JPH11333163A - ミシンのハンドプーリの取付構造 - Google Patents

ミシンのハンドプーリの取付構造

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JPH11333163A
JPH11333163A JP14344698A JP14344698A JPH11333163A JP H11333163 A JPH11333163 A JP H11333163A JP 14344698 A JP14344698 A JP 14344698A JP 14344698 A JP14344698 A JP 14344698A JP H11333163 A JPH11333163 A JP H11333163A
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JP
Japan
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hand pulley
sewing machine
shaft
pulley
hand
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JP14344698A
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Hirotsugu Yamamoto
博嗣 山本
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油漏れの心配がなく、かつレイアウトも簡単
で、しかも作業性のよいミシンのハンドプーリの取付構
造を提供すること。 【解決手段】 ミシンの下軸4の端部をミシンフレーム
1から突出させ、この突出した下軸4に対して、直角に
ハンドプーリ10の軸10aを配設し、該ハンドプーリ
10の軸10aの端部と前記下軸4の端部とをはすばか
さ歯車11,7の噛合によって連結することで、ハンド
プーリを上軸2に連結したものに比して、作業者(縫製
者)からハンドプーリ10が近くなり、よって、ハンド
プーリ10を回し易くなって、作業性が向上する。ま
た、ハンドプーリ10がミシンフレーム1内の油溜りか
ら離れた位置に配設されるので、該ハンドプーリ10の
軸10aからの油漏れの心配がなく、また、ハンドプー
リ10のレイアウトも簡単になる。さらに、ミシンを駆
動させる際には、ハンドプーリ10を下軸4から切り離
しておくことで、ハンドプーリ10が下軸4の回転に伴
って回転することがなく、よって、糸がハンドプーリ1
0に巻き付くことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫い始めにおけ
る、ミシンの針の位置等を手動によって調整するための
ハンドプーリの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ミシンには、縫い始めに
おける、ミシンの針の位置等を調整するためのハンドプ
ーリが取付けられている。従来、このハンドプーリ10
は、例えば図4に示すように、ミシンの針駆動系を構成
する上軸2の端部をミシンフレーム1の後端部から突出
させ、この突出している上軸2の端部に直接取付けるこ
とで、上軸2をハンドプーリ10の手動回転によって回
転させるようにしたり、あるいは、図5に示すように、
ミシンフレーム1の側面側にハンドプーリ10を配設
し、このハンドプーリ10の軸に、図示しないかさ歯車
を取付ける一方で、前記上軸2の中途部にも図示しない
かさ歯車を取付け、これらかさ歯車どうしを噛合するこ
とによって、上軸2をハンドプーリ10の手動回転によ
って回転させるようにしていた。なお、図5において、
符号3はミシンモータを示し、図4および図5において
符号4は釜駆動系を構成する下軸を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ミシンで縫
製作業を行う場合、通常、ミシンフレーム1の先端部の
面部1d側に作業者(縫製者)が居るために、前記図4に
示すものにおいては、作業者(縫製者)からハンドプーリ
10が遠く離れてしまい、ハンドプーリ10を回す作業
を行い難いという問題があった。特にミシンのテーブル
の形状によっては、作業者が立ち上がりテーブルの後ま
で回らなければ、ハンドプーリ10を回すことができ
ず、非常に作業性が悪かった。また、前記図5に示すも
のにおいては、作業者からハンドプーリ10が近くなる
が、その反面、ハンドプーリ10を、油溜りがあるミシ
ンフレームの側面側から取付けているので、ハンドプー
リ10を取付けるところからの油漏れの心配があるとと
もに、ハンドプーリ10のレイアウトが難しくなるとい
う問題があった。
【0004】さらに、前記図4および図5に示すものに
おいては、いずれも上軸2にハンドプーリ10が連結さ
れたままの状態であるので、ミシンを駆動させると、上
軸2の回転に伴ってハンドプーリ10も回転することに
なるが、この場合、ミシンの糸巻きから供給される糸が
何らかの原因によって緩んだ際に、該緩んだ糸が前記ハ
ンドプーリ10に巻き付いてしまうことがあり、ミシン
による縫製作業を一時中断せざるを得ず、この点におい
ても作業性がよくなかった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、油漏れの心配がなく、かつレイアウトも簡単で、し
かも作業性のよいミシンのハンドプーリの取付構造を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のミシンのハンドプーリの取付構
造は、ミシンフレーム内に設けられて、ミシンの針駆動
系を構成する上軸と、前記ミシンフレーム内に設けられ
て、ミシンの釜駆動系を構成する下軸と、これら上下軸
を連結して連動させる連動手段とを有するミシンにおい
て、前記下軸の端部に、該下軸を手動によって回転させ
るハンドプーリを係脱自在に連結したものである。
【0007】前記上軸の端部には、該上軸を回転駆動さ
せるためのモータの軸が直結されるか、あるいはプーリ
が取付けられる。プーリが取付けられる場合、該プーリ
にベルトを掛け、このベルトをモータによって回転駆動
することで、上軸を回転させるようにする。また、前記
上下軸を連結して連動させる連動手段としては、上軸と
下軸にそれぞれプーリを取付け、これらプーリにベルト
を巻き掛けたものや、上軸と下軸にそれぞれかさ歯車を
取付けるともに、これらかさ歯車に噛合するかさ歯車が
両端部に取付けられた立軸を軸回りに回転可能に設けた
もの等が挙げられる。さらに、前記下軸の端部に、ハン
ドプーリを係脱自在に連結する手段としては、例えば、
前記下軸の端部とプーリの軸との連結部にクラッチを設
ければよい。クラッチを設ける場合、常時は、クラッチ
を切る方向に前記プーリを付勢し、ハンドプーリによっ
て下軸を回転させる場合には、前記付勢力に抗してハン
ドプーリを押し込むことで、クラッチを繋ぐようにする
のが望ましい。
【0008】請求項1のミシンのハンドプーリの取付構
造においては、ミシンの下軸の端部にハンドプーリを連
結したので、上軸に連結したものに比して、作業者(縫
製者)からハンドプーリが近くなり、よって、ハンドプ
ーリを回し易くなって、作業性が向上する。また、前記
下軸の端部にハンドプーリを連結したので、該ハンドプ
ーリがミシンフレーム内の油溜りから離れた位置に配設
されることになり、よって、該ハンドプーリの軸からの
油漏れの心配がない。さらに、前記下軸の端部にハンド
プーリを係脱自在に連結したので、ミシンを駆動させる
際には、ハンドプーリを下軸から切り離しておくこと
で、該ハンドプーリが下軸の回転に伴って回転すること
がなく、一方、ハンドプーリによって下軸を回転させる
場合は、ハンドプーリを下軸に連結すればよい。
【0009】請求項2のミシンのハンドプーリの取付構
造は、請求項1において、前記ハンドプーリの軸を、前
記下軸に対して直角に設けたものである。
【0010】前記ハンドプーリの軸を、前記下軸に対し
て直角に配設するには、例えば、ミシンフレームの後端
部から下軸を突出させるとともに、該ミシンフレームの
後端部に取付ブラケットを固定し、この取付ブラケット
に前記ハンドプーリの軸を回転自在にかつ下軸に対して
直角になるように支持して取付ければよい。また、ハン
ドプーリの軸と下軸とは、かさ歯車やはすばかさ歯車の
噛合によって、係脱自在に連結すればよい。
【0011】請求項2のミシンのハンドプーリの取付構
造においては、請求項1と同様の作用効果が得られるの
は勿論のこと、ハンドプーリの軸が下軸に対して直角で
あるので、該ハンドプーリがミシンフレームの側面側に
面して、作業者(縫製者)からさらに近くなるとともに、
ハンドプーリを回し易くなるので、作業性がさらに向上
する。
【0012】請求項3のミシンのハンドプーリの取付構
造は、請求項2において、前記ハンドプーリの軸の端部
と前記下軸の端部とを、はすばかさ歯車の噛合によって
連結したものである。
【0013】請求項3のミシンのハンドプーリの取付構
造においては、請求項2と同様の作用効果が得られるの
は勿論のこと、ハンドプーリの軸の端部と下軸の端部と
をはすばかさ歯車の噛合によって連結したので、ハンド
プーリを正回転方向に回すと、はすばかさ歯車どうしが
確実に噛合して下軸が回転し、一方、ハンドプーリを逆
回転方向に回すと、はすばかさ歯車どうしが噛合し難く
なって、下軸に回転トルクを伝達し難くなり、実質的に
は下軸が回転できず、よって、ハンドプーリの逆回しに
よる誤作動が防げる。
【0014】請求項4のミシンのハンドプーリの取付構
造は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記ミシンフ
レームの外側に前記ハンドプーリを設けたものである。
【0015】請求項4のミシンのハンドプーリの取付構
造においては、ミシンフレームの外側にハンドプーリを
設けたので、ミシンフレームに取付けられた部品を気に
する必要がなく、ハンドプーリのレイアウトが簡単にな
る。また、ハンドプーリをミシンフレーム外に配置した
ことにより、ミシンフレーム内の油を完全に隔離したの
で、油漏れの心配は全くない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のミ
シンのハンドプーリの取付構造の実施の形態の一例につ
いて説明する。図1において、符号1はミシンフレーム
を示す。このミシンフレーム1は、ベッド1aと、この
ベッド1aから起立する縦胴部1bと、この縦胴部1b
からベッド1aにほぼ平行に沿って延びるアーム1cと
から構成されており、このアーム1cの先端部が面部1
dとされている。
【0017】前記ミシンフレーム1のアーム1c内に
は、ミシンの針駆動系を構成する上軸2が軸回りに回転
可能に設けられている。また、前記アーム1cの後端部
にはミシンモータ3が設けられており、このミシンモー
タ3の回転軸が前記上軸2の右端部に連結され、該ミシ
ンモータ3により上軸2が回転駆動するようになってい
る。また、前記ミシンフレーム1のベッド1a内には、
ミシンの釜駆動系を構成する下軸4が軸回りに回転可能
にかつ前記上軸2と平行に設けられている。
【0018】また、前記上軸2の中途部には、かさ歯車
2aが上軸2と同軸に取付けられており、下軸4の中途
部には、かさ歯車4aが下軸4と同軸に取付けられてい
る。さらに、前記上軸2と下軸4との間には、上下軸
2,4を連結して連動させる連動手段5が設けられてい
る。この連動手段5は、上下軸2,4間に鉛直に、かつ
軸回りに回転自在に設けられた立軸6と、この立軸6の
上端部に、該立軸6と同軸に取付けられたかさ歯車6a
と、立軸6の下端部に、該立軸6と同軸に取付けられた
かさ歯車6bとから構成されており、前記かさ歯車6a
が上軸2のかさ歯車2aに噛合され、かさ歯車6bが下
軸4のかさ歯車4aに噛合されている。
【0019】前記下軸4の右端部は、図1および図3に
示すように、ミシンフレーム1のベッド1aの後端部か
ら突出しており、この突出した下軸4の右端部には、は
すばかさ歯車7が、下軸4と同軸に取付けられている。
また、前記ベッド1aの後端面には、取付ブラケット8
が固定されている。この取付ブラケット8は、平面視略
コ字状をなすブラケット本体8aと、このブラケット本
体8aの両端部に形成された平板状をなす取付部8b,
8bとから構成されている。そして、上記構成の取付ブ
ラケット8は、そのブラケット本体8aで前記はすばか
さ歯車7を囲むようにして配設され、前記取付部8b,
8bがボルト9…でベッド1aの後端面に固定されてい
る。
【0020】さらに、前記ブラケット本体8aには、ハ
ンドプーリ10の軸10aが軸回りに回転自在に、かつ
前記ベッド1aから突出した下軸4に対して直角に挿通
されている。前記ハンドプーリ10の軸10aの先端部
には、はすばかさ歯車11が軸10aと同軸に取付けら
れており、該はすばかさ歯車11は前記下軸4の端部の
はすばかさ歯車7に噛合可能となっており、これによっ
て、下軸4の端部にハンドプーリ10が係脱自在に連結
されるようになっている。また、前記ハンドプーリ10
と、前記ブラケット本体8aとの間には、バネ12が軸
10aに外挿された状態で設けられており、常時におい
ては、該バネ12によって、前記ハンドプーリ10が、
そのはすばかさ歯車11を前記はすばかさ歯車7から離
間するように、図3(a)において下側に付勢保持されて
いる。一方、前記ハンドプーリ10は、図3(b)に示す
ように、それを前記バネ12の付勢力に抗して押し込む
ことで、そのはすばかさ歯車11が前記はすばかさ歯車
7に噛合して、ハンドプーリ10の軸10aと前記下軸
4とを連結するようになっている。そして、前記はすば
かさ歯車11が前記はすばかさ歯車7に噛合した状態
で、前記ハンドプーリ10を作業者が正回転方向(図1
および図2において反時計方向)に回転することで、下
軸4が回転し、これによって、前記連動手段5の立軸6
を介して上軸2が回転するようになっている。
【0021】このように、本例のミシンのハンドプーリ
の取付構造によれば、ミシンフレーム1のベッド1cの
後端部から突出する下軸4の端部にハンドプーリ10を
連結したので、従来の上軸2に連結したものに比して、
作業者(縫製者)からハンドプーリ10が近くなる。しか
も、ハンドプーリ10の軸10aが下軸4に対して直角
であるので、該ハンドプーリ10がミシンフレーム1の
側面側に面して、作業者(縫製者)からさらに近くなると
ともに、作業者がハンドプーリを回し易くなって、作業
性が向上する。
【0022】また、前記下軸4の端部にハンドプーリ1
0が係脱自在に連結されているので、ミシンを駆動させ
る際には、ハンドプーリ10を下軸2から切り離してお
くことで、該ハンドプーリ10が下軸4の回転に伴って
回転することがなく、よって、糸巻きから供給される糸
が緩んでも、該糸がハンドプーリ10に巻き付くことが
ない。
【0023】さらに、ハンドプーリ10がミシンフレー
ム1内の油溜りから離れた位置に配設されるので、該ハ
ンドプーリ10の軸10aからの油漏れの心配がなく、
また、ハンドプーリ10をミシンフレーム1の後端部外
側に配したので、ミシンフレーム1に取付けられる部品
を気にする必要がなく、ハンドプーリ10のレイアウト
も簡単である。また、ハンドプーリ10の軸10aと下
軸4とをはすばかさ歯車11,7の噛合によって連結し
たので、ハンドプーリ10を正回転方向に回すことで、
下軸4にトルクが伝達されて該下軸4を確実に回転させ
ることができ、一方、ハンドプーリ10を逆回転方向に
回すことで、はすばかさ歯車11,7どうしが噛合し難
くなって、下軸4に回転トルクを伝達し難くなり、実質
的には下軸4が回転できず、よって、ハンドプーリ10
の逆回しによる誤作動を防止することができる。加え
て、前記ベッド1cの後端面に取付ブラケット8を固定
したので、該取付ブラケット8を、ミシン持ち運び用の
取っ手として使用することができる。
【0024】なお、上記の例では、本発明のミシンのハ
ンドプーリの取付構造を、上軸2の端部にミシンモータ
3を直結したダイレクトドライブ型のミシンに適用した
場合について説明したが、本発明はこれに限ることな
く、上軸2にプーリを取付け、このプーリをベルトを介
してミシンモータで駆動させるベルトドライブ型のミシ
ンにも適用できるのは勿論のことである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のミシンのハンドプーリの取付構造によれば、ミシンの
下軸の端部にハンドプーリを連結したので、上軸に連結
したものに比して、作業者(縫製者)からハンドプーリが
近くなり、よって、ハンドプーリを回し易くなって、作
業性を向上させることができる。また、前記下軸の端部
にハンドプーリを連結したので、該ハンドプーリがミシ
ンフレーム内の油溜りから離れた位置に配設されること
になり、よって、該ハンドプーリの軸からの油漏れの心
配がない。さらに、前記下軸の端部にハンドプーリを係
脱自在に連結したので、ミシンを駆動させる際には、ハ
ンドプーリを下軸から切り離しておくことで、該ハンド
プーリが下軸の回転に伴って回転することがなく、よっ
て、糸巻きから供給される糸が緩んでも、該糸がハンド
プーリに巻き付くことがない。
【0026】請求項2のミシンのハンドプーリの取付構
造によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる
のは勿論のこと、ハンドプーリの軸が下軸に対して直角
であるので、該ハンドプーリがミシンフレームの側面側
に面して、作業者(縫製者)からさらに近くなるととも
に、ハンドプーリを回し易くなるので、作業性をさらに
向上させるとができる。
【0027】請求項3のミシンのハンドプーリの取付構
造によれば、請求項2と同様の効果を得ることができる
のは勿論のこと、ハンドプーリの軸の端部と下軸の端部
とをはすばかさ歯車の噛合によって連結したので、ハン
ドプーリの正回転方向への回転によって、下軸にトルク
が伝達されて該下軸を確実に回転させることができ、一
方、ハンドプーリの逆回転方向への回転の際には、はす
ばかさ歯車どうしが噛合し難くなって、下軸に回転トル
クを伝達し難くなり、実質的には下軸が回転できず、よ
って、ハンドプーリの逆回しによる誤作動を防止するこ
とができる。
【0028】請求項4のミシンのハンドプーリの取付構
造によれば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果を得
ることができるのは勿論のこと、ミシンフレームの外側
にハンドプーリを設けたので、ミシンフレームに取付け
られた部品を気にすることなく、ハンドプーリのレイア
ウトを簡単に行うことができる。また、ハンドプーリを
ミシンフレーム外に配置したことにより、ミシンフレー
ム内の油を完全に隔離したので、油漏れの心配は全くな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミシンのハンドプーリの取付構造の一
例を示すもので、ミシンの概略構成を示す斜視図であ
る。
【図2】同、ハンドプーリの取付構造の要部を示す斜視
図である。
【図3】同、ハンドプーリの取付構造の要部を示すもの
であり、(a)ははすばかさ歯車が離間している状態、
(b)はははすばかさ歯車が噛合している状態を示す平断
面図である。
【図4】従来のミシンのハンドプーリの取付構造の一例
を示すもので、ミシンの概略構成を示す斜視図である。
【図5】従来のミシンのハンドプーリの取付構造の他の
例を示すもので、ミシンの概略構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ミシンフレーム 2 上軸 4 下軸 5 連動手段 7,11 はすばかさ歯車 10 ハンドプーリ 10a ハンドプーリの軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンフレーム内に設けられて、ミシン
    の針駆動系を構成する上軸と、前記ミシンフレーム内に
    設けられて、ミシンの釜駆動系を構成する下軸と、これ
    ら上下軸を連結して連動させる連動手段とを有するミシ
    ンにおいて、 前記下軸の端部に、該下軸を手動によって回転させるハ
    ンドプーリを係脱自在に連結したことを特徴とするミシ
    ンのハンドプーリの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ハンドプーリの軸を、前記下軸に対
    して直角に設けたことを特徴とする請求項1記載のミシ
    ンのハンドプーリの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記ハンドプーリの軸の端部と前記下軸
    の端部とを、はすばかさ歯車の噛合によって連結したこ
    とを特徴とする請求項2記載のミシンのハンドプーリの
    取付構造。
  4. 【請求項4】 前記ミシンフレームの外側に前記ハンド
    プーリを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のミシンのハンドプーリの取付構造。
JP14344698A 1998-05-25 1998-05-25 ミシンのハンドプーリの取付構造 Pending JPH11333163A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007029433A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Brother Ind Ltd 穴かがり縫いミシン
KR101471985B1 (ko) * 2007-08-30 2014-12-12 쥬키 가부시키가이샤 재봉기의 가마맞춤장치
CN113774568A (zh) * 2021-09-28 2021-12-10 广东佛罗米服饰集团有限公司 一种新型服装设计裁缝装置

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