JPH11336570A - 補助ブレーキ装置 - Google Patents

補助ブレーキ装置

Info

Publication number
JPH11336570A
JPH11336570A JP14731298A JP14731298A JPH11336570A JP H11336570 A JPH11336570 A JP H11336570A JP 14731298 A JP14731298 A JP 14731298A JP 14731298 A JP14731298 A JP 14731298A JP H11336570 A JPH11336570 A JP H11336570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake device
valve
exhaust
engine
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14731298A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Iijima
寿男 飯島
Yukinori Kawamoto
幸徳 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd filed Critical Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
Priority to JP14731298A priority Critical patent/JPH11336570A/ja
Publication of JPH11336570A publication Critical patent/JPH11336570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にエンジンの低回転域で高いブレーキ力を
得る。 【解決手段】 本発明は、常開式圧縮エンジンブレーキ
装置81と排気ブレーキ装置82とを備えてなる補助ブ
レーキ装置であって、エンジン回転数が設定回転数以上
のときは両装置81,82を作動させ、エンジン回転数
が上記設定回転数未満のときは、上記排気ブレーキ装置
82を作動させ上記常開式圧縮エンジンブレーキ装置8
1を非作動とする制御手段92を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にトラック等の
大型車両に適用される補助ブレーキ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の補助ブレーキ装置として常開式圧
縮エンジンブレーキ装置なるものが知られている。これ
はエンジンブレーキ時の圧縮・膨張行程中常に排気弁又
は専用弁を微小リフトさせ、これにより圧縮圧を解放
し、ブレーキ力を増大させるというものである。なお、
圧縮エンジンブレーキ装置には同期式なるものがある
が、これに比べ常開式は制御が簡単でコストが安いとい
うメリットがある。
【0003】また、従来の補助ブレーキ装置として排気
ブレーキ装置なるものも知られている。これはエンジン
の排気通路に絞り弁を設け、この絞り弁を閉じることに
より排気行程の圧力を増加し、発生する負の仕事をブレ
ーキ力として利用するものである。
【0004】一方、これらを併用するとブレーキ力をさ
らに増大できることも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2は各装置によるブ
レーキ力を比較するためのブレーキ特性線図である。横
軸にはエンジン回転数、縦軸には摩擦平均有効圧がとっ
てある。なお、常開式圧縮エンジンブレーキ装置により
得られる摩擦平均有効圧は「圧縮ブレーキ」と、排気ブ
レーキ装置により得られる摩擦平均有効圧は「排気ブレ
ーキ」と、両者の併用により得られる摩擦平均有効圧は
「併用」と表示してある。排気ブレーキ曲線と併用曲線
は破線で示されたものもあるが、ここではとりあえず無
視する。「機械損失」とあるのはエンジンの機械損失で
ある。これから分かるように、併用の場合は、いずれか
一方の単独の場合、特に排気ブレーキ単独の場合より殆
どの回転域で大きなブレーキ力が得られる。
【0006】しかし、図によれば、排気ブレーキ曲線と
併用ブレーキ曲線とが所定の回転数N1 で交差してい
る。これにより、その回転数N1 未満のときは併用の方
がブレーキ力が劣る。従って、全回転域で両者を併用す
るのは必ずしも得策でない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、常開式圧縮エ
ンジンブレーキ装置と排気ブレーキ装置とを備えてなる
補助ブレーキ装置であって、エンジン回転数が設定回転
数以上のときは両装置を作動させ、エンジン回転数が上
記設定回転数未満のときは、上記排気ブレーキ装置を作
動させ上記常開式圧縮エンジンブレーキ装置を非作動と
する制御手段を設けたものである。
【0008】これによれば、上記設定回転数未満のとき
常開式圧縮エンジンブレーキ装置を非作動として排気ブ
レーキを単独で作動させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0010】図1は本発明に係る補助ブレーキ装置を示
す構成図である。本装置は多気筒ディーゼルエンジン8
3に適用され、常開式圧縮エンジンブレーキ装置81と
排気ブレーキ装置82とを備えて主に構成される。以下
これらを順に説明する。
【0011】常開式圧縮エンジンブレーキ装置81はブ
レーキユニット1と作動切替弁2とから主に構成され
る。ブレーキユニット1は図5及び図6に、作動切替弁
2は図7及び図8に詳しく示してある。これらブレーキ
ユニット1と作動切替弁2とは油圧配管で接続され、さ
らに作動切替弁2は図示しない油圧源に接続されて、こ
れから送られてきた高油圧をブレーキユニット1に選択
的に供給する。図5及び図7はエンジンブレーキが要求
された場合の作動時の状態を示し、図6及び図8は通常
の非作動時の状態を示す。ブレーキユニット1はエンジ
ンの各気筒に対し一つずつ設けられ、作動切替弁2はこ
れらブレーキユニット1に一括して油圧供給を行う。な
お油圧源にはギャラリのエンジンオイルを利用する。
【0012】図5及び図9に示すように、ブレーキユニ
ット1は解放ピストン3を有し、解放ピストン3の下方
にはプッシュロッド4とエンジンの排気弁5とが同軸配
置されている。そして解放ピストン3が油圧を受けて下
方に押されると、プッシュロッド4を介して排気弁5が
下方に押動され、バルブシート6に対し僅かにリフトさ
れるようになっている。逆に解放ピストン3が油圧排出
により上昇すれば、排気弁5がバルブスプリング7に付
勢されて図9の仮想線の如くバルブシート6に着座し、
排気ポートを閉じるようになる。
【0013】このように排気弁5は解放ピストン3に連
動するが、その一方で正規のバルブタイミングで開閉す
る必要もあるため次のような構造が採られる。即ち、プ
ッシュロッド4はスリーブ8に摺動自在に挿通され、ス
リーブ8はバルブブリッジ9に螺合された後、ナット1
0で固定されている。バルブブリッジ9がロッカーアー
ムを介してカムで駆動されるため、結局スリーブ8がそ
の下降時のみプッシュロッド4の下端の傘部11を押
し、排気弁5を下降させることとなる。そしてこの際の
下降量ないしリフト量は解放ピストン3によるものより
かなり大きく、従って排気弁5はカムによる下降が優先
され、解放ピストン3の動作とは無関係に正規の量でリ
フトされることになる。なおこのときには解放ピストン
3とプッシュロッド4とが離れる。そしてバルブブリッ
ジ9の上昇時にのみ、解放ピストン3の下降に基づく微
小リフトが可能となる。なお、バルブブリッジ9は二つ
の排気弁5を同時動作させるためのものである(図1参
照)。
【0014】図5に示すように、ブレーキユニット1の
ハウジング12内部には、解放ピストン3を摺動自在に
収容する上下方向に沿ったシリンダ穴13が区画形成さ
れている。シリンダ穴13には、解放ピストン3を上方
に付勢するリターンスプリング14が装入され、さらに
環状のスプリング受15が装入され、ストッパリング1
6で位置が固定される。解放ピストン3は断面略T字状
に形成され、大径の摺動部17から小径の軸状部18が
下方に一体に延出されて構成されている。軸状部18が
プッシュロッド4の上端面に当接してこれを押動する。
【0015】特に解放ピストン3には、その上部の油圧
室19からオイルをリークさせるためのリーク穴20
(リーク通路)が設けられている。リーク穴20は、解
放ピストン3の軸心に沿って延びる縦穴21と、縦穴2
1の下端から径方向外側に延びる横穴22とで連続して
なり、縦穴21の上端は油圧室19に開口し、横穴22
の左右端はリーク側となる外部(シリンダヘッド内)に
開口されている。
【0016】シリンダ穴13の上端を区画する上端壁2
3にはメネジを有する貫通穴24が設けられ、これにス
トッパボルト25が所定位置まで螺合され、ナット26
によって位置が固定されている。ストッパボルト25は
その上端に工具差し込みのための穴部27を有し、下端
から所定距離上方にかけては中空穴28が形成されてい
る。中空穴28内には上方からリターンスプリング29
(スプリング)とチェックピン30(閉塞部材)とが配
設され、チェックピン30はリターンスプリング29に
付勢されて下方に押されるようになっている。そして中
空穴28の内側壁にはストップリング31(規制部材)
が係止され、このストップリング31がチェックピン3
0の下方への移動を規制する。ここでチェックピン30
は、リターンスプリング29を嵌合させる小径の嵌合部
32と、リターンスプリング29のための座面を形成す
ると同時にストップリング31への当接部ともなる鍔部
33と、鍔部33から下方に延び、解放ピストン3の上
端面に当接ないし押し付けられて、リーク穴20を塞ぎ
得る大径に形成された栓部34とから一体に形成され
る。
【0017】ここでチェックピン30とストップリング
31との間には隙間があるので、中空穴28内とシリン
ダ穴13内とは連通されることになり、これによって解
放ピストン3、シリンダ穴13内壁及び中空穴28内壁
で油圧室19が区画形成され、この油圧室19に制御油
圧が導入されることになる。シリンダ穴13の上端には
側方から制御穴35が連通され、この制御穴35に設け
られた油圧供給制御機構によって油圧の給排が制御され
る。
【0018】制御穴35はシリンダ穴13から側方に延
出して末端が外部に開口されている。そして制御穴35
はシリンダ穴13側に向かうにつれ段状に縮径され、そ
の内部にはシリンダ穴13側から順に制御スリーブ3
6、スペーサ37及びロックスクリュ38が設けられて
いる。制御スリーブ36及びスペーサ37は、ロックス
クリュ38の締め込みによってシリンダ穴13側に押し
付けられて固定されている。
【0019】制御スリーブ36は、シリンダ穴13側の
一端に、チェック弁39を構成するボール40、ボール
スプリング41及びボールリテーナ42を配置させてい
る。ボール40は、制御スリーブ36に形成されたオリ
フィス穴43をシリンダ穴13側から開閉するのに用い
る。ボールスプリング41はボール40をオリフィス穴
43に向けて付勢し、ボールリテーナ42は制御スリー
ブ36に係止されてボールスプリング41の受け材とし
て機能する。またボールリテーナ42は図示しないスリ
ットを通じてオイルの通過を許容する。
【0020】制御スリーブ36内の他端側には制御ピス
トン44が摺動自在に装入され、制御ピストン44はそ
の先端のピン部45で、ボール40をオリフィス穴43
から離すように押し、チェック弁39を開弁することが
できる(図6参照)。制御ピストン44はその基端の摺
動部46内にスプリング47を有し、スプリング47は
制御ピストン44をボール40側即ち開弁方向に付勢す
る。スペーサ37及びロックスクリュ38には空気穴4
8,49が設けられ、制御ピストン44の移動に伴う空
気の出入りが許容されている。
【0021】制御スリーブ36は、その内部の制御室5
0にオイルを導入すべく周方向に沿って複数の連通口3
6aを有し、制御穴35の内面にはそれら連通口36a
をすべて連通する周溝51が設けられている。さらにハ
ウジング12内部には、一端が周溝51に連通する油圧
通路52が設けられ、油圧通路52の他端は管継手部材
53の内部穴54に連通されている。管継手部材53は
油圧配管55(図7参照)を介して前述の作動切替弁2
に接続されている。つまりこの管継手部材53がブレー
キユニット1における油圧の出入口を形成している。
【0022】図7に示すように、作動切替弁2において
は、一方の管継手部材56aがブレーキユニット1に至
る油圧配管55に接続され、他方の管継手部材56bが
油圧源に至る油圧配管57に接続されている。つまり作
動切替弁2は入口側管継手部材56bから油圧源の油圧
を導入し、出口側管継手部材56aからブレーキユニッ
ト1にその油圧を選択的に供給するようになっている。
これら管継手部材56a,56bはバルブボディ58に
上下方向からそれぞれ取り付けられる。
【0023】バルブボディ58には制御ユニット59を
取り付けるための取付穴60が設けられ、取付穴60は
その右端にメネジ部60aを有して、制御ユニット59
のハウジング61を螺合させて取り付けている。ハウジ
ング61はその左側の制御スリーブ部62が取付穴59
に密着嵌合され、右側の露出部分にソレノイド63を収
容させている。制御スリーブ部62にはスプール64が
摺動自在に装入され、スプール64はスプリング65に
よりソレノイド63側に付勢されている。スプール64
のソレノイド63側にはソレノイド63に囲繞されたロ
ッド66が配設され、ロッド66はソレノイド63が励
磁されたとき図7の如く左側に移動してスプール64を
押す。
【0024】このときスプール64はスプリング65を
圧縮して停止し、制御スリーブ部62の油圧入口68と
油圧出口69とを縮径部70の外周側で連通する。こう
なると図7の如く、各管継手部材56a,56bの内部
穴71,72に連通する通路穴73,74同士が連通さ
れ、これによって油圧源の高油圧がブレーキユニット1
にそのまま送られるようになる。なお、油圧入口68と
油圧出口69とは、制御スリーブ部62に設けられた周
方向に沿う複数の貫通穴と、これら貫通穴を全て連通す
る周溝とからなる。
【0025】一方、ソレノイド63の励磁が停止する
と、ロッド66の押圧力がなくなるため図8の如くスプ
ール64がスプリング65に押されて右側に移動する。
こうなると縮径部70の外周側が油圧入口68にのみ連
通し、油圧出口69とは遮断されるようになる。そして
油圧出口69は入口側通路穴73に連通すると共に、ス
プール64が右側に外れることにより、制御スリーブ部
62の内部空間を介して端壁67に形成されたリーク穴
75に連通するようになる。そこでソレノイド63の励
磁が停止された場合は、矢示の如くブレーキユニット1
側からオイルが逆流されてリーク穴75を通じ外部に排
出されるようになる。なお、このときにも油圧源のオイ
ルポンプからは油圧が供給されているが、これはスプー
ル64の縮径部70の外周側で止まってしまうため、実
質的な油圧供給は完全に停止されることになる。
【0026】一方、図1に示すように、排気ブレーキ装
置82は、エンジン83の排気通路86特にその排気集
合部に設けられた絞り弁84と、絞り弁84を開閉する
アクチュエータ、ここではサーボ装置85とを備えて主
に構成される。
【0027】絞り弁84は、軸87に固定された弁体8
8と、弁体88を収容する収容壁89と、収容壁89に
形成され閉弁時に弁体を着座させる一対の段差部90
と、排気通路86外にて軸87に固定されるレバー91
とから構成される。よってレバー91がサーボ装置85
によって駆動されると、レバー91と一体に軸87及び
弁体88が回動され、絞り弁84が開閉される。なお実
線が閉、破線が開の状態である。
【0028】かかる絞り弁84は特に高気密度タイプの
ものが採用される。即ち、一般に排気ブレーキ装置では
閉弁時も排気の抜けを若干許容するようになっている
が、通常の絞り弁は、破線Aで示すように、弁体88の
360°の回転を許容するように収容壁89が形成され、
弁体88の外周に比較的大きな隙間ができている。しか
し、本実施形態では閉弁時に弁体88を段差部90に着
座させ、その隙間を従来より小さくしている。これによ
り排気の抜けが従来より制限され、この意味でかかる絞
り弁84は高気密度タイプといえる。
【0029】図1に示すように、常開式圧縮エンジンブ
レーキ装置81のソレノイド63と、排気ブレーキ装置
82のサーボ装置85とは、制御手段としての電子制御
ユニット(以下ECUという)92に電気的に接続さ
れ、ECU92から送られてくる制御信号に基づき制御
されるようになっている。なおECU92は周知の如
く、マイクロコンピュータを内蔵しており、入出力装
置、記憶装置及び中央演算処理装置(CPU)等から構
成される。ここでECU92はエンジン83の制御手段
も兼ねており、エンジン運転状態を示す各種信号を取り
込むようになっている。即ち、ECU92には、エンジ
ン回転数を検出するためのエンジン回転センサ93、エ
ンジン負荷を検出するためのアクセルセンサ(図示せ
ず)、エンジン温度を検出するための水温センサ(図示
せず)、油圧源のギャラリ圧を検出するためのギャラリ
圧センサ(図示せず)等が接続されている。
【0030】また、ECU92には車両の運転状態を示
す各種信号も送られてくる。即ちECU92には、摩擦
クラッチの断接状態を検出するためのクラッチセンサ9
4、車両(具体的には車輪)の減速加速度を検出するた
めの減速加速度センサ95、車両の積載荷重値を検出す
るためのロードセンサ96、クラッチペダルの踏む込み
の有無を検出するためのクラッチペダルスイッチ(図示
せず)等が接続されている。特に減速加速度センサ95
は減速方向が正で、減速加速度が大きいほど大きな電圧
を出力するようになっている。
【0031】さらにECU92には、車室内に設けられ
た各種スイッチが接続され、特に、補助ブレーキ装置8
1をON/OFFさせるための手動スイッチ97が接続されて
いる。よってECU92は、後述するように、手動スイ
ッチ97がONのときのみ補助ブレーキ装置81を作動さ
せる。
【0032】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0033】先ず、常開式圧縮エンジンブレーキ装置8
1の作用を説明する。ECU92がソレノイド63をON
すると、油圧源のギャラリ圧の高油圧が作動切替弁2を
通過してブレーキユニット1に供給される。図5に示す
ように、供給された油圧は制御室50内に至り、制御ピ
ストン44をスペーサ37に突き当たるまで後退(右側
に移動)させ、同時にボール40もボールスプリング4
1に抗じて前進(左側に移動)させる。これでチェック
弁39が開状態となり、オイルがオリフィス穴43を通
過して油圧室19に流入するようになる。こうなると油
圧室19の油圧が高まり、解放ピストン3が下降し、排
気弁5が微小リフトされるようになる。ここで解放ピス
トン3は、排気弁5の正規のバルブタイミングにおける
開弁中に下降されるので、排気弁5は着座直前でリフト
され、以降その状態を維持することとなる。
【0034】ところで、このとき、チェックピン30も
油圧及びリターンスプリング29で下方に押されるた
め、チェックピン30がリーク穴20を閉塞しつつ、解
放ピストン3に追従して下降するようになる。しかし、
チェックピン30の鍔部33がストップリング31に当
接した時点で、チェックピン30の下降が規制され、チ
ェックピン30は解放ピストン3に追従して下降できな
くなる。そこで油圧の高まりにより、解放ピストン3が
さらに下降しようとしても、その下降によりチェックピ
ン30との間に隙間ができ、この隙間からオイルがリー
ク穴20を通じてリークするため、これによって油圧が
減じられて解放ピストン3の下降が停止ないし制限され
ることとなる。
【0035】結局、解放ピストン3は、図5の如くチェ
ックピン30がストップリング31に当接する位置まで
しか下降されないこととなり、これによって解放ピスト
ン3の下降量及び排気弁5のリフト量が一定の所定量に
正確に保たれる。そしてリターンスプリング14の付勢
力とのバランスにより、油圧室19の圧力も一定の所定
値に保たれる。なお、この際油圧室19は高圧となる
が、この高圧がボール40に作用してオリフィス穴43
を塞ぐため、オイルの逆流は防止され、油圧室19の高
圧は確実に保持される。
【0036】一方、ECU92がソレノイド63をOFF
すると、作動切替弁2が図8の如く切り替えられる。こ
うなると作動切替弁2からオイルがリークされるため、
ブレーキユニット1においてもオイルの逆流即ち排出が
なされることになる。
【0037】このときは図6に示すように、先ず制御室
50内の圧力が下がるため、制御ピストン44がスプリ
ング47に押されて前進し、やがてはボール40を押し
てオリフィス穴43を開かせるようになる。こうなると
油圧室19からオイルが制御室50に排出され、これに
よって解放ピストン3がストッパボルト25に突き当た
るまで上昇する。このときもチェックピン30は、リー
ク穴20を閉塞しつつ解放ピストン3に追従して上昇す
る。これによって解放ピストン3がプッシュロッド4か
ら離れ、排気弁5に下降力を伝達しなくなり、排気弁5
はエンジンブレーキ力増加のための微小リフトを終了す
る。後は正規のバルブタイミングのみでカムリフトされ
る。
【0038】なお、この常開式圧縮エンジンブレーキ装
置81にあっては、油圧経路にエアが混入し、そのエア
が油圧室19に至った場合でも、チェックピン30によ
るリーク穴20の開弁作用により、混入エアをオイルと
ともに排出することができる。これによってエア混入防
止のための複雑な回路構成が不要となり、構成がシンプ
ルになると同時にコストも削減できる。特に解放ピスト
ン3の下降量ないし排気弁5のリフト量の調節は、スト
ッパボルト25の上方からの位置調節により容易且つ正
確に行える。
【0039】一方、排気ブレーキ装置82は、ECU9
2がサーボ装置85に通電を行ったときのみ絞り弁84
が閉じられて作動状態となり、ECU92がサーボ装置
85への通電を止めたとき、絞り弁84が開かれて非作
動状態となる。なお絞り弁84は全開か全閉のいずれか
一方である。
【0040】この排気ブレーキ装置82の作動・非作動
は、ECU92が図3に示す制御フローに従って以下の
ように決定する。
【0041】ECU92はまず、ステップ101で手動
スイッチ97がONか否かを判断し、ONならばステップ1
02に、OFF ならばステップ109に進む。ステップ1
02ではクラッチペダルスイッチ及びアクセルセンサの
出力に基づき、クラッチペダル又はアクセルペダルが踏
む込まれているか否かを判断する。踏み込まれていれば
ステップ109に、踏み込まれてなければステップ10
3に進む。ステップ103では、別の制御フローで算出
される目標燃料噴射量の値をピックアップし、ステップ
104でその目標燃料噴射量がゼロ、即ちフュエルカッ
ト中であるか否かを判断する。フュエルカット中ならス
テップ105に、そうでなければステップ109に進
む。なお、エンジン83には電子ガバナが搭載され、こ
の電子ガバナをECU92が目標燃料噴射量に従って制
御するようになっている。補助ブレーキが必要なときは
通常アクセルペダルが完全に戻され、フュエルカットが
実行されている。
【0042】ステップ105では、減速加速度センサ9
5及びロードセンサ96の出力に基づき、車両の現在の
減速加速度及び積載荷重値を読み込む。そしてステップ
106でロック限界減速加速度を計算する。これは積載
荷重値に基づく値で、補助ブレーキをかけても車輪がロ
ックしない上限値としての減速加速度である。次に、ス
テップ107で現在の減速加速度とロック限界減速加速
度とを比較し、現在の減速加速度がロック限界減速加速
度以下ならばステップ108に、ロック限界減速加速度
を越えていればステップ109に進む。
【0043】ステップ108では排気ブレーキ装置82
を作動状態とする。具体的には排気ブレーキ装置82の
サーボ装置85に通電し、絞り弁84を閉じる。これに
より排気ブレーキがかかり、ブレーキ力が増大される。
一方ステップ109では排気ブレーキ装置82を非作動
状態とする。これにより排気ブレーキはかからない。
【0044】次に、常開式圧縮エンジンブレーキ装置8
1の作動・非作動の決定方法を説明する。
【0045】図4に示すように、ECU92はまず、ス
テップ201で手動スイッチ97がONか否かを判断し、
ONならばステップ202に、OFF ならばステップ209
に進む。ステップ202ではクラッチペダルスイッチ及
びアクセルセンサの出力に基づき、クラッチペダル又は
アクセルペダルが踏み込まれているか否かを判断する。
踏み込まれていればステップ209に、踏み込まれてな
ければステップ203に進む。ステップ203では、水
温センサ及びギャラリ圧センサの出力に基づき、水温及
びギャラリ圧の値を読み込む。ステップ204では、読
み込んだ水温が予めメモリされている設定値より大きい
か否かを判断し、大きい場合はステップ205に、そう
でなければステップ209に進む。ステップ205で
は、読み込んだギャラリ圧が予めメモリされている設定
値より大きいか否かを判断し、大きい場合はステップ2
06に、そうでなければステップ209に進む。
【0046】ステップ206では、エンジン回転センサ
93の出力に基づき現在のエンジン回転数を読み込む。
そしてステップ207で、このエンジン回転数を予めメ
モリしてある設定回転数と比較する。ここで、図2に実
線で示した排気ブレーキ曲線と併用曲線とは、本実施形
態の補助ブレーキ装置により得られるものである。従っ
て、ここでは設定回転数を上記回転数N1 とする。エン
ジン回転数が設定回転数以上のときはステップ208に
進み、設定回転数未満のときはステップ209に進む。
【0047】ステップ208では、常開式圧縮エンジン
ブレーキ装置81を作動状態とする。このとき上述した
如く排気ブレーキ装置82が作動されていれば、両者が
併用となり、高い補助ブレーキ力を得ることができる。
【0048】一方、ステップ209では常開式圧縮エン
ジンブレーキ装置81を非作動状態とする。このとき排
気ブレーキ装置82が作動されており、且つエンジン回
転数が設定回転数N1 未満ならば、両者併用とならず、
図2に示したように併用の場合に比べ高い補助ブレーキ
力が得られる。
【0049】このように、かかる補助ブレーキ装置で
は、設定回転数N1 を境に併用と単独とを切り替えるこ
とができる。これによって設定回転数N1 未満の低回転
域において、併用の場合より高いブレーキ力を得ること
ができる。
【0050】また、本装置では排気ブレーキ装置82の
絞り弁84に高気密度タイプを用いているが、これは特
に低回転側で高いブレーキ力を得たいという要請がある
からである。図2の実線で描かれた排気ブレーキ曲線及
び併用曲線は本実施形態に係る高気密度タイプによるも
のだが、通常の絞り弁を用いると、図2に破線で示すよ
うに、排気ブレーキ曲線及び併用曲線が摩擦平均有効圧
の低下する方向に移動し、交点となる回転数の値がより
高回転側の値N2 となる。もっとも、通常の絞り弁を用
いた場合でも排気ブレーキ曲線と併用曲線との交点は存
在する。従ってこの交点のエンジン回転数を上記設定回
転数とすれば、絞り弁の種類によらず、その回転数より
低回転側で最大のブレーキ力が得られる。つまり図2の
例でいえば、高気密度タイプなら設定回転数をN1 、通
常の絞り弁なら設定回転数をN2とすればよい。
【0051】高気密度タイプの絞り弁としては、前述の
スロットルタイプの他にスライドタイプ(ゲートタイ
プ)のものがある。しかし、一般にスライドタイプは構
造上高価なものが多く、前述のスロットルタイプは従来
品に段差部90を追加すればよいので安価となるメリッ
トがある。
【0052】上述の絞り弁84の具体的構成を図10、
図11に示す。なお図11の矢印は排気流れ方向を示
し、図10は排気流れ方向上流側から見たときの図であ
る。図10は開弁時、図11は閉弁時の状態を示す。
【0053】上述の収容壁89は具体的にはバルブボデ
ィ130によって形成される。バルブボディ130の四
隅には排気管との取付けをなすためのボルト穴131が
設けられる。バルブボディ130の中央部には、排気通
路86をなす通路穴132が設けられ、この通路穴13
2の内壁が同時に収容壁89をなしている。収容壁89
は、基本の断面形状(排気流れ方向と直交する断面形
状)が仮想線89Xで示すように円形とされるが、その
上流側上端縁部と下流側下端縁部とにそれぞれ楕円状に
盛り上がる段差部90が一体に形成され、閉弁時に図1
1の如く弁体88を傾斜状態で両段差部90に着座させ
るようになっている。なお、図11の仮想線89Yは両
段差部90の盛り上がり具合を示す。
【0054】弁体88は、収容壁89の基本断面形状即
ち基礎円89Xと同一形状、同一径の円形平板からな
り、軸87に2本のボルト133で固定されている。弁
体88は軸87の回動により一体となって回動するが、
収容壁89の両側面が基礎円89X上にあるので、その
両側面への弁体88の摺動が許容される。
【0055】軸87は、収容壁89内の部分が断面半円
状に切り欠かれ、その平面部に弁体88を重ね合わせて
固定するようになっている。そしてバルブボディ130
に設けられた支持穴134内に両端部が回転自在に挿入
されている。軸87の一端はバルブボディ130から突
出され、この部分にレバー91を固定させ、サーボ装置
85による操作力を受けるようになっている。
【0056】このように、かかる絞り弁84では閉弁時
に静的な隙間がなく、排気絞りによる排気の高圧を受け
た場合のみ、その高圧で僅かに開いて少量の排気の抜け
を許容するようになっている。
【0057】なお、コスト上の制約がなければ、図12
〜15に示すようなスライドタイプ(ゲートタイプ)の
絞り弁を用いることも可能である。図13の矢印は排気
流れ方向を示し、図12は排気流れ方向上流側から見た
ときの図である。図12,13で実線は閉弁時、仮想線
は開弁時の状態を示す。
【0058】図示するように、バルブボディ140に
は、前記同様のボルト穴141と通路穴142とが設け
られる。通路穴142は一律に断面円形で、これを弁体
であるゲート板143が開閉するようになっている。即
ち、バルブボディ140には、通路穴142の下側半分
及びこれに連続して上方に延びるように溝144が設け
られ、この溝144にゲート板143がスライド自在に
挿入されている。よってこの溝144に案内されてゲー
ト板143が昇降すれば、通路穴142は開閉されるこ
ととなる。
【0059】ゲート板143は、下部が通路穴142の
断面形状に合わせて半円状に形成され、その下部周縁部
が閉弁時に溝144に収納されるようになっている。た
だし、ゲート板143の下端部中央には半円長穴状の切
欠部145が設けられる。これによって閉弁時に完全全
閉とならず、少量の排気の通過が許容される。なおゲー
ト板143のうち、通路穴142を実質的に塞ぐ中央部
分は、その周縁部よりも薄肉とされている。
【0060】バルブボディ140には、角状に上方に突
出する一対のアクチュエータ取付部151が形成され、
閉弁時においてゲート板143の上端部は、これらアク
チュエータ取付部151の間にてバルブボディ140か
ら上方に突出する。このゲート板143の上端部に、ピ
ン146を介してブラケット147が取り付けられる。
ブラケット147には図13に仮想線で示すように、前
述のサーボ装置85の如きアクチュエータの操作ロッド
148が螺合され、ロックナット149で固定される。
よってアクチュエータにより操作ロッド148が昇降さ
れれば、これに合わせてゲート板143が昇降し、弁の
開閉を行う。なお149は雌ねじ穴、150はロックピ
ンを示す。
【0061】この絞り弁は前述のスロットルタイプより
気密性が高い。よって意図的に排気の抜けを許容する切
欠部145を設けている。このようにすると、切欠部1
45の面積調整により漏れ量ないし排圧のコントロール
を積極的且つ微妙に行える。
【0062】なお、排気ブレーキ装置に同期式圧縮エン
ジンブレーキ装置を組み合わせても、上述のような交点
は存在せず、併用曲線は単に排気ブレーキ曲線と圧縮ブ
レーキ曲線とを足し合わせたものとなる。よって本装置
のような併用と単独との切替えは、排気ブレーキ装置と
常開式圧縮エンジンブレーキ装置との組み合わせにおい
て大きな意味を持つ。
【0063】ところで、ここではクラッチペダル又はア
クセルペダルのいずれかが踏む込まれたとき、両装置を
非作動とし、補助ブレーキをかけないようにしている。
前者の場合は例えば運転手がフットブレーキのみで減速
しようとしている場合が考えられ、後者の場合は例えば
運転手が車両をクルーズ又は加速しようとしている場合
が考えられる。従ってこのように装置のキャンセル機能
を設けると、実用上大変便利である。
【0064】また、ここでは車両の現在の減速加速度が
ロック限界減速加速度を越えているとき、排気ブレーキ
を中止し、圧縮ブレーキのみ行うようにしている。こう
するとブレーキ力を弱められるので、例えば緩い下り坂
を走行中抑速運転を行いたい場合等に効果的である。こ
のように本装置は補助ブレーキ力を適宜調整できる点も
特徴である。
【0065】以上、本発明に係る実施の形態を示した
が、本発明は他にも様々な実施の形態が考えられる。例
えば常開式圧縮エンジンブレーキ装置について、排気弁
の代わりに専用弁(いわゆるサードバルブ)を微小リフ
トさせてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、特にエン
ジンの低回転域で高いブレーキ力を得られるという、優
れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補助ブレーキ装置の全体構成図で
ある。
【図2】ブレーキ特性線図である。
【図3】排気ブレーキ装置の制御内容を示すフローチャ
ートである。
【図4】常開式圧縮エンジンブレーキ装置の制御内容を
示すフローチャートである。
【図5】常開式圧縮エンジンブレーキ装置のブレーキユ
ニットを示し、作動時の状態を示す縦断面図である。
【図6】ブレーキユニットの非作動時の状態を示す縦断
面図である。
【図7】常開式圧縮エンジンブレーキ装置の作動切替弁
を示し、作動時の状態を示す縦断面図である。
【図8】作動切替弁の非作動時の状態を示す縦断面図で
ある。
【図9】排気弁の周辺の構造を示す縦断面図である。
【図10】絞り弁を示す正面図である。
【図11】絞り弁を示す縦断側面図である。
【図12】絞り弁の別の例を示す正面図である。
【図13】絞り弁の別の例を示す縦断側面図である。
【図14】ゲート板を示す正面図である。
【図15】ゲート板を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
81 常開式圧縮エンジンブレーキ装置 82 排気ブレーキ装置 92 電子制御ユニット N1 ,N2 設定回転数
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常開式圧縮エンジンブレーキ装置と排気
    ブレーキ装置とを備えてなる補助ブレーキ装置であっ
    て、エンジン回転数が設定回転数以上のときは両装置を
    作動させ、エンジン回転数が上記設定回転数未満のとき
    は、上記排気ブレーキ装置を作動させ上記常開式圧縮エ
    ンジンブレーキ装置を非作動とする制御手段を設けたこ
    とを特徴とする補助ブレーキ装置。
JP14731298A 1998-05-28 1998-05-28 補助ブレーキ装置 Pending JPH11336570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14731298A JPH11336570A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 補助ブレーキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14731298A JPH11336570A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 補助ブレーキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11336570A true JPH11336570A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15427357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14731298A Pending JPH11336570A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 補助ブレーキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11336570A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108076A1 (ja) 2010-03-02 2011-09-09 トヨタ自動車株式会社 弁停止機構付き内燃機関を備える車両
CN102220907A (zh) * 2010-04-19 2011-10-19 上海尤顺汽车部件有限公司 发动机联合制动控制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108076A1 (ja) 2010-03-02 2011-09-09 トヨタ自動車株式会社 弁停止機構付き内燃機関を備える車両
US8646431B2 (en) 2010-03-02 2014-02-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle provided with valve-stop-mechanism-equipped internal combustion engine
CN102220907A (zh) * 2010-04-19 2011-10-19 上海尤顺汽车部件有限公司 发动机联合制动控制方法
WO2011131023A1 (zh) * 2010-04-19 2011-10-27 上海尤顺汽车部件有限公司 发动机联合制动控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6718940B2 (en) Hydraulic lash adjuster with compression release brake
JPH0368217B2 (ja)
US4515124A (en) Engine control system
US4401078A (en) Intake throttling device for diesel engines
US4445474A (en) Air intake system for supercharged automobile engine
JP4276378B2 (ja) バルブ機構
JPH11336570A (ja) 補助ブレーキ装置
US3948231A (en) Power and deceleration governor for automotive engines
JPH04503389A (ja) 内燃機関用の空気供給システム
US4485776A (en) Cylinder-number-controlled engine
US4347817A (en) Idle circuit shut-off valve
JPH09100729A (ja) エンジンブレーキ装置
JP3749313B2 (ja) 負圧制御弁
JP3443513B2 (ja) エンジンブレーキ装置の排気弁操作用アクチュエータ
JPH0988532A (ja) エンジンブレーキ装置
JPS63295825A (ja) エンジンの吸入空気量制御装置
JPH08270609A (ja) 多段位置決めが可能なアクチュエータの運転方法
JPH0732920Y2 (ja) 車両の暖機装置
JPH1089027A (ja) 内燃機関の動弁系制御装置
JPH10153107A (ja) エンジンブレーキ装置
JPH11101138A (ja) エンジンブレーキ装置
JPH0720355Y2 (ja) 排気絞り装置
JPS6228662Y2 (ja)
JPH10205363A (ja) エンジンブレーキ装置
JPS6228659Y2 (ja)