JPH11337636A - 車両用後方モニタシステム - Google Patents

車両用後方モニタシステム

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JPH11337636A
JPH11337636A JP10146011A JP14601198A JPH11337636A JP H11337636 A JPH11337636 A JP H11337636A JP 10146011 A JP10146011 A JP 10146011A JP 14601198 A JP14601198 A JP 14601198A JP H11337636 A JPH11337636 A JP H11337636A
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章宏 新
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用後方モニタシステムに関し、後方セン
サで得られた波動反射点の連続性に関わらず波動反射点
が同一物体のものか否か正確に判定できるようにする。 【解決手段】 後方センサ2により、自車両後方から異
なる領域へ向けて複数の検出用波動を出力して各検出用
波動に対して応答する反射波をとらえることにより自車
両後方の波動反射点位置を検出し、物体識別手段6によ
り、波動反射点位置情報の連続性に基づいて自車両後方
の物体を識別する。そして、判定手段7,8により、物
体識別手段6により識別された物体の自車両に対する相
対速度を算出し、相対速度に基づいて物体が接近物体か
否かを判定する。このとき、識別された物体が複数ある
場合は、同定判定手段6Cにより、2つの物体間の距離
を自車両の車速に一定時間を乗じて得られる距離と比較
して自車両の車速に一定時間を乗じて得られる距離以下
の場合は2つの物体は同一物体と判定し、物体識別手段
6において、この2つの物体を1つの物体として再認識
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
おいて、自車両の後方に存在する移動物体を検出する、
車両用後方モニタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車において、自車両後方
から接近してくる移動物体の存在を検出し、ドライバへ
注意を促す車両用後方モニタシステムが知られている。
かかる車両用後方モニタシステムでは、レーザレーダ,
超音波センサ等の後方センサにより自車両後方に存在す
る物体の位置情報を取得し、この位置情報に基づいて物
体の自車両に対する相対速度を算出するようになってい
る。そして、相対速度の正負に基づいて物体が自車両に
接近しているか否かを判定する。
【0003】つまり、自車両の後方へ向けてレーザ又は
超音波といった検出用波動を出力して、各検出用波動に
対して応答する反射波をとらえることにより、自車両後
方の波動反射点の位置を検出することができる。そし
て、複数の波動反射点の集合として物体を識別して、こ
の識別した物体の自車両に対する相対速度を算出して、
相対速度が正であれば、かかる物体が接近中であると判
定することができる。
【0004】このような判定結果に基づいて、自車両の
ドライバに、後方から物体(通常は、自動車)が接近中
である旨を、警報ランプや警報ブザーをはじめとした視
覚的表示や音声的表示により知らせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な波動を用いた後方センサにより後方物体を検出する場
合、一般に一つの物体に対して複数個の検出点(波動反
射点)からの情報が取得されるが、後方センサがこれら
の検出点から取得する情報はあくまでもその検出点の位
置情報のみであり、これらの複数の検出点が果して同一
物体に属するものか否かは得られる情報からは不明であ
る。したがって、後方に存在する物体の形状や個数を認
識するには、得られた複数の検出点が同一物体に属する
か否かを別途判断し、属する物体毎にグループ設定する
必要がある。
【0006】検出点が同一物体に属するか否かを判定す
る方法としては、各検出点間の連続性、すなわち、各検
出点が連続データとして取得され、かつ検出点間の距離
が一定距離内に収まっていることに基づいて判断するこ
とが考えられる。例えば、図8(a)に示すように、自
車両1の後方に後続車両31とガードレール32が存在
している場合において、後方センサ30を右側方から左
側方へ180度回転してデータ採取を行ない、検出点p
i 〜pi+6 ,pj 〜pj+3 が取得されたとする。この場
合、検出点pi 〜pi+6 及び検出点pj 〜pj+3 は連続
したデータであり、かつ検出点間の距離も一定範囲内で
あるので、同一物体に属する検出点であると判断でき
る。そこで、図8(b)に示すように、検出点pi 〜p
i+6 ,検出点pj 〜pj+3 についてそれぞれ符号G1
2 で示すようにグループ設定することにより、それぞ
れガードレール32,後続車両31が認識される。
【0007】ところが、同一物体における検出点が必ず
しも連続データとして取得されるとは限らない。例え
ば、図9(a)に示すように、トレーラー33ではトラ
クタ部とトレーラー部との間で連続性が断たれ、検出点
k 〜pk+3 ,検出点pl 〜p l+2 が取得される場合が
ある。また、植え込み34のような複雑な形状をした物
体に対しても、形状により連続性が断たれ、検出点pp
〜pp+2 ,検出点pq 〜pq+2 ,検出点pr 〜pr+2
して断続的に検出点が取得される場合がある。
【0008】このような場合、連続性に基づいて検出点
のグループ設定を行なうと、図9(b)に示すように、
トレーラー33はグループG11とG12との2つの物体と
して認識され、植え込み34はグループG21とG22とG
23との3つの物体として認識されてしまう。また、上述
のように物体の形状の影響で検出点の連続性が断たれる
場合のみならず、後方センサの検出能力や検出誤差によ
っても検出点の連続性が断たれ、別物体と認識してしま
う可能性もある。
【0009】このように、同一物体であるにも関わらず
別物体として認識してしまうと、どの物体が接近してい
るのか、接近物体がいくつ存在しているのか正確な判定
を行なうことができない。また、検出点の連続性が断た
れている場合でも、検出点間がある判定距離以下であれ
ば連続しているものとみなして同一物体と判断すること
も考えられるが、判定距離を長く設定しすぎると異なる
物体を同一物体と判断してしまう虞があり、逆に短く設
定しすぎると同一物体であるにも関わらず異なる物体と
判断する可能性が高くなってしまう。
【0010】なお、特開平9−91595号公報には、
レーザレーダ,ラインセンサ,後方カメラ等の複数種類
の後方センサをそなえ、各センサで検出された位置情報
を相互に補填しあう技術が開示されている。この技術に
よれば、一部のセンサにおいて検出能力等によりデータ
の連続性が断たれた場合でも、他のセンサのデータによ
り補填することができ、全体では連続したデータの検出
が可能となる。
【0011】しかしながら、図9に示す場合のように物
体の形状に起因して検出データの連続性が断たれるよう
な場合は、複数種類の後方センサをそなえたとしても補
填できるとは限らない。また、この技術では、複数種類
の後方センサをそなえる必要があるためコストが増大
し、制御も複雑になってしまう虞もある。本発明は、上
述の課題に鑑み創案されたもので、後方センサで得られ
た検出点(波動反射点)の連続性に関わらず検出点が同
一物体のものか否か正確に判定できるようにした、車両
用後方モニタシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の車両
用後方モニタシステムでは、後方センサにより、自車両
後方から異なる領域へ向けて複数の検出用波動を出力し
て各検出用波動に対して応答する反射波をとらえること
により自車両後方の波動反射点位置を検出し、検出され
た波動反射点位置情報の連続性に基づいて物体識別手段
により自車両後方の物体を識別する。そして、判定手段
により、物体識別手段により識別された物体の自車両に
対する相対速度を算出して、算出した相対速度に基づい
て物体が接近物体か否かを判定する。
【0013】このとき、波動反射点位置情報から識別さ
れた物体が複数ある場合は、同定判定手段により、2つ
の物体間の距離を自車両の車速に一定時間を乗じて得ら
れる距離と比較し、自車両の車速に一定時間を乗じて得
られる距離以下の場合は2つの物体は同一物体であると
判定する。そして、同定判定手段が2つの物体を同一物
体と判定した場合は、物体識別手段において、この2つ
の物体を1つの物体として再認識する。
【0014】これにより、同一物体であるにも関わらず
別物体と識別されることが防止され、物体の形状,大き
さのより正確な認識が可能となる。特に、上記一定時間
を、同一車線上を走行している自動車等の移動物体の通
常走行時における最小車間時間とすれば、自車両の車速
を乗じて得られる距離は通常想定される最小車間距離に
相当する。これにより、同一車線上を走行している2台
の移動物体を同一物体と認識してしまうことも防止され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図7は本発明の一実
施形態としての車両用後方モニタシステムを示すもので
ある。本車両用後方モニタシステムは、図2に示すよう
に、車両(自動車)1の所定の位置(例えばトランクリ
ッドの上部)に自車両後方に存在する物体を検出する後
方センサとしてのレーザレーダ2をそなえている。レー
ザレーダ2は、所定の周期T(例えば、100msec/回
転)内で回転し、所定の回転角θ毎にデータ、すなわ
ち、レーザレーダ2の発信部から発信されたレーザ光が
物体で反射され受信部に戻るまでの応答時間(波動反射
点位置情報)tを取得するようになっている。ここで
は、レーザレーダ2は、車両右側面から左側面に向かっ
て180度右回転し、0度から180度までの各回転角
毎にデータを取得するものとする。例えば、θ=1度な
らば、0度,1度,2度・・・180度と、1周期にお
いて181個のデータを取得することになる。
【0016】レーザレーダ2で取得された検出データ
は、車両1内部の制御ECU10に入力されるようにな
っている。また、車両1内部のインパネには、警報ラン
プ11,警報ブザー12がそなえられており、制御EC
U10の出力に応じて点灯したり警報音を発したりする
ようになっている。制御ECU10の構成について説明
すると、制御ECU10は、図1に示すように、レーザ
レーダ通信部3,レーザレーダ制御部4,データ変換部
5,物体認識選定部(物体識別手段)6,物体速度算出
部7,警報判定部8,出力処理部9から構成されてい
る。また、物体速度算出部7及び警報判定部8から判定
手段が構成される。
【0017】レーザレーダ通信部3は、制御ECU10
がレーザレーダ2との通信を行なう際のインタフェース
であり、レーザレーダ制御部4は、レーザレーダ2のス
キャン周期やタイミングを制御する機能を有しており、
レーザレーダ2が上述の所定周期T,所定回転角度θ毎
にデータ取得するようにレーザレーダ通信部4を介して
制御するようになっている。
【0018】レーザレーダ2で取得された検出データ
は、レーザレーダ通信部4を介してデータ変換部5に入
力されるようになっている。データ変換部5では、レー
ザレーダ2で取得された検出データ、すなわち、応答時
間tにより自車両と検出点との距離を算出する。そし
て、算出した距離と回転角度に基づき自車両に対する相
対位置を算出し、XY座標で表されるマップ(XYマッ
プ)上に検出点の位置をプロットしていくようになって
いる。このXYマップは、進行方向と逆方向をX軸方向
とし、自車両1の右側をY軸方向としている。
【0019】物体認識選定部6は、データ変換部5でX
Yマップ上に表された複数の検出点が同一物体に属する
ものか否か判定することにより、自車両後方に存在する
物体を認識して相対速度算出の処理対象を選定するよう
になっている。ここで、図3(a)に示すような形でX
Yマップ上に複数の検出点pn 〜pn+ 2 ,pm 〜pm+4
が存在する場合を例にとり、如何にしてこれらの検出点
の同一性を判定して処理対象を選定するかを説明する。
【0020】まず、物体認識選定部6は、その機能要素
であるグループ設定部6AによりXYマップ上の検出点
のグループ設定を行なう。このグループ設定部6Aによ
るグループ設定は、XYマップ上にプロットされた複数
の検出点の中で所定距離内で連続する検出点群、すなわ
ち、各検出点が連続データとして取得され、かつ検出点
間の距離が一定距離内に収まっている検出点群が存在す
る場合、それらは同一グループに属する、即ち、同一物
体であるとみなしてグルーピングすることにより行な
う。ここでは、図3(b)に示すように、連続する検出
点pn 〜pn+2 ,検出点pm 〜pm+4 がそれぞれ同一グ
ループG1 ,G2 に属するもの、即ち、同一物体とみな
してグルーピングされる。
【0021】XYマップ上の全検出点pn 〜pn+2 ,p
m 〜pm+4 についてグループ設定が完了すると、物体認
識選定部6は、さらに、その機能要素である形状特定部
6Bによりグループ設定された検出点グループG1 ,G
2 に該当する物体の形状をそれぞれ特定するようになっ
ている。そして、同一物体判定部(同定判定手段)6C
により、形状特定部6Bで特定された形状に基づく検出
点グループG1 ,G2の位置関係から検出点グループG
1 ,G2 が同一物体に属するものか否か判定し、同一物
体に属する場合は再設定部6Dにより検出点pn 〜p
n+2 ,検出点pm〜pm+4 全体を含む検出点グループG
3 を再設定するようになっている。
【0022】詳述すると、まず、形状特定部6Bでは、
図3(c)に示すように、各検出点グループG1 ,G2
についてグループに属する検出点pn 〜pn+2 又は検出
点p m 〜pm+4 が全て内包される最小のウインドウ
1 ,S2 を設定し、検出点グループG1 ,G2 に該当
する物体の形状を特定するようになっている。ここで
は、XYマップ上には検出点グループG1 ,G2 のみ存
在するが、他にも検出点グループが存在する場合にはそ
れらについてもウインドウを設定する。
【0023】ところで、自動車やトラック等の移動物体
が並んで走行している場合、通常はある程度の車間距離
が保たれている。したがって、各検出点グループG1
2がそれぞれ別物体に該当する場合は、XYマップ上
におけるウインドウS1 ,S 2 の位置もX軸方向にはあ
る程度の距離が保たれているものと考えられる。逆に言
えば、ウインドウS1 ,S2 のX軸方向の距離があまり
にも短い場合は、各検出点グループG1 ,G2 は別物体
ではなく、同一物体に属するものである可能性が高い。
そこで、各検出点グループG1 ,G2 が別物体か同一物
体かを判定する手段として、ウインドウS1 ,S2 間の
距離と或る基準車間距離とを比較することが考えられ
る。
【0024】ところが、車間距離Lは、車速vに対応し
て変化するのが一般的であるため、基準車間距離を固定
した指標とすることはできない。そこで、グループ
1 ,G 2 が別物体か同一物体か判断するのに、車間時
間(=車間距離L/車速v)という指標を用いることが
考えられる。つまり、車間距離Lは、最もシンプルに
は、車速vに比例する(L=C・v,C:比例定数)も
のと考えられるので、この比例定数Cを車間時間として
設定することにより、車速vに無関係な固定した指標に
よりグループG1 ,G2 が別物体か同一物体か判断する
ことができるのである。逆に言えば、検出点グループG
1 ,G2 が別物体か同一物体かの判断基準となるウイン
ドウS1 ,S2 間の距離として、車間時間に基づく距
離、すなわち、車両がある速度で走行している場合に所
定の車間時間を確保するのに必要な距離を選定すること
ができる。
【0025】そこで、同一物体判定部6Cでは、まず、
検出点グループG1 ,G2 の相対的位置関係、すなわ
ち、X軸方向におけるウインドウS1 ,S2 間の距離d
とY軸方向におけるウインドウS1 ,S2 の横ずれ量k
を算出するようになっている。そして、距離dが自車両
1の車速vと一定時間(車間時間)t0 とであらわされ
る距離v×t0 以下であって、かつ、横ずれ量kが所定
値k0 以下のときは、検出点グループG1 ,G2 は共に
同一物体に属するものと判定する。ここで、Y軸方向の
横ずれ量kを判定基準に用いたのは、例えば、各検出点
グループG1 ,G 2 に該当する物体が異なる車線上を走
行している場合は、X軸方向の距離dが距離v×t0
下となる場合もあるからである。したがって、所定値k
0 は、各検出点グループG1 ,G2 に該当する物体が同
一車線上にないと判断できる値、例えば、車両幅程度に
設定する。なお、自車両1の車速vは、ABSに用いら
れる車輪速センサ13(図2に示す)の出力に基づいて
算出する。
【0026】同一物体判定部6Cが検出点グループ
1 ,G2 を同一物体に属するものと判定した場合、再
設定部6Dは、図3(d)に示すように、検出点グルー
プG1 ,G2 のグルーピングを一旦解除し、新たに検出
点pn 〜pn+2 ,pm 〜pm+4 についてグルーピングを
行ない検出点グループG3 を設定するようになってい
る。また、再設定した検出点グループG3 についてウイ
ンドウをS3 を設定し、検出点グループG3 に該当する
物体の形状を特定するようになっている。
【0027】そして、検出点グループG1 ,G2 の同一
性が判定され、検出点グループG3として再設定される
と、さらに、検出点グループG3 と他の検出点グループ
とについても同一物体に属するものか否か判定を行な
い、XYマップ上の全ての検出点について検出点グルー
プ間の相対的位置関係から検出点グループの再設定を行
なう。
【0028】XYマップ上の全ての検出点について検出
点グループの再設定が完了すると、物体識別選定手段6
は、再設定した検出点グループを次の相対速度算出処理
における処理対象として選定するようになっている。こ
こでは、XYマップ上には検出点pn 〜pn+2 ,pm
m+4 のみ存在するため、検出点グループG3 のみが処
理対象として選定される。
【0029】相対速度算出部7では、物体認識選定部6
で選定された処理対象に関し、以下のようにして相対速
度を算出するようになっている。まず、相対速度算出部
7では、選定された処理対象が自車両後方の警報エリア
に存在しているか否かを判定する。この警報エリアは、
後方の移動物体が自車両に接近しているときに自車両が
車線変更等する場合に注意すべき範囲を意味しており、
XYマップ上において予め一定範囲が設定されている。
処理対象である検出点グループに属する検出点の一部が
警報エリア内に位置している場合は、その検出点グルー
プは警報エリアに進入していると判定する。そして、警
報エリア内に進入した各検出点グループについて、自車
両に対する相対速度を算出する。
【0030】相対速度はXYマップ上における検出点グ
ループの移動量に基づき算出する。つまり、XYマップ
の検出点pの位置はレーザレーダ2のスキャン周期T毎
に更新されるので、前回周期における検出点グループの
位置と今回周期における検出点グループの位置とを比較
し、周期Tの間における検出点グループの移動量を求め
て相対速度とするのである。
【0031】図3(d)の場合では、検出点pn 〜p
n+2 ,pm 〜pm+4 の何れかが警報エリア内に位置して
いる場合、検出点グループG3 が警報エリアに進入して
ると判定し、各周期T毎にXYマップ上での検出点グル
ープG3 の移動量を求めて相対速度を算出する。警報判
定手段8では、相対速度算出部7で算出された警報エリ
ア内に存在する検出点グループの相対速度の相対速度の
大きさに基づき、警報を発するか否かの判定を行なうよ
うになっている。つまり、相対速度が0よりも大きい場
合は、検出点グループに相当する移動物体が自車両に接
近していると判定し、相対速度が0以下の場合は、検出
点グループに相当する移動物体は自車両と並走している
か又は遠ざかっているものと判定する。そして、自車両
に接近していると判定した場合には出力処理部9に警報
信号を出力するようになっている。
【0032】出力処理部9では、警報判定手段8からの
警報信号が入力されると、警報ブザー12から警報音を
発生させるとともにインパネ内にそなえられた警報ラン
プ11を点灯させるようになっている。警報ブザー12
は最初の数秒間のみ警報音を発生させ、その後は警報ラ
ンプ11のみが点灯するようになっている。また、図4
に示すように、警報ランプ11には、自車両の左右どち
ら側から移動物体が接近しているか把握できるように、
自車両を示す図柄15の左右それぞれにLEDランプ1
1L,11Rが配設されている。なお、移動物体の接近
方向は、XYマップ上における移動物体に該当する検出
点グループのY座標値を参照して判断するようになって
いる。
【0033】図3(d)の場合では、検出点グループG
3 に該当する物体が警報エリア内で自車両1に接近する
と、警報ブザー12が警報音を発するとともに右側のL
EDランプ11Rが点灯し、ドライバに右後方から移動
物体が接近していることを知らせるようになっている。
本発明の一実施形態としての車両用後方モニタシステム
は上述のように構成されているので、例えば、図5,図
6,図7に示すような制御フローにて自車両後方より接
近する移動物体を検出する。
【0034】まず、図5に示すように、制御を開始する
にあたってXYマップ上の検出点pの位置等の全てのデ
ータを初期化する(ステップS100)。この処理は初
回のみ行なわれ、以降はステップS200〜S600の
処理が繰り返されることになる。ステップS200は、
ステップS300以降の制御を一定周期T(ここでは1
00msec)で行なうためのものであり、図示しないタイ
マをカウントし、タイマ値が100msecになったときに
ステップS300の処理へ移行する。また、タイマ値は
100msecをカウントすると同時にクリアされ、再び1
00msecまでのカウントが開始される。
【0035】ステップS200において一定周期(10
0msec)Tが経過すると、レーザレーダ制御部4はレー
ザレーダ2を0度から180度まで回転させ、所定回転
角度θ毎に後方に存在する物体に関するデータを取得す
る(ステップS300)。そして、レーザレーダ2で取
得した検出データに基づき、後方に存在する物体に関し
て警報を発するか否かを判定する(ステップS40
0)。
【0036】この判定においては、図6に示すように、
まず、データ変換部5において、レーザレーダ2で取得
された各検出データ(応答時間)tから求められる自車
両と検出点との距離とレーザレーダ2の回転角度θとに
基づき検出点の自車両に対する相対位置を算出し、XY
マップ上に検出点の位置をプロットする(ステップS4
10)。
【0037】そして、物体認識選定部6では、データ変
換部5でXYマップ上に表された複数の検出点が同一物
体に属するものか否か判定する(ステップS420)。
この物体認識選定部6における判定処理の流れは図7に
示すようになり、まず、グループ設定部6Aでは、XY
マップ上にプロットされた複数の検出点の中で連続する
検出点が存在する場合、それらは同一グループに属する
とみなしてグルーピングする。そして、XYマップ上の
全検出点についてグループ設定が完了すると、形状特定
部6Bでは、各検出点グループについてグループに属す
る検出点が全て内包される最小のウインドウを設定し、
検出点グループに該当する物体の形状を特定する(以
上、ステップS421)。
【0038】全検出点についてグループ設定が完了して
ウインドウが設定されると、同一物体判定部6Cでは、
各検出点グループの相対的位置関係を算出する。まず、
同一物体判定部6Cは、XYマップ上の1つの検出点グ
ループを選択し、この検出点グループのウインドウと他
の検出点グループのウインドウとのY方向の横ずれ量k
を算出する。そして、算出した横ずれ量kが所定値k0
よりも小さいか否か判定する(ステップS422)。こ
こで、横ずれ量kが所定値k0 以上の場合、2つの検出
点グループは別物体であると判定する(ステップS42
8)。
【0039】一方、横ずれ量kが所定値k0 よりも小さ
い場合、さらに、ウインドウ間のX軸方向の距離dを算
出するとともに(ステップS423)、車輪速センサ1
3の出力に基づいて自車両1の車速vを算出し(ステッ
プS424)、ウインドウ間の距離dと、自車両1の車
速vと一定時間t0 とであらわされる距離v×t0 とを
比較する(ステップS425)。
【0040】距離dが距離v×t0 よりも大きい場合
は、2つの検出点グループは別物体であると判定する
(ステップS428)。一方、距離dが距離v×t0
下の場合、2つの検出点グループは同一物体に属するも
のと判定し、さらに、再設定手段6Dにより、同一物体
に属すると判定された2つの検出点グループについて、
各検出点グループのグルーピングを一旦解除し、2つの
検出点グループに属する全検出点について新たにグルー
ピングを行ない検出点グループの再設定を行なう(ステ
ップS426)。
【0041】こうして、XYマップ上の全検出点グルー
プについて同一性の判断と再設定が行なわれるまでステ
ップS422からステップS426までの処理を繰り返
す(ステップS427)。このように全検出点グループ
についての同一性判断と再設定とが完了すると、物体認
識選定手段6では、再設定された検出点グループを相対
速度算出の処理対象として選定する(以上、ステップS
420) 処理対象が選定されると、相対速度算出部7では、ま
ず、処理対象である検出点グループに属する検出点が警
報エリア内に位置しているか否かを判定する(ステップ
S430)。そして、警報エリア内に進入した各検出点
グループについては、前回周期における検出点グループ
の位置と今回周期における検出点グループの位置とを比
較し、周期Tの間における検出点グループの移動量を求
めることで自車両に対する相対速度を算出する(ステッ
プS440)。
【0042】警報判定部8では、算出された相対速度が
0より大きい場合は、検出点グループに相当する移動物
体が自車両に接近しているとものとして警報を発するよ
う判定する(ステップS450)。警報を発すると判定
した場合は、インパネ内にそなえられた警報ランプ11
を点灯させ(ステップS500)、同時に警報ブザー1
2から警報音を発生させる(ステップS600)。
【0043】このように、本車両用後方モニタシステム
によれば、検出点グループの相対的位置関係、つまり、
XYマップ上において各検出点グループに設定したウイ
ンドウ間の距離dに基づいて2つの検出点グループが同
一物体に属するか否か判定するようになっているので、
レーザレーダ2の検出能力や検出誤差により、また、被
検出物体の形状等により同一物体上における検出データ
の連続性が断たれ、同一物体について複数の検出点グル
ープが得られた場合でも、それらを別々の物体と認識す
ることがない。このため、物体の形状,大きさを正確に
認識することができ、後方から接近してくる移動物体の
認識性が向上するという利点がある。
【0044】特に、本車両用後方モニタシステムでは、
各検出点グループが別物体か同一物体かの判断基準とな
るウインドウ間の距離dに対し、自車両1の車速vと一
定時間(車間時間)t0 とであらわされる距離v×t0
を基準距離に設定しており、この基準距離v×t0 は、
同一車線上を走行している乗車等の移動物体の通常走行
における最小車間距離に相当するので、異なる物体を同
一物体と認識してしまうことも有効に防止することがで
きるという利点がある。
【0045】また、各検出点グループに該当する物体が
異車線上を走行しているような場合は、ウインドウ間の
距離dが基準距離v×t0 以下になる場合があるが、本
車両用後方モニタシステムでは、ウインドウ間のY方向
の横ずれ量kも判定基準に用いているので、異車線上を
走行している異なる物体を同一物体と認識してしまうこ
とも有効に防止することができる利点もある。
【0046】さらに、本車両用後方モニタシステムで
は、レーザレーダ2の検出誤差に基づく誤判定の可能性
が低減されるので、複数の後方センサをそなえて検出精
度を向上させるまでもなく、低コストで正確な判定が可
能になるという利点もある。なお、本発明は上述した実
施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができることは
言うまでもない。例えば、本実施形態では、基準距離の
算定に自車両の車速vを用いているが、自車両の車速v
とXYマップ上における物体の相対速度とから物体の絶
対速度を算出し、算出した物体の絶対速度を基準距離の
算定に用いてもよい。
【0047】また、後方センサとしては、検出用波動を
出力してこの検出用波動に対して応答する反射波をとら
えることで、自車両後方の波動反射点位置を検出しうる
ものであればよく、本実施形態のようなレーザレーダに
限定されず、超音波センサ等種々の検出手段を用いるこ
とができる。さらに、静止物体を相対速度の算出対象か
ら除外する他に、接近物体の判定対象から除外するよう
に構成してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両用後
方モニタシステムによれば、波動反射点位置情報の連続
性に基づき別々の物体として認識された2つの物体間の
距離が自車両の車速に一定時間を乗じて得られる距離内
であれば、2つの物体は同一物体であると判定し、一つ
の物体として再認識するようになっているので、後方セ
ンサの検出能力や検出誤差により、また、被検出物体の
形状等により同一物体上における検出点の連続性が断た
れた場合でも、別々の物体と認識することなく同一物体
として認識することができる。このため、物体の形状,
大きさを正確に認識することができ、後方から接近して
くる移動物体の認識性が向上するという利点がある。
【0049】さらに、同定判定手段における2つの物体
が別物体か同一物体かの判定基準として、自車両の車速
に一定時間を乗じて得られる距離を基準距離としている
が、一定時間を特に車間時間の最小値とすることで、こ
の基準距離は同一車線上を走行している自動車等の移動
物体の通常走行時における最小車間距離に相当するよう
になるので、これにより異なる物体を同一物体と認識し
てしまうことも有効に防止することができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての車両用後方モニタ
システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態としての車両用後方モニタ
システムの車両上における配置例と後方センサのスキャ
ン範囲を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態としての車両用後方モニタ
システムにかかる後方物体の認識処理について説明する
ための説明図であり、(a)〜(d)の順で認識処理が
行なわれる。
【図4】本発明の一実施形態としての車両用後方モニタ
システムにかかる警報ランプの配置例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態としての車両用後方モニタ
システムの接近物体検出処理の全体の流れを説明するた
めのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態としての車両用後方モニタ
システムの接近物体か否かの判定処理の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態としての車両用後方モニタ
システムの同一物体か否かの判定処理の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図8】本発明の課題について説明するための後方物体
の認識処理の説明図であり、(a),(b)の順で認識
処理が行なわれる。
【図9】本発明の課題について説明するための後方物体
の認識処理の説明図であり、(a),(b)の順で認識
処理が行なわれる。
【符号の説明】
2 レーザレーダ(後方センサ) 6 物体認識選定部(物体識別手段) 6A グループ設定部 6B 形状特定部 6C 同一物体判定部(同定判定手段) 6D 再設定部 7 判定手段を構成する相対速度算出部 8 判定手段を構成する警報判定部 10 ECU 11 警報ランプ 12 警報ブザー 13 車輪速センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両後方から異なる領域へ向けて複数
    の検出用波動を出力して各検出用波動に対して応答する
    反射波をとらえることにより自車両後方の波動反射点位
    置を検出する後方センサと、 該後方センサで検出された波動反射点位置情報の連続性
    に基づいて該自車両後方の物体を識別する物体識別手段
    と、 該物体識別手段で識別された物体の該自車両に対する相
    対速度を算出して、該相対速度に基づいて該物体が接近
    物体か否かを判定する判定手段とをそなえ、 該物体識別手段に、該波動反射点位置情報から識別され
    た物体が複数ある場合、2つの物体間の距離が該自車両
    の車速に一定時間を乗じて得られる距離内であれば該2
    つの物体は同一物体であると判定する同定判定手段が設
    けられ、 該物体識別手段は、該同定判定手段が該2つの物体を同
    一物体と判定した場合は該2つの物体を1つの物体とし
    て再認識することを特徴とする、車両用後方モニタシス
    テム。
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