JPH11333653A - ツ―ルスピンドルクランピング装置 - Google Patents

ツ―ルスピンドルクランピング装置

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JPH11333653A
JPH11333653A JP11074085A JP7408599A JPH11333653A JP H11333653 A JPH11333653 A JP H11333653A JP 11074085 A JP11074085 A JP 11074085A JP 7408599 A JP7408599 A JP 7408599A JP H11333653 A JPH11333653 A JP H11333653A
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JP
Japan
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clamping device
sleeve
drawbar
spring assembly
tool
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JP11074085A
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English (en)
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Michel Zosi
ゾジ ミシェル
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Rech Ind & Dev Sa co
Original Assignee
Rech Ind & Dev Sa co
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/24Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means
    • B23B31/26Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using mechanical transmission through the working-spindle
    • B23B31/261Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using mechanical transmission through the working-spindle clamping the end of the toolholder shank
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
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    • Y10T408/95Tool-support with tool-retaining means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高張力、高速、高精度なクランピング装置を
提供する。 【解決手段】 ツールスピンドルクランピング装置の引
張り棒の引張り力の増加用に、引張り棒とスリーブ間
に、第1のプレテンションされたばねアセンブリに加え
て、追加のばねアセンブリを挿入する。ばねアセンブリ
はプレテンションされ、留め具によって、スリーブと引
張り棒の基端部間に接続され得る。操作中に、2つのば
ねアセンブリは同時に作用して高い張力をもたらし、引
張り棒に固定されたツール円錐部が、スリーブの内部円
錐部に引っ張られる。ツールを突出すために、追加のば
ねアセンブリが引張り棒から引き離され、後者がスリー
ブの末端部に対して移動される。追加のばねアセンブリ
を引張り棒から引き離すために、流体作動式ピストン
に、更なる流体作動式ピストンが提供され、留め具が開
かれて引張り棒がばねアセンブリのばねの張力に抗して
移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の分野に
属し、独立請求項の前段部分に係るツールスピンドル用
のクランピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械で使用されるツールスピンドル
用のクランピング装置は、ツールをクランプするように
働く。これらのクランピング装置は、通常、管状スリー
ブと、限られた範囲まで軸方向に移動可能な引張り棒
(draw rod)又はタイロッド(tie rod)を備えてい
る。このスリーブは末端部に向かって拡がった内部円錐
部(internal cone)を有しており、スピンドルと共に
使用されるツールの対応する円錐部と係合している(即
ち、標準ISO又はHSK接合面)。ツールをスピンド
ルに固定するために、ツールはツールホルダによって引
張り棒に接続され、後者は、引張り力でスリーブの基端
部まで引っ張られる。結果的に、ツールの円錐部はスリ
ーブ内部の円錐部に引っ張られて、後者に圧入される。
ツール円錐部と内部円錐部との間の摩擦による把持力
は、スピンドル/ツールユニットを強化し、操作中にツ
ールに働くトルクを実質的に吸収する。
【0003】スリーブはスピンドルケーシング内で回転
するように取り付けられ、例えば、電気モータの回転を
直接運び、それによってクランピング装置及び固定され
たツールが駆動される。
【0004】クランピング装置のツールを固定するため
に必要な引張り力は、通常、プレテンション(pretensi
oned)された態様でスリーブと引張り棒との間に配置さ
れたばねアセンブリ又はバンクで発生される。ツールを
除去するために、引張り棒がばねアセンブリのばねの張
力に抗してスリーブの末端部に向かって、通常、引張り
棒の近傍端部で動作する流体作動式(hydraulically o
perated)ピストンによって移動される。その結果、ツ
ール円錐部はスリーブの内部円錐部のから滑り出て、ツ
ールと原材料の(raw)棒との間の接続が緩められ、ツ
ールが除去可能になる。
【0005】上述したように、作動プロセス中に工作機
械のツールに作用することができるトルクが、クランピ
ング装置とツールとの間の接続によって吸収されて、円
錐部/内部円錐部を介する接続の場合は特に引張り棒に
作用する引張り力によって上向きに制限される。より高
いパワーレベル及びより高速に対しては、通常より高い
トルクが発生するので、多くの場合、引張り力を増加す
ることができることが望ましい。引張り力は、ツールと
クランピング装置によって構成されたユニットの静的及
び動的な剛性にも影響し、ひいては達成可能な機械精度
にも影響するので、この接続が引張り力を高めることが
できることも望ましい。
【0006】引張り力は主に、スリーブと引張り棒の間
に動作する前記ばねアセンブリのばね特性(ばね定数)
に依存し、これらのばねは通常複数の円板ばねを含む。
このばねアセンブリのばね特性を、引張り力を実質的に
増加するために変更することは、容易でないことが見出
された。これは実質的に所定の幾何学的状態による。そ
の理由はスリーブの外径は、取付け及び任意でロータが
形成されるモータによって予め定まっているからであ
る。
【0007】本発明の課題はクランピング装置を、全て
の寸法の従来ツールスピンドルに実質的に適合される全
ての寸法を有するツールスピンドルに提供することであ
り、本願に従ったクランピング装置は、例えばツールに
対して標準化された内面を有し且つ既知の工作機械のス
ピンドルに挿入可能でありながら、本願のクランピング
装置とそれに固定されたツールのと間の接続が既知のク
ランピング装置の場合より高い引張り力であることを特
徴としている。
【0008】この課題は、請求項1によって定義される
ような、ツールスピンドル用ツールクランピング装置に
よって解決される。従属項は本発明のクランピング装置
の例示的で有利な実施形態を定義している。
【0009】プレテンションを加えて、スリーブと引張
り棒との間に既知の態様で配置されたばねアセンブリに
加え、本願に従ったクランピング装置は、追加のばねア
センブリを有する。追加のばねアセンブリは、プレテン
ションされた態様で引張り棒の基端部(proximal en
d)と、スリーブの基端部との間に、操作の目的ために
接続され、第1ばねアセンブリと同時に作用するが、引
張り力の大部分を供給する。ツールを緩めるために、追
加のばねアセンブリは、初めは引張り棒から離れ、引張
り力が低減され、既知の態様で引張り棒をスリーブの末
端部に向かって移動させる。即ち、第1ばねアセンブリ
を圧縮することによって、ツールは引張り棒から離され
る。
【0010】例えばISO−25インタフェースを有す
る本発明に従ったクランピング装置は、同じインタフェ
ースを有する既知のクランピング装置が約3,000N
の引張力を有するのに比べて、約18,000〜20,
000Nの引張力を有している。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のクランピング装
置を例示した実施形態の軸方向断面図である。このクラ
ンピング装置は、下向き末端部と上向き基端部とを有す
るツールスピンドル用の装置である。このクランピング
装置は、スリーブ1を有しており、このスリーブ1は、
末端部に内部円錐部2を有し、その基端部にスリーブカ
ラー(sleeve collar)3を有している。スリーブ1
は、既知の図示しない方法でスピンドルケーシング内に
設置されており、電気モータのロータを支持し、或いは
ギヤによってロータに動作可能なように接続されてい
る。このクランピング装置は、タイロッド又は引張り棒
4も有している。これは、スリーブ1内に同軸に配置さ
れ、その末端部においてツールホルダ5を支持してい
る。
【0012】ツールホルダ5及びスリーブ1の内面は互
いに合わせられているので、スリーブ内で引張り棒4を
軸方向に動かすことによって、ツールホルダ5をクラン
プ位置、即ち径方向に縮められた位置に運んだり、アン
クランプ(unclamp)位置に運ぶことができる。図1に
示されるクランプ位置では、ツールホルダ5は、ツール
6の基端部のまわりの押込み把持又は摩擦把持によっ
て、引張り棒4と係合して、固定される。アンロック
(unlock)位置では、ツール6は、ツールホルダ5に挿
入したり、ツールホルダ5から取り外したりすることが
できる。ツールホルダ5は、例えば実質的に中空の円筒
で、軸方向のスリットを有しており、大きな内径を有す
るスリーブ領域から小さな径を有するスリーブ領域への
軸方向移動によって、アンクランプ位置からクランプ位
置に運ぶことができる。
【0013】ツール6は、円錐部7を有している。円錐
部7の形状は、スリーブ1の内部円錐部2に対応してい
る。この円錐形状は、従来から規格化されたものである
(標準ISO又はHSKインタフェース)。ツールホル
ダ5を用いて引張り棒4に連結されたツール6は、スピ
ンドルの基端部に対して作用する引張力によってスリー
ブ1内に引っ張られ、或いはその内部円錐部2内に引っ
張られる。
【0014】スリーブ1と引張り棒4との間、或いはス
リーブ留め9と引張り棒留め10との間には、第1ばね
バンク又はばねアセンブリ8が配置されている。スリー
ブ1の基端部に配置されたリミッタ11によって、第1
ばねアセンブリ8はプレテンションされている。内部円
錐部2及びリミッタ11は、引張り棒4に連結されたツ
ール6によって引張り棒4が軸方向位置に保持されるよ
うな方法で相互に離間させられており、第1ばねアセン
ブリ8は、リミッタ11によって定められるツール解放
位置にあるときよりも幾分縮んでいる。
【0015】第1ばねアセンブリ8は、少なくともツー
ルホルダ5をクランプすることの可能な引張力と少なく
ともツールホルダ5のクランプ位置とアンクランプ位置
との間の軸方向移動(突出移動)に対応するばね移動と
に対して設計され、プレテンションされている。前述の
クランピング装置(ISO−25インタフェース、約5
mmの突出運動)では、例えば、20mmの直径と約
4,000N/mmのばね定数を有し、約1000〜2
000Nでテンションが加えられた約20個の円板ばね
を備える第1ばねアセンブリ8が使用されている。
【0016】スリーブカラー3には、追加のばねバンク
又はばねアセンブリ15が配置されている。これは、ス
リーブ1よりも大きな外径を有していると好適である。
この追加ばねアセンブリ15は、スリーブカラー3と引
張り棒4の基端部との間のマルチパート留め具(multip
art fastener)17/18によってプレテンションされ
ている。ここで、後者は、例えばヘッド16を引張り棒
の基端部上に有している。追加ばねアセンブリ15は、
第1ばねアセンブリ8よりも極めて高いばね定数を有し
ている。即ち、追加ばねアセンブリ15は、極めて小さ
なばね移動で極めて高い引張力によって縮むことができ
る。
【0017】上記のクランピング装置(ISO−25イ
ンタフェース)用に、追加のばねアセンブリ15、例え
ば直径約40mmで、ばね定数が約120,000N/
mmであり、約18,000〜20,000Nのプレテ
ンションされた状態(ばねの移動量3/6mmに対応)
の3つの円板ばねによって構成されている。
【0018】ツール6の出し入れのために、即ち引張り
棒4のスリーブ1の末端部に対する軸方向の移動のため
に2つの作動手段が設けられている。それは例えば、圧
縮するため、即ち追加のばねアセンブリ15と第2ピス
トンとを切り離すための、スピンドルケーシングに固定
されたシリンダ21内の第1液体作動式ピストン20で
ある。これは、第1ピストン20内に配置されたシリン
ダ23内の流体によって変位可能である。2つのピスト
ン20と21とのこの構成の利点は、追加のばねアセン
ブリ15の圧縮用に、大きな表面が形成されることであ
る。これは、比較的低い流体圧力(約80バール)で前
記圧縮に必要な強い力を加えることを可能にする。
【0019】本発明に従ったクランピング装置の機能を
図2〜図6に関して説明する。クランピング装置の部分
は図1と同じ参照符号が付されている。図2〜図6は再
び軸方向断面図として示したクランピング装置の基端部
である。図2は引張り棒4の末端でのツールは示さない
操作状態、図3は追加のばねアセンブリ15が、引張り
棒4から引き離された操作状態、図4は引張り棒4がツ
ールを引き出すために緩められた操作状態、図5は引張
り棒4が引き出し位置に或る操作状態を示す。図6はプ
レテンションされたばねアセンブリ15及び18は有す
るがツールは有さない操作不能位置である。
【0020】図2は図1に対応する本質的要素である。
引張り棒4は図示しないツールによって、ピストン内に
保持され、第1ばねアセンブリ8はプレテンションさ
れ、引張り棒4は基部リミッタ11に近接していない
(クリアランスS.1)。追加のばねアセンブリ15を
引張り棒4に連結するための留め具17/18は、例え
ば留めリング17と2つの放射方向可動留め部材18
(詳細は図7参照)とを備え、追加のばねアセンブリ1
5が所望の態様で、スリーブカラー3と留めリングとの
間に存在する所定のクリアランス(クリアランスS.
2)でプレテンションされるような態様で構成されてい
る。
【0021】引張り棒4に作用し、ひいては図示しない
ツールをスリーブの内部円錐部に押す総引張り力は、第
1ばねアセンブリ8と追加のばねアセンブリ15のテン
ションの総和である。
【0022】図3は、本願のクランピング装置の追加の
ばねアセンブリ15が、引張り棒4から引き離された段
階の基端部を示す。この引き離しは第1作動部材(図1
のピストン20)によって成される。第1作動部材は、
力K.1で留めリング17を押して、ばねアセンブリ1
5をスリーブカラー3と留めリング17との間に最大ク
リアランスS.2で圧縮する。留めリング上への力K.
1の動作を通して、追加のばねアセンブリ15は引張り
棒4から引き離され、留め部材18は解放され(クリア
ランスS.3又はS.4)る。この動作には、例えば
0.4mmといった非常に小さなばね移動(クリアラン
スS.2)でよい。
【0023】図4は、留め具が解放されたクランピング
装置の基端部を示す。留め部材18は放射方向に移動し
て離れ、図示しないツールホルダを引き離すために(即
ち、ツールを突出させるために)引張り棒4は軸線に沿
ってスリーブ1の末端部に向かって移動可能である。作
動手段が留め部材18の放射方向移動のために提供さ
れ、例えば、その作動手段は、引張り棒を軸方向に移動
するものと同じであってもよい。
【0024】図5はクランピング装置の基端部で、引張
り棒4が突出位置にある。引張り棒をこの位置にもって
きて、維持するために、力K.2が必要である。これは
引張り棒4の基端部に作用し、これによって第1ばねア
センブリ8は対応して圧縮される。この力K.2は第2
作動手段、例えばシリンダ/ピストンユニット22/2
3によってもたらされる(図1)。
【0025】図6は、非作動状態のクランピング装置の
基端部を示す、即ちツールがなく、作動手段のいかなる
作動もない。このように、第1ばねアセンブリ8は引張
り棒4を基部のリミッタ11(クリアンスS.1=0)
に対して押したプレテンション状態にあり、追加のばね
アセンブリ15も留め具17/18によって、スリーブ
カラー3と引張り棒4のヘッド16との間でプレテンシ
ョンされている。
【0026】ツールを、非作動状態(図6)のクランピ
ング装置に挿入するために、又はツールをクランピング
装置(図2で述べた)から突出させるために、以下のス
テップが必要である。即ち、プレテンション状態から離
すステップ(追加のばねアセンブリを圧縮して引張り棒
から離す)と、留め具を開けるステップと、プレテンシ
ョン状態のほかに、第1ばねアセンブリを圧縮して引張
り棒を突出位置にするステップと、ツールを挿入又は除
去するステップと、第1ばねアセンブリを緩めるステッ
プ(引張り棒が作動位置に滑り、第1ばねアセンブリが
プレテンション状態になる)と、留め具を閉めるステッ
プと、追加のばねアセンブリを緩めるステップ(引張り
棒に接続され、テンション状態になる)。
【0027】図7に、本発明に従ったクランピング装置
用留め具の好ましい実施形態を示す。
【0028】図1〜図6に示したように、留め具は、留
めリング17及び2つの軸方向可動留め部材18を本質
的に備える。これらは、引張り棒4の周りに規則的に配
置された2つ以上の留め部材であろう。これらの留め部
材18は放射方向内方位置(図7に示す)を有し、この
中で引張り棒4のヘッド16(留め具閉止)の下を通過
している、放射方向外方位置で、ヘッド16を解放する
(留め具解放)。留め部材は好適な手段(例えば復元ば
ね(restoring spring)(30)によって、放射方向
内方位置で保持され、放射方向外方位置から内方位置に
駆動して戻る。留め部材18はどちらの場合も、2つの
内方に下がった制御面を有し、その面はヘッド16の横
方向に配置されており、ピストン22の対応制御面32
と協働するようになっている。
【0029】留め部材は好ましくはロッキング手段を有
し、それによって内方位置にロックされることができ、
作用可能なほど(operationally)高い遠心力によって
も外方位置に移動することができないようになってお
り、復元ばね30の張力に抗する。ロッキング手段33
は、例えば2つの部分のロッキングピン33.1/2で
あり、留めリング17にばね留めされている。ロッキン
グピン33.1/2のシャー34の平面が留めリング1
7と留め部材18との間の接合面に関してずれており、
ピン上にいかなる外部動作もなく配置され、その結果、
留め部材18の放射方向のずれが防止されている。ロッ
キングピン33.1/2は、ピストン22上の22対応
制御ピン35によって操作され、ピストンが引張り棒に
対して移動された場合に、それがロッキングピン33.
1/2に押されるように後者に配置され、その結果、ず
れた面が留めリング17と留め部材18との間の接合面
に向き、固定部材の放射方向の移動が可能である。
【0030】個々の、2つの部分になったロッキングピ
ン33.1/2の代わりに、図7の図面用紙の平面に垂
直に延びたロッキング本体(33.2)を使用すること
もでき、それは例えばどちらの場合も2つのロッキング
ピン(33.1)と協働する。
【0031】引張り棒4のヘッドと協働するピストン2
2の端面36と、留め部材18の半径方向の移動のため
の制御面3と、留め部材18をアンロッキングするため
の制御ピン35とが、ピストン22に配置され、移動中
に後者がスリーブ1の基端部に向かい、最初に留め部材
18がアンロックされ、次に離れるように移動され、そ
してそのときのみ引張り棒4は軸方向に移動する。
【0032】このような構成によって、ロッキング手段
33、留め部材18及び引張り棒4の操作は、強制的に
制御された態様で接続される。
【図面の簡単な説明】
本発明に従ったツールスピンドルクランピング装置を、
以下の添付図面に関して詳細に説明した。
【図1】本発明に従ったクランピング装置の模式的に表
される好適な実施形態の軸方向断面図である。
【図2】本発明のクランピング装置の動作を説明する種
々の状態にある図1のクランピング装置の基端部を示す
軸方向断面図である。
【図3】本発明のクランピング装置の動作を説明する種
々の状態にある図1のクランピング装置の基端部を示す
軸方向断面図である。
【図4】本発明のクランピング装置の動作を説明する種
々の状態にある図1のクランピング装置の基端部を示す
軸方向断面図である。
【図5】本発明のクランピング装置の動作を説明する種
々の状態にある図1のクランピング装置の基端部を示す
軸方向断面図である。
【図6】本発明のクランピング装置の動作を説明する種
々の状態にある図1のクランピング装置の基端部を示す
軸方向断面図である。
【図7】追加のばねアセンブリと引張り棒との間の着脱
可能な連結及びロッキングの好適な実施形態を示す図で
ある。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブ(1)と該スリーブ(1)内で
    軸方向に移動可能な引張り棒(4)とを有し、前記スリ
    ーブ(1)がツール(6)の円錐部(7)を受容するた
    めに末端部に内部円錐部(2)を有し、前記引張り棒
    (4)が末端部にツールホルダ(5)を有し、 該ツールホルダ(5)が、前記スリーブ(1)内の前記
    引張り棒(4)の軸方向の移動によって、クランプ又は
    アンクランプ位置に運ばれ、 第1のプレテンションされたばねアセンブリ(8)が、
    前記引張り棒(4)に引張り力を発生するために、前記
    スリーブ(1)と前記引張り棒(4)との間に配置され
    て、前記引張り棒をスリーブの基端部に駆動し、前記ツ
    ールホルダ(5)をクランプ位置に駆動し、 前記クランピング装置の前記基端部には駆動手段(22
    /23)が提供されて、該駆動手段によって、引張り棒
    (4)が、スリーブ(1)の末端部に向かって前記第1
    ばねアセンブリ(8)のばね張力に抗して移動可能であ
    る、ツールスピンドル用クランピング装置であって、 前記引張り棒(4)の張力を増加するために、追加のば
    ねアセンブリ(15)を有し、該アセンブリは前記スリ
    ーブ(1)の基端部と前記引張り棒(4)基端部との間
    でプレテンションされた態様で接続されており、前記追
    加のばねアセンブリ(15)を前記引張り棒(4)から
    引き離すために、更なる駆動手段(20/21)が設け
    られていることを特徴とするクランピング装置。
  2. 【請求項2】 前記追加のばねアセンブリ(15)が第
    1ばねアセンブリ(8)より高いばね定数を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のクランピング装置。
  3. 【請求項3】 前記追加のばねアセンブリ(15)を、
    前記引張り棒(4)の基端部に連結するために、留め具
    (18/19)が提供されており、前記駆動手段(22
    /23)には、前記引張り棒(4)の移動に先だって前
    記留め具を開けるための手段(32,35)が装備され
    ていることを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に
    記載のクランピング装置。
  4. 【請求項4】 前記更なる駆動手段がシリンダ(21)
    内で可動のピストン(20)によって構成され、前記駆
    動手段もシリンダ(23)内で可動のピストン(22)
    であり、前記駆動手段の前記シリンダ(23)が前記更
    なる駆動手段の前記ピストン(20)内に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の
    クランピング装置。
  5. 【請求項5】 前記追加のばねアセンブリ(15)が、
    前記スリーブ(1)の基端部に配置されたスリーブカラ
    ー(3)に配置され、前記スリーブカラー(3)が前記
    スリーブ(1)よりも大きな内径を有していることを特
    徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のクランピン
    グ装置。
  6. 【請求項6】 前記追加のばねアセンブリ(15)が複
    数の円板ばねを備えていることを特徴とする請求項5に
    記載のクランピング装置。
  7. 【請求項7】 前記追加のばねアセンブリ(15)を前
    記引張り棒(4)に接続するための前記留め具が、留め
    リング(17)及び複数の放射方向可動留め部材(1
    8)を有し、該留め部材が引張り棒(4)の基端部に配
    置されたヘッド(16)と協働することを特徴とする請
    求項3〜6の何れか1項に記載のクランピング装置。
  8. 【請求項8】 前記放射方向に可動な留め部材(18)
    が前記駆動手段(22/23)上で放射方向内方から放
    射方向外方位置に移動するために制御面(32)が設け
    られており、前記留め部材(18)を半径方向内部位置
    に復元するために復元手段が提供されていることを特徴
    とする請求項7に記載のクランピング装置。
  9. 【請求項9】 前記復元ばね(30)が復元手段として
    提供されていることを特徴とする請求項8に記載のクラ
    ンピング装置。
  10. 【請求項10】 前記留め具がロッキング手段を有し、
    もって放射方向可動留め部材(18)を内方位置にロッ
    クすることができることを特徴とする請求項8又は9の
    何れか1項に記載のクランピング装置。
  11. 【請求項11】 前記ロッキング手段が、ロッキングピ
    ン(33.1)及びロッキング本体(33/2)によっ
    て構成され、共にシャー(34)の移動可能な面を形成
    していることを特徴とする請求項10に記載のクランピ
    ング装置。
  12. 【請求項12】 前記ロッキング手段を制御するため
    に、前記駆動手段に制御手段が提供されていることを特
    徴とする請求項10又は11の何れか1項に記載のクラ
    ンピング装置。
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