JPH11336211A - 壁取付部材及びその使用方法 - Google Patents

壁取付部材及びその使用方法

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JPH11336211A
JPH11336211A JP15988198A JP15988198A JPH11336211A JP H11336211 A JPH11336211 A JP H11336211A JP 15988198 A JP15988198 A JP 15988198A JP 15988198 A JP15988198 A JP 15988198A JP H11336211 A JPH11336211 A JP H11336211A
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JP
Japan
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pair
wall
portions
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wall mounting
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JP15988198A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamane
高志 山根
Mikihiro Ishihara
幹弘 石原
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RIO KK
SHINEMACHIKKU JAPAN KK
Original Assignee
RIO KK
SHINEMACHIKKU JAPAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の室内の壁面に吸音効果や断熱効果等
の機能をもたせるための、工事にかかるコストを低減さ
せることが可能な壁取付部材及びその使用方法を提供す
る。 【解決手段】 建築物の壁面20に接触するよう配置さ
れる基板部13と、基板部13から立上がるよう形成さ
れた第1立設板部15と、基板部13の第1立設板部1
5の隣部から立上がるよう形成された第2立設板部16
と、第2立設板部16の先端部16aの両側に伸びるよ
う形成された第3板部17とを備え、第2立設板部16
の先端部16aを折り曲げて第3板部17の一端部17
aを第1立設板部15の先端部15aに弾性的に押圧し
て接触させ、第1立設板部15の先端部15aと第3板
部17の一端部17aの断面の各々に凹凸面15b,1
7bを形成してこの一対の凹凸面の互いの凹部と凸部を
噛み合わせて接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば映画館等の
建築物において、室内の吸音効果や断熱効果等の機能を
もたせるための壁部の施工に用いられる壁取付部材及び
その使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建築物において、例えば室内の吸
音効果や断熱効果等の機能をもたせるためには、図9に
示すようなパネル部材40を予め作っておいて、それを
建築物の室内の壁面に上下,左右方向に並べて取り付け
ることによりそのような機能をもたせていた。
【0003】図9のパネル部材40は、断面が四角の木
の長尺部材を適当長さに切断してそれを四辺形に組立て
た木枠42を形成し、その表裏両面又は片面に壁布44
を貼り付け、その木枠42の内側の空間に吸音材や断熱
材等として機能するグラスウール等の充填物46を充填
することにより製造される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の施工方法においては、建築物の壁面に吸音効
果や断熱効果等の機能をもたせるための工事を施す前
に、図9に示すようなパネル部材40を多数作らなけれ
ばならず、またそのパネル部材40が高価であるため
に、施工コストが著しく高価となってしまうという問題
があった。
【0005】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、建
築物の室内の壁面に吸音効果や断熱効果等の機能をもた
せるための、工事にかかるコストを低減させることが可
能な壁取付部材及びその使用方法を提供することを課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による壁取付部材は、建築物の壁面に接触す
るよう配置される基板部と、前記基板部から立上がるよ
う形成された第1立設板部と、前記基板部の前記第1立
設板部の隣部から立上がるよう形成された第2立設板部
と、前記第2立設板部の先端部の両側に伸びるよう形成
された第3板部とを備え、前記第2立設板部の先端部を
折り曲げて前記第3板部の一端部を前記第1立設板部の
先端部に弾性的に押圧して接触させ、前記第1立設板部
の先端部と前記第3板部の一端部の断面の各々に凹凸面
を形成してこの一対の凹凸面の互いの凹部と凸部を噛み
合わせて接触するように構成したものである。
【0007】このような本発明の壁取付部材によれば、
その壁取付部材を壁面に少なくとも一対互いに対向させ
て取り付け、一の壁取付部材と他の壁取付部材の間の壁
面に壁取付部材の高さと同じ位の厚さの機能材料を固定
し、一の壁取付部材の一対の凹凸面の間に壁面カバーシ
ート材の一端部を挾んで係止し、他の壁取付部材の一対
の凹凸面の間に壁面カバーシート材の他端部を挾んで係
止することにより、建築物の室内の壁面に機能材料とし
ての吸音材や断熱材等を設けて、吸音効果や断熱効果等
の機能をもたせることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図4
は、本発明による壁取付部材及びその使用方法の第1の
実施の形態を説明するために参照する図である。図1は
壁取付部材11を示す斜視図であり、図2に示すような
断面を有するプラスチック製の長尺部材により構成され
ている。
【0009】壁取付部材11は、図2に示すように、建
築物の室内の壁面20(図3及び図4参照)に接触する
よう配置されて取付けられる基板部13と、この基板部
13から立上がるよう形成された第1立設板部15と、
基板部13の第1立設板部15の隣部から立上がって、
断面が円弧状に伸びるよう形成された第2立設板部16
とを有している。
【0010】また第2立設板部16の先端部には、その
両側に互いにほぼ1直線状に連なって伸びるような第3
板部17が一体的に形成されている。そして第2立設板
部16の先端部は、第3板部17が図2中上下方向に伸
びるような姿勢となるように折り曲げられると共に、第
3板部17の一端部17aが、第1立設板部15の先端
部15aに弾性的に押圧されて接触するようになってい
る。
【0011】第1立設板部15の先端部15aと第3板
部17の一端部17aには、各々その断面において波形
の凹凸面15b,17bが形成されており、これらの先
端部15aと一端部17aは互いにそれらの凹凸面15
b,17bの凹部と凸部を噛み合わせて接触している。
【0012】以下に、このような壁取付部材11を用い
て吸音材や断熱材等を建築物の壁面に取付ける方法につ
いて説明する。まず図3に示すように、壁取付部材11
の基板部13を、ホッチキスの針等の締結部材18を用
いて建築物の室内の壁面20の所定の位置に固定する。
【0013】次に図4に示すように、壁面20の他の所
定位置(図中左側の位置)にも、別の壁取付部材11
を、先の図中右側の壁取付部材11と反対向きにして、
かつ互いに対向させて配置した上で固定する。
【0014】次に、このようにして固定した2つの壁取
付部材11の間の壁面20上に吸音材や断熱材等として
機能するグラスウール(機能材料)22を配置して、そ
れを壁面20に接着剤又はその他の固定手段を用いて固
定する。
【0015】次に図3に示すように、壁取付部材11の
第1立設板部15の先端部15aと、第3板部17の一
端部17aとの間をへら等を用いて押し開き、壁布(壁
面カバーシート材)24の一端部を、へら等により上記
押し開く動作と併行して先端部15aと一端部17aと
の間に押し込む。
【0016】このようにして壁布24を押し込んだ後へ
ら等を引き抜くと、第1立設板部15の先端部15aと
第3板部17の一端部17aは弾性復元力により再び押
圧力を伴って閉じ、このことにより壁布24の一端部は
それらの先端部15aと一端部17aの間に挾まれて、
容易に抜けないように係止される。
【0017】次に図4に示すように、反対側(図中左
側)の壁取付部材11の、第1立設板部15の先端部1
5aと第3板部17の一端部17aの間に、上記と同様
にして壁布24の他端部を挾んで係止させる。このよう
にして、グラスウール22は壁布24と壁面20との間
に挾まれて収納され、壁面20に沿って設けることがで
きる。
【0018】このような本発明の第1の実施の形態によ
れば、建築物の室内の壁面20に吸音効果や断熱効果等
の機能をもたせるための工事を施す前に、従来のような
高価なパネル部材を多数作る必要がなくなり、現場にお
いて本発明の壁取付部材11を用いて建築物の壁面20
と壁布24との間にグラスウール22を設けるだけで済
むために、壁面20に吸音効果や断熱効果等の機能をも
たせるための工事にかかるコストを著しく低減させるこ
とができる。
【0019】そして、壁取付部材11の第2立設板部1
6に円弧状の断面形状をもたせることにより、第3板部
17の一端部17aの、第1立設板部15の先端部15
aへの押圧力が、長期間使用しても劣化しないように、
その押圧力を長期にわたって維持することができる。
【0020】また本発明の壁取付部材11によれば、グ
ラスウール22等の機能材料の厚さが大きくなって、壁
取付部材11もその高さを高くしなければならない場合
であっても、その断面形状のために十分な強度を発揮す
ることができる。
【0021】図5,図6は、本発明による壁取付部材及
びその使用方法の第2の実施の形態を示す図である。図
5に示すように、壁取付部材21は、建築物の室内の壁
面20(図6参照)に接触するよう配置されて取付けら
れる一対の基板部23a,23bと、この基板部23
a,23bの各々から立上がるよう形成された一対の立
設板部25,26とから構成されている。
【0022】立設板部25の先端部25aは、立設板部
26に向かってほぼUターン状に折り曲げられると共
に、立設板部26の先端部26aに弾性的に押圧されて
接触するようになっている。それらの先端部25aと2
6aには各々その断面において、波形の凹凸面25b,
26bが形成されており、これらの先端部25aと26
aは互いにそれらの凹凸面25b,26bの凹部と凸部
を噛み合わせて接触している。そして、立設板部25,
26の高さ途中には、中間板部27の両端部が一体的に
連結されている。
【0023】以下に、このような壁取付部材21を用い
て吸音材や断熱材を建築物の壁面に取付ける方法につい
て説明する。まず図6に示すように、壁取付部材21の
基板部23a,23bを、ホッチキスの針等の締結部材
18,19を用いて建築物の室内の壁面20の所定の位
置に固定する。
【0024】次に壁面20の他の所定位置(図外左方の
位置)にも、別の壁取付部材21を、先の壁取付部材2
1と反対向きにして、かつ互いに対向させて固定する。
次に、このようにして固定した2つの壁取付部材21の
間の壁面20上に吸音材や断熱材等として機能するグラ
スウール(機能材料)22を配置して、それを壁面20
に接着剤又はその他の固定手段を用いて固定する。
【0025】次に図6に示すように、壁取付部材21の
立設板部25の先端部25aと、立設板部26の先端部
26aとの間をへら等を用いて押し開き、壁布(壁面カ
バーシート材)24の一端部を、へら等により上記押し
開く動作と併行して先端部25aと先端部26aとの間
に押し込む。
【0026】このようにして壁布24を押し込んだ後へ
ら等を引き抜くと、立設板部25の先端部25aと立設
板部26の先端部26aは弾性復元力により再び押圧力
を伴って閉じ、このことにより壁布24の一端部はそれ
らの先端部25aと26aの間に挾まれて、容易に抜け
ないように係止される。
【0027】次に反対側(図外左方)の壁取付部材21
の、立設板部25の先端部25aと立設板部26の先端
部26aの間に、上記と同様にして壁布24の他端部を
挾んで係止させる。このようにして、グラスウール22
は壁布24と壁面20との間に挾まれて収納され、壁面
20に沿って設けることができる。
【0028】このような本発明の第2の実施の形態によ
っても、前記第1の実施の形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0029】図7,図8は、本発明による壁取付部材及
びその使用方法の第3の実施の形態を示す図である。
【0030】前記第2の実施の形態においては、壁取付
部材21の2つの立設板部25,26のうちの一方の立
設板部25の方の先端部25aのみがUターン状に折れ
曲がって形成されていたのに対し、この第3の実施の形
態においては、壁取付部材31の2つの立設板部35,
36の両方の先端部35a,36aが共に、互いに接近
するように、ほぼUターン状に折れ曲がって形成される
ようになっている点において異なるものである。
【0031】そして立設板部35,36の先端部35a
と36aは、互いに弾性的に押圧されて接触するように
なっている。さらに、先端部35aと36aには各々そ
の断面において、波形の凹凸面35b,36bが形成さ
れており、これらの先端部35a,36aは互いにそれ
らの凹凸面35b,36bの、凹部と凸部を噛み合わせ
て接触している。
【0032】立設板部35,36は基板部33a,33
bの各々から立設しており、立設板部35,36の高さ
途中には、中間板部37の両端部が一体的に連結されて
いる点においては前記第2の実施の形態と同様である。
【0033】このような第3の実施の形態に係る壁取付
部材31は、前記第2の実施の形態の壁取付部材21と
同様に用いることもできるが、次のような場合に最適に
用いることができる。すなわち、前記第1の実施の形態
を示す図4における一対の壁取付部材11間の距離Lが
長い場合には、壁布24が弛んだりしてその平面度が悪
化し、壁布24の外観,体裁が悪くなるおそれがある。
【0034】そのような場合に、上記距離Lの長さの中
間位置に、この第3の実施の形態に係る壁取付部材31
を配置して、図8に示すように、立設板部35,36の
先端部35a,36a間に、互いに反対方向に向かって
張られて伸びる2枚の壁布24a(第1壁面カバーシー
ト材)及び壁布24b(第2壁面カバーシート材)の各
々の端部の両方を同時に挾み込むことにより、壁布24
a,24bに張りをもたせてその平面度を向上させるこ
とができ、前記平面度が悪化した壁布24のように外
観,体裁が悪くなるのを防止することが可能となる。
【0035】なお、本発明に係る壁取付部材及びその使
用方法は、映画館に限らず、コンサートホール、カラオ
ケボックス、集合住宅におけるピアノのある部屋、或い
は温度変化を嫌う恒温室等、防音効果や断熱効果等の機
能を必要とする建物であればどのような建物にも適用す
ることができる。
【0036】また、前記実施の形態においては壁取付部
材11にプラスチック材料を用いた場合について説明し
たが、壁取付部材11の材料としてはプラスチック材料
に限定する必要はなく、アルミニウム及びその他の金
属、木材、その他本発明の目的にかなう機能を有するも
のであれば、壁取付部材11にはどのような材料を用い
てもよい。
【0037】また、前記実施の形態においては吸音材や
断熱材等の機能材料としてグラスウール22を用いた
が、吸音材や断熱材等の機能材料としては、発泡スチロ
ール等の種々の他の材料を用いることもできることはい
うまでもない。また、吸音材や断熱材の吸音効果や断熱
効果以外のどのような機能を有する機能材料を用いても
よい。
【0038】また、前記実施の形態においては第1立設
板部15の先端部15aや第3板部17の一端部17a
等に波形の凹凸面15bや凹凸面17b等を形成したも
のについて説明したが、波形の凹凸面に限定する必要は
なく、四角や台形の繰返しによる凹凸面等、その他どの
ような形状の凹凸面を用いたものであってもよい。
【0039】さらに、前記実施の形態においては壁面カ
バーシートとして壁布24を用いたが、壁面カバーシー
トとしては壁布24以外にも、例えば丈夫な壁紙やプラ
スチック製シート材等の、他のどのような材質のシート
材を用いることもできる。
【0040】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいてその他
にも各種の変更が可能なものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の壁取付部
材及びその使用方法によれば、建築物の室内の壁面に吸
音効果や断熱効果等の機能をもたせるための工事を施す
前に、従来のような高価なパネル部材を多数作る必要が
なくなり、現場において本発明の壁取付部材を用いて建
築物の壁面と壁面カバーシート材との間に吸音材や断熱
材等の機能材料を設けるだけで済むために、吸音効果や
断熱効果等の機能をもたせるための工事にかかるコスト
を著しく低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る壁取付部材1
1を示す斜視図である。
【図2】図1における壁取付部材11のII−II線断
面図である。
【図3】図1における壁取付部材11の使用状態を示す
部分拡大断面図である。
【図4】図1における壁取付部材11の使用状態を示す
一部破断全体断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る壁取付部材2
1を示す断面図である。
【図6】図5における壁取付部材21の使用状態を示す
部分拡大断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る壁取付部材3
1を示す断面図である。
【図8】図7における壁取付部材31の使用状態を示す
部分拡大断面図である。
【図9】従来のパネル部材40を示す図であり、図9
(a)はその正面図、図9(b)は図9(a)における
パネル部材40のB−B線断面図である。
【符号の説明】 11,21,31 壁取付部材 13 基板部 15 第1立設板部 15a 先端部 15b,17b,25b,26b,35b,36b 波
形の凹凸面 16 第2立設板部 17 第3板部 17a 一端部 18,19 締結部材 20 壁面 22 グラスウール 23a,23b 基板部 24,24a,24b,44 壁布 25,26,35,36 立設板部 25a,26a,35a,36a 先端部 27 中間板部 33a,33b 基板部 37 中間板部 40 パネル部材 42 木枠 46 充填物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の壁面に接触するよう配置される
    基板部と、 前記基板部から立上がるよう形成された第1立設板部
    と、 前記基板部の前記第1立設板部の隣部から立上がるよう
    形成された第2立設板部と、 前記第2立設板部の先端部の両側に伸びるよう形成され
    た第3板部とを備え、 前記第2立設板部の先端部を折り曲げて前記第3板部の
    一端部を前記第1立設板部の先端部に弾性的に押圧して
    接触させ、 前記第1立設板部の先端部と前記第3板部の一端部の断
    面の各々に凹凸面を形成してこの一対の凹凸面の互いの
    凹部と凸部を噛み合わせて接触するようにしたことを特
    徴とする壁取付部材。
  2. 【請求項2】 建築物の壁面に接触するよう配置される
    基板部と、 前記基板部から立上がるよう形成された第1立設板部
    と、 前記基板部の前記第1立設板部の隣部から立上がるよう
    形成された第2立設板部と、 前記第2立設板部の先端部の両側に伸びるよう形成され
    た第3板部とを備え、 前記第2立設板部の先端部を折り曲げて前記第3板部の
    一端部を前記第1立設板部の先端部に弾性的に押圧して
    接触させ、 前記第1立設板部の先端部と前記第3板部の一端部の断
    面の各々に凹凸面を形成してこの一対の凹凸面の互いの
    凹部と凸部を噛み合わせて接触するようにした壁取付部
    材を、 前記壁面に少なくとも一対互いに対向させて取り付け、 一の前記壁取付部材と他の前記壁取付部材の間の壁面に
    壁取付部材の高さと同じ位の厚さの機能材料を固定し、 一の前記壁取付部材の前記一対の凹凸面の間に壁面カバ
    ーシート材の一端部を挾んで係止し、 他の前記壁取付部材の前記一対の凹凸面の間に前記壁面
    カバーシート材の他端部を挾んで係止するようにしたこ
    とを特徴とする壁取付部材の使用方法。
  3. 【請求項3】 建築物の壁面に接触するよう配置される
    一対の基板部と、 前記基板部の各々から立上がるよう形成された一対の立
    設板部と、 前記一対の立設板部の高さ途中において各々に両端部が
    一体的に連結された中間板部とを備え、 前記立設板部の一方の先端部をほぼUターン状に折り曲
    げて他方の立設板部の先端部に弾性的に押圧して接触さ
    せ、 前記一対の立設板部の先端部の断面の各々に凹凸面を形
    成してこの一対の凹凸面の互いの凹部と凸部を噛み合わ
    せて接触するようにしたことを特徴とする壁取付部材。
  4. 【請求項4】 建築物の壁面に接触するよう配置される
    一対の基板部と、 前記基板部の各々から立上がるよう形成された一対の立
    設板部と、 前記一対の立設板部の高さ途中において各々に両端部が
    一体的に連結された中間板部とを備え、 前記立設板部の一方の先端部をほぼUターン状に折り曲
    げて他方の立設板部の先端部に弾性的に押圧して接触さ
    せ、 前記一対の立設板部の先端部の断面の各々に凹凸面を形
    成してこの一対の凹凸面の互いの凹部と凸部を噛み合わ
    せて接触するようにした壁取付部材を、 前記壁面に少なくとも一対互いに対向させて取り付け、 一の前記壁取付部材と他の前記壁取付部材の間の壁面に
    壁取付部材の高さと同じ位の厚さの機能材料を固定し、 一の前記壁取付部材の前記一対の凹凸面の間に壁面カバ
    ーシート材の一端部を挾んで係止し、 他の前記壁取付部材の前記一対の凹凸面の間に前記壁面
    カバーシート材の他端部を挾んで係止するようにしたこ
    とを特徴とする壁取付部材の使用方法。
  5. 【請求項5】 建築物の壁面に接触するよう配置される
    一対の基板部と、 前記基板部の各々から立上がるよう形成された一対の立
    設板部と、 前記一対の立設板部の高さ途中において各々に両端部が
    一体的に連結された中間板部とを備え、 前記一対の立設板部の両方の先端部を互いに接近する方
    向にほぼUターン状に折り曲げて互いに先端部を弾性的
    に押圧して接触させ、 前記一対の立設板部の先端部の断面の各々に凹凸面を形
    成してこの一対の凹凸面の互いの凹部と凸部を噛み合わ
    せて接触するようにしたことを特徴とする壁取付部材。
  6. 【請求項6】 建築物の壁面に接触するよう配置される
    一対の基板部と、 前記基板部の各々から立上がるよう形成された一対の立
    設板部と、 前記一対の立設板部の高さ途中において各々に両端部が
    一体的に連結された中間板部とを備え、 前記一対の立設板部の両方の先端部を互いに接近する方
    向にほぼUターン状に折り曲げて互いに先端部を弾性的
    に押圧して接触させ、 前記一対の立設板部の先端部の断面の各々に凹凸面を形
    成してこの一対の凹凸面の互いの凹部と凸部を噛み合わ
    せて接触するようにした壁取付部材を、 前記壁面に少なくとも一対互いに対向させて取り付け、 一の前記壁取付部材と他の前記壁取付部材の間の壁面に
    壁取付部材の高さと同じ位の厚さの機能材料を固定し、 一の前記壁取付部材の前記一対の凹凸面の間に壁面カバ
    ーシート材の一端部を挾んで係止し、 他の前記壁取付部材の前記一対の凹凸面の間に前記壁面
    カバーシート材の他端部を挾んで係止するようにしたこ
    とを特徴とする壁取付部材の使用方法。
  7. 【請求項7】 前記壁取付部材の前記一対の凹凸面の間
    に、第1壁面カバーシート材の一端部が挾み込まれて係
    止されると共に、前記第1壁面カバーシート材が張られ
    て伸びる方向と反対方向に張られて伸びる第2壁面カバ
    ーシート材の一端部が、前記第1壁面カバーシート材の
    一端部と一緒に前記一対の凹凸面の間に挾み込まれて係
    止されるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の
    壁取付部材の使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008516120A (ja) * 2004-10-11 2008-05-15 ミルトン エイ モリス 布支持用トラック組立体
JP2016014315A (ja) * 2015-09-04 2016-01-28 株式会社Lixil 真空断熱材の設置構造

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