) 17.46部 エフコール214(松本油脂製薬(株)社製の帯電防止剤) 0.24部 ポリメチルメタクリレートビーズ(3M(株)社製) 0.05部 フッ素系界面活性剤(3M(株)社製、FC−170C) 0.12部 セバシン酸ジ2エチルヘキシル (新日本理化(株)社製、サンソサイザーDOS 、SP値=8.5 ) 1.18部 n−ブチルカルビトール 1.18部 イソプロピルアルコール 30.49部 純水 37.57部
【0064】上記組成の塗料を用いること以外は実施例
1と同様にし、本例の画像記録用透明フィルムおよび画
像記録フィルムを作製した。この様にして得られたトナ
ー画像は、ホットオフセットすることも無く、きれいな
透明画像であった。また、実施例1と同様にして、色透
過係数を測定した結果を下記の表に示す。本例の画像記
録フィルムでは可塑剤を用い、受容層のポリマーとし
て、スチレン−アクリル共重合体とポリエステル樹脂と
の混合物を用いたので、実施例1と同様に、透過光学濃
度の高低にかかわらず色透過係数を小さくすることがで
きた。
【0065】 透過光学濃度 色透過係数 実施例6 1.06 6.51 0.28 3.40
【0066】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ワックス含有型トナーの樹脂との相溶性が改良され
たトナー受容層を有し、高透明性を有するカラー画像を
形成可能な、画像記録用透明フィルムを提供することが
できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基材と、その基材の少なくとも一主
    要表面上に設けられたトナー受容層とを有し、そのトナ
    ー受容層がスチレン系共重合体を含んでなる、画像記録
    用透明フィルムにおいて、 前記スチレン系共重合体のSmallの方法により求め
    たSP値が8.0〜9.5の範囲であることを特徴とす
    る、画像記録用透明フィルム。
  2. 【請求項2】 透明基材と、その基材の少なくとも一主
    要表面上に設けられたトナー受容層とを有し、そのトナ
    ー受容層が、スチレン系共重合体と、そのスチレン系共
    重合体中に分散された可塑剤とを含んでなる、画像記録
    用透明フィルムにおいて、 前記可塑剤のSmallの方法により求めたSP値が
    8.0〜9.5の範囲であることを特徴とする、画像記
    録用透明フィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の画像記録用透明フィ
    ルムのトナー受容層表面上に、ワックス含有型トナーを
    付着させてトナー画像を形成した後、そのトナー画像
    を、前記スチレン系共重合体の軟化点より高い温度にて
    加熱しつつトナー受容層に向かって加圧し、トナー画像
    を前記トナー受容層に埋没させ、トナー画像を前記トナ
    ー受容層で定着させる、画像記録フィルムの製造方法。
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