JPH11333566A - スポット溶接装置 - Google Patents
スポット溶接装置Info
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- JPH11333566A JPH11333566A JP10158635A JP15863598A JPH11333566A JP H11333566 A JPH11333566 A JP H11333566A JP 10158635 A JP10158635 A JP 10158635A JP 15863598 A JP15863598 A JP 15863598A JP H11333566 A JPH11333566 A JP H11333566A
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Abstract
し、加圧力不足の通電による散り発生を防止したスポッ
ト溶接装置を提供する。 【解決手段】ガンアーム2一端2aに固定電極3を備
え、この固定電極3と対向する他端2bに圧力センサ4
を備え、固定電極3と対向する可動電極7と圧力センサ
4と対向する圧力チップ4とを備え、可動電極7を進退
作動するガンシリンダ5をガンアーム2上にイコライズ
6を介して固定電極3と圧力センサ4との間で進退移動
可能に設け、可動電極7の前進加圧時における反力で後
退移動するガンシリンダ5により圧力センサ4の電極加
圧力検出信号で最適な加圧力とするようガンシリンダ5
に供給するエア圧の制御と、所定の加圧力に達した時点
で通電の開始制御とを行う溶接制御装置9を備えた。
Description
スポット溶接装置に関するものである。
る従来の加圧検出機能付のスポット溶接装置は図7で示
すように、スポット溶接ガン20のガンアーム21の一
端22に固定電極23を備え、他端に前記固定電極23
に対し進退移動させてワークWをスポット溶接する可動
電極25を備えたガンシリンダ24(加圧シリンダ)を
有し、このガンシリンダ24にエア圧を供給するエア供
給通路に空気圧力センサ26を設け、この空気圧力セン
サ26から加圧検出装置27及びタイマーコンタクタ2
8(溶接制御装置)を介して前記エア供給通路に設けら
れているバルブ29を制御するようにした構成である。
ンシリンダ24の内圧変化を空気圧力センサ26でモニ
タし、電圧波形に置き換え、その電圧波型を解析し、通
電指令をタイマーコンタクタ28に出力することで、エ
ア圧が設定値に到達した時点で通電するものである。
先端の加圧力の代用特性として、ガンシリンダ24内の
エア圧をとっているため、配管の長さ、配管途中の詰ま
り、折れ、エアホースの膨脹等により電極先端で測る方
法に対しタイムラグが発生したり、加圧計測精度が悪
い。従って、不適正な通電タイミングやワークへの加圧
力不足による散りの発生で溶接品質を不安定にしている
問題があった。
ミングの制御を可能とし、加圧力不足の通電による散り
発生を防止したスポット溶接装置を提供することであ
る。
めの本発明の要旨は、一端に固定電極を備え、この固定
電極と対向する他端に圧力センサを備えたガンアーム
と、前記固定電極と対向する可動電極と前記圧力センサ
と対向する圧力チップとを備え、前記ガンアーム上にイ
コライズを介して前記固定電極と圧力センサとの間で進
退移動可能に設けた前記可動電極を進退作動するガンシ
リンダと、前記可動電極の前進加圧時における反力によ
るガンシリンダの後退移動で前記圧力チップが押圧する
前記圧力センサの電極加圧力検出信号で最適な加圧力と
するよう前記ガンシリンダに供給するエア圧の制御と、
所定の加圧力に達した時点で通電の開始制御とを行う溶
接制御装置を備えたことを特徴とするものである。
基づいて説明する。図1及び図2はスポット溶接ガン1
を示し、図1はガン開放時であり、図2はワークWの加
工時である。このスポット溶接ガン1の構造は、ガンア
ーム2の一端2aに固定電極3を備え、他端2bに前記
固定電極3と対向して圧力センサ4を備えている。
ンダ5(加圧シリンダ)がイコライズ6を介して前記固
定電極3と圧力センサ4との間で進退移動可能に設けら
れている。このガンシリンダ5には前記固定電極3と対
向する可動電極7と前記圧力センサ4と対向する圧力チ
ップ8(絶縁体)とを備え、ガンシリンダ5により前記
可動電極7を進退作動するようになっている。
力センサ4の電極加圧力検出信号で最適な加圧力とする
よう前記ガンシリンダ5に供給するエア圧の制御と、所
定の加圧力に達した時点で通電の開始制御とを行う溶接
制御装置9(タイマーコンタクタ)を備えているもので
ある。
の起動信号と圧力センサ4からの電極加圧力検出信号が
入力され、通電可否判定、加圧起動、加圧力制御バルブ
11のエア圧調整制御、トランス12に対しスポット溶
接ガン1への通電起動の制御機能を有しているものであ
る。
は、図1に示すガン開放時から、図2で示すように可動
電極7を前進作動するようガンシリンダ5にエア圧を供
給したワークWの加工時において、可動電極7がワーク
Wに当接した加圧力P1の反力でガンシリンダ5がイコ
ライズ6により後退移動し、圧力チップ8は前記可動電
極7がワークWに当接した加圧力P1と同一の加圧力P
2で圧力センサ4を押圧して電極加圧力検出信号を溶接
制御装置9へ出力して最適な加圧力と通電の開始制御と
を行うものである。
のフローチャートによって説明する。先ず、ステップ1
3の制御装置10により起動信号を溶接制御装置9に出
力し、これに基づいてステップ14の加圧起動信号でス
テップ15のバルブ制御によるバルブ制信号により加圧
力制御バルブ11はステップ16のエア圧調整をする。
一方、ステップ17で圧力センサ4により測定した加圧
力信号により通電可否を判断し、ステップ18で所定圧
力に到達した時にはステップ19で通電起動しトランス
12を介してスポット溶接ガン1に溶接電流を通電す
る。前記ステップ18で所定圧力に到達していないとき
にはバルブ制御のステップ15に戻り、ステップ18の
所定圧力到達まで繰り返す。
作及び機能を図5のタイムチャートと図6のスポット溶
接ガン1の動作図とによって説明する。図5の(A)に
示すようにガン加圧起動が入力されると、図5の(B)
に示すようにバルブ(加圧力制御バルブ11)が励磁さ
れ加圧ポートに切り替わり、図5の(C)に示すように
ガンは加圧を始め(図6の状態)、可動電極7がワー
クWに接触すると(図6の状態)図5の(D)に示す
ように加圧力が上昇し、その波形が安定したところで初
期加圧完了と判断し、図5の(E)に示すように通電起
動を出し、図5の(F)に示すようにワークに通電(図
6のの状態)して溶接する。この溶接完了後は図5及
び図6ので示すようにガンシリンダ5を開放状態にす
る。
(C)から(F)を圧力センサ4によって検出及び出力
して最適な加圧力と通電タイミングの制御を可能とし、
加圧力不足の通電による散り発生を防止したスポット溶
接を実現するものである。
実測するため、加圧力測定に対して途中経路の影響を受
けることがなく、リアルタイムに正確な初期加圧時間と
加圧力を計測することができる。
圧力P1,P2は同一であるため、溶接中でも加圧力の
変化を計測することができる。
点毎に最適な加圧力と通電タイミングが得られるため、
加圧力不足の通電による散り発生が防止され、溶接品質
を安定することができる利点を有している。
の側面図
加圧時の側面図
ャート
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に固定電極を備え、この固定電極と
対向する他端に圧力センサを備えたガンアームと、 前記固定電極と対向する可動電極と前記圧力センサと対
向する圧力チップとを備え、前記ガンアーム上にイコラ
イズを介して前記固定電極と圧力センサとの間で進退移
動可能に設けた前記可動電極を進退作動するガンシリン
ダと、 前記可動電極の前進加圧時における反力によるガンシリ
ンダの後退移動で前記圧力チップが押圧する前記圧力セ
ンサの電極加圧力検出信号で最適な加圧力とするよう前
記ガンシリンダに供給するエア圧の制御と、所定の加圧
力に達した時点で通電の開始制御とを行う溶接制御装置
を備えたことを特徴とするスポット溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15863598A JP3670842B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | スポット溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15863598A JP3670842B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | スポット溶接装置 |
Publications (2)
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---|---|
JPH11333566A true JPH11333566A (ja) | 1999-12-07 |
JP3670842B2 JP3670842B2 (ja) | 2005-07-13 |
Family
ID=15676031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15863598A Expired - Fee Related JP3670842B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | スポット溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3670842B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016139952A1 (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-09 | Jfeスチール株式会社 | 抵抗スポット溶接装置 |
WO2016139951A1 (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-09 | Jfeスチール株式会社 | 抵抗スポット溶接方法および溶接継手 |
JP2019147187A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | ダイハツ工業株式会社 | スポット溶接方法 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP15863598A patent/JP3670842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107427953A (zh) * | 2015-03-05 | 2017-12-01 | 杰富意钢铁株式会社 | 电阻点焊方法及焊接接头 |
CN107427953B (zh) * | 2015-03-05 | 2019-10-08 | 杰富意钢铁株式会社 | 电阻点焊方法及焊接接头 |
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US10641304B2 (en) | 2015-03-05 | 2020-05-05 | Jfe Steel Corporation | Resistance spot welding method and weld joint |
US10722972B2 (en) | 2015-03-05 | 2020-07-28 | Jfe Steel Corporation | Resistance spot welding device |
JP2019147187A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | ダイハツ工業株式会社 | スポット溶接方法 |
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