JPH11334179A - 印刷装置、印刷方法、記憶媒体 - Google Patents

印刷装置、印刷方法、記憶媒体

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JPH11334179A
JPH11334179A JP10141321A JP14132198A JPH11334179A JP H11334179 A JPH11334179 A JP H11334179A JP 10141321 A JP10141321 A JP 10141321A JP 14132198 A JP14132198 A JP 14132198A JP H11334179 A JPH11334179 A JP H11334179A
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Jun Doi
純 土肥
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部記憶手段のクラッシュを確実に防止でき
る、印刷装置,印刷方法,記憶媒体を提供する。 【解決手段】 電源投入の際、ハードディスク等の外部
記憶手段の装着を検出した場合は(S301,YE
S)、外部記憶手段が装着されている等の警告を表示し
(S302)、この警告表示の完了後に、外部記憶手段
の使用許可を出し(S304)、印刷処理を行う(S3
05)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に関し、
特にその外部記憶手段のクラッシュ防止に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置では、ハードディスクや
フロッピディスクなどの外部記憶手段を装備している場
合、印刷装置の利用者(以下ユーザという)が、外部記
憶手段使った処理中に間違って電源を落とし、そのこと
により、物理的(電気的)に外部記憶手段の記憶内容が
破壊されてしまう状態(以下クラッシュという)を避け
る為、外部記憶手段が実際に動作している最中はそれと
ほぼ完全に同期して、ユーザに対して外部記憶手段が処
理中であることを示すLED等の表示手段を特別に設け
るようにしている。
【0003】また、専用の表示手段が確保出来ない場合
は、既存のLCD等の表示手段にソフトウェアを使っ
て、外部記憶手段が処理中であることを間接的に表示し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例の様な、外部記憶手段専用の表示手段を設けるス
ペースがない場合や、外部記憶手段自体には処理中を示
すLED等の表示手段があるにも拘らず印刷装置内部に
外部記憶手段を実装する方法や場所によって、前記LE
D等の表示手段がユーザに見えない位置、または非常に
見づらい位置になってしまう場合があった。
【0005】さらに、既存のLCD等の表示手段を使っ
て外部記憶手段の処理中を示す表示を行なう場合、実際
の処理と表示の間にソフトウェアが存在することから、
時間的なずれが生じていた。その為、ユーザが電源を遮
断するタイミングによっては、表示上は外部記憶手段が
処理中でなくても、実際には処理中の場合があり、クラ
ッシュを引き起こす場合があった。
【0006】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、外部記憶手段のクラッシュを確実に防止でき
る、印刷装置、印刷方法、記憶媒体を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、印刷装置を次の(1)〜(6)のとお
りに、印刷方法を次の(7)のとおりに、そして記憶媒
体を次の(8)のとおりに構成する。
【0008】(1)ハードディスク等の外部記憶手段が
当該印刷装置に装着されていることを検出する検出手段
と、ユーザへの情報を表示する表示手段とを備えた印刷
装置であって、電源投入の際、前記検出手段で外部記憶
手段の装着を検出した場合は、前記表示手段に外部記憶
手段が装着さてれている等の警告を表示させ、その表示
を確認した後、前記外部記憶手段の使用許可を出す制御
手段を備えた印刷装置。 (2)ハードディスク等の外部記憶手段と、ユーザへの
情報を表示する表示手段とを備えた印刷装置であって、
電源遮断の際、ユーザの指示に応じて前記外部記憶手段
の使用を禁止し、前記外部記憶手段使用終了後、前記表
示手段に電源遮断できる旨の表示を行わせる制御手段を
備えた印刷装置。
【0009】(3)ハードディスク等の外部記憶手段
と、ユーザへの情報を表示する表示手段とを備え、スリ
ープ機能を有する印刷装置であって、スリープへの移行
の際、前記外部記憶手段の使用を禁止した後スリープを
実行し、また、スリープを抜ける際、前記表示装置に外
部記憶手段が装着されている等の警告を表示させた後、
前記外部記憶手段の使用許可を出す制御手段を備えた印
刷装置。
【0010】(4)ハードディスク等の外部記憶手段
と、ユーザへの情報を表示する表示手段とを備えた印刷
装置であって、前記外部記憶手段の使用の際、前記表示
手段に外部記憶手段が装着されている等の警告を表示さ
せ、その表示を確認した後、前記外部記憶手段に対する
処理を実行し、この処理が終了するのを持って、前記表
示手段の警告表示を終了させる制御手段を備えた印刷装
置。
【0011】(5)前記(1)〜(4)のいずれかに記
載の印刷装置において、前記外部記憶手段は、印刷装置
本体と着脱可能なものである印刷装置。
【0012】(6)前記(1),(3),(4)のいず
れかに記載の印刷装置において、前記警告は、外部記憶
手段が動作中であることを示すものである印刷装置。
【0013】(7)外部記憶手段と表示手段とを備えた
印刷装置における印刷方法であって、前記表示手段に外
部記憶手段が装着されている旨の警告を表示する第1の
ステップと、この第1のステップの完了後に前記外部記
憶手段の使用を許可する第2のステップと、前記外部記
憶を使用して印刷処理を行う第3のステップとを備えた
印刷方法。
【0014】(8)前記(7)記載の印刷方法を実現す
るためのプログラムを格納した記憶媒体。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をレーザ
ビームプリンタの実施例により詳しく説明する。
【0016】なお本発明は、レーザビームプリンタ等の
印刷装置に限らず、印刷方法の形で、そしてこの方法を
実現するためのプログラムを格納した、CD−ROM等
の記憶媒体の形で同様に実施することができる。
【0017】
【実施例】(実施例1)まず、実施例1である“レーザ
ビームプリンタ”(以下「LBP」と記述する)の全体
構成について図1を参照しながら説明する。
【0018】尚、本発明の印刷装置は、LBPに限られ
るものではなく、他のプリント方式の印刷装置でも良い
ことは言うまでもない。
【0019】図1は、本実施例のLBPの内部構造を示
す断面図で、このLBPは不図示のデータ源から文字パ
ターンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登録
が行なえる。同図において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されている上位装置(ホストコンピュー
タ等)から供給される文字情報(文字コード)やフォー
ム情報あるいはマクロ命令などを入力して記憶するとと
もに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフ
ォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に
像を形成する。1012は操作のためのスイッチ及びL
EDやLCD表示器などが配されれている操作パネル、
1001はLBP1000全体の制御およびホストコン
ピュータから供給される文字情報などを解析する制御手
段(以下制御ユニットという)である。この制御ユニッ
ト1001は、主に文字情報を対応する文字パターンの
ビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力す
る。レーザドライバ1002は半導体レーザ1003を
駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応
じて半導体レーザ1003から発射されるレーザ光10
04をオンオフ切り替えする。
【0020】レーザ1004は回転多面鏡1005で左
右方向に振られ静電ドラム1006上を走査する。これ
により、静電ドラム1006上には文字パターンの静電
潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム1006周
囲の現像ユニット1007により現像された後、記録紙
に転送される。この記録紙にはカットシートを用い、カ
ットシート記録紙はLBP1000に装着した用紙カセ
ット1008に収納され、給紙ローラ1009および搬
送ローラ1010と1011とにより装置本体内に取り
込まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0021】図2は本実施例のLBPと上位装置である
ホストコンピュータの構成を説明するブロック図であ
る。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体
の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっ
ても、LAN等のネットワークを介して処理が行なわれ
るシステムであっても本発明を適用できることは言うま
でもない。
【0022】図2において、3000はホストコンピュ
ータ等の上位装置で、ROM3のプログラム用ROMに
記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形,イメ
ージ,文字,表(表計算等を含む)等が混在した文書処
理を実行するCPU1を備え、システムデバイス4に接
続される各デバイスをCPU1が総括的に制御する。ま
た、このROM3のプログラム用ROMには、CPU1
の制御プログラム等を記憶し、ROM3のフォント用R
OMには前記文書処理の際に使用するフォントデータ等
を記憶し、ROM3のデータ用ROMは前記文書処理等
を行なう際に使用する各種データを記憶する。2はRA
Mで、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として機能
する。5はキーボードコントローラ(KBC)で、キー
ボード9や不図示のポテイングデバイスからのキー入力
を制御する。6はCRTコントローラ(CRTC)で、
CRTディスプレス(CRT)10の表示を制御する。
7はメモリコントローラ(MC)で、ブートプログラ
ム,種々のアプリケーション,フォントデータ,ユーザ
ファイル,編集ファイル等を記憶するハードディスク
(HD),フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ
11とのアクセスを制御する。8はプリンタコントロー
ラ(PRTC)で、所定の双方向性インタフェース(イ
ンタフェース)21を介してLBP1000に接続され
て、LBP1000との通信制御処理を実行する。な
お、CPU1は、例えばRAM2上に設定された表示情
報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライ
ズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを
可能としている。また、CPU1は、CRT10上の不
図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づい
て登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処
理を実行する。
【0023】LBP1000において、電源スイッチ2
2を操作し、電源投入を指示すると、図示していない電
源部より制御ユニット1001や印刷部17へ電源が供
給され、プリンタ内部の各機能が動き始める。通常電源
部は印刷部17の内部に装備されてることが多い。プリ
ンタCPU12は、ROM13のプログラム用ROMに
記憶された制御プログラム等、或はハードディスク,フ
ロッピディスク,ICカード等の外部記憶手段14に記
憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15
に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制
御し、印刷部インタフェース16を介して接続される印
刷部(エンジン)17に出力情報として画像信号を出力
する。また、このROM13のプログラムROMには、
図3のフローチャートで示されるようなCPU12の制
御プログラム等を記憶しても良い。ROM13のフォン
ト用ROMには前記出力情報を生成する際に使用するフ
ォントデータ等を記憶し、ROM13のデータ用ROM
には、外部記憶手段14が無いプリンタの場合には、ホ
ストコンピュータ上で利用される情報等を記憶してい
る。CPU12は入力部18を介してホストコンピュー
タ3000との通信処理が可能となっており、プリンタ
1000内の情報等を上位装置3000に通知可能に構
成されている。19はCPU12の主メモリ,ワークエ
リア等として機能するRAMで、図示しない増設ポート
に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張
することができるように構成されている。なお、RAM
19は、出力情報展開領域,環境データ格納領域,NV
RAM等に用いられる。前述したハードディスク,IC
カード等の外部記憶手段14は、メモリコントローラ
(MC)20及びプログラムROM13に格納されてい
るCPU12の制御プログラムにより、その存在を知る
ことができ、且つアクセスが制御される。外部記憶手段
14は、オプションとして接続され、フォントデータ,
エミュレーションプログラム,フォームデータ等を記憶
する場合もある。また、この外部記憶手段は、1個に限
らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えて
オプションカード,言語系の異なるプリンタ制御言語を
解釈するプログラムを格納した外部記憶手段を複数接続
できるように構成されていても良い。さらに、図示しな
いNVRAMを有し、操作パネル1012からのプリン
タモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0024】以下、図3のフローチャート、図4の表示
例を参照して本実施例を詳細に説明する。
【0025】なお、本説明で使われる「ハードディスク
等」とは、前に説明したクラッシュが起こる可能性のあ
る外部記憶手段のことである。
【0026】電源スイッチ22を使って電源が投入され
ると、電源投入時の各種初期化処理を実行する(S30
0参照、以下同様)。また、初期化処理の中には操作パ
ネル1012の初期化も含まれており、印刷処理が実行
可能となった時、表示が図4−Aに示すようになる。印
刷可能な状態になると次のステップに進み、メモリコン
トローラ20等を使ってハードディスク等が装着されて
いるか確認する(S301)。ハードディスク等が装着
されている場合は、ユーザにハードディスク等が装着さ
れていることを警告する表示を、操作パネル1012上
にあるLCD等におこなう(図4−B参照、以下同
様)。また、ハードディスク等が装着されていることを
警告する表示は、電源スイッチ22によって電源を落と
されるまで表示し続ける。
【0027】本説明では警告表示(図4−B)が通常状
態の表示(図4−A)と一定時間ごとに交互に表示され
るようになっているが、LCDの下段に絶えず表示し続
けてもなんら問題ない(図4−C)。
【0028】警告表示が操作パネル1012に表示され
たことが確認された後(S303)、ハードディスク等
に対する使用許可を出す(S304)。もちろん初期化
処理(S300)の先頭でハードディスク等に対する使
用禁止が出されていたことは言うまでもない。
【0029】通常、ROM13のプログラム用ROMに
記憶された印刷装置の制御プログラムは複数のタクスと
呼ばれる機能ごとの処理にわかれていて、それぞれ一定
の関係を保ちながら独立に動作しているので、ハードデ
ィスク等を使用する処理も各々のタスクが自由に行なう
事が出来る様になっている。しかし初期化処理(S30
0)でハードディスク等に対する使用禁止が出されてい
たので、どのタスクも使用許可(S304)が出るまで
はハードディスク等が使えないようになっていた。
【0030】次に通常の印刷処理へ移行する(S30
5)。ここでは上位装置3000から送られてくる印刷
データ等に従って印刷処理を実行する。
【0031】また、電源を落とす時は以下に示すような
処理を実行するようになっているので、図5に示すフロ
ーチャートに従って説明する。
【0032】ハードディスク等が装着されている場合、
前に説明されているように、LCDに対して警告表示が
されているので、ユーザは電源を遮断する前(電源スイ
ッチ22を操作する前)に、操作パネル1012上にあ
るスイッチ等を使って、電源遮断の実行を行なう様に
(実際は電源遮断の準備をするように)印刷装置に指示
する(S500)。ユーザから指示があると、まずハー
ドディスク等を使用禁止状態にする(S501)。但
し、その時点で何処かのタスクがハードディスク等を使
用中であることも考えられるので、それらの処理が完全
に終了するまで(ハードディスク等の使用を終了するま
で)待つ(S502)。もちろんハードディスク等の使
用が終了したタスクもその後は使用禁止となる。次にL
CDに対して図4−Dの様な電源を遮断しても大丈夫で
あることを示すメッセージを表示する(S503)。こ
のメッセージは電源遮断の実行を指示したユーザに向け
て出されたことは言うまでもない。
【0033】ユーザはこのメッセージを確認した後、実
際に電源スイッチ22を使い電源を遮断する。この時点
でユーザが電源を遮断するのをやめた場合は、再起動の
為の操作を再び操作パネル1012上にあるスイッチ等
を使って行ない、今の状態から先へ進めなければならな
い。この時点(S503が終わった時点)では、いつ電
源が遮断されてもクラッシュしない様にハードディスク
等の処理は完全に停止(タスクから見れば使用禁止)状
態になっており、LBP1000はユーザの新たな操作
を待ち続けている(S504)。
【0034】ユーザから再起動の操作が実行されると、
まずLCDに対してハードディスク等が装着されている
ことを警告する表示を行ない、それを継続して(S50
5)。警告表示がされたことを確認してから、ハードデ
ィスク等に対する使用許可を出す(S506)。その後
は通常の(印刷)処理が実行できる。
【0035】以上説明したように本実施例によれば、印
刷装置にハードディスクやフロッピーディスク等の、物
理的な動作が記憶には不可欠であり、電源の遮断タイミ
ングによっては記憶内容が破壊されてしまう(クラッシ
ュしてしまう)様な外部記憶手段を実装した場合でも、
その動作をユーザに教える(警告する)表示手段を新た
に設ける必要がなく、且つ、外部記憶手段の実際の動作
と、既存の表示手段を使った警告表示に、時間的なずれ
を生じる様な構成の印刷装置であっても、その時間的な
ずれを補いユーザが行なう電源遮断の処理によってクラ
ッシュを引き起こさないようにすることができる。
【0036】(実施例2)図6のフローチャートを使っ
て実施例2を説明する。なお、ハードウェアの構成は実
施例1と同様であり、説明を省略する。
【0037】上位装置から送られてくる印刷データなど
がなくなり、LPBで処理することがほとんど無くなっ
て、且つ、いくつかの条件を満たした場合、消費電力を
抑える為に、スリープと呼ばれる状態に移行する。この
状態では、操作パネル1012にあるLEDやLCDの
表示を最小限におさえ(又全く表示をやめる)、電力消
費を抑えるようにしている。
【0038】いくつかの条件を満たして、スリープ状態
に入ることが決定すると(スリープに入っても良いと判
断されると)、まずハードディスク等を使用禁止状態に
する(S600)。しかし、その時点で何処かのタスク
がハードディスク等で使用中かもしれないので、もしそ
うなら(使用中なら)、そのタスクのハードディスク等
を使った処理が完全に終了するまで待つ(S601)。
ハードディスク等の処理が完全に終わったら、操作パネ
ル1012のLEDやLCDを操作し、スリープ状態の
表示に移行する(S602)。
【0039】こうすることによって、スリープ状態の間
はハードディスク等が使用禁止状態に保たれる。
【0040】前述のようにスリープ状態に入った後、そ
こから通常の印刷処理(可能な)状態へ戻る時の処理を
図6を使って説明する。
【0041】スリープ状態から通常の印刷処理状態へ戻
ることが何らかの原因、例えば上位装置から新たな印刷
データが送られてきた等、で決定すると、まずLCDに
対してハードディスク等が装着されていることを警告す
る表示を行なう(S603)。もちろん印刷が可能であ
ることも同時に表示する(図4−A,B、及びCの様な
表示となる)。次に、前記警告表示が確実に実行された
かを確認する(S604)。表示が実行されていること
が確認出来るまでは、それを持ち、確認出来た場合は、
ハードディスク等へ対する使用許可を出す(S60
5)。
【0042】もちろん、ハードディスク等が装着されて
いることを警告する表示は継続して行なう。
【0043】以上説明したように、本実施例によれば、
通常のスリープ状態ではLCDに文字を表示しないの
で、ユーザは、その状態ではハードディスク等が動作し
ているかどうか知ることは出来ないが、そこで電源を遮
断してもハードディスク等は実際には動作していないの
でクラッシュの心配はない。
【0044】また、スリープを抜ける場合、まず警告表
示をし、ついでハードディスク等の外部記憶手段の使用
許可を出しているので、クラッシュの心配はない。
【0045】(実施例3)実施例1の様に電源投入時か
ら、ハードディスク等が装着されていることを警告する
表示を出し続けなくても以下の様に処理することによ
り、それと同様な効果を得ることができる。この例を実
施例3として、図7のフローチャートを使って説明す
る。なおハードウェアの構成は実施例1と同様であり説
明を省略する。
【0046】前に説明した様に、LBPの制御プログラ
ムは複数のタスクと呼ばれる機能ごとの処理にわかれて
いて、一定の関係を保ちながら独立に動作している。
【0047】各タスクがハードディスク等を使用する時
は、ハードディスク等の動作を一括制御する処理(以
下、管理処理という)に対し、自分がハードディスク等
を使用したいと、ハードディスク等の使用要求を出す
(S700)。使用要求がタスクから来ると、管理処理
は、現在要求があったタスク以外のタスク(等の処理)
がハードディスク等を使用中でないか確認する(S70
1)。その時、別のタスク(等の処理)がハードティス
ク等を使っている場合は、使用要求を出したタスクへ要
求が受け付けられない事を伝える。どのタスク(等の処
理)もハードディスク等を使っていなければ、要求があ
ったタスクの情報(種類や固有の名前等、タスクを識別
出来るもの)を管理処理で記憶しておく(S702)。
これ以降はこの情報を記憶されたタスク以外はハードデ
ィスク等の利用要求を出してもステップS701の処理
で要求を無効にされることになる。
【0048】タスクの情報を記憶した後、LCDに対し
てハードディスク等が装着されていることを警告する表
示を行なう(S703)。次に警告表示が確実に実行さ
れたか確認し(S704)、実際のハードディスク等へ
対する処理を実行する(S705)。いうまでもなく、
ここでは前記情報を記憶したタスクからの要求に従った
処理を実行する。
【0049】次に、前記情報を記憶したタスクからハー
ドディスク等へ対する処理が完全に終了するまで待ち
(S706)、実際のハードディスク等の処理が完全に
終了すると、LCDに表示していた、ハードディスク等
が装着されていることを警告する表示をやめる(S70
7)。そして、今ハードディスク等を使っていたタスク
の情報もクリアし(S708)。何処のタスク(等の処
理)からでも、ハードディスク等の使用要求があればそ
れに答えられる状態になる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部記憶装置のクラッシュを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の全体構成を示す断面図
【図2】 実施例1とこれに接続されたホストコンピュ
ータの構成を示すブロック図
【図3】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図4】 表示例を示す図
【図5】 電源を落とす際の処理を示すフローチャート
【図6】 実施例2の動作を示すフローチャート
【図7】 実施例3の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
12 CPU 14 外部記憶手段 1012 操作パネル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスク等の外部記憶手段が当該
    印刷装置に装着されていることを検出する検出手段と、
    ユーザへの情報を表示する表示手段とを備えた印刷装置
    であって、電源投入の際、前記検出手段で外部記憶手段
    の装着を検出した場合は、前記表示手段に外部記憶手段
    が装着さてれている等の警告を表示させ、その表示を確
    認した後、前記外部記憶手段の使用許可を出す制御手段
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 ハードディスク等の外部記憶手段と、ユ
    ーザへの情報を表示する表示手段とを備えた印刷装置で
    あって、電源遮断の際、ユーザの指示に応じて前記外部
    記憶手段の使用を禁止し、前記外部記憶手段使用終了
    後、前記表示手段に電源遮断できる旨の表示を行わせる
    制御手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 ハードディスク等の外部記憶手段と、ユ
    ーザへの情報を表示する表示手段とを備え、スリープ機
    能を有する印刷装置であって、スリープへの移行の際、
    前記外部記憶手段の使用を禁止した後スリープを実行
    し、また、スリープを抜ける際、前記表示装置に外部記
    憶手段が装着されている等の警告を表示させた後、前記
    外部記憶手段の使用許可を出す制御手段を備えたことを
    特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 ハードディスク等の外部記憶手段と、ユ
    ーザへの情報を表示する表示手段とを備えた印刷装置で
    あって、前記外部記憶手段の使用の際、前記表示手段に
    外部記憶手段が装着されている等の警告を表示させ、そ
    の表示を確認した後、前記外部記憶手段に対する処理を
    実行し、この処理が終了するのを持って、前記表示手段
    の警告表示を終了させる制御手段を備えたことを特徴と
    する印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の印刷装
    置において、前記外部記憶手段は、印刷装置本体と着脱
    可能なものであることを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,3,4のいずれかに記載の印
    刷装置において、前記警告は、外部記憶手段が動作中で
    あることを示すものであることを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 外部記憶手段と表示手段とを備えた印刷
    装置における印刷方法であって、前記表示手段に外部記
    憶手段が装着されている旨の警告を表示する第1のステ
    ップと、この第1のステップの完了後に前記外部記憶手
    段の使用を許可する第2のステップと、前記外部記憶を
    使用して印刷処理を行う第3のステップとを備えたこと
    を特徴とする印刷方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の印刷方法を実現するため
    のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
JP10141321A 1998-05-22 1998-05-22 印刷装置、印刷方法、記憶媒体 Withdrawn JPH11334179A (ja)

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JP2016103754A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置

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