JPH09251359A - 情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリンタ制御システム - Google Patents

情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリンタ制御システム

Info

Publication number
JPH09251359A
JPH09251359A JP8084486A JP8448696A JPH09251359A JP H09251359 A JPH09251359 A JP H09251359A JP 8084486 A JP8084486 A JP 8084486A JP 8448696 A JP8448696 A JP 8448696A JP H09251359 A JPH09251359 A JP H09251359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
printer
output data
processing
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8084486A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mikami
健治 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8084486A priority Critical patent/JPH09251359A/ja
Publication of JPH09251359A publication Critical patent/JPH09251359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、効率的な出力処理を行うこ
とが可能な情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリン
タ制御システムを提供することである。 【解決手段】 ホストコンピュータ3000からの出力
データが複数あり、且つ一番初めの出力データが非常に
処理に時間のかかるデータであった場合には、プリンタ
1000のNVRAMからタイムアウトの値を読み込
み、タイムアウトが発生した場合には、途中までの処理
の状態を外部メモリ14に格納する。そして、プリンタ
1000が他の処理を終了しアイドル状態になった時
に、格納しておいたデータをプリンタ1000のRAM
19に復帰させることにより途中から処理を再開させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等に接続される情報出力プリンタ及び出力データの出
力制御を行うプリンタ制御システム並びにそれらにおけ
る情報出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータにインターフ
ェース(例えばセントロニクスインターフェース等)を
介して接続される情報出力プリンタ(以下、単に「プリ
ンタ」という。)は、ホストコンピュータから入力され
るデータを解析して、例えばレーザビームプリンタの出
力データとしてビットマップデータを展開し、この展開
に基づいて変調されたレーザビームを感光ドラムに走査
露光して画像データの出力を行うように構成されてい
る。
【0003】このような構成のプリンタでは、ホストコ
ンピュータから複数のデータが送られてきた場合、プリ
ンタもしくはホストコンピュータ側で、送られてきたデ
ータを蓄えておき、送られてきた順序通りにそのデータ
処理を行う仕組になっている。
【0004】また近年は、プリンタのネットワーク化が
進んでおり、1台のプリンタを様々なネットワークオペ
レーティングシステムを用いることにより複数のホスト
コンピュータ間で使用するケースが増えている。このよ
うなネットワーク環境下でのプリンタでは、ほぼ同時に
複数のユーザから出力の要求を受ける場合が多く、この
場合も一番先にプリンタに送られたデータから順に処理
が行われるようになっている。
【0005】また、プリンタの解像度、給紙カセットの
選択、印刷部数等のコンフィグレーションは、プリンタ
上の操作パネル又はホストコンピュータからドライバや
ユーティリティを用いることにより設定できるようにな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術では複数の出力データがプリンタに送られてきた場
合、送られた順序通りに出力処理が行われるので、前の
出力データが印字出力されるまではその次の出力データ
の処理を行うことができない。このため、非常に出力処
理に時間がかかる出力データが最初に送られた場合に
は、そのあとで送られてきた処理に時間のかからない出
力データまで前のデータの出力を待たなければ処理でき
ないという不便さがあった。
【0007】またそのような場合に、処理に時間のかか
らない出力データを先に処理するため、前に送られた処
理に時間のかかるデータをキャンセルして処理を後回し
にするという方法も考えられる。しかし、上記従来の技
術では、後回しにした出力データ及びその処理状態を記
憶する手段を持たないので、もう一度始めからキャンセ
ル分のデータ処理を行わなければならず、その再データ
処理に時間がかかるという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、効率的な出力処理を行うことが可能な
情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリンタ制御シス
テムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、少なくとも一つのホストコンピュータから
送られた複数の出力データの情報を情報出力プリンタに
より印字出力する情報出力方法において、前記情報出力
プリンタにおける一つの出力データの出力処理にかける
時間を前記出力データに応じて任意に設定する第1のス
テップと、前記情報出力プリンタによる出力処理中に前
記第1のステップで設定された設定時間を超過する出力
データがあった場合には、当該出力データの出力処理を
一時中断するとともに、この一時中断された出力データ
より後から送られた出力データを優先的に出力処理する
第2のステップと、この第2のステップにより出力処理
の一時中断が成された出力データ及びその出力処理状態
を記憶する第3のステップと、前記優先的な出力データ
の出力処理が終了した後に、前記第3のステップで記憶
された出力データ及びその出力処理状態に関する情報を
取り出し、前記一時中断されていた出力処理を再開させ
る第4のステップとを含むことを特徴とする。
【0010】また、上記課題を解決するために本発明
は、少なくとも一つのホストコンピュータと、このホス
トコンピュータから送られた複数の出力データの出力処
理を行う情報出力プリンタとを有し、この情報出力プリ
ンタにおけるプリンタ制御を行うプリンタ制御システム
において、前記情報出力プリンタにおける一つの出力デ
ータの出力処理にかける時間を前記出力データに応じて
任意に設定する設定手段と、前記情報出力プリンタによ
る出力処理中に前記設定手段で設定された設定時間を超
過する出力データがあった場合には、当該出力データの
出力処理を一時中断するとともに、この一時中断された
出力データより後から送られた出力データを優先的に出
力処理する手段と、前記設定時間の超過によって出力処
理の一時中断が成された出力データ及びその出力処理状
態を記憶する記憶手段と、前記優先的な出力データの出
力処理が終了した後に、前記記憶手段から前記一時中断
されていた出力データ及びその出力処理状態に関する情
報を取り出し、前記一時中断されていた出力処理を再開
させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0012】まず、本発明の実施の形態を説明する前
に、本発明を適用するに好適なレーザビームプリンタ及
びインクジェットプリンタ等の情報出力プリンタの構成
について図1を参照しながら説明する。尚、本実施の形
態で適用されるプリンタは、レーザビームプリンタ及び
インクジェットプリンタに限られるものではなく、他の
プリント方式のプリンタでも良いことは言うまでもな
い。
【0013】図1は、本発明を適用可能な情報出力プリ
ンタの構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプ
リンタ(以下、「LBP」という。)の場合を示すもの
である。
【0014】LBPとしてのプリンタ1000は、外部
に接続されているホストコンピュータから供給される出
力データとしての印刷情報(文字コード等)やフォーム
情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像
を形成するものであり、図1に示すように、LBP本体
1100を有し、このLBP本体1100内部に、LB
P全体の制御及びホストコンピュータから供給される文
字情報等を解析するプリンタ制御ユニット1001と、
レーザドライバ1002と、このレーザドライバ100
2により駆動されてレーザ光1004を発する半導体レ
ーザ1003と、レーザ光1004を回転走査する回転
多面鏡1005と、静電潜像を形成する静電ドラム10
06と、この静電ドラム1006の周囲に配設された現
像ユニット1007と、記録紙を収納する用紙カセット
1008と、この用紙カセット1008に収納された記
録紙を搬送して装置内に取り込む給紙ローラ1009、
搬送ローラ1010及び搬送ローラ1011とを備え、
さらにLBP本体1100の上部には操作のためのスイ
ッチ及びLED表示器等が配された操作パネルにより構
成される操作部1012が備えられている。またLBP
本体1100には、図示しないカードスロットを少なく
とも1個以上備え、内臓フォントに加えてオプションフ
ォントカード、言語系の異なる制御カード(エミュレー
ションカード)を接続できるように構成されている。
【0015】このような構成により、プリンタ1000
のプリンタ制御ユニット1001は、主に文字情報を対
応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドラ
イバ1002に出力する。
【0016】また、レーザドライバ1002は、半導体
レーザ1003を駆動し、入力されたビデオ信号に応じ
て半導体レーザ1003から発射されるレーザ光100
4をオン・オフ切り換えする。
【0017】そして、半導体レーザ1003から発射さ
れたレーザ光1004は、回転多面鏡1005で左右方
向に振らされて静電ドラム1006上を走査露光する。
これにより、静電ドラム1006上には文字パターンの
静電潜像が形成されることになる。さらに、この潜像
は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット
1007により現像された後、記録紙に転写される。こ
の記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙
はLBP本体1100に装着した用紙カセット1008
に収納され、給紙ローラ1009及び搬送ローラ101
0と搬送ローラ1011とにより、装置内に取り込まれ
て、静電ドラム1006に供給される。
【0018】本発明は、上記のようなプリンタであって
プリンタ内部に記憶装置を持つ場合に適用されるもので
ある。
【0019】図2は本発明の実施の一形態を示すプリン
タ制御システムの構成を説明するブロック図である。こ
こでは、プリンタが図1で説明したLBPであるものし
て説明する。尚、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0020】本発明によるプリンタ制御システムは、図
2に示すような少なくとも一つのホストコンピュータ3
000と、双方向性インターフェース(インターフェー
ス)21により接続されホストコンピュータ3000か
ら送られた複数の出力データの出力処理を行うLBP等
のプリンタ1000とを有して構成される。
【0021】ここで、ホストコンピュータ3000は、
後述の各種制御回路で構成された制御ユニット2000
と、この制御ユニット2000の外部に接続されるキー
ボード(KB)9と、CRTディスプレイ(CRT)1
0と、フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ11
とを有して構成されている。また、ホストコンピュータ
3000の制御ユニット2000は、ユニット全体をシ
ステムバス4を介して総括的に制御するCPU1と、こ
のCPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する
RAM2と、CPU1の制御プログラム等を記憶したR
OM3と、キーボード(KB)9や不図示のポインティ
ングデバイスからのキー入力を制御するキーボードコン
トローラ(KBC)5と、CRTディスプレイ(CR
T)10の表示を制御するCRTコントローラ(CRT
C)6と、外部メモリ11とのアクセスを制御するメモ
リコントローラ(MC)7と、所定の双方向性インター
フェース21を介してプリンタ1000に接続されプリ
ンタ1000との通信制御処理を実行するプリンタコン
トローラ(PRTC)8とを有して構成されている。
【0022】ここで、上記ROM3は、プログラム用R
OM、フォント用ROM及びデータ用ROMで構成され
るものである。このROM3のプログラム用ROMは、
CPU1が図形、イメージ、文字、表(表計算等を含
む)等が混在した文書処理を実行するための文書処理プ
ログラムを記憶するものである。また、このプログラム
用ROMは、後述の図7のフローチャートで示されるよ
うなCPU1の制御プログラム等も記憶するようにもな
っている。
【0023】ROM3のフォント用ROMは、上記CP
U1が文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶
するものである。また、ROM3のデータ用ROMは、
CPU1が文書処理等を行う際に使用する各種データを
記憶するものである。
【0024】外部メモリ11は、メモリコントローラ
(MC)7によりアクセスされるものであり、例えばブ
ートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデ
ータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハー
ドディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の
メモリ媒体で構成される。
【0025】尚、CPU1は、例えばRAM2上に設定
された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開
(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWY
SIWYGを可能としている。また、CPU1は、CR
T10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマ
ンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種
々のデータ処理を実行するようになっている。
【0026】また、プリンタ1000は、後述の各種制
御回路で構成された制御ユニット1001と、この制御
ユニット1001の外部に接続される印刷部(プリンタ
エンジン)17と、操作部1012と、外部メモリ14
とを有して構成されている。プリンタ1000の制御ユ
ニット1001は、ユニット全体をシステムバス15を
介して総括的に制御するCPU12と、このCPU12
の制御プログラム等を記憶したROM13と、印刷部1
7をシステムバス15に接続する印刷部インターフェー
ス(印刷部I/F)16と、ホストコンピュータ300
0と双方向インタフェース21で接続される入力部18
と、CPU12の主メモリ、ワークエリア等として機能
するRAM19と、外部メモリ14とのアクセスを制御
するメモリコントローラ(MC)20とを有して構成さ
れている。
【0027】ここで、上記ROM13は、プログラム用
ROM、フォント用ROM及びデータ用ROMで構成さ
れるものである。このROM13のプログラム用ROM
は、CPU12が印刷部インターフェース16を介して
印刷部17に出力データ情報としての画像信号を出力す
ることができるようにCPU12の制御プログラムを記
憶している。また、このプログラム用ROMは、後述の
図4〜図6のフローチャートで示されるようなCPU1
2の制御プログラム等を記憶するようになっている。
【0028】また、ROM13のフォント用ROMに
は、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデー
タ等を記憶するようになっている。さらに、ROM13
のデータ用ROMには、外部メモリ14が無いプリンタ
の場合に、ホストコンピュータ3000上で利用される
情報等を記憶するようになっている。
【0029】RAM19は、CPU12の主メモリ、ワ
ークエリア等として機能するRAMであり、図示しない
増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ
容量を拡張することができるように構成されている。
尚、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納
領域、NVRAM等に用いられる。
【0030】外部メモリ14は、出力処理の一時中断が
成された出力データ及びその出力処理状態を記憶する記
憶手段としての機能を有しており、ハードディスク(H
D)、ICカード等のメモリ媒体で構成され、メモリコ
ントローラ(MC)20によりアクセスを制御されるよ
うになっている。また、外部メモリ14は、オプション
として接続されるものであり、フォントデータ、エミュ
レーションプログラム、フォームデータ等を記憶するよ
うになっている。また、この外部メモリ14は、1個に
限らず、少なくとも1個以上備え、内臓フォントに加え
てオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ
制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを
複数接続できるように構成されていても良い。さらに、
図示しないNVRAMを有し、操作パネル1012から
のプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良
い。
【0031】CPU12は、ROM13のプログラム用
ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモ
リ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステ
ムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを
総括的に制御し、印刷部インターフェース16を介して
接続される印刷部17に出力情報としての画像信号を出
力するようになっている。また、CPU12は、入力部
18を介してホストコンピュータとの通信処理が可能と
なっており、プリンタ1000内の情報等をホストコン
ピュータ3000に通知可能に構成されている。
【0032】尚、本実施の形態では、プリンタ1000
における一つの出力データの出力処理にかける時間(タ
イムアウトの時間)を出力データに応じて任意に設定で
きるようになっている。この設定は、プリンタ1000
の操作部1012で行ってもよいし、又はインターフェ
ース21を介してホストコンピュータ3000側から設
定するようにしてもよい。また、この設定値は、プリン
タ1000のNVRAMに格納されるようになってい
る。
【0033】次に、図3〜図5のフローチャート等を参
照して上記プリンタ及びプリンタ制御システムの動作、
情報出力方法について説明する。尚、図3は、プリンタ
のキュー(待ち行列)状態を示す概念図であり、図4及
び図5は本実施の形態における動作、情報出力方法につ
いて説明するフローチャートである。
【0034】上記のように構成されたプリンタ及びプリ
ンタ制御システムにおいて、まず、ホストコンピュータ
3000が、出力データをPRTC8から双方向インタ
ーフェース21を介してプリンタ1000に送信する。
【0035】プリンタ1000のCPU12は、ホスト
コンピュータ3000から送られたデータを入力部18
で受け取りRAM19のバッファに蓄える。ここでプリ
ンタ1000のCPU12は、RAM19上のデータを
もとにROM13に記憶されたプログラムを用いてビッ
トマップデータに展開し、印刷部I/F16を介して印
刷部17から当該データを出力、印字する。このとき
に、ホストコンピュータ3000からの出力データが複
数あった場合には、図3に示すように基本的にプリンタ
1000に送られた順序通りに出力処理が行われるが、
同時に図4のフローチャートで示されるプログラム処理
によりプリンタ1000の制御を行う。
【0036】すなわち、図4のフローチャートに示すよ
うに、まず、プリンタ1000のCPU12が、あらか
じめユーザがプリンタ1000のパネル又はインターフ
ェース21を介してホストコンピュータ3000側から
設定したタイムアウトの設定値をプリンタ1000のN
VRAMから読み出す(S1)。そして、出力処理を始
める際に、プリンタ1000のCPU12は、この読み
出したタイムアウトの設定値のタイマをスタートさせる
(S2)。
【0037】次に、プリンタ1000のCPU12は、
印字が終了したかどうか判断し(S3)、終了していれ
ばタイマをリセットして(S6)、処理を終了する。
【0038】印字が終了していなければ(S3;N
O)、タイムアウトが発生したかどうか(設定時間を超
過したかどうか)を判断し(S4)、タイムアウトが発
生していなければ前記ステップS3、S4の処理を繰り
返す。
【0039】タイムアウトが起きている場合にはプリン
タ1000は外部メモリ14に印字途中のRAM19の
内容(出力データ及びその出力処理状態の内容)、を格
納し(S5)、最後にタイマのリセットを行う(S
6)。
【0040】これにより、プリンタ1000は、出力処
理中に設定された設定時間を超過する出力データがあっ
た場合には、当該出力データの出力処理を一時中断する
とともに、この一時中断された出力データより後から送
られた出力データを優先的に出力処理する。
【0041】そして、プリンタ1000が他の優先的に
成された出力処理を終了し、アイドル状態になった時に
は、図5のフローチャートで示されるようなプログラム
処理を用いて、格納しておいたデータをプリンタ100
0のRAM19に復帰させることにより、一時中断され
ていた出力データの処理を途中から再開させる。
【0042】すなわち、図5のフローチャートで示した
ように、まず、プリンタ1000のステータスを読み込
み(S21)、プリンタがアイドル状態かどうかを判断
する(S22)。
【0043】ここで、もしアイドルでなければ、プリン
タ1000のCPU12は、前記ステップS21、S2
2の処理を繰り返す。アイドルになっていれば、プリン
タ1000の外部メモリ14に格納していた印字途中の
RAM19の情報を取り出し(S23)、プリンタ10
00のRAM19に書き込む(S24)。このことによ
って出力処理を再開させることができる(S25)。
【0044】尚、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0045】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ホストコンピュータ3000からの出力データが複
数あり、且つ一番初めの出力データが図3に示すように
非常に処理に時間のかかるデータであった場合には、プ
リンタ1000のNVRAMからタイムアウトの値を読
み込み、タイムアウトが発生した場合には、当該出力デ
ータの途中までの処理の状態を外部メモリ14に格納す
る。そして、当該出力データの出力処理を一時中断する
とともに、この一時中断された出力データより後から送
られた出力データを優先的に出力処理する。また、プリ
ンタ1000が他の処理を終了しアイドル状態になった
時に、格納しておいたデータをプリンタ1000のRA
M19に復帰させることにより途中から処理を再開させ
る。
【0046】これにより、プリンタ1000に複数の出
力データがほぼ同時に送られた場合には、処理に非常に
時間がかかるデータの処理を後回しにし、且つ後回しに
したデータの出力処理を途中から再開させることができ
るので、効率的な出力処理を行うことが可能となる。
【0047】(他の実施の形態)上記実施の形態では、
タイムアウトの発生(設定時間の超過)によって出力処
理の一時中断が成された出力データ及びその出力処理の
状態の記憶をプリンタ1000側で行ったが、この記憶
処理はホストコンピュータ3000側で行うことも可能
である。このような処理を実現するプリンタ制御システ
ムの構成は、上記実施の形態とほぼ同様である。すなわ
ち、図2で示したものと基本的な構成は同じであるため
その説明の詳細は省略する。
【0048】次に、図6及び図7のフローチャートを参
照して出力データ及びその出力処理の状態の記憶をホス
トコンピュータ3000側で行う場合におけるプリンタ
制御システムの動作、情報出力方法について説明する。
図6及び図7は本実施の形態における動作、情報出力方
法について説明するフローチャートである。
【0049】まず、ホストコンピュータ3000はアプ
リケーションのコマンドをプリンタコマンドに変換し、
出力データとしてPRTC8から双方向インターフェー
ス21を介してプリンタ1000に送信する。
【0050】プリンタ1000は、そのデータを入力部
18で受け取りRAM19のバッファに蓄える。ここで
プリンタ1000は、RAM19上のデータをもとにR
OM13に記憶されたプログラムを用いて印字する訳で
あるが、このようなホストコンピュータ3000からの
出力データが複数あった場合、プリンタ1000に送ら
れた順序通りに処理が行われる。
【0051】このとき図6で示されるようなフローチャ
ートを用いてプリンタ1000の制御を行う。
【0052】すなわち、図6のフローチャートに示すよ
うに、まず、あらかじめユーザがプリンタ1000のパ
ネル又はインターフェース21を介してホストコンピュ
ータ3000側から設定したタイムアウトの設定値をプ
リンタ1000のNVRAMから読み出す(S11)。
そして、出力処理を始める際に、プリンタ1000のC
PU12は、この読み出したタイムアウトの設定値のタ
イマをスタートさせる(S12)。
【0053】次に、プリンタ1000のCPU12は、
印字が終了したかどうか判断し(S13)、終了してい
ればタイマをリセットして(S16)、処理を終了す
る。
【0054】印字が終了していなければ(S13;N
O)、タイムアウトが発生したかどうか判断し(S1
4)、タイムアウトが発生していなければ前記ステップ
S3、S4の処理を繰り返す。
【0055】タイムアウトが起きている場合にはホスト
コンピュータ3000のRAM2に空きがある場合には
RAM2に、空きがない場合にはハードディスク等の外
部メモリ11に印字途中のプリンタのRAM19の内容
を格納する(S15)。最後に、タイマのリセットを行
う(S16)。
【0056】これにより、プリンタ1000は、出力処
理中に設定された設定時間を超過する出力データがあっ
た場合には、当該出力データの出力処理を一時中断する
とともに、この一時中断された出力データより後から送
られた出力データを優先的に出力処理する。
【0057】次にプリンタ1000が他の優先的に成さ
れた出力処理を終了し、アイドル状態になった時には、
ホストコンピュータ3000のCPU1が、図7のフロ
ーチャートで示されるようなプログラム処理を用いて、
格納しておいたデータをプリンタ1000のRAM19
に復帰させることにより、一時中断されていた出力デー
タの処理を途中から再開させる。
【0058】すなわち、図7のフローチャートで示した
ように、まず、プリンタのステータスを読み込み(S3
1)、プリンタがアイドル状態かどうかを判断する(S
32)。
【0059】ここでもしアイドルでなければ、前記ステ
ップS31、S32の処理を繰り返す。アイドルになっ
ていれば、ホストコンピュータ3000のCPU1が、
ホストコンピュータ3000のRAM2もしくは外部メ
モリ11に格納していた印字途中のRAM19の情報を
取り出し(S33)、プリンタ1000のRAM19に
書き込む(S34)。このことによってホストコンピュ
ータ3000のCPU1が、プリンタ1000に出力処
理を再開させることができる(S35)。
【0060】このように、ホストコンピュータ3000
からの出力データが複数あり、且つ一番初めの出力デー
タが図3に示すように非常に処理に時間のかかるデータ
であった場合には、プリンタ1000のNVRAMから
タイムアウトの値を読み込み、タイムアウトが発生した
場合には、当該出力データの途中までの処理の状態をイ
ンターフェース21を介してホストコンピュータ300
0の外部メモリ11又はRAM2等に格納する。そし
て、当該出力データの出力処理を一時中断するととも
に、この一時中断された出力データより後から送られた
出力データを優先的に出力処理する。また、プリンタ1
000が他の処理を終了しアイドル状態になった時に、
格納しておいたデータをプリンタ1000のRAM19
に復帰させることにより途中から処理を再開させる。
【0061】これにより、プリンタ1000に複数の出
力データがほぼ同時に送られた場合には、処理に非常に
時間がかかるデータの処理を後回しにし、且つ後回しに
したデータの出力処理を途中から再開させることができ
るので、効率的な出力処理を行うことが可能となる。
【0062】尚、上記において本発明の機能が実行され
るのであれば、単体の機器であっても、複数の機器から
なるシステムであっても、LAN等のネットワークを介
して処理が行われるシステムであっても本発明を良好に
適用できることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ホ
ストコンピュータに接続される情報出力プリンタ及びプ
リンタ制御システム並びにそれらにおける情報出力方法
において、複数データの出力のときに最初のデータが処
理に時間がかかるデータである場合には、そのデータ及
び処理状態を例えばプリンタ又はホストコンピュータの
外部メモリ等に保存し、当該データの処理を後回しにす
ることができる。また、後回しにしたデータの出力処理
を途中からスムーズに再開させることができるので、効
率的な出力処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なプリンタの構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示すプリンタ制御シス
テムの構成を説明するブロック図である。
【図3】プリンタのキュー(待ち行列)の状態を示す概
念図である。
【図4】本発明の実施の一形態を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の実施の一形態を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の実施の一形態を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の実施の一形態を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 11 外部メモリ 12 CPU 13 ROM 14 外部メモリ 15 システムバス 19 RAM 1000 プリンタ 3000 ホストコンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのホストコンピュータか
    ら送られた複数の出力データの情報を情報出力プリンタ
    により印字出力する情報出力方法において、 前記情報出力プリンタにおける一つの出力データの出力
    処理にかける時間を前記出力データに応じて任意に設定
    する第1のステップと、 前記情報出力プリンタによる出力処理中に前記第1のス
    テップで設定された設定時間を超過する出力データがあ
    った場合には、当該出力データの出力処理を一時中断す
    るとともに、この一時中断された出力データより後から
    送られた出力データを優先的に出力処理する第2のステ
    ップと、 この第2のステップにより出力処理の一時中断が成され
    た出力データ及びその出力処理状態を記憶する第3のス
    テップと、 前記優先的な出力データの出力処理が終了した後に、前
    記第3のステップで記憶された出力データ及びその出力
    処理状態に関する情報を取り出し、前記一時中断されて
    いた出力処理を再開させる第4のステップと、 を含むことを特徴とする情報出力方法。
  2. 【請求項2】 前記第3のステップにおける出力データ
    及びその出力処理状態の記憶を前記情報出力プリンタ側
    で行うことを特徴とする請求項1記載の情報出力方法。
  3. 【請求項3】 前記第3のステップにおける出力データ
    及びその出力処理状態の記憶を前記ホストコンピュータ
    側で行うことを特徴とする請求項1記載の情報出力方
    法。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つのホストコンピュータ
    と、このホストコンピュータから送られた複数の出力デ
    ータの出力処理を行う情報出力プリンタとを有し、この
    情報出力プリンタにおけるプリンタ制御を行うプリンタ
    制御システムにおいて、 前記情報出力プリンタにおける一つの出力データの出力
    処理にかける時間を前記出力データに応じて任意に設定
    する設定手段と、 前記情報出力プリンタによる出力処理中に前記設定手段
    で設定された設定時間を超過する出力データがあった場
    合には、当該出力データの出力処理を一時中断するとと
    もに、この一時中断された出力データより後から送られ
    た出力データを優先的に出力処理する手段と、 前記設定時間の超過によって出力処理の一時中断が成さ
    れた出力データ及びその出力処理状態を記憶する記憶手
    段と、 前記優先的な出力データの出力処理が終了した後に、前
    記記憶手段から前記一時中断されていた出力データ及び
    その出力処理状態に関する情報を取り出し、前記一時中
    断されていた出力処理を再開させる手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ制御システム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段を前記情報出力プリンタ側
    に設けたことを特徴とする請求項4記載のプリンタ制御
    システム。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段を前記ホストコンピュータ
    側に設けたことを特徴とする請求項4記載のプリンタ制
    御システム。
  7. 【請求項7】 少なくとも一つのホストコンピュータか
    ら送られた複数の出力データの情報を基にその出力処理
    を行う情報出力プリンタにおいて、 一つの出力データの出力処理にかける時間を前記出力デ
    ータに応じて任意に設定する設定手段と、 前記出力処理中に前記設定手段による設定時間を超過す
    る出力データがあった場合には、当該出力データの出力
    処理を一時中断するとともに、この一時中断された出力
    データより後から送られた出力データを優先的に出力処
    理する手段と、 前記設定時間の超過によって出力処理の一時中断が成さ
    れた出力データ及びその出力処理状態を記憶する記憶手
    段と、 前記優先的な出力データの出力処理が終了した後に、前
    記記憶手段から前記一時中断されていた出力データ及び
    その出力処理状態に関する情報を取り出し、前記一時中
    断されていた出力処理を再開させる手段と、 を有することを特徴とする情報出力プリンタ。
JP8084486A 1996-03-14 1996-03-14 情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリンタ制御システム Pending JPH09251359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084486A JPH09251359A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリンタ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084486A JPH09251359A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリンタ制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09251359A true JPH09251359A (ja) 1997-09-22

Family

ID=13831989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8084486A Pending JPH09251359A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリンタ制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09251359A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11143659A (ja) * 1997-11-11 1999-05-28 Minolta Co Ltd プリント装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11143659A (ja) * 1997-11-11 1999-05-28 Minolta Co Ltd プリント装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3747130B2 (ja) 情報処理装置、メッセージ表示方法、インタフェース装置、及びコンピュータ読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体
US20050275882A1 (en) Information processing apparatus and its control method
JP3907362B2 (ja) 印刷制御方法及び装置および印刷システム
JP2004246570A (ja) 情報処理装置
JPH09251359A (ja) 情報出力方法、情報出力プリンタ及びプリンタ制御システム
JP3209911B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法
JP3209858B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法
JP3197616B2 (ja) プリンタ制御方法及びプリンタ制御装置およびプリンタ制御システムおよび情報処理装置およびデータ登録方法
JPH08335150A (ja) 印刷システム
JP2000185445A (ja) 印刷制御方法及び装置
JP2003080771A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JPH1199730A (ja) 印刷装置及びその制御方法
JPH09295432A (ja) プリンタ装置及びプリント制御方法
JP3320229B2 (ja) 画像形成方法及びプリンタ制御システム
JP2000347823A (ja) ホストベース印刷システム、ホストコンピュータ、プリンタ、プリント方法、記憶媒体
JPH08282064A (ja) 記録装置及び記録制御方法
JPH11338653A (ja) 印刷方法、印刷装置及び印刷プログラムを格納した記憶媒体
JP2003015849A (ja) 印刷制御装置及び印刷制御方法
JP2003341152A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷システム、及びプログラム
JP2001199136A (ja) 印刷装置及び印刷方法
JPH09207414A (ja) 情報処理装置及び方法
JPH10187375A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2004181810A (ja) 出力装置及び出力方法
JP2001270187A (ja) 印刷装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
JP2004192216A (ja) フォント情報印刷装置、フォント情報印刷方法、及びフォント情報印刷方法を記録した記録媒体